電話自動応答システム(IVR)おすすめ15選。タイプ別の選び方と費用相場まで解説

「代表電話に出るたびに本来の業務が止まってしまう…」

こんな悩みを抱えていませんか?

営業時間内は問い合わせ電話への対応で担当者の手が離せない、コールセンターでは入電ピーク時に取りこぼしが発生している、時間外の電話には誰も出られず機会損失が続いている――電話対応の非効率は、業種・規模を問わず多くの企業が抱える共通課題です。

そんな状況を根本から変えてくれるのが、電話自動応答システム(IVR:Interactive Voice Response) です。自動音声で一次対応・振り分けを担うことで、担当者は本当に必要な電話だけに集中でき、営業時間外でも顧客対応が途切れない体制を構築できます。

本記事では、電話自動応答システムを4つのタイプに分類し、自社の規模・課題・予算に合ったシステムの選び方と、おすすめ15選をタイプ別にご紹介します。費用相場や比較ポイントも丁寧に解説しているので、はじめて導入を検討する企業から、現行システムの見直しを考えている企業まで、ぜひ参考にしてください。

そもそも電話自動応答システム(IVR)とは?

電話自動応答システムとは、かかってきた電話に対して、事前に設定した自動音声ガイダンスで応対するシステムです。「製品に関するお問い合わせは1を、ご契約に関しては2を押してください」といったガイダンスを流し、顧客がプッシュ操作で選択した番号に応じて担当部署への転送や自動回答、録音受付などを行います。

コールセンターや総合受付窓口での利用が一般的ですが、近年はクラウド型の低価格サービスが普及し、中小企業の代表電話管理や営業時間外対応にも広く活用されるようになっています。

コールセンターシステム全体の仕組みや選び方についてはこちらも参考にしてください。

関連記事:コールセンターシステム16選比較。機能・費用・失敗しない選び方を解説

IVR・ビジュアルIVR・AI自動応答(ボイスボット)の違い

電話自動応答には3つのタイプがあり、それぞれ顧客との対話形式や強みが異なります。

種類顧客との対話形式特徴
IVR音声ガイダンスを流し、
プッシュ操作で分岐
あらかじめ決めたシナリオに沿った定型案内に強い
ビジュアルIVR電話→SMSでWebへ誘導し、
画面上で選択
顧客の自己解決率向上・待ち時間削減に有効
AI自動応答
(ボイスボット)
AIが発話を聞き取り、
意図を理解して応答
自然な会話でFAQや予約受付まで自動完結できる

それぞれ解決できる課題が異なるため、導入目的を明確にした上でタイプを選ぶことが重要です。本記事ではこの3タイプをすべてカバーする形で15サービスをご紹介します。

電話自動応答システムの機能・できること

電話自動応答システムは、単純な「自動音声案内」だけでなく、導入目的に応じてさまざまな業務を自動化・効率化することができます。

受電制御(入電管理)

入電に対して「用件に応じた担当部署への振り分け」「オペレーターが対応できない場合のあふれ呼対策(コールバック予約など)」「放棄呼が出た際の折り返し案内」「営業時間外の録音受付」といった一次対応を自動化できます。

自動受付(情報取得・回答)

よくある質問への自動音声回答、会員番号を使った自動照会、再配達受付・予約受付、商品注文受付など、必ずしも人が対応する必要のない業務を自動処理できます。

外部システム連携

CRMやSFAとAPIで接続して顧客情報を参照しながら対応したり、本人確認(IVR認証)や決済情報の取得、SMSでのURL案内といったオムニチャネル対応も可能です。

自動発信(オートコール)

顧客リストへの自動発信によるキャンペーン告知、督促連絡、安否確認など、アウトバウンド業務の効率化にも活用されます。テレアポ業務の自動化を検討している場合は以下も参考にしてください。

関連記事:テレアポ代行会社14選一覧。支援プロセスと確認すべき重要ポイントまでご紹介

電話自動応答システムの費用相場

電話自動応答システムの料金は、「どの規模・用途で使うか」によって大きく異なります。クラウド型の小規模利用であれば月額数千円から始められる一方、コールセンター向けの大規模構成では月額数十万円に上るケースもあります。

