会費徴収システム15選比較。手数料相場とタイプ別の選び方を解説

「毎月の会費集金に、いつまで手作業をかけるのか」

こんな悩みを抱えていませんか?

振込明細と会員名簿を突き合わせて入金を確認し、未納者にはひとりずつ連絡を入れる。年度が変わるたびに口座情報を集め直す。会費や月謝の徴収は、扱う金額の大小に関わらず事務負担だけが積み上がっていく業務です。

会費徴収システムを導入すれば、請求書の発行から決済、入金確認、未納者への催促までをオンライン上で自動化できます。ただし一口に会費徴収システムといっても、集金だけを引き受けるサービスから、会員名簿やレッスン予約まで一体で扱う基幹システムまで幅があります。この違いを踏まえずに選ぶと「機能が多すぎて使いこなせない」「必要な集金手段に対応していなかった」という失敗につながります。

本記事では、会費徴収システムを3つのタイプに分類して比較します。あわせて手数料の仕組みと費用相場、選定時に確認すべき5つの比較ポイントを整理し、自社に合うタイプがその場でわかる診断ツールもご用意しました。

会費徴収システムとは

会費徴収システムとは、会費・月謝・年会費といった定期的に発生する支払いの請求から決済、入金確認までをオンライン上で自動化するシステムです。

従来の会費徴収は、現金の手渡しや銀行振込が中心でした。この方法では、誰がいくら払ったのかを人の目で照合する作業が毎月発生し、未納者への催促も手作業になります。会費徴収システムを使えば、クレジットカードや口座振替による自動引き落としを設定できるため、一度登録してもらえば2回目以降の請求と入金確認が自動で完了します。

近年は消費者側のキャッシュレス化が進み、現金や振込での支払いそのものが会員にとって負担になっている面もあります。集金方法を見直すことは、事務局の効率化だけでなく、退会防止や新規会員の入会ハードルを下げることにもつながります。

集金の手間をどこまで外部に任せるかという観点では、システム導入以外に業務そのものを委託する選択肢もあります。自社に人員を割けるかどうかで判断が変わるため、あわせて確認しておくと選定の解像度が上がります。

関連記事:集金代行サービスおすすめ13選比較。3タイプ別選び方から手数料相場まで解説

会費徴収システムと決済代行サービスの違い

会費徴収システムと決済代行サービスは、しばしば同じものとして語られますが、カバーする範囲が異なります。

決済代行サービスは、クレジットカードや口座振替といった決済手段を利用できるようにすることが役割です。カード会社や金融機関との個別契約を一本化し、決済の実行と入金をまとめて引き受けます。

一方の会費徴収システムは、決済機能に加えて「誰にいくら請求するか」を管理する仕組みを持っています。会員ごとの金額設定、請求スケジュールの管理、未納者の抽出、催促メールの送信といった請求業務そのものを担う点が違いです。実際には決済代行会社が会費徴収向けの管理機能を用意しているケースも多く、両者の境界は明確に分かれているわけではありません。

なお、会費に限らず継続的な課金全般を扱う仕組みは「継続課金システム」と呼ばれます。サブスクリプション型の事業も並行して展開している場合は、そちらの比較軸も押さえておくと選択肢が広がります。

関連記事:継続課金システム15選比較。目的別の選び方と料金体系を解説

会費徴収システムでできること

会費徴収システムの機能は、大きく「請求・決済」「入金・未納管理」「会員管理」の3領域に分かれます。以下の表は、多くのサービスが標準またはオプションで備えている機能を整理したものです。

定期請求の自動化会員ごとに金額・課金日・課金周期を設定し、2回目以降の請求を自動処理。
金額変更や休会・退会にも対応。
オンライン決済クレジットカード・口座振替・コンビニ払込・QRコード決済などの受付。
会員はスマホから支払い可能。
Web入会・口座登録入会申込フォームと決済情報の登録をオンラインで完結。
紙の申込書と口座振替依頼書の回収が不要に。
入金消込決済結果を請求データに自動反映。
振込明細と名簿の突合作業を削減。
未納・未収金の管理決済失敗者や未払い者を自動抽出。
督促メッセージの送信、再決済の実行に対応。
カード情報の自動更新有効期限切れのカード情報を自動で洗い替え。
期限切れによる決済エラーを防止。
会員情報の一元管理会員名簿・会員種別・在籍ステータス・支払履歴を1画面で管理。
CSVでの一括登録・出力にも対応。
請求書・領収書の発行請求書と領収書を自動発行。
インボイス制度に対応した書式に対応するサービスも多い。
メール・LINE配信会員への一斉連絡、支払い案内、リマインドの送信。
LINE連携で開封率を高められる。
都度集金大会参加費・セミナー参加費・寄付など、月々の会費以外のスポット請求。

これらの機能をすべて備えているサービスは限られています。集金だけを引き受けるサービスは請求・決済・未納管理に絞られており、会員管理まで含むサービスは名簿管理やイベント運営まで扱えます。どこまでを1つのシステムに任せたいかによって、選ぶべきサービスは変わります。

会費徴収システムの費用相場と手数料の仕組み

会費徴収システムの費用は、「初期費用」「月額利用料」「決済ごとの手数料」の3階建てで構成されます。特徴的なのは、月額費用が0円でも決済手数料は必ず発生する点です。無料で使い切れるサービスは存在しません。

以下は、本記事で紹介するサービスの公式サイト記載をもとに整理した相場です。

費用項目相場概要
初期費用0円〜150,000円集金特化型は0円が主流。
会員管理・店舗運営まで含む多機能型は10万円台。
月額利用料0円〜35,000円集金特化型は0円〜。
店舗運営型は1店舗・1拠点あたりの課金で月額1万〜3.5万円。
クレジットカード決済手数料決済額の1.5〜7%3.5%前後が中心。
大量決済やBtoB向けプランでは2%台まで下がる。
口座振替手数料1件あたり58円〜件数課金のため単価は安い。
ただし口座登録に別途手数料がかかる場合あり。
決済成功手数料1件あたり0〜110円「3.5%+100円/件」のように率と併課される形が多い。

