スキャン代行おすすめ18選比較。費用相場とタイプ別の選び方を解説

「キャビネットや倉庫に過去の書類が溜まり、必要な1枚を探すのに時間がかかる」
「毎月届く請求書や領収書を、電子帳簿保存法に沿って電子化したい」
「図面や製本された資料をデータにしたいが、自社のスキャナーでは読み取れない」

紙の書類を抱える企業では、こうした悩みが規模を問わず発生します。

スキャン代行を活用すれば、書類の仕分け・ホチキス外しといった前処理から、スキャン、OCR処理、ファイル名付け、原本の返却・溶解まで、電子化に必要な作業をまとめて専門会社に任せられます。

ただし、スキャン代行は会社によって得意な原稿・料金の決まり方・原本の扱いが大きく異なります。1枚あたりの単価だけで選ぶと、最低料金やオプション費用で見積もりが膨らんだり、図面や製本書類に対応していなかったりと、依頼してから後悔するリスクがあります。

本記事では以下の内容を解説した上で、おすすめのスキャン代行18選をタイプ別に紹介します。

  • 段ボール箱の数から逆算する費用相場と、相見積もりの取り方
  • 電子帳簿保存法のスキャナ保存に対応させる際の注意点
  • 単発の一括電子化か、毎月の定期スキャンかで変わる依頼先の選び方

そもそもスキャン代行とは?

スキャン代行とは、紙の書類・図面・書籍などを専門会社が預かり(または訪問して)スキャンし、PDFなどの電子データにして納品するサービスです。「スキャニング代行」「文書電子化サービス」とも呼ばれます。

依頼できる範囲はスキャン作業だけではありません。ホチキスやクリップの取り外し、書類の並べ替えといった前処理、OCR処理による文字検索の付与、ファイル名の編集、電子化した後の原本の保管や溶解処理まで、電子化の前後にある作業を一括して任せられるのが特徴です。

自社でスキャンする場合との違い

複合機があれば自社でもスキャンはできます。自社で対応するか代行に任せるかは、次の表で判断すると整理しやすくなります。

比較項目自社でスキャンスキャン代行に依頼
費用機器代は不要。担当者の人件費が発生1枚数円〜の従量課金。最低料金・基本料金がかかる会社が多い
手間前処理・スキャン・ファイル名付け・確認をすべて社内で実施箱詰めして送る(または訪問を待つ)だけ
品質斜めの読み取り・読み飛ばしの確認も自社で実施検品工程があり、画像補正にも対応
対応できる原稿複合機で読める定型サイズが中心図面・製本書類・写真・マイクロフィルムまで対応する会社がある
向いているケース月数十枚程度の少量・定型サイズの書類段ボール単位の大量書類、特殊な原稿、原本処理までまとめたい場合

月に数十枚程度の定型書類であれば、自社でのスキャンで十分なことも多いです。一方で、段ボール単位の過去書類や、ホチキス留め・ファイル綴じの書類が大量にある場合は、前処理とファイル名付けだけで担当者の工数が大きく膨らみます。こうしたケースでは、スキャン代行に任せたほうが総コストを抑えやすくなります。

スキャン代行に依頼できる業務

スキャン代行に依頼できる業務は、大きく「前処理」「スキャン」「後処理」「原本処理」の4工程に分かれます。

工程主な業務内容
前処理ホチキス・クリップ外しスキャン前に留め具を外し、スキャン後に元へ戻す作業
前処理仕分け・並べ替えファイル単位・書類種別ごとの仕分けやページ順の整理
スキャンADFスキャン自動給紙で一般的な書類を高速に読み取り
スキャン手置き(フラットベッド)スキャン薄紙・破れやすい書類・冊子を1枚ずつ読み取り
スキャン非破壊・大判スキャン製本を崩さない読み取りや、A0などの大判図面の読み取り
後処理OCR処理画像内の文字を認識し、PDF内を文字検索できる状態に加工
後処理ファイル名付け・しおり作成背表紙や表題をもとにしたファイル名の付与、目次となるしおりの作成
後処理画像補正傾き補正・裏写りやゴミの除去
原本処理返却・保管・溶解原本の返送、倉庫での保管、機密抹消(溶解)と証明書の発行

このように、スキャン代行は電子化の前後にある手作業をまとめて外に出せる点に価値があります。見積もりを取る際は、どの工程までが単価に含まれているのかを必ず確認しましょう。

スキャンした書類の内容を、Excelや基幹システムへ入力するところまで任せたい場合は、データ入力代行の比較もあわせてご覧ください。

関連記事:データ入力代行サービスおすすめ13選比較。費用相場と正確で安いサービスの選び方を解説

スキャン代行の費用相場

スキャン代行の費用は「1枚〇円」という単価だけでは決まりません。単価に加えて、前処理・後処理のオプション費用、基本料金や最低料金、原本の処理費用が積み上がって総額が決まります。ここでは工程別の単価目安から、段ボール箱数ごとの総額まで順に解説します。

工程別の単価目安

各社の公式サイトに掲載されている料金をもとに、工程ごとの単価目安をまとめました。

費用項目目安備考
基本料金0〜5万円程度/1回無料の会社もあり
最低料金4〜9万円程度「枚数×単価」が下回る場合に適用
ADFスキャン(A4白黒)4〜7円程度/枚200〜300dpiの場合
ADFスキャン(A4カラー)7〜9円程度/枚グレースケールも同水準の会社が多い
手置きスキャン12〜23円程度/枚冊子・薄紙・破れやすい書類
大判図面120〜220円程度/枚A2〜A0サイズ
書籍の非破壊スキャン39円程度〜/ページ裁断しない読み取り
OCR処理4〜9円程度/枚自動認識の場合
ホチキス外し・戻し5円程度〜/箇所単価に含む会社もあり
ファイル名編集15円程度〜/ファイル表題の入力内容で変動
原本の溶解処理600〜3,000円程度/箱溶解証明書の発行に対応する会社が多い
原本の保管200円程度〜/箱・月返却までの一時保管を含む

