EC物流代行おすすめ16選比較。費用相場と出荷規模・商材別の選び方
「注文が増えるほど梱包・発送に追われ、商品企画や販促に手が回らない」
「楽天スーパーSALEのたびに出荷が遅れ、レビューが荒れる」
「冷凍品や化粧品を扱っていて、どこに頼めばいいのかわからない」
EC事業が伸びてくると、物流の悩みは売上に比例して大きくなります。出荷が1日遅れればレビューとモール内の評価が下がり、誤出荷が続けばリピート率が落ちます。物流は「裏方の作業」ではなく、EC事業の売上を左右する顧客接点のひとつです。
EC物流代行を利用すれば、入庫・保管・ピッキング・梱包・出荷といった物流業務を専門会社に任せ、自社は商品企画や集客に集中できます。ただし、EC物流代行会社は料金体系・対応できる商材・モール連携・セール時の出荷能力が会社ごとに大きく異なります。自社の出荷規模や商材に合わない会社を選ぶと、「固定費が重くて割高だった」「冷凍品を扱えなかった」「セールで結局パンクした」といった失敗につながります。
本記事では以下の内容を解説したうえで、おすすめのEC物流代行16選を4つのタイプ別に紹介します。
- 自社出荷からEC物流代行へ切り替えるべきタイミングと、人件費換算の判断方法
- 費用項目の相場と、月商別に見た物流費のシミュレーション
- 出荷規模・商材・任せたい範囲から選ぶ4タイプと、4つの比較ポイント
そもそもEC物流代行とは?
EC物流代行とは、ECサイトやECモールで販売する商品の入庫・保管・在庫管理・ピッキング・梱包・出荷・返品処理までを、専門の物流会社が代わりに行うサービスです。倉庫のスペース、作業スタッフ、倉庫管理システム(WMS)、配送会社との契約をまとめて代行会社のものに乗せられるため、自社で物流インフラを持たずにEC事業を運営できます。
一般的な物流代行と違うのは、「1件ずつ個人宅へ届けるBtoC出荷」を前提に設計されている点です。ECの注文データを自動で取り込み、その日のうちに出荷し、ギフト包装や同梱チラシなど購入者ごとの要望に対応する。こうしたEC特有の要件に対応できるかどうかが、EC物流代行を選ぶうえでの中心になります。
似た言葉に「発送代行」「3PL」「フルフィルメント」があります。違いを整理すると以下のとおりです。
| 用語 | 任せられる範囲 | 自社に残る業務 |
|---|---|---|
| 発送代行 | 梱包・出荷が中心(保管を含む場合もあり) | 受注処理・在庫計画・顧客対応 |
| 3PL(EC物流代行) | 入庫・保管・在庫管理・出荷・返品までの物流業務一式 | 受注処理・顧客対応 |
| フルフィルメント | 物流業務に加え、受注処理・決済・カスタマーサポートまで | 商品企画・集客・販促 |
本記事の「EC物流代行」は、3PLを中心に、受注処理やカスタマーサポートまで任せられるフルフィルメント型のサービスまでを含めて紹介しています。発送代行と3PL・フルフィルメントの違いや、発送業務だけを切り出して外注したい場合の選び方は、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:発送代行サービス10選比較。3PL/フルフィルメントの違いから選び方まで解説
EC物流代行に依頼できる業務
EC物流代行に依頼できる業務は、倉庫内の物流業務だけではありません。会社によっては、EC運営に付随する周辺業務までまとめて任せられます。
| 業務分類 | 業務内容 | 概要 |
|---|---|---|
| 物流業務 | 入荷・検品 | 納品された商品の数量・品質を確認し、WMSに登録 |
| 物流業務 | 保管・在庫管理 | ロケーション管理、棚卸、ロット・賞味期限の管理 |
| 物流業務 | ピッキング・梱包 | 注文に応じて商品を集め、緩衝材・資材を選んで梱包 |
| 物流業務 | 出荷・配送手配 | 送り状の発行、配送会社への引き渡し、追跡番号の連携 |
| 物流業務 | 返品処理 | 返品の受け取り・検品・再入庫または廃棄 |
| 付帯業務 | 流通加工 | ギフトラッピング、のし、セット組み、タグ付け、名入れ |
| 付帯業務 | 同梱物対応 | チラシ・サンプル・納品書の同梱、定期便の回数別同梱物の切り替え |
| 付帯業務 | FBA・卸向け出荷 | Amazon倉庫への納品、小売店・卸へのBtoB出荷 |
| EC運営業務 | 受注処理 | 注文確認・入金確認・在庫引当・出荷指示 |
| EC運営業務 | カスタマーサポート | 配送状況・返品・交換などの問い合わせ対応 |
| EC運営業務 | ささげ業務 | 商品の撮影・採寸・原稿作成・商品登録 |
この表のうち、どこまでを外注するかによって依頼先のタイプが変わります。物流業務だけを任せるなら従量課金で小さく始められる会社が選択肢に入り、受注処理やカスタマーサポートまで任せるなら、EC運営業務を自社で抱える会社を選ぶ必要があります。
外注後も在庫の数字を自社で把握したい場合は、代行会社のWMSとは別に、自社側の在庫管理の仕組みも整えておくと運用が安定します。在庫管理システムの種類と選び方は、以下の記事で解説しています。
関連記事:在庫管理システムおすすめ12選比較。3タイプ別の選び方と費用相場を解説
自社出荷からEC物流代行へ切り替えるタイミング
EC物流代行は、出荷件数が少ないうちは割高に感じることもあります。一方で、切り替えが遅れると、出荷遅延や誤出荷でレビューと売上を落としてから慌てて外注先を探すことになります。ここでは、切り替えを検討すべき4つのサインを紹介します。
出荷件数が月100〜300件を超えた
一般に、自社出荷の負担が目に見えて重くなるのは、月間出荷件数が100〜300件を超えたあたりです。1日あたりに直すと5〜15件程度ですが、梱包・送り状の発行・問い合わせ対応まで含めると、担当者1人の業務時間の大半が出荷作業で埋まり始めます。
この段階では、完全従量課金で固定費がかからないEC物流代行を選べば、自社出荷と大きく変わらないコストで外注できます。出荷件数がまだ少ないからといって先延ばしにせず、「担当者が出荷作業にどれだけ時間を使っているか」で判断するのが確実です。
セールのたびに出荷が遅れる・ミスが出る
楽天スーパーSALEやお買い物マラソン、Amazonのセールなど、ECは平常時の数倍の注文が数日間に集中する業態です。平常時は自社で回せていても、セール期間に出荷遅延や誤出荷が発生しているなら、自社の出荷体制は限界に近いと考えるべきです。
セール時の遅延はレビュー評価とモール内での検索順位に直結します。セールのたびに社員総出で梱包している、アルバイトを短期で集めているという状態なら、波動に強いEC物流代行への切り替えを検討してください。
複数のモール・カートに出店した
自社サイトに加えて楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなどに出店すると、モールごとに在庫を分けるか、1つの在庫を共有するかという在庫管理の問題が生まれます。手作業で在庫数を合わせていると、売り越し(在庫切れ商品の受注)や欠品の見落としが起きやすくなります。
EC物流代行の多くは、主要なモール・カートや受注管理システムと連携し、在庫を一元管理したうえで出荷指示を自動で取り込めます。出店先が2つ以上になった段階は、物流を外注して在庫管理の仕組みごと整える好機です。
人件費で試算すると外注の方が安い
最も確実なのは、自社出荷のコストを人件費まで含めて試算し、EC物流代行の見積もりと比べることです。自社出荷のコストは「送料+資材費」だけで見られがちですが、実際には作業時間の人件費と保管スペースの費用がかかっています。
以下は、月1,000件を出荷する場合の試算例です。
前提条件:
・1件あたりの作業時間8分(ピッキング・梱包・送り状発行・出荷連絡を含む)
・時給1,300円
・資材費80円/件
・自社契約の配送料750円/件(60サイズ)
・保管スペース費用月50,000円
EC物流代行側は、次章「月商別に見る物流費の目安」の月商500万円のケースを使用しています。いずれも一般的な水準を仮定した試算です。
| 費用項目 | 自社出荷 | EC物流代行 |
|---|---|---|
| 作業人件費 | 約173,000円(約133時間) | 作業料に含む |
| 資材費 | 80,000円 | 作業料に含む |
| 配送料 | 750,000円 | 配送料・作業料等で合計860,000円 |
| 保管スペース | 50,000円 | 保管料に含む |
| 合計(月額) | 約1,053,000円 | 約860,000円 |
この試算では、月1,000件の段階でEC物流代行のほうが月20万円近く安くなります。差が生まれる最大の理由は配送料です。EC物流代行は大量の荷物をまとめて配送会社に渡すため、個社で契約するより安い運賃を持っていることが多く、その差が出荷件数に比例して効いてきます。
さらに、自社出荷では採用・教育の手間、誤出荷時の再送コスト、担当者の退職リスクといった「表に出ないコスト」も発生します。見積もりを比べるときは、自社出荷のコストを実際の時間と運賃で書き出したうえで並べてください。
EC物流代行の費用相場
EC物流代行の費用は、配送料だけでなく複数の項目の積み上げで決まります。ここでは、費用項目ごとの相場、料金体系のパターン、月商別に見た物流費の目安の順に解説します。
費用項目ごとの相場
以下は市場全体の目安となる相場レンジです。実際の単価は商品サイズ・出荷件数・エリアによって変動します。
| 費用項目 | 内容 | 相場の目安 |
|---|---|---|
| 初期費用 | システム連携・マスタ登録・倉庫の立ち上げ | 0〜5万円程度(無料の会社も多い) |
| 月額固定費 | WMS利用料・基本管理料 | 0〜5万円程度(完全従量課金なら0円) |
| 入庫料 | 納品商品の受け入れ・検品 | 10〜30円/個程度 |
| 保管料 | 倉庫での在庫保管 | 坪単価2,500〜7,000円/月程度、または容積・棚単位の個建て |
| 作業料 | ピッキング・梱包 | 1件あたり100〜400円程度(資材費は別途または込み) |
| 配送料 | 配送会社への運賃 | 60サイズで400〜800円/件程度 |
| オプション | 流通加工・同梱物・返品処理 | 同梱物5〜20円/点程度、ギフト包装100〜300円/件程度 |
表示価格を比べるときに注意したいのは、「発送料金○円〜」の中に何が含まれているかです。作業料・資材費・配送料をまとめた「込み価格」で表示する会社と、項目ごとに分けて請求する会社があり、表示価格だけを並べると比較になりません。
料金体系は「完全従量型」と「固定費+従量型」の2つ
EC物流代行の料金体系は、大きく2つに分かれます。
完全従量型は、初期費用・月額固定費が0円で、入庫・保管・出荷の実績分だけを支払う形式です。出荷がない月は保管料以外ほとんど費用が発生しないため、立ち上げ期のEC事業や出荷量が読めない事業に向いています。一方で、1件あたりの単価は固定費型より高めに設定されていることが多く、出荷件数が増えるほど割高になる場合があります。また、倉庫内の作業ルールは標準化されたものに合わせる必要があり、独自の梱包ルールや細かな流通加工には対応しきれないことがあります。
固定費+従量型は、月額の基本料金やシステム利用料を支払ったうえで、作業分を従量で支払う形式です。専用のロケーションや担当者がつくことが多く、独自ルールやセール時の増員にも柔軟に対応してもらえます。月1,000件以上の出荷が安定している企業ほど1件あたりの単価を下げやすい反面、出荷が落ちた月も固定費は発生するため、事業の立ち上げ直後には重くなりがちです。
月商別に見る物流費の目安
内訳だけでは「結局いくらかかるのか」が見えません。以下は、一般的な単価をもとに月商を3段階に振って物流費を試算したものです。
前提条件:
・客単価5,000円
・常温の一般商材
・1注文あたり1.5点
・60サイズの宅配便
・作業料150円/件(月商3,000万円は130円)・資材費80円/件・入庫料20円/件(1.5点分)
・配送料は件数に応じて600円・560円・520円
・保管料5,000円/坪・月
・初期費用は含みません。
| 項目 | 月商100万円 | 月商500万円 | 月商3,000万円 |
|---|---|---|---|
| 月間出荷件数 | 200件 | 1,000件 | 6,000件 |
| 配送料 | 120,000円 | 560,000円 | 3,120,000円 |
| 作業料・資材費・入庫料 | 50,000円 | 250,000円 | 1,380,000円 |
| 保管料 | 10,000円(2坪) | 30,000円(6坪) | 150,000円(30坪) |
| 月額固定費 | 0円 | 20,000円 | 50,000円 |
| 物流費合計(月額) | 約180,000円 | 約860,000円 | 約4,700,000円 |
| 1件あたり | 約900円 | 約860円 | 約783円 |
| 売上に占める物流費 | 約18.0% | 約17.2% | 約15.7% |
この試算からわかることは2つあります。
1つ目は、どの規模でも配送料が物流費全体の約65〜67%を占めることです。作業料の数十円の差より、配送料の単価と、商品を1つ小さいサイズ区分に収める梱包設計のほうが総額に効きます。見積もりを比べるときは、配送料の単価とサイズ区分を最優先で確認してください。
2つ目は、売上に占める物流費の割合は、出荷件数よりも客単価で大きく変わることです。同じ月1,000件の出荷でも、客単価が10,000円なら物流費の割合は約8.6%まで下がります。物流費率が高い場合は、代行会社の単価交渉だけでなく、送料無料ラインの設定やまとめ買い施策で客単価を上げることも有効な打ち手になります。
費用が変動する3つの要因
1. 商品サイズと配送サイズの区分
配送料は60・80・100サイズといった区分ごとに段階的に上がります。商品そのものは小さくても、緩衝材や箱の選び方で1つ上のサイズ区分になると、全出荷の運賃が一段上がります。薄型の商品であれば、ポスト投函サイズで出荷できるかどうかでも費用は大きく変わります。
2. 在庫の回転の速さ
保管料は在庫量に比例します。売れ筋商品が少なく在庫が長期間滞留していると、出荷件数が少ないのに保管料だけが膨らみます。保管料が坪単価制か、容積・棚単位の個建てかによっても有利不利が変わるため、平均在庫量を把握したうえで料金方式を確認してください。
3. 付帯作業の多さ
ギフトラッピング、のし、メッセージカード、定期便の回数別同梱物などは、1件ごとの手作業になるため作業料が上乗せされます。付帯作業が必要な注文の割合が高い商材ほど、基本の出荷単価より付帯作業の単価が総額を左右します。
見積もりを依頼するときに揃える条件
EC物流代行の見積もりは、前提条件がそろっていないと比較できません。各社に見積もりを依頼するときは、以下を同じ数字で伝えてください。
- 平常時の月間出荷件数と、セール時のピーク件数
- 1注文あたりの平均点数とSKU数
- 商品のサイズ・重量・保管温度帯
- 出店しているモール・カートと受注管理システム
- ギフト包装・同梱物など付帯作業が必要な注文の割合
そのうえで、単価ではなく「この条件で月額いくらになるか」という総額で各社を並べます。総額が近い会社が複数残った場合は、次章の比較ポイントで最終的な1社を絞り込みます。
EC物流代行を選ぶ際に確認すべき4つの比較ポイント
EC物流代行は、どこに頼んでも同じではありません。料金が近い会社が並んだときに差がつくのは、自社の商材を預けられるか、モールの配送基準を満たせるか、セールで崩れないか、どこまで任せられるかの4点です。
- 保管条件・許認可
- モール連携・配送品質
- セール時の波動対応
- EC運営業務の対応範囲
1. 保管条件・許認可
最初に確認すべきは、自社の商材をそもそも預けられるかどうかです。冷凍・冷蔵食品には温度帯ごとの保管設備が、化粧品や医薬部外品には製造業許可(包装・表示・保管を含む)が、コンタクトレンズなどの高度管理医療機器には販売業許可が必要です。許可を持たない倉庫では、料金がどれだけ安くても保管・出荷ができません。
温度帯は「常温・定温・冷蔵・冷凍」の4つに分かれ、チョコレートや健康食品、革製品などは夏場の高温を避ける定温保管が必要になることがあります。冷凍と冷蔵の商品を1つの箱で同梱できるかどうかも、食品ECでは送料に直結します。
確認すべきポイントは次の3つです。
- 自社商材の温度帯に対応した保管設備があるか
- 商材に必要な許可(化粧品製造業・医薬部外品製造業・医療機器販売業など)を取得しているか
- 賞味期限・ロット番号単位での在庫管理ができるか
2. モール連携・配送品質
EC物流代行が一般的な物流代行と大きく違うのは、モールやカートの注文データを自動で取り込み、モールが定める配送基準を満たせるかという点です。Shopify・楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなどと直接、またはネクストエンジンなどの受注管理システム経由で連携できれば、出荷指示と追跡番号の返送を手作業なしで回せます。
モールの配送基準も、売上を左右する要素です。楽天市場の「最強翌日配送」ラベルは、翌日にお届けできる商品に表示され、注文の締め時間はショップごとに異なると楽天市場の公式ガイドで案内されています。Yahoo!ショッピングにも短期間でお届けできる商品に表示される「優良配送」があります。こうしたラベルを取るには、当日出荷の締め時間が遅く、土日も出荷できる倉庫であることが条件になります。詳細な条件は各モールの出店者向けガイドで最新の内容を確認してください。
確認すべきポイントは次の3つです。
- 出店中のモール・カート・受注管理システムと連携実績があるか
- 当日出荷の締め時間は何時か、土日祝の出荷に対応しているか
- Amazon倉庫への納品(FBA納品)など、販路ごとの出荷に対応しているか
楽天市場での売上拡大そのものに課題がある場合は、物流とあわせて店舗運営の外注も検討すると効果が出やすくなります。
関連記事:楽天運営代行おすすめ16選比較!課題別の選び方や料金相場をご紹介。
3. セール時の波動対応
ECの出荷量は、楽天スーパーSALE・ブラックフライデー・年末年始・新商品の発売日などに集中し、平常時の数倍の注文が数日間に押し寄せます。平常時の単価が安くても、セール時に出荷が滞れば、遅延によるキャンセルやレビュー評価の低下で失う売上のほうが大きくなります。
波動への強さは、拠点の数と規模、自動化設備の有無、繁忙期に人員を増やせる体制で決まります。過去のセール時に1日何件まで出荷した実績があるかを、具体的な数字で聞くのが確実です。
確認すべきポイントは次の3つです。
- 1日あたりの最大出荷実績と、平常時の何倍まで対応できるか
- セール前の事前入庫や在庫の積み増しに対応できるか
- 複数拠点に在庫を分散し、出荷遅延のリスクを下げられるか
4. EC運営業務の対応範囲
物流業務だけを任せるのか、受注処理・カスタマーサポート・ささげ業務まで任せるのかによって、選ぶべき会社は変わります。EC担当者が少なく、注文確認や問い合わせ対応にも手が回っていない場合は、物流とEC運営業務を一体で請け負える会社を選ぶと、社内に残る作業を大きく減らせます。
一方で、物流以外の業務を広く任せるほど費用は上がり、月額の固定費が発生するのが一般的です。自社で回せている業務まで外注する必要はないため、「社内で詰まっている業務はどれか」を先に洗い出してから範囲を決めてください。
確認すべきポイントは次の3つです。
- 受注処理・入金確認・在庫引当まで代行できるか
- 配送・返品に関する問い合わせ対応を任せられるか
- 商品撮影や採寸などのささげ業務に対応しているか
物流ではなく、店舗運営や集客も含めてEC事業全体を外注したい場合は、EC運営代行会社も比較対象に入れてください。
関連記事:EC運営代行おすすめ23選比較。費用相場と月商別の選び方
EC物流代行の選び方
EC物流代行は、自社の出荷規模・商材・任せたい範囲によって選ぶべき会社が変わります。ここではEC物流代行を4つのタイプに分類し、それぞれの特徴と向いている企業を紹介します。
- スモールスタート型 | 固定費をかけずに月数百件から小さく始めたい場合
- 大規模・波動対応型 | 月1,000件以上の出荷やセール時の急増に備えたい場合
- 商材特化型 | 冷凍・冷蔵や化粧品など、保管条件・許認可が必要な商材を扱う場合
- EC運営一体型 | 受注処理やカスタマーサポートまでまとめて任せたい場合
スモールスタート型 | 固定費をかけずに月数百件から小さく始めたい場合
初期費用・月額固定費が0円の完全従量課金で、1点・1件から利用できるタイプです。料金表を公式サイトで公開している会社が多く、見積もりを取る前にコストを試算できます。主要なモール・カートとの連携がパッケージ化されているため、申し込みから稼働までの期間も短く済みます。
出荷量が読めない立ち上げ期でも、使った分だけの支払いで済むのが最大のメリットです。一方で、作業ルールは標準化されているため、独自の梱包方法や細かな流通加工には対応できない場合があります。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 月間出荷件数が数十件〜1,000件未満で、これから伸ばしていきたい
- 固定費をかけずに、まずは物流業務だけを外注したい
- 料金を事前に試算してから依頼先を決めたい
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
STOCKCREW | 発送料 260円〜/点 | スモールスタート型 | 1点から利用でき最低契約期間なし。15時までの受注は当日出荷 | |
ロジモプロ | メール便 396円/件 | スモールスタート型 | 配送・入庫・保管の単価を税込で公開。月1,500件超は上位プランへ | |
オープンロジ | 要問い合わせ | スモールスタート型 | 常温から冷凍まで4温度帯。約50拠点の倉庫ネットワーク | |
ウルロジ | 発送料 300円〜/件 | スモールスタート型 | 小規模プランは初期・固定費0円。13時受付分まで当日出荷 |
大規模・波動対応型 | 月1,000件以上の出荷やセール時の急増に備えたい場合
全国に複数の物流拠点を持ち、大量出荷とセール時の急増に対応できる体制を備えたタイプです。自動化設備や大規模な作業人員を持ち、平常時の数倍の出荷量にも対応できます。専任の担当者がつき、独自の作業ルールや物流改善の提案まで受けられるのも特徴です。
見積もりは個別対応になることが多く、月額の固定費が発生する場合もあります。ただし、出荷件数が多いほど1件あたりの単価は下がりやすく、拠点を分散すれば配送リードタイムの短縮にもつながります。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 月間出荷件数が1,000件を超え、今後も拡大を見込んでいる
- セールや新商品の発売時に、出荷量が平常時の数倍になる
- 独自の梱包ルールや物流改善の提案まで求めている
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
関通 | 要問い合わせ | 大規模・波動対応型 | 年間出荷1,200万個以上。三温度帯と化粧品・医療機器の許可を保有 | |
富士ロジテック | 入庫料 15円・配送料 340円〜 | 大規模・波動対応型 | 全国50拠点・月間出荷50万件以上。医薬品・化粧品の許可も保有 | |
鈴与 | 要問い合わせ | 大規模・波動対応型 | 全国140拠点。対象は月500件以上、スポットセールで月6万件の実績 | |
イー・ロジット | 要問い合わせ | 大規模・波動対応型 | 5センター・総延床約3.5万坪。EC物流の運用請負25年 |
商材特化型 | 冷凍・冷蔵や化粧品など、保管条件・許認可が必要な商材を扱う場合
冷凍・冷蔵・定温の保管設備や、化粧品・医薬部外品・医療機器の許可を持ち、特定の商材に強いタイプです。温度帯の違う商品の同梱、賞味期限やロット番号の管理、化粧品の表示ラベル貼りなど、商材ごとに必要な作業を標準で対応できます。
一般的なEC物流代行では断られる商材でも預けられる反面、対応できる商材が限られるため、将来扱う商材が増える場合は対応範囲を事前に確認する必要があります。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 冷凍・冷蔵食品や、夏場に定温保管が必要な商品を扱っている
- 化粧品・医薬部外品・医療機器など、許可が必要な商材を扱っている
- 賞味期限・ロット単位での厳密な在庫管理が必要
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
アイスコ | 要問い合わせ | 商材特化型 | 冷凍・冷蔵・常温の3温度帯を同梱可能。ドライアイスも調達 | |
北王流通 | 要問い合わせ | 商材特化型 | 食品センター3拠点が24時間365日稼働。1坪から利用可能 | |
三協 | 要問い合わせ | 商材特化型 | 化粧品・医薬部外品の製造業許可を保有。1日15万ピース出荷で1年間誤出荷ゼロ | |
醍醐倉庫 | 要問い合わせ | 商材特化型 | 14℃の定温倉庫。誤出荷率0.0013%以下、2年契約で以降1年ごとの更新 |
EC運営一体型 | 受注処理やカスタマーサポートまでまとめて任せたい場合
物流業務に加えて、受注処理・カスタマーサポート・ささげ業務・決済までをまとめて請け負うフルフィルメント型のタイプです。注文が入ってから購入者の手元に届き、問い合わせに回答するまでの一連の業務を1社に任せられるため、社内には商品企画と集客だけを残せます。
業務範囲が広い分、費用は物流単体より高くなり、月額の固定費が発生するのが一般的です。社内のEC担当者が少なく、物流だけを外注しても手が回らない企業ほど効果が大きくなります。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- EC担当者が少なく、注文確認や問い合わせ対応にも手が回っていない
- 物流とカスタマーサポートの窓口を1社にまとめたい
- 商品撮影や商品登録などのささげ業務も外注したい
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
スクロール360 | ライトプラン 60サイズ580円〜 | EC運営一体型 | 受注代行・後払い決済・CRMまで自社提供。最大30,000件/日の出荷実績 | |
アートトレーディング | 箱出荷 350円/件〜・受注代行 月額30万円〜 | EC運営一体型 | ささげ・受注・CS・サイト改善まで1社で対応。6か月ごとの契約更新 | |
エスプールロジスティクス | 要問い合わせ | EC運営一体型 | 受注処理からCSコールセンター・返金処理までを一括受託 | |
EC物流お任せくん | 要問い合わせ | EC運営一体型 | SBSグループの国内外700以上の拠点。EC構築からカスタマー対応まで |
問い合わせ対応だけを切り出して外注したい場合は、コールセンター代行を選ぶ方法もあります。
関連記事:コールセンター代行おすすめ20選比較。外注の費用相場と選び方
EC物流代行おすすめ16選一覧比較表
以下は、本記事で紹介するEC物流代行の一覧比較表です。
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
STOCKCREW | 発送料 260円〜/点 | スモールスタート型 | 1点から利用でき最低契約期間なし。15時までの受注は当日出荷 | |
ロジモプロ | メール便 396円/件 | スモールスタート型 | 配送・入庫・保管の単価を税込で公開。月1,500件超は上位プランへ | |
オープンロジ | 要問い合わせ | スモールスタート型 | 常温から冷凍まで4温度帯。約50拠点の倉庫ネットワーク | |
ウルロジ | 発送料 300円〜/件 | スモールスタート型 | 小規模プランは初期・固定費0円。13時受付分まで当日出荷 | |
関通 | 要問い合わせ | 大規模・波動対応型 | 年間出荷1,200万個以上。三温度帯と化粧品・医療機器の許可を保有 | |
富士ロジテック | 入庫料 15円・配送料 340円〜 | 大規模・波動対応型 | 全国50拠点・月間出荷50万件以上。医薬品・化粧品の許可も保有 | |
鈴与 | 要問い合わせ | 大規模・波動対応型 | 全国140拠点。対象は月500件以上、スポットセールで月6万件の実績 | |
イー・ロジット | 要問い合わせ | 大規模・波動対応型 | 5センター・総延床約3.5万坪。EC物流の運用請負25年 | |
アイスコ | 要問い合わせ | 商材特化型 | 冷凍・冷蔵・常温の3温度帯を同梱可能。ドライアイスも調達 | |
北王流通 | 要問い合わせ | 商材特化型 | 食品センター3拠点が24時間365日稼働。1坪から利用可能 | |
三協 | 要問い合わせ | 商材特化型 | 化粧品・医薬部外品の製造業許可を保有。1日15万ピース出荷で1年間誤出荷ゼロ | |
醍醐倉庫 | 要問い合わせ | 商材特化型 | 14℃の定温倉庫。誤出荷率0.0013%以下、2年契約で以降1年ごとの更新 | |
スクロール360 | ライトプラン 60サイズ580円〜 | EC運営一体型 | 受注代行・後払い決済・CRMまで自社提供。最大30,000件/日の出荷実績 | |
アートトレーディング | 箱出荷 350円/件〜・受注代行 月額30万円〜 | EC運営一体型 | ささげ・受注・CS・サイト改善まで1社で対応。6か月ごとの契約更新 | |
エスプールロジスティクス | 要問い合わせ | EC運営一体型 | 受注処理からCSコールセンター・返金処理までを一括受託 | |
EC物流お任せくん | 要問い合わせ | EC運営一体型 | SBSグループの国内外700以上の拠点。EC構築からカスタマー対応まで |
本記事へご掲載をご希望のEC物流代行会社は以下からお問い合わせくださいませ。
→掲載のお問い合わせはこちら:https://cone-c-slide.com/liblog/lp/
上記で自社に合うタイプの会社・サービスを絞り込みたい方は、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。
自社に合うEC物流代行タイプ診断
8つの質問に答えるだけで、自社に最適なEC物流代行のタイプがわかります。
【スモールスタート型】のEC物流代行
スモールスタート型のEC物流代行は次の4社です。いずれも初期費用・月額固定費が0円の従量課金で、小ロットから始められます。
※ アンカーID: stockcrew
STOCKCREW(株式会社STOCKCREW)

