ECサイト構築ツール18選比較。課題別の選び方と費用相場を解説

「ECサイト構築ツールが多すぎて、自社に合うものが分からない」
「ASP・パッケージ・クラウドECの違いを整理したい」

ECサイトの立ち上げやリプレイスを検討し始めると、必ずぶつかる悩みです。

EC運営者400人を対象にした調査では、EC業務の課題として「集客」(56.3%)「リピート購入」(40.0%)「客単価が上がらない」(26.3%)が上位に挙がっています。つまりツール選びの正解は「機能が多いもの」ではなく、自社がいま抱えている課題を解けるものです。

本記事では、ECサイト構築ツールを課題別の5タイプに分類し、おすすめのサービスを比較します。費用相場・比較ポイントに加え、自社に合うタイプが分かる診断ツールもご用意しました。

ECサイト構築ツールとは?

ECサイト構築ツールとは、商品の陳列・カート・決済・受注管理といったネットショップに必要な機能をパッケージ化し、専門知識がなくてもECサイトを立ち上げ・運営できるようにしたシステムです。

本来、ECサイトをゼロから作るにはHTMLやプログラミングの知識に加えて、決済システムの実装やセキュリティ対応まで必要になります。構築ツールを使えばこれらが標準機能として用意されているため、最短で当日中に開店できるサービスもあります。

一方で、ツールによって「作り込める範囲」と「かかる費用」はまったく違います。無料で始められるものから初期費用1,000万円を超えるものまであるため、まずは構築方法の全体像を押さえることが大切です。

ECサイトの構築方法は大きく5種類

ECサイトの構築方法は、大きく次の5種類に分かれます。ツールを比較する前に、自社がどの構築方法を選ぶべきかを把握しておきましょう。

構築方法特徴カスタマイズ性向いている年商規模
ASP(SaaS)ベンダーが提供するクラウド上のシステムを月額で利用。
サーバー不要で最短即日開店。
低〜中〜10億円
オープンソース無償公開されたソースコードを自社サーバーに構築。
改修の自由度は高いが保守は自社負担。
高1億〜10億円
パッケージECに必要な機能をまとめた製品を購入し、自社仕様に開発。
買い切り型で大規模向け。
高10億円〜
クラウドECパッケージ相当の機能をクラウドで提供。
自動アップデートされ、カスタマイズにも対応。
中〜高10億円〜
フルスクラッチゼロから独自開発。
要件を完全に反映できるが、費用と期間は最大。
最高数十億円〜

近年は、パッケージの自由度とASPの手軽さを両立したクラウドECを選ぶ中堅・大手企業が増えています。反対に、年商1億円以下の段階でパッケージやフルスクラッチを選ぶと、初期投資を回収できないまま運用コストだけが重くのしかかります。

なお、ツールを自社で選ばず制作会社にまとめて相談したい場合は、構築の外注という選択肢もあります。構築方法ごとの外注費用を先に把握しておきたい方は、以下の記事も参考にしてください。

関連記事:ECサイト制作・構築会社おすすめ20選比較。費用相場・構築方法・失敗しない選び方

ECサイト構築ツールでできること

ECサイト構築ツールは「サイトを作る」だけのツールではありません。受注処理や顧客管理、販促まで含めたEC運営の業務基盤として機能します。

以下は、多くのツールが標準またはオプションで備えている機能を整理したものです。

商品・在庫管理商品情報・価格・在庫数の登録と更新。バリエーションやセット商品の設定にも対応。
カート・決済カート機能と、クレジットカード・コンビニ払い・ID決済・後払いなどの決済手段を提供。
受注・出荷管理注文受付から送り状発行・出荷指示までを一元管理。ステータス更新やメール送信の自動化も可能。
顧客管理・CRM会員情報と購入履歴の管理。会員ランク・ポイント付与・セグメント抽出に対応。
販促・マーケティングクーポン、メルマガ、ステップメール、レコメンド、カゴ落ちリカバリーなど。
サイト構築・デザインテンプレートやCMS機能によるページ作成。SEO設定やLP作成に対応するものも。
外部連携モール・POS・ERP・WMS・会計ソフトとのデータ連携。API公開の有無で幅が変わる。
分析・レポート売上・訪問者数・広告経路別の分析。LTVや定期継続率まで出せるものもある。

重要なのは、これらの機能がどこまで標準搭載されているかです。同じ「定期購入」でも、標準機能として使えるツールと月額オプションで追加するツールがあり、実際の支払額は大きく変わります。

このうち購入手続きの中核を担うのがカート機能です。カートまわりの機能や決済手段の対応範囲を軸に比較したい方は、以下の記事も参考にしてください。

関連記事:ECカートシステム18選比較。事業フェーズ別の選び方と費用相場を解説

ECサイト構築ツールの費用相場

ECサイト構築ツールの費用は、構築方法によって月額0円から数千万円規模まで開きがあります。以下は構築方法別の相場観です。

構築方法初期費用の目安月額費用の目安向いている年商規模
ASP(無料〜低額)0〜3万円0〜1万円〜1億円
ASP(高機能)3万〜30万円1万〜10万円1億〜10億円
オープンソース〜10万円(別途制作費)10万円〜1億〜10億円
クラウドEC50万〜数百万円数万〜数十万円10億円〜
パッケージ300万円〜10万円〜10億円〜
フルスクラッチ1,000万円〜数十万円〜数十億円〜

年商1億円未満であればASPで十分に運用でき、年商1億円を超えたあたりから高機能ASPやクラウドECが選択肢に入ります。年商10億円以上になると、基幹システム連携や独自要件への対応が必要になり、パッケージ・クラウドECが中心となります。

ECサイト構築ツールを選ぶ際に確認すべき5つの比較ポイント

ECサイト構築ツールは「どれも同じ」ではありません。自社の事業規模・商材・課題によって最適解が変わります。ここでは、選定時に必ず確認すべき5つのポイントを解説します。

