EC一元管理システム17選比較。受注・在庫・出荷の自動化範囲で選ぶ

「楽天とAmazonとYahoo!、管理画面を1日に何往復もしている」
「モール間で在庫がズレて、また欠品のお詫びメールを送った」

複数のモール・カートに出店しているEC事業者であれば、一度は経験のある悩みではないでしょうか。

出店チャネルを増やすほど売上のチャンスは広がりますが、その裏側では受注データの取り込み、確認メールの送信、送り状の発行、在庫数の反映といった作業が店舗数分だけ増えていきます。人を増やして対応しても、繁忙期には処理が追いつかず、誤出荷やキャンセル対応に時間を取られてしまいます。

この状態を解消するのが EC一元管理システム です。複数店舗の受注・在庫・商品情報をひとつの画面に集約し、手作業だった処理を自動化することで、少人数のまま出店チャネルを増やせる体制をつくれます。

ただし、EC一元管理システムは「どれも同じ」ではありません。受注処理の自動化に強いもの、倉庫の出荷業務まで一体で扱えるもの、定期通販やBtoB卸まで含めた基幹システムとして動くものと、得意領域が明確に分かれています。

本記事では、EC一元管理システムの基礎知識と費用相場、失敗しない比較ポイントを整理したうえで、おすすめのサービスをタイプ別に比較します。自社のボトルネックがどこにあるかを起点に、最適な1つを見つけてください。

EC一元管理システムとは

EC一元管理システムとは、複数のECモール・自社ECサイトに分散している受注・在庫・商品情報を、ひとつの管理画面に集約して運用できるシステム です。

楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・Shopifyといった販売チャネルとAPIやCSVで連携し、注文データを自動で取り込みます。取り込んだ注文は、決済確認・確認メール送信・出荷指示・送り状発行までを設定したルールに沿って処理できるため、店舗ごとに管理画面を開き直す必要がなくなります。

在庫についても同様です。1つの商品が楽天で売れた瞬間に、AmazonやYahoo!ショッピングの在庫数を自動で引き下げられるため、複数店舗で同じ在庫を売り切ってしまう「売り越し」を防げます。商品情報も同じ考え方で、マスタを1度登録すればモールごとのフォーマットに変換して一括出品できます。

EC事業では、出店チャネルを1つ増やすと受注処理と在庫管理の作業量がそのまま増えます。EC一元管理システムは、この「チャネル数×作業量」の掛け算を断ち切り、少ない人数のまま販路を広げるための基盤として位置づけられます。

これからモール出店やECサイトの立ち上げを検討している段階であれば、サイト構築側の選択肢も合わせて把握しておくと、システム連携で手戻りが起きにくくなります。

関連記事:ECサイト制作・構築会社おすすめ20選比較。費用相場・構築方法・失敗しない選び方

受注管理システム(OMS)・倉庫管理システム(WMS)との違い

EC一元管理システムを調べていると、OMS・WMSという言葉が必ず出てきます。担当領域が異なるため、自社に必要なのがどれかを最初に見極めることが重要です。

名称担当する領域主な機能
OMS(受注管理システム)注文が入ってから
出荷指示を出すまで
受注データ取込、決済確認、確認メール送信、帳票・送り状発行
WMS(倉庫管理システム)倉庫に商品が入ってから
出ていくまで
入荷検品、ロケーション管理、ピッキング指示、出荷検品、棚卸
EC一元管理システム複数チャネルの
受注・在庫・商品情報の統合
OMS機能に加え、在庫連動・商品一括登録・モール横断の売上集計

EC一元管理システムは、機能としてはOMSを核に、複数チャネルの在庫連動と商品管理を加えたものと考えるとわかりやすくなります。WMS機能まで内包しているかどうかはサービスによって分かれる ため、倉庫作業の効率化まで狙う場合は「OMS+WMS一体型」を選ぶ必要があります。

倉庫内の作業改善そのものが主課題である場合は、EC一元管理システムよりも在庫管理システムや物流管理システムの領域が適しています。役割の違いを整理したうえで検討を進めてください。

関連記事:在庫管理システムおすすめ12選比較。3タイプ別の選び方と費用相場を解説

関連記事:物流管理システム18選比較。費用シミュレーションとタイプ別の選び方を解説

EC一元管理システムでできること

EC一元管理システムの機能は、大きく「受注まわり」「在庫・商品まわり」「分析・管理まわり」の3領域に分かれます。サービスによって標準搭載かオプションかが変わるため、自社に必要な機能が基本料金に含まれているかを確認しながら読み進めてください。

受注管理複数モール・カートの注文データを自動取込。
決済確認・受注ステータスの自動進行・注文の分割や同梱処理まで対応。
在庫連携1つの在庫数を全チャネルへ自動反映。
セット商品や同一商品の別ページ出品にも連動可能。
商品登録・一括編集商品マスタからモールごとのフォーマットへ変換して一括出品。
価格改定・セール設定の一括反映にも対応。
発注・仕入管理在庫数と販売予測をもとに発注点を管理。
仕入先への発注書発行や入荷予定の登録まで対応するものもある。
出荷・送り状発行出荷指示データの作成、ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便などの送り状発行システムとの連携。
顧客対応・メール送信注文確認・発送完了メールの自動送信、テンプレートの店舗別出し分け、フォローメールの配信。
売上・分析モール別・商品別・顧客別の売上集計、リピート率やRFM分析などの販促向けレポート。

これらの機能の価値は、単体ではなく連鎖して動くことにあります。たとえば注文が入った瞬間に在庫が引き当てられ、決済ステータスの確認を経て出荷指示が倉庫へ送られ、発送完了と同時に顧客へメールが飛ぶ。この一連の流れが自動で走るため、担当者は例外処理とイレギュラー対応だけに集中できます。

一方で、自動化できる範囲はサービスによって差があります。「注文を取り込めること」と「取り込んだ注文を人手を介さず出荷まで進められること」はまったく別の話なので、後述の比較ポイントで詳しく解説します。

EC一元管理システムの費用相場

EC一元管理システムの費用は、課金形態によって考え方が大きく異なります。以下は、公式サイトで料金を公開している主要サービスの水準をもとに整理した相場です。

課金形態初期費用の目安月額の目安特徴
月額定額型0円〜3万円1万円〜3万円受注件数が増えても料金が変わらない。
繁忙期の予算が読みやすい。
受注件数従量型0円〜1万円1,000円〜3,000円
+1件あたり5円〜35円
受注が少ない月のコストを抑えられる。
件数が増えるほど単価が下がる設計が主流。
複合型(定額+従量)0円〜3万円1万円〜6万円
+超過分の従量課金
一定件数までを月額に含み、超過分のみ課金。
中規模EC向けの主流。
基幹パッケージ型150万円〜要問い合わせ
(月額保守)
業務フローに合わせたカスタマイズが前提。
導入まで3カ月以上を要する。