料金表をすべて公開した完全従量課金のEC物流代行です。初期費用・月額料金は一切かからず、発送料金は投函サイズで260円〜/点(税抜)、保管料は1,000cm³あたり20円/月、入庫料は検品込みで10円/点と、主要な単価をすべて公式サイトに掲載しています。見積もりを取らなくても月額費用を試算できるのが大きな強みです。
1点から利用でき、最低契約期間もありません。倉庫では自律走行ロボット(AMR)が100台稼働しており、365日出荷に対応しています。15時までにシステムに取り込まれたBtoCの受注は当日出荷の対象です。
楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・Qoo10・Shopify・BASEなどのモール・カートや、ネクストエンジンなどの受注管理システムと連携できます。FBA納品やBtoB納品、越境ECの発送にも対応しており、販路が増えても1つの倉庫から出荷できます。
| 保管条件・許認可 | 常温のみ。冷蔵・冷凍の商品は取り扱い不可 |
| モール連携・配送品質 | 楽天市場・Yahoo!・Amazon・Shopifyなどと連携。15時までの取り込み分を当日出荷 |
| セール時の波動対応 | AMR100台が稼働し365日出荷。導入2,210社(2026年3月時点) |
| EC運営業務の対応範囲 | 物流業務が中心。FBA納品・BtoB納品・越境ECに対応 |
| 料金目安 | 初期費用・月額固定費0円 発送料260円〜/点・保管料20円/1,000cm³・月・入庫料10円/点(いずれも税抜) |
ロジモプロ(株式会社清長)

