CTIシステムおすすめ15選比較。イン/アウト対応・目的別3タイプの選び方と費用相場を解説
「電話業務の効率化に取り組みたいが、どのCTIシステムを選べばいいのかわからない」
「インバウンド対応とアウトバウンド対応で適したシステムが違うと聞いたが、自社にはどちらが合うのか」
CTIシステムの導入を検討しているBtoB企業の担当者には、こうした疑問が少なくありません。
CTI(Computer Telephony Integration)は、電話とコンピューターを統合する技術で、架電効率の向上から通話品質の管理、CRMとのデータ連携まで幅広い業務改善を実現するシステムです。しかし製品によって強みがまったく異なるため、自社の課題に合わないものを選ぶと「機能を使いこなせない」「コストだけかかって効果が出ない」という事態に陥りやすいのが実情です。
本記事では、CTIシステムの基本と混同しやすいサービスとの違い、費用相場と通話コスト構造、選び方の4つの比較ポイント、そしてインバウンド/アウトバウンド対応別・目的別3タイプのおすすめ15選までを、営業担当者・インサイドセールス責任者・コールセンター管理者が自社に合うシステムを選べるようわかりやすく解説します。
そもそもCTIシステムとは?
CTIシステム(Computer Telephony Integration)とは、電話とコンピューターを統合し、電話業務全体を効率化・管理するためのシステムです。着信時に顧客情報をポップアップ表示する機能や、ワンクリックで架電できる発信機能、全通話の自動録音、架電状況のリアルタイム集計などを通じて、オペレーターの生産性と対応品質を同時に高めることができます。
近年はクラウド型の普及により、工事不要・最短数日での導入が可能になっています。BtoB営業チームのインサイドセールス効率化から、大規模コールセンターの品質管理まで、幅広い業務シーンで活用が進んでいます。
CTIシステムと混同しやすいサービスの違い
CTIシステムを選ぶ前に、似た名称のサービスとの違いを整理しておくと、製品選定のミスマッチを防げます。
| サービス | 主な用途 | 自社運用か外注か |
|---|---|---|
| CTIシステム | 電話とPCを統合し、発着信業務の効率化・管理・分析を行う | ◎ 自社で運用 |
| コールセンターシステム | 受電対応・顧客サポートを大規模に管理する | ◎ 自社で運用 |
| CRM/SFA | 顧客情報・商談履歴の管理が主目的。CTIと連携して使う | ◎ 自社で運用 |
| テレアポ代行 | アポ獲得業務ごと外部に委託する | ✕ 外注 |
CTIシステムは「内製化のための道具」です。自社でオペレーターを動かしてテレアポや受電対応を行う前提のシステムで、アポ獲得業務を外部に丸ごと任せる「テレアポ代行」とは根本的に異なります。内製か外注かを検討している段階の方は、テレアポ代行の主要会社と費用感についても確認しておくとよいでしょう。
テレアポ代行会社の費用相場や選び方が気になる方は、以下の記事をあわせてご覧ください。
関連記事:テレアポ代行会社14選一覧。支援プロセスと確認すべき重要ポイントまでご紹介
CTIシステムの種類(インバウンド型・アウトバウンド型・統合型)
CTIシステムは、対応する電話業務の方向によって大きく3種類に分けられます。自社の業務がどれに当てはまるかを把握しておくと、製品選定の第一歩になります。
インバウンド型(受信)
問い合わせやサポートなど、かかってきた電話への対応を効率化するタイプです。着信ポップアップ・IVR(自動音声応答)・ACD(自動着信振り分け)などで受電業務の品質とスピードを高めます。カスタマーサポートや受注センター、問い合わせ窓口に向いています。
アウトバウンド型(発信)
テレアポや電話営業など、こちらから架電する業務を効率化するタイプです。オートコールやプレディクティブコールで待機時間を減らし、架電数を最大化します。インサイドセールスやテレマーケティングに向いています。
統合型(発着信両対応)
受信と発信の両方を1つのシステムで管理できるタイプです。受発信が混在する営業・CS兼任チームや、コールセンター規模での一元管理に向いています。IVR・ACDと発信機能の両方を備え、部門横断での運用に対応します。
CTIシステムでできること
CTIシステムの機能は大きく「発信を効率化する機能」と「通話を管理・分析する機能」に分かれます。それぞれの代表的な機能を確認しておきましょう。
| オートコール | リストに対して自動で順番に発信。応答時のみオペレーターに接続 |
| プレディクティブコール | 通話終了を予測して次の架電を先行発信。待機時間をゼロに近づける |
| ワンクリック発信 | 顧客リストをクリックするだけで発信。手動入力ミスを排除 |
| 再コールアラート | 折り返し希望の顧客へ設定日時にアラートで通知 |
| 着信ポップアップ | 着信時に顧客情報を自動表示。スムーズな応対を実現 |
| ACD(自動着信振り分け) | スキル・待機時間に応じてオペレーターに自動で振り分け |
| IVR(自動音声応答) | 用件ごとに番号入力で振り分け。一次対応を自動化 |
| 通話録音 | 全通話を自動録音。品質確認・教育・コンプライアンス対応に活用 |
| AI音声解析 | 話速・ラリー回数・感情分析などをAIがスコアリング |
| 架電状況ダッシュボード | 架電数・接続率・アポ率などをリアルタイムで可視化 |
| CRM/SFA連携 | Salesforce・HubSpot・kintoneなどと双方向でデータを同期 |
| SMS・メール連携 | 通話後のフォロー連絡を自動送信 |
「何が足りていないか」を機能カテゴリで整理してから選定することで、過剰スペックや機能不足を防げます。
電話での一次対応を自動化できると、問い合わせ窓口そのものの省力化にも関心が広がっていきます。テキストチャネルでの自動応答まで視野に入れるなら、AIチャットボットの選択肢も押さえておくと検討の幅が広がります。
関連記事:AIチャットボットおすすめ15選比較。無料プランとの違いからタイプ別の選び方まで
CTIシステムの費用相場
CTIシステムの費用は、導入形態(クラウド型・オンプレミス型)とプランによって大きく異なります。
クラウド型(SaaS型)の相場
| 初期費用 | 0〜20万円程度 |
| 月額費用(ID/席あたり) | 2,000〜15,000円程度 |
| 月額費用(拠点単位のプラン) | 15,000〜70,000円程度 |
| 通話料 | 別途従量課金 or かけ放題プランあり |
| 最低契約期間 | 1〜12ヶ月(サービスによって異なる) |
たとえば10名チームで月額6,000円/IDのシステムを導入すれば月額6万円が基本費用の目安です。これに通話料やオプションが加算されます。
オンプレミス型の相場
自社サーバーに構築するオンプレミス型は、初期費用50万円〜が一般的です。大規模なコールセンター(50席以上)や高度なカスタマイズが必要な企業向けで、月額は保守費用が中心となります。現在は多くの企業がクラウド型に移行しており、特殊な要件がなければクラウド型が主流の選択肢です。
