ボイスボットおすすめ14選比較。タイプ別の選び方から費用相場まで解説
「電話の一次受付をAIで自動化したい」
「IVRよりも自然な会話で対応できるサービスを選びたい」
といったニーズから、ボイスボット導入を検討する企業が増えています。一方で、ボイスボットは大規模コールセンター向けの高機能型から、月数万円で始められるSMB向けまで幅が広く、自社にどれが合うのか判断しにくいのも実情です。
本記事では、ボイスボットの選び方とおすすめサービス14選を、用途別の4タイプに分けて紹介します。費用相場・比較ポイント・導入事例まで網羅していますので、ぜひ最後までご覧ください。
そもそもボイスボットとは?
ボイスボットとは、AIが顧客の電話音声を解析し、自動で会話・対応を行うシステムです。コールセンターの一次受付や予約・注文受付、督促などの定型的な電話業務を自動化できます。
24時間365日稼働するため営業時間外の受電にも対応でき、オペレーターは複雑な案件に集中できる体制を作れます。ヤマト運輸では集荷受付の約8割をAIで対応する例もあり、近年は大企業から中小企業まで導入が広がっています。
定型対応を自動化して人手を空けられた分、顧客との関係を深める取り組みに振り向けると効果が高まります。既存顧客とのつながりを継続的に育てたい場合は、タイプ別の選び方から整理されたコミュニティツールも見ておくと、サポートとファンづくりを両立しやすくなります。
関連記事:コミュニティツールおすすめ10選比較。タイプ別の選び方と費用相場まで解説
ボイスボットの仕組み
ボイスボットは音声認識(ASR)・自然言語処理(NLP)・音声合成(TTS)の3技術を組み合わせて動作します。流れは以下のとおりです。
- 入電:利用者が発話する
- 音声認識:発話内容をテキスト化する
- 自然言語処理:意図を解析し、シナリオに沿った回答文を生成する
- 音声合成:回答文を音声化して読み上げる
この一連の処理を数秒単位で繰り返すことで、自然な会話を成立させています。
ボイスボットとIVR・チャットボットの違い
ボイスボットはIVR(自動音声応答)やチャットボットと混同されがちですが、目的とインターフェースが大きく異なります。違いを整理すると以下のとおりです。
| 比較項目 | ボイスボット | IVR | チャットボット |
|---|---|---|---|
| 操作 | 音声会話 | プッシュボタン | テキスト入力 |
| 強み | 自然な会話で要件をヒアリング | シンプルな分岐振り分け | Webサイト内の質問対応 |
| 主な用途 | 一次受付・予約受付・本人確認 | 窓口の振り分け案内 | FAQ・問い合わせ自動応答 |
| 設計の難易度 | シナリオ+AIチューニング必要 | 分岐設計のみ | FAQ整備が中心 |
実務では、IVRで大まかに窓口を振り分けたうえでボイスボットに会話を引き継ぐ併用パターンもよく用いられます。コールセンター基盤の選定とあわせて検討したい方は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:コールセンターシステム16選比較。機能・費用・失敗しない選び方を解説
電話の自動応答と並んで、Web上の問い合わせをテキストで自己解決へ導くチャネルも用意しておくと、顧客接点を取りこぼしません。声と文字の両面で対応を自動化したい場合は、無料プランとの違いも踏まえてAIチャットボットを見ておくと使い分けが整理できます。
関連記事:AIチャットボットおすすめ15選比較。無料プランとの違いからタイプ別の選び方まで
ボイスボットの主な機能・できること
ボイスボットでよく搭載されている機能は以下のとおりです。サービスによって対応範囲が異なるため、自社の業務に必要な機能が揃っているか確認しましょう。
| 一次受付・要件ヒアリング | 入電内容を会話で聞き取り、要件ごとに振り分け。オペレーターへの取次・FAQ自動回答にも対応。 |
| アウトバウンド架電 | 督促・予約確認・与信・アンケートなどの発信業務を自動化。一斉発信や時間指定発信も可能。 |
| 本人確認・情報入力 | 氏名・住所・電話番号・生年月日などの定型情報を音声で聴取し、テキスト化。 |
| SMS送信連携 | 会話中にショートメッセージでURL・予約番号を送信。自己解決を促す導線として有効。 |
| 通話の自動文字起こし | 通話内容を自動テキスト化し、応対履歴として保存。要約機能を備えたサービスも増加。 |
| 既存システム連携 | CRM・CTI・基幹システムとAPI連携。応対結果の自動記録や顧客情報の照合が可能。 |
ここに挙げた機能は、いずれも「電話に出る側」をAIが担うものです。
一方で、オペレーターの応対中の支援や、通話後の要約・分析を担うAIは別の製品群になります。コールセンター業務のどこにAIを入れるかを先に決めたい場合は、以下の記事が参考になります。
関連記事:コールセンターAIツール16選比較。4種類別の選び方と費用相場を解説
ボイスボットの費用相場
ボイスボットの料金は初期費用と月額費用(固定型 or 従量型)に分かれます。導入規模・利用シナリオ・連携範囲によって金額が大きく変動するため、まずは下記の相場感を押さえましょう。
| プラン | 初期費用 | 月額費用 | 想定規模 |
|---|---|---|---|
| シナリオ型(低価格プラン) | 0〜5万円 | 数千円〜3万円 | 個人事業主・小規模事業者 |
| 月額固定型(標準) | 10万円〜30万円 | 10万円〜30万円 | 月間数千件のコール対応 |
| 月額従量課金型 | 5万円〜20万円 | 応答1件あたり50〜200円 | コール件数が変動する企業 |
