営業事務代行おすすめ15選比較。タイプ別の選び方と費用相場まで解説

「営業事務の担当者が辞めてしまい、後任が見つからない…」

こんな状況に陥っていませんか。

見積書の作成、受注データの入力、請求書の発行、取引先からの納期確認の電話。ひとつひとつは短い作業でも、積み重なると1日が終わってしまいます。しかも担当者が1人しかいなければ、その人が休んだ瞬間に営業活動そのものが止まります。

かといって採用しようにも、営業事務は有効求人倍率が高く、募集をかけてもなかなか集まりません。結果として営業担当者が事務作業を巻き取り、商談に使える時間がどんどん削られていきます。

そんなときの選択肢が「営業事務代行」です。オンラインアシスタントを月10時間から使う方法もあれば、受発注業務まるごとをBPOとして委託する方法もあり、規模や課題に応じて選べる幅が広がっています。

本記事では、営業事務代行サービス15社を3つのタイプに分けて紹介します。あわせて、依頼できる業務の全体像・費用相場・比較すべき5つのポイント、そして自社に合うタイプがわかる診断ツールもご用意したので参考にしてみてください。

営業事務代行とは?

営業事務代行とは、営業活動に付随する事務作業を外部の専門スタッフやチームに委託するサービスです。見積書・請求書の作成、受発注データの入力、営業リストの整備、取引先からの問い合わせ対応といった業務を社外に切り出し、営業担当者が商談や顧客フォローに集中できる状態をつくることを目的としています。

近年は在宅ワーカーを活用したオンラインアシスタント型のサービスが増え、月10時間程度の少量から依頼できるようになりました。一方で、受発注センターごと委託する大規模なBPOサービスも従来から存在します。「どこまで任せたいか」によって選ぶべきサービスがまったく変わるのが、この領域の特徴です。

営業事務代行と営業代行・一般事務代行の違い

混同されやすい3つのサービスは、担う領域と成果の測り方で整理すると区別しやすくなります。

サービス担う領域主な成果指標
営業代行テレアポ・商談・クロージングなど「売る活動」そのものアポイント数・受注数
営業事務代行見積・受発注・SFA入力・営業資料作成など営業の後方支援処理件数・削減できた工数
一般事務代行社内向けの庶務・データ入力・書類整理処理件数

営業代行は「売上をつくる」ことが役割ですが、営業事務代行は「営業担当者が売るために動ける状態をつくる」ことが役割です。そのため、成果報酬型の契約が一般的な営業代行に対し、営業事務代行は稼働時間や処理件数に応じた課金が中心になります。

また、一般事務との違いは取引先との接点の有無にあります。営業事務は取引先へ直接連絡を取る場面が多く、納期回答の遅れや見積金額の誤りがそのまま取引に響きます。単なるデータ入力より一段高い正確さと商材理解が求められる領域です。

「売る活動そのもの」を外部に任せたい場合は、営業代行のほうが目的に合います。違いをもう少し詳しく把握しておきたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

関連記事:営業代行会社おすすめ21選比較。市場動向・「やめとけ」の真相・失敗しない選び方まで解説

営業事務代行に依頼できる業務

営業事務代行に任せられる業務は、大きく「社内向け」「社外向け」「システム関連」の3つに分かれます。まずは自社で発生している業務がどこに当てはまるかを確認してみてください。

なお、手が足りていないのが営業まわりだけとは限りません。経理・労務・総務も含めて外注できる範囲を先に把握しておくと、契約を分散させずに済みます。

関連記事:バックオフィス代行会社13社比較。業務シミュレーションから選び方まで解説

社内向け業務

業務内容
見積書・請求書・納品書作成フォーマットへの転記から発行・送付まで。契約書の作成補助も対応可能な場合あり
受発注データ入力注文書の受付・チェック、受注システムへの入力、出荷指示
営業リスト作成・更新企業情報の収集、リスト化、重複チェック・名寄せ
提案資料・営業資料作成パワーポイントでの提案書作成、既存フォーマットへの流し込み
レポート集計売上実績・案件進捗の集計、Excelでのグラフ作成
議事録・スケジュール管理商談の議事録作成、営業担当者の日程調整

社外向け業務

業務内容
問い合わせメール対応マニュアルに沿った一次対応、資料送付
商談日程の調整取引先とのアポイント調整、会議室・オンライン会議の手配
電話の一次受付代表電話の受電、取り次ぎ、納期確認の回答
納期連絡・クレーム一次対応取引先への進捗連絡、初期対応と社内エスカレーション
外国語でのメール対応英語をはじめとする多言語での問い合わせ返信・リサーチ

システム関連業務

業務内容
SFA/CRMへのデータ入力Salesforceなどへの商談情報・顧客情報の入力と整備
受発注システムの処理専用システムへの受注登録、伝票処理
MAツールの運用サポートリード情報の管理、メール配信の設定補助
AI-OCR・RPAを使った自動化紙・FAX注文書のデータ化、定型処理の自動化

注意したいのは、サービスによって対応できない領域がはっきり分かれている点です。たとえばオンライン完結型のサービスでは、電話対応や紙書類の処理を対象外としているケースがあります。逆にBPO型では、常駐やセンター対応まで含めて任せられます。

なお、営業リストの作成だけが課題であれば、リスト作成に特化したサービスを使うほうが費用対効果は高くなります。切り出したい業務が明確な方は、以下もあわせてご検討ください。

関連記事:営業リスト作成代行会社おすすめ15選!費用相場から選び方までご紹介
関連記事:営業資料作成代行おすすめ15選比較。費用相場から選び方まで解説

営業事務代行の費用相場

営業事務代行の費用は、依頼形態によって大きく変わります。オンラインアシスタント型は「月間の稼働時間」で課金され、BPO型は「業務量や体制(FTE)」に応じた個別見積もりが基本です。

以下は、本記事で紹介する15社の公式サイトに掲載されている料金をもとにした相場の目安です。

依頼範囲相場概要
月10〜20時間(部分委託)月2.5万〜9万円資料作成・データ入力など切り出しやすい作業が中心
月30時間(標準プラン)月8万〜20万円見積・請求書作成、営業リスト整備、問い合わせ一次対応まで
月45〜60時間(半常勤相当)月13万〜20万円受発注処理を含む営業事務のまとまった委託
BPO・センター委託要問い合わせ業務設計から運用まで。FTE単位・処理件数単位での契約が中心