通話回線の種類を理解すれば、コスト設計が変わる
CTIシステムを選ぶうえで、重要なのが「通話回線の種類」です。同じCTIシステムでも、どの回線を使うかによって通話コストや音質、コスト構造が大きく変わります。CTI選定の前に、
以下の3種類の回線の違いを把握しておくと、失敗のリスクを大幅に下げられます。
IP回線(VoIP)
インターネット回線を使って通話するタイプです。月額コストが低く抑えやすく、クラウドCTIの多くがこの回線を使います。一方でインターネット環境の品質に通話品質が左右されるため、帯域が不安定な環境では音声が途切れるリスクがあります。
通話料の課金方式は「秒課金」か「分課金(3分課金・6秒課金など)」がほとんどで、架電数が多いほど課金方式の違いがトータルコストに大きく影響します。秒課金型であれば30秒の通話に30秒分の料金しかかかりませんが、3分課金型では30秒でも3分分の料金が発生します。導入前に必ず課金方式を確認してください。
携帯回線
スマートフォンの携帯キャリア回線を使って通話するタイプです。インターネット環境に依存しないため通話品質が安定しやすく、担当者が外出先やテレワーク中でも高音質での架電が可能です。また、スマートフォンのかけ放題プランを活用すれば通話料を定額に固定できるため、架電数が多いチームほどコストメリットが大きくなります。
IP回線+携帯回線のハイブリッド型
国内では一部のCTIシステムに限られますが、IP回線と携帯回線を状況に応じて使い分けられるハイブリッド型も登場しています。オートコールなどの高機能CTI機能はIP回線側で動かしつつ、オペレーターの通話は携帯回線のかけ放題プランで行うため、架電効率と通話コスト削減を同時に実現できる点が強みです。
各回線タイプを簡単に比較すると、以下のようになります。
| IP回線(VoIP) | 携帯回線 | ハイブリッド型 | |
|---|---|---|---|
| 通話品質 | 環境依存 | 安定 | 安定 |
| コスト感 | 低〜中 | 中(定額化可能) | 中〜高 |
| かけ放題対応 | △(一部あり) | ◎ | ◎ |
| テレワーク適性 | 〇 | ◎ | ◎ |
回線タイプを意識して製品を選ぶと、「架電数が増えるにつれて通話料が膨らんだ」「テレワーク中に音質が安定しない」といった導入後の後悔を防げます。
CTIシステムを導入するメリット
CTIシステムを導入する最大のメリットは、電話業務の効率化と対応品質の向上を同時に実現できることです。ここでは代表的な4つのメリットを紹介します。
架電・受電業務の効率化
ワンクリック発信や着信ポップアップにより、番号入力や顧客情報の検索といった手作業がなくなり、1件あたりの対応時間を短縮できます。オートコールやプレディクティブコールを使えば、少人数のチームでも大量の架電をこなせます。
対応品質の標準化と属人化の解消
全通話の自動録音やトークスクリプトの共有により、担当者による対応のばらつきを抑えられます。通話履歴や対応メモがシステムに残るため、担当者が変わっても経緯を踏まえた一貫した顧客対応が可能になります。
データに基づく改善と教育コストの削減
架電数・接続率・アポ率などが自動で可視化され、AI解析を使えば通話品質をスコアリングできます。優秀な担当者のトークを教育素材として活用でき、マネージャーが全通話を聞かなくても改善点を把握できるため、新人育成のスピードも上がります。
CRM/SFA連携による営業プロセスの一元化
通話結果や録音データがCRM/SFAへ自動で記録されるため、架電実績と商談進捗を一元管理できます。転記作業が不要になり、入力漏れやミスも防げます。
CTIシステムを選ぶ際に確認すべき4つの比較ポイント
CTIシステムは製品によって強みがまったく異なります。以下の4つの観点で比較することをおすすめします。
- 発信方式の種類と自動化レベル
- AI分析・通話解析機能の充実度
- インバウンド/アウトバウンドの対応範囲
- CRM/SFAとの連携可否
発信方式の種類と自動化レベル
CTIシステムの発信方式には「手動発信(ワンクリック発信)」「オートコール(自動順次発信)」「プレディクティブコール(通話終了を予測して先行発信)」「パワーダイヤル(複数回線同時発信)」の4種類があります。搭載されている発信方式はシステムによって異なるため、自社の架電スタイルに合っているかを最初に確認することが重要です。
1日100件以上の大量架電を目的とするチームには、オペレーターの待機時間をほぼゼロにできるプレディクティブコールやパワーダイヤルが向いています。一方、1日50件前後でトーク品質重視のチームにとっては、こうした高度な自動発信機能は過剰スペックになる可能性があります。
加えて、架電リストの取り込み形式(CSV/API/CRM連動)や重複架電の自動除外、時間帯最適化機能なども確認すべきです。発信数だけでなく「通電率(つながった件数の割合)」を高められるかが現場の生産性に直結します。
AI分析・通話解析機能の充実度
テレアポシステムにおけるAI・分析機能は「通話録音・文字起こし」「AIスコアリング」「キーワード検出・感情分析」「リアルタイムアシスト」の4カテゴリに分かれます。それぞれの機能が自社のどの課題を解決するかを整理したうえで、必要な機能を持つシステムを選びましょう。
通話録音・文字起こしはトーク内容の振り返りや教育素材として使えるほか、クレーム対応時のエビデンスとしても機能します。AIスコアリングでは話速・沈黙時間・ポジティブ発言の比率などをもとに通話品質を自動採点し、マネージャーが全員分の通話を聞かなくても「問題のある通話」を素早くピックアップできます。
AI機能が充実するほど月額単価も上がる傾向があるため、「育成コストの削減」や「成約率の改善」という具体的なROIを想定したうえで判断しましょう。
インバウンド/アウトバウンドの対応範囲
CTIシステムには「アウトバウンド(発信)特化型」「インバウンド(受信)特化型」「両方対応の統合型」があります。自社の業務が発信中心なのか、受電と発信の両方が発生するのかによって必要な機能が大きく変わるため、対応範囲の確認は必須です。
インバウンド業務が発生するなら、IVR(自動音声応答)・ACD(自動着信振り分け)・着信ポップアップが充実したシステムを選ぶ必要があります。逆にアウトバウンド専業のチームでインバウンド機能が充実したシステムを導入しても、使わない機能に費用を払い続けることになります。
CRM/SFAとの連携可否
CTIシステムとCRM/SFAの連携は、電話業務の記録と営業プロセス管理をシームレスにつなぐうえで非常に重要な選定基準です。連携の深さには「CSV手動連携」「Webhook連携」「ネイティブAPI連携」の3段階があり、それぞれ自動化の精度とリアルタイム性が大きく異なります。
ネイティブAPI連携であれば、通話終了と同時にCRM上の顧客レコードに通話結果・録音データが自動で記録され、次のアクションをすぐに設定できます。Salesforce・HubSpot・kintoneなど主要CRMとのネイティブ連携に対応しているかどうか、またZapierなど中間ツールを使う場合に追加費用が発生しないかも確認しておきましょう。