| 大規模コールセンター型 | 数十万円〜 | 月額50万円〜数百万円 | 月数万件以上の入電を処理 |
シナリオ型の低価格プランであれば月数千円から利用可能です。一方、AI・生成AI連携が前提となるエンタープライズ向けは月10万円〜数十万円が中心価格帯となります。自社のコール件数と必要機能で大きく変わるため、最低3社から見積もりを取って比較しましょう。
ボイスボットを選ぶ際に確認すべき5つの比較ポイント
ボイスボットは「どれも似たようなもの」ではありません。音声認識精度・シナリオ柔軟性・連携性などサービスごとに強みが大きく異なります。自社に合うサービスを見極めるために、以下5つの比較ポイントを確認しましょう。
- 日本語音声認識の精度
- シナリオ設計の柔軟性・生成AI対応の有無
- インバウンド/アウトバウンドの対応範囲
- 既存システム(CRM・CTI・SMS)との連携性
- 料金体系と自社規模との適合性
日本語音声認識の精度
ボイスボットの成否は音声認識精度に大きく依存します。認識精度が低いと聞き返しが増え、顧客のストレスや離脱を招くためです。
特に氏名・住所・電話番号といった固有名詞の認識精度は、汎用エンジンと専用エンジンで大きな差が出ます。さらに業界特有の専門用語(保険・医療・金融)や方言にも対応できるかは、業種次第で重要な判断軸となります。
確認すべきポイントは次の3つです。
- 自社開発エンジンか、市場で評価の高い汎用エンジンを使っているか
- 氏名・住所・電話番号など固有名詞への対応強度はあるか
- 業界特有の専門用語をカスタム学習できるか
シナリオ設計の柔軟性・生成AI対応の有無
ボイスボットは「シナリオ型」と「生成AI対話型」で設計思想が異なります。シナリオ型は決められたフローに沿って応答するため、業務シナリオが明確な場合に向いています。一方、生成AI対話型は雑談や曖昧な質問にも文脈で回答できるため、複雑な問い合わせを扱う業務に向いています。
ノーコードでフロー編集できるか、生成AIと連携してFAQ知識を取り込めるか、シナリオの分岐数・条件分岐の柔軟性なども確認しておきましょう。
インバウンド/アウトバウンドの対応範囲
ボイスボットは受電(インバウンド)に特化したサービスと、発信(アウトバウンド)まで対応するサービスに分かれます。督促・予約確認・顧客満足度調査などの架電業務を自動化したい場合は、アウトバウンド機能を備えたサービスを選びましょう。
両方に対応するサービスでも、得意領域はそれぞれ異なります。導入目的に合わせて選定することが重要です。
既存システム(CRM・CTI・SMS)との連携性
ボイスボットを単体で運用するのか、コールセンター基盤と連携させて運用するのかで必要な連携機能が変わります。CRMと連携すれば応対履歴を顧客カルテに自動記録でき、CTIと連携すれば既存の通話基盤の上にボイスボットを乗せられます。
確認すべき連携先は次のとおりです。
- CRM(Salesforce・HubSpot・kintoneなど)
- CTI/コールセンターシステム
- SMS送信サービス(会話中にURLを送付する用途)
- 基幹システム(受注・予約・契約管理など)
特に、SMS送信は「予約番号を会話中にお送りします」のような自己解決導線として活用度が高いため、対応有無を確認しておきましょう。SMS単体での比較は以下を参考にしてください。
関連記事:SMS送信サービスおすすめ20選比較。メールとの違いから用途別の選び方まで解説
ボイスボットを既存の通話基盤に乗せて運用するなら、その土台となるCTIの選定が成否を左右します。着信時の顧客情報表示や通話履歴の蓄積まで含めて整えたい場合は、目的別に整理されたCTIシステムもあわせて確認しておくとよいでしょう。
関連記事:CTIシステムおすすめ12選比較。目的別3タイプの選び方と費用相場を解説
料金体系と自社規模との適合性
ボイスボットの料金は月額固定型と従量課金型のどちらが自社に向くかで大きく変わります。月数千件以上の安定した入電がある場合は固定型のほうがコスト効率が良く、コール件数が変動する場合や少件数の場合は従量課金型のほうが無駄が少なくなります。
また、初期費用・カスタマイズ費用・チューニング費用の合計で比較することも重要です。月額だけ見ると安く見えても、初期チューニングで数百万円かかるケースもあります。
ボイスボットの選び方
ボイスボットは導入目的・規模・対応範囲によって、選ぶべきサービスのタイプが変わります。ここでは4つのタイプに分類し、特徴と向いている企業をご紹介します。
- 大規模コールセンター型 | 月数千件以上の入電を高精度で自動化したい場合
- 生成AI対話特化型 | 雑談や曖昧な質問にも自然な会話で対応したい場合
- 中小企業・手軽導入型 | 低コストで短期間に立ち上げたい場合
- アウトバウンド特化型 | 督促・予約確認・調査などの架電業務を自動化したい場合
まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。
Q1 / 利用目的
電話業務の自動化について、どちらに近いですか?
Q2 / コール規模
月間のコール件数として、どちらに近いですか?
Q3 / 期待する会話レベル
自動応答に求める会話レベルとして、どちらに近いですか?
Q4 / 導入スピード
ボイスボットの導入時期として、どちらを優先しますか?
Q5 / 既存システム連携
CRM・CTI・SMS送信などの既存システムとの連携について、どちらに近いですか?
Q6 / 業務スタイル
ボイスボットでカバーしたい業務として、どちらに近いですか?
Q7 / 料金体系
