ECカートシステム18選比較。事業フェーズ別の選び方と費用相場を解説

自社ECの立ち上げやリプレイスで、最初に決めなければならないのがECカートシステムです。

しかし実際に調べ始めると、 「ASP・パッケージ・クラウドECと種類が多すぎて、自社がどれを選ぶべきか判断できない」 「月額数千円のものから数十万円のものまであり、費用の差が何なのかわからない」 「安く始めたいが、売上が伸びたときに乗り換えが必要になるのは避けたい」 といった悩みにぶつかる企業は少なくありません。

ECカートシステムは一度導入すると簡単には乗り換えられず、選定を誤ると数年単位で機会損失が続きます。逆に、自社の事業フェーズと商材に合ったカートを選べれば、運用工数を抑えながら売上を伸ばしていけます。

本記事では、ECカートシステムを事業フェーズと商材で4つのタイプに分類し、おすすめのサービスを比較します。あわせて、費用相場・5つの比較ポイント・自社に合うタイプがわかる診断ツールまでご紹介します。

ECカートシステムとは

ECカートシステムとは、ECサイト上で商品をカートに入れてから、注文・決済・受注管理までを一連の流れとして処理するシステムです。

「カート」という名前から買い物かご機能だけをイメージしがちですが、実際にカバーする範囲はそれよりもはるかに広くなっています。商品登録・受注管理・顧客管理・メール配信・売上分析まで含めた、EC運営の基盤そのものと考えたほうが実態に近いといえます。

近年はカート単体で完結せず、実店舗のPOSや基幹システム、物流倉庫、MAツールと連携させて使うケースが増えています。そのため「どこまでを自社のカートで担わせるか」を決めることが、選定の出発点になります。

ECサイト構築方法のなかでのカートシステムの位置づけ

自社ECを立ち上げる方法は、大きく5つに分かれます。それぞれ費用と自由度が大きく異なるため、まずは全体像を押さえておきましょう。

構築方法概要費用感
ASP型ベンダーが提供するクラウドサービスを月額利用。
サーバー準備が不要
月額 0円〜数万円
SaaS型
(高機能ASP)
ASP型のうち、定期通販機能やCRM機能まで備えた高機能タイプ月額 数万円〜
クラウドECクラウド提供でありながらフルカスタマイズが可能。
自動バージョンアップ対応
初期 数百万円〜
パッケージ自社サーバーやクラウド上に構築。
カスタマイズの自由度が最も高い
初期 数百万円〜
オープンソースソースコードが公開されており、システム本体の利用料は無料構築・保守費用のみ

ECカートシステムという言葉は、このうち主にASP型・SaaS型・クラウドECを指して使われます。ただし提供形態の違いは「どこまでカスタマイズできるか」「誰が保守するか」の違いでもあるため、本記事では構築方法の違いも含めて比較していきます。

なお、カートを選ぶ前にサイト全体の設計や制作を外部に相談したい場合は、EC構築に強い制作会社を比較しておくと選定がスムーズです。

関連記事:ECサイト制作・構築会社おすすめ20選比較。費用相場・構築方法・失敗しない選び方

ECカートシステムの主な機能

ECカートシステムには、購入手続き以外にもEC運営に必要な機能が幅広く搭載されています。サービスによって標準搭載かオプションかが分かれるため、まずは全体像を把握しておきましょう。

以下は、主要なECカートシステムに共通して搭載されている機能です。

カート・購入フロー買い物かご・購入手続き画面の提供。カゴ落ち対策やゲスト購入にも対応
決済クレジットカード・コンビニ払い・後払い・ID決済などの決済手段を提供
商品管理商品登録・在庫管理・カテゴリ設定・バリエーション(色・サイズ)管理
受注管理受注データの一元管理、出荷指示、伝票・納品書の発行、配送業者連携
顧客管理会員情報・購入履歴・問い合わせ履歴の管理。会員ランクやポイント付与も
販売促進クーポン発行・メルマガ配信・ステップメール・レコメンド・LP作成
分析売上・CVR・流入経路・リピート率などのレポート出力、外部解析ツール連携
サイト構築テンプレートによるデザイン設定、HTML/CSS編集、スマホ最適化

このうち、事業フェーズによって重要度が変わるのが「販売促進」と「分析」です。立ち上げ期は商品登録と決済が動けば十分ですが、月商が伸びてくると、カゴ落ちメールやレコメンドといった施策機能の有無が売上を左右するようになります。

なお、購入フォームの離脱を減らす施策は、カートの標準機能に加えて専用ツールを組み合わせる方法もあります。

関連記事:EFOツールおすすめ12選比較。導入時のポイントと対策も解説

ECカートシステムの費用相場

ECカートシステムの費用は、タイプによって「月額0円」から「初期数百万円」まで大きく開きます。まずはタイプごとの相場観を押さえておきましょう。

以下は、本記事で紹介する各サービスの公開料金をもとに整理した相場表です。

タイプ初期費用月額費用売上連動の手数料
スモールスタート型
(無料・低価格ASP)
0〜3,300円0〜9,595円決済手数料 3.4〜5.5%。
加えてサービス利用料が発生する場合あり
成長・本格運用型
(ASP・SaaS)
11,000〜100,000円9,800〜64,000円販売手数料 0〜3.19%。
決済手数料は別途
定期通販・D2C特化型
(SaaS)
要問い合わせ49,800円〜サービスにより注文件数などの
従量課金あり
大規模・カスタマイズ型
(クラウドEC・パッケージ)
数百万円〜数十万円〜固定・従量・レベニューシェアから
選択できる場合あり
オープンソース型システム本体は無料
(構築費は別途)
サーバー・保守費用のみなし