SFAとの連携によってCTIの通話データが商談履歴に自動紐付けされると、マネージャーはSFA画面だけで架電実績・商談進捗・成約率を一元把握できます。SFAツールの比較については以下の記事も参考にしてください。
関連記事:SFA(営業支援)ツール比較10選。特徴・企業規模別におすすめを紹介
CTIシステム導入で失敗しないための注意点
CTIシステムは導入すれば自動的に成果が出るものではありません。よくある失敗は、目的が曖昧なまま多機能な製品を選び、使いこなせずに放置されてしまうケースです。まず「架電数を増やしたいのか」「受電品質を高めたいのか」といった目的を明確にすることが重要です。
また、現場が扱えないツールは定着しないため、利用者のスキルに合った操作性の製品を選び、導入時のサポートや社内教育もあわせて計画しましょう。通話回線の種類や課金方式によって運用後のコストが大きく変わるため、通話料まで含めた総コストで比較することも欠かせません。まずはスモールスタートで効果を確かめ、段階的に広げていくと失敗のリスクを抑えられます。
CTIシステムの選び方
CTIシステムは、自社の架電目的や運用スタイルによって最適な選択肢が大きく異なります。本記事では、CTIシステムを以下の3つのタイプに分類して紹介します。
- アウトバウンド特化型 | 発信(テレアポ・電話営業)を中心に架電業務を強化したい場合
- AI分析・コーチング型 | 通話の質・成約率を高め、育成を仕組み化したい場合
- インバウンド・統合型 | 受電と発信を一元管理・コールセンター運用したい場合
まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。
Q1 / 業務の方向性
CTIシステムを導入する主な目的として、どちらに近いですか?
Q2 / 架電規模
架電業務の目標として、どちらに近いですか?
Q3 / AI分析ニーズ
AI機能(音声解析・自動文字起こし・コーチング等)の活用について、どちらに近いですか?
Q4 / CRM連携
CRMやSFAとの連携について、どちらに近いですか?
Q5 / チーム規模
電話業務チームの規模として、どちらに近いですか?
Q6 / 通話コスト
通話料の管理方針として、どちらに近いですか?
Q7 / 育成ニーズ
チームの育成・品質管理への関心として、どちらに近いですか?
1. アウトバウンド特化型
アウトバウンド特化型は、オートコール・プレディクティブコールなどの自動発信機能に特化し、1日あたりの架電数を最大化することを得意とするシステムです。テレアポ業務における「接触件数のボリューム」が成果に直結する場面で力を発揮します。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 1日50件以上の架電を少人数チームでまわしたい
- 通話料を定額化またはコスト削減しながら大量発信を実現したい
- 架電リスト管理・再コール管理を一元化して漏れをなくしたい
2. AI分析・コーチング型
AI分析・コーチング型は、通話内容をAIが自動で録音・文字起こし・解析し、トーク品質のスコアリングやマネジメントを支援するシステムです。架電数よりも「1回の通話の質」を高めることで、アポ率・商談化率の改善を目指します。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- オペレーターごとのアポ率のばらつきが大きく、品質を標準化したい
- 新人育成のスピードを上げるためにトーク分析・フィードバックを強化したい
- SalesforceなどのCRMと連携して営業活動全体のデータを統合したい
3. インバウンド・統合型
インバウンド・統合型は、受電対応(カスタマーサポート・問い合わせ対応)と発信業務(テレアポ・フォロー架電)を同一システムで一元管理できるタイプです。受発信の両方が発生する営業・CS兼任チームや、コールセンター規模での運用に向いています。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 受電対応と発信業務を同じチームが担っており、一元管理したい
- 10名以上の中規模〜大規模なチームでコールセンター的に運用したい
- IVR(自動音声応答)やACD(自動着信振り分け)など着信機能も必要
おすすめのCTIシステム15選 一覧比較表
以下は、本記事で紹介するCTIシステムの一覧比較表です。
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
Dream Call Next | 月額4,000円/ID | アウトバウンド特化型 | 架電率最大5倍実績・30種類以上の機能を標準搭載 | |
broad connect | 月額3,400円〜 | アウトバウンド特化型 | かけ放題プランで通話料定額化・時間帯別分析に対応 | |
アポ放題 | 月額8,580円/ID | アウトバウンド特化型 | スマホのかけ放題で通話料0円を実現 | |
lisnavi | 月額5,000円〜/ブース | アウトバウンド特化型 | 累計2,700社導入・平均約2倍の架電数 | |
MiiTel Phone | 月額5,980円/ID | AI分析・コーチング型 | AI音声解析・スコアリングで2,500社以上導入 | |
Comdesk Lead | 月額6,000円〜/ID | AI分析・コーチング型 | Widsley提供。IP+携帯ハイブリッドで通話コスト最大70%削減 | |
Dialpad | 要問い合わせ | AI分析・コーチング型 | AIリアルタイムアシスト・グローバル対応 | |
CALLTREE | 要問い合わせ | AI分析・コーチング型 | 秒課金で無駄なコストなし・最短翌日導入可能 | |
BIZTEL コールセンター | 1席15,000円〜 | インバウンド・統合型 | 国内シェアNo.1・2,000社超の導入実績 | |
楽テル | 要問い合わせ | インバウンド・統合型 | CRM連携特化・着信ポップアップで対応品質を標準化 | |
カイクラ | 月額31,000円〜/拠点 | インバウンド・統合型 | 100業種3,100社以上・40以上のCRM連携対応 | |
楽天コネクト SmaCom | 月額1,980円〜/席 | インバウンド・統合型 | 初期費用0円・1,200社超の導入実績 | |
InfiniTalk | 月額35,800円〜 | インバウンド・統合型 | クラウド/オンプレ両対応。ACD・IVRを標準搭載 | |
CallConnect | 月額2,400円〜/ID | インバウンド・統合型 | ブラウザ発着信。小規模・インサイドセールス向け | |
Amazon Connect | 従量課金 | インバウンド・統合型 | AWSのクラウドコンタクトセンター。従量課金で柔軟 |
【アウトバウンド特化型】のCTIシステム
アウトバウンド特化型のCTIシステムは次の4社です。
Dream Call Next