  1. 想定している事業規模・年商レンジに合っているか
  2. 商材の売り方(単発/定期購入/BtoB取引)に対応しているか
  3. 集客・販促機能の充実度
  4. 受注・在庫・物流・基幹システムとの連携
  5. カスタマイズ性とサポート体制

1. 想定している事業規模・年商レンジに合っているか

ECサイト構築ツールには、それぞれ想定している事業規模があります。年商1億円未満の事業者が大規模向けパッケージを導入すると、使わない機能に高額な費用を払い続けることになりますし、逆に年商が伸びてから低機能なASPを使い続けると、商品点数や受注件数の上限に引っかかって運用が止まります。

判断の目安は、現在の年商ではなく「3年後に到達したい年商」です。事業計画上の到達点がツールの想定レンジ内に収まっているかを確認しましょう。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 商品点数・会員数・受注件数の上限は自社の計画に足りるか
  • 年商が伸びた際に、上位プランへ移行できる設計か
  • プラン変更時にサイトの作り直しが発生しないか

2. 商材の売り方(単発/定期購入/BtoB取引)に対応しているか

同じECでも、単発購入・定期購入・法人取引では必要な機能がまったく違います。化粧品や健康食品のように定期購入が売上の柱になる商材では、定期コースの管理・スキップ・サイクル変更・引き上げ施策といった機能が不可欠です。

法人向けの卸販売であれば、掛け売りや請求書払い、取引先ごとに単価が変わる顧客別価格、発注前の承認フローが必要になります。これらは一般的なBtoC向けツールには搭載されていないことが多く、後から追加開発すると高額になります。

決済手段の選択肢も、購入率に直結する要素です。自社の顧客層が使う決済に対応できるかを整理しておきたい方は、以下の記事も参考にしてください。

関連記事:EC決済代行サービスおすすめ15選比較。手数料・タイプ別の選び方と導入メリットを解説

3. 集客・販促機能の充実度

EC運営者への調査では、課題の1位が「集客」(56.3%)でした。サイトを作っただけでは売れないため、ツール側にどれだけ集客・販促の仕組みが備わっているかは重要な比較軸になります。

具体的には、SEOに必要なメタ情報やURL設計の自由度、Google広告・Instagram・LINEなど外部チャネルとの連携、クーポンやポイント、カゴ落ちメールといったCVR改善機能が該当します。ツール標準で対応できれば外部ツールの契約が不要になり、運用コストも抑えられます。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • ページごとにタイトル・ディスクリプション・URLを設定できるか
  • SNS・広告媒体との連携が標準機能に含まれているか
  • メルマガ・ステップメール・レコメンドを追加費用なしで使えるか

4. 受注・在庫・物流・基幹システムとの連携

ECサイトのリプレイスを検討する企業が挙げる理由として多いのが、「受発注管理システムやPOSと自動連携できない」「楽天・Amazonなどモール店舗の在庫を連携できない」という点です。EC単体では完結せず、社内の他システムと繋がるかどうかが運用効率を左右します。

実店舗を持っている場合はPOS連携と在庫の一元化、複数チャネルで販売している場合はモール在庫との同期、出荷量が多い場合は倉庫管理システムとの連携が必要になります。API公開の有無と、標準連携済みのサービス一覧を必ず確認しましょう。

出荷件数が増えて庫内業務がボトルネックになっている場合は、EC側だけでなく物流側の仕組みも見直す必要があります。

関連記事:物流管理システム18選比較。費用シミュレーションとタイプ別の選び方を解説

5. カスタマイズ性とサポート体制

カスタマイズ性は高ければ良いというものではありません。作り込むほど改修コストが増え、バージョンアップの追従も難しくなります。自社が本当に譲れない要件だけを洗い出し、それが標準機能かオプションで実現できるかを確認するのが現実的です。

あわせて見ておきたいのがサポート体制です。EC運営は少人数の兼任チームで回している企業が多く、導入時の設定支援や運用中の問い合わせ対応の手厚さが、そのまま立ち上がりの速さに直結します。電話・チャットの対応時間、専任担当の有無、初期構築の代行範囲を比較しましょう。

運用まで含めて外部に任せたい場合は、ツール導入と並行して運営代行の活用も検討できます。

関連記事:EC運営代行おすすめ23選比較。費用相場と月商別の選び方

ECサイト構築ツールの選び方

ここまでで構築方法と比較ポイントを整理してきました。とはいえ、実際に選ぶ段階では「結局どのツール群を見ればいいのか」で迷います。

本記事では、ECサイト構築ツールを解決したい課題を軸に5つのタイプに分類しました。自社がどのタイプに当てはまるかを意識しながら読み進めてみてください。

  1. スモールスタート型(まずは低コストでECを立ち上げたい場合)
  2. 集客・販促強化型(サイトはあるが売上が伸びず、集客を強化したい場合)
  3. 単品リピート通販・D2C型(定期購入とLTVが売上の柱になる場合)
  4. BtoB EC型(卸・代理店向けに掛け売りや顧客別価格が必要な場合)
  5. 大規模・基幹連携型(基幹システムや実店舗と繋いで全社最適したい場合)

1. スモールスタート型(まずは低コストでECを立ち上げたい場合)

これからECを立ち上げる、あるいは立ち上げ直後で年商1億円に届いていない段階の企業に向いたタイプです。初期費用と月額費用が無料〜数千円に抑えられており、テンプレートを選んで商品を登録すれば当日中に開店できます。

売上が小さいうちは月額固定費より決済手数料型のほうが有利になるため、「売れてから費用が発生する」料金体系のツールが中心です。専任担当を置かず、兼任1人で運用する体制とも相性がよいタイプといえます。