会費が月額3,000円の団体で会員300名の場合、「3.5%+100円/件」のサービスなら1か月あたりの手数料は約6万円です。会費単価が低く会員数が多い団体ほど、率よりも1件あたりの固定費が総額に効いてきます。反対に会費単価が高い場合は、率の低いサービスを選ぶ効果が大きくなります。

集金手段で料金が変わってくるのでここも注意が必要。

クレジットカードは決済額に対する率で課金されるため、会費単価が上がるほど手数料も比例して増えます。口座振替は1件あたり58円〜という件数課金が基本で、会費単価が高い団体ではカードよりも大幅に安く収まります。

ただし口座振替は、金融機関への登録手続きに数週間かかり、初回引き落としまでのリードタイムが発生します。入会したその日から徴収を始めたい場合はカードが有利です。両方に対応しているサービスを選び、会員に選ばせる運用がもっとも現実的です。

口座振替を軸に据える場合は、対応金融機関の数とWeb登録への対応可否で使い勝手が大きく変わります。

関連記事:口座振替の決済代行サービス12選比較。手数料から選び方まで解説

会費徴収システムを選ぶ際に確認すべき5つの比較ポイント

会費徴収システムは、どれも同じではありません。手数料の数字だけを並べて比較すると、導入後に「必要な集金手段がなかった」「未納者への対応が結局手作業だった」という事態が起こります。以下の5点を確認してから選定してください。

  1. 対応している集金手段の種類
  2. 未納・未収金への対応機能
  3. 会員管理機能の範囲
  4. 手数料の負担先と総コスト
  5. 導入・移行時のサポート体制

1. 対応している集金手段の種類

もっとも先に確認すべきは、自社の会員が使える集金手段が揃っているかどうかです。クレジットカードのみのサービスも珍しくなく、カードを持たない会員が一定数いる団体では、そのまま導入すると集金できない層が残ってしまいます。

シニア層が多い協会や自治会では口座振替、保護者が支払う習い事ではコンビニ払込やQRコード決済、法人会員が多い団体では銀行振込というように、会員の属性によって必要な手段は変わります。現在の集金方法を会員層ごとに棚卸しし、そのすべてをカバーできるかを確認してください。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 現在使っている集金方法をすべてカバーできるか
  • カードを持たない会員向けの手段が用意されているか
  • 将来的に追加したい手段も同一サービスで対応できるか

コンビニ払込は、口座もカードも持たない会員に対する最後の受け皿になります。対応の有無で回収率が変わる場面もあるため、選定時に確認しておくと安心です。

関連記事:コンビニ収納代行サービス比較9選。メリットと比較ポイントを紹介

2. 未納・未収金への対応機能

会費徴収の実務でもっとも時間を取られるのは、集金そのものではなく未納者への対応です。決済に失敗した会員を見つけ出し、連絡を入れ、支払い直してもらうまでのやり取りが毎月発生します。

この工程が自動化されているかどうかで、事務負担は大きく変わります。決済失敗時に自動でリトライするサービス、督促メッセージをテンプレートから一括送信できるサービス、引き落としに失敗した分をコンビニ決済やQRコード決済に自動で振り替えて回収するサービスもあります。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 決済失敗時に自動リトライまたは再振替が行われるか
  • 未納者の抽出と督促の送信が自動化されているか
  • カード有効期限切れを事前に検知・更新できるか

3. 会員管理機能の範囲

会費徴収システムには、会員名簿の管理まで担うタイプと、集金機能に絞ったタイプがあります。ここを見極めないまま導入すると、名簿は別のExcelで管理し続けることになり、二重管理の手間が残ります。

判断の起点は「いまの名簿がどこにあるか」です。すでに会員管理システムを使っているなら、集金機能に絞ったサービスを連携させるほうが移行コストは低く済みます。名簿がExcelや紙で分散しているなら、会員管理まで含むサービスを選んで一元化したほうが効果は大きくなります。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 会員名簿を同一システム上で管理する必要があるか
  • 会員種別ごとに異なる会費金額を設定できるか
  • 既存システムとのCSV連携やAPI連携が可能か

4. 手数料の負担先と総コスト

手数料率だけを見て比較すると判断を誤ります。率が低くても1件あたりの固定手数料が高ければ、会費単価の低い団体では総額が逆転します。逆に率が高くても固定費が0円なら、会員数が少ない団体では割安になります。

比較する際は、自社の「会員数 × 会費単価 × 12か月」を各サービスの料金体系に当てはめて年額を算出してください。あわせて、初期費用・月額利用料・口座登録手数料・締め手数料といった付随費用も加算します。公式サイトに料金を掲載していないサービスも多いため、見積もりを取る段階でこの計算式を提示すると比較しやすくなります。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 率と固定手数料の両方を自社の会員数で試算したか
  • 月額利用料が団体単位か店舗・拠点単位か
  • 手数料の会員負担への切り替えが可能か

5. 導入・移行時のサポート体制

会費徴収システムの導入で最大の山場は、既存会員に決済情報を登録してもらう移行作業です。ここでつまずくと、旧来の集金と新システムが並走する期間が長引き、かえって負担が増えます。

会員へ配布する案内文の雛形が用意されているか、登録が進んでいない会員を可視化できるか、既存名簿の移行を支援してもらえるかを確認してください。電話サポートが有料オプションになっているサービスもあるため、サポートの範囲と費用は契約前に確定させておくべきです。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 既存名簿・既存口座情報の移行支援があるか
  • 会員向けの案内文や登録マニュアルが提供されるか
  • 電話・チャットサポートの対応時間と追加費用の有無

会費徴収システムの選び方

ここまでで、会費徴収システムの機能と費用の考え方を整理してきました。実際の選定は、「集金以外の業務をどこまで同じシステムに任せたいか」で決まります。

会費徴収システムは、この観点で次の3タイプに分かれます。自社がどこに当てはまるかを意識しながら読み進めてください。

  1. 集金・決済代行特化型(会員管理は今のままで、集金だけを自動化したい場合)
  2. スクール・施設運営一体型(予約やレッスン管理と月謝徴収をまとめたい場合)
  3. 会員管理一体型(協会・学会・団体で名簿と会費をまとめて管理したい場合)