予算・課金体系について、どちらを重視しますか?
① 大規模コールセンター型 | 月数千件以上の入電を高精度で自動化したい場合
月数千〜数万件規模の入電を抱えるコールセンターでは、音声認識精度と既存基盤との連携性が最重要です。このタイプのボイスボットは、専用エンジンによる高い認識精度・CTI/CRMとの密接な連携・大量同時処理のスケーラビリティに強みを持ちます。
金融・通販・運輸など、入電数が多く要件も多様な企業に最適です。専任チームによる要件定義から運用後のチューニングまでフルサポートする体制が整っているのも特徴です。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 月数千件以上の入電を効率化したい大規模コールセンター
- 金融・通販・公共サービスなど高い認識精度が求められる業種
- 既存のCRM・CTI・基幹システムとシームレスに連携させたい企業
② 生成AI対話特化型 | 雑談や曖昧な質問にも自然な会話で対応したい場合
定型的な分岐シナリオではカバーしきれない、自由度の高い問い合わせを自動化したい場合に向くタイプです。生成AIを組み込むことで、文脈の変化や曖昧な質問にも対応でき、人と話しているような体験を提供できます。
ECサイトのカスタマーサポート、宿泊・観光業の予約変更、保険のサービス内容説明など、想定問答を網羅しきれない領域での活用が広がっています。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 雑談や曖昧な質問にも自然に対応したい企業
- FAQの分量が多く、シナリオ化しきれない問い合わせを抱える企業
- 顧客体験(CX)を重視するメーカー・サービス業
③ 中小企業・手軽導入型 | 低コストで短期間に立ち上げたい場合
月数百件程度の入電を少人数で対応している企業や、初めてボイスボットを試したい企業に向くタイプです。最短数分でセットアップでき、月額数千円〜数万円から運用を始められるのが特徴です。
ノーコードで応答シナリオを編集でき、SMS送信や転送機能などの基本機能を備えています。本格運用に進む前のスモールスタートにも適しています。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 短期間でボイスボット運用を開始したい中小企業
- 数千〜数万円の予算で電話業務を効率化したい企業
- 個人事業主・店舗経営者など電話対応の負荷を減らしたい事業者
④ アウトバウンド特化型 | 督促・予約確認・調査などの架電業務を自動化したい場合
入電対応ではなく、こちらから架電する業務を自動化したい場合に向くタイプです。督促・予約確認・本人確認・調査・与信などの定型架電業務を自動化することで、オペレーター工数を大幅に削減できます。
一斉発信・時間帯指定発信・条件付き再架電など、架電業務特有の機能が充実しています。BPO・金融・通販などで活用が広がっています。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 督促・予約確認などの架電業務を自動化したい企業
- 一斉発信・時間帯指定発信を運用したい企業
- アウトバウンドのオペレーター人件費を削減したい企業
おすすめのボイスボット一覧比較表
以下は、本記事で紹介するボイスボットの一覧比較表です。
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
PKSHA VoiceAgent | 要問い合わせ | 大規模コールセンター型 | 国内シェア上位の日本語特化型ボイスボット | |
LINE WORKS AiCall | 要問い合わせ | 大規模コールセンター型 | LINEの音声技術を活用したフィラー除去機能 | |
AmiVoice ISR Studio | 要問い合わせ | 大規模コールセンター型 | 氏名・住所など固有名詞特化の専用認識エンジン | |
AI Messenger Voicebot | 要問い合わせ | 大規模コールセンター型 | サイバーエージェントグループによるフルサポート体制 | |
commubo | 月額10万円〜 | 生成AI対話特化型 | 連続的・複雑な会話に強い自然対話AI | |
CAT.AI CX-Bot | 要問い合わせ | 生成AI対話特化型 | 生成AIで雑談・曖昧な質問にも対応可能 | |
MOBI VOICE | 月額15万円〜 | 生成AI対話特化型 | ノーコード編集と生成AI理解の両立 | |
IVRy | 月額2,980円〜 | 中小企業・手軽導入型 | 最短5分セットアップのクラウドIVR | |
ミライAI | 月額11,000円〜 | 中小企業・手軽導入型 | 取次・要約・チャット通知に対応 | |
ekubot VoiceLITE | 月額2万円〜 | 中小企業・手軽導入型 | 低価格・短期導入が可能な軽量型 | |
Switch | 月額3,000円〜 | 中小企業・手軽導入型 | 個人番号でAI受付・録音・要約を一括対応 | |
ai Calling | 要問い合わせ | アウトバウンド特化型 | 督促・調査などの架電業務自動化に強み | |
DHK CANVAS | 月額15万円〜 | アウトバウンド特化型 | スモールスタートから完全自動化まで拡張可能 | |
TACT ボイスボット | 要問い合わせ | アウトバウンド特化型 | アウトバウンド事例豊富な架電特化型 |
【大規模コールセンター型】のボイスボット
大規模コールセンター向けのおすすめボイスボットを4つ紹介します。
PKSHA VoiceAgent