クラウド型のサービスであれば、初期費用0円・月額1万円前後から始められるものが多く、導入のハードルは年々下がっています。一方で、基幹システムとして業務全体を作り替える場合は、初期費用が数百万円規模になる点は押さえておく必要があります。

費用が変動する要因

同じサービスでも、店舗の状況によって支払額は大きく変わります。見積もりを取る前に、以下の3点を自社の数字に当てはめて確認してください。

1. 課金形態(定額制か受注件数従量制か)

受注件数従量型は、月額3,000円程度から始められる代わりに、受注1件ごとに5円〜35円程度が加算されます。月間受注が数百件のうちは割安ですが、数千件規模になると従量分が基本料金を大きく上回ります。逆に定額型は月額1万5,000円前後からと初期の負担は重いものの、件数が伸びても支払額が変わりません。セール月と閑散月で受注件数が数倍動く店舗ほど、この選択が総額を左右します。

2. 連携する店舗数・商品点数(SKU)

店舗数に応じて月額が積み上がる料金体系のサービスがあります。また商品点数(SKU)に上限が設けられ、上限を超えるとプランのアップグレードや個別見積もりが必要になるケースも一般的です。出店予定のチャネル数と、1年後の商品点数の見込みを踏まえてプランを選ばないと、導入直後にプラン変更が発生します。

EC一元管理システムを選ぶ際に確認すべき5つの比較ポイント

EC一元管理システムは、機能一覧を並べるとどれも似て見えます。しかし実際の運用では、以下の5点で使い勝手と総コストが大きく変わります。

  1. 対応モール・カートの範囲と連携方式
  2. 課金形態が自社の受注件数の波に合っているか
  3. 受注処理をどこまで自動化できるか
  4. 倉庫・出荷(WMS)との連携方法
  5. サポート体制と導入までの期間

1. 対応モール・カートの範囲と連携方式(API連携かCSVか)

最初に確認すべきは、現在出店しているチャネルと、今後出店したいチャネルの両方に対応しているか です。楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングの主要3モールはほぼすべてのサービスが対応していますが、メルカリShops・TikTok Shop・Qoo10・ZOZOTOWNといった新興・専門系チャネルは対応状況が分かれます。

さらに重要なのが連携方式です。API連携であればリアルタイムに近い頻度で注文取得と在庫反映が行われますが、CSV連携の場合は手動でのアップロード・ダウンロードが残ります。同じ「対応済み」でも運用負荷はまったく違うため、チャネルごとにどちらの方式かを必ず確認してください。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 現在出店しているすべてのチャネルに対応しているか
  • 今後出店予定のチャネルも同一サービスでカバーできるか
  • 主要チャネルがAPI連携か、CSVでの手動連携か

2. 課金形態が自社の受注件数の波に合っているか

料金表の「月額◯円〜」だけを見て比較すると、実際の請求額と大きくズレます。自社の月間受注件数を当てはめて年間総額で試算する ことが、料金比較の正しい手順です。

たとえば月額3,000円+従量課金のサービスと、月額1万5,000円の定額サービスを比べた場合、月間受注が300件程度なら前者が割安です。しかし月間3,000件を超えると従量分が積み上がり、逆転するケースが出てきます。ギフト需要やセールで特定の月だけ受注が跳ね上がる商材では、繁忙期の請求額を必ずシミュレーションしてください。

3. 受注処理をどこまで自動化できるか

EC一元管理システムの導入効果は、「取り込めるか」ではなく「人が触らずに出荷まで進むか」 で決まります。注文の取り込みだけを自動化しても、決済確認・住所不備のチェック・同梱指示・ギフト対応といった判断が手作業のまま残れば、削減できる工数は限定的です。

サービスによっては、条件を細かく設定して受注処理そのものをルール化できるものや、RPAで自社独自の処理フローを再現できるものがあります。自社の受注処理を書き出したうえで、「どの工程が自動化の対象になるか」をデモで確認するのが確実です。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 決済状況やステータスに応じた自動仕分けができるか
  • 同梱物・ギフト・熨斗などの条件分岐に対応しているか
  • 例外注文だけを人が確認する運用に落とし込めるか

4. 倉庫・出荷(WMS)との連携方法

出荷業務をどこで行うかによって、選ぶべきタイプが変わります。自社倉庫でスタッフが出荷している場合は、WMS機能を内包したOMS+WMS一体型が有力な選択肢 です。受注データと倉庫の在庫データが同じシステム上にあるため、引当のズレや二重入力が起きません。

一方、外部の物流倉庫(3PL)に出荷を委託している場合は、その倉庫が使っているWMSと標準連携できるかが焦点になります。標準連携の対象外だと、個別のデータ変換開発が必要になり、初期費用と導入期間の両方が膨らみます。委託先の倉庫名を挙げて、連携実績があるかを確認しておきましょう。

5. サポート体制と導入までの期間

EC一元管理システムは、導入して終わりではなく、初期設定の作り込みで効果が決まります。受注処理のルール設定や在庫連動の設計を、自社だけで組み切れるか を冷静に判断してください。

電話サポートの有無と対応時間、専任担当がつくかどうか、繁忙期の土日に緊急対応してもらえるかは、サービスによって差が大きい部分です。また、クラウド型であれば最短数日から1カ月程度で稼働できますが、基幹パッケージ型は要件定義から本稼働まで3カ月以上を見込む必要があります。繁忙期を避けた導入スケジュールを逆算して組んでください。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 電話・チャットのサポート対応時間と、土日祝の扱い
  • 初期設定を代行・伴走してもらえるか
  • 無料トライアルで自社データを流して検証できるか

EC一元管理システムの選び方

EC一元管理システムは、自社のボトルネックがどこにあるかによって選ぶべきタイプが変わります。ここでは17サービスを4つのタイプに分類し、それぞれの特徴と向いている企業をご紹介します。