① 集金・決済代行特化型(会員管理は今のままで、集金だけを自動化したい場合)

現在の会員名簿や運営フローを変えずに、集金の手間だけをなくしたい場合は集金・決済代行特化型が適しています。このタイプは、請求の自動化・オンライン決済・未納管理という集金業務の中核に機能を絞り込んでいるのが特徴です。

初期費用と月額費用が0円で、決済が発生した分だけ手数料を払う成果報酬型の料金体系を採るサービスが多く、導入のハードルがもっとも低いタイプといえます。手集金や銀行振込の確認作業をやめたい、という単一の課題を抱えている場合は、このタイプの導入だけで十分な効果が得られます。

一方で、会員名簿の管理機能は簡易なものにとどまるサービスもあります。名簿そのものを作り直したい段階に進んでいる場合は、次の2タイプを検討したほうが遠回りになりません。

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
会費ペイ
初期0円・月額0円・3.5%+100円/件
集金・決済代行特化型
入会申込から会員証・未収金の自動催促まで揃う月謝特化のオールインワン
サブスクペイ
クレジットカード 2.5%〜
集金・決済代行特化型
カード手数料2.5%〜と決済手段の幅で、会費単価が高い団体のコストを抑えられる
月額パンダ
初期0円・月額0円・3.5%+100円/件
集金・決済代行特化型
未回収分をコンビニ・PayPayで後追い回収できる小規模団体向けの軽量型
ゼウス
初期0円・月額0円〜3,000円・〜3.5%
集金・決済代行特化型
学会・任意団体向けの専用プラン「学会PAY」を月額0円で用意
アプラス集金代行
要問い合わせ
集金・決済代行特化型
実績40年、全国約68,000店のコンビニ収納に対応する大量請求向けインフラ
enpay byGMO
初期費用0円(その他要問い合わせ)
集金・決済代行特化型
LINEで請求を送れる集金専業型。30日以内の回収率99.7%を公表

このタイプの会費徴収システムを見る⇩

② スクール・施設運営一体型(予約やレッスン管理と月謝徴収をまとめたい場合)

スクール・教室・ジムのように、会員が実際に来場してサービスを受ける事業では、スクール・施設運営一体型が有効です。このタイプは月謝の徴収機能を、予約・振替・出席管理・入退館記録・売上分析といった現場業務と一体で提供します。

月謝の徴収と現場の運営は、実際には切り離せません。休会した生徒の請求を止める、振替を受けた分を月謝に反映する、退会申請と課金停止を連動させる。こうした処理を別々のツールで行っている場合、転記ミスと二重管理が常態化します。運営システム側が会員の在籍ステータスを持っているからこそ、請求が自動で正しくなるという構造がこのタイプの本質的な価値です。

月額1万〜3.5万円の固定費が店舗・拠点単位で発生するため、集金特化型より費用は上がります。ただし予約システムや会員管理ツールを別契約している場合は、統合によって総額が下がるケースも少なくありません。

予約管理そのものを比較したい場合は、汎用の予約システムと合わせて検討すると選択肢が広がります。

関連記事:予約管理システムおすすめ15選比較。3タイプ別の選び方と費用相場を解説

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
hacomono
初期150,000円・月額35,000円/店舗〜(税抜)
スクール・施設運営一体型
導入13,000店舗以上。会員管理から入退館・物販・分析まで1つで担う
Comiru
カード1.5%〜/口座振替58円〜
スクール・施設運営一体型
保護者連絡と指導報告まで含む塾特化型。導入6,000教室以上
Smart Hello
初期100,000円・月額10,000円〜
スクール・施設運営一体型
月額固定・プラン制で料金が明快な施設運営基幹システム。1,100施設以上で稼働
STORES 予約
初期0円・月額0円〜66,000円・3.3%〜(税込)
スクール・施設運営一体型
無料プランから始められ、月謝と回数券を予約システム上で扱える
MOSH
月額0円〜8,980円・カード6.5%+99円
スクール・施設運営一体型
月額固定費0円から使える個人事業主向けのサービス販売プラットフォーム

このタイプの会費徴収システムを見る⇩

③ 会員管理一体型(協会・学会・団体で名簿と会費をまとめて管理したい場合)

協会・学会・スポーツ団体・自治会のように、会員名簿そのものが組織の資産になっている団体では、会員管理一体型が適しています。このタイプは会員情報の管理を中核に据え、そこに会費請求・入金管理・イベント申込・メール配信を連動させる構成を採ります。

会員数が数千人から数万人規模になると、名簿と入金記録の突合そのものが専任者の業務量に達します。また会費以外にも、大会参加費・学術大会の参加費・寄付といった都度の集金が発生し、その集計もあわせて必要になります。会員情報を軸にすべての金銭のやり取りが記録される構造は、こうした団体でこそ効果を発揮します。

その分、導入は事務局業務の設計そのものに踏み込みます。料金を非公開としているサービスが多く、要件定義から稼働まで数か月を見込む必要があります。事務局のリソース自体が不足している場合は、システム導入と並行して運営業務の外部委託を検討する選択肢もあります。

関連記事:事務局代行サービスおすすめ10選比較。費用相場からタイプ別の選び方まで解説

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
シクミネット
要問い合わせ
会員管理一体型
会員・決済・イベント・メルマガの4機能が連動。利用人数360万人以上
SMOOSY
初期費用0円(月額は要問い合わせ)
会員管理一体型
200を超える学会が利用する学会特化型。学会サイト構築まで一体で提供
ekaiin.com
初期0円・月額0円・4.3%+110円/件
会員管理一体型
料金が決済1件あたりの手数料に集約された完全成果報酬型の集金クラウド
Yumicom
要問い合わせ
会員管理一体型
デジタル回覧板と集金機能を併せ持つ自治会・町内会向けの運営アプリ