注意したいのは、月額費用だけで比較すると判断を誤る点です。月額0円のサービスでも売上に対して数%のサービス利用料がかかるため、月商が大きくなるほど総支払額が逆転します。必ず「月額+決済手数料+売上連動手数料」の合計で、想定月商における年間コストを試算してください。

費用が変動する3つの要因

1. 提供形態(ASP/SaaS/クラウドEC/オープンソース)

最も費用差が大きいのが提供形態です。ASP型はベンダーが用意した環境をそのまま使うため月額数千円から始められますが、クラウドECやパッケージは自社専用の環境を構築するため初期費用が数百万円規模になります。オープンソースはシステム本体が無料である一方、構築・カスタマイズ・保守の費用は自社負担となります。

2. 決済手数料・売上連動手数料の有無

同じ月額でも、売上連動の手数料があるかどうかで実質コストは変わります。無料プランは月額0円の代わりに決済手数料が5%台に設定されていることが多く、月商が数百万円を超えた段階で有料プランのほうが安くなるケースが一般的です。決済手段ごとに料率が異なる点にも注意が必要です。

EC全体の決済コストを詳しく比較したい場合は、決済代行サービス側の料率も合わせて確認しておくと精度が上がります。

関連記事:EC決済代行サービスおすすめ15選比較。手数料・タイプ別の選び方と導入メリットを解説

3. カスタマイズ・システム連携の範囲

基幹システムや在庫管理システム、実店舗のPOSと連携させる場合は、標準機能では足りず個別開発が必要になります。この開発費が総額を大きく押し上げる要因です。クラウドECやパッケージを検討する際は、システム利用料とは別に「初期の要件定義・開発費」がどの程度かかるかを見積もり段階で切り分けて確認しましょう。

ECカートシステムを選ぶ際に確認すべき5つの比較ポイント

ECカートシステムは、機能の多さや知名度だけで選ぶと失敗します。自社の事業フェーズと商材に照らして、以下の5つの視点で比較してください。

  1. 想定する月商・事業フェーズに料金体系が合っているか
  2. 商材・販売形態に必要な機能が標準搭載されているか
  3. デザインの自由度とカスタマイズ範囲
  4. 外部システムとの連携・拡張性
  5. サポート体制と移行のしやすさ

1. 想定する月商・事業フェーズに料金体系が合っているか

まず確認すべきは、現在の月商ではなく2〜3年後に想定している月商で試算したときのコストです。月額0円のカートは立ち上げ期には最適ですが、売上連動のサービス利用料が数%かかるため、月商が伸びるほど割高になります。逆に月額数万円のカートは、一定の月商を超えた段階でコスト効率が逆転します。

また、カート移行には商品データ・会員データ・定期購入データの移行作業が発生し、数か月単位の工数がかかります。「安いから」という理由だけで選ぶと、移行コストのほうが高くつく可能性があります。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 想定月商での年間総コスト(月額+決済手数料+売上連動手数料)を試算したか
  • 売上が伸びたときに同一サービス内で上位プランへ移行できるか
  • 商品数・注文件数の上限や超過課金の条件を把握しているか

2. 商材・販売形態に必要な機能が標準搭載されているか

商材によって必須機能はまったく異なります。定期購入・サブスクを軸にするなら、次回配送日の変更やスキップ、定期解約の引き止め、購入回数に応じた価格変更といった機能が必要です。アパレルなら色・サイズのバリエーション管理と在庫連動、食品なら賞味期限やクール便対応、ギフト需要があるなら熨斗・複数配送先の指定が求められます。

これらがオプション扱いになっているサービスでは、追加費用が積み上がって当初の見積もりから大きく膨らみます。「標準搭載か、オプションか、そもそも非対応か」を機能単位で確認してください。

3. デザインの自由度とカスタマイズ範囲

ブランドの世界観を重視するD2C事業では、デザインの自由度が売上に直結します。テンプレートを選ぶだけで公開できるサービスは立ち上げが速い一方、独自のレイアウトや購入体験を作り込むことはできません。

反対に、HTML/CSSを自由に編集できるサービスやテーマを自作できるサービスは表現の幅が広がりますが、制作会社への依頼費用と更新の手間が発生します。社内にデザイン・コーディングのリソースがあるかどうかで、選ぶべき自由度は変わります。

4. 外部システムとの連携・拡張性

EC事業が拡大すると、カート単体では業務が回らなくなります。在庫管理システム、WMS(倉庫管理システム)、会計システム、MAツール、実店舗のPOSなど、周辺システムとのデータ連携が必要になるためです。

APIが公開されているか、主要な外部サービスと標準連携しているかは、導入前に必ず確認してください。 連携できない場合、受注データを手作業でCSVに書き出して取り込むといった運用が発生し、注文件数が増えるほど人的コストが膨らみます。

出荷件数が増えて倉庫側の管理が追いつかなくなってきた場合は、物流側のシステム導入もあわせて検討する必要があります。

関連記事:物流管理システム18選比較。費用シミュレーションとタイプ別の選び方を解説

5. サポート体制と移行のしやすさ

ECは障害が即座に売上停止に直結するため、サポート体制の差は無視できません。電話・チャットの対応時間、専任担当の有無、導入時の初期設定支援があるかを確認しましょう。

あわせて確認しておきたいのが、将来の乗り換えやすさです。商品データ・会員データ・購入履歴をCSVなどで出力できるか、定期購入データを引き継げるかは、契約前に必ず聞いておくべき項目です。カート移行時に最も揉めやすいのが定期購入の顧客データとクレジットカード情報の引き継ぎであり、ここで詰まると顧客離脱につながります。

ECカートシステムの選び方

ECカートシステムは提供形態で分類されることが多いものの、実際の選定では「自社が今どの事業フェーズにあり、何を売っているか」で候補が絞られます。本記事では以下の4タイプに分類してご紹介します。