国内シェア上位の日本語特化型ボイスボットです。AI・自然言語処理の研究開発で実績のあるPKSHAグループが提供しており、日本語に最適化された補正技術により高い音声認識精度を実現しています。
ノーコードで対話フローを構築でき、氏名・住所・電話番号などの固有名詞も正確に聴取できます。住友生命保険では月6,000〜7,000件の入電のうち約10%をPKSHA VoiceAgentで自動化し、対応効率を3倍にした事例が公開されています。
CTI・CRMとの連携や、コールセンター運営全体の最適化を見据えた導入支援にも対応しています。
| 音声認識精度 | 日本語特化の補正技術で固有名詞も高精度に認識 |
| シナリオ設計 | ノーコードで対話フロー構築。生成AI連携も対応 |
| 対応範囲 | 受電中心。アウトバウンド連携も可能 |
| システム連携 | CTI・CRM・SMSなど主要システムと連携 |
| 料金目安 | 要問い合わせ(大規模向け) |
LINE WORKS AiCall

LINEの音声認識・合成技術を活用した、AI電話自動応答サービスです。LINEの音声技術を継承した自社開発エンジンを採用し、自然な発話と高い認識精度を実現しています。
「あー」「えーと」といったフィラー(不要語)を自動で検知・除去する機能を備えており、要点だけを正確に聞き取ることが可能です。コールセンターの一次受付や本人確認、予約変更などの業務で活用が広がっています。
LINE WORKSを含むコミュニケーション基盤と連携できるため、応対履歴を社内チャットへ通知する運用にも対応できます。
| 音声認識精度 | フィラー除去機能による高い聞き取り精度 |
| シナリオ設計 | GUIによるシナリオ設計。生成AI連携にも対応 |
| 対応範囲 | 受電中心。一部アウトバウンドにも対応 |
| システム連携 | LINE WORKS・CRM・SMSなどと連携可能 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
AmiVoice ISR Studio