EC物流20年の清長が提供する、税込単価を公開したパッケージ型のEC物流代行です。初期費用・月額固定費は無料の完全従量課金で、配送料はメール便396円、60サイズ相当の宅配Mサイズ781円(いずれも税込)、入庫料は19.8円/個と、支払額に近い税込表示で料金を確認できます。
ネクストエンジン・BASE・カラーミーショップ・MakeShop・futureshop・Shopify・CROSS MALLなど、中小EC事業者の利用が多いカート・受注管理システムとの連携が用意されています。申し込みから稼働までが短く、スポットでの利用や小ロットの出荷にも対応しています。
出荷件数が月1,500件を超える事業者には、カスタマイズ型の上位サービスが案内されています。スモールスタートで始め、出荷が増えたら同じ会社の中で体制を切り替えられるため、事業が伸びたときの倉庫移管の手間を減らせます。
| 保管条件・許認可 | 常温のみ。冷蔵・冷凍の商品は非対応 |
| モール連携・配送品質 | ネクストエンジン・BASE・Shopify・MakeShopなど11サービスと連携 |
| セール時の波動対応 | 千葉県柏市の拠点から出荷。月1,500件超は上位サービスへ移行可能 |
| EC運営業務の対応範囲 | 物流業務が中心。同梱物・ギフトラッピングに対応 |
| 料金目安 | 初期費用・月額固定費0円 メール便396円・宅配M 781円・入庫料19.8円/個(いずれも税込) |
オープンロジ(株式会社オープンロジ)