  1. スモールスタート型(初期費用を抑えてまずECを立ち上げたい場合)
  2. 成長・本格運用型(月商が伸び、デザインと販促機能を強化したい場合)
  3. 定期通販・D2C特化型(定期購入・サブスクでLTVを伸ばしたい場合)
  4. 大規模・カスタマイズ型(基幹システム連携や独自要件に対応したい場合)

①スモールスタート型(初期費用を抑えてまずECを立ち上げたい場合)

初期費用ゼロ、もしくは数千円程度で開設できるタイプです。テンプレートを選んで商品を登録すればその日のうちに販売を始められるため、EC専任担当がいない企業や、まず小さく検証したい企業に向いています。

月額費用が無料または数千円に抑えられている代わりに、売上に対する決済手数料やサービス利用料が高めに設定されているのが特徴です。月商が数百万円規模に育つまでは、このタイプが最もコスト効率に優れます。

このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

  • これからECを立ち上げる、または月商100万円未満のフェーズにある
  • 社内にEC専任の担当者やエンジニアがいない
  • まずは小さく始めて、商品の売れ行きを検証したい
サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
BASE
月額 0円〜(決済手数料3.6%+40円+サービス利用料3%)
スモールスタート型
月額0円で開設でき、売れた分だけ支払う従量型
STORES
月額 0円〜(スタンダード 3,300円/月・税込)
スモールスタート型
実店舗POS・予約サービスと同一アカウントで連携
カラーミーショップ
初期 3,300円+月額 4,950円〜
スモールスタート型
販売手数料0円。デザインテンプレートの自由度が高い
Square オンラインビジネス
月額 0円(オンライン決済手数料 3.6%)
スモールスタート型
実店舗のSquare POSと在庫・売上を自動同期
イージーマイショップ
月額 0円〜(スタンダード 初期3,300円+月額3,900円)
スモールスタート型
見積・オーダーメイド販売など複雑な受注形態に対応

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②成長・本格運用型(月商が伸び、デザインと販促機能を強化したい場合)

月商が伸びてきた事業者向けに、デザインの自由度と販促機能を強化したタイプです。テンプレートのカスタマイズやHTML編集に対応し、クーポン・メルマガ・レコメンド・アプリ連携といった売上を伸ばすための機能が揃っています。

初期費用は1〜10万円、月額は1万円台から数万円が中心です。売上連動の手数料が抑えられているサービスも多く、月商が一定規模を超えるとスモールスタート型より総額が安くなります。

このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

  • すでにECを運用しており、売上をさらに伸ばす施策を打ちたい
  • ブランドに合わせてデザインを作り込みたい
  • クーポン・メルマガなどの販促機能を本格的に使いたい
サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
Shopify
月額 3,650円〜(年払い)
成長・本格運用型
1万点超のアプリで機能拡張。越境ECにも標準対応
futureshop
初期 22,000円〜+月額 27,000円〜
成長・本格運用型
売上手数料0円。実店舗連携のomni-channelプランあり
makeshop
初期 11,000円+月額 13,750円〜
成長・本格運用型
流通額実績14年連続No.1、継続率98%を公表
aiship
初期 20,000円〜+月額 9,800円〜
成長・本格運用型
SaaS提供ながらカスタマイズ可能。月2回の無償更新

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③定期通販・D2C特化型(定期購入・サブスクでLTVを伸ばしたい場合)

健康食品・化粧品・食品などの単品リピート通販やサブスクリプションに特化したタイプです。定期購入の次回配送日変更・スキップ・引き止めオファー、購入回数に応じた価格変更、LTV分析といった、定期通販ならではの機能が標準搭載されています。

月額は5万円前後からが中心です。汎用カートでも定期購入機能をオプションで追加できる場合はありますが、解約抑止やCRM施策の作り込みまで考えると、専用カートのほうが運用効率で優位に立ちます。

このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

  • 定期購入・サブスクを売上の中心に据えている(据えたい)
  • 引き上げ率・解約率といった指標を改善してLTVを伸ばしたい
  • 広告からの新規獲得とCRM施策を同一システムで回したい
サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
ecforce
要問い合わせ
定期通販・D2C特化型
導入1,500件超、利用継続率99.7%を公表
スマレジEC・リピート
月額 49,800円〜
定期通販・D2C特化型
従量課金なしの月額固定。旧・楽楽リピート
サブスクストア
月額 49,800円〜(税抜)
定期通販・D2C特化型
1,000社の定期通販ノウハウを機能として実装
W2 Commerce
要問い合わせ
定期通販・D2C特化型
1,000以上の機能を標準搭載。BtoB・越境ECも1基盤で

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④大規模・カスタマイズ型(基幹システム連携や独自要件に対応したい場合)

年商数億円以上の中堅・大手企業や、独自要件が多い事業者に向けたクラウドEC・パッケージ・オープンソースのタイプです。基幹システムや実店舗POS、WMSとの連携、BtoB取引や越境ECへの対応など、標準機能では実現できない要件をカスタマイズで作り込めます。

初期費用は数百万円規模、月額も数十万円規模が中心です。導入までに数か月から1年程度かかるため、要件定義とベンダー選定に十分な期間を確保する必要があります。

このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

  • 年商数億円以上で、基幹システムとのデータ連携が必須になっている
  • 実店舗とのオムニチャネル施策や、BtoB取引にも対応したい
  • 自社独自の業務フローに合わせてシステムを設計したい
サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
ecbeing
要問い合わせ
大規模・カスタマイズ型
中堅・大手向けEC構築市場で18年連続シェアNo.1
ebisumart
要問い合わせ
大規模・カスタマイズ型
従量・固定・レベニューシェアから料金体系を選べる
メルカート
要問い合わせ
大規模・カスタマイズ型
ecbeingの機能をパッケージ化。月額固定でコスト予測が容易
コマース21
要問い合わせ
大規模・カスタマイズ型
国内EC売上TOP100社のうち12社が導入
EC-CUBE
システム本体 無料
大規模・カスタマイズ型
稼働35,000店舗超。全ソースをカスタマイズ可能