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会費徴収システム一覧比較表

以下は、本記事で紹介する会費徴収システムの一覧比較表です。

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
会費ペイ
初期0円・月額0円・3.5%+100円/件
集金・決済代行特化型
入会申込から会員証・未収金の自動催促まで揃う月謝特化のオールインワン
サブスクペイ
クレジットカード 2.5%〜
集金・決済代行特化型
カード手数料2.5%〜と決済手段の幅で、会費単価が高い団体のコストを抑えられる
月額パンダ
初期0円・月額0円・3.5%+100円/件
集金・決済代行特化型
未回収分をコンビニ・PayPayで後追い回収できる小規模団体向けの軽量型
ゼウス
初期0円・月額0円〜3,000円・〜3.5%
集金・決済代行特化型
学会・任意団体向けの専用プラン「学会PAY」を月額0円で用意
アプラス集金代行
要問い合わせ
集金・決済代行特化型
実績40年、全国約68,000店のコンビニ収納に対応する大量請求向けインフラ
enpay byGMO
初期費用0円(その他要問い合わせ)
集金・決済代行特化型
LINEで請求を送れる集金専業型。30日以内の回収率99.7%を公表
hacomono
初期150,000円・月額35,000円/店舗〜(税抜)
スクール・施設運営一体型
導入13,000店舗以上。会員管理から入退館・物販・分析まで1つで担う
Comiru
カード1.5%〜/口座振替58円〜
スクール・施設運営一体型
保護者連絡と指導報告まで含む塾特化型。導入6,000教室以上
Smart Hello
初期100,000円・月額10,000円〜
スクール・施設運営一体型
月額固定・プラン制で料金が明快な施設運営基幹システム。1,100施設以上で稼働
STORES 予約
初期0円・月額0円〜66,000円・3.3%〜(税込)
スクール・施設運営一体型
無料プランから始められ、月謝と回数券を予約システム上で扱える
MOSH
月額0円〜8,980円・カード6.5%+99円
スクール・施設運営一体型
月額固定費0円から使える個人事業主向けのサービス販売プラットフォーム
シクミネット
要問い合わせ
会員管理一体型
会員・決済・イベント・メルマガの4機能が連動。利用人数360万人以上
SMOOSY
初期費用0円(月額は要問い合わせ)
会員管理一体型
200を超える学会が利用する学会特化型。学会サイト構築まで一体で提供
ekaiin.com
初期0円・月額0円・4.3%+110円/件
会員管理一体型
料金が決済1件あたりの手数料に集約された完全成果報酬型の集金クラウド
Yumicom
要問い合わせ
会員管理一体型
デジタル回覧板と集金機能を併せ持つ自治会・町内会向けの運営アプリ

上記で自社に合うタイプの会社・サービスを絞り込みたい方は、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

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    【集金・決済代行特化型】の会費徴収システム

    まず初めに、集金・決済代行特化型の会費徴収システムをご紹介します。会員管理の仕組みは現状のまま、集金業務だけを自動化したい団体に向いたタイプです。

    会費ペイ(株式会社メタップスペイメント)

    引用:会費ペイ

    会費ペイは、月謝・会費の徴収に用途を絞り込んだ、初期費用・月額費用0円のオールインワン型システムです。クレジットカード・口座振替・コンビニ決済の3手段に対応し、入会申込の受付から決済情報の登録、毎月の請求までをオンラインで完結できます。

    特徴は、集金特化型でありながら運営の周辺業務まで機能が及んでいる点です。未収金の自動催促、決済結果の自動反映、カード情報の自動更新(洗替)に加え、QRコード式の会員証による入退館記録、スマホ会員証、LINE連携、属性タグによる会員の絞り込みまで標準で扱えます。AIによるメール文案作成機能も備えており、督促や案内の文面作成にかかる時間も削減できます。

    対応している集金手段クレジットカード、口座振替、コンビニ決済
    未納・未収金への対応未収金の自動催促、入金結果の自動反映、カード情報の自動更新、カード・口座変更案内メール
    会員管理機能申込情報の自動反映、CSV一括登録・出力、契約ステータス管理、QR会員証・スマホ会員証、LINE連携、複数店舗管理
    得意な団体・規模フィットネス・ヨガ、スポーツスクール、塾・各種教室、コワーキングスペース、学校・学童・PTA、ファンクラブ
    料金目安初期費用0円/月額費用0円/システム利用料 3.5%+100円/件(口座登録・変更時は別途500円)

    サブスクペイ(株式会社ROBOT PAYMENT)

    引用:サブスクペイ

    サブスクペイは、クレジットカード決済手数料2.5%〜という低い料率と、集金手段の広さを両立させた決済代行サービスです。カード決済に加えて口座振替(紙・Web)、バンクチェック(銀行振込・バーチャル口座)、コンビニ決済、メールリンク決済、タブレット端末決済に対応しており、会員の属性に応じて集金方法を選び分けられます。

    継続課金の設定が細かい点も特徴です。課金日・課金周期・課金回数・金額をそれぞれ設定して完全自動で処理でき、決済失敗時には自動で2回までリトライが行われます。カード有効期限切れの通知、インボイス制度対応の領収書自動発行にも対応し、決済情報と紐づいた顧客管理機能を通じて請求と会員情報を一体で扱えます。スクール向けには「月謝ペイ」という用途別ブランドも展開しています。

    対応している集金手段クレジットカード、口座振替(紙・Web)、バンクチェック(銀行振込)、コンビニ決済、メールリンク決済、端末決済
    未納・未収金への対応決済失敗時の自動リトライ(2回まで)、カード有効期限切れ通知、入金管理機能
    会員管理機能決済連動型の顧客管理機能、会計データ連携、SFA連携
    得意な団体・規模各種教室・スクール、オンラインサロン、オンラインレッスン、セミナー・展示会、定期購入EC、士業
    料金目安クレジットカード決済手数料 2.5%〜
    トランザクション費用 7円/件
    口座振替 振替手数料 85円(初期費用・月額費用は要問い合わせ)