単価の安さが目立つ会社でも、最低料金が高めに設定されていると、少量の依頼では割高になります。反対に、単価がやや高くても基本料金・最低料金がない会社は、少量の依頼に向いています。単価と最低料金はセットで見るのが基本です。

段ボール箱数から見る総額の目安

スキャン代行の見積もりは、書類の枚数がわからないと出せません。とはいえ、倉庫の書類を1枚ずつ数えるのは現実的ではないため、段ボール箱の数から逆算するのが便利です。一般的な書類保管用の段ボール1箱には、A4用紙でおよそ2,000〜2,500枚が入ります(ファイルや仕切りが多いと2〜3割少なくなります)。

以下は、次の前提で試算した総額の目安です。

  • 1箱あたり2,000枚、A4白黒、ADFスキャン単価5円
  • OCR処理4円/枚、ホチキス外し100箇所/箱×5円
  • 原本の溶解処理3,000円/箱、送料・ファイル名編集は含まない
箱数枚数の目安スキャン+OCR前処理・原本処理総額の目安
1箱約2,000枚18,000円3,500円約21,500円(最低料金4〜9万円が適用される場合あり)
10箱約20,000枚180,000円35,000円約21.5万円
50箱約100,000枚900,000円175,000円約107.5万円

1箱程度の少量依頼では、最低料金が総額を決めることが多いです。10箱を超えると単価の差が効いてくるため、1円の違いが数万円の差になります。数十箱以上の大規模案件では、ボリュームディスカウントの有無や、原本を倉庫で保管したまま必要な分だけ電子化する方法も含めて検討しましょう。

費用が変動する3つの要因

1. ADFで読めるか、手置きが必要か

最も大きく単価を左右するのが、自動給紙(ADF)で読み取れるかどうかです。一般的なコピー用紙はADFで高速に処理できますが、感熱紙のレシート、薄紙、破れやすい古い書類、製本された冊子は1枚ずつ手置きで読み取るため、単価が3〜4倍程度に上がります。

2. 解像度とカラーの設定

多くの会社は200dpi・白黒を最安の基準にしています。カラーや300dpi以上を指定すると単価が上がります。後述する電子帳簿保存法のスキャナ保存では、契約書・領収書などの重要書類にカラーでの読み取りが求められるため、対象書類に合わせて設定を決めましょう。

3. 最低料金と基本料金

スキャン代行の多くは、1回の依頼ごとに基本料金、または「枚数×単価が一定額に満たない場合は一律〇万円」という最低料金を設けています。少量の依頼では、単価よりもこの固定費のほうが総額への影響は大きくなります。

相見積もりで揃えるべき条件

スキャン代行の見積もりは、会社ごとに単価の定義が異なります。「前処理込みの5円」と「前処理別の4円」を並べても正しく比較できません。相見積もりを取る際は、以下の条件を揃えて各社に伝えましょう。

  • 枚数(または段ボール箱数)と、書類のサイズ・両面の有無
  • ホチキス・クリップ・ファイル綴じの有無と、スキャン後に元へ戻すか
  • 解像度・カラー設定と、OCR処理の有無
  • ファイルの分け方(1ファイル=1冊か、1件か)とファイル名のルール
  • 原本の扱い(返却・保管・溶解)と、希望納期

条件を揃えたうえで「総額」で比較すれば、見かけの単価に惑わされずに依頼先を選べます。

電子帳簿保存法に対応してスキャンする際の注意点

請求書・領収書・契約書などの国税関係書類をスキャンして、紙の原本を廃棄したい場合は、電子帳簿保存法の「スキャナ保存」の要件を満たす必要があります。スキャン代行に依頼すれば自動的に要件を満たせるわけではないため、代行会社が担う部分と、自社で整える部分を分けて理解しておきましょう。

令和6年1月以降の主な要件は以下のとおりです。

要件内容主な担い手
解像度・階調200dpi以上。重要書類(契約書・領収書など)は24ビットカラー、一般書類(見積書・注文書など)はグレースケールも可スキャン代行
入力期間受領後おおむね7営業日以内(業務処理サイクル方式なら最長2か月+おおむね7営業日以内)スキャン代行(納期)+自社(受領から発送までの期間)
タイムスタンプ・訂正削除入力期間内のタイムスタンプ付与、または訂正削除の履歴が残るシステムへの保存自社(保存システム)
検索要件取引年月日・取引金額・取引先で検索できること自社(保存システム)※入力代行を使う方法もある
帳簿との相互関連性重要書類について、関連する帳簿と相互に確認できること自社

特に注意したいのが入力期間です。早期入力方式の場合、書類を受け取ってからおおむね7営業日以内に入力を終える必要があります。書類を溜めてから段ボールでまとめて送る運用では、この期間を超えてしまう可能性があります。毎月発生する経理書類を電子化するなら、受領後すぐに送れる定期スキャンの仕組みを持つ会社を選ぶか、事務処理規程を定めて業務処理サイクル方式を採用するかを検討しましょう。

また、タイムスタンプや検索要件は、スキャンした画像を保存するシステム側で満たすのが一般的です。スキャン代行を選ぶ前に、納品されたデータをどのシステムに保存するかを決めておくと、ファイル名のルールや納品形式もスムーズに決められます。

電子帳簿保存法に対応した保存システムの選び方は、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:電子帳簿保存法対応システムおすすめ14選比較。要件・JIIMA認証・費用相場まで解説

スキャン代行を選ぶ際に確認すべき4つの比較ポイント

スキャン代行はどの会社も同じではありません。自社の書類や運用に合わない会社を選ぶと、追加費用が発生したり、納品されたデータが使いにくかったりします。選定時に確認すべきポイントは次の4つです。

  1. 対応できる原稿の種類
  2. 納品データの加工範囲
  3. 原本の取り扱い
  4. セキュリティと作業場所

1. 対応できる原稿の種類

最初に確認すべきなのは、電子化したい書類を読み取れるかどうかです。A4・A3の一般的な書類はほとんどの会社が対応していますが、A1以上の大判図面、青焼き図面、製本された書籍や台帳、写真・ネガ、マイクロフィルム、カルテといった特殊な原稿は、対応できる会社が限られます。