全国約50拠点の倉庫ネットワークから、商材に合った倉庫で出荷できるEC物流代行です。初期費用・固定費は無料の従量課金で、入荷料・保管費・配送料を使った分だけ支払います。利用は14,000アカウント以上、継続率は92%と公表されています。
常温に加えて定温・冷蔵・冷凍にも対応しており、スモールスタート型のなかでは扱える商材の幅が広いのが特徴です。誤出荷率は5万件に1件以下とされ、出荷作業の自動化率も93.5%以上と公表されています。
Shopify・楽天市場・Yahoo!ショッピング・BASE・STORES・ecforce・TikTok Shop・Qoo10などと連携でき、ラッピングやセット組み、同梱物などの流通加工、カスタマーサポートの代行、海外発送にも対応しています。
| 保管条件・許認可 | 常温・定温・冷蔵・冷凍に対応 |
| モール連携・配送品質 | Shopify・楽天市場・Yahoo!・TikTok Shopなどと連携。誤出荷率は5万件に1件以下 |
| セール時の波動対応 | 約50拠点の倉庫ネットワークから、商材・物量に合った倉庫を選定 |
| EC運営業務の対応範囲 | 流通加工・CS代行・販促支援・海外発送に対応 |
| 料金目安 | 初期費用・固定費0円の従量課金/単価は要問い合わせ |
ウルロジ(ディーエムソリューションズ株式会社)