時間単価に換算すると、おおむね2,500〜4,500円がボリュームゾーンです。BPO型については、本記事で確認した5社すべてが公式サイトで料金を公開しておらず、個別見積もりとなります。

費用が変動する4つの要因

同じ「月30時間」でも、サービス間で2倍以上の価格差が生じます。その差を生んでいるのは主に次の4点です。

1. 契約期間の長さ

多くのサービスが契約期間に応じた段階料金を設定しています。i-STAFFの場合、3ヶ月契約のライトプランが月114,000円(税込125,400円)であるのに対し、12ヶ月契約のプレミアムプランは月81,000円(税込89,100円)と、同じ実働30時間でも約29%の差がつきます。CASTER BIZ assistantも6ヶ月プランと12ヶ月プランで月額12,000円の差があります。

長期契約のほうが単価は下がりますが、業務量が読めない段階で長期契約を結ぶと、使い切れない時間の分だけ割高になります。最初は短期プランで試し、業務量が固まってから長期契約に切り替える進め方が現実的です。

2. 稼働時間の繰り越しと超過料金の扱い

契約時間を使い切れなかった場合の扱いは、サービスによって正反対です。My Assistantは未使用分を翌月に自動繰り越しできる一方、i-STAFFやHELP YOUは原則として繰り越しができません(HELP YOUは初月のみ繰り越し可)。

逆に契約時間を超えた場合も、HELP YOUは1時間あたり4,000円(税抜)、フジ子さんは通常時間単価の1.5倍が加算されます。月ごとの業務量に波がある企業ほど、この2つの条件が実質単価を大きく左右します。

3. 業務の専門性とシステム対応の範囲

汎用的なデータ入力や資料作成に比べ、SFA/CRMの運用や受発注システムへの入力は単価が上がる傾向にあります。Remoba営業事務は月30時間で月180,000円(税別・年間プラン)と本記事の中では高めですが、Salesforceなどへの入力や受発注システムの処理まで対応範囲に含めているためです。

4. 対応時間帯とセキュリティ要件

平日日中のみの対応が標準で、土日・夜間はオプション扱いになるサービスがほとんどです。Remobaアシスタントは土日・深夜対応を月50,000円の追加で提供しています。また、機密性の高い情報を扱う場合は仮想デスクトップ環境の利用や個別のセキュリティ要件対応が必要になり、その分の費用が上乗せされることがあります。

派遣・正社員採用と比べたときのコスト構造

「代行のほうが安い」と単純に結論づける前に、稼働時間の違いを押さえておく必要があります。

厚生労働省の「令和6年度 労働者派遣事業報告書の集計結果」によると、派遣料金の平均は8時間換算で26,257円(時間換算 約3,282円)です。またdodaの職種図鑑では、営業事務の平均年収は350.8万円と公表されています(調査期間2023年9月〜2024年8月、有効回答約40万件)。

一方、オンラインアシスタントの月30時間プランは年間で約100〜180万円です。金額だけを見れば代行が安く見えますが、正社員のフルタイム稼働は年1,800〜2,000時間、月30時間プランは年360時間であり、そもそも比べている業務量が5倍以上違います。

判断すべきは「同じ業務量あたりの単価」です。フルタイム1人分の業務量が恒常的に発生しているなら、採用や派遣のほうが単価は安くなります。逆に、月30時間分の業務のために正社員を1人雇うのは明らかに割高であり、そこが営業事務代行の使いどころになります。

採用・派遣も含めて比較検討したい方は、以下の記事も参考にしてください。

関連記事:【法人向け】人材派遣会社おすすめ16選比較。費用相場・派遣形態・選び方を解説

営業事務代行を選ぶ際に確認すべき5つの比較ポイント

営業事務代行は「どこも似たようなもの」ではありません。対応できる業務の範囲も、体制も、動ける時間帯も各社で大きく異なります。契約後に「思っていた業務が頼めなかった」とならないよう、次の5点は必ず確認してください。

  • 営業事務の実務経験とシステム対応力があるか
  • 対応できる業務範囲(電話・紙・システム)が自社と合っているか
  • 稼働形態が「チーム制」か「専属制」か「センター集約」か
  • 対応時間帯とレスポンス速度が営業の動きに追いつくか
  • セキュリティ体制と契約条件の柔軟性

営業事務の実務経験とシステム対応力があるか

営業事務は、単なるデータ入力とは求められるスキルが異なります。見積金額の算定根拠を理解していなければ誤りに気づけませんし、受注入力では商材コードや納期のルールを把握している必要があります。「パソコン業務ならなんでも」と謳っているサービスでも、営業事務の実務経験者をアサインできるかは別問題です。

特に確認したいのが、SFA/CRMへの対応可否です。Salesforceやkintoneに商談情報を入力してもらいたい場合、ツールの操作経験があるアシスタントが在籍しているかどうかで、立ち上がりのスピードがまったく変わります。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 営業事務・受発注の実務経験者をアサインできるか
  • 自社が使っているSFA/CRM・受発注システムの操作経験があるか
  • アサイン前に業務内容をヒアリングし、適性のある人材を選んでくれるか

自社のSFA運用そのものを見直したい場合は、ツール側の選定から検討するのも有効です。

関連記事:SFA(営業支援)ツール比較10選。特徴・企業規模別におすすめを紹介

対応できる業務範囲(電話・紙・システム)が自社と合っているか

営業事務代行の対応範囲で、最も差が出るのが電話対応と紙書類の処理です。オンライン完結型のサービスの中には、これらを明確に対象外としているものがあります。たとえばRemoba営業事務は「電話対応と紙を扱った業務は対応していません」と公式サイトに明記しています。

一方で、CASTER BIZ assistantは受電代行を、Fammアシスタントオンラインは受電・架電の両方をメニューに含めています。BPO型であれば、注文書のFAX受付から出荷指示、書類の郵送まで一括で任せられます。

自社の営業事務の中で、電話や紙が占める割合を先に洗い出しておくと、選定の精度が上がります。

  • 取引先からの電話を一次受付してもらう必要があるか
  • FAX注文書・押印書類など紙を扱う業務が残っているか
  • SFA/CRM・受発注システムへのログインを外部に許可できるか