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ECカートシステム一覧比較表

以下は、本記事で紹介するECカートシステムの一覧比較表です。

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
BASE
月額 0円〜(決済手数料3.6%+40円+サービス利用料3%)
スモールスタート型
月額0円で開設でき、売れた分だけ支払う従量型
STORES
月額 0円〜(スタンダード 3,300円/月・税込)
スモールスタート型
実店舗POS・予約サービスと同一アカウントで連携
カラーミーショップ
初期 3,300円+月額 4,950円〜
スモールスタート型
販売手数料0円。デザインテンプレートの自由度が高い
Square オンラインビジネス
月額 0円(オンライン決済手数料 3.6%)
スモールスタート型
実店舗のSquare POSと在庫・売上を自動同期
イージーマイショップ
月額 0円〜(スタンダード 初期3,300円+月額3,900円)
スモールスタート型
見積・オーダーメイド販売など複雑な受注形態に対応
Shopify
月額 3,650円〜(年払い)
成長・本格運用型
1万点超のアプリで機能拡張。越境ECにも標準対応
futureshop
初期 22,000円〜+月額 27,000円〜
成長・本格運用型
売上手数料0円。実店舗連携のomni-channelプランあり
makeshop
初期 11,000円+月額 13,750円〜
成長・本格運用型
流通額実績14年連続No.1、継続率98%を公表
aiship
初期 20,000円〜+月額 9,800円〜
成長・本格運用型
SaaS提供ながらカスタマイズ可能。月2回の無償更新
ecforce
要問い合わせ
定期通販・D2C特化型
導入1,500件超、利用継続率99.7%を公表
スマレジEC・リピート
月額 49,800円〜
定期通販・D2C特化型
従量課金なしの月額固定。旧・楽楽リピート
サブスクストア
月額 49,800円〜(税抜)
定期通販・D2C特化型
1,000社の定期通販ノウハウを機能として実装
W2 Commerce
要問い合わせ
定期通販・D2C特化型
1,000以上の機能を標準搭載。BtoB・越境ECも1基盤で
ecbeing
要問い合わせ
大規模・カスタマイズ型
中堅・大手向けEC構築市場で18年連続シェアNo.1
ebisumart
要問い合わせ
大規模・カスタマイズ型
従量・固定・レベニューシェアから料金体系を選べる
メルカート
要問い合わせ
大規模・カスタマイズ型
ecbeingの機能をパッケージ化。月額固定でコスト予測が容易
コマース21
要問い合わせ
大規模・カスタマイズ型
国内EC売上TOP100社のうち12社が導入
EC-CUBE
システム本体 無料
大規模・カスタマイズ型
稼働35,000店舗超。全ソースをカスタマイズ可能

上記で自社に合うタイプの会社・サービスを絞り込みたい方は、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

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    【スモールスタート型】でおすすめのECカートシステム

    スモールスタート型のECカートシステムは次の5サービスです。

    BASE(BASE株式会社)

    引用:BASE

    月額0円で開設でき、売れた分だけ支払う従量型のカートです。ネットショップ作成サービスとして高い知名度を持ち、専門知識がなくてもテンプレートを選んで商品を登録するだけで販売を開始できます。

    スタンダードプランは初期費用・月額費用ともに0円で、注文が発生したときにのみ決済手数料3.6%+40円とサービス利用料3%がかかる仕組みです。売上が読めない立ち上げ期でも固定費が発生しないため、リスクを抑えて検証できます。

    売上が伸びてきた場合は、サービス利用料が0円になり決済手数料が2.9%に下がるグロースプランへ切り替えることで、同一サービス内でコスト構造を最適化できます。Apps(拡張機能)で予約販売や定期便などの機能を追加できる点も特徴です。

    対応フェーズ・規模立ち上げ期〜月商数百万円規模
    得意な商材・販売形態都度購入の物販全般。少品種からの検証販売
    カスタマイズ・拡張性テンプレート+HTML編集。Appsによる機能追加
    サポート体制メール・チャットでの問い合わせ対応
    料金スタンダード:初期0円/月額0円/決済手数料3.6%+40円+サービス利用料3%
    グロース:月額19,980円(年払い時 月額換算16,580円)/決済手数料2.9%/サービス利用料0円

    STORES(STORES株式会社)

    引用:STORES

    実店舗のPOSや予約サービスと同一アカウントで連携できるカートです。ネットショップだけでなくレジ・予約・キャッシュレス決済までを同じ管理画面で扱えるため、実店舗を持つ事業者のオンライン展開に向いています。

    フリープランは月額0円・決済手数料5.5%〜、スタンダードプランは月額3,300円(税込・年間契約)・決済手数料3.6%〜という料金体系です。月商が一定規模を超えた段階でスタンダードに切り替えると、決済手数料の差でコストを抑えられます。

    デザインテンプレートが豊富に用意されており、ブランドの雰囲気に合わせた見せ方を選べます。売上金を最短で受け取れるスピードキャッシュなど、キャッシュフローを支える機能も備えています。

    対応フェーズ・規模立ち上げ期〜月商数百万円規模
    得意な商材・販売形態実店舗を併営する物販。予約・サービス販売との併用
    カスタマイズ・拡張性テンプレート選択が中心。POS・予約サービスと連携
    サポート体制メール・チャットでの問い合わせ対応
    料金フリー:月額0円/決済手数料5.5%〜
    スタンダード:月額3,300円(税込・年間契約/月額契約は3,960円)/決済手数料3.6%〜