小さく始めて、出荷規模に合わせてプランを切り替えられるEC物流代行です。発送料は全国一律・資材費込みで300円から、作業料は1ピック20円〜と公開されており、立ち上げ・小規模向けプランは月1件から、初期費用・固定費0円で利用できます。
出荷が増えた段階では、月1,000件〜の成長期向けプラン、月5,000件〜の大規模向けプランへと移行でき、専用ロケーションの確保や定例ミーティングでの改善提案を受けられます。月間出荷485,000個、累計取引15,000社の実績があり、誤出荷率は37ppm(2025年度)と公表されています。
13時までの受付分は当日出荷に対応しています。冷凍・冷蔵の食品や化粧品・医薬部外品の取り扱いもあり、受注代行・カスタマーサポート・返品対応・流通加工まで任せられるため、事業の拡大に合わせて委託範囲を広げられます。
| 保管条件・許認可 | 冷凍・冷蔵食品、化粧品・医薬部外品の取り扱いに対応 |
| モール連携・配送品質 | 自社WMSでECカートと連携。13時受付分まで当日出荷 |
| セール時の波動対応 | 月間出荷485,000個。出荷規模に応じて3段階のプランを用意 |
| EC運営業務の対応範囲 | 受注代行・CS・返品対応・流通加工・越境ECに対応 |
| 料金目安 | 小規模プランは初期費用・固定費0円 発送料300円〜/件(資材費込み)・作業料20円〜/ピック |
【大規模・波動対応型】のEC物流代行
大規模・波動対応型のEC物流代行は次の4社です。全国規模の拠点と大量出荷の実績を持ち、セール時の急増にも対応できます。
関通(株式会社関通)