Dream Call Nextは、株式会社ドリームソリューションが提供する発信業務に特化したクラウド型CTIシステムです。架電率が最大5倍に向上した実績を持ち、ワンクリック発信・オートコール・グループ架電など複数の架電方式を標準搭載しています。30種類以上の機能がすべて月額料金内に含まれており、オプション追加費用が発生しない明瞭な料金体系も評価されています。
継続的なアップデートと、電話・訪問・遠隔操作に対応するアフターサポートも特徴で、テレマーケティングや営業代行など架電頻度が高い企業に特に支持されています。
| 発信方式 | ワンクリック発信・オートコール・グループ架電(複数方式) |
| AI機能 | 架電データ分析・PDCAレポート・オペレーター別実績管理 |
| インバウンド/アウトバウンド | アウトバウンド特化 |
| 主な連携ツール | API連携に対応(詳細は要問い合わせ) |
| 料金 | 月額4,000円/ID・サーバー利用料5,000円/10ID |
broad connect

broad connectは、ブロードマインド株式会社が提供する、コールセンター運営10年超の経験から生まれた現場目線のCTIシステムです。携帯回線発信を選択することで通話料を定額にできる「かけ放題プラン」を提供しており、架電数が多いほどコスト優位性が高まる設計となっています。
時間帯別・月別・オペレーター別の分析が可能なレポート機能や、商材別プロジェクト管理など、現場のKPI管理を強化する機能が充実しています。導入から運用まで伴走支援を受けられる点も、コールセンター立ち上げ期の企業に選ばれる理由です。
| 発信方式 | ワンクリック発信・オート発信(IP回線・携帯回線・ハイブリッド選択可) |
| AI機能 | 時間帯別・オペレーター別生産性の自動分析・KPIレポート |
| インバウンド/アウトバウンド | アウトバウンド中心(IVR・着信フロー設定あり) |
| 主な連携ツール | 要問い合わせ |
| 料金 | 月額3,400円〜 |
アポ放題