    カラーミーショップ(GMOペパボ株式会社)

    引用:カラーミーショップ

    販売手数料0円で、デザインの自由度が高いASP型カートです。HTML/CSSを自由に編集できるため、テンプレートをベースにしながらブランドに合わせた作り込みができます。

    レギュラープランは初期費用3,300円・月額4,950円、ラージプランは月額9,595円、プレミアムプランは初期費用22,000円・月額35,640円〜という料金体系です。いずれのプランも販売手数料は0円で、クレジットカード決済手数料はプランが上がるほど下がる設計になっています。

    長く運営されているサービスのため、外部サービスとの連携アプリや対応できる制作会社が多い点も強みです。デザインにこだわりたいものの、まだ大きな初期投資は避けたいという事業者に適しています。

    対応フェーズ・規模立ち上げ期〜月商1,000万円規模
    得意な商材・販売形態デザイン重視の物販。ハンドメイド・こだわり商材
    カスタマイズ・拡張性HTML/CSS編集に対応。アプリストアで機能追加
    サポート体制メール・電話(上位プラン)での問い合わせ対応
    料金レギュラー:初期3,300円/月額4,950円/カード決済3.4%〜
    ラージ:初期3,300円/月額9,595円/カード決済3.19%〜
    プレミアム:初期22,000円/月額35,640円〜/カード決済2.99%〜

    Square オンラインビジネス(Block, Inc.)

    引用:Square オンラインビジネス

    実店舗のSquare POSと在庫・売上を自動同期できるネットショップ機能です。決済サービスであるSquareの一機能として提供されており、初期費用・月額料金なしで利用を開始できます。

    オンライン決済の手数料は3.6%で、決済手数料以外の費用がかからない点が特徴です。実店舗でSquareのレジを使っている場合、商品情報と在庫がオンラインショップと自動的に同期されるため、二重管理の手間が発生しません。

    飲食店のテイクアウト受付や、実店舗の在庫をそのままオンライン販売したいケースに向いています。オンラインと店舗の売上を同じ管理画面で確認できる点も、小規模事業者にとって実務的なメリットです。

    対応フェーズ・規模立ち上げ期〜小規模。実店舗併営の事業者
    得意な商材・販売形態実店舗在庫の販売、テイクアウト・受取予約
    カスタマイズ・拡張性テンプレート中心。eコマースAPIによる開発も可能
    サポート体制電話・メールでの問い合わせ対応
    料金初期費用・月額料金なし/オンライン決済手数料 3.6%

    イージーマイショップ(株式会社システムリサーチ)

    引用:イージーマイショップ

    見積販売やオーダーメイド販売など、複雑な受注形態に対応できるカートです。標準的な物販だけでなく、商品ごとにオプションを組み合わせて価格が変わる販売や、注文後に金額を確定する受注形態にも対応しています。

    無料版は初期費用・月額利用料ともに0円、スタンダードは初期費用3,300円・月額3,900円、プロフェッショナルは月額8,700円という料金体系です。すべてのプランで販売手数料は0円に設定されています。

    年間流通総額は128億円(2026年5月時点)と公表されており、小規模事業者を中心に利用が広がっています。カート機能のみを既存サイトに組み込めるカートプラン(月額2,900円)が用意されている点も、他社にはない特徴です。

    対応フェーズ・規模立ち上げ期〜中小規模
    得意な商材・販売形態オーダーメイド・見積販売・オプション構成が複雑な商材
    カスタマイズ・拡張性テンプレート+HTML編集。既存サイトへのカート組み込みも可能
    サポート体制メール・電話での問い合わせ対応
    料金無料版:初期0円/月額0円<br>スタンダード:初期3,300円/月額3,900円
    プロフェッショナル:初期3,300円/月額8,700円
    カートプラン:初期3,300円/月額2,900円

    【成長・本格運用型】でおすすめのECカートシステム

    成長・本格運用型のECカートシステムは次の4サービスです。

    Shopify(Shopify Inc.)

    引用:Shopify

    1万点を超えるアプリで機能を拡張できる、世界標準のECプラットフォームです。テーマによるデザイン変更に加え、アプリを追加することで定期購入・レビュー・多言語対応といった機能を後から組み込めます。

    料金はBasicが月額3,650円、Growが月額10,100円、Advancedが月額44,000円(いずれも年払い)、Plusが月額368,000円からという体系です。クレジットカード手数料はBasicで3.55%〜、上位プランほど料率が下がります。

    多通貨・多言語に標準対応しているため、将来的に越境ECへ展開する可能性がある事業者にとって有力な選択肢です。国内外に対応できる制作会社やアプリ開発者が多く、拡張の選択肢が広い点も強みといえます。

    対応フェーズ・規模立ち上げ期〜大規模(Plusでエンタープライズ対応)
    得意な商材・販売形態都度購入の物販全般。越境EC・多言語販売
    カスタマイズ・拡張性テーマのコード編集に対応。1万点超のアプリで拡張
    サポート体制24時間対応のオンラインサポート
    料金Basic:月額3,650円/Grow:月額10,100円/Advanced:月額44,000円(いずれも年払い)
    Plus:月額368,000円〜

    futureshop(株式会社フューチャーショップ)

    引用:futureshop

    売上手数料0円で、実店舗連携まで拡張できるSaaS型カートです。デザインの自由度が高く、ブランドサイトのような世界観を作り込みたいアパレル・雑貨系の事業者に多く採用されています。