一方で、デザインや機能のカスタマイズ範囲は限られます。将来的に作り込みが必要になった時点で、上位プランや別ツールへの移行を検討することになります。

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
BASE
月額 0円〜(決済手数料3.6%+40円/サービス利用料3%)
スモールスタート型
260万ショップが利用。最短30秒で開設でき、売れてから費用が発生する設計
STORES
月額 0円〜(スタンダード 月額3,300円・税込)
スモールスタート型
POSレジ・キャッシュレス決済と一体で使え、実店舗の在庫と一元管理できる
カラーミーショップ
月額 0円〜(レギュラー 初期3,300円/月額4,950円・税込)
スモールスタート型
無料から月額3.5万円まで4段階。売上規模に応じて決済手数料が下がる
Square オンラインビジネス
月額 0円〜(有料プラン 月額3,375円〜)
スモールスタート型
対面決済のSquareと同一アカウントで運用でき、実店舗併設に強い

このタイプのECサイト構築ツールを見る ⇩

2. 集客・販促強化型(サイトはあるが売上が伸びず、集客を強化したい場合)

すでにECを運営していて、「アクセスが集まらない」「訪問はあるが買われない」という壁に当たっている企業に向いたタイプです。EC運営者の課題1位が集客であることからも、多くの事業者がこの段階で足踏みしています。

このタイプのツールは、SEO設定の自由度、SNS・広告媒体との連携、クーポンやレコメンド、カゴ落ちリカバリーといった販促機能を標準または安価なオプションで備えています。デザインの自由度も高く、ブランドの世界観を表現しながら回遊率を高められる点が特徴です。

年商数千万円〜10億円規模で、専任担当あるいは少人数のECチームがいて、施策を継続的に回していける体制がある企業に適しています。

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
Shopify
月額 3,650円〜(Basic・年払い)
集客・販促強化型
世界基準のアプリストアで機能拡張。越境ECと多通貨販売に強い
makeshop
初期 11,000円/月額 13,750円〜(プレミアム)
集客・販促強化型
販促機能の標準搭載数が多く、上位プランは売上手数料0円
futureshop
初期 22,000円〜/月額 27,000円〜
集客・販促強化型
独自CMSでデザイン自由度が高い。利用企業の平均年商8,739万円
Eストアー ショップサーブ
初期 30,000円/月額 25,000円〜(プラン4S)
集客・販促強化型
全プランで専任担当の無料サポート付き。300以上の標準機能を搭載

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3. 単品リピート通販・D2C型(定期購入とLTVが売上の柱になる場合)

化粧品・健康食品・食品など、特定商品を繰り返し購入してもらうビジネスモデルに特化したタイプです。EC運営者の課題2位が「リピート購入」であることからも分かるとおり、リピートの設計は多くの事業者にとって難所になっています。

このタイプのツールは、定期コースの管理、お届けサイクルの変更・スキップ、初回単品購入から定期への引き上げ、同梱物やステップメールによるCRM施策までが標準機能として組み込まれています。LP一体型の購入フォームなど、広告からの直接購入を前提とした導線設計に強いのも特徴です。

汎用型のECツールでも定期購入オプションはありますが、LTVや継続率の分析、解約抑止の施策まで踏み込むなら、はじめから特化型を選んだほうが結果的に安く済みます。

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
ecforce
要問い合わせ
単品リピート通販・D2C型
契約1,500社超・継続率99.7%。D2Cブランドの立ち上げ支援まで一気通貫
リピストX(リピストクロス)
要問い合わせ
単品リピート通販・D2C型
チャット形式の購入フォームや変動サイクル定期など、引き上げ導線が豊富
サブスクストア
月額 49,800円〜(税抜)
単品リピート通販・D2C型
年間取引総額1,200億円超。頒布会・LP一体型フォームまで標準対応
スマレジEC・リピート
要問い合わせ
単品リピート通販・D2C型
受注から送り状発行までを自動化。スマレジのPOSと連携できる

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4. BtoB EC型(卸・代理店向けに掛け売りや顧客別価格が必要な場合)

法人・卸・代理店を相手にした取引をEC化したい企業に向いたタイプです。BtoB取引には、掛け売り(請求書払い)、取引先ごとに異なる顧客別価格、発注前の承認フロー、見積依頼・回答といった、BtoCにはない要件があります。

これらは一般的なBtoC向けツールには搭載されておらず、後から追加開発すると数百万円単位の費用が発生します。また、既存の販売管理システムに登録された取引先マスタや単価マスタとの連携が前提になるケースがほとんどで、基幹システムとの接続実績も重要な選定基準になります。

FAX・電話・メールで受けている受発注を効率化したい、営業担当の受注処理工数を削減したい、といった課題を持つ企業が主な対象です。

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
Bカート
初期 80,000円/月額 9,800円〜(税別)
BtoB EC型
導入2,500社超のBtoB特化ASP。SKU数上限なしで即日スモールスタート可能
アラジンEC
初期 400万円〜/月額 7万円〜(小規模カスタマイズ時)
BtoB EC型
BtoB企業5,000社以上の支援実績。基幹システム連携の実績が豊富
EC-Rider B2B
要問い合わせ
BtoB EC型
見積依頼・回答や未来在庫照会など、法人取引特有の商流を標準搭載

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5. 大規模・基幹連携型(基幹システムや実店舗と繋いで全社最適したい場合)

年商10億円以上、あるいは複数チャネル・複数ブランドを展開している企業に向いたタイプです。リプレイスの理由として挙がる「ERP・POS・WMSと自動連携できない」「モール在庫を連携できない」「実店舗を含めた顧客情報を一元化できない」といった課題を解決します。

このタイプのツールは、APIによる柔軟なカスタマイズと、基幹システム・倉庫・実店舗との連携を前提に設計されています。特殊な商流やギフト商材への対応、多言語・多通貨といったグローバル展開にも対応できるものが多く、要件が複雑なほど選択肢はここに絞られていきます。

その分、初期費用は数百万円〜、月額も数十万円規模になります。部分最適では限界を感じており、EC・店舗・基幹をまとめて整理したいという段階の企業に適したタイプです。