アポ放題は、モズエンタープライズ株式会社が提供する、スマートフォンのかけ放題プランを活用することで通話料0円を実現したコスト特化型のCTIシステムです。PCだけでなくスマートフォン・タブレットから利用でき、在宅や外出先でのテレアポ業務にも対応します。
1アカウントから導入可能で、ワンクリック発信・通話録音・再コール日時のポップアップ・架電状況の分析といったテレアポ必須機能を網羅しています。通話料の固定化によって月の費用を予測しやすく、架電数が多いチームほどコスト優位性が高まります。
| 発信方式 | ワンクリック発信(スマホかけ放題プラン活用) |
| AI機能 | 架電状況分析・結果集計 |
| インバウンド/アウトバウンド | アウトバウンド特化 |
| 主な連携ツール | 要問い合わせ |
| 料金 | 月額8,580円/ID(通話料0円・CTIシステム代込み) |
lisnavi

lisnaviは、株式会社Scene Liveが提供するアウトバウンド特化のCTIシステムで、旧「List Navigator.」から進化したサービスです。累計2,700社以上(2026年2月時点)の導入実績を持ち、オートコール・プレディクティブコールなど複数の発信方式で平均約2倍の架電数を実現しています。
複数案件のリストをブラウザ上で一元管理できる柔軟なダッシュボードが特徴で、kintoneやZapierとのAPI連携にも対応しています。状況に応じた発信方式の切り替えが可能なため、スタートアップから中堅規模のインサイドセールスチームまで幅広く活用されています。
| 発信方式 | オートコール・プレディクティブコール・手動発信(複数方式) |
| AI機能 | ダッシュボード分析・再コール管理 |
| インバウンド/アウトバウンド | アウトバウンド特化 |
| 主な連携ツール | kintone・Zapier・各種CRM(API連携) |
| 料金 | 月額5,000円〜/ブース(同時稼働人数分のみ課金) |
【AI分析・コーチング型】のCTIシステム
AI分析・コーチング型のCTIシステムは次の4つです。
MiiTel Phone