利用規模月額目安概要
小規模
(代表電話の一次振り分け・時間外対応)
数千円〜1万円台クラウド型・初期費用なしで始められるものが多い
中規模
(部署別振り分け・複数番号対応)
1万〜5万円程度分岐数・同時通話数が増えるとコストが上がる傾向
大規模
(コールセンター・高い同時通話数)
数万円〜10万円超初期設定費・回線費・オンプレの場合は数百万円以上も

基本的には受電数に応じて月額料金が変動しますが、特に注意が必要なのは、規模が大きくなるにつれ初期費用が大きくなってくることです。

電話自動応答システムを選ぶ際に確認すべき5つの比較ポイント

電話自動応答システムは種類も価格帯も広いため、「有名だから」「安いから」だけで選ぶと自社の課題と機能がかみ合わずに使いこなせないケースがあります。以下の5つのポイントを軸に絞り込むことで、自社に本当に合ったシステムを選ぶことができます。

  1. 導入目的に合った機能があるか
  2. クラウド型かオンプレミス型か
  3. 音声ガイダンスの作成・変更のしやすさ
  4. 同時通話数・スケール対応
  5. 外部システムとの連携対応

1. 導入目的に合った機能があるか

最初に「何のためにIVRを導入するのか」を明確にすることが最優先です。代表電話の振り分けと時間外対応だけが目的ならシンプルなプランで十分ですが、あふれ呼対策・コールバック予約・CSアンケート・SMS連携・オートコールなどが必要な場合は、それらに対応したシステムを選ばなければ費用対効果が出ません。機能の多さより「自社が使う機能がそろっているか」を最初に確認しましょう。

2. クラウド型かオンプレミス型か

先述の費用相場でも触れたとおり、導入形態によって初期コスト・運用コスト・柔軟性が大きく変わります。中小企業や少量の代表電話管理には、初期費用が少なく即日利用可能なクラウド型が適しています。一方、数百〜数千回線規模のコールセンター運営や、高度なセキュリティ要件がある金融・医療機関はオンプレミス型の信頼性・カスタマイズ性が合っていることもあります。

3. 音声ガイダンスの作成・変更のしやすさ

IVRの品質は「案内音声の内容」に大きく左右されます。テキスト入力でAI音声を自動生成できるシステムならキャンペーンや営業時間変更に合わせて即日更新が可能です。一方、プロのナレーターによる収録を手配する必要があるサービスでは変更のたびに時間とコストがかかります。初期設定で手間をかけたくない場合は、ノーコード・テキスト入力対応のシステムを優先的に検討してください。

4. 同時通話数・スケール対応

1日の想定入電数と、ピーク時に何回線必要かを事前に確認してください。同時通話数の上限が少ないシステムでは、ピーク時に回線が詰まって顧客が繋がらないリスクがあります。特にECサイトの繁忙期やBtoCのキャンペーン対応など、入電が集中するシーンが想定される場合は、拡張時のコスト感も含めて確認しておくことを推奨します。

5. 外部システムとの連携対応

CRM・SFA・チャットツール(Slack・Teamsなど)・SMS送信との連携有無も重要なチェックポイントです。着信記録を自動でCRMに連携できれば、担当者の入力作業が不要になり情報の取りこぼしも防げます。また、Slack/Teamsへのリアルタイム通知があれば担当者が電話の内容をすぐ把握して折り返し対応できるため、顧客満足度の向上にも直結します。

電話自動応答システム(IVR)のタイプ別の選び方

電話自動応答システムは、企業の規模・用途・課題によって最適なタイプが異なります。以下の4タイプに分類して、それぞれの特徴と向いている企業像をまとめました。

  1. 業務効率化・代表電話型(手軽にスモールスタートしたい場合)
  2. コールセンター強化型(大量入電を効率よくさばきたい場合)
  3. AI自動応答(ボイスボット)型(会話で問い合わせを自動完結させたい場合)
  4. ビジュアル・SMS連携型(電話+Webで顧客の自己解決率を高めたい場合)

まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

7つの質問に答えてください。回答が終わると、自社の目的に最適な電話自動応答システムのタイプが診断されます。

0 / 7 回答済み

Q1 / 入電規模

1日の入電数(会社全体)はどのくらいですか?

Q2 / 自動化の範囲

電話対応をどこまで自動化したいですか?

Q3 / Web・SMS誘導

顧客をWebやアプリに誘導して自己解決してもらうことに関心がありますか?