    月額パンダ

    引用:月額パンダ

    月額パンダは、初期費用・月額費用0円の成果報酬型で、料金体系をすべて公開している小規模団体向けの集金システムです。クレジットカード(6ブランド)と口座振替に対応し、両方を同一画面で管理できるため、会員が選んだ支払い方法を意識せずに一元管理できます。

    特に有用なのが、未回収分への後追い対応です。引き落としに失敗した会員に対して、コンビニ決済とPayPay決済で回収し直せる仕組みを備えています。支払い失敗時の自動督促案内メールも標準で用意されているため、未納者を人手で追いかける工程を減らせます。月謝の金額変更、対面でのお客様登録、一斉メール送信、返金処理といった実務機能も揃っています。

    対応している集金手段クレジットカード(VISA / MasterCard / JCB / AMEX / Diners Club / Discover)、口座振替。未回収時の後追いとしてコンビニ決済・PayPay決済
    未納・未収金への対応支払い失敗時の自動督促案内メール、コンビニ・PayPayによる後追い回収、売上一覧・売上リスト出力
    会員管理機能会員一覧・会員解約・会員リスト出力、一斉メール送信、対面お客様登録、月謝の金額変更
    得意な団体・規模学習塾、個別指導、音楽教室、英会話、スポーツスクール、PTA会費、コワーキングスペース、月極駐車場、NPO法人会費
    料金目安初期費用0円/月額費用0円/売上の3.5%+決済成功手数料100円/件

    ゼウス(株式会社ゼウス)

    引用:ゼウス

    ゼウスは、決済手段の網羅性とSBIグループとしての信頼性を軸に、業種別の低コストプランを用意した決済代行専業のサービスです。クレジットカード、メール決済、URL決済、SMS決済、あと払い、銀行振込、口座振替、コンビニ決済、キャリア決済、端末決済と、会費徴収で必要になる集金手段をほぼ網羅しています。

    会費徴収を検討する団体にとって注目したいのが、業種別ソリューションの「学会PAY」です。学会・研究室・セミナー・任意団体を対象に、初期費用0円・月額費用0円・決済手数料〜3.5%・売上処理料0円という条件でカード決済を利用でき、銀行振込決済も手数料1.5%+処理料50円で扱えます。入金サイクルは月末締めの翌月20日払いです。BtoB向けの「Bizクレカ」では決済手数料〜2.24%という料率も用意されています。

    対応している集金手段クレジットカード、メール・URL・SMS決済、あと払い、銀行振込、口座振替、コンビニ決済、キャリア決済、端末決済
    未納・未収金への対応継続課金の自動処理、カード有効期限の自動更新(洗替)
    会員管理機能売上管理画面による継続課金管理(会員管理システムとしての提供はなし。API・一括処理・メールリンクで外部連携)
    得意な団体・規模学会・研究室・セミナー・任意団体(学会PAY)、フィットネス、語学スクール、コンサル、士業、定期購入EC
    料金目安学会PAY(カード):初期0円・月額0円・決済手数料〜3.5%・売上処理料0円
    BtoC専用プラン:初期0円・月額3,000円・〜3.5%・売上処理料30円(口座振替・コンビニ決済は要問い合わせ)

    アプラス集金代行(株式会社アプラス)

    引用:アプラス集金代行

    アプラス集金代行は、SBI新生銀行グループとして40年の実績を持ち、口座振替を中核に据えた大量請求向けの集金代行インフラです。会員数が数千人から数万人規模に達し、毎月の引き落とし件数そのものが業務量になっている団体に向いています。

    集金手段は口座振替を軸に、Web口座振替受付、ペイジー口座振替受付、コンビニ収納代行(全国約68,000店に対応)、スマホ向けに請求を案内する「マイペイメント」、QRコード決済、ペイジー決済まで揃えています。Web口座振替受付に対応しているため、紙の口座振替依頼書を回収せずにオンラインで登録を完結できます。未納対応についても、SMSによる支払案内、自動再振替、入金消込に関する記述が公式サイト上で示されています。

    対応している集金手段口座振替、Web口座振替受付、ペイジー口座振替受付、コンビニ収納代行(全国約68,000店)、マイペイメント、QRコード決済、ペイジー決済
    未納・未収金への対応SMSによる支払案内、自動再振替、入金消込
    会員管理機能会員管理システムとしての提供はなし。集金代行インフラとして既存システムと連携
    得意な団体・規模学習塾・スクール、通信、不動産賃貸、配食・宅配、保険、事務機器保守、福祉・医療/介護施設、サブスクリプション
    料金目安要問い合わせ

    enpay byGMO(GMOエンペイ株式会社)

    引用:enpay byGMO

    enpay byGMOは、LINE経由で請求を送り、多様な支払い手段で回収できる集金・請求業務専業のサービスです。予約管理やレッスン管理といった機能は持たず、「請求・集金・支払管理」の3ステップに機能を集中させています。初期費用・サポート費用・更新費用は一切かからないことが公式に明示されています。

    強みは回収率です。30日以内の回収率99.7%(集計期間2024年4月1日〜2025年12月15日、N=1,278,380)、LINE連携率約94%(N=285,491、2026年6月10日時点)を公表しており、請求が会員に届いて実際に支払われるまでの到達率が高い設計になっています。支払い手段はクレジットカード、コンビニ、PayPay、au PAY、d払い、銀行口座に対応し、銀行口座支払いはメガバンク・地方銀行など100を超える金融機関で利用できます。

    対応している集金手段クレジットカード、コンビニ、PayPay、au PAY、d払い、銀行口座(100を超える金融機関)
    未納・未収金への対応支払済/未払いの管理、リマインドメッセージ・再請求メッセージの送信。koufuri+では未収時のコンビニ支払い自動切替と消込自動化
    会員管理機能集金項目別の入金振り分け(特許取得)、LINE連携による請求通知、園務システム連携(すぐーる・キッズビュー・うぇぶさくら等)
    得意な団体・規模保育園・こども園・幼稚園、学童保育、塾・習い事教室、小中学校(koufuri+はPTA・自治体・大学等にも対応)
    料金目安初期費用・サポート費用・更新費用0円(月額利用料・決済手数料は要問い合わせ)