製本された書類を崩したくない場合は、「非破壊スキャン」に対応しているかも重要です。裁断してADFで読み取る方法と比べて単価は上がりますが、原本をそのまま残せます。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 自社の書類の最大サイズ・形状に対応しているか
  • 製本書類を崩さずに読み取る非破壊スキャンに対応しているか
  • サイズや紙質が混在していても一括で依頼できるか

2. 納品データの加工範囲

スキャンした画像は、そのままでは「探せないPDF」になりがちです。電子化の目的が検索性や業務効率の向上であれば、OCR処理による文字検索、ファイル名の付与、しおりの作成、書類種別ごとのフォルダ分けといった加工まで依頼できるかを確認しましょう。

文書管理システムやクラウドストレージへの登録、検索用の属性(キーワード)の付与まで対応する会社もあります。納品後に自社で整理し直す工数がかからないよう、「どの状態で納品されるか」を事前にすり合わせることが大切です。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • OCR処理・ファイル名編集・しおり作成に対応しているか
  • ファイルの分け方や命名ルールを自社で指定できるか
  • 文書管理システムへの登録や属性付与まで任せられるか

3. 原本の取り扱い

電子化した後の原本をどうするかは、スキャン代行を選ぶうえで見落とされやすいポイントです。返却してもらう、代行会社の倉庫で保管してもらう、溶解処理してもらう、の3つの選択肢があり、対応範囲や費用は会社ごとに異なります。

法定保存期間が残っている書類や、電子帳簿保存法の要件を満たすまで廃棄できない書類は、一定期間の保管が必要です。溶解処理を依頼する場合は、処理を証明する証明書を発行してもらえるかも確認しましょう。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 返却・保管・溶解のどれに対応しているか
  • 保管中に原本が必要になったとき、取り寄せや優先スキャンに対応できるか
  • 溶解処理の証明書を発行できるか

4. セキュリティと作業場所

スキャン代行では、契約書・人事書類・顧客情報など機密性の高い書類を社外に預けることになります。プライバシーマークやISMS(ISO/IEC 27001)の取得状況に加えて、どこで作業するかを必ず確認しましょう。

自社センターで作業する会社、パートナー企業に分散して作業する会社、スキャナーを持ち込んで依頼企業のオフィス内で作業する「出張スキャン」に対応する会社があります。社外に持ち出せない書類がある場合は、出張スキャンに対応しているかが決め手になります。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • プライバシーマーク・ISMSなどの認証を取得しているか
  • 作業場所が自社センターか、入退室管理は厳格か
  • 社外に持ち出せない書類に対して出張スキャンで対応できるか

スキャン後のデータを社内で安全に共有・管理する仕組みを整えたい場合は、文書管理システムの比較も参考にしてください。

関連記事:文書管理システムおすすめ15選比較。3タイプ別の選び方と費用相場を解説

スキャン代行の選び方

スキャン代行は、電子化したい書類の発生のしかたと、電子化した後にどこまで任せたいかによって、選ぶべき会社が変わります。ここではスキャン代行を4つのタイプに分類し、特徴と向いている企業を紹介します。

  • 大量一括・低単価型 | 倉庫に眠る過去書類を、単発でまとめて安く電子化したい場合
  • 定期スキャン・月額型 | 毎月届く請求書・領収書・郵便物を継続的に電子化したい場合
  • 文書管理・保管一体型 | 電子化に加えて、原本の保管・廃棄やシステム連携まで任せたい場合
  • 特殊原稿・出張対応型 | 図面・製本書類・写真、または社外に持ち出せない書類を電子化したい場合

大量一括・低単価型 | 倉庫に眠る過去書類を、単発でまとめて安く電子化したい場合

大量一括・低単価型は、ADFスキャナーを多数そろえた自社センターで、段ボール単位の書類を低単価で一気に電子化するタイプです。A4白黒で1枚4〜5円程度からと単価が安く、数千枚から数十万枚規模の依頼に対応できます。

オフィス移転やフリーアドレス化に向けて書類を減らしたい、倉庫の保管コストを削減したいといった「過去書類の一掃」に向いています。一方で、最低料金を設けている会社が多いため、数百枚程度の少量依頼では割高になる点に注意が必要です。

このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

  • 段ボール数箱〜数十箱の過去書類を一度に電子化したい企業
  • オフィス移転・書庫の削減に合わせてペーパーレス化を進めたい企業
  • A4・A3中心の一般的な書類を、とにかく安く電子化したい企業
サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
うるるBPO
白黒4円〜/枚
大量一括・低単価型
5,000社以上との取引実績。徳島の自社センターで一貫対応
Scan Biz
白黒4円〜/ページ
大量一括・低単価型
書類から卒業アルバムまで対応。原本返却・溶解の料金を箱単位で公開
スキャン代行ビジネスプラス
要問い合わせ
大量一括・低単価型
オフラインサーバーで作業。文書情報管理士が在籍
大塚商会
5円〜/枚
大量一括・低単価型
クリアファイル入りのまま依頼可能。スキャナー持ち込み作業にも対応
キンコーズ
10cmファイル1冊 12,500円/段ボール1箱 50,000円
大量一括・低単価型
ファイル・箱単位の定額料金で見積もりしやすい

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定期スキャン・月額型 | 毎月届く請求書・領収書・郵便物を継続的に電子化したい場合

定期スキャン・月額型は、毎月発生する書類を定額または少量単位で継続的に電子化するタイプです。月額料金の中に一定枚数のスキャンが含まれるプランや、基本料金なしで1枚単位の従量課金に対応するサービスがあります。

郵便物の受け取りからスキャンまでを代行するクラウド郵便型、会計事務所の顧問先から届く証憑をまとめて電子化する型、担当者がオフィスを定期訪問して書類整理から電子化まで行う型など、運用の形はさまざまです。受領から電子化までの期間が短いため、電子帳簿保存法の入力期間を意識した運用にも組み込みやすいタイプです。

このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

  • 毎月届く請求書・領収書・郵便物を継続的に電子化したい企業
  • リモートワーク中でも、会社宛ての書類をオンラインで確認したい企業
  • 最低料金のある一括型では割高になる、月数百枚程度の少量依頼をしたい企業
サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
atenaスキャン代行
月額15,000円(250ページまで)
定期スキャン・月額型
到着後最短1営業日でスキャン。前処理とクラウド保管込み
だいこうくん
要問い合わせ
定期スキャン・月額型
オフィスを訪問し、書類整理から電子化まで対応
MailMate
法人プラン 月額3,800円〜
定期スキャン・月額型
会社宛ての郵便物を受け取り、開封してPDF化
JCスキャンセンター
12円/枚
定期スキャン・月額型
会計事務所向け。顧問先の証憑を2営業日以内に納品

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文書管理・保管一体型 | 電子化に加えて、原本の保管・廃棄やシステム連携まで任せたい場合

文書管理・保管一体型は、スキャンだけでなく、原本の倉庫保管・機密抹消、電子データの管理までワンストップで提供するタイプです。書類保管サービスや物流を本業とする大手企業が多く、厳格な入退室管理を備えた施設で作業します。

電子化したデータをクラウド上で閲覧できる環境や、既存の業務システムとのAPI連携を用意している会社もあります。原本を保管したまま、必要になった書類だけを優先して電子化するといった柔軟な運用ができるのも特徴です。料金は個別見積もりが中心で、全社的な文書管理の見直しに向いています。

このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

  • 法定保存期間が残る原本を、電子化後も安全に保管しておきたい企業
  • 電子化したデータを検索・共有できる仕組みまで整えたい企業
  • 部署をまたいだ大規模な文書電子化を、セキュリティを重視して進めたい企業
サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
WAN-Scan
要問い合わせ
文書管理・保管一体型
全文OCR・ネーミング込み。保管・抹消までワンストップ
富士フイルムビジネスイノベーション
要問い合わせ
文書管理・保管一体型
ロボティクス技術で高速処理。クラウド閲覧とAPI連携に対応
ヤマトシステム開発
要問い合わせ
文書管理・保管一体型
回収から保管・機密廃棄まで。輸送は専用便を使用
日本パープル
要問い合わせ
文書管理・保管一体型
機密抹消を本業とし、原本の返却・保管・抹消から選べる

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特殊原稿・出張対応型 | 図面・製本書類・写真、または社外に持ち出せない書類を電子化したい場合

特殊原稿・出張対応型は、A0の大判図面、青焼き図面、製本された書籍や台帳、写真・フィルムなど、一般的なスキャナーでは読み取れない原稿の電子化を得意とするタイプです。製本を崩さない非破壊スキャンや、画像補正の技術に強みを持つ会社が多く見られます。

また、スキャナーを依頼企業のオフィスに持ち込んで作業する出張スキャンに対応する会社もこのタイプに含まれます。人事書類や役員文書、顧客情報など、社外に持ち出せない書類を電子化したい場合に有力な選択肢になります。

このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

  • 建築・製造業などで、大判図面や青焼き図面を電子化したい企業
  • 製本された台帳・書籍・古い資料を、崩さずにデータ化したい企業
  • 社外に持ち出せない機密書類を、自社内で電子化したい企業
サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
そのままスキャン
書類4円〜/ページ(A4・白黒・200dpi)
特殊原稿・出張対応型
非破壊スキャンに強く、絵画・カルテ・マイクロフィルムにも対応
スキャンブリッジ
7円〜/ページ(A4・白黒)
特殊原稿・出張対応型
A1・長尺・製本図面に対応。出張スキャンもオプションで対応
スマートゲート
伝票・請求書5円〜/ページ、大判図面220円〜/ページ
特殊原稿・出張対応型
原稿の種類ごとに単価を公開。裁断なしのスキャンにも対応
Digichive
要問い合わせ
特殊原稿・出張対応型
最大880mm×3,000mmまで対応。建築・製造の技術文書に強い
スキャンマン
要問い合わせ
特殊原稿・出張対応型
訪問型の出張スキャンで、書類を社外に持ち出さずに電子化

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スキャン代行18選一覧比較表

以下は、本記事で紹介するスキャン代行の一覧比較表です。

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
うるるBPO
白黒4円〜/枚
大量一括・低単価型
5,000社以上との取引実績。徳島の自社センターで一貫対応
Scan Biz
白黒4円〜/ページ
大量一括・低単価型
書類から卒業アルバムまで対応。原本返却・溶解の料金を箱単位で公開
スキャン代行ビジネスプラス
要問い合わせ
大量一括・低単価型
オフラインサーバーで作業。文書情報管理士が在籍
大塚商会
5円〜/枚
大量一括・低単価型
クリアファイル入りのまま依頼可能。スキャナー持ち込み作業にも対応
キンコーズ
10cmファイル1冊 12,500円/段ボール1箱 50,000円
大量一括・低単価型
ファイル・箱単位の定額料金で見積もりしやすい
atenaスキャン代行
月額15,000円(250ページまで)
定期スキャン・月額型
到着後最短1営業日でスキャン。前処理とクラウド保管込み
だいこうくん
要問い合わせ
定期スキャン・月額型
オフィスを訪問し、書類整理から電子化まで対応
MailMate
法人プラン 月額3,800円〜
定期スキャン・月額型
会社宛ての郵便物を受け取り、開封してPDF化
JCスキャンセンター
12円/枚
定期スキャン・月額型
会計事務所向け。顧問先の証憑を2営業日以内に納品
WAN-Scan
要問い合わせ
文書管理・保管一体型
全文OCR・ネーミング込み。保管・抹消までワンストップ
富士フイルムビジネスイノベーション
要問い合わせ
文書管理・保管一体型
ロボティクス技術で高速処理。クラウド閲覧とAPI連携に対応
ヤマトシステム開発
要問い合わせ
文書管理・保管一体型
回収から保管・機密廃棄まで。輸送は専用便を使用
日本パープル
要問い合わせ
文書管理・保管一体型
機密抹消を本業とし、原本の返却・保管・抹消から選べる
そのままスキャン
書類4円〜/ページ(A4・白黒・200dpi)
特殊原稿・出張対応型
非破壊スキャンに強く、絵画・カルテ・マイクロフィルムにも対応
スキャンブリッジ
7円〜/ページ(A4・白黒)
特殊原稿・出張対応型
A1・長尺・製本図面に対応。出張スキャンもオプションで対応
スマートゲート
伝票・請求書5円〜/ページ、大判図面220円〜/ページ
特殊原稿・出張対応型
原稿の種類ごとに単価を公開。裁断なしのスキャンにも対応
Digichive
要問い合わせ
特殊原稿・出張対応型
最大880mm×3,000mmまで対応。建築・製造の技術文書に強い
スキャンマン
要問い合わせ
特殊原稿・出張対応型
訪問型の出張スキャンで、書類を社外に持ち出さずに電子化