Q4 / AIへの期待

AIが自然な会話で問い合わせに自動回答する機能が必要ですか?

Q5 / 月額予算

月額の予算感として近いものはどちらですか?

Q6 / 外部連携

CRM・SFAなど顧客管理システムとの連携は必要ですか?

Q7 / 有人対応との組み合わせ

自動応答で対応できない電話は専門オペレーターに代行してほしいですか?

あなたにおすすめのタイプが決まりました

このタイプで解決できること

    このタイプのサービスを見る →

    ① 業務効率化・代表電話型(手軽にスモールスタートしたい場合)

    業務効率化・代表電話型は、月額数千円〜1万円程度の低コストで、代表電話の振り分けや営業時間外の自動案内を手軽に始められるタイプです。クラウド上で完結するため専用機器は不要で、テキスト入力だけでガイダンスを作成・変更できるシステムが多く、IT担当者がいない中小企業でも導入しやすいのが特徴です。

    このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

    • 社内の電話対応負担を軽減したい中小企業・スタートアップ
    • 営業時間外に電話が取れず機会損失が気になっている
    • まずはスモールスタートでIVRの効果を確認したい

    このタイプの電話自動応答システムを見る⇩

    ② コールセンター強化型(大量入電を効率よくさばきたい場合)

    コールセンター強化型は、月間数千〜数百万コールの大量入電に対応する高い処理能力と、あふれ呼対策・詳細分析・外部システム連携などの高度な機能を備えたタイプです。複数窓口・複数部署を横断した設定が可能で、コールセンター運営の全体最適化を目指す企業に向いています。

    このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

    • コールセンターを運営しており入電ピーク時の取りこぼしを防ぎたい
    • 用件別・部署別の細かい振り分けや分析機能が必要
    • CRM・SFAとの連携を通じて顧客対応の品質を高めたい

    このタイプの電話自動応答システムを見る⇩

    コールセンター代行との違いやどちらを選ぶべきかについては、以下の記事も参考にしてください。

    関連記事:コールセンター代行おすすめ20選比較。外注の方がお得?コスト削減の方法も紹介

    ③ AI自動応答(ボイスボット)型(会話で問い合わせを自動完結させたい場合)

    AI自動応答(ボイスボット)型は、プッシュ操作を必要とせず、AIが顧客の発話を音声認識で理解して自然な会話形式で応答するタイプです。FAQ回答・予約受付・本人確認・督促連絡など、従来は有人オペレーターが対応していた業務も自動化できるため、人件費の大幅削減と24時間365日の対応体制を同時に実現できます。

    このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

    • 問い合わせ内容が多様で、プッシュ操作では対応しきれない
    • 夜間・休日の問い合わせ対応でオペレーター稼働を削減したい
    • 予約受付・FAQ自動回答などの業務を会話AIで完全自動化したい

    このタイプの電話自動応答システムを見る⇩

    このタイプは製品数が多く、代表電話の一次受けに向くものから、予約や注文まで完結させるものまで守備範囲が大きく異なります。AI型に絞って用途別に比較した記事もあるので、候補を広げたい方はあわせてご覧ください。

    関連記事:AI電話自動応答サービス16選比較。用途別の選び方と費用相場を解説

    プッシュ操作を挟まない自然な会話での自動応答を目指す場合、ボイスボット以外にも音声認識・応対要約・自動採点といったAI機能が選択肢に入ります。電話業務のどこをAIに任せるかから整理したい方は、以下の記事もご確認ください。

    関連記事:コールセンターAIツールおすすめ16選比較。4種類別の選び方と費用相場を解説

    ④ ビジュアル・SMS連携型(電話+Webで顧客の自己解決率を高めたい場合)

    ビジュアル・SMS連携型は、電話での一次応対後にSMSでURLを送信してWebに誘導し、顧客が画面上で必要な情報を選んで自己解決できるタイプです。音声ガイダンスよりも視覚的にわかりやすいため、高齢者や通話が難しいシーンにも適しています。IVRと有人電話代行を組み合わせたハイブリッドサービスもこのカテゴリに含まれます。

    このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

    • カスタマーサポートの自己解決率を高め、オペレーター負担を減らしたい
    • SMS送信やWebとの連携で顧客体験を向上させたい
    • 自動応答で対応できない電話は有人代行にも任せたい