氏名・住所・電話番号など固有名詞に特化した専用音声認識エンジンを搭載するボイスボットです。20年以上の音声認識研究実績を持つアドバンスト・メディアが提供しており、聴取精度の高さが大きな強みとなっています。
シナリオに沿った応答だけでなく、会話中にSMSを送信して利用者の自己解決を促す処理にも対応します。コールセンターでの一次受付・予約受付・本人確認業務で広く活用されています。
| 音声認識精度 | 氏名・住所・電話番号などに特化した高精度エンジン |
| シナリオ設計 | スタジオ型エディタでシナリオ作成 |
| 対応範囲 | 受電中心 |
| システム連携 | SMS送信・CRM・コールセンターシステムと連携 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
AI Messenger Voicebot

サイバーエージェントグループのAI Shiftが開発するボイスボットです。要件定義から導入後のAIチューニングまで一貫した伴走支援が強みで、ボイスボット導入に不安がある企業でも安心して導入できます。
予約・注文受付・FAQ応答などコールセンターの一次対応を幅広く自動化でき、チャットボット「AI Messenger」と組み合わせて電話・チャットの両チャネルを統一運用することも可能です。
導入後の月次レポートや継続的なチューニング体制が整っており、運用に時間が割けない企業に向いています。
| 音声認識精度 | 高精度な日本語認識エンジン搭載 |
| シナリオ設計 | 要件定義からシナリオ設計まで伴走支援 |
| 対応範囲 | 受電・架電とも対応 |
| システム連携 | CRM・チャットボット・SMSと連携可能 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
【生成AI対話特化型】のボイスボット
生成AIで自然な会話を実現したい企業向けのおすすめは以下の3社です。
commubo

連続的で複雑な会話にも対応できる、自然対話AIボイスボットです。モビルスが提供しており、高速応答とWeb操作の容易さ、業務に合わせたシステム連携の柔軟性に強みを持ちます。
ユーザーの発話の文脈を踏まえた応答ができるため、定型の問い合わせだけでなく、長い質問や複数の要件が含まれる会話でも自然に対応できます。コールセンター・自治体・予約受付など、自由度の高い会話を扱う業務で広く採用されています。
ユーザー会も定期的に開催されており、運用ノウハウを継続的にアップデートできる仕組みも整っています。
| 音声認識精度 | 自然な対話を支える高精度エンジン |
| シナリオ設計 | 生成AIと連携した柔軟なシナリオ設計 |
| 対応範囲 | 受電中心。アウトバウンドにも対応 |
| システム連携 | CRM・CTI・基幹システムとAPI連携 |
| 料金目安 | 月額10万円〜 |
CAT.AI CX-Bot

最新の生成AI技術を活用した、雑談にも対応できるボイスボットです。トゥモロー・ネットが提供しており、文脈の変化や曖昧な質問にも柔軟に対応できる点が大きな特徴です。
決められたシナリオに沿った応答だけでなく、想定外の質問に対しても生成AIが文脈を踏まえて回答できるため、FAQの整備が追いつかない領域にも展開できます。EC・サブスクリプション・サービス業など、問い合わせ内容が多岐にわたる業務に適しています。
生成AIの導入に不安がある企業向けに、導入支援を含めた総合的なサポートも提供されています。
| 音声認識精度 | 生成AIと連携した高精度な意図理解 |
| シナリオ設計 | 生成AIによる柔軟な対話設計が可能 |
| 対応範囲 | 受電中心 |
| システム連携 | CRM・CTI・基幹システムと連携可能 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
MOBI VOICE