MiiTel Phoneは、株式会社RevCommが提供するAI音声解析に特化したクラウド型IP電話サービスで、2,500社以上の導入実績を誇ります。全通話を自動録音・文字起こしし、話速・ラリー回数・傾聴率などをAIがスコアリングしてハイパフォーマーとの比較フィードバックを提供します。
SalesforceやHubSpot、kintoneなど主要CRM/SFAとのネイティブ連携に対応しており、通話終了後に架電履歴や要約を自動登録する仕組みが整っています。「なぜアポが取れないか」を定量データで把握し、組織全体のテレアポスキルを底上げしたい企業に特に支持されています。
| 発信方式 | ワンクリック発信・手動発信 |
| AI機能 | 音声解析・自動文字起こし・スコアリング・ChatGPT連携要約 |
| インバウンド/アウトバウンド | アウトバウンド中心(インバウンドも対応) |
| 主な連携ツール | Salesforce・HubSpot・kintone・Zoho CRM など |
| 料金 | 月額5,980円/ID(年契約・初期費用0円) |
Comdesk Lead

Comdesk Leadは、株式会社Widsleyが提供する、IP回線と携帯回線を併用できるCTIシステムです。携帯のかけ放題プランを適用することで通話コストを平均70%削減できる点が最大の特徴で、インサイドセールスチームのコスト構造を根本から変えるポテンシャルを持っています。
IP回線側ではオートコール・モニタリング・ウィスパリングなどの高機能CTI機能を利用しつつ、携帯回線での通話内容もAIが自動文字起こし・要約に対応。架電効率と通話品質の両立を、コストを抑えながら実現したい企業に向いています。
| 発信方式 | オートコール・手動発信(IP回線・携帯回線ハイブリッド) |
| AI機能 | 自動文字起こし・ChatGPT連携要約・通話分析 |
| インバウンド/アウトバウンド | アウトバウンド中心(受電も対応) |
| 主な連携ツール | Salesforce・HubSpot・kintone など |
| 料金 | 月額6,000円〜/ID |
Dialpad

Dialpadは、米Dialpad, Inc.が開発し、日本ではDialpad Japan株式会社とソフトバンク株式会社が連携して提供する、AI文字起こし・通話要約・リアルタイムアシストを標準搭載したグローバルクラウド型CTIです。通話中にAIがキーワードや競合名を検知して参考情報をポップアップ表示する「リアルタイムアシスト」機能が特徴的で、オペレーターが話しながら情報を参照できます。
Googleカレンダー・Salesforce・Slack・Microsoft 365など幅広いツールとの連携に対応し、グローバル展開している企業や英語・日本語混在の環境での利用にも適しています。
| 発信方式 | ワンクリック発信・手動発信 |
| AI機能 | リアルタイム文字起こし・要約・リアルタイムアシスト・感情分析 |
| インバウンド/アウトバウンド | 発着信両対応(統合型に近い) |
| 主な連携ツール | Salesforce・Slack・Google Workspace・Microsoft 365 など |
| 料金 | 要問い合わせ |
CALLTREE