    このタイプの電話自動応答システムを見る⇩

    SMSを活用した顧客コミュニケーションについては、以下の記事も合わせてご覧ください。

    関連記事:SMS送信サービスおすすめ20選比較。メールとの違いから用途別の選び方まで解説

    電話自動応答システム(IVR)一覧比較表

    本記事で紹介する電話自動応答システムの一覧表です。ジャンプをクリックすると該当企業・サービス紹介部までジャンプします。

    サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
    IVRy
    月額2,980円〜
    業務効率化・代表電話型
    累計20,000アカウント以上・多言語対応・最短5分で電話番号取得
    DXでんわ
    月額10,000円〜
    業務効率化・代表電話型
    AI自動文字起こし・要約通知付き・テキスト入力で即日ガイダンス作成
    コールナビゲーター
    月額2,480円〜
    業務効率化・代表電話型
    業界最安級・ナレーター音声やAI音声から選択可・シンプル設計
    トビラフォンCloud
    月額3,300円〜
    業務効率化・代表電話型
    スマホで会社番号の発着信・迷惑電話フィルタリング機能搭載
    fondesk IVR
    月額2,980円〜
    業務効率化・代表電話型
    全機能が基本プランに含まれる・Slack/Teams通知対応・テストコール無料
    CT-e1/SaaS
    月額5,000円/ID〜
    コールセンター強化型
    1,825テナント・32,000席以上の実績・コールセンター機能を標準搭載
    MediaVoice
    月額10,000円/窓口〜
    コールセンター強化型
    月間600万コール稼働実績・あふれ呼IVR・CSアンケートIVRなど多機能
    コールコール
    要問い合わせ
    コールセンター強化型
    平均84.2%の電話業務自動化事例・チャットツール通知・110言語対応
    じゃんじゃんコール
    月額39,800円〜
    コールセンター強化型
    自社設備保有による高い通話品質・音量・速度・波形まで調整可能
    PKSHA VoiceAgent
    要問い合わせ
    AI自動応答型
    毎月35万件対応・高精度な日本語音声認識・ノーコードで対話フロー作成
    AIコンシェルジュ
    要問い合わせ
    AI自動応答型
    コールセンター運営経験をベースに開発・導入から運用まで一気通貫サポート
    NTT東日本 AI IVR
    要問い合わせ
    AI自動応答型
    応対・振り分け・通話要約をAIが一貫担当・Salesforce/kintone連携対応
    モバイルウェブ ビジュアルIVR
    月額30,000円〜
    ビジュアル・SMS連携型
    電話→SMS→Webへ誘導する顧客自己解決型IVR・幅広いデバイスに対応
    TeleForce
    要問い合わせ
    ビジュアル・SMS連携型
    IVR×SMS連携で有人・自動を柔軟に切り替え・初期費用0円
    Smart desk W
    月額8,800円〜
    ビジュアル・SMS連携型
    IVR+有人電話代行のハイブリッド・本当に必要な電話だけを担当者に転送

    【業務効率化・代表電話型】のおすすめ電話自動応答システム

    まず、手軽にスモールスタートしたい企業向けの業務効率化・代表電話型を5社紹介します。

    IVRy(株式会社IVRy)

    引用:IVRy公式サイト

    IVRyは、あらゆる電話業務の課題解決に対応するクラウド型電話自動応答サービスです。新規の電話番号が最短5分で取得でき、既存番号への転送設定だけで即日利用を開始できます。企業のニーズに合わせて最大9個の着信フローを作成・分岐でき、プッシュ後の対応は音声案内・SMS送信・電話転送・録音から選択できます。英語や中国語など多言語対応、ホワイトリスト・ブラックリスト管理、顧客情報管理なども備わっており、累計20,000アカウント以上の導入実績を持ちます。

    スタータープランは月額2,980円(年払い)から始められ、電話番号維持費や通話料は別途ですが、初期費用は不要です。まずシンプルに代表電話の振り分けを自動化したい企業から、中規模の受電管理まで幅広いニーズに対応できます。

    導入形態クラウド型(初期費用なし・最短5分で電話番号取得可能)
    ガイダンス設定テキスト入力でAI音声生成、または録音音声をアップロード
    スケール対応累計20,000アカウント以上の実績(プランにより拡張可能)
    外部連携SMS送信・API対応・ホワイトリスト/ブラックリスト管理
    料金月額2,980円〜(スタータープラン・年払い) 電話番号維持費500円〜