  1. 受注処理効率化型(受注件数が増え、出荷指示や顧客対応の手作業を減らしたい場合)
  2. 多店舗・多チャネル展開型(出店モール・カートが多く、商品登録と在庫連携を自動化したい場合)
  3. 物流・出荷一体型(倉庫の出荷作業や在庫差異まで含めて自動化したい場合)
  4. 通販基幹統合型(定期通販・BtoB卸・実店舗などEC以外のチャネルも統合したい場合)

①受注処理効率化型(受注件数が増え、出荷指示や顧客対応の手作業を減らしたい場合)

受注件数の増加に対して、確認メールの送信・帳票の出力・送り状の発行といった処理が追いついていない状態を解消するタイプです。受注データの自動取込とステータスの自動進行を中核に据え、担当者が触るのは例外注文だけという運用を目指します。

このタイプは月額数千円から始められるサービスが多く、受注件数に応じた従量課金を選べば、スモールスタートしやすい のが特徴です。まずは受注業務の負荷を下げ、その後に在庫連携や倉庫連携へ広げていく段階的な導入に向いています。

このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

  • 出店は1〜2チャネル中心だが、受注件数が伸びて処理が追いつかない
  • 受注確認メールや帳票の出力に毎日数時間を取られている
  • 少人数運営で、まずは低コストでシステム化の第一歩を踏み出したい
サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
ネクストエンジン
初期0円/月額3,000円〜+受注従量
受注処理効率化型
契約社数6,764社。アプリ追加で機能を拡張できる国内最大級の一元管理
助ネコEC管理システム
初期30,000円〜/月額2,100円〜(税別)
受注処理効率化型
受注・在庫・商品・発注を機能単位で契約でき、必要な分だけ導入できる
速販UX
初期10,000円/月額980円〜(税別)
受注処理効率化型
インストール型とクラウドのハイブリッド。1画面で受注業務が完結する
GoQSystem
月額15,000円〜(税別)
受注処理効率化型
受注件数が増えても月額が変わらない定額制。フリープランから試せる
スマレジEC・一元管理
月額10,000円〜
受注処理効率化型
CRM機能内蔵。RFM分析やステップメールでリピート育成まで担える

このタイプのEC一元管理システムを見る⇩

②多店舗・多チャネル展開型(出店モール・カートが多く、商品登録と在庫連携を自動化したい場合)

出店チャネル数が多い、あるいはこれから増やしていく企業に向いたタイプです。商品マスタから各モールのフォーマットへ一括変換して出品できる機能と、チャネル横断のリアルタイム在庫連動に強みを持ちます。

モールを1つ増やすたびに発生していた商品登録と価格改定の作業を、マスタ側の更新だけで完結させられる ため、チャネル拡大のスピードが上がります。越境ECモールへの対応可否もこのタイプで差が出るポイントです。

このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

  • 3チャネル以上に出店している、または出店を増やす計画がある
  • 商品点数が多く、モールごとの商品登録・価格改定が大きな負担になっている
  • 売り越し・在庫のズレによる欠品対応が頻発している
サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
CROSS MALL
要問い合わせ(月額固定制)
多店舗・多チャネル展開型
受注件数による課金がなく、繁忙期でも月額が変動しない料金体系
TEMPOSTAR
要問い合わせ
多店舗・多チャネル展開型
受注・商品・在庫の自動化を軸にした多店舗運営向けのEC管理システム
タテンポガイド
初期0円/月額11,000円〜(税込)
多店舗・多チャネル展開型
最大3カ月無料。受注件数の上限で料金が決まるわかりやすいプラン設計
クロスマ
要問い合わせ
多店舗・多チャネル展開型
Amazonの出品情報を楽天へ2クリックで展開できる出品自動化に特化
まとまるEC店長
要問い合わせ
多店舗・多チャネル展開型
商品連携・在庫連携・注文管理の3機能に絞ったシンプルな構成
AnyX
要問い合わせ
多店舗・多チャネル展開型
Shopee・Lazadaなど東南アジアモールに対応し越境展開を支援

このタイプのEC一元管理システムを見る⇩

③物流・出荷一体型(倉庫の出荷作業や在庫差異まで含めて自動化したい場合)

受注管理(OMS)と倉庫管理(WMS)をひとつのシステムで扱うタイプです。受注データと倉庫のロケーション・実在庫が同じ基盤にあるため、出荷指示のデータ連携やタイムラグが発生しません。

バーコード検品による誤出荷の防止、フリーロケーション管理、複数倉庫の在庫按分まで一体で運用できる のが強みです。自社倉庫で出荷している企業はもちろん、倉庫事業者側と在庫情報をリアルタイムに共有したい企業にも適しています。

このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

  • 自社倉庫または委託倉庫で、出荷指示や在庫差異が課題になっている
  • OMSとWMSを別々に契約しており、システム間の連携コストが重い
  • 誤出荷やピッキングミスを、システム側の仕組みで減らしたい
サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
LOGILESS
初期0円/月額20,000円〜(税抜)
物流・出荷一体型
導入1,700社以上、自動出荷率90%以上。OMSとWMSの完全一体型
コマースロボ
初期0円/月額10,000円〜
物流・出荷一体型
特許取得のRPA機能で自社独自の受注処理を再現。3PL倉庫と即日連携
mylogi
初期0円/月額15,000円〜
物流・出荷一体型
多色多サイズのアパレル・D2Cに最適化。小ロット出荷でも導入しやすい

このタイプのEC一元管理システムを見る⇩

④通販基幹統合型(定期通販・BtoB卸・実店舗などEC以外のチャネルも統合したい場合)

ECモールと自社ECだけでなく、実店舗・卸(BtoB)・定期通販・カタログ通販といったチャネルも含めて、通販事業全体の基幹システムとして統合するタイプです。自社の業務フローに合わせたカスタマイズを前提としており、既存の基幹システムとの連携も含めて設計します。

初期費用は数百万円規模、導入期間も3カ月以上と重い一方、業務に合わせてシステムを作れる のが最大の価値です。標準機能に業務を合わせるのが難しい、独自の商流を持つ企業に向いています。

このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

  • 実店舗・卸・定期通販など、EC以外の販売チャネルも抱えている
  • 標準機能では吸収できない独自の受注・出荷フローがある
  • 年商規模が大きく、基幹システムとしての安定性と拡張性を重視したい
サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
通販する蔵
初期1,500,000円〜(税別)
通販基幹統合型
POS・倉庫オプションで実店舗在庫まで統合。従量課金なしの定額制
通販マーケッターEight!
要問い合わせ
通販基幹統合型
定期購入機能を標準搭載。リピート通販のLTV最大化に強い基幹システム
eltexDC
要問い合わせ
通販基幹統合型
EC・カタログ・TVなど通販チャネル横断。年商20〜200億円規模が対象