ノーコードのシナリオ編集と、生成AIによる発話理解を両立したボイスボットです。モビルスが提供しており、自社で運用フローを内製化したい企業に向いています。
GUIで簡単にシナリオを編集できるため、ボイスボットの応答を業務変更に合わせて素早く更新できます。生成AIによる発話内容の理解と適切な応答により、定型外の質問にも柔軟に対応できます。
| 音声認識精度 | 国産エンジンによる安定した認識 |
| シナリオ設計 | ノーコード編集+生成AI連携 |
| 対応範囲 | 受電中心。アウトバウンドにも対応 |
| システム連携 | SMS・CRM・CTIなどと連携可能 |
| 料金目安 | 月額15万円〜 |
【中小企業・手軽導入型】のボイスボット
短期間・低コストで導入したい中小企業向けのおすすめは以下の4社です。
IVRy

最短5分でセットアップできる、クラウドIVR+ボイスボットです。月額2,980円から利用でき、店舗・中小企業を中心に導入実績が拡大しています。
営業時間外の自動応答、番号別の振り分け、SMS送信、通話の自動文字起こしなどの基本機能を備えています。電話業務を最低限の工数で自動化したい店舗・士業・クリニック・不動産仲介などに広く採用されています。
PCがあればすぐに設定でき、解約も自由にできるため、初めてボイスボットを試す入り口としても向いています。
| 音声認識精度 | 文字起こしに対応する標準エンジン |
| シナリオ設計 | 最短5分でセットアップ可能なGUI |
| 対応範囲 | 受電中心。SMS送信にも対応 |
| システム連携 | CRM・チャットツール・SMSと連携可能 |
| 料金目安 | 月額2,980円〜 |
ミライAI

担当者名をヒアリングして自動取次でき、要約までこなすAI電話サービスです。月額11,000円から利用でき、中小企業の電話対応負荷を大幅に軽減できます。
折り返しが必要な場合は通話終了後に内容を要約し、メール・チャットツール経由で担当者に通知します。電話受付に専任スタッフを置けない企業や、外出が多い経営者・営業職に向いています。
| 音声認識精度 | 担当者名の自動ヒアリングに対応 |
| シナリオ設計 | テンプレートベースの簡単設定 |
| 対応範囲 | 受電・取次に特化 |
| システム連携 | メール・チャットツールと連携 |
| 料金目安 | 月額11,000円〜 |
ekubot VoiceLITE

引用:株式会社M-Cubic
低価格・短期導入を実現する、軽量型ボイスボットです。最低限の機能に絞り込むことで、コストを抑えつつ即運用できる構成となっています。
予約受付・FAQ対応・要件ヒアリングなどの定型業務に向いており、業種を問わず幅広い中小企業で導入が広がっています。本格導入の前にPoC的に試したい場合にも適しています。
| 音声認識精度 | 汎用エンジンによる標準精度 |
| シナリオ設計 | テンプレート活用で短期導入が可能 |
| 対応範囲 | 受電中心 |
| システム連携 | 基本的なシステム連携に対応 |
| 料金目安 | 月額2万円〜 |
Switch

自分の携帯番号のまま、AI受付・録音・文字起こし・要約を1アプリで利用できるボイスボットです。月額3,000円から利用でき、個人事業主・営業職・士業などに人気があります。
新しい業務用番号の取得にも対応しており、プライベートと業務の連絡を分けたい個人にも適しています。録音と要約により、電話で聞いた内容の取りこぼしを防ぐことも可能です。
| 音声認識精度 | 通話文字起こし・要約に対応 |
| シナリオ設計 | アプリ内でシンプルに設定可能 |
| 対応範囲 | 受電中心 |
| システム連携 | 通話履歴・要約をメール送信可能 |
| 料金目安 | 月額3,000円〜 |
【アウトバウンド特化型】のボイスボット
督促・予約確認・調査などの架電業務を自動化したい企業向けのおすすめは以下の3社です。
ai Calling