約90,000坪の物流拠点と年間1,200万個以上の出荷実績を持つEC物流代行です。常温・冷蔵・冷凍の三温度帯に対応し、化粧品製造業・医薬部外品製造業の許可と高度管理医療機器等販売業の許可を取得しているため、1社で扱える商材の幅が広いのが特徴です。
自社開発のWMS「クラウドトーマスPro」を中心に、ネクストエンジン・BOSS・クロスモールなどの受注管理システムと連携でき、楽天市場・Yahoo!ショッピングの配送品質基準に対応した出荷体制も整えています。365日出荷に対応しています。
大規模事業者向けの体制に加えて、小中規模・新規立ち上げ向けには固定費0円の従量課金サービス「GAOW」を用意しており、60サイズ580円〜(税別)で利用できます。受注管理代行、ささげ、カスタマーサポート、FBA納品、流通加工にも対応し、事業の成長段階に合わせてサービスを選べます。
| 保管条件・許認可 | 常温・冷蔵・冷凍。化粧品製造業・医薬部外品製造業・高度管理医療機器等販売業の許可 |
| モール連携・配送品質 | 自社WMSとネクストエンジン・BOSS・クロスモールが連携。楽天・Yahoo!の配送基準に対応 |
| セール時の波動対応 | 約90,000坪・年間出荷1,200万個以上。365日出荷 |
| EC運営業務の対応範囲 | 受注管理代行・ささげ・CS・FBA納品・流通加工に対応 |
| 料金目安 | 大規模向けは要問い合わせ GAOWは初期費用・固定費0円、60サイズ580円〜・保管料7円/1,000cm³・月(税別) |
富士ロジテック(株式会社富士ロジテックホールディングス)

創業100年の物流会社が全国50拠点で展開するEC物流代行です。月間出荷50万件以上、契約継続率90%以上の実績があり、365日稼働でセール時の出荷増にも対応しています。
常温に加えて定温・冷蔵・冷凍の倉庫を持ち、医薬品・医療機器・化粧品・医薬部外品などの製造業・販売業許可も取得しています。一般的なEC物流代行では断られやすい商材も、大規模な体制のまま任せられるのが強みです。
主要なECの販売チャネル・モール・コマースシステムと連携しており、タグ付けやセット組み、縫製までの流通加工、返品・交換、BtoB出荷にも対応しています。立ち上げ期の事業者向けには、ポスト投函320円〜・60サイズ620円〜のスタートアッププランも用意されています。
| 保管条件・許認可 | 常温・定温・冷蔵・冷凍。医薬品・医療機器・化粧品・医薬部外品等の許可 |
| モール連携・配送品質 | 主要なEC販売チャネル・モール・コマースシステムと連携 |
| セール時の波動対応 | 全国50拠点・月間出荷50万件以上。365日稼働 |
| EC運営業務の対応範囲 | 流通加工・返品交換・BtoB出荷・ECサプライチェーンのコンサルティング |
| 料金目安 | 従量課金/入庫料15円・国内配送料340円〜。スタートアッププランは60サイズ620円〜 |
鈴与(鈴与株式会社)

全国140拠点の中から最適な立地を提案する、総合物流会社のEC・通販物流サービスです。年間380万件の出荷で出荷精度99.999%を実現しており、1か月間のスポットセールで月6万件を出荷した実績も公開しています。
対象は毎月の出荷件数が500件以上の事業者で、機械化と体制づくりによって物量の波動に対応しています。API連携による初期のシステム連携構築費用は0円とされており、多種のECカート・モールと連携できます。
物流だけでなく、ECシステムの選定・サイト制作・ささげ・コールセンターまで、フルフィルメント業務全般に対応しています。月500件を超え、これから物流体制を本格的に整えたい事業者に向いています。
| 保管条件・許認可 | 要問い合わせ(EC・通販物流ページに記載なし) |
| モール連携・配送品質 | 多種のECカート・モールとAPI連携。初期のシステム連携構築費用0円 |
| セール時の波動対応 | 全国140拠点。年間380万件出荷・出荷精度99.999%、スポットセールで月6万件の実績 |
| EC運営業務の対応範囲 | ECシステム選定・サイト制作・ささげ・コールセンターに対応 |
| 料金目安 | 要問い合わせ(対象は月500件以上の出荷) |
イー・ロジット(株式会社イー・ロジット)

EC物流の運用請負25年の実績を持つ、EC専業のフルフィルメント会社です。八潮・草加・三郷中央・習志野・大阪の5センター、総延床34,894坪の拠点を持ち、土日祝も出荷する「365出荷」に対応しています。
健康食品や化粧品の単品リピート通販、アパレル、雑貨・インテリアなどの運用実績があり、家電のシリアル番号管理のような細かな管理が必要な商材にも対応しています。高度管理医療機器の販売・貸与業の許可、プライバシーマーク、ISO27001も取得しています。
物流に加えて、受注処理・コンタクトセンター・ECサイトの構築運営・Webマーケティング・物流コンサルティングまでをワンストップで提供しています。物流の規模を拡大しながら、EC事業全体の改善提案まで受けたい企業に向いています。
| 保管条件・許認可 | 温度帯は要問い合わせ。高度管理医療機器の販売・貸与業許可、Pマーク、ISO27001 |
| モール連携・配送品質 | WMS・システムとの自動連携に対応。365日出荷 |
| セール時の波動対応 | 5センター・総延床34,894坪 |
| EC運営業務の対応範囲 | 受注処理・コンタクトセンター・ECサイト構築運営・Webマーケティングに対応 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
【商材特化型】のEC物流代行
商材特化型のEC物流代行は次の4社です。冷凍・冷蔵・食品・化粧品・定温保管など、商材ごとの保管条件に強みを持っています。
アイスコ(アイスコ株式会社)

冷凍・冷蔵・常温の3温度帯を1拠点で扱い、温度帯の違う商品を同梱できる食品向けのEC物流代行です。千葉県八千代市の拠点に冷凍3,000パレット・冷蔵3,000パレットの保管能力を持ち、2〜8℃の冷蔵帯にも対応しています。
冷凍食品のECで課題になりやすいドライアイスや発泡スチロール箱の調達まで任せられ、詰め替え・再氷詰め・ラベル貼り・アソートといった食品特有の流通加工にも対応しています。HACCPに沿った衛生管理を行い、プライバシーマークも取得しています。
出荷データを受け取った翌日には出荷でき、土曜日の出荷にも対応しています。季節商品やふるさと納税の返礼品、株主優待、低温保管が必要な健康食品の定期便などの運用実績があります。
| 保管条件・許認可 | 冷凍・冷蔵(2〜8℃)・常温の3温度帯。HACCPに沿った衛生管理、Pマーク |
| モール連携・配送品質 | クラウドWMSで出荷データを連携。データ受領の翌日に出荷 |
| セール時の波動対応 | 冷凍3,000・冷蔵3,000パレットの保管能力。土曜出荷に対応 |
| EC運営業務の対応範囲 | 物流業務が中心。詰め替え・再氷詰め・アソート・資材調達に対応 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
北王流通(北王流通株式会社)

野菜・果物・肉・麺・乳製品・菓子・アイスまで、食品全般を扱う食品特化のEC物流代行です。大宮・浮島・厚木の食品センターが24時間365日稼働しており、常温・冷蔵チルド・冷凍の3温度帯に対応しています。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング・Shopify・MakeShopに加え、独自カートともAPIで連携できます。1坪から利用できるため、食品ECを小さく始めたい事業者でも依頼しやすいのが特徴です。
アソート・ギフト包装・熨斗・メッセージカード・納品書やチラシの同梱など、食品ギフトに欠かせない流通加工に対応しています。関東圏外の荷主も受け入れており、関東への出荷拠点を持ちたい地方の食品メーカーにも向いています。
| 保管条件・許認可 | 常温・冷蔵チルド・冷凍の3温度帯 |
| モール連携・配送品質 | Amazon・楽天市場・Yahoo!・Shopify・MakeShop・独自カートとAPI連携 |
| セール時の波動対応 | 食品センター3拠点が24時間365日稼働 |
| EC運営業務の対応範囲 | 物流業務が中心。アソート・ギフト包装・熨斗・同梱物に対応 |
| 料金目安 | 要問い合わせ(1坪から利用可能) |
三協(株式会社三協)