本記事へご掲載をご希望のスキャン代行会社様は以下からお問い合わせくださいませ。
→掲載のお問い合わせはこちら:https://cone-c-slide.com/liblog/lp/

上記で自社に合うタイプの会社・サービスを絞り込みたい方は、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

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    【大量一括・低単価型】のスキャン代行

    段ボール単位の過去書類を、低単価でまとめて電子化できるスキャン代行は次の5社です。

    うるるBPO(株式会社うるるBPO)

    引用:株式会社うるるBPO

    5,000社以上・29,000件以上の取引実績を持つ、大量スキャンの定番サービスです。名刺サイズからA3を超える大判まで、数枚から数千万枚の大ロットまで対応しており、官公庁や大手企業の大規模案件も多く手がけています。

    A4白黒のADFスキャンは200dpiで4円〜と低単価で、OCR付きスキャン、ファイル名編集、しおり作成といった後処理の料金も公式サイトで細かく公開されています。見積もり前に総額の見当をつけやすいのが特徴です。

    作業は徳島の自社センターで一貫して行うほか、出張スキャンにも対応しています。原本は自社倉庫での一定期間の保管や溶解処理を選べ、電子帳簿保存法への対応支援も行っています。

    対応できる原稿の種類名刺サイズ〜大判図面・ポスター、写真、新聞、レシートまで幅広く対応
    納品データの加工範囲OCR処理、ファイル名編集、しおり作成、斜行補正・画像修正に対応
    原本の取り扱い自社倉庫での保管(200円〜/箱・月)、溶解処理(3,000円〜/箱)
    セキュリティと作業場所Pマーク・ISO27001取得。徳島の自社センターで作業、出張スキャンにも対応
    料金目安白黒4円〜/枚、カラー8円〜/枚(A4・ADF・200dpi)。最低料金9万円(税別)

    Scan Biz(株式会社Brainew)

    引用:株式会社Brainew

    書類から図面・書籍・写真・卒業アルバムまで、幅広い原稿を低単価で電子化できるサービスです。大学・病院・大手企業など、全国の上場企業や教育機関での利用実績を公式サイトで紹介しています。

    文書・書類のADFスキャンは300dpiの白黒・グレースケールで4円〜、カラーで7円〜と、解像度300dpiを基準にした料金設定です。紙カルテや建築図面、写真アルバムなどの単価もそれぞれ公開されています。

    原本の処理料金が箱単位で明示されているのも特徴です。返却・雑紙処分・機密文書の溶解処理から選べ、溶解時には処分証明書を発行しています。

    対応できる原稿の種類文書・契約書・紙カルテ・建築図面・書籍・写真・アルバム・カタログ
    納品データの加工範囲OCR処理、タイトル入力、区切り単位の追加に対応
    原本の取り扱い返却(3,000円/箱)、雑紙処分(600円/箱)、機密文書溶解(2,000円/箱)
    セキュリティと作業場所機密文書に対応し、溶解処分証明書を発行。東京都中央区の拠点で作業
    料金目安白黒・グレースケール4円〜/ページ、カラー7円〜/ページ(ADF・300dpi)

    スキャン代行ビジネスプラス(株式会社ee)

    引用:株式会社ee

    セキュリティに配慮した作業環境で、書類からマイクロフィルムまで電子化できるサービスです。作業は大阪市中央区の自社内で行い、データはオフラインのサーバーで扱います。

    A1サイズまでの書類、折り目のある書類、厚みのある書籍、サイズが混在した帳票などに対応しています。OCR処理や色調補正に加え、検索キーワードを付与したデータベース化まで依頼できます。

    個人情報保護士や文書情報管理士が在籍しており、守秘義務契約にも対応しています。電子化後の原本は溶解処理と溶解処理証明書の発行、ホッチキスの復元、一定期間の保管後の廃棄から選べます。

    対応できる原稿の種類A1までの書類、書籍、サイズ混在の帳票、レントゲン・マイクロフィルム
    納品データの加工範囲OCR処理、色調補正、PDF/TIFFなどへの形式変換、検索キーワード付与
    原本の取り扱い溶解処理と証明書発行、ホッチキス復元、一定期間保管後の廃棄
    セキュリティと作業場所Pマーク認定。大阪市の自社内でオフラインサーバーを使って作業
    料金目安要問い合わせ(無料見積もり)

    大塚商会のスキャニングサービス(株式会社大塚商会)

    引用:株式会社大塚商会

    ステープル留めやクリアファイル入りの書類も、そのままの状態で依頼できるスキャニングサービスです。契約書・カタログ・ISO文書・紙図面・手書き帳票・通関書類など、業務で扱う多様な書類に対応しています。

    料金は1枚5円からで、最低受付料金は4万円です。公式サイトの見積もりシミュレーションで、枚数やサイズから概算を確認できます。

    文書管理システムへの登録を見据えて、キーワードなどの検索属性項目を追加できるのも特徴です。社外に出せない書類については、スキャナーを依頼企業に持ち込んで作業する方法にも対応しています。

    対応できる原稿の種類契約書・カタログ・紙図面・手書き帳票・製本書類・両面カラー原稿
    納品データの加工範囲文書管理システム登録用のキーワードなど検索属性項目の追加
    原本の取り扱い解体した状態で返却。預託中に必要になった場合はメールで対応
    セキュリティと作業場所Pマーク取得。スキャナーを依頼企業に持ち込んでの作業にも対応
    料金目安5円〜/枚。最低受付料金4万円