    【スクール・施設運営一体型】の会費徴収システム

    次に、スクール・施設運営一体型の会費徴収システムをご紹介します。月謝の徴収を、予約・出席・入退館といった現場業務と一体で扱いたい事業者に向いたタイプです。

    hacomono(株式会社hacomono)

    引用:hacomono

    hacomonoは、店舗の会員管理・予約・決済・入退館・物販・分析を1つで担うフィットネス/スクール向けのオールインワン基幹システムです。導入店舗数は13,000以上(2026年6月時点)、システム継続率99%以上(2026年4月時点)と、このカテゴリで最大級の規模を持ちます。

    月謝の徴収については、クレジットカードとオンライン口座振替による事前決済に対応し、キャッシュレスで月会費管理を自動化できます。スクール向けには進級管理、クラス編成・定員管理、振替・欠席手続きが揃っており、在籍ステータスの変化がそのまま請求に反映される構成です。QRリーダーによる入退館で無人運営にも対応し、AIカメラによる混雑確認、イベント管理(抽選含む)まで扱えます。

    対応している集金手段クレジットカード、オンライン口座振替、店頭POSレジ(会費支払・物販)
    未納・未収金への対応事前決済による月謝管理の自動化(自動催促機能としての公式記載はなし)
    会員管理機能会員管理、Web入会、会員マイページ、レッスン予約、振替・欠席手続き、進級管理、クラス編成・定員管理、QR入退館、売上管理、データ分析
    得意な団体・規模総合型スポーツクラブ、24時間ジム、パーソナルジム、ヨガ・ピラティス、スイミング/ダンス/サッカー/テニス/体操/バレエ各スクール、学習教室、公共施設
    料金目安基本プラン:初期150,000円・月額35,000円/店舗〜
    定期スクール向けプラン:初期0円・月額99円〜/生徒(最低10,000円〜)
    決済手数料はカード2.59%〜(VISA・MASTER)、口座振替手数料は要問い合わせ(すべて税抜)

    Comiru(株式会社POPER)

    引用:Comiru

    Comiruは、保護者連絡・指導報告・成績管理まで含む塾特化型の業務管理システムです。月謝の集金機能は、講師のコマ組・勤怠管理や生徒の入退室管理と同じ基盤の上に載っており、教室運営に必要な業務をまとめて扱えます。導入教室数6,000教室以上、利用生徒数40万人以上で、クラウド型の学習塾向け業務管理システムとして導入実績No.1を公表しています。

    集金面では、請求書の発行時に口座振替とクレジットカード決済のどちらかを選べる仕組みです。前月と同内容の請求項目は自動入力されるため、毎月の請求作成にかかる時間を短縮できます。未納対応については、引き落としエラーが発生するとアラートが上がる仕組みで未納者を特定し、対象者を選択してテンプレートメッセージを送るだけで督促が完了します。

    対応している集金手段口座振替、クレジットカード決済(請求書発行時に選択可能)
    未納・未収金への対応引き落としエラー時のアラート表示、未納者の抽出、テンプレートメッセージによる督促送信
    会員管理機能生徒管理、入退室管理、お知らせ・アンケート、指導報告、振替・欠席連絡、面談・イベント予約、成績・進捗管理、コマ組・自動配当、講師勤怠管理、複数教室管理
    得意な団体・規模学習塾、プログラミングスクール、英会話・英語塾、学童・放課後デイサービス、スポーツスクール、習い事全般
    料金目安クレジットカード決済 1.5%〜/口座振替 58円/件(別途月額固定費500円/1教室)。
    プラン利用料は要問い合わせ

    Smart Hello(株式会社システムディ)

    引用:Smart Hello

    Smart Helloは、入会・来場・予約・電子錠までを扱うクラウド型の会員管理システムで、料金をプラン制で公開している点が特徴です。決済代行ではなく施設運営の基幹システムが本体であり、その中に会費徴収の機能が組み込まれている構成になります。1,100施設以上での稼働実績があります。

    会費徴収については、クレジットカードの継続課金と口座振替(「D-Collect」連携)に対応します。未入金の管理は所属情報と入金状態から自動計算される仕組みで、請求データの作成機能もあわせて備えています。会員情報の登録・管理、諸届登録、Web入会、タブレット入会、来場管理、レッスン予約、販売管理、データ分析、電子錠連携までを1つの画面で扱えます。

    対応している集金手段クレジットカードの継続課金、口座振替(D-Collect連携)
    未納・未収金への対応所属情報・入金状態からの未入金の自動計算、請求データ作成機能(自動催促機能としての公式記載はなし)
    会員管理機能会員情報の登録・管理、諸届登録、Web入会、タブレット入会、来場管理、レッスン予約、販売管理、データ分析、電子錠連携
    得意な団体・規模フィットネスクラブ、24時間フィットネス、スイミング/テニススクール、ヨガスタジオ、カルチャースクール、学習塾、セルフエステ、コワーキングスペース
    料金目安基本導入費用100,000円
    月額10,000円(スモール)・20,000円(ライト)・30,000円(スタンダード)
    ※年一括払い・店舗ごと。電話サポートは月額5,000円のオプション。決済手数料は要問い合わせ

    STORES 予約(STORES 株式会社)

    引用:STORES 予約

    STORES 予約は、無料プランから始められる汎用の予約システムに、月謝(月額課金)と回数券の機能が載ったサービスです。初期費用は全プラン無料で、フリープランなら月額0円・月間予約50件まで利用できます。累計250,000社以上に選ばれていることを公表しています。

    会費徴収については、毎月の会費をクレジットカードで自動徴収でき、目的や会員種別に応じて複数種類の月謝を作成できます。日・週・月単位での予約回数制限を月謝プランに紐づけられるため、「月4回まで通えるプラン」といった設計をシステム上で表現できます。未払いの会員への自動フォロー機能も用意されています。オンライン回数券の発行と消費状況の一括管理にも対応します。