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
ecbeing
要問い合わせ
大規模・基幹連携型
中堅・大手向けで18年連続シェアNo.1。1,600サイト超の構築実績
ebisumart
要問い合わせ
大規模・基幹連携型
クラウド型で9年連続シェアNo.1。APIでフルカスタマイズしつつ自動更新
W2 Commerce
要問い合わせ
大規模・基幹連携型
1,000以上の標準機能を搭載し、BtoC・定期・BtoB・越境を1基盤でカバー

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ECサイト構築ツール一覧比較表

以下は、本記事で紹介するECサイト構築ツールの一覧比較表です。

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
BASE
月額 0円〜(決済手数料3.6%+40円/サービス利用料3%)
スモールスタート型
260万ショップが利用。最短30秒で開設でき、売れてから費用が発生する設計
STORES
月額 0円〜(スタンダード 月額3,300円・税込)
スモールスタート型
POSレジ・キャッシュレス決済と一体で使え、実店舗の在庫と一元管理できる
カラーミーショップ
月額 0円〜(レギュラー 初期3,300円/月額4,950円・税込)
スモールスタート型
無料から月額3.5万円まで4段階。売上規模に応じて決済手数料が下がる
Square オンラインビジネス
月額 0円〜(有料プラン 月額3,375円〜)
スモールスタート型
対面決済のSquareと同一アカウントで運用でき、実店舗併設に強い
Shopify
月額 3,650円〜(Basic・年払い)
集客・販促強化型
世界基準のアプリストアで機能拡張。越境ECと多通貨販売に強い
makeshop
初期 11,000円/月額 13,750円〜(プレミアム)
集客・販促強化型
販促機能の標準搭載数が多く、上位プランは売上手数料0円
futureshop
初期 22,000円〜/月額 27,000円〜
集客・販促強化型
独自CMSでデザイン自由度が高い。利用企業の平均年商8,739万円
Eストアー ショップサーブ
初期 30,000円/月額 25,000円〜(プラン4S)
集客・販促強化型
全プランで専任担当の無料サポート付き。300以上の標準機能を搭載
ecforce
要問い合わせ
単品リピート通販・D2C型
契約1,500社超・継続率99.7%。D2Cブランドの立ち上げ支援まで一気通貫
リピストX(リピストクロス)
要問い合わせ
単品リピート通販・D2C型
チャット形式の購入フォームや変動サイクル定期など、引き上げ導線が豊富
サブスクストア
月額 49,800円〜(税抜)
単品リピート通販・D2C型
年間取引総額1,200億円超。頒布会・LP一体型フォームまで標準対応
スマレジEC・リピート
要問い合わせ
単品リピート通販・D2C型
受注から送り状発行までを自動化。スマレジのPOSと連携できる
Bカート
初期 80,000円/月額 9,800円〜(税別)
BtoB EC型
導入2,500社超のBtoB特化ASP。SKU数上限なしで即日スモールスタート可能
アラジンEC
初期 400万円〜/月額 7万円〜(小規模カスタマイズ時)
BtoB EC型
BtoB企業5,000社以上の支援実績。基幹システム連携の実績が豊富
EC-Rider B2B
要問い合わせ
BtoB EC型
見積依頼・回答や未来在庫照会など、法人取引特有の商流を標準搭載
ecbeing
要問い合わせ
大規模・基幹連携型
中堅・大手向けで18年連続シェアNo.1。1,600サイト超の構築実績
ebisumart
要問い合わせ
大規模・基幹連携型
クラウド型で9年連続シェアNo.1。APIでフルカスタマイズしつつ自動更新
W2 Commerce
要問い合わせ
大規模・基幹連携型
1,000以上の標準機能を搭載し、BtoC・定期・BtoB・越境を1基盤でカバー

上記で自社に合うタイプの会社・サービスを絞り込みたい方は、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

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8つの質問に答えるだけで、自社の課題に最適なECサイト構築ツールのタイプがわかります。

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    【スモールスタート型】でおすすめのECサイト構築ツール

    まずは低コストでECを立ち上げたい企業におすすめのツールを紹介します。

    BASE(BASE株式会社)

    引用:BASE

    初期費用・月額費用0円から始められる、国内最大級のネットショップ作成サービスです。260万ショップに導入されており、最短30秒でショップを開設できます。売れるまで固定費が発生しないため、テスト販売や副業規模のスタートにも向いています。

    料金プランは2種類あり、スタンダードプランは月額0円で決済手数料3.6%+40円とサービス利用料3%が発生します。月商が一定を超えるとグロースプラン(月額19,980円/年払い時は月あたり16,580円)に切り替えたほうが安くなり、決済手数料2.9%・サービス利用料0円で運用できます。

    Instagram連携や抽選販売といった販促機能、スマートフォンからの発送・在庫管理、資金調達機能「YELL BANK」まで用意されており、少人数でも1日30分程度の運用で回している事業者が多いのも特徴です。

    向いている事業規模立ち上げ〜年商1億円未満
    得意な売り方・商材単発購入。小ロット・少品種のオリジナル商品
    集客・販促機能Instagram連携、抽選販売、PAY IDアプリ掲載
    外部連携・カスタマイズ性拡張機能(App)で追加。デザインはテンプレート+HTML編集
    料金目安月額 0円〜(決済手数料3.6%+40円/サービス利用料3%)。グロースプランは月額19,980円

    STORES(STORES株式会社)

    引用:STORES

    ネットショップとPOSレジ・キャッシュレス決済をひとつのアカウントで運用できるのがSTORESの特徴です。48種類のテンプレートから選ぶだけで、専門知識がなくてもショップを公開できます。

    料金はフリープラン(月額0円・決済手数料5.5%〜)とスタンダードプラン(年間契約時 月額3,300円・税込/決済手数料3.6%〜)の2種類です。スタンダードプランではPOSレジの有料版などが追加料金なしで使えるため、実店舗とネットショップの在庫を一元管理できます。

    予約販売・定期便・シークレット販売・海外販売にも対応しており、Google Merchant CenterやInstagramとの自動連携、freeeやマネーフォワードなど会計ソフトとの連携も用意されています。実店舗を持つ小売事業者がECを始める際の第一候補になりやすいツールです。