    料金は商品数に応じたプラン制で、futureshop 50が初期費用22,000円・月額27,000円、futureshop 10000が初期費用52,000円・月額64,000円という体系です。売上手数料は0円のため、月商が伸びてもシステム利用料は一定に保たれます。

    実店舗との在庫・顧客データ連携を行うomni-channelプランは、初期費用752,000円・月額167,000円で30,000商品まで対応します。EC単体から始めて、店舗連携まで同一プラットフォームで拡張していける設計です。

    対応フェーズ・規模月商数百万円〜数億円規模
    得意な商材・販売形態アパレル・雑貨などブランド訴求型の物販。店舗併営
    カスタマイズ・拡張性HTML/CSS編集に対応。API連携・外部サービス連携も可能
    サポート体制電話・メールでのサポート、導入時の設定支援あり
    料金futureshop 50:初期22,000円/月額27,000円
    futureshop 10000:初期52,000円/月額64,000円
    omni-channel:初期752,000円/月額167,000円

    makeshop(GMOメイクショップ株式会社)

    引用:makeshop

    流通額実績14年連続No.1を公表する、販促機能の豊富なASP型カートです。クーポン・会員ランク・ポイント・メルマガ・レコメンドといった売上を伸ばすための機能が標準で揃っています。

    Premiumプランは初期費用11,000円・月額13,750円で販売手数料3.19%(取扱い金額10,000円以上)、Enterpriseプランは初期費用11,000円・月額55,000円で販売手数料3.14%(取扱い金額50,000円以上)という料金体系です。継続率98%を公表しており、導入後の定着率の高さがうかがえます。

    機能数の多さが特徴である一方、使いこなすには一定の運用リソースが必要です。EC担当者を置いて本格的に施策を回していきたいフェーズの事業者に適しています。

    対応フェーズ・規模月商数百万円〜数億円規模
    得意な商材・販売形態販促施策を回す都度購入型の物販。多品種展開
    カスタマイズ・拡張性HTML/CSS編集に対応。外部サービス連携も豊富
    サポート体制電話・メールでのサポート、専任担当による支援あり
    料金Premium:初期11,000円/月額13,750円/販売手数料3.19%
    Enterprise:初期11,000円/月額55,000円/販売手数料3.14%

    aiship(株式会社ロックウェーブ)

    引用:aiship

    SaaS提供でありながらカスタマイズに対応できるクラウド型カートです。自由度の高いCMS機能を備えており、テンプレートに縛られないページ設計ができます。

    エントリープランは初期費用20,000円・月額9,800円、ベーシックプランは初期費用50,000円・月額29,800円、アドバンスプランは初期費用100,000円・月額129,800円という料金体系です。加えて注文件数に応じたトランザクション料金(エントリー55円/注文〜)が発生します。

    導入実績は2,000社以上、EC支援歴は20年と公表されています。月2回の無償バージョンアップにより常に最新機能を利用でき、SaaSの手軽さと個別対応の柔軟さを両立させたい事業者に向いています。

    対応フェーズ・規模月商数百万円〜数億円規模
    得意な商材・販売形態都度購入の物販。BtoB・ギフトなど専用ラインナップあり
    カスタマイズ・拡張性SaaSながらカスタマイズ対応。自由度の高いCMSを搭載
    サポート体制電話・メールでのサポート、導入支援あり
    料金エントリー:初期20,000円/月額9,800円
    ベーシック:初期50,000円/月額29,800円
    アドバンス:初期100,000円/月額129,800円
    ※別途トランザクション料金(15〜55円/注文)

    【定期通販・D2C特化型】でおすすめのECカートシステム

    定期通販・D2C特化型のECカートシステムは次の4サービスです。

    ecforce(株式会社SUPER STUDIO)

    引用:ecforce

    D2C・単品リピート通販に特化した、CRM機能まで統合したカートです。定期購入の管理はもちろん、引き上げ施策やLTV分析まで同一システムで完結させられる設計になっています。

    導入企業数は1,500件超(2024年10月末日時点)、利用継続率は99.7%と公表されています。広告からの新規獲得、フォーム最適化、同梱物やステップメールによる引き上げまでを一気通貫で管理できるため、CPAとLTVの両面から改善を回したい事業者に適しています。

    料金は公式サイトに記載がなく、事業規模や必要機能に応じた見積もりとなります。定期通販を本格的に伸ばす前提で、CRMを含めた基盤を一本化したい企業向けの選択肢です。

    対応フェーズ・規模月商数百万円〜数十億円規模のD2C事業
    得意な商材・販売形態化粧品・健康食品などの単品リピート通販、サブスク
    カスタマイズ・拡張性API連携に対応。マーケティング機能を標準統合
    サポート体制導入支援・運用支援あり(詳細は要問い合わせ)
    料金要問い合わせ

    スマレジEC・リピート(株式会社スマレジ)

    引用:スマレジEC・リピート

    従量課金なしの月額固定で使える定期通販カートです。旧「楽楽リピート」としてサービス提供されてきた定期通販向けカートで、注文件数が増えてもシステム利用料が変動しない料金体系が特徴です。

    料金はライトプランが月額49,800円〜と公開されており、上位のスタンダードプラン・エキスパートプランは資料での案内となっています。注文件数に応じた従量課金がないため、売上が伸びる局面でもコストの予測が立てやすい設計です。

    POSレジのスマレジと同じグループが提供しているため、実店舗を併営する事業者にとっては将来的な連携も視野に入れられます。定期通販を始めたいものの、従量課金でコストが読めなくなることを避けたい事業者に向いています。

    対応フェーズ・規模定期通販の立ち上げ期〜中規模
    得意な商材・販売形態単品リピート通販、サブスクリプション販売
    カスタマイズ・拡張性オープンAPIを公開。外部システム連携に対応
    サポート体制導入支援・運用サポートあり(詳細は要問い合わせ)
    料金ライトプラン:月額49,800円〜(従量課金なし)