    対応している集金手段クレジットカードのみ(その他の支払い方法は管理画面から手動で月謝権利を付与)
    未納・未収金への対応未払いの会員への自動フォロー
    会員管理機能顧客管理カルテ(予約時に自動作成)、繰り返し予約、スタッフ指名、リマインドメール/SMS、自動DM配信、スマートリスト、アンケート、LINEミニアプリ連携、Googleカレンダー連携
    得意な団体・規模フィットネス・パーソナルジム、ヨガ・ピラティス、エステ・脱毛サロン、スクール・教室、貸しスペース・貸し会議室
    料金目安初期費用0円/月額0円(フリー)〜66,000円(エンタープライズ)
    ※年間契約一括払い・税込。決済手数料はフリープラン5.2%〜、スタンダードプラン加入時3.3%〜(いずれも中小特別料率適用時)

    MOSH(MOSH株式会社)

    引用:MOSH

    MOSHは、月額固定費0円から始められる個人・小規模チーム向けのサービス販売プラットフォームです。予約受付・事前決済・顧客管理・月額サブスクリプション・会員ページ・LP作成・メール配信までをまとめて扱えます。アカウント作成だけでは費用が発生せず、予約が入った時点で決済手数料のみがかかる仕組みです。

    会費徴収は月額サブスクリプション機能で実現します。申込当日に1回目の決済を行い、以降は1か月ごとの同じ日付で自動更新され、解約しない限り継続します。課金回数を設定しておけば自動で解約処理も行われます。未納対応については、決済代行にStripe Connectを使う場合、失敗から3週間にわたって数日ごとに合計2〜4回の自動リトライが実行され、失敗中の会員は申込者向けサイトにアクセスできなくなります。ワークフロー機能で「サブスク決済失敗」をトリガーにした自動フォローの設定も可能です。

    対応している集金手段クレジットカード、銀行振込、当日現地支払い、分割決済(ただし月額サブスクはクレジットカードのみ)
    未納・未収金への対応Stripe決済は失敗から3週間で2〜4回の自動リトライ、失敗中は会員サイトへのアクセス制限。ワークフローによる自動フォロー設定
    会員管理機能予約・顧客管理、会員ページ、LP作成、メール配信、コンタクトリスト・顧客タグ、予約スケジュール管理、予約ブロック・受付停止
    得意な団体・規模個人・小規模チーム(ヨガ・フィットネス講師、サロン、オンライン講座提供者など)
    料金目安月額0円(CLASSIC/FREE)/1,380円(STARTER)/2,980〜8,980円(GROW)
    PROFESSIONALは個別見積もり。
    決済手数料はクレジットカード6.5%+99円、銀行振込3.0%+99円(Stripe Connect利用時)

    【会員管理一体型】の会費徴収システム

    最後に、会員管理一体型の会費徴収システムをご紹介します。会員名簿を組織の資産として抱える協会・学会・団体・自治会に向いたタイプです。

    シクミネット(しゅくみねっと株式会社)

    引用:シクミネット

    シクミネットは、会員管理・決済管理・イベント管理・メルマガ管理の4機能が連動する、団体の事務局業務をまとめて扱うクラウドシステムです。会員情報・入金情報・イベント情報を一元管理し、決済と会員情報が連動する構成になっています。利用人数は360万人以上に達しています。

    このサービスの強みは、スポーツ競技団体・協会での実績の厚みです。公益財団法人日本ソフトテニス連盟、全日本スキー連盟、日本水泳連盟といった大規模な競技団体から、大学OB会・同窓会のような小規模な団体まで導入されています。数十万名規模の会員を抱える団体と、数十名規模の団体を同じ仕組みで扱える幅の広さが特徴です。

    会費の徴収だけでなく、大会・講習会の申込受付とその参加費徴収、会員へのメルマガ配信までが1つのシステム上で連動するため、事務局の業務全体を1本化したい団体に向いています。

    対応している集金手段決済と会員情報が連動する仕組みを提供(対応手段の詳細は要問い合わせ)
    未納・未収金への対応入金情報の一元管理による支払状況の把握
    会員管理機能会員情報・入金情報・イベント情報の一元管理。会員管理・決済管理・イベント管理・メルマガ管理の4機能が連動
    得意な団体・規模数十万名規模のスポーツ競技団体・協会・学会から、少人数のOB会・同窓会まで
    料金目安要問い合わせ

    SMOOSY(株式会社アトラス)

    引用:SMOOSY

    SMOOSYは、200を超える学会が利用する学会特化型の会員管理サービスです。会員情報の管理と会費請求だけでなく、学会サイトの構築・管理までを一体で提供する点が他のサービスと異なります。初期費用は全プランで不要であることが公式に明示されています。

    会費徴収では、クレジットカードの継続決済(2年目以降の自動引き落としに対応、利用学会の9割以上が採用)、バンクチェック決済(請求1件ごとに専用振込口座を自動発行)、コンビニ決済(全国約37,000店舗・24時間365日)の3手段に対応します。オンライン決済を利用すれば入金確認と消込作業が不要になり、会員は自身のマイページから請求書と領収書をダウンロードできます。個人会員・法人会員の双方に対応したマイページ、メール配信、宛先ラベル印刷、履歴情報管理(オプション)、イベント参加登録(オプション)まで揃っています。

    対応している集金手段クレジットカード継続決済、バンクチェック決済(専用振込口座を自動発行)、コンビニ決済(全国約37,000店舗)
    未納・未収金への対応オンライン決済利用時は入金確認と消込作業が不要。請求・入金情報の管理機能
    会員管理機能学会サイト構築・管理、会員情報の一元管理、請求・入金情報管理、会員マイページ(個人・法人)、メール配信、宛先ラベル印刷、履歴情報管理・イベント参加登録(オプション)
    得意な団体・規模学会・学術機関(新設団体〜30,000名規模)。事務局代行業者・印刷会社の受託基盤としても利用
    料金目安初期費用0円/月額費用は要問い合わせ

    ekaiin.com(ウェルネット株式会社)