    キンコーズの法人向け文書電子化サービス(キンコーズ・ジャパン株式会社)

    引用:キンコーズ・ジャパン株式会社

    ファイル1冊・段ボール1箱といった単位の定額料金で依頼できる、法人向けの文書電子化サービスです。年間7,000件以上のスキャン案件と、金融・不動産・建設・製造など600社以上の法人との取引実績があります。

    公式サイトでは、10cmファイル1冊(A4約700枚想定)が12,500円、段ボール1箱が50,000円、キャビネット1段が112,500円という目安を公開しています。枚数を数えなくても、ファイルや箱の数から予算を立てやすいのが強みです。

    作業は東京・虎ノ門の自社センターで行うほか、機材を持ち込むオンサイトスキャンや集配サービスにも対応しています。A0の図面や絵画・古書・フィルムといった特殊な原稿も扱えます。

    対応できる原稿の種類A0図面、経理書類、人事書類、契約書、絵画・古書・フィルム
    納品データの加工範囲提携サービスによるAI-OCR処理、文書管理システム連携、図面のCAD化
    原本の取り扱い提携サービスによる紙のリサイクル・アップサイクル
    セキュリティと作業場所ISO/IEC 27001認証取得の虎ノ門センターで作業。オンサイトスキャンにも対応
    料金目安10cmファイル1冊12,500円、段ボール1箱50,000円、キャビネット1段112,500円

    【定期スキャン・月額型】のスキャン代行

    毎月発生する請求書・領収書・郵便物を、継続的に電子化できるスキャン代行は次の4社です。

    atenaスキャン代行(atena株式会社)

    引用:atena株式会社

    領収書・請求書・通帳・契約書などの紙書類を、月額定額でPDF化できるスキャン代行サービスです。書類が到着次第、最短1営業日でスキャンし、クラウド上で閲覧・検索できる状態で納品します。

    ホチキス外しや仕分け、向きの補正といった前処理が含まれているため、書類を送るだけで電子化が完了します。月額プランは250ページまで15,000円(税抜)で、超過分は1ページ20円です。年間プランでは12か月分の支払いで13か月分のページ数を利用できます。

    同社はクラウド郵便サービス「atena」も提供しており、会社宛ての郵便物の受け取りから電子化までをまとめて任せることもできます。原本の長期保管や転送にも対応しています。

    対応できる原稿の種類領収書・請求書・通帳・製本された契約書・複写式書類(A3まで)
    納品データの加工範囲ホチキス外し・仕分け・向き補正込み。クラウド保管と検索機能を提供
    原本の取り扱い原本の長期保管・転送に対応
    セキュリティと作業場所ISO27001:2022認定のセキュリティ体制
    料金目安月額15,000円(250ページまで・税抜)、超過分20円/ページ

    だいこうくん(株式会社AERA)

    引用:株式会社AERA

    担当者がオフィスを訪問し、書類整理から電子化までを行うスキャン代行サービスです。年間100万枚以上の電子化実績があり、書類・本・報告書・図面などあらゆる紙媒体に対応しています。

    領収書・請求書・契約書を時系列やカテゴリ別にファイリングし直したうえで電子化できるため、「整理が追いつかない書類」をまとめて片づけたい企業に向いています。毎月発生する書類の枚数に合わせた月額での依頼にも対応しています。

    公式サイトの料金シミュレーターでは、紙のサイズ・毎月の枚数・カラーの有無・OCRの有無・原本の返却か処分かを選ぶと月額の参考価格を確認できます。原本処分によるCO2排出の抑制量を数値化するなど、SDGsへの取り組みも特徴です。

    対応できる原稿の種類書類・領収書・請求書・契約書・本・報告書・図面
    納品データの加工範囲時系列・カテゴリ別のファイリング、OCR処理(選択制)
    原本の取り扱い返却または処分を選択
    セキュリティと作業場所Pマーク取得。依頼企業のオフィスを訪問して作業
    料金目安要問い合わせ(公式サイトの料金シミュレーターで参考価格を確認可能)

    MailMate(クラウド郵便MailMate)

    引用:MailMate

    会社宛ての郵便物を受け取り、開封してスキャンしたPDFをオンラインで届けるクラウド郵便サービスです。請求書や行政からの通知など、郵送で届く書類をどこからでも確認できるようになります。

    法人向けにはプレミアムプラン(月額3,800円・開封スキャン25通)とビジネスプラン(月額9,800円・開封スキャン60通)があり、大規模な利用にはカスタムプランも用意されています。年間プランを選ぶと20%割引になります。

    受け取った原本は福岡の施設で30日間無料で保管され、ダッシュボードから転送や破棄を指示できます。施設は24時間監視と入退室管理のもとで運用されています。

    対応できる原稿の種類会社宛てに届く郵便物(請求書・通知書・契約書類など)
    納品データの加工範囲開封スキャンした高解像度PDFをダッシュボードで閲覧・共有
    原本の取り扱い30日間無料保管(延長は有料)。転送・破棄をWebから指示
    セキュリティと作業場所福岡の保管施設で24時間監視・入退室管理。通信はSSL暗号化
    料金目安プレミアムプラン月額3,800円、ビジネスプラン月額9,800円

    JCスキャンセンター(株式会社ジャパン・クリエーション)

    引用:株式会社ジャパン・クリエーション

    会計事務所に届く顧問先のレシート・領収書などの紙証憑を、専門にスキャンする代行サービスです。毎月大量に届く証憑のスキャンを任せることで、記帳業務の効率化につなげられます。

    初期費用・基本料金・顧問先の追加料金はすべて0円で、スキャン料金は1枚12円です。数量に応じた割引もあるため、繁忙期と閑散期で枚数が変わる事務所でも無駄なく利用できます。

    文書情報管理士の指示のもとで技術スタッフが作業し、2営業日以内の納品に対応しています。原本の返却先は会計事務所か顧問先かを選べます。なお、通帳原本・冊子類・台紙に貼られた証憑には対応していません。