このタイプのEC一元管理システムを見る⇩

EC一元管理システム一覧比較表

以下は、本記事で紹介するEC一元管理システムの一覧比較表です。

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
ネクストエンジン
初期0円/月額3,000円〜+受注従量
受注処理効率化型
契約社数6,764社。アプリ追加で機能を拡張できる国内最大級の一元管理
助ネコEC管理システム
初期30,000円〜/月額2,100円〜(税別)
受注処理効率化型
受注・在庫・商品・発注を機能単位で契約でき、必要な分だけ導入できる
速販UX
初期10,000円/月額980円〜(税別)
受注処理効率化型
インストール型とクラウドのハイブリッド。1画面で受注業務が完結する
GoQSystem
月額15,000円〜(税別)
受注処理効率化型
受注件数が増えても月額が変わらない定額制。フリープランから試せる
スマレジEC・一元管理
月額10,000円〜
受注処理効率化型
CRM機能内蔵。RFM分析やステップメールでリピート育成まで担える
CROSS MALL
要問い合わせ(月額固定制)
多店舗・多チャネル展開型
受注件数による課金がなく、繁忙期でも月額が変動しない料金体系
TEMPOSTAR
要問い合わせ
多店舗・多チャネル展開型
受注・商品・在庫の自動化を軸にした多店舗運営向けのEC管理システム
タテンポガイド
初期0円/月額11,000円〜(税込)
多店舗・多チャネル展開型
最大3カ月無料。受注件数の上限で料金が決まるわかりやすいプラン設計
クロスマ
要問い合わせ
多店舗・多チャネル展開型
Amazonの出品情報を楽天へ2クリックで展開できる出品自動化に特化
まとまるEC店長
要問い合わせ
多店舗・多チャネル展開型
商品連携・在庫連携・注文管理の3機能に絞ったシンプルな構成
AnyX
要問い合わせ
多店舗・多チャネル展開型
Shopee・Lazadaなど東南アジアモールに対応し越境展開を支援
LOGILESS
初期0円/月額20,000円〜(税抜)
物流・出荷一体型
導入1,700社以上、自動出荷率90%以上。OMSとWMSの完全一体型
コマースロボ
初期0円/月額10,000円〜
物流・出荷一体型
特許取得のRPA機能で自社独自の受注処理を再現。3PL倉庫と即日連携
mylogi
初期0円/月額15,000円〜
物流・出荷一体型
多色多サイズのアパレル・D2Cに最適化。小ロット出荷でも導入しやすい
通販する蔵
初期1,500,000円〜(税別)
通販基幹統合型
POS・倉庫オプションで実店舗在庫まで統合。従量課金なしの定額制
通販マーケッターEight!
要問い合わせ
通販基幹統合型
定期購入機能を標準搭載。リピート通販のLTV最大化に強い基幹システム
eltexDC
要問い合わせ
通販基幹統合型
EC・カタログ・TVなど通販チャネル横断。年商20〜200億円規模が対象

上記で自社に合うタイプの会社・サービスを絞り込みたい方は、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

無料・1分診断

自社に合うEC一元管理システムタイプ診断

8つの質問に答えるだけで、自社に最適なEC一元管理システムのタイプがわかります。

0 / 8 回答済み

あなたにおすすめのタイプが決まりました

このタイプで解決できること

    このタイプのEC一元管理システムを見る ⇩

    【受注処理効率化型】でおすすめのEC一元管理システム

    受注処理効率化型のEC一元管理システムを紹介します。

    ネクストエンジン(NE株式会社)

    引用:ネクストエンジン

    受注件数に応じた従量課金で、小規模からでも導入しやすい国内最大級のEC一元管理システム です。受注管理・在庫管理・商品登録を軸に、送り状発行システムや倉庫、決済サービス、POSとの連携までを1つの基盤でカバーします。

    最大の特徴は「アプリ」による機能拡張です。標準機能に加えて200以上の機能をアプリとして追加できるため、自社の業務に必要な部分だけを足していく形で拡張できます。連携できるモール・カートは50以上で、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングに加え、メルカリShops・TikTok Shop・BUYMA・ZOZOTOWNといった新興チャネルにも対応しています。

    公式サイトによると、2026年4月末時点で契約社数は6,764社、利用店舗数は56,891店に達しています。30日間の無料体験では機能・サポートに制限がないため、自社の受注データを流し込んで検証してから判断できます。

    対応モール・カート50以上。楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・メルカリShops・TikTok Shop・ZOZOTOWNほか
    課金形態月額基本料+受注件数による従量課金(件数が増えるほど単価が下がる)
    受注処理の自動化受注管理・商品登録・在庫管理を標準搭載。アプリ追加で自社仕様に拡張可能
    倉庫・出荷連携倉庫連携・拠点管理機能を搭載。送り状発行システムとの連携に対応
    料金目安初期費用0円/月額3,000円(受注200件まで)+201件目以降は1件5円〜35円/年間保守15,000円

    助ネコEC管理システム(株式会社アクアリーフ)

    引用:助ネコEC管理システム

    受注管理・在庫管理・商品登録・発注管理を機能単位で契約でき、必要な分だけ導入できるEC一元管理システム です。受注管理のライト版は月額2,100円(税別)からと導入しやすく、事業の成長に合わせて機能を足していけます。

    受注処理では「オートロボ」が受注ステータスの自動移動とメールの自動送信を担い、リピーター判別やフォローメール、Web領収書の発行にも対応します。楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・au PAY マーケット・Qoo10・メルカリShopsなどのモールと、makeshop・BASE・futureshop・Shopify・カラーミーショップなどのカートに対応し、未対応チャネルは標準フォーマットでの取込が可能です。

    公式サイトでは「少人数で運営されているネットショップ様や、1モールでも発送件数の多い店舗様」に向くと明示されています。サポートはすべて自社スタッフが対応し、30日間の無料体験も用意されています。

    対応モール・カート楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・Qoo10・メルカリShopsほか、makeshop・Shopify等のカート
    課金形態機能ごとの月額+受注件数による従量課金(年契約は従量なしのプランあり)
    受注処理の自動化オートロボによるステータス自動進行・メール自動送信・同梱処理・伝票分割
    倉庫・出荷連携外部倉庫連携オプション(月額5,250円)、送り状コンバーターに対応
    料金目安初期費用30,000円(税別)〜/受注管理ライト版 月額2,100円(税別、100件まで)+101件目以降20円