    向いている事業規模立ち上げ〜年商1億円未満
    得意な売り方・商材単発購入。実店舗を併設する小売・飲食・アパレル
    集客・販促機能Instagram・Google Merchant Center自動連携、クーポン
    外部連携・カスタマイズ性POSレジ・ネクストエンジン・会計ソフトと連携。テンプレート48種
    料金目安月額 0円〜。スタンダードプランは月額3,300円(税込・年間契約時)

    カラーミーショップ(GMOペパボ株式会社)

    引用:カラーミーショップ

    無料プランから月額3.5万円のプレミアムプランまで、成長段階に合わせて4段階で移行できるASP型ECカートです。プランが上がるほどクレジットカード決済手数料が下がるため、売上の伸びに合わせて手数料負担を抑えられます。

    レギュラープランは初期費用3,300円・月額4,950円(税込)で決済手数料3.4%〜、ラージプランは初期費用3,300円・月額9,595円(税込)で決済手数料3.19%〜、プレミアムプランは初期費用22,000円・月額35,640円〜(税込)で決済手数料2.99%〜という構成です。

    HTML・CSSを自由に編集できるためデザインの自由度が高く、アプリストアによる機能拡張にも対応しています。無料で始めて年商数億円規模まで同じ環境で運用できる点が、スモールスタート型のなかでは特に強みといえます。

    向いている事業規模立ち上げ〜年商数億円
    得意な売り方・商材単発購入。多品種を扱う物販全般
    集客・販促機能クーポン、メルマガ、アプリストアによる販促機能の追加
    外部連携・カスタマイズ性HTML・CSSを自由に編集可能。アプリストアで機能拡張
    料金目安フリープラン 月額0円/レギュラー 初期3,300円・月額4,950円(税込)〜

    Square オンラインビジネス(Square株式会社)

    引用:Square オンラインビジネス

    対面決済のSquareと同じアカウントでネットショップを運営できるサービスです。実店舗のPOSと在庫・売上を統合できるため、店舗とECを並行して運営する事業者に適しています。

    無料プランは初期費用・月額費用ともに0円で、決済手数料は3.6%です。有料プランは月額3,375円からで、カスタムドメイン(通常3,025円/年)が無料になるほか、プレミアムプランでは決済手数料が3.3%に下がります。年間決済額が3,000万円以上の事業者向けには個別料金の相談も可能です。

    飲食店のテイクアウト受付や予約販売など、小売以外の業態でも使いやすい設計になっている点も特徴です。

    向いている事業規模立ち上げ〜年商1億円未満
    得意な売り方・商材単発購入。実店舗併設の小売・飲食・サービス業
    集客・販促機能SEO設定、クーポン、メール配信
    外部連携・カスタマイズ性Square POS・在庫管理と統合。テンプレートベースの編集
    料金目安無料プラン 月額0円(決済手数料3.6%)/有料プラン 月額3,375円〜

    【集客・販促強化型】でおすすめのECサイト構築ツール

    集客と販促を強化して売上を伸ばしたい企業におすすめのツールを紹介します。

    Shopify(Shopify Japan株式会社)

    引用:Shopify

    世界基準のアプリストアで機能を自由に拡張できる、グローバルシェア上位のECプラットフォームです。標準機能に加えて数千種類のアプリから必要なものを追加できるため、集客・販促施策の幅は国内ツールのなかでも群を抜いています。

    料金はBasicが月額4,850円(年払い時3,650円)、Growが月額13,500円(同10,100円)、Advancedが月額58,500円(同44,000円)、大規模向けのPlusが月額368,000円〜という構成です。プランが上がるほどオンラインのカード決済手数料が下がります。

    多通貨・多言語に標準対応しており、越境ECを視野に入れる企業にも適しています。一方で、アプリを追加するほど月額の実質負担が増えるため、必要な施策を絞って導入する設計力が求められます。

    向いている事業規模年商数千万円〜10億円(Plusは10億円以上)
    得意な売り方・商材単発購入・越境EC。ブランド性の高いD2C商材
    集客・販促機能アプリストアで拡張。SNS・広告連携、多通貨販売
    外部連携・カスタマイズ性API公開。テーマをLiquidで自由に編集可能
    料金目安Basic 月額3,650円〜(年払い)/Plus 月額368,000円〜

    Shopifyでのサイト構築やカスタマイズを外部に依頼したい場合は、対応できる制作会社の比較も参考にしてください。

    関連記事:Shopify制作会社おすすめ16選比較。業種・タイプ別の選び方から費用相場まで

    makeshop(GMOメイクショップ株式会社)

    引用:makeshop

    販促機能の標準搭載数の多さと、上位プランでの売上手数料0円が特徴のASP型ECカートです。集客から接客、リピート施策までをオプション追加なしで運用したい事業者に向いています。

    料金はプレミアムプランが初期費用11,000円・月額13,750円、エンタープライズプランが初期費用11,000円・月額55,000円という構成です。エンタープライズプランでは売上手数料が0円になり、決済手数料も3.14%まで下がるため、月商が大きくなるほど有利になります。

    デザインテンプレートに加えてHTML・CSSの編集にも対応しており、ブランドの世界観を作り込みながら販促施策を回せる設計です。

    向いている事業規模年商数千万円〜10億円
    得意な売り方・商材単発購入。多品種・多SKUの物販
    集客・販促機能クーポン、メルマガ、レコメンド、SNS連携を標準搭載
    外部連携・カスタマイズ性HTML・CSS編集に対応。外部システム連携用のAPIを提供
    料金目安プレミアム 初期11,000円・月額13,750円/エンタープライズ 初期11,000円・月額55,000円

    futureshop(株式会社フューチャーショップ)

    引用:futureshop

    独自CMS「commerce creator」により、ASPでありながらデザインの自由度が高いSaaS型ECプラットフォームです。利用企業の平均年商は8,739万円、平均成長率121.2%と公表されており、5店舗に1店舗が年商1億円を突破しています。