    引用:ekaiin.com

    ekaiin.comは、初期費用・月額費用0円で、コストが決済1件あたりの手数料に集約された完全成果報酬型の集金クラウドです。会員管理一体型のなかで唯一、料金体系のすべてを公式サイト上で公開しています。手数料は支払い方法にかかわらず一律で4.3%+110円/件、これに加えて決済が発生した月のみ締め手数料330円/月がかかります。

    機能は会員管理と集金の両方をカバーします。会員情報の一元管理・集計・お知らせ配信を行う「会員管理」、月謝や会費を継続請求して自動引落を設定する「定期集金」、イベント費などをスポットで請求する「都度集金」、会員登録なしで申込と支払いを受け付けるサイトを作れる「簡単集金」、そして寄付機能まで揃っています。会員登録を伴わない集金にも対応しているため、行事ごとの参加費徴収のような単発の用途にも使えます。

    対応している集金手段クレジットカード、コンビニ払込(ファミリーマート・ローソン・ミニストップ・セイコーマート・デイリーヤマザキ)、ネットバンキング(PayPay銀行・楽天銀行)、支払秘書
    未納・未収金への対応定期集金による自動引落設定、お知らせ配信機能
    会員管理機能会員情報の一元管理・集計・お知らせ配信、定期集金、都度集金、会員登録不要の簡単集金、寄付機能
    得意な団体・規模自治会、同窓会、スポーツクラブ、セミナー・講習会、寺院などの宗教団体、課外スクール・塾、ボランティア団体
    料金目安初期費用0円/月額費用0円/決済手数料 4.3%+110円/件(支払い方法にかかわらず一律)
    締め手数料 330円/月(決済が発生した月のみ)
    コンビニ払込で50,000円以上の場合は印刷代200円/件

    Yumicom(株式会社ワンベルウッズ)

    引用:Yumicom

    Yumicomは、デジタル回覧板を中核に据えた自治会・町内会向けの運営アプリで、会費の集金機能を併せ持つサービスです。他の3サービスとは出発点が異なり、会員管理システムではなく「地域内の情報共有と連絡のデジタル化」から入って集金までカバーする構成になっています。

    集金面では、各種クレジットカード、PayPay、コンビニエンスストア決済、銀行振込の4種類に対応し、自治会費や商業施設の管理共益費をアプリから徴収できます。納付金は翌月15日に決済手数料を差し引いて指定口座へ振り込まれます。会費徴収の前段にある「そもそも連絡が行き渡らない」という課題を同時に解決できる点が、自治会・町内会にとっての価値です。

    対応している集金手段各種クレジットカード、PayPay、コンビニエンスストア決済、銀行振込
    未納・未収金への対応PUSH通知・読了(既読・未読)管理による支払い案内の到達確認
    会員管理機能デジタル回覧板・掲示板、グループチャット、イベントカレンダー・出欠確認、読了管理、ファイル共有、アルバム共有、災害時モード(安否確認)、高齢者みまもり
    得意な団体・規模自治会・町内会、商業施設(ショッピングモール・テナントビル)、地方自治体。10人以上のグループ内情報共有を想定
    料金目安要問い合わせ(契約時の世帯ID数に基づいて算出。年払い契約・月払い契約から選択)

    会費徴収システムの導入前に整理しておく3つのこと

    会費徴収システムの導入は、システムを契約すれば終わりではありません。既存会員に決済情報を登録してもらうまでが導入作業です。ここでつまずくと、旧来の集金と新しい仕組みが並走し、かえって事務負担が増えます。契約前に以下の3点を整理しておいてください。

    1. 会員層ごとの支払い手段を棚卸しする

    まず、現在の会員を「カードを持っているか」「口座振替に応じてくれるか」「スマホで手続きができるか」の観点で分類してください。この分類ができていないと、導入後に「一部の会員だけ現金集金が残る」という状態になります。

    シニア層が多い団体では口座振替とコンビニ払込が中心になり、若年層が多い団体ではカードとQRコード決済で足ります。全会員をカバーできる組み合わせを先に決めてから、その組み合わせに対応するサービスを選ぶという順番が正しい進め方です。

    2. 手数料の負担先を先に決めておく

    手数料を団体が負担するのか、会員に負担してもらうのかは、システム選定より先に決めるべき論点です。会員負担にする場合は総会や理事会での合意が必要になるケースもあり、システムの契約タイミングに影響します。

    団体負担にする場合は、年間の手数料総額を予算に組み込めるかを確認してください。「会員数 × 会費単価 × 12か月」に手数料率を掛けた金額が、そのまま毎年の固定費として発生します。

    3. 移行時期を年度の区切りに合わせる

    会費徴収の切り替えは、年度の区切りに合わせるのがもっとも摩擦が少ない方法です。年度更新の案内と決済情報の登録案内を同時に送れるため、会員への説明が1回で済みます。

    特に口座振替は金融機関への登録手続きに数週間を要するため、初回引き落としの3か月前から準備を始める想定でスケジュールを組んでください。切り替え初月は登録が完了していない会員が必ず残るため、その分を従来の方法で集金する運用も併せて設計しておくと安全です。

    まとめ

    会費徴収システムは、「集金以外の業務をどこまで同じシステムに任せたいか」で選ぶタイプが決まります。名簿の管理は今のままでよく集金の手間だけをなくしたいなら集金・決済代行特化型、月謝と予約・出席管理をまとめたいならスクール・施設運営一体型、協会や学会で名簿と会費を一元化したいなら会員管理一体型が適しています。

    手数料の数字だけを並べて比較すると判断を誤ります。率と1件あたりの固定費を自社の会員数・会費単価に当てはめて年額で試算し、そのうえで必要な集金手段が揃っているか、未納対応が自動化されているかを確認してください。

    まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「会費徴収システムの選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。

    なお、会費とあわせて大会・セミナーの参加費徴収を扱う団体では、申込受付そのものの仕組みも同時に見直すと効果が大きくなります。イベント運営側から選定を進めたい場合は、以下の記事も参考にしてください。

    関連記事:イベント管理システムおすすめ16選。目的×規模×形式で選ぶタイプ別比較

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