    DXでんわ(メディアリンク株式会社)

    引用:DXでんわ公式サイト

    DXでんわは、代表電話の取次ぎや営業電話への対応にかかる手間を大幅に削減する自動音声案内サービスです。管理画面でテキストを入力するだけで音声ガイダンスをすぐ作成・変更でき、事前録音の手間がありません。顧客が残したメッセージはAIが自動で文字起こしし、担当者へリアルタイムで通知が届くため、急ぎの用件も見逃しません。

    英語・中国語・韓国語など約40言語をカバーした音声合成機能も標準搭載されており、多言語対応が必要な企業にも最適です。用件ごとに異なる担当者を設定できるほか、初期費用は不要でライトプランは月額10,000円(着信100件/月)から始められます。

    導入形態クラウド型(初期費用なし)
    ガイダンス設定テキスト入力で即日作成・変更可(約40言語対応のAI音声)
    スケール対応着信100件/月〜(超過分は100円/件の従量課金)
    外部連携担当者へのリアルタイム通知・SMS送信対応
    料金月額10,000円〜(ライトプラン・着信100件/月) 101件以降100円/件

    コールナビゲーター(コスモバリュー株式会社)

    引用:コールナビゲーター公式サイト

    コールナビゲーターは、オフィス・店舗専用の低価格クラウドIVRです。月額2,480円(シンプルプラン)から利用でき、初期費用も不要なため、コストを抑えてまず試したい企業に向いています。音声ガイダンスは「プロのナレーター収録」「AI音声合成」「自社録音」の3通りから選べ、急ぎの場合はAI音声でその日から案内を開始できます。

    電話転送・SMS送信・折り返し希望受付など実務に必要な機能をプラン別で選べる構成も特徴です。ガイダンスの原稿作成サポートも提供しているため、「何を案内すればいいかわからない」という企業でも安心して始められます。

    導入形態クラウド型(初期費用なし)
    ガイダンス設定ナレーター音声・AI音声・自社録音の3通りから選択可・原稿作成支援あり
    スケール対応小規模〜中規模向け(プランにより異なる)
    外部連携SMS送信対応(CRM/SFA連携は要確認)
    料金月額2,480円〜(シンプルプラン) 着信料1円/分

    トビラフォンCloud(トビラシステムズ株式会社)

    引用:トビラフォンCloud公式サイト

    トビラフォンCloudは、スマートフォンで会社番号の発着信ができるクラウドPBXにIVR機能を組み合わせたサービスです。リモートワーク中でも在宅・外出先から会社番号で電話対応でき、スケジュール設定による自動音声切替・留守電・録音・自動テキスト化など、代表電話に必要な機能を月額3,300円(1ID)から利用できます。

    迷惑電話フィルタリング機能を標準搭載している点もユニークで、不審な番号からの着信を自動で遮断・警告します。IVR単体というよりも「会社の電話環境を丸ごとスマホで管理したい」という企業に適したオールインワン型サービスです。

    導入形態クラウド型(スマホアプリで利用・専用機器不要)
    ガイダンス設定テキスト入力・スケジュール設定による自動切替
    スケール対応ID単位で拡張可能(1IDから利用開始)
    外部連携録音の自動テキスト化対応(Slack/Teams等への通知は要確認)
    料金初期費用33,000円 月額3,300円/ID

    fondesk IVR(株式会社うるる)

    引用:fondesk IVR公式サイト

    fondesk IVRは、「誰でも簡単に使える電話自動応答サービス」をコンセプトに開発されたクラウドIVRです。録音・SMS送信・電話転送・営業時間による分岐・文字起こし通知など、すべての機能が月額2,980円の基本プランに含まれており、オプション料金が発生しない明快な料金体系が特徴です。

    音声ガイダンスはテキスト入力したものがそのまま読み上げられ、シナリオ分岐はノーコードで直感的に設定できます。設定画面からワンクリックでテストコール(無料)が可能なため、本番公開前に顧客の電話体験をすぐ確認できます。着信通知はSlack・Teams・LINE・Discordなど主要チャットツールへリアルタイムに届き、担当者がその場で内容を確認して折り返し対応できます。