電話対応だけを切り出したい場合は、専門の電話代行サービスを併用するほうが安く済むケースもあります。

関連記事:電話代行サービスおすすめ15選比較。目的別の選び方を診断付きで解説

稼働形態が「チーム制」か「専属制」か「センター集約」か

稼働形態は、そのままリスクの所在に直結します。

チーム制は、複数のアシスタントがディレクターの指示のもとで分担する方式です。HELP YOUは平均5名のチームで対応すると公表しており、担当者が休んでも業務が止まりにくい点が強みです。一方で、依頼のたびに背景を説明する手間が発生しやすくなります。

専属制は、同じ担当者が継続して対応する方式です。Fammアシスタントオンラインは専属担当制を採り、原則として契約後の担当変更は行わない方針を示しています。業務理解が深まりやすい反面、担当者の稼働が止まると業務も止まります。

センター集約型は、BPO事業者の拠点に業務そのものを移す方式です。ビーウィズは全国に分散していた営業アシスタント機能を1つのセンターに集約する事例を公開しており、大量処理と標準化を同時に進められます。ただし立ち上げには業務調査と設計の期間が必要です。

対応時間帯とレスポンス速度が営業の動きに追いつくか

営業事務は、取引先の営業時間に合わせて動く必要があります。平日9時〜18時の対応が標準であり、土日・夜間は追加料金またはオプション扱いというサービスがほとんどです。

Remobaアシスタントは平日9:00〜17:00が基本で、土日・深夜対応は月50,000円の追加となります。i-STAFFも平日9時〜18時が基本で、土日・深夜はカスタマイズでの対応です。HELP YOUはコアタイムを設けず海外在住メンバーの活用で時間帯を広げられる一方、土日祝や年末年始は休業と明示しています。

自社の受注ピークが月末月初に集中する、あるいは土曜も取引先が稼働している、といった事情がある場合は、この条件が決め手になります。

  • 取引先の営業時間に対応できる稼働時間帯か
  • 依頼に対する返信の目安時間が明示されているか
  • 繁忙期に稼働時間を上乗せできる仕組みがあるか

セキュリティ体制と契約条件の柔軟性

営業事務は、顧客の連絡先・取引条件・与信情報といった機密性の高いデータを扱います。一般的な事務代行よりも情報漏えいのリスクが高い領域だと考えて選ぶべきです。

判断材料になるのが第三者認証の有無です。本記事の15社では、ビーウィズがISO 27001:2022とプライバシーマーク、トランスコスモスがISO/IEC 27001:2022とISO/IEC 27017およびプライバシーマーク、Remobaが情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証を公表しています。一方、認証取得を公式サイトに掲載していないサービスもあり、その場合は秘密保持契約の内容と実際の情報管理体制を個別に確認する必要があります。

契約条件では、途中で業務量を増減できるか、解約時の通知期限が何ヶ月前かも見落とせません。フジ子さんは契約1ヶ月からの自動更新で、解約は1ヶ月前の連絡が必要と公表しています。StepBaseは最短1ヶ月から契約でき、月10時間単位で調整可能です。

営業事務代行の選び方

営業事務代行は、依頼したい業務の広さと社内の業務整理の進み具合によって、選ぶべきサービスがはっきり分かれます。ここでは3つのタイプに分類し、それぞれの特徴と向いている企業をご紹介します。

  1. オンラインアシスタント型 | 複数領域の事務をまとめて、少量から柔軟に任せたい場合
  2. 営業事務特化・専門スキル型 | 受発注処理やSFA/CRM運用まで踏み込んで任せたい場合
  3. BPO・センター集約型 | 業務設計・標準化から丸ごと委託したい場合

① オンラインアシスタント型(複数領域の事務をまとめて、少量から柔軟に任せたい場合)

月10〜30時間程度の稼働時間を購入し、その枠内で幅広い業務を依頼できるタイプです。営業事務だけでなく、経理・労務・秘書・資料作成なども同じ契約内で頼めるため、「事務全般の手が足りない」という状態にそのまま効きます。

複数のアシスタントによるチーム制を採るサービスが多く、担当者の退職や休職で業務が止まるリスクを抑えられる点も特徴です。契約期間も1ヶ月から選べるものがあり、まずは小さく試してから広げる進め方ができます。

一方で、電話対応や紙書類の処理は対応範囲外だったり、追加費用がかかったりする場合があります。また、業務手順が社内で固まっていないと依頼のたびに説明コストが発生するため、ある程度マニュアル化できている業務から切り出すのが前提になります。

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
CASTER BIZ assistant
月額 132,000円〜/30時間
オンラインアシスタント型
累計6,000社以上の導入実績。受電代行やオフライン業務も同一契約内で相談できる
HELP YOU
月額 100,000円〜/30時間
オンラインアシスタント型
営業事務専用メニューを用意。チーム制と1名専属制を契約時に選べる
フジ子さん
月額 59,600円〜/20時間
オンラインアシスタント型
月10時間から依頼可能で契約は1ヶ月から。無料トライアル2時間あり
My Assistant
月額 25,000円〜/10時間
オンラインアシスタント型
初期費用0円・未使用時間の自動繰り越しに対応した少量特化プラン
タスカル
月額 25,000円〜/10時間
オンラインアシスタント型
10時間単位で契約でき、スポット稼働にも対応する低価格帯サービス

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② 営業事務特化・専門スキル型(受発注処理やSFA/CRM運用まで踏み込んで任せたい場合)

営業プロセスに近い実務を担えるタイプです。見積書・納品書の作成や受発注システムへの入力、Salesforceなどへの商談データ登録といった、商材や取引ルールの理解が求められる業務まで踏み込んで対応します。

専属担当制を採るサービスや、営業事務専用のプランを持つサービスがここに含まれます。同じ担当者・同じチームが継続的に業務を担うため、依頼の説明にかかる時間が回を追うごとに減っていくのが強みです。フリーランス人材を紹介する形態のサービスであれば、週1日から必要なスキルの人材だけを確保することもできます。

汎用的なオンラインアシスタントより単価は高めになる傾向がありますが、営業事務そのものを任せたい場合はこちらのほうが結果的に工数削減効果は大きくなります。

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
Remoba営業事務
月額 180,000円〜/30時間
営業事務特化・専門スキル型
SFA/CRM入力・受発注システム処理まで対応範囲に明記。ISMS認証取得
i-STAFF
月額 81,000円〜/30時間
営業事務特化・専門スキル型
営業アシスタント専用メニューを持ち、採用率1%の選考を通過した人材が対応
StepBase
月額 48,000円〜/10時間
営業事務特化・専門スキル型
30年以上のBPO実績を持つ直接雇用スタッフがチームを組成。最短1ヶ月契約
Fammアシスタントオンライン
月額 40,000円〜
営業事務特化・専門スキル型
専属担当制で、受電・架電を含む電話業務まで依頼できる
クラウドワークス エージェント
時間単価 1,500円〜
営業事務特化・専門スキル型
必要なスキルのフリーランス人材を週1日から確保できる紹介型サービス