CALLTREEは、コールセンターを長年運営してきた株式会社ジーシーが提供する現場のプロ目線で設計されたクラウド型CTIシステムです。架電効率・アポ獲得率が向上した実績を持ち、「秒課金」により無駄な通話コストが発生しない課金方式も特徴です。
1ライセンスから導入可能で最短翌日から利用でき、契約期間の縛りもありません。シンプルで分かりやすい設計から、CTIシステムを初めて導入する企業にも選ばれています。通話内容・目標進捗・オペレーター実績をリアルタイムで共有できる分析機能で、チーム全体のPDCAをまわせます。
| 発信方式 | ワンクリック発信・手動発信(オートコールはオプション) |
| AI機能 | 通話分析・結果分析・目標進捗分析・オペレーター別実績集計 |
| インバウンド/アウトバウンド | 発着信両対応 |
| 主な連携ツール | API連携対応(詳細は要問い合わせ) |
| 料金 | 要問い合わせ |
【インバウンド・統合型】のCTIシステム
インバウンド・統合型のCTIシステムは次の7つです。
BIZTEL コールセンター

BIZTEL コールセンターは、株式会社リンクが提供するクラウド型コールセンターCTIシステムで、クラウドCTI市場でシェアNo.1、2,000社を超える導入実績を誇ります。インバウンド・アウトバウンドの両機能を完備し、IVR・ACD・通話録音・レポーティングまでコールセンター運営に必要な機能が一式揃っています。
CRM/SFA・MAシステムとの連携に対応し、音声認識を活用した通話テキスト化やAI要約・ボイスボット連携にも対応可能。1席から導入でき、スタートアップから大企業まで幅広い規模に対応できる柔軟性が強みです。
| 発信方式 | 手動発信・オートコール・プレビューコール |
| AI機能 | 音声テキスト化・AI要約・ボイスボット連携 |
| インバウンド/アウトバウンド | 発着信完全統合型 |
| 主な連携ツール | Salesforce・各種CRM/SFA/MA(API連携) |
| 料金 | 1席15,000円〜 |
楽テル

楽テルは、株式会社ラクスが提供する電話業務と顧客管理を統合したクラウド型CRM/CTIシステムで、着信時に顧客情報を自動ポップアップ表示する機能が特徴です。過去の通話履歴・対応メモ・受注情報を確認しながら対応できるため、受電対応の品質を標準化しやすく、担当者が変わっても一貫した顧客対応が可能になります。
コールセンター業務の効率化・標準化に特化した設計で、業務フローに合わせたカスタマイズ性も高い点が特徴です。受電と発信の両方が発生するCS・インサイドセールス兼任チームや、対応品質の「見える化」を進めたい中規模以上の企業に向いています。
| 発信方式 | ワンクリック発信・手動発信 |
| AI機能 | 通話録音・応対履歴管理・テンプレート搭載 |
| インバウンド/アウトバウンド | 発着信両対応(受電管理が特に充実) |
| 主な連携ツール | 各種CRM・外部システム連携対応 |
| 料金 | 要問い合わせ |
カイクラ

カイクラは、株式会社シンカが提供する顧客コミュニケーションを一元管理するクラウド型CTIシステムです。CTIだけでなく、SMS・ビデオ通話・はがきDMなど複数のコミュニケーション手段を顧客ごとに統合管理できる点が独自の強みです。異なるチャネルを使っても顧客ごとに履歴が一元化されるため、担当者以外でも経緯を把握したうえで顧客対応ができます。
2014年のサービス開始以来、100業種・3,100社・6,200拠点以上で導入されており、40以上のCRMシステムと連携可能な高い汎用性が評価されています。ユーザー数によらず1拠点単位の料金体系のため、大人数のチームでも費用が線形に増えない設計です。
| 発信方式 | ワンクリック発信・手動発信 |
| AI機能 | 通話自動録音・通話内容の自動文字起こし・分析レポート |
| インバウンド/アウトバウンド | 発着信両対応(マルチチャネル管理) |
| 主な連携ツール | Salesforce・kintone・Sansan・ANDPAD など40以上 |
| 料金 | 月額31,000円〜/拠点(初期費用181,000円〜) |
楽天コネクト SmaCom