    料金は規模別に5段階用意されており、futureshop 50が初期費用22,000円・月額27,000円、futureshop 10000が初期費用52,000円・月額64,000円という構成です。定期購入・頒布会(月額5,000円)、レコメンド機能(月額12,000円〜)などはオプションとして追加します。

    実店舗との連携を強化したい場合は「futureshop omni-channel」(初期費用752,000円・月額167,000円)を選ぶことで、店舗受取(BOPIS)や実店舗在庫のEC表示、POS連携によるポイント統合が可能になります。

    向いている事業規模年商数千万円〜10億円
    得意な売り方・商材単発購入・定期購入。アパレル・食品などブランド商材
    集客・販促機能SEO施策機能、SNS連携、AIレコメンド、会員ステージ
    外部連携・カスタマイズ性独自CMSでデザイン自由度が高い。omni-channelでPOS連携
    料金目安初期 22,000円〜/月額 27,000円〜(omni-channelは初期752,000円・月額167,000円)

    Eストアー ショップサーブ(株式会社Eストアー)

    引用:Eストアー ショップサーブ

    全プランで経験豊富な担当者による無料サポートが付くのがショップサーブの特徴です。創業26年で11万社以上の支援実績があり、現在6,000店舗が利用しています。少人数体制で運用する企業でも、伴走してもらいながら施策を進められます。

    料金はプラン4Sで開通料30,000円・月額25,000円(年払い時275,000円)という構成です。加えて注文処理手数料が1受注あたり34円かかります。300以上の標準機能を備えており、商品・在庫管理から顧客分析まで追加契約なしでカバーできます。

    利用企業の年間売上成長率は119.86%(2023年実績)と公表されており、サポートを起点に売上を伸ばしたい事業者に適したツールです。

    向いている事業規模年商数千万円〜10億円
    得意な売り方・商材単発購入・定期購入。BtoC全般
    集客・販促機能300以上の標準機能に販促・顧客分析を内包
    外部連携・カスタマイズ性外部システム連携に対応。デザインはテンプレート+カスタマイズ
    料金目安開通料 30,000円/月額 25,000円〜(注文処理手数料 34円/受注)

    【単品リピート通販・D2C型】でおすすめのECサイト構築ツール

    定期購入とLTVを伸ばしたい企業におすすめのツールを紹介します。

    ecforce(株式会社SUPER STUDIO)

    引用:ecforce

    D2C・単品リピート通販に特化したコマースプラットフォームで、契約件数は1,500社以上(2024年10月末時点)、継続率は99.7%と公表されています。コスメ・健康食品・食品・アパレルといった、定期購入と相性のよい商材で多く採用されています。

    カート機能に加えて、データ統合・分析を担うData Solution、ブランド立ち上げを支援するConsultingまでを提供しており、システムだけでなく事業運営そのものを支援する体制が特徴です。AIを前提としたシステム基盤への刷新も進めています。

    向いている事業規模年商1億円〜数十億円
    得意な売り方・商材定期購入・単品リピート。コスメ、健康食品、食品、アパレル
    集客・販促機能広告連携、LTV分析、引き上げ・同梱物施策に対応
    外部連携・カスタマイズ性データ統合基盤を提供。外部システム連携に対応
    料金目安要問い合わせ

    リピストX(リピストクロス)(株式会社リピスト)

    引用:リピストX

    単品・リピート通販カート「リピスト」の後継として提供されている、引き上げ導線に強いカートシステムです。定期通販事業者だけでなく、広告代理店やWeb制作会社が運用に関わるケースを想定した設計になっています。

    特徴的なのは購入導線まわりの機能です。チャット形式で購入が完結するフォーム、確認・完了ページでの単品購入から定期コースへの引き上げ、複数商品から一定点数を選んで購入する「よりどり販売」、お届けサイクルが変動する定期購入などが用意されています。

    広告代理店やWeb制作会社に権限を付与できるため、外部パートナーと連携しながら運用を進めたい事業者にも適しています。公式サイトに料金の記載がないため、費用は個別見積もりとなります。

    向いている事業規模年商数千万円〜数十億円
    得意な売り方・商材定期購入・単品リピート。コスメ、健康食品
    集客・販促機能チャット型購入フォーム、完了ページでの定期引き上げ
    外部連携・カスタマイズ性外部パートナーへの権限付与に対応
    料金目安要問い合わせ

    サブスクストア(テモナ株式会社)

    引用:サブスクストア

    定期購入・頒布会の管理に特化したクラウド型のカートシステムです。導入アカウント数は1,000以上、年間取引総額は1,200億円以上と公表されており、単品リピート通販の分野で高いシェアを持っています。

    注文管理(定期・頒布会)、顧客管理とCRM/販促機能、出荷管理、広告分析、問い合わせ管理までを一元化できます。CVR改善のためのLP一体型フォームも標準で用意されており、広告経由の獲得を主軸にする事業者と相性のよい構成です。

    導入事例は化粧品・健康食品に加えて、宅配食品や産地直送品など食品分野にも広がっています。料金ページには月額49,800円〜(税抜)の表示があり、プランは3種類(スタンダード/プレミアム/エキスパート)用意されています。

    向いている事業規模年商1億円〜数十億円
    得意な売り方・商材定期購入・頒布会。化粧品、健康食品、食品
    集客・販促機能LP一体型フォーム、広告分析、CRM・販促機能
    外部連携・カスタマイズ性出荷・決済まわりの外部連携に対応
    料金目安月額 49,800円〜(税抜)

    スマレジEC・リピート(株式会社スマレジ)

    引用:スマレジEC・リピート

    定期通販に特化したカートシステムで、受注から送り状発行・発送までを自動化できるのが特徴です。旧「楽楽リピート」から、POSレジのスマレジグループのサービスとして提供されています。

    定期商品販売、アップセル・クロスセル、ポイント、レビュー管理、ステップメール、LP一体型フォーム、ユーザーデータに基づく自動商品提案といった機能が揃っています。分析機能では期間別・端末別・年代別・商品別の切り口でデータを確認できます。