化粧品・医薬部外品の製造業許可を持ち、化粧品ECの物流に強いEC物流代行です。大阪府東大阪市を拠点に、スキンケア・メイク・ネイル・香水などの化粧品、医薬部外品、医療機器を扱っており、1日15万ピースの出荷で1年間誤出荷ゼロという品質を公表しています。
倉庫内の温湿度を24時間監視してデータを1年間保管しており、15〜25℃など指定の温度帯での保管にも対応しています。自社開発のWMS「SANTA」で6万SKUを管理でき、Shopify・BASE・楽天市場・Amazon・Qoo10・ネクストエンジンなどと連携できます。
Qoo10のセールで1日2,000件を出荷した実績もあり、コスメブランドの乗り換えではセール期間の出荷件数が2倍になった事例も紹介されています。受注代行や流通加工、中小企業向けのDX導入代行にも対応しています。
| 保管条件・許認可 | 温湿度を24時間監視。化粧品製造業・医薬部外品製造業・高度管理医療機器等販売業の許可 |
| モール連携・配送品質 | 自社WMS「SANTA」でShopify・楽天市場・Amazon・Qoo10などと連携 |
| セール時の波動対応 | 1日15万ピース出荷で1年間誤出荷ゼロ。Qoo10のセールで1日2,000件の実績 |
| EC運営業務の対応範囲 | 受注代行・流通加工・DX導入代行・物流改善コンサルティング |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
醍醐倉庫(醍醐倉庫株式会社)

24時間365日14℃に保たれた定温倉庫を持ち、健康食品やギフト商材に強いEC物流代行です。創業102年以上、EC物流23年以上の実績があり、誤出荷率0.0013%以下(2019年)と、公表している業界水準の0.01%を大きく下回る精度を示しています。
東京都大田区・江戸川区の3拠点で延床6,417坪を運営し、楽天市場・Yahoo!ショッピングとのAPI連携に加えて、Amazon・Qoo10・ZOZOTOWN・Shopify・EC-CUBEなど30以上のモール・カートとの連携実績を掲載しています。ダンボール1箱から利用できます。
名入れギフト・ギフトラッピング・タグ付け・検針・FBA納品・返品処理といった付帯作業に対応しています。契約は2年で以降1年ごとの自動更新、解約は3か月前の通知と公式FAQに明記されているため、契約条件を事前に把握したうえで依頼できます。なお、化粧品製造業の許可は持たないため化粧品は対象外で、生鮮食品・医薬品も保管できません。
| 保管条件・許認可 | 常温・定温(14℃)。化粧品・生鮮食品・医薬品は対象外 |
| モール連携・配送品質 | 楽天市場・Yahoo!とAPI連携。30以上のモール・カートとの連携実績 |
| セール時の波動対応 | 3拠点・延床6,417坪。誤出荷率0.0013%以下(2019年) |
| EC運営業務の対応範囲 | 物流業務が中心。名入れギフト・ラッピング・検針・FBA納品・返品処理 |
| 料金目安 | 要問い合わせ(従量制・2年契約) |
【EC運営一体型】のEC物流代行
EC運営一体型のEC物流代行は次の4社です。物流業務に加えて、受注処理・カスタマーサポート・ささげ業務までまとめて任せられます。
スクロール360(株式会社スクロール360)

通販35年の実績をもとに、物流から受注代行・後払い決済・CRMまでを自社で提供するEC運営一体型のEC物流代行です。取引は800社超、月間出荷は120万件以上で、誤出荷率0.0016%以下、最大30,000件/日の出荷実績を公表しています。
冷凍・冷蔵・定温・常温のセンターを関東・東海・関西・北海道に配置し、化粧品・医薬部外品・食品の製造加工や、医療機器の販売業にも対応しています。化粧品・健康食品・コンタクトレンズ・アパレル・ワインなど、許認可や温度管理が必要な商材の運用実績があります。
料金は、月1件から使えるライトプラン(60サイズ580円〜)と、月1,000件〜のカスタマイズプラン(初期費用3万円〜・税別)の2種類です。撮影・採寸・裾直しなどのささげ業務やEC運営代行まで任せられるため、通販事業のバックヤードを丸ごと外注したい企業に向いています。
| 保管条件・許認可 | 冷凍・冷蔵・定温・常温。化粧品・医薬部外品・食品の製造加工、医療機器の販売業に対応 |
| モール連携・配送品質 | 自社WMS「L-Spark」で運用。誤出荷率0.0016%以下 |
| セール時の波動対応 | 月間出荷120万件以上、最大30,000件/日の出荷実績 |
| EC運営業務の対応範囲 | 受注代行・後払い決済・EC運営代行・CRM・ささげに対応 |
| 料金目安 | ライトプラン60サイズ580円〜(月1件〜) カスタマイズプランは初期費用3万円〜(税別)・月1,000件〜 |
アートトレーディング(アートトレーディング株式会社)

ECサイトの構築・運営で200社以上の実績を持つ会社が、物流から受注・CS・ささげまでを請け負うEC運営一体型のEC物流代行です。所沢のフルフィルメントセンターで、自社開発の物流システム「mylogi」を使った在庫管理を行っています。
料金は公式サイトで公開しており、物流代行プランは箱出荷350円・メール便270円、保管料は坪6,000円・パレット2,500円です。受注代行プランは初期費用15万円(税抜)〜・月額30万円(税抜)〜で、月1,000件までの注文に対応します。月10件程度の小ロットでも依頼でき、契約は6か月ごとの更新です。
撮影・採寸・原稿作成などのささげ業務、電話・メール・チャット・LINEでの顧客対応、サイト改善まで1社で任せられます。Shopify Plus Partnerとして、Shopifyでの構築・運用にも強みがあります。
| 保管条件・許認可 | 要問い合わせ |
| モール連携・配送品質 | 自社システム「mylogi」で在庫管理。Shopify・楽天市場・MakeShopに対応 |
| セール時の波動対応 | 所沢のフルフィルメントセンターから出荷。月10件程度の小ロットから依頼可能 |
| EC運営業務の対応範囲 | ささげ・受注処理・CS(電話・メール・チャット・LINE)・サイト改善に対応 |
| 料金目安 | 物流代行:箱出荷350円・メール便270円・保管料坪6,000円 受注代行:初期15万円〜・月額30万円〜(税抜) |
エスプールロジスティクス(株式会社エスプールロジスティクス)

受注処理からカスタマーサポート・返金処理までを一括で受託できるEC運営一体型のEC物流代行です。注文・決済状況・在庫引当を確認して出荷指示を出す受注処理から、問い合わせ・返品交換・クレームの電話対応まで、EC運営のバックヤード業務を1社に集約できます。
化粧品製造・医薬部外品製造・高度管理医療機器等販売の許可を取得しており、アパレル・生活雑貨・健康食品・加工食品・化粧品・酒・飲料・精密機械など、幅広い商材を扱っています。カート会社やサブスクリプション対応カートとの連携実績もあります。
ラッピング・特殊梱包・リボンかけ・アパレルの裾上げ・スチームアイロン掛け・名入れ加工といった流通加工にも対応しています。物流の移転から1年半で出荷量が5倍になった事例や、化粧品サブスクの運用事例も公開されています。
| 保管条件・許認可 | 温度帯は要問い合わせ。化粧品製造・医薬部外品製造・高度管理医療機器等販売の許可 |
| モール連携・配送品質 | カート会社・サブスク対応カートとの連携実績。荷主にもWMSアカウントを発行 |
| セール時の波動対応 | 移転から1年半で出荷量5倍に対応した事例あり |
| EC運営業務の対応範囲 | 受注処理・CSコールセンター・返品返金処理・流通加工・越境EC支援 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
EC物流お任せくん(SBSグループ)