    サブスクストア(テモナ株式会社)

    引用:サブスクストア

    1,000社の定期通販ノウハウを機能として実装したサブスク特化カートです。業界シェアNo.1の定期通販カートシステムとして提供されており、サブスクリプションビジネスに必要な機能が標準で揃っています。

    料金は月額49,800円〜(税抜)と公開されており、詳細は機能や利用規模に応じた案内となります。単品通販・D2C・サブスクリプションのいずれの販売形態にも対応できる設計です。

    物販に限らず、サービス提供型のサブスクにも対応できる点が特徴です。定期通販の運用ノウハウが社内に蓄積されていない段階から、標準機能に沿って施策を組み立てられます。

    対応フェーズ・規模定期通販の立ち上げ期〜中規模
    得意な商材・販売形態単品リピート通販、サブスクリプション(物販・サービス)
    カスタマイズ・拡張性外部システム連携に対応(詳細は要問い合わせ)
    サポート体制導入支援・運用サポートあり(詳細は要問い合わせ)
    料金月額49,800円〜(税抜)

    W2 Commerce(株式会社W2)

    引用:W2 Commerce

    1,000以上の機能を標準搭載し、サブスクから越境ECまで1基盤で扱えるプラットフォームです。20年以上にわたり開発されてきた大規模EC基盤をベースに、BtoC・BtoB・サブスク・越境ECのいずれにも対応します。

    導入実績は1,100以上と公表されています。定期購入の管理やCRM施策に必要な機能が標準搭載されているため、オプション追加による費用の積み上がりを抑えられる点が特徴です。

    要件定義から運用定着まで一気通貫で支援する体制を持ち、定期通販を軸にしながら将来的にBtoBや越境へ広げていきたい事業者に適しています。料金は公式サイトに記載がなく、要件に応じた見積もりとなります。

    対応フェーズ・規模月商数千万円〜数十億円規模
    得意な商材・販売形態サブスク・定期通販に加え、BtoB・越境ECにも対応
    カスタマイズ・拡張性1,000以上の機能を標準搭載。カスタマイズにも対応
    サポート体制要件定義から運用定着まで一気通貫で支援
    料金要問い合わせ

    【大規模・カスタマイズ型】でおすすめのECカートシステム

    大規模・カスタマイズ型のECカートシステムは次の5サービスです。

    ecbeing(株式会社ecbeing)

    引用:ecbeing

    中堅・大手向けEC構築市場で18年連続シェアNo.1のECプラットフォームです。1,600サイト以上の導入実績を持ち、導入企業の年間EC流通総額は1.6兆円と公表されています。

    AI接客・AI検索・業務自動化を統合し、BtoC・BtoBの双方に対応します。マイクロサービスアーキテクチャを採用しているため、必要な機能を段階的に追加していく拡張の仕方が可能です。OMO(オムニチャネル)機能も搭載しており、実店舗を持つ企業の統合施策にも対応します。

    グループ人員は1,300名以上と、EC構築ベンダーとしては最大級の体制を持ちます。要件が複雑で、構築後も継続的に改善していきたい中堅・大手企業に向いた選択肢です。

    対応フェーズ・規模年商数億円以上の中堅・大手企業
    得意な商材・販売形態BtoC・BtoB双方。オムニチャネル施策を伴う販売
    カスタマイズ・拡張性フルカスタマイズ対応。マイクロサービスで段階的拡張
    サポート体制グループ1,300名以上の体制で構築から運用まで支援
    料金要問い合わせ

    ebisumart(株式会社インターファクトリー)

    引用:ebisumart

    フルカスタマイズ可能なクラウドECとして9年連続シェアNo.1のプラットフォームです(日本ネット経済新聞調べ)。累計800サイト超の導入実績を持ち、年間流通総額は2,045億円と公表されています。

    クラウド提供でありながらカスタマイズに対応し、かつ自動でバージョンアップされる点が特徴です。パッケージのように「導入時点で機能が固定される」ことがないため、システムの老朽化リスクを抑えられます。

    料金体系は従量課金プラン・固定料金プラン・レベニューシェアプランの3種類が用意されており、事業モデルに合わせて選べます。BtoC・BtoB・オムニチャネル・越境EC・ふるさと納税など、幅広い業態への対応実績があります。

    対応フェーズ・規模年商数億円以上の中堅・大手企業
    得意な商材・販売形態BtoC・BtoB・オムニチャネル・越境EC・ふるさと納税
    カスタマイズ・拡張性フルカスタマイズ可能。自動バージョンアップに対応
    サポート体制構築から運用まで専任体制で支援
    料金要問い合わせ(従量課金/固定料金/レベニューシェアの3プラン)

    メルカート(株式会社エートゥジェイ)

    引用:メルカート

    ecbeingの機能をパッケージ化し、月額固定で使えるクラウドECです。システムコストが売上連動型ではなく月額固定のため、売上が伸びるほどコスト比率が下がる構造になっています。

    セキュリティ事故0件、サポート満足度97%、平均売上成長率480%といった数値が公表されています。ecbeingグループとしての構築実績1,600社のノウハウを土台にしながら、大規模構築より短い期間・抑えた費用で立ち上げられる点が特徴です。

    年間240回の自動更新により、機能は継続的にアップデートされます。中堅企業がクラウドECを検討する際、フルスクラッチ相当の費用は避けたいというケースに適した選択肢です。

    対応フェーズ・規模年商数億円規模の中堅企業
    得意な商材・販売形態BtoC物販全般。オムニチャネル施策にも対応
    カスタマイズ・拡張性ecbeingの機能をベースにカスタマイズ対応
    サポート体制サポート満足度97%を公表。専任担当による支援
    料金要問い合わせ(月額固定型)