    スマレジのPOSと組み合わせれば、実店舗を持つD2Cブランドが店舗とECの顧客データを統合して運用することも可能です。公式サイトに料金の記載がないため、費用は個別見積もりとなります。

    向いている事業規模年商数千万円〜数十億円
    得意な売り方・商材定期購入・単品リピート。化粧品、健康食品、食品
    集客・販促機能LP一体型フォーム、ステップメール、アップセル・クロスセル
    外部連携・カスタマイズ性スマレジPOSと連携。決済・出荷まわりの外部連携に対応
    料金目安要問い合わせ

    【BtoB EC型】でおすすめのECサイト構築ツール

    卸・代理店向けの法人取引をEC化したい企業におすすめのツールを紹介します。

    なお本記事では汎用の構築ツールのうちBtoB対応が可能なものを扱っていますが、受発注のWeb化に特化した専用システムまで含めて比較したい場合は、以下の記事で20製品を紹介しています。

    関連記事:BtoB ECシステム比較20選。商材・業種別の選び方も解説

    Bカート(株式会社Dai)

    引用:Bカート

    BtoB取引に特化したASP型のECカートで、導入企業数は2,500社以上。発注企業は延べ135万社にのぼり、BtoB EC分野の運営実績No.1(日本ネット経済新聞調べ)と公表されています。

    料金は初期費用80,000円(エンタープライズプランを除く)に加え、月額はライトプランの9,800円からプラン300の79,800円まで6段階(いずれも税別)です。商品数・会員数によってプランが分かれますが、SKU数はどのプランでも上限なしで追加料金が発生しません。

    掛け売りや取引先ごとの価格設定といったBtoB特有の要件に標準対応しており、初期費用を抑えて短期間でBtoB ECを立ち上げたい企業に適しています。

    向いている事業規模年商数千万円〜10億円
    得意な売り方・商材法人向け卸・代理店販売。多SKUの資材・部材・食品
    集客・販促機能取引先向けの案内メール、おすすめ商品表示
    外部連携・カスタマイズ性API連携に対応。基幹システムとのデータ連携が可能
    料金目安初期 80,000円/月額 9,800円〜79,800円(税別)

    アラジンEC(株式会社アイル)

    引用:アラジンEC

    BtoB企業5,000社以上の支援実績を持つ、BtoB EC専用のパッケージシステムです。5年連続で資料請求ランキング1位を獲得しており、基幹システムとの連携実績が豊富な点が最大の強みといえます。

    料金は公式サイトにモデルケースが公開されています。小規模カスタマイズで初期費用400〜800万円・月額7〜10万円、中規模カスタマイズで初期費用800〜1,500万円・月額10〜15万円、大規模カスタマイズで初期費用1,500万円〜・月額15万円〜という構成です。

    既存の販売管理システムに登録された取引先マスタ・単価マスタをそのまま活かしながらBtoB ECを立ち上げられるため、受発注業務の工数削減を目的とする企業に向いています。

    向いている事業規模年商10億円〜
    得意な売り方・商材法人向け卸・代理店販売。製造業・卸売業
    集客・販促機能取引先別の商品出し分け、キャンペーン設定
    外部連携・カスタマイズ性基幹システム連携の実績が豊富。カスタマイズ前提の設計
    料金目安初期 400万円〜/月額 7万円〜(小規模カスタマイズのモデルケース)

    EC-Rider B2B(株式会社インフォアシスト)

    引用:EC-Rider B2B

    法人取引特有の商流を標準機能でカバーするBtoB ECパッケージです。見積依頼・回答から見積注文までの一連の流れをシステム上で完結でき、営業担当を介した受発注のやり取りを削減できます。

    在庫管理では「未来在庫」に対応しており、取引先が入荷予定を含めた在庫を照会できます。加えて、マルチサプライヤー対応、販売組織・法人・アカウント管理、eマーケットプレイス機能、多言語対応など、複雑な取引構造を持つ企業向けの機能が揃っています。

    近年はSaaS版の「EC-Rider Primo」も提供されており、導入規模に応じて選択できます。公式サイトに料金の記載がないため、費用は個別見積もりとなります。

    向いている事業規模年商10億円〜
    得意な売り方・商材法人向け卸・代理店販売。複数サプライヤーが関わる商流
    集客・販促機能取引先別の商品・価格出し分け
    外部連携・カスタマイズ性外部システム連携に対応。カスタマイズ前提の設計
    料金目安要問い合わせ

    【大規模・基幹連携型】でおすすめのECサイト構築ツール

    基幹システムや実店舗と連携して全社最適を図りたい企業におすすめのツールを紹介します。

    この規模になると、クラウドECだけでなくオンプレミス型のECパッケージも選択肢に入ります。ソースコード開示の範囲やTCOまで踏み込んで比較したい場合は、以下の記事もご覧ください。

    関連記事:ECパッケージおすすめ16選比較。販売モデル別の選び方と導入費用を解説

    ecbeing(株式会社ecbeing)

    引用:ecbeing

    中堅・大手向けECサイト構築市場で18年連続シェアNo.1(2008〜2025年度)のECプラットフォームです。1,600サイト以上の構築実績を持ち、導入企業の年間流通総額は1.6兆円にのぼります。

    B2C Commerce、B2B Commerce、Commerce AI、Global Commerce、SaaSプラットフォーム「メルカート」という5つのソリューションを展開しており、BtoC・BtoB・海外展開のいずれにも対応できます。AI接客・AI検索・業務自動化を組み合わせた機能強化も進めています。

    1,300名以上のグループ人員による支援体制を持ち、構築後のマーケティング支援まで一貫して依頼できる点も特徴です。公式サイトに料金の記載がないため、費用は個別見積もりとなります。

    向いている事業規模年商10億円〜
    得意な売り方・商材BtoC・BtoB・越境。複数ブランド/複数チャネル展開
    集客・販促機能AI接客・AI検索、MA連携、CRM施策に対応
    外部連携・カスタマイズ性基幹システム・POS連携に対応。フルカスタマイズ可能
    料金目安要問い合わせ

    ebisumart(株式会社インターファクトリー)