    速販UX(株式会社サイオ)

    引用:速販UX

    月額980円(税別)から始められる、受注業務を1画面で完結させるEC一元管理システム です。インストール型とクラウドを組み合わせたハイブリッド構成を採用し、自動アップデートに対応しています。

    複数ECサイトの受注を一括で取り込み、メール送信・帳票作成・出荷処理をまとめて実行できます。オプションの「速販在庫」を追加すればEC間の在庫数を自動連動でき、「速販商品」では登録済みの商品データを他モール向けのフォーマットへ変換できます。対応チャネルは楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・au PAY マーケット・Qoo10・メルカリShopsなど21種が公式サイトに掲載されています。

    料金プランは、従量課金型と定額型の両方が用意されているのも特徴です。受注件数が読みにくい立ち上げ期は従量型、件数が安定してきたら定額型といった切り替えができます。公式サイトでは「まだECに出店したばかり」の事業者も対象として挙げられています。

    対応モール・カート21種を掲載。楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・Qoo10・メルカリShopsほかカート各種
    課金形態従量課金型・定額型の両方から選択可能(プラン変更も可)
    受注処理の自動化受注一括取得、メール送信・帳票作成・出荷処理の一括実行
    倉庫・出荷連携出荷処理機能を標準搭載。在庫連動はオプション「速販在庫」で対応
    料金目安初期費用10,000円(税別)/スタートプラン 月額980円(税別、100件まで)+101件目以降20円

    GoQSystem

    引用:GoQSystem

    受注件数がどれだけ増えても月額料金が変わらない、定額制のEC一元管理システム です。公式サイトでは月額15,000円(税別)から利用でき、注文件数が増加しても料金は一定であると明記されています。

    受注管理・在庫管理・商品登録・在庫連携・出荷業務・売上収支管理までを1つのシステムで扱えます。佐川急便と日本郵便の送り状をワンクリックで作成できるほか、インボイス制度と電子帳簿保存法にも対応済みです。連携できるモール・カートは37サービスで、楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・Shopify・BASE・カラーミーショップなどをカバーします。

    管理画面は楽天の旧RMSをもとに設計されており、モール運営経験者であれば操作を覚え直す負担が小さい点も特徴です。初期費用・月額無料のフリープランが用意されているため、まず受注管理から試すという入り方ができます。

    対応モール・カート37サービス。楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・Shopify・BASE・カラーミーショップほか
    課金形態月額定額制。受注件数が増えても料金は一定
    受注処理の自動化受注管理・出荷業務・売上収支管理を標準搭載。ワンクリック取込で即日利用可能
    倉庫・出荷連携佐川急便・日本郵便の送り状をワンクリックで作成
    料金目安月額15,000円(税別)〜(フリープランは初期費用・月額無料)

    スマレジEC・一元管理(株式会社スマレジ)

    引用:スマレジEC・一元管理

    CRM機能を内蔵し、受注処理の効率化とリピーター育成を同時に担えるEC一元管理システム です。旧「アシスト店長」がスマレジブランドへ統合されたサービスにあたります。

    受注・在庫・発送の一元管理に加え、CPM分析・RFM分析、受注ルート別に内容を出し分けるメール配信、封入物やサンプル資料の自動設定といった販促機能を標準で備えます。API自動連携によりCSVの入出力作業が不要になり、受注ステータスの自動進行や出荷予定日の自動設定にも対応します。連携先には楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・TikTok Shop・Qoo10・eBayなど18のモール・カートに加え、ロジザードZEROや楽天スーパーロジスティクスなど10のWMSが並びます。

    実店舗を運営している場合は、スマレジのPOSと連携して店舗とECを横断した管理が可能です。無料トライアルは1カ月間用意されています。

    対応モール・カート18サービス。楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・TikTok Shop・eBay・Shopifyほか
    課金形態月額制(受注機能/在庫管理で月額10,000円〜)
    受注処理の自動化受注ステータス自動進行・自動仕分け・出荷予定日自動設定・注文分割
    倉庫・出荷連携ロジザードZERO・楽天スーパーロジスティクスなどWMS10件、送り状システムと連携
    料金目安月額10,000円〜(初期費用・オプション費用は要問い合わせ)

    【多店舗・多チャネル展開型】でおすすめのEC一元管理システム

    多店舗・多チャネル展開型のEC一元管理システムを紹介します。

    CROSS MALL(株式会社アイル)

    引用:CROSS MALL

    受注件数や金額による課金がなく、月額固定で使えるEC一元管理システム です。公式サイトでも「受注件数や金額による課金はありませんので、毎月固定の金額でご利用いただけます」と明記されており、繁忙期に費用が跳ね上がらない点が特徴です。

    在庫管理・商品登録・商品複製・受注管理・受注処理の自動化・発注仕入管理・セット品管理・注文分析までをカバーします。連携先の幅も広く、楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・au PAY マーケット・Qoo10・メルカリShops・TikTok Shopなどの国内モールに加え、eBay・Qoo10.com・ZenPlusといった越境EC、ZOZOTOWN・SHOPLIST・MAGASEEKなどのファッション系モール、Bカート(BtoB)にも対応しています。

    公式サイトによるとユーザーリピート率は98.4%(2021年7月末現在)。実店舗や卸との連動にも触れられており、EC以外のチャネルを持つ企業にも展開しやすい設計です。無料お試しの記載はありませんが、オンラインデモが用意されています。

    対応モール・カート国内モール17・越境3・ファッション系7ほか多数。Bカート等のBtoBカートにも対応
    課金形態月額固定制。受注件数・金額による課金なし(金額は要問い合わせ)
    受注処理の自動化受注処理の自動化機能を搭載。商品複製・セット品管理・注文分析にも対応
    倉庫・出荷連携物流サービス10以上・WMS・送り状発行ソフトと連携
    料金目安要問い合わせ(商品数15,000点を超える場合は個別相談)

    TEMPOSTAR(SAVAWAY株式会社)

    引用:TEMPOSTAR

    多店舗ECの受注管理・商品管理・在庫管理を軸に、業務の自動化を実現するEC管理システム です。運営元のSAVAWAY株式会社は、複数ネットショップの一元管理領域で長くサービスを提供してきた事業者にあたります。