国内外700以上の拠点と20を超えるグループ会社を持つSBSグループが提供するEC物流サービスです。EC構築・運用の支援から物流、ラストワンマイル配送、カスタマー対応までを丸ごと任せられる、EC運営一体型のサービスです。
冷蔵・冷凍・定温エリアを持ち、食品は3温度帯に対応しています。OMS・モール・ECカート・オムニチャネルシステム・基幹システムと連携でき、BtoB・BtoC・DtoCのいずれの出荷にも対応しています。
月間約5,000件のドッグフード通販から、月間約100,000件のカタログ通販、約130,000件のプロテイン販売まで、規模の異なる運用事例を公開しています。スタートアップから大規模荷主まで対象としており、将来の拡大まで見越して1社に任せたい企業に向いています。
| 保管条件・許認可 | 冷蔵・冷凍・定温エリア。食品は3温度帯に対応 |
| モール連携・配送品質 | OMS・モール・ECカート・基幹システムと連携 |
| セール時の波動対応 | 国内外700以上の拠点。月間約130,000件規模の運用事例 |
| EC運営業務の対応範囲 | EC構築運用支援・ラストワンマイル配送・カスタマー対応まで対応 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
EC物流代行を乗り換える際の注意点
EC物流代行は、一度契約すると簡単には切り替えられません。出荷規模の拡大や品質への不満から別の会社へ乗り換える(倉庫を移管する)ケースは少なくありませんが、準備が不足したまま移管すると、在庫のずれや出荷停止によって売上を落としかねません。ここでは、乗り換え時に確認すべき3つの注意点を解説します。
1. 現在の契約期間と解約予告期間
最初に確認すべきは、現在の契約がいつまで続き、何か月前に解約を通知する必要があるかです。EC物流代行の契約条件は会社によって大きく異なり、たとえば本記事で紹介した会社でも、STOCKCREWは最低契約期間なし、アートトレーディングは6か月ごとの更新、醍醐倉庫は2年契約で以降1年ごとの自動更新・解約は3か月前の通知と、公式サイトに明記されている内容に幅があります。
解約予告期間を過ぎてから乗り換えを決めると、新旧両方の倉庫に費用を払う期間が長くなります。新規に契約する段階でも、契約期間と解約条件は必ず書面で確認しておいてください。
2. 在庫の移動費用と棚卸
乗り換えでは、旧倉庫から新倉庫へ在庫を運ぶ輸送費、旧倉庫での出庫作業料、新倉庫での入庫料が発生します。在庫量が多いほど移管費用は大きくなるため、セール前など在庫が膨らむ時期は避け、在庫が少ない時期に移管するのが基本です。
移管の直前には旧倉庫で棚卸を行い、システム上の在庫数と実在庫を一致させてから移動させます。在庫数がずれたまま移管すると、新倉庫で欠品や売り越しが発生し、原因の切り分けも難しくなります。なかには、乗り換え時の費用負担を軽くする割引を用意している会社もあるため、見積もり時に確認してください。
3. 出荷を止めない移行スケジュール
ECは出荷を止めると、その間の注文がすべて遅延になります。移管では、新倉庫でのシステム連携とテスト出荷を先に済ませ、旧倉庫から一部の商品ずつ移しながら並行稼働させる期間を設けるのが安全です。
モール・カートとの連携設定、同梱物や梱包ルールの引き継ぎ、送り状の発行元の切り替えなど、移管時に漏れやすい作業は多くあります。導入までにかかる期間は会社によって最短1週間〜数か月と幅があるため、セールの時期から逆算して2〜3か月前には動き始めるのが目安です。
EC物流代行のよくある質問(FAQ)
月の出荷件数が少なくても依頼できますか?
依頼できます。スモールスタート型の会社の多くは、初期費用・月額固定費0円の従量課金で、1点・1件から利用できます。本記事で紹介した会社では、STOCKCREWが1点から、アートトレーディングが月10件程度の小ロットから依頼できると公式サイトに記載しています。出荷件数が少ないうちは、固定費がかからない会社を選ぶのが基本です。
冷凍食品と常温の商品を同じ箱で送れますか?
温度帯の違う商品を同梱できるかどうかは、会社によって異なります。冷凍・冷蔵・常温の3温度帯を1拠点で扱う会社であれば、同梱に対応できる場合があります。本記事では、アイスコが温度帯の違う商品の同梱に対応しています。同梱できない場合は温度帯ごとに別送になり、送料が2倍近くかかることもあるため、食品ECでは事前に確認してください。
楽天市場の「最強翌日配送」に対応できますか?
「最強翌日配送」のラベルを表示するには、翌日にお届けできる出荷体制が必要です。注文の締め時間はショップごとに異なるため、依頼先の当日出荷の締め時間と、土日祝に出荷できるかを確認してください。本記事で紹介した会社では、関通が楽天市場・Yahoo!ショッピングの配送基準に対応した出荷体制を案内しています。
Amazonで販売している商品も一緒に任せられますか?
任せられる会社が多くあります。Amazonの倉庫(FBA)への納品を代行してもらえば、自社サイト・楽天市場向けの在庫と、Amazon向けの在庫を1つの倉庫で管理できます。本記事では、STOCKCREW・関通・醍醐倉庫がFBA納品に対応しています。Amazonでの販売そのものを強化したい場合は、Amazon運用代行もあわせて検討してください。
関連記事:Amazon運用代行おすすめ21選を徹底比較!選び方や費用相場まで解説
海外への発送にも対応していますか?
越境ECの発送に対応している会社もあります。本記事で紹介した会社では、STOCKCREW・オープンロジ・ウルロジが海外発送や越境ECに対応しています。海外のモールへの出店や現地向けの販促まで任せたい場合は、越境EC代行会社を選ぶ必要があります。
関連記事:越境EC運営代行おすすめ18選比較。国別戦略に強い企業を見極めるポイントまで紹介
まとめ
EC物流代行は、出荷規模・商材・任せたい範囲によって選ぶべき会社が変わります。本記事で紹介した4つのタイプを、改めて整理します。
| タイプ | 向いている企業 |
|---|---|
| スモールスタート型 | 月数百件から、固定費をかけずに物流を外注したい企業 |
| 大規模・波動対応型 | 月1,000件以上の出荷や、セール時の急増に備えたい企業 |
| 商材特化型 | 冷凍・冷蔵食品や化粧品など、保管条件・許認可が必要な商材を扱う企業 |
| EC運営一体型 | 受注処理やカスタマーサポートまでまとめて任せたい企業 |
タイプを決めたあとは、「保管条件・許認可」「モール連携・配送品質」「セール時の波動対応」「EC運営業務の対応範囲」の4つの比較ポイントで候補を絞り込み、同じ前提条件で見積もりを取って総額で比べてください。物流費の約3分の2は配送料が占めるため、配送料の単価とサイズ区分は最優先で確認すべき項目です。
まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「EC物流代行16選一覧比較表」の下にある診断ツールから確認してみてください。