    対応できる原稿の種類レシート・領収書などの紙証憑(通帳原本・冊子類・台紙貼付は対象外)
    納品データの加工範囲ホチキス外しに対応。2営業日以内に納品
    原本の取り扱い会計事務所または顧問先へ返却。物流センター倉庫での大量保管に対応
    セキュリティと作業場所文書情報管理士の指示のもと、自社のスキャンセンターで作業
    料金目安12円/枚(初期費用・基本料金0円、数量割引あり)

    【文書管理・保管一体型】のスキャン代行

    電子化に加えて、原本の保管・廃棄やデータ管理までワンストップで任せられるスキャン代行は次の4社です。

    WAN-Scan(株式会社NXワンビシアーカイブズ)

    引用:株式会社NXワンビシアーカイブズ

    書類保管の大手が提供する、バインダーや文書の単位で依頼できる定額制の書類電子化サービスです。全文OCR処理とホチキス・クリップへの対応を標準で備え、外装の表記をもとにネーミングしたPDFで納品します。

    300dpiのフルカラーで電子化し、バインダー単位の依頼ではインデックスに沿ってしおりを作成します。「安心の定額制」をうたっており、追加費用が発生しない料金体系です。納期は10箱で15営業日程度が目安です。

    同社は書類の保管・抹消サービスも提供しているため、電子化した後の原本を預ける、あるいは抹消処理するところまで一括で任せられます。

    対応できる原稿の種類A3以下の書類(A3超の文書は識別用の表題箇所のみ撮影)
    納品データの加工範囲全文OCR、外装表記にもとづくネーミング、しおり作成が標準
    原本の取り扱い書類の保管・抹消サービスとワンストップで対応
    セキュリティと作業場所ISO9001・ISO/IEC 27001取得
    料金目安要問い合わせ(定額制)

    富士フイルムビジネスイノベーションのスキャニングサービス(富士フイルムビジネスイノベーション株式会社)

    引用:富士フイルムビジネスイノベーション株式会社

    ロボティクス・センサー技術を活用し、大量の紙文書を高速に電子化するアウトソーシングサービスです。一般的なベンダーと比べて約4倍のスピードで処理できるとしており、ホチキスやクリップを事前に外す必要もありません。

    スキャン後はPDFへのタグ付けや全文OCR処理を行い、既存データとの属性の関連付けまで含めた電子化の仕様を提案します。電子化したデータはクラウドのレポジトリにアップロードされ、すぐに閲覧・絞り込み検索ができます。

    API連携によって既存の業務システムとつなげられるのも特徴です。電子化した後の原本は倉庫での保管か廃棄を選べ、電子化中に急ぎで必要になった書類は優先的に電子化してクラウドで参照できます。

    対応できる原稿の種類契約書・請求書・領収書・管理台帳・品質記録文書・設計図書など
    納品データの加工範囲PDFのタグ付け、全文OCR、属性の関連付け、クラウド格納とAPI連携
    原本の取り扱い倉庫での保管または廃棄。電子化中の緊急閲覧は優先電子化で対応
    セキュリティと作業場所電子データにアクセス制限・持出制限を設定可能
    料金目安要問い合わせ

    文書スキャニングソリューション(ヤマトシステム開発株式会社)

    引用:ヤマトシステム開発株式会社

    書類の回収からスキャン、OCR処理、原本の保管・機密廃棄までをワンストップで提供するソリューションです。ヤマトグループの物流網を生かし、書類の輸送には専用便を使用します。

    ファイル綴じ・袋とじ・冊子・図面に対応し、ホチキスやクリップ、付箋を外してスキャンしたあとの復元まで行います。画像ファイル名の変更やフォルダの仕分けといったオプションもそろっています。

    作業はセキュリティカードによる入退室管理、生体認証装置、監視カメラを備えた環境で行います。電子化後の原本は、書類保管と書類溶解のオプションから選べます。

    対応できる原稿の種類ファイル綴じ・袋とじ・冊子・図面(A3以下)
    納品データの加工範囲OCR処理、画像ファイル名の変更、フォルダ仕分け、グレースケール変換
    原本の取り扱い書類保管・書類溶解をオプションで提供
    セキュリティと作業場所入退室管理・生体認証・監視カメラを備えた環境。輸送は専用便
    料金目安要問い合わせ

    日本パープルの電子化サービス(日本パープル株式会社)

    引用:日本パープル株式会社

    機密書類の抹消・保管を本業とする会社が提供する、スキャニングとデータ入力代行のサービスです。電子化した後の原本の扱いを、返却・保管・抹消の3つから選べます。

    保管を選んだ場合はセキュリティ対策を施した保管庫で原本を管理し、抹消を選んだ場合は自社の処理施設で機密抹消を行います。電子化から原本の最終処理まで、書類を他社に渡さずに完結できるのが強みです。

    Webから5項目を入力するだけで見積もりを依頼でき、納品形式も複数から選べます。文書管理の課題に合わせて、スキャニングとデータ入力を組み合わせて依頼できます。

    対応できる原稿の種類一般書類を中心に対応(詳細は要問い合わせ)
    納品データの加工範囲スキャニングに加え、データ入力代行に対応。納品形式は選択可能
    原本の取り扱い返却・保管庫での保管・自社施設での機密抹消から選択
    セキュリティと作業場所Pマーク・ISO27001取得。自社の施設で処理
    料金目安要問い合わせ(Webで見積もり依頼が可能)

    【特殊原稿・出張対応型】のスキャン代行

    図面・製本書類・写真などの特殊な原稿や、社外に持ち出せない書類の電子化に強いスキャン代行は次の5社です。

    そのままスキャン(株式会社誠勝)

    引用:株式会社誠勝

    書籍や貴重な資料を裁断せずに読み取る「非破壊スキャン」に強い、企業文書電子化の専門サービスです。8,000社を超える企業の利用実績があります。

    書類・紙文書のほか、書籍、大判図面、写真、絵画、医療カルテ、レントゲンフィルム、マイクロフィルムまで幅広い資料に対応しています。書類のスキャンはA4白黒・200dpiで1ページ4円〜、書籍の非破壊スキャンは39円〜と、原稿の種類ごとに単価を公開しています。