架電業務の自動化に特化したアウトバウンドボイスボットです。督促・予約確認・本人確認・調査・与信などの定型架電業務を、一斉発信・時間帯指定発信で効率的に処理できます。
応答結果の集計・データ書き出しにも対応しており、架電業務全体の運用設計を見直したいBPO・金融・通販事業者に活用されています。
| 音声認識精度 | 架電応答に最適化された認識精度 |
| シナリオ設計 | アウトバウンド向けシナリオ作成支援 |
| 対応範囲 | 架電中心 |
| システム連携 | CRM・基幹システムと連携可能 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
DHK CANVAS

スモールスタートから完全自動化まで拡張できるアウトバウンドボイスボットです。月額15万円から始められ、ニーズに応じて段階的に機能を拡張できる柔軟性が特徴です。
督促・予約確認に加え、顧客満足度調査やリマインドコールにも対応可能。架電結果はCRMと連携してリアルタイムに反映できます。
| 音声認識精度 | 国産エンジン搭載の標準精度 |
| シナリオ設計 | スモールスタート向けテンプレート提供 |
| 対応範囲 | 架電中心。受電にも拡張可能 |
| システム連携 | CRM・基幹システムと連携可能 |
| 料金目安 | 月額15万円〜 |
TACT ボイスボット

アウトバウンド事例が豊富な架電特化型ボイスボットです。TACTが提供しており、独自の運用ノウハウとあわせて導入から運用までを支援します。
督促・予約確認・本人確認・調査などの架電業務で、応答結果の自動集計・再架電条件の自動制御まで対応可能です。「誰も教えてくれないボイスボットの選び方」を公開するなど、業界知見の発信にも積極的なベンダーです。
| 音声認識精度 | アウトバウンド向けに最適化 |
| シナリオ設計 | 運用ノウハウとセットでシナリオ提案 |
| 対応範囲 | 架電中心 |
| システム連携 | CRM・基幹システムと連携可能 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
ボイスボットのよくある質問(FAQ)
Q. ボイスボットとIVRはどちらを選ぶべきですか?
定型的な「窓口振り分け」だけで充分であればIVRで足りますが、要件ヒアリングや本人確認など会話の中身を聴取したい場合はボイスボットが向いています。実務では「IVRで大枠を振り分け→ボイスボットで会話」の併用パターンもよく採用されます。
Q. 導入までどのくらいの期間がかかりますか?
中小企業・手軽導入型は最短数日〜2週間、大規模コールセンター型はシナリオ設計とチューニングを含めて3〜6ヶ月が目安です。生成AI対話特化型はシナリオの整備状況によって2ヶ月〜半年程度で運用開始できます。
Q. 音声認識精度はどのくらい期待できますか?
汎用エンジンでも実用レベルの精度を確保できますが、氏名・住所・電話番号などの固有名詞を扱う場合は専用エンジンを搭載したサービスを選ぶのがおすすめです。業界専門用語や方言への対応はカスタム学習で精度を向上させられます。
Q. 既存のコールセンターシステムと連携できますか?
主要なボイスボットはCTI・CRM・SMS送信サービスとのAPI連携に対応しています。導入前に必ず、自社で利用中のシステムとの連携実績を確認しましょう。
まとめ
ボイスボットは、用途・規模・対応範囲によって最適なサービスが大きく変わります。まずは以下の4タイプから自社に近いものを把握し、比較ポイントで絞り込んでいきましょう。
| 大規模コールセンター型 | 月数千件以上の入電を高精度で処理したい大企業 |
| 生成AI対話特化型 | 雑談・曖昧な質問にも対応したい企業 |
| 中小企業・手軽導入型 | 短期間・低コストで運用開始したい中小企業 |
| アウトバウンド特化型 | 督促・予約確認など架電業務を自動化したい企業 |
そのうえで、以下5つの比較ポイントで絞り込みます。
- 日本語音声認識の精度
- シナリオ設計の柔軟性・生成AI対応の有無
- インバウンド/アウトバウンドの対応範囲
- 既存システム(CRM・CTI・SMS)との連携性
- 料金体系と自社規模との適合性
まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「ボイスボットの選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。
電話対応そのものを外部委託する選択肢も視野に入れる場合は、以下の比較記事もあわせてご確認ください。
関連記事:コールセンター代行おすすめ20選比較。外注の方がお得?コスト削減の方法も紹介
関連記事:CPaaSおすすめ15選比較。費用相場からタイプ別の選び方まで解説