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③ BPO・センター集約型(業務設計・標準化から丸ごと委託したい場合)

業務の調査・分析から設計、運用、改善までを一貫して請け負うタイプです。「何をどう任せればいいかわからない」という段階から相談できる点が、他の2タイプとの決定的な違いになります。

各拠点にばらばらに存在していた受発注業務を1つのセンターに集約したり、FAX中心の受注をEDI化して処理そのものを減らしたりと、業務量を削る方向の提案まで含まれます。属人化の解消や繁閑差への対応といった、仕組み側の課題を抱えている企業に向いています。

料金は個別見積もりで、稼働規模はFTE(フルタイム換算の人数)単位になるため、月数時間の切り出しには向きません。また、立ち上げには業務調査と設計の期間が必要です。ただし常駐対応や紙・電話を含む業務にも対応でき、任せられる範囲の広さは3タイプの中で最も大きくなります。

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
営業事務BPOサービス
要問い合わせ
BPO・センター集約型
引き合いから請求まで営業プロセス全体をカバー。常駐・センターの両形態に対応
営業BPO
要問い合わせ
BPO・センター集約型
分散した営業アシスタント機能の1センター集約に強み。ISO 27001とPマークを取得
セールスバックオフィスサービス
要問い合わせ
BPO・センター集約型
見積試算から契約手続き・請求回収まで一気通貫。代理店サポートにも対応
バックオフィスサービス
要問い合わせ
BPO・センター集約型
30年1,000社の実績。請求書発行・入金消込など経理寄りの業務に強い
営業事務・受発注BPO
要問い合わせ
BPO・センター集約型
全国の拠点網を活かした体制構築と、業務調査から始まる3ステップの導入プロセス

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営業事務代行おすすめ15選一覧比較表

以下は、本記事で紹介する営業事務代行サービスの一覧比較表です。

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
CASTER BIZ assistant
月額 132,000円〜/30時間
オンラインアシスタント型
累計6,000社以上の導入実績。受電代行やオフライン業務も同一契約内で相談できる
HELP YOU
月額 100,000円〜/30時間
オンラインアシスタント型
営業事務専用メニューを用意。チーム制と1名専属制を契約時に選べる
フジ子さん
月額 59,600円〜/20時間
オンラインアシスタント型
月10時間から依頼可能で契約は1ヶ月から。無料トライアル2時間あり
My Assistant
月額 25,000円〜/10時間
オンラインアシスタント型
初期費用0円・未使用時間の自動繰り越しに対応した少量特化プラン
タスカル
月額 25,000円〜/10時間
オンラインアシスタント型
10時間単位で契約でき、スポット稼働にも対応する低価格帯サービス
Remoba営業事務
月額 180,000円〜/30時間
営業事務特化・専門スキル型
SFA/CRM入力・受発注システム処理まで対応範囲に明記。ISMS認証取得
i-STAFF
月額 81,000円〜/30時間
営業事務特化・専門スキル型
営業アシスタント専用メニューを持ち、採用率1%の選考を通過した人材が対応
StepBase
月額 48,000円〜/10時間
営業事務特化・専門スキル型
30年以上のBPO実績を持つ直接雇用スタッフがチームを組成。最短1ヶ月契約
Fammアシスタントオンライン
月額 40,000円〜
営業事務特化・専門スキル型
専属担当制で、受電・架電を含む電話業務まで依頼できる
クラウドワークス エージェント
時間単価 1,500円〜
営業事務特化・専門スキル型
必要なスキルのフリーランス人材を週1日から確保できる紹介型サービス
営業事務BPOサービス
要問い合わせ
BPO・センター集約型
引き合いから請求まで営業プロセス全体をカバー。常駐・センターの両形態に対応
営業BPO
要問い合わせ
BPO・センター集約型
分散した営業アシスタント機能の1センター集約に強み。ISO 27001とPマークを取得
セールスバックオフィスサービス
要問い合わせ
BPO・センター集約型
見積試算から契約手続き・請求回収まで一気通貫。代理店サポートにも対応
バックオフィスサービス
要問い合わせ
BPO・センター集約型
30年1,000社の実績。請求書発行・入金消込など経理寄りの業務に強い
営業事務・受発注BPO
要問い合わせ
BPO・センター集約型
全国の拠点網を活かした体制構築と、業務調査から始まる3ステップの導入プロセス

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    【オンラインアシスタント型】の営業事務代行サービス

    まず初めに、オンラインアシスタント型の営業事務代行サービス5社をご紹介します。

    CASTER BIZ assistant(株式会社キャスター)

    引用:CASTER BIZ assistant

    累計6,000社以上に導入されたオンラインアシスタントの代表格です。秘書・事務・人事・経理サポート・翻訳・制作といったカテゴリを1つの契約でカバーし、事務カテゴリには見積書・請求書作成、データ入力・整理、営業資料作成、リサーチが含まれます。

    営業事務の観点で注目したいのが、対応メニューに受電代行とオフライン対応が用意されている点です。オンライン完結型のサービスでは対象外になりがちな電話や紙の業務も、同じ契約の中で相談できます。依頼は専用システムやSlackから行い、最短3営業日で利用を開始できる体制が整っています。

    チーム制でアシスタントを組成するため、特定の担当者に業務が依存しません。導入初期の業務整理を支援する「導入コンシェルジュ」を月額50,000円(税込55,000円)のオプションとして用意しており、何をどう切り出すか迷っている段階からの相談も可能です。

    対応業務範囲見積書・請求書作成、データ入力、営業資料作成、リサーチ、受電代行、オフライン対応
    稼働形態・体制チーム制。最短3営業日で利用開始
    対応時間帯24時間365日体制(電話受付は9:00〜17:00)
    セキュリティ体制プライバシーマーク取得
    料金目安30時間/月 132,000円〜

    HELP YOU(株式会社ニット)