    引用:ebisumart

    クラウド型ECサイト構築サービスで9年連続シェアNo.1を獲得しているプラットフォームです。累計800サイト超の導入実績を持ち、年間流通総額は2,045億円(2022年時点)と公表されています。

    最大の特徴は、APIを用いたフルカスタマイズに対応しながら、システムは自動でバージョンアップされる点です。パッケージ導入時に課題となりがちな「カスタマイズするとバージョンアップできない」という問題を回避できます。ISMSを取得しており、セキュリティ面の要件が厳しい企業にも対応できます。

    料金プランは従量課金プラン・固定料金プラン・レベニューシェアプランの3種類が用意されていますが、具体的な金額は公開されていないため個別見積もりとなります。

    向いている事業規模年商10億円〜
    得意な売り方・商材BtoC・BtoB。カスタマイズ要件の多い中堅・大手企業
    集客・販促機能他社アプリケーションとの連携による販促機能の拡張
    外部連携・カスタマイズ性APIによるフルカスタマイズ。自動バージョンアップに対応
    料金目安要問い合わせ(従量課金/固定料金/レベニューシェアの3プラン)

    W2 Commerce(株式会社W2)

    引用:W2 Commerce

    1,000以上の機能を標準搭載し、BtoC・定期販売・BtoB・海外ECを1つの基盤でカバーできるECプラットフォームです。導入実績は1,100以上、EC基盤の開発歴は20年以上にのぼります。

    標準機能の多さが最大の特徴で、AIを組み込んだ機能群に加えて、必要に応じて拡張プラグインを追加できる構成になっています。BtoCと定期通販、BtoBを同時に展開している企業でも、システムを分けずに運用できる点が強みです。

    複数の販売形態を1基盤に統合したい、あるいは既存の複数システムを整理したいという段階の企業に適しています。公式サイトに料金の記載がないため、費用は個別見積もりとなります。

    向いている事業規模年商10億円〜
    得意な売り方・商材BtoC・定期販売・BtoB・越境を横断する複合的な販売形態
    集客・販促機能AIを組み込んだ販促機能を標準搭載。拡張プラグインで追加可能
    外部連携・カスタマイズ性基幹システム連携に対応。拡張プラグインで機能追加
    料金目安要問い合わせ

    ECサイト構築ツールのよくある質問

    ECサイト構築ツールの選定時によく寄せられる質問をまとめました。

    無料のツールでも本格的なECサイトは作れますか?

    商品を並べて販売するだけであれば、無料プランでも十分に運用できます。ただし無料プランは決済手数料やサービス利用料が高めに設定されていることが多く、月商が伸びるほど月額固定型より割高になります。月商100万円を超えたあたりから、有料プランへの切り替えを検討するのが目安です。

    ASPとクラウドECの違いは何ですか?

    ASPはベンダーが用意した機能をそのまま使う形式で、カスタマイズの範囲が限られる代わりに低コストかつ短期間で導入できます。クラウドECはパッケージ相当の機能をクラウドで提供する形式で、APIによるカスタマイズに対応しつつ自動でバージョンアップされます。年商10億円を超えて独自要件が増えてきた段階が、ASPからクラウドECへの移行を検討するタイミングです。

    モール(楽天・Amazon)と自社ECはどちらを優先すべきですか?

    集客力を重視するならモール、顧客データの蓄積とLTV向上を重視するなら自社ECが有利です。両方を並行するケースが一般的ですが、その場合は在庫の二重管理が発生しない仕組みを先に整える必要があります。モール連携機能を標準で持つツールか、在庫連携システムと接続できるツールを選びましょう。

    在庫の二重管理を避ける仕組みそのものを比較検討したい場合は、以下の記事でモール・自社ECの受注と在庫をまとめて扱えるシステムを紹介しています。

    関連記事:EC一元管理システム17選比較。受注・在庫・出荷の自動化範囲で選ぶ

    構築後の運用は自社だけでできますか?

    商品登録や受注処理は自社で対応できますが、集客施策や改善施策まで含めると専任のリソースが必要になります。EC運営者の課題として「集客」「リピート購入」が上位に挙がっているのも、運用フェーズの難易度が高いことの表れです。社内リソースが足りない場合は、運用の一部を外部に委託する選択肢も検討しましょう。

    まとめ

    本記事では、ECサイト構築ツールを課題別の5タイプに分類し、おすすめの18サービスを比較しました。

    タイプ特徴
    スモールスタート型初期・月額を抑えて最短で立ち上げたい、年商1億円未満の段階に適したタイプ
    集客・販促強化型SEO・SNS連携・販促機能で売上を伸ばしたい、年商数千万円〜10億円に適したタイプ
    単品リピート通販・D2C型定期購入とLTVが売上の柱になる、化粧品・健康食品などに適したタイプ
    BtoB EC型掛け売り・顧客別価格・承認フローが必要な、法人取引に適したタイプ
    大規模・基幹連携型ERP・POS・WMSと連携して全社最適を図る、年商10億円以上に適したタイプ

    そのうえで、以下の5つの比較ポイントで候補を絞り込みます。

    • 想定している事業規模・年商レンジに合っているか
    • 商材の売り方(単発/定期購入/BtoB取引)に対応しているか
    • 集客・販促機能の充実度
    • 受注・在庫・物流・基幹システムとの連携
    • カスタマイズ性とサポート体制

    まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「ECサイト構築ツール一覧比較表」の下にある診断ツールから確認してみてください。

    なお、ツールを導入しても「何から手をつければいいか分からない」という状態が続く場合は、戦略設計から外部の知見を借りるのも有効です。

    関連記事:ECコンサル会社おすすめ15選比較。費用相場からタイプ別の選び方まで解説

    本記事が、自社に最適なECサイト構築ツールを選ぶ一助になれば幸いです。

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