    コマース21(株式会社コマース21)

    引用:コマース21

    国内EC売上TOP100社のうち12社が導入する、大規模EC向けプラットフォームです。国内大手大規模ECへの導入は300社を超え、システム導入ECの流通総額は3,200億円超と公表されています。

    「ロイヤルカスタマーDXソリューション」を掲げ、顧客体験価値の向上によってLTVを高める循環を作ることに主眼を置いています。単なるカート機能の提供ではなく、大規模ECの事業成長を前提とした設計思想が特徴です。

    創業から20数年にわたり大規模ECの構築を手がけてきた実績があり、複雑な要件や大量トランザクションを前提とした案件に対応できます。トップクラスの規模でECを運営する企業向けの選択肢です。

    対応フェーズ・規模年商数十億円以上の大手企業
    得意な商材・販売形態大規模BtoC物販。ロイヤルカスタマー育成を伴う販売
    カスタマイズ・拡張性大規模要件に対応したフルカスタマイズ
    サポート体制構築から運用改善まで伴走支援
    料金要問い合わせ

    EC-CUBE(株式会社イーシーキューブ)

    引用:EC-CUBE

    システム本体を無料で利用できる、国内最大級のオープンソースECプラットフォームです。初期費用や月額費用はかからず、サイトを構成するすべてのカスタマイズが可能となっています。

    稼働店舗数は35,000以上(同社調べ)で、月商1,000万円以上のネットショップ利用数No.1と公表されています(ECマーケティング株式会社調査)。対応できる制作会社やプラグイン開発者が多く、要件に合わせて構築を依頼しやすい点が強みです。

    システム本体は無料である一方、構築・カスタマイズ・サーバー・保守の費用は自社負担となります。セキュリティ・性能・可用性を強化したEC-CUBE Enterpriseも用意されており、規模に応じた選択が可能です。

    対応フェーズ・規模中小規模〜大規模(Enterpriseで大規模対応)
    得意な商材・販売形態独自の業務フローを持つBtoC・BtoB物販
    カスタマイズ・拡張性全ソースをカスタマイズ可能。プラグインで機能追加
    サポート体制コミュニティ+制作会社による支援(Enterpriseは個別対応)
    料金システム本体:無料(初期費用・月額費用なし)
    ※構築・カスタマイズ・サーバー・保守費用は別途

    ECカートシステムのよくある質問

    ECカートシステムの選定でよく寄せられる質問をまとめました。

    Q. 無料のECカートシステムでも問題なく運営できますか?

    立ち上げ期であれば十分に運営できます。ただし無料プランは売上に対する決済手数料やサービス利用料が高めに設定されているため、月商が数百万円規模になると有料プランのほうが総額で安くなるケースが一般的です。導入時に「どの月商で切り替えるか」の基準を決めておくと判断がぶれません。

    Q. カートシステムは後から乗り換えられますか?

    乗り換えは可能ですが、商品データ・会員データ・購入履歴・定期購入データの移行作業が発生し、数か月単位の工数がかかります。特に定期購入の顧客データとクレジットカード情報の引き継ぎは難易度が高く、対応可否をベンダーに確認する必要があります。将来の乗り換えを見据えて、データのエクスポート可否は契約前に確認しておきましょう。

    Q. モール出店と自社ECカート、どちらを優先すべきですか?

    集客力を重視するならモール、顧客データの蓄積とブランド構築を重視するなら自社ECが向いています。多くの事業者は両方を並行運用しており、モールで認知を獲得しつつ、自社ECでリピーターを育てる形を取っています。自社ECの構築と並行してモール運営まで手が回らない場合は、運営代行の活用も選択肢になります。

    関連記事:EC運営代行おすすめ23選比較。費用相場と月商別の選び方

    Q. 越境ECを視野に入れる場合、どのカートを選ぶべきですか?

    多通貨・多言語に標準対応しているカート、もしくは越境EC向けの機能を持つクラウドECが候補になります。ただし、カートの機能だけでなく、海外決済・国際配送・現地の法規制対応まで含めた体制づくりが必要です。

    関連記事:越境EC運営代行おすすめ18選比較。国別戦略に強い企業を見極めるポイントまで紹介

    まとめ

    本記事では、ECカートシステムを事業フェーズと商材で4つのタイプに分類し、おすすめのサービスを比較しました。

    タイプ概要
    スモールスタート型初期費用0〜数千円で開設でき、売れた分だけ手数料を払う従量型が中心
    成長・本格運用型月額1万円台〜。デザインの自由度と販促機能を強化したタイプ
    定期通販・D2C特化型月額5万円前後〜。定期購入の管理とLTV改善機能に特化
    大規模・カスタマイズ型初期数百万円〜。基幹連携や独自要件をカスタマイズで実現

    そのうえで、以下の5つの比較ポイントで候補を絞り込みます。

    • 想定する月商・事業フェーズに料金体系が合っているか
    • 商材・販売形態に必要な機能が標準搭載されているか
    • デザインの自由度とカスタマイズ範囲
    • 外部システムとの連携・拡張性
    • サポート体制と移行のしやすさ

    ECカートシステムは一度導入すると乗り換えに大きな工数がかかるため、現在の月商ではなく2〜3年後の想定月商で判断することが重要です。まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「ECカートシステム一覧比較表」の下にある診断ツールから確認してみてください。

    カート選定と並行して、EC全体の戦略設計や運用体制づくりに課題を感じている場合は、外部の専門家に相談する方法もあります。

    関連記事:ECコンサル会社おすすめ15選比較。費用相場からタイプ別の選び方まで解説

    本記事が、自社に最適なECカートシステムを選ぶ一助になれば幸いです。

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