    引用:HELP YOU

    営業事務専用のサービスメニューを明示的に用意しているオンラインアシスタントです。営業データの管理、営業先リストの作成、見積書・契約書・請求書作成、問い合わせ対応・営業メール送信、外国語メール対応まで、営業まわりの事務が一通り揃っています。

    体制を契約時に選べる点が特徴です。チームプランは平均5名のチームで業務を分担し、業務マニュアルを作成することで特定の人に依存しない仕組みを構築します。一方の1名専属プランは、契約時にリストの中から1人のアシスタントを指名し、毎日2〜3時間の稼働で継続的にサポートします。短期集中で大量の業務を処理したい場合は、1名〜数十名まで体制を組めるスポットプランも選べます。

    約500人のアシスタントの中から最短3日で人材が見つかる点、AI-OCRやRPAを活用した自動化にも対応する点も強みです。ただし、オンラインで完結しない業務や決済業務、マイナンバー・クレジットカードなどの機密情報を扱う業務は依頼対象外と明記されています。

    対応業務範囲営業データ管理、営業先リスト作成、見積書・契約書・請求書作成、問い合わせ・営業メール対応、外国語メール対応
    稼働形態・体制チーム制(平均5名)/1名専属/スポットから選択。最短3日
    対応時間帯コアタイムなし・返信24時間以内。土日祝・年末年始は休業
    セキュリティ体制全アシスタントとNDA締結、定期セキュリティチェック
    料金目安30時間/月 100,000円〜。超過は1時間4,000円

    フジ子さん(BPOテクノロジー株式会社)

    引用:フジ子さん

    月10時間から、契約期間1ヶ月から利用できる導入ハードルの低さが持ち味のオンラインアシスタントです。経理・労務・採用・秘書・EC運用代行・WEB/デザイン・営業/マーケ・翻訳・オフラインという9カテゴリを1契約内で横断的に依頼できます。

    無料トライアルとして2時間分の稼働を試せるため、依頼の出し方やレスポンスの質を確認してから本契約に進めます。契約は1ヶ月ごとの自動更新で、10時間単位でのプラン変更にも対応しています。業務量が読みきれない段階から小さく始めたい企業に向いた設計です。

    公式サイトには営業事務を委託した導入事例が多数掲載されており、1〜10名規模のスタートアップから100名以上のメーカーまで導入企業の幅は広く取られています。ITreview Grid Award 2026 Springのオンライン秘書・オンラインアシスタント部門でLeaderを受賞、総務省のテレワーク先駆者百選にも令和4年度に選出されています。

    対応業務範囲営業/マーケ、経理、労務、採用、秘書、EC運用、WEB・デザイン、翻訳、オフライン
    稼働形態・体制アシスタントチーム。月10時間から、10時間単位で変更可
    対応時間帯平日日中が基本(土日祝は要相談)
    セキュリティ体制情報管理教育とセキュリティ技術で管理
    料金目安20時間/月 59,600円〜(契約1ヶ月・無料トライアルあり)

    My Assistant(株式会社キャスター)

    引用:My Assistant

    月10時間・25,000円(税込27,500円)から始められる、少量委託に特化したプラン設計が特徴のサービスです。CASTER BIZ assistantと同じ株式会社キャスターが運営しており、より小さく始めたい企業向けの窓口として位置づけられています。

    営業事務に関わる業務としては、請求書作成、営業日程調整、顧客リストの作成や整理、データ入力、資料作成などに対応します。手順をマニュアルや録画で示せば基本的に何でも依頼可能とされており、定型化できている作業から順に切り出していく使い方に向いています。

    初期費用が0円で、未使用時間を翌月に自動繰り越しできる点も見逃せません。月ごとの業務量に波がある企業にとっては、実質単価を抑えられる仕組みです。5時間分の無料トライアルも用意されています。なお架電業務は本体プランの対象外で、追加サービス「マイアシ calling」として別途提供されています。

    対応業務範囲請求書作成、営業日程調整、顧客リスト作成・整理、データ入力、資料作成、文字起こし
    稼働形態・体制チーム制(1タスク2〜3名)。アシスタントの指名は不可
    対応時間帯午前・午後といった時間帯の指定は可能
    セキュリティ体制要問い合わせ
    料金目安10時間/月 25,000円〜(初期費用0円・未使用分は自動繰り越し)

    タスカル(株式会社Colors)

    引用:タスカル

    年間プランなら10時間25,000円という、本記事の中でも最も低い価格帯から利用できるオンラインアシスタントです。10時間単位で契約でき、スポット稼働にも対応しているため、繁忙期だけ手を借りるといった使い方ができます。

    対応領域は営業事務、マーケティング、Web制作、デザイン、人事、総務、経理と幅広く設定されています。窓口となるディレクターに依頼するだけで業務が進む体制で、依頼のたびに複数のアシスタントとやり取りする必要がありません。最短即日からのサポート開始にも対応しています。

    契約期間によって単価が変わる設計で、3ヶ月プランは10時間あたり40,000円、6ヶ月プランは30,000円、年間プランは25,000円です。まず短期で試し、業務量が固まったら長期プランに切り替えることで単価を下げられます。ただし公式サイトでの情報開示は他社と比べて限定的で、稼働時間帯やセキュリティ体制の詳細は問い合わせでの確認が必要です。

    対応業務範囲営業事務、マーケティング、Web制作、デザイン、人事、総務、経理
    稼働形態・体制ディレクター窓口。10時間単位の契約、スポット可。最短即日
    対応時間帯要問い合わせ
    セキュリティ体制要問い合わせ
    料金目安10時間 25,000円〜

    【営業事務特化・専門スキル型】の営業事務代行サービス

    続いて、営業プロセスに踏み込んだ実務を任せられる専門スキル型のサービス5社をご紹介します。

    Remoba営業事務(株式会社Enigol)

    引用:Remoba営業事務

    SFA/CRMへの入力と受発注システムの処理を、対応業務として公式に明記している数少ないサービスです。Salesforceをはじめとする営業支援システムへのデータ入力、受注・発注システムへの登録まで踏み込んで任せられます。

    対応範囲は、顧客・取引データの管理、情報収集・リサーチ、問い合わせ対応、在庫管理・発注サポート、見積書・請求書・納品書の作成、提案書作成と、営業事務の実務がひととおり揃っています。汎用的なアシスタント業務を扱う「Remobaアシスタント」とは別に、営業事務専用のサービスとして提供されている点も、専門性の裏づけといえます。