    受注・商品・在庫という多店舗運営の中核3機能を中心に据え、複数チャネルにまたがる作業をひとつの画面へ集約します。近年ではTikTok Shopとの連携や、越境ECモールZenPlusへの対応、クラウド倉庫管理システム「ロジザードZERO」との自動連携など、チャネルと連携先の拡張が進められています。

    楽天市場・Yahoo!ショッピングのソーシャルギフト注文への対応も公表されており、ギフト需要を扱う店舗が新しい注文形態に追随しやすい体制が整えられています。料金プランは複数用意されていますが、金額は公式サイト上で確認できなかったため、詳細は問い合わせのうえご確認ください。

    対応モール・カート楽天市場・Yahoo!ショッピング・TikTok Shop・ZenPlus(越境)ほか
    課金形態複数の料金プランを用意(金額は要問い合わせ)
    受注処理の自動化受注管理・商品管理・在庫管理を中心に業務の自動化に対応
    倉庫・出荷連携クラウド倉庫管理システム「ロジザードZERO」との自動連携に対応
    料金目安要問い合わせ

    タテンポガイド(株式会社オークファン)

    引用:タテンポガイド

    受注件数の上限でプランが決まる、料金体系がわかりやすいEC一元管理システム です。初期費用0円、月額11,000円(税込)から利用でき、公式サイトには「料金表に記載されているもの以外の負担はございません。保守費用等は発生いたしません」と明記されています。

    受注管理・商品管理・在庫管理・配送管理・入金管理・メール管理・仕入発注管理・集計分析までを標準で備えます。連携先は楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・au PAY マーケット・Qoo10・メルカリShops・NETSEAなど17サービスで、MakeShop・カラーミーショップ・futureshop・EC-CUBE4といったカートにも対応します。

    導入時のサポートも手厚く、お客様ごとに専任の担当者がつき、Zoomサポートや電話・メールでの対応が受けられます。最大3カ月の無料期間(契約月+2カ月、受注1,000件/月・商品10,000点・5サイトまで)が設けられているため、繁忙期を1度またいで検証できる点も導入判断の材料になります。

    対応モール・カート17サービス。楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・Qoo10・メルカリShops・NETSEAほか
    課金形態受注件数の上限に応じた月額プラン制(上限超過時は別途料金)
    受注処理の自動化受注管理・配送管理・入金管理・メール管理を標準搭載
    倉庫・出荷連携配送管理機能を標準搭載
    料金目安初期費用0円/月額11,000円(税込、受注300件まで)〜48,400円(税込、受注2,000件まで)

    クロスマ

    引用:クロスマ

    Amazonの出品情報をもとに、楽天市場へ2クリックで出品できる出品自動化に特化したサービス です。多店舗展開の入口である「商品登録」の負担を最小化することにフォーカスしています。

    出品・価格設定・在庫連動・受注発送・メール送信までを自動化し、Amazon・Yahoo!ショッピング・楽天市場・au PAY マーケットの4モールに対応します。物流面ではFBAマルチチャネルサービス、openlogi、ヤマト運輸フルフィルメントサービスと連携でき、在庫を1カ所に集約したまま複数モールで販売する運用が組めます。

    公式サイトでは、3モール出店・月1,000件受注・FBA利用の条件下で作業時間91%削減という数値が示されています。出品上限は1,000SKUまでで、超える場合はSKU追加プランが用意されています。楽天市場との連携には月額10,000円(税別)の追加費用が発生する点も公式に記載されています。

    対応モール・カートAmazon・Yahoo!ショッピング・楽天市場・au PAY マーケットの4モール
    課金形態月額制(基本料金は要問い合わせ/楽天連携時は月額10,000円が追加)
    受注処理の自動化出品・価格設定・在庫連動・受注発送・メール送信を自動化
    倉庫・出荷連携FBAマルチチャネルサービス・openlogi・ヤマト運輸フルフィルメントに対応
    料金目安要問い合わせ(出品上限1,000SKUまで/SKU追加プランあり)

    まとまるEC店長(株式会社ブランジスタソリューション)

    引用:まとまるEC店長

    商品連携・在庫連携・注文管理の3機能に絞った、シンプルな構成のネットショップ一元管理サービス です。機能を欲張らずに多店舗運営の中核だけを押さえているため、はじめて一元管理システムを導入する店舗でも運用に乗せやすい設計になっています。

    商品の一括登録・一括編集、注文の一括取込、メール送信管理、帳票管理、同梱処理、送り状管理、在庫の自動更新と一括反映といった機能を備えます。モール・商品別の売上統計にも対応し、チャネルごとの実績を横断して確認できます。対応チャネルは楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・メルカリShops・TikTok ShopなどでEC-CUBEとの連携も提供されています。

    Instagramショッピング連携にも対応しており、SNS経由の販売チャネルを含めて管理したい店舗にも選択肢となります。料金は公式サイト上で最新の金額を確認できなかったため、問い合わせのうえご確認ください。

    対応モール・カート楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・メルカリShops・TikTok Shop・EC-CUBEほか
    課金形態月額制(金額は要問い合わせ)
    受注処理の自動化注文一括取込・メール送信管理・帳票管理・同梱処理・送り状管理
    倉庫・出荷連携送り状管理・同梱処理に対応
    料金目安要問い合わせ

    AnyX(AnyMind Group)

    引用:AnyX

    国内モールに加え、Shopee・Lazadaなど東南アジアのECモールにも対応したECマネジメントプラットフォーム です。越境ECを視野に入れた多チャネル展開を前提に設計されている点が、他サービスとの明確な違いになります。

    商品マスタ・受注・在庫の一元管理に加え、KPIを軸としたチャネル横断のレポートとカスタムダッシュボードを備えます。楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・Shopify・TikTok Shopといった販売チャネルだけでなく、Google Analytics・Google Ads・LINE・各種SNSとも連携し、販売と集客のデータを同じ基盤で見られる構成です。

    購買データに基づくCRM運用はAnyChat、在庫情報のリアルタイム連携はAnyLogiと、同社の他プロダクトと組み合わせて拡張できます。越境EC向けには専用の支援メニューが用意され、各市場の規制対応・決済統合・物流パートナーへのアクセスまでカバーされています。

    対応モール・カート楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・Shopify・TikTok Shop・Shopee・Lazada
    課金形態要問い合わせ
    受注処理の自動化商品マスタ・受注・在庫の一元管理、チャネル横断レポート
    倉庫・出荷連携自社物流プロダクトAnyLogiとの連携で在庫情報をリアルタイム同期
    料金目安要問い合わせ