    導入形態クラウド型(初期費用なし・全機能が基本プランに含まれる)
    ガイダンス設定テキスト入力でAI音声を即日作成・ノーコードでシナリオ分岐設定
    スケール対応テストコール無料で事前に動作確認可能(プランにより異なる)
    外部連携Slack・Teams・LINE・Discordへのリアルタイム着信通知対応
    料金月額2,980円(税抜) 着信3円/分・録音3円/分・SMS13円/通・転送(固定)13円/分

    【コールセンター強化型】のおすすめ電話自動応答システム

    次に、大量入電の処理能力と高度な機能を備えたコールセンター強化型を4社紹介します。

    CT-e1/SaaS(株式会社コムデザイン)

    引用:CT-e1/SaaS公式サイト

    CT-e1/SaaSは、1,825テナント・32,000席以上の導入実績を持つクラウド型コールセンターシステムです。IVR機能をはじめ、着信分配・待ち呼・通話録音・CRM連携・IVR連携・稼働モニタリングなど、コールセンター運営に必要な機能を「標準機能」として網羅的に搭載しています。

    追加費用なしでカスタマイズ・設定変更が可能な点も人気の理由のひとつです。IP電話・既設PBX・スマートフォンなど様々な端末から利用でき、自社の既存インフラに合わせた柔軟な構成を組めます。月額5,000円/IDと従量的に拡張できる料金体系も、成長フェーズのコールセンターに適しています。

    導入形態クラウド型(IP電話・既設PBX・スマホなど多端末対応)
    ガイダンス設定管理画面から設定変更可・追加費用なしでカスタマイズ対応
    スケール対応1,825テナント・32,000席以上の実績(大規模コールセンター対応)
    外部連携CRM・外部システムとのAPI連携対応
    料金月額5,000円/ライセンス 初期費用30万円〜

    MediaVoice(メディアリンク株式会社)

    引用:MediaVoice公式サイト

    MediaVoiceは、「月間600万コールでも稼働停止件数ゼロ」の実績を持つ高信頼性IVRプラットフォームです。あふれ呼IVR・オートコール・自動受付IVR・CSアンケートIVRなど、用途に合わせて最適なシステムを選べるラインナップが揃っています。大量入電が発生するキャンペーン対応・コールバック予約・CS満足度調査など、コールセンター運営を多面的にサポートします。

    クラウド型とオンプレミス型の両方に対応しており、企業の規模や運用形態に応じた柔軟な構成が可能です。コールセンター運営の電話業務を全体的に最適化したい企業や、既存のIVRからのリプレイスを検討している企業に適しています。

    導入形態クラウド型・オンプレミス型の両方に対応
    ガイダンス設定用途に応じた複数ラインナップから選択(詳細は問い合わせ)
    スケール対応月間600万コール対応の高信頼性(稼働停止ゼロ実績)
    外部連携API連携対応(詳細は要確認)
    料金あふれ呼IVR:月額30,000円/窓口〜 自動受付IVR:月額10,000円/窓口〜

    コールコール(ルーシッド株式会社)

    引用:コールコール公式サイト

    コールコールは、官公庁・大手航空会社・スポーツメーカーなど幅広い業種での導入実績を持つIVRサービスです。最大110言語の音声認識に対応し、テキスト入力でガイダンス作成・コールフロー分岐の編集が可能なノーコード設計を採用しています。着信時に文字起こしされたメッセージと発信者番号をSlack・Chatwork・Teamsなど各種チャットツールにリアルタイム送信する機能が好評で、「平均84.2%の電話業務を自動化した」という導入事例も公開されています。

    会員番号・発信者番号による本人認証機能や、世代・性別での着信解析、SMS送信・通話録音など、大規模受電管理に求められる機能を一通り備えています。

    導入形態クラウド型(ノーコード設計)
    ガイダンス設定テキスト入力でガイダンス作成・ノーコードでコールフロー編集(110言語対応)
    スケール対応官公庁・大手航空・スポーツメーカーなど大規模運用実績あり
    外部連携Slack・Chatwork・Teamsへのリアルタイム通知対応
    料金要問い合わせ

    じゃんじゃんコール(株式会社メテム)