    担当チームは原則として同一メンバーで固定されるため、商材や取引ルールの理解が回を追うごとに深まります。情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証を取得しており、機密性の高い取引データを扱う業務でも判断材料が揃っています。ただし電話対応と紙を扱う業務は対応対象外と公式サイトに明記されているため、これらが残っている場合は別の手段との併用が必要です。

    対応業務範囲SFA/CRM入力、受発注システム処理、見積書・請求書・納品書作成、提案書作成、問い合わせ対応(電話・紙は対象外)
    稼働形態・体制チーム制(担当チームは原則同一)。フルリモート
    対応時間帯平日9:00〜17:00。土日・深夜は月50,000円の追加
    セキュリティ体制ISMS認証取得。NDA締結、セキュアブラウザ導入
    料金目安30時間/月 180,000円〜

    i-STAFF(株式会社ビープラスト)

    引用:i-STAFF

    「営業アシスタント」を独立したサービスカテゴリとして掲げているオンラインアシスタントです。顧客リストの管理、情報収集と資料作成、パワーポイントによる提案書の作成、見積書・納品書等の作成、Excelでのデータ入力が営業アシスタントの対応業務として明示されています。

    秘書カテゴリには電話受付代行、経理カテゴリには請求書作成業務が含まれるため、営業事務に必要な業務を1つの契約でまとめて依頼できます。書類の送付・ファイリング・発送といったオフライン業務にも対応しており、オンラインだけで完結しない業務が残っている企業でも使いやすい設計です。

    アシスタントの採用率は1%と公表されており、選考を通過した人材のみが業務にあたります。チーム制での対応となるため、担当者の退職によって業務が止まるリスクを抑えられます。契約期間によって単価が変わり、3ヶ月契約と12ヶ月契約では同じ実働30時間でも月額に33,000円の差が生じます。

    対応業務範囲顧客リスト管理、提案書・見積書・納品書作成、データ入力、請求書作成、電話受付代行、オフライン業務
    稼働形態・体制チーム制。実働30時間〜/月、繰り越し不可、指名不可
    対応時間帯平日9:00〜18:00(土日・深夜はカスタマイズ対応)
    セキュリティ体制外部記録媒体の持ち込み禁止、NDA締結
    料金目安30時間/月 81,000円〜

    StepBase(パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社)

    引用:StepBase

    30年以上のアウトソーシング実績を持つパーソルグループが、オンライン業務代行として提供するサービスです。営業事務メニューには商談日程調整、見積作成、資料作成、フォーマット作成が挙げられており、経理・採用・人事労務・総務・秘書・一般事務・WEBマーケティングと同じ契約内で組み合わせられます。

    対応するのは業務委託のフリーランスではなく、採用倍率500倍超の選考を通過した直接雇用の専門スタッフです。7,000以上の業務フローの蓄積をもとに、預かる業務に合わせてチームを組成します。顧客継続率98%以上(2026年4〜6月の解約率をもとに自社調べ)という数値も公表されています。

    月10時間・月額4.8万円(税別)から契約でき、契約期間の縛りも最短1ヶ月と柔軟です。ISMSをはじめとする情報セキュリティの認証・管理体制のもと、端末にデータを残さない仮想デスクトップ環境を整備している点も、機密情報を扱う営業事務では判断材料になります。

    対応業務範囲商談日程調整、見積作成、資料作成、フォーマット作成、請求書発行、人事労務、総務、秘書
    稼働形態・体制業務に合わせてチーム組成。直接雇用スタッフが対応。最短24時間後から
    対応時間帯土日・祝日を除く平日のみ
    セキュリティ体制ISMS等の認証・管理体制。仮想デスクトップ環境
    料金目安10時間/月 48,000円〜(契約は最短1ヶ月から)

    Fammアシスタントオンライン(Timers inc.)

    引用:Fammアシスタントオンライン

    専属担当制を採り、受電・架電を含む電話業務まで依頼できるオンラインアシスタントです。営業事務のメニューとして営業リスト作成、商談調整、営業資料作成が明示されており、電話代行が独立したサービスカテゴリとして用意されています。

    業務内容や稼働時間などの条件から最もマッチするアシスタントを紹介する形式で、原則として契約後の担当変更は行いません。同じ担当者が継続して業務にあたるため、商材や社内ルールの説明を繰り返す必要が減り、依頼のたびの伝達コストを抑えられます。

    アシスタントは実務経験3〜5年以上を持つ20〜40代が中心とされています。営業事務以外にも、ECショップ運用、SNS運用代行、広告運用サポート、動画編集、Webデザイン、人事業務、経理サポートまで対応領域は広く、月額40,000円から利用できます。契約は6ヶ月プランからで、コミュニケーションはSlackやChatwork、メールで行います。

    対応業務範囲営業リスト作成、商談調整、営業資料作成、受電・架電代行、請求書処理、データ入力、秘書業務
    稼働形態・体制専属担当制(原則変更なし)。オンライン対応
    対応時間帯要問い合わせ
    セキュリティ体制在籍アシスタントとNDA締結
    料金目安月額40,000円〜(6ヶ月プランからの契約)

    クラウドワークス エージェント(株式会社クラウドワークス)

    引用:クラウドワークス エージェント

    必要なスキルを持つフリーランス人材を、週1日から確保できる紹介型のサービスです。旧「ビズアシ」「クラウドテック」を統合したサービスとして提供されており、バックオフィス領域では一般事務、営業事務、秘書、データ入力、資料作成、翻訳、EC運営、カスタマーサポートに対応しています。

    料金はフリーランスの稼働分のみで、ヒアリングから契約までは無料です。人材例として営業事務アシスタントは時間単価1,500円と提示されており、請求書発行や顧客データ管理、営業リスト作成といった業務を担います。必要な工数だけを直接的な人件費として支払う形になるため、月あたりの稼働が読みやすい業務では単価を抑えやすい構造です。

    登録フリーランスは670万人以上(2024年9月現在)で、最短3日での参画が可能とされています。契約形態は業務委託(準委任)で、最低契約期間は1か月または3か月です。プライバシーマークを取得しており、情報の取り扱い体制についても確認できます。ただしチーム制ではなく個人へのマッチングとなるため、稼働が止まった際のバックアップは事前に確認しておくと安心です。