    【物流・出荷一体型】のEC一元管理システム

    物流・出荷一体型のEC一元管理システムを紹介します。

    LOGILESS(株式会社ロジレス)

    引用:LOGILESS

    受注管理(OMS)と倉庫管理(WMS)を完全に一体化した、EC自動出荷システム です。公式サイトでは導入1,700社以上、自動出荷率90%以上、年間4,000万件以上の出荷をサポートという実績が公表されています。

    60以上の受注処理を完全自動化でき、自動化の適用条件は90以上の項目から設定できます。リアルタイム在庫同期、複数倉庫運用、セット商品の自動在庫調整、賞味期限・ロット番号管理に対応し、倉庫事業者向けにはロケーション管理・温度帯管理も備えます。連携先はAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング・TikTok Shop・Temu・Qoo10などのモールと、Shopify・BASE・makeshop・ecforce・Bカートなどのカートに及びます。

    料金はライトプランが月額20,000円(税抜)で1倉庫・月間300件までの出荷料金込み、スタンダードプランが月額25,000円(税抜)で月間500件まで含み電話サポートが付きます。モール・カート連携やWMS連携の追加費用がかからない と明記されており、連携先を増やしても料金が変わらない点は多店舗展開との相性が良い部分です。

    対応モール・カートAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング・TikTok Shop・Temu・Shopify・BASE・Bカートほか
    課金形態月額基本料+出荷件数による従量課金(連携追加費用なし)
    受注処理の自動化60以上の受注処理を完全自動化。適用条件は90以上の項目から設定可能
    倉庫・出荷連携フル機能のWMSを搭載。複数倉庫運用・ロット/賞味期限管理・温度帯管理に対応
    料金目安初期費用0円/ライトプラン 月額20,000円(税抜、月300件まで)+超過分2円〜25円/件

    コマースロボ(株式会社コマースロボティクス)

    引用:コマースロボ

    特許を取得したRPA機能で、自社独自の受注処理を再現できるOMS+WMS一体型システム です。公式サイトでは受注処理を最大95%削減した実績と、有料導入2,000社、注文処理数6,000万件出荷という数値が公表されています。

    EC事業者と倉庫事業者が在庫情報をリアルタイムに共有できる構造が特徴で、100社以上の物流3PL倉庫と即日連携が可能とされています。入力データの変換(EDI)はノーコードで設定でき、ロット・消費期限管理、同梱物の自動条件判定にも対応します。20以上のモール・カートに接続でき、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング・Qoo10・TikTok Shop・Temu・Shopify・ecforceなどをカバーします。

    料金は自動出荷プランが月額10,000円、発注管理まで含むSCMプランが月額30,000円で、いずれも初期費用は無料です。30日間の無料トライアルでは全機能に加えて電話による導入サポートも無料で受けられ、ハンディのトライアルも可能です。ISMSとPマークを取得しており、セキュリティ面の要件が厳しい企業でも検討しやすい体制が整っています。

    対応モール・カート20以上。Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング・Qoo10・TikTok Shop・Shopify・ecforceほか
    課金形態月額基本料+受注件数による従量課金(501件目以降5円〜20円/件)
    受注処理の自動化特許取得のRPA機能で受注処理を最大95%自動化。EDI変換もノーコード設定
    倉庫・出荷連携OMS+WMS一体型。100社以上の3PL倉庫と即日連携、ロット・消費期限管理に対応
    料金目安初期費用無料/自動出荷プラン 月額10,000円、SCMプラン 月額30,000円

    mylogi(アートトレーディング株式会社)

    引用:mylogi

    多色多サイズのアパレル・D2C事業者に最適化された、EC特化の物流システム です。OMSとWMSを兼ね備え、初期費用0円・月額15,000円から導入できます。

    入荷登録・検品・棚入から、出荷検品・配送伝票反映、在庫照会・在庫追跡・返品登録までを一気通貫で扱えます。バーコード検品による誤出荷防止、フリーロケーション管理、複数倉庫管理に対応し、帳票のカスタマイズも可能です。連携先はShopify・MakeShop・futureshopといったカートと、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングのモールに加え、通販する蔵やネクストエンジンといった他の一元管理システムとも接続できます。

    料金プランは3段階で、Basicが月額15,000円(出荷300件まで無料、301件以降30円/件)、Standardが月額30,000円(1,000件まで無料、1,001件以降20円/件)、Premiumが月額60,000円で出荷件数無制限となっています。小ロット出荷が中心の事業者でも導入しやすい料金設計 で、ハンディの貸出オプションも用意されています。

    対応モール・カートShopify・MakeShop・futureshop・楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング(他OMSとも連携可)
    課金形態月額基本料+出荷件数による従量課金(Premiumは従量課金なし)
    受注処理の自動化API連携による自動注文取得、帳票カスタマイズ
    倉庫・出荷連携WMS機能を標準搭載。バーコード検品・フリーロケーション・複数倉庫管理に対応
    料金目安初期費用0円/Basic 月額15,000円(出荷300件まで)〜Premium 月額60,000円(出荷無制限)

    【通販基幹統合型】でおすすめのEC一元管理システム

    通販基幹統合型のEC一元管理システムを紹介します。

    通販する蔵(株式会社ソフテル)

    引用:通販する蔵

    カスタマイズを前提に、多店舗の受注・商品情報と実店舗・倉庫までを統合する通販基幹システム です。公式サイトによると、利用店舗の流通金額は4,300億円を突破しており、楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞店にも導入されています。

    楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・au PAY マーケットなどのモールと、futureshop・MakeShop・ショップサーブといったカートに対応します。オプションの「レジする蔵」を追加すれば実店舗のPOSとECの在庫を共有でき、「ロジする蔵」では自社倉庫の入荷・出荷検品・棚卸をスマートフォンで操作できます。基幹システムやWMSとの連携もカスタマイズで対応可能です。

    料金は初期費用150万円(税別)からで、要件によっては300万円台や1,000万円超になるケースもあると公式サイトに明記されています。従量課金としている機能はなく、月額は定額の保守費用 という構成です。サポートは365日受け付けており、公式サイトでは「比較的規模の大きな店舗様、または複雑な運用を行っている店舗様が多い傾向」と説明されています。

    対応モール・カート楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・au PAY マーケット・futureshop・MakeShopほか
    課金形態初期費用+月額定額の保守費用(従量課金としている機能はなし)
    受注処理の自動化多店舗の受注・商品情報を統合。業務に合わせたカスタマイズで自動化を設計
    倉庫・出荷連携オプション「ロジする蔵」で自社倉庫作業に対応。外部WMSとの連携はカスタマイズ
    料金目安初期費用1,500,000円(税別)〜/月額は要問い合わせ

    通販マーケッターEight!(株式会社東通メディア)

    引用:通販マーケッターEight!