    引用:じゃんじゃんコール公式サイト

    じゃんじゃんコールは、サードベンダーを介さず自社設備を保有して運用する、高い通話品質が特徴のIVRサービスです。基本セットに加えて選択アクションを自由に組み合わせられるため、音声フローを柔軟に構築できます。音声品質へのこだわりも高く、音量・速度・周波数・波形まで細かく調整して最適な案内音声を実現します。

    初期費用30,000円・月額39,800円〜と中規模以上の企業向けの価格帯ですが、独自設備による安定稼働と通話品質の高さは、品質を重視するコールセンター運営に向いています。

    導入形態自社設備保有型(サードベンダーを介さない高品質運用)
    ガイダンス設定音量・速度・周波数・波形まで調整可能な高品質音声設定
    スケール対応中規模以上向け(自社設備による安定稼働)
    外部連携要確認
    料金初期費用30,000円 月額39,800円〜

    【AI自動応答(ボイスボット)型】のおすすめ電話自動応答システム

    続いて、AIが自然な会話で問い合わせを自動完結させるAI自動応答型を3社紹介します。

    PKSHA VoiceAgent(株式会社PKSHA Technology)

    引用:PKSHA VoiceAgent公式サイト

    PKSHA VoiceAgentは、毎月35万件のコールに対応する実績を持つ、国内シェアNo.1クラスのボイスボットサービスです。名前・住所・電話番号・日時など、日本語でよく聞き取られる項目に特化した補正技術をビルトインしており、事前学習なしで高い音声認識精度を実現しています。

    ノーコードで対話フローを作成でき、外部システムとのAPI連携やデータベースの参照もローコードで設定できます。導入前のコンサルティングから本番稼働後のメンテナンスまで伴走サポートが充実しており、ボイスボット導入の経験が乏しい企業でも安心して始められます。

    導入形態クラウド型(ノーコード&ローコード対応)
    ガイダンス設定ノーコードで対話フロー作成・API/DB連携はローコード対応
    スケール対応毎月35万件対応の高い処理実績(国内シェアNo.1クラス)
    外部連携APIで外部システムとの接続対応・CRM/SFA連携可
    料金要問い合わせ

    AIコンシェルジュ(株式会社TACT)

    引用:株式会社TACT

    AIコンシェルジュは、コールセンター運営の実務経験をもとに開発された対話型AI自動応答サービスです。よくある質問への自動回答・入金期限案内・予約リマインドコールの自動発信など、インバウンド・アウトバウンド双方の業務に対応できます。基幹システムとのAPI連携や、通話内容を音声・テキストで保存して履歴管理するなど、高度なカスタマイズにも対応しています。

    AI対話・音声認識のエラー発生時には継続的なチューニングを提供するサポート体制が整っており、精度が時間とともに向上していくのも強みです。導入から運用まで一気通貫でサポートしてくれるため、ボイスボット初導入でも安心して任せられます。

    導入形態クラウド型(要確認)
    ガイダンス設定継続チューニング対応(運用を重ねるほど認識精度が向上)
    スケール対応インバウンド・アウトバウンド双方に対応
    外部連携基幹システムとのカスタムAPI連携対応
    料金要問い合わせ

    NTT東日本 AI IVR(NTT東日本株式会社)

    引用:NTT東日本 AI IVR公式サイト

    NTT東日本が提供する「生成AIを活用したIVRソリューション」は、問い合わせへの応対・担当者振り分け・通話要約までをAIが一貫して担うAI IVRです。FAQやマニュアル資料だけでなく、Web検索と連動して最新情報を案内したり、Salesforce・kintoneなどのCRM/SFAと接続して顧客情報を踏まえた高精度な応対も実現します。

    AWS基盤を活かした高いカスタマイズ性と、NTT東日本のサポート体制が安心感をもたらします。不在時・在宅スタッフへはメール・SMSで通話要約を送信し、オペレーターの対応スピード向上にも貢献します。

    導入形態クラウド型(AWS基盤・高いカスタマイズ性)
    ガイダンス設定AIがFAQ・マニュアル資料をもとに回答を自動生成
    スケール対応NTT東日本のサポート体制(大規模法人向け対応)
    外部連携Salesforce・kintoneなどCRM/SFA連携対応
    料金要問い合わせ