    対応業務範囲営業事務(請求書発行、顧客データ管理、営業リスト作成)、一般事務、秘書、データ入力、資料作成
    稼働形態・体制フリーランス紹介型。週1〜5日、最短3日で参画
    対応時間帯要問い合わせ
    セキュリティ体制プライバシーマーク認証取得
    料金目安稼働分のみ。営業事務アシスタントは時間単価1,500円〜(最低契約1か月または3か月)

    【BPO・センター集約型】の営業事務代行サービス

    最後に、業務設計から運用まで一貫して委託できるBPO・センター集約型のサービス5社をご紹介します。

    営業事務BPOサービス(パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社)

    引用:パーソルビジネスプロセスデザイン

    引き合いから請求までの営業プロセス全体を、工程ごとに切り出して委託できるBPOサービスです。取引先マスタ登録・与信調査・電話対応・DM発送といった引き合い工程から、提案資料作成・見積書発行、受発注受付、納品書・請求書発行、返品やクレーム対応、売上実績の集計・営業活動報告まで対応範囲に含まれます。

    業務構築の専門部隊が現状を調査・分析したうえで、委託に向けて業務を設計する体制を取っています。「どの業務をどう切り出せばいいかわからない」という段階から相談できる点が、オンラインアシスタント型との決定的な違いです。提供形態は企業先に常駐するオンサイト型と、全国複数拠点のオフサイトセンター型の両方に対応します。

    導入事例として、東電タウンプランニングの共架オペレーションセンターでは、判断基準の可視化により社員3人体制を1人体制に縮小し、納期順守を実現しています。BPO事業全体では500社以上の課題解決実績を公表しています。料金は一式での固定額請求と、業務件数に比例した従量単価請求のいずれかが中心です。

    対応業務範囲取引先マスタ登録、与信調査、見積書作成・発行、受発注受付、納品書・請求書発行、クレーム対応、売上実績集計
    稼働形態・体制オンサイト(常駐)とオフサイトセンターの両形態に対応。専門部隊が業務設計
    対応時間帯要問い合わせ
    セキュリティ体制要問い合わせ
    料金目安要問い合わせ

    営業BPO(ビーウィズ株式会社)

    引用:ビーウィズ

    各拠点に分散していた営業アシスタント機能を1つのセンターに集約することを得意とするBPOサービスです。受発注処理、データ入力、顧客対応、修理受付、パーツ注文対応を引き受けながら、あわせて業務プロセスの標準化と可視化を進めます。

    企画・設計の段階で業務フロー、手順書、マニュアルを作成するため、属人化した業務を仕組みに置き換える効果が期待できます。拠点ごとに手順が違う、担当者によって回答が変わるといった課題を抱えている企業に向いた進め方です。

    導入事例では、荏原製作所において応対品質のばらつきと属人化を解消し、品質の安定化と業務フローの標準化を実現しています。家電メーカーの事例では、納期遵守率100%とAI-OCR導入による工数削減率78%という成果を公表しています。セキュリティ面ではISO 27001:2022とプライバシーマーク(認証番号21000328)の両方を取得しています。

    対応業務範囲受発注処理、データ入力、顧客対応、修理受付、パーツ注文対応、業務プロセスの標準化
    稼働形態・体制複数拠点を1センターに統合する集約方式。手順書・マニュアルを作成
    対応時間帯要問い合わせ
    セキュリティ体制ISO 27001:2022、プライバシーマーク(21000328)
    料金目安要問い合わせ

    セールスバックオフィスサービス(トランスコスモス株式会社)

    引用:トランスコスモス

    見積試算から申込受付、契約手続き、請求・回収までを一気通貫で引き受けるBPOサービスです。販売・契約・請求サポート、代理店サポート、統合受注といった複数のメニューが用意されており、販売プロセス全体の後方支援を担います。

    代理店を介した販売網を持つ企業にとっては、代理店向けの各種問い合わせ対応や契約手続き支援、修理受付までカバーできる点が実用的です。文書のデータ化・電子化と検索キーの付与にも対応しており、紙で残っている契約書類の整理から相談できます。

    導入事例では、LIXILの案件で運用コストの30%削減を実現(2017年12月掲載)、保険領域では約442万件の契約件数を扱った実績を公表しています(2019年6月掲載)。中国・タイ・ベトナム・インドネシア・フィリピンを含む海外18拠点を持ち、ニアショア・オフショアの活用も可能です。ISO/IEC 27001:2022はBPOを認証範囲に含めており、ISO/IEC 27017とプライバシーマークもあわせて取得しています。

    対応業務範囲見積試算、申込受付・審査、契約手続き、請求・回収、代理店サポート、文書の電子化
    稼働形態・体制国内拠点に加え海外18拠点。ニアショア・オフショア対応可
    対応時間帯要問い合わせ
    セキュリティ体制ISO/IEC 27001:2022(BPOを範囲に含む)、ISO/IEC 27017、プライバシーマーク
    料金目安要問い合わせ

    バックオフィスサービス(芙蓉アウトソーシング&コンサルティング株式会社)

    引用:芙蓉アウトソーシング&コンサルティング

    請求書発行・入金消込といった金銭のやり取りに関わる業務に強みを持つアウトソーシングサービスです。営業事務・カスタマーサポートなど、バックオフィスで発生する定型業務を幅広く引き受けます。旧社名はNOCアウトソーシング&コンサルティングで、2024年に現社名へ変更されています。

    個別メニューとして、請求書発行・郵送代行(電子化を含む)、入金管理・消込、集金代行・収納代行、支払業務代行、ハガキ・DM発送代行、データ入力、企業内シェアードサービスが用意されています。見積から請求までの流れのうち、特に請求以降の工程を重点的に外に出したい場合に選択肢となります。

    30年で1,000社の業務改善実績と、毎月20万件以上の請求書発行発送という処理量を公表しています。プライバシーマーク(登録番号10820002)を1998年に取得しており、ISO/IEC 27001:2022も情報システム部を対象範囲として取得しています。導入にあたってはコンサルティングを通じた業務設計から相談できます。

    対応業務範囲営業事務・カスタマーサポート、請求書発行・郵送代行、入金管理・消込、集金/支払代行、DM発送、データ入力
    稼働形態・体制導入コンサルティングを通じた業務設計に対応
    対応時間帯要問い合わせ
    セキュリティ体制プライバシーマーク(10820002)、ISO/IEC 27001:2022、ISO 9001
    料金目安要問い合わせ

    営業事務・受発注BPO(株式会社パソナ)