楽天コネクト SmaComは、楽天コミュニケーションズ株式会社が提供する、初期費用0円・最短7営業日でコンタクトセンターを構築できるクラウド型CTIシステムです。長年IP電話を提供してきたバックグラウンドを持ち、1,200社以上の導入実績があります。
インターネット環境とパソコンがあればどこでも利用可能で、テレワーク対応・在宅コールセンターにも適しています。アカウント数を月単位で柔軟に変更できるため、繁忙期の一時増員や季節変動が大きいコールセンターに特に向いています。
| 発信方式 | ワンクリック発信・手動発信 |
| AI機能 | 着信レポート・通話録音・モニタリング |
| インバウンド/アウトバウンド | 発着信両対応(受電機能が充実) |
| 主な連携ツール | 顧客データ管理・外部連携(詳細は要問い合わせ) |
| 料金 | 月額1,980円〜/席 |
InfiniTalk

InfiniTalkは、ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社が提供するクラウド/オンプレミス両対応のコールセンターCTIシステムです。ACD・IVR・通話録音・モニタリング・レポートといったコールセンター運営に必要な機能を標準搭載し、導入500社超・20,000席以上の実績を持ちます。
クラウド版は初期費用0円で始められ、自社のセキュリティ要件に応じてオンプレミス版も選択できます。CRM連携にも対応しており、受電対応を中心に据えつつ発信も行う統合的なコールセンター運用に向いています。
| 発信方式 | 手動発信・オートコール |
| AI機能 | 通話録音・モニタリング・レポート |
| インバウンド/アウトバウンド | 発着信両対応(インバウンド寄りの統合型) |
| 主な連携ツール | 各種CRM(API連携) |
| 料金 | クラウド版 月額35,800円〜(2回線5席・税別) |
CallConnect

CallConnectは、株式会社fonfunが提供するブラウザ完結型のクラウド電話・CTIシステムです。ブラウザだけで発着信ができ、着信ポップアップ・IVR・通話録音・音声テキスト変換・AI録音解析などを備えています。
初期費用0円・1ライセンス月額2,400円からと小規模で始めやすく、インサイドセールスやカスタマーサポートのスモールスタートに向いています。外部サービス連携にも対応しており、少人数チームで受発信を手軽に一元管理したい企業に適しています。
| 発信方式 | ワンクリック発信・手動発信 |
| AI機能 | 通サービスサイトへ:話録音・音声テキスト変換・AI録音解析 |
| インバウンド/アウトバウンド | 発着信両対応(インバウンド・インサイドセールス向け) |
| 主な連携ツール | 各種外部サービス連携 |
| 料金 | 月額2,400円〜/ID(初期費用0円) |
Amazon Connect

Amazon Connectは、アマゾン ウェブ サービス(AWS)が提供するクラウド型コンタクトセンターサービスです。フルマネージドでオムニチャネルに対応し、電話・チャットなどの問い合わせを統合的に扱えます。前払いや最低月額がなく、利用した通話時間・機能に応じた従量課金である点が大きな特徴です。
繁閑に応じて柔軟にスケールでき、マルチAZ構成による高い耐障害性を備えています。IVRやルーティングをGUIで柔軟に設計でき、AWSの各種サービスと連携した高度なカスタマイズも可能なため、規模や要件に合わせて自由に構築したい企業に向いています。
| 発信方式 | 手動発信・アウトバウンド(キャンペーン発信にも対応) |
| AI機能 | 文字起こし・感情分析・AIアシスト(Amazon Q連携など) |
| インバウンド/アウトバウンド | 発着信両対応(フルクラウドの統合型) |
| 主な連携ツール | AWS各種サービス、Salesforce など |
| 料金 | 従量課金(前払い・最低月額なし) |
まとめ
CTIシステムは「架電数を増やしたい」「通話品質を標準化したい」「受電と発信を一元管理したい」という3つの目的によって、最適なシステムのタイプがまったく異なります。本記事では以下の3タイプに分類して12社を紹介しました。
- アウトバウンド特化型
- AI分析・コーチング型
- インバウンド・統合型
また、CTIの費用設計においては「どの通話回線を使うか(IP回線/携帯回線/ハイブリッド)」と「課金方式(秒課金/分課金/かけ放題)」が導入後のコストを大きく左右します。機能だけで比較せず、通話回線と課金方式まで含めて検討することで、運用開始後の「思っていたより通話料がかかった」という後悔を防げます。
まずは診断ツールで自社に合うタイプを確認し、気になるサービスに絞って資料請求・無料トライアルを活用してみてください。
CTIシステムを内製化の手段として検討している一方、テレアポ業務ごと外部に委託することも選択肢としてある場合は、インサイドセールス代行の主要会社と費用感についても把握しておくとよいでしょう。