    定期購入機能を標準搭載し、リピート通販のLTV最大化に強みを持つ通販基幹システム です。公式サイトでは全導入ショップの平均年商28億円以上(2021年9月〜2022年8月)、売上を上げるための機能数1,300以上という数値が示されています。

    ECカートと基幹システムのリアルタイム連携を前提とし、発送サイクルの違う商品をまとめて発送する処理や、複数出荷拠点への対応、ECサイトとリアルタイム連動する在庫処理に対応します。プラグイン方式を採用しており、決済・チャットボット・UGC・CTI・MA/BI・不正検知・WMSなど各領域の外部サービスと組み合わせて拡張できます。インフラはMicrosoft Azureを基盤とし、オートスケール・冗長化・災害対策を備えます。

    プランはSTANDARD・PREMIUM・ENTERPRISEの3段階で、ライセンス数とカスタマイズ可否によって分かれます。公式サイトでは「スタートアップから年商500億規模程度まで対応できるプランを取り揃えています」と説明されており、成長段階に応じた選択が可能です。

    対応モール・カート楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon、カートはfutureshop・ecforceほか自社カートに対応
    課金形態ライセンス数に応じた3プラン制(金額は要問い合わせ)
    受注処理の自動化定期購入機能を標準搭載。発送サイクルの異なる商品のまとめ発送に対応
    倉庫・出荷連携複数出荷拠点に対応。スクロール360・ロジザードZEROなどWMSと連携
    料金目安要問い合わせ

    eltexDC(株式会社エルテックス)

    引用:eltexDC

    EC・カタログ・TV・DMなど通販チャネルを横断して統合する、大手・中堅通販事業者向けの基幹システム です。公式サイトでは対象として「年商規模20〜200億円の大手・中堅通販/EC事業者様」が明示されています。

    コンタクトセンター、ストア・商品管理、出荷業務管理、債権・入出金管理、顧客情報管理、分析・プロモーション、マイページといった通販業務に必要な機能を網羅しています。定期注文管理や定期購入割引率の設定などリピート通販向けの機能を備えるほか、BtoB向けの「エルテックスDC B2B」も提供されており、卸取引まで含めた統合が可能です。

    設計・開発からインフラ構築、運用後の改修までを自社でワンストップ対応する体制が特徴です。柔軟なカスタマイズに対応するため、標準機能では吸収しきれない独自の商流を持つ企業に向いています。料金は公式サイトで公開されていないため、要件を整理したうえで問い合わせるかたちになります。

    対応モール・カートYahoo!・楽天などの外部モールに対応(詳細は要問い合わせ)
    課金形態公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
    受注処理の自動化コンタクトセンター・出荷業務管理・債権/入出金管理まで通販業務を網羅
    倉庫・出荷連携出荷業務管理機能を搭載。カスタマイズによる連携に対応
    料金目安要問い合わせ

    EC一元管理システムのよくある質問(FAQ)

    導入検討時によく挙がる疑問をまとめました。

    出店が1モールだけでも導入する意味はありますか?

    あります。EC一元管理システムの効果は「チャネル数」だけでなく「受注件数」にも比例するためです。1モールでも月間の発送件数が多い店舗であれば、確認メールの送信や帳票出力、送り状発行の自動化だけで大きく工数を削減できます。実際、公式サイトで「1モールでも発送件数の多い店舗」を対象として明示しているサービスもあります。

    導入までにどれくらいの期間がかかりますか?

    クラウド型であれば、最短で数営業日から1カ月程度が目安です。ワンクリックでモールと連携して即日利用を開始できるサービスもあります。一方、業務フローに合わせたカスタマイズを行う基幹パッケージ型は、要件定義から本稼働まで3カ月以上を見込む必要があります。いずれの場合も、繁忙期と重ならないスケジュールを組むことが重要です。

    無料で試せるサービスはありますか?

    多くのサービスが無料トライアルを用意しています。30日間の無料体験を提供しているものや、最大3カ月の無料期間を設けているもの、初期費用・月額無料のフリープランを用意しているものがあります。自社の実データを流し込んで、受注処理が本当に自動で進むかを確認する ことが、トライアルを有効に使うポイントです。

    決済や配送も一元管理システムでまとめられますか?

    決済そのものはEC一元管理システムの外側にあり、決済代行サービスと連携するかたちが基本です。多くのサービスがクレジットカード決済・後払い決済の各社と標準連携しており、入金確認や消込の自動化が可能です。決済手段の選定から見直す場合は、システム側の連携対象になっているかを合わせて確認してください。

    決済代行の選び方を含めて整理したい場合は、以下の記事も参考になります。

    関連記事:EC決済代行サービスおすすめ15選比較。手数料・タイプ別の選び方と導入メリットを解説

    まとめ

    EC一元管理システムは、複数チャネルの受注・在庫・商品情報を集約し、「チャネル数×作業量」という掛け算を断ち切るための基盤です。受注処理の効率化に強いもの、多チャネル展開に強いもの、倉庫の出荷まで一体で扱えるもの、通販事業全体の基幹となるものと、得意領域は明確に分かれています。

    選定で失敗しないためには、機能一覧を眺める前に「自社のボトルネックはどこか」を1つに絞り込むことが近道です。そのうえで、対応チャネル・課金形態・自動化範囲・倉庫連携・サポート体制の5点を、自社の受注件数と商品点数に当てはめて比較してください。

    まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「EC一元管理システム一覧比較表」の下にある診断ツールから確認してみてください。

    なお、システムを導入しても運用リソースそのものが足りない場合は、運用自体を外部に任せる選択肢もあります。社内体制と合わせて検討したい方は、以下の記事も参考にしてください。

    関連記事:EC運営代行おすすめ23選比較。費用相場と月商別の選び方

    海外展開まで視野に入れている場合は、越境EC特有の商習慣や物流の論点も押さえておくと判断がぶれません。

    関連記事:越境EC運営代行おすすめ18選比較。国別戦略に強い企業を見極めるポイントまで紹介

    関連記事

    資料一覧 記事一覧 ログイン 資料を掲載(無料) 記事広告への掲載希望