    引用:パソナ

    全国展開する拠点網を活かし、希望エリア・希望規模での運営体制を構築できるBPOサービスです。注文書受付・チェック、売上計上、受注入力、請求書発行、出荷指示、問合せ対応、配車手配、営業書類作成までを対応業務としています。

    導入は3つのステップで進みます。まず関係者へのヒアリングにより現状の業務プロセス・発生頻度・難易度・再現性を分析し、次に新しい業務フローの策定とマニュアル・ツール類の作成を行い、その後パイロット運営を経て新体制に移行します。運営開始後も定期レポートと定例報告会を通じた継続的な改善が組み込まれています。

    導入事例では、月桂冠の受注業務においてFAX中心だった受注作業の75%をEDI化し、繁閑時の要員配置見直しとあわせて人件費2割カットを実現しています(規模6〜15FTE)。住宅リフォーム商品の見積作成・受発注業務では、業務ルールとマニュアルの整備により見積回答時間を約49%短縮しました(規模34FTE)。少量多品種や繁閑差の大きい業務、属人化が進んだ業務からの相談にも対応しています。

    対応業務範囲注文書受付・チェック、受注入力、売上計上、請求書発行、出荷指示、問合せ対応、配車手配、営業書類作成
    稼働形態・体制全国の拠点網で体制構築。業務調査→業務設計→運用・改善の3ステップ
    対応時間帯要問い合わせ(問い合わせ窓口は平日9:00〜17:30)
    セキュリティ体制要問い合わせ
    料金目安要問い合わせ

    営業事務代行の導入を成功させる3つの準備

    営業事務代行は、契約すれば自動的に工数が減るサービスではありません。導入がうまくいかない企業の多くは、任せる業務の整理が済まないまま契約に踏み切っています。契約前に次の3点を進めておくと、立ち上がりの速度が大きく変わります。

    1. 任せる業務を「判断が要らない作業」から切り出す

    最初に外に出すべきなのは、手順が決まっていて判断の余地が少ない業務です。フォーマットへの転記、リストの重複チェック、決まった条件での見積書作成などが該当します。

    逆に、値引き幅の判断や取引先ごとの例外対応が絡む業務は、初期段階では社内に残すのが無難です。まず定型業務だけを渡して品質と相性を確かめ、そのうえで徐々に範囲を広げる進め方が、結果的に最短ルートになります。無料トライアルやスポットプランを用意しているサービスは、この確認に使えます。

    2. 手順を録画・マニュアル化して引き継ぎコストを下げる

    依頼の質は、渡す情報の質でほぼ決まります。画面録画で操作手順を残す、判断が分かれるポイントを箇条書きにしておく、といった準備をしておくと、初回のやり取り回数が大きく減ります。

    チーム制のサービスでは、事業者側がマニュアルを作成してくれるケースもあります。CASTER BIZ assistantの導入コンシェルジュのように、業務整理そのものを支援するオプションを持つサービスも存在します。社内にマニュアルがまったくない場合は、業務設計から関与してくれるBPO型を選ぶほうが早いという判断もあり得ます。

    3. 委託後も社内に業務を把握する担当者を残す

    外部に任せきりにすると、業務がブラックボックス化して社内の誰も全体像を把握できなくなります。契約を切り替えたいときや、業務フローを変更したいときに動けなくなるのは、この状態です。

    対策として、委託した業務の全体像を把握する担当者を社内に1名置き、定期的な報告の場を設けてください。処理件数や対応時間といった数値を定点で確認できるようにしておくと、費用対効果の検証もしやすくなります。

    営業事務代行のよくある質問

    Q. 最短どのくらいで利用を開始できますか?

    サービスによって差がありますが、オンラインアシスタント型では最短即日〜3営業日での開始に対応しているものがあります。タスカルは最短即日、CASTER BIZ assistantは最短3営業日、HELP YOUとクラウドワークス エージェントは最短3日を公表しています。一方、BPO型は業務調査と設計の期間が必要なため、数ヶ月単位で見ておくのが現実的です。

    Q. 契約時間を使い切れなかった場合はどうなりますか?

    繰り越しの可否はサービスによって正反対です。My Assistantは未使用時間を翌月へ自動繰り越しでき、フジ子さんも繰り越し可能なプランを用意しています。一方、i-STAFFは繰り越し不可、HELP YOUは初月を除き繰り越し不可です。業務量に波がある場合は、契約前に必ず確認してください。

    Q. 電話対応も依頼できますか?

    サービスによります。CASTER BIZ assistantは受電代行、i-STAFFは電話受付代行、Fammアシスタントオンラインは受電・架電の両方に対応しています。一方、Remoba営業事務は電話対応を対象外と明記しています。BPO型であれば、問い合わせ対応を含めた電話業務に対応可能です。

    Q. 情報漏えいのリスクが心配です。

    顧客情報や取引条件を扱う以上、体制の確認は欠かせません。判断材料としては、ISO 27001(ISMS)やプライバシーマークといった第三者認証の取得状況、秘密保持契約の内容、作業端末の管理方法(仮想デスクトップ環境の有無など)を確認してください。本記事の比較表とサービス紹介にも、各社の公表内容を記載しています。

    Q. 営業代行と営業事務代行、どちらを選ぶべきですか?

    課題が「商談数が足りない」ことなら営業代行、「営業担当者が事務に時間を取られている」ことなら営業事務代行です。営業担当者の稼働時間のうち何割が事務作業に費やされているかを一度計測してみると、判断がつきやすくなります。

    まとめ

    営業事務代行は、依頼したい業務の広さと社内の業務整理の進み具合によって選ぶべきタイプが変わります。月10〜30時間の切り出しならオンラインアシスタント型、受発注処理やSFA/CRM運用まで任せたいなら営業事務特化・専門スキル型、業務設計から標準化を進めたいならBPO・センター集約型が有力な候補になります。

    料金だけで比較すると、繰り越しの可否や超過料金、対応時間帯といった条件を見落としがちです。同じ「月30時間」でも実質的なコストは大きく変わるため、比較ポイントで挙げた5点は必ず確認してください。

    まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「営業事務代行の選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。

    なお、営業事務に限らず経理・労務・総務まで含めてバックオフィス全体の外注を検討している場合は、対象範囲の広いサービスを比較したほうが効率的です。

    関連記事:バックオフィス代行会社13社比較。業務シミュレーションから選び方まで解説

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