    【ビジュアル・SMS連携型】のおすすめ電話自動応答システム

    最後に、電話+SMS+Webを組み合わせて顧客の自己解決を促進するビジュアル・SMS連携型を3社紹介します。

    モバイルウェブ ビジュアルIVR(NTTドコモビジネスX株式会社)

    引用:モバイルウェブ ビジュアルIVR公式サイト

    モバイルウェブ ビジュアルIVRは、顧客から電話がかかってきた際にSMSでURLを送信してWebへ誘導し、画面上のメニュー操作で顧客が自己解決できるビジュアルIVRです。音声ガイダンスのみでは難しい複雑な情報伝達(URL案内・フォーム入力・アンケートなど)をWebで補完でき、コールセンターへの入電数削減と顧客満足度向上を同時に実現します。

    管理画面は目的に応じて柔軟に設計でき、コールバック予約受付サイト・メールフォーム・アンケートフォームの作成、各ページのアクセス数取得なども可能です。ガラケーを含む幅広いデバイスに対応している点も特徴です。

    導入形態クラウド型(幅広いデバイス対応・ガラケー含む)
    ガイダンス設定管理画面でWebページを柔軟に設計・目的に応じたカスタマイズ可
    スケール対応NTTドコモビジネスXによる安定運用(要確認)
    外部連携各ページのアクセス数取得で効果測定可能(CRM連携は要確認)
    料金月額30,000円〜 初期費用15,000円〜

    TeleForce(株式会社メディア4u)

    引用:TeleForce公式サイト

    TeleForceは、IVRとSMS送信を組み合わせて電話対応を効率化する顧客対応ソリューションです。コールフローは無制限に作成でき、時間・曜日ごとのガイダンス設定も可能なため、複雑な対応シナリオにも対応します。問い合わせ内容に応じて有人対応・SMS送信を振り分けられ、URLやメールアドレスなど口頭では伝えにくい情報をSMSで送ることで顧客の自己解決を促します。

    通話内容の録音・文字起こし・AI要約機能も搭載しており、オペレーターの業務記録を自動化できます。初期費用0円で始められるため、コストを抑えながらIVR×SMS連携を試したい企業に向いています。

    導入形態クラウド型(初期費用0円)
    ガイダンス設定時間・曜日ごとのガイダンス設定可・コールフロー無制限に作成可
    スケール対応要確認
    外部連携外部システムとのAPI連携対応
    料金要問い合わせ

    Smart desk W(株式会社Wiz)

    引用:Smart desk W公式サイト

    Smart desk Wは、IVR(自動音声応答)と有人電話代行を組み合わせたハイブリッドサービスです。用件ごとにIVRで電話を自動振り分けし、自動対応が難しい問い合わせは独自基準をクリアしたオペレーターがリアルタイムに代行。本当に必要な電話だけが担当者に転送されるため、不要な電話対応から完全に解放されます。

    IVRで事前に電話を仕分けることで電話代行単独利用よりもコストを抑えられる点も魅力です。ラクスル・ナレッジラボなど各業種での導入実績があり、月額8,800円(ライトプラン・受電100件まで)から始められます。

    導入形態クラウド型(初期費用なし)
    ガイダンス設定用件ごとにIVRで振り分け設定(詳細は要確認)
    スケール対応受電100件/月〜(超過分は従量課金)
    外部連携要確認
    料金月額8,800円〜(ライトプラン・受電100件まで) 101件以降200円/件

    まとめ

    電話自動応答システム(IVR)は、代表電話の振り分けから大規模コールセンターの業務効率化、AIによる問い合わせ自動完結まで、幅広い課題に対応できるシステムです。本記事では15サービスを以下の4タイプに分類してご紹介しました。

    • 業務効率化・代表電話型:月額数千円〜のクラウド型サービスで、中小企業がスモールスタートしたい場合に最適
    • コールセンター強化型:大量入電への対応力と高度な分析・連携機能が求められる場合に最適
    • AI自動応答型:プッシュ操作なしの自然な会話対応や24時間365日の完全自動化を目指す企業に最適
    • ビジュアル・SMS連携型:電話+Web+有人代行を組み合わせて顧客体験と業務効率を両立させたい場合に最適

    まずは自社の1日あたりの入電数・対応したい業務範囲・予算感を整理した上で、本記事の診断ツールを活用してタイプを絞り込み、複数サービスの資料を比較することをおすすめします。

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