    無料の出張見積もりや、訪問による相談・原本の引き取りにも対応しています。原本は全国一律の送料で返却できるほか、溶解処理も箱単位で依頼できます。

    対応できる原稿の種類書類・書籍(非破壊)・大判図面・写真・絵画・カルテ・マイクロフィルム
    納品データの加工範囲OCR処理(自動認識・手動レイアウト・手修正から選択)
    原本の取り扱い返却(全国一律1,500円/1個口)、溶解処理(10箱まで6,000円)
    セキュリティと作業場所東京本社・奈良支店で作業。無料の出張見積もり・原本引き取りに対応
    料金目安書類4円〜/ページ(A4・白黒・200dpi)。別途基本料金

    スキャンブリッジ(有限会社ポータルケア・アイ)

    引用:有限会社ポータルケア・アイ

    A1サイズや長尺の大判図面、製本図面の電子化に強い文書電子化の専門サービスです。累計1,200件を超える電子化実績があり、官公庁・教育機関・医療機関からの依頼にも対応しています。

    一般書類はA4白黒で7円〜、サイズやカラーが混在する書類は9円〜、製本・冊子は12円〜です。図面はA2のシート図面で120円〜、A1見開きの観音製本で200円〜と、図面の形状ごとに単価を公開しています。別途、基本作業料金30,000円がかかります。

    オプションで出張(オンサイト)スキャンに対応しており、社外に出せない書類も電子化できます。電子化した後の原本は機密廃棄まで代行し、要望に応じて処理完了証明書を発行します。

    対応できる原稿の種類一般書類、製本・冊子、A1・長尺の大判図面、製本図面
    納品データの加工範囲サイズ判別処理、書類の並べ替え・整頓(付帯作業は別途料金)
    原本の取り扱い機密廃棄・溶解処理を代行し、処理完了証明書を発行
    セキュリティと作業場所ISO27001認証取得。出張(オンサイト)スキャンをオプションで提供
    料金目安一般書類7円〜/ページ、図面120円〜/ページ。基本作業料金30,000円

    スマートゲートのスキャニング代行(株式会社スマートゲート)

    引用:株式会社スマートゲート

    書籍・契約書・伝票から大判図面・写真・ネガまで、原稿の種類ごとに単価を公開しているスキャニング代行サービスです。どの原稿がいくらで電子化できるかを事前に確認できるため、特殊な原稿が混在する依頼でも予算を立てやすいのが特徴です。

    伝票・請求書は5円〜、契約書は7.5円〜、本・書籍は15円〜、A0判の大判図面は220円〜、カルテ・レントゲンは12円〜、写真・ネガ・ポジは35円〜です。大量案件や定期発注では価格を調整できます。

    裁断なしのスキャンや出張引き取りに対応し、原本は納品後2〜3営業日程度で返却します。OCR処理やデータ入力、ゴミ取り・傾き修正・カラー補正といった補正作業、電子書籍の制作まで依頼できます。

    対応できる原稿の種類書籍・洋書・契約書・伝票・A0大判図面・カルテ・レントゲン・写真・ネガ
    納品データの加工範囲OCR処理、データ入力、補正作業、電子書籍制作。PDF/JPEG/TIFFで納品
    原本の取り扱い納品後2〜3営業日で返却。溶解処分はオプション
    セキュリティと作業場所Pマーク取得。パスワード設定・暗号化に対応。出張引き取りサービスあり
    料金目安伝票・請求書5円〜/ページ、大判図面(A0)220円〜/ページ

    Digichive(株式会社旭写真)

    引用:株式会社旭写真

    1949年創業の印刷・出力会社が提供する、建設・製造業の図面や技術文書の電子化に強いサービスです。15mm×15mmの小さな原稿から、880mm×3,000mmの長尺図面まで読み取れます。

    建設図面や青焼き図面、A1までの大判シート、製本された書籍・雑誌、歴史資料に対応しています。紙の折り目の補正、傾き補正、裏写りやモアレを抑える画像補正を標準で行い、解像度は300dpiが基準です。

    製本書類は裁断して読み取るか、非破壊スキャンで原本を残すかを選べます。スキャン後にハードカバーで再製本するオプションもあります。阪神・神戸〜姫路エリアでは引き取りサービスに対応しています。

    対応できる原稿の種類建設図面・青焼き図面・A1までの大判・製本書籍・雑誌・歴史資料
    納品データの加工範囲折り目・傾き補正、裏写り・モアレの除去。OCRはオプション
    原本の取り扱い裁断または非破壊を選択。ハードカバーへの再製本オプションあり
    セキュリティと作業場所秘密保持契約(NDA)の締結が可能。大阪で作業、阪神・神戸〜姫路は引き取り対応
    料金目安要問い合わせ(原稿確認のうえ見積もり)

    スキャンマン(スキャンマン株式会社)

    引用:スキャンマン株式会社

    スキャン担当者が依頼企業を訪問し、その場で書類を電子化する「訪問型」の出張スキャンサービスです。書類を社外に持ち出さずに電子化できるため、重要書類や契約書などの機密文書にも対応できます。

    契約書・領収書・大判図面のスキャンに加え、名刺のスキャンにも対応しています。名刺管理アプリ「Eight」と連携したサービスも提供しており、溜まった名刺を一気にデータ化したい場合にも利用できます。

    訪問型のほか、郵送によるスキャンサービスも用意されています。書類の機密性や量に合わせて、訪問と郵送を使い分けられます。

    対応できる原稿の種類契約書・領収書・大判図面・名刺
    納品データの加工範囲名刺管理アプリ「Eight」との連携に対応
    原本の取り扱い訪問型では原本を社外に持ち出さずに電子化
    セキュリティと作業場所Pマーク取得。依頼企業を訪問して作業するほか、郵送スキャンにも対応
    料金目安要問い合わせ

    本・書籍のスキャン代行を探している方へ

    「スキャン代行」で検索する方の中には、書籍や雑誌を電子化したい方も多くいます。本記事で紹介した会社の中にも、書籍のスキャンに対応している会社があります。

    依頼したいこと対応している会社の例
    書籍を裁断してまとめて電子化したいScan Biz(本・書籍1.5円〜/ページ)、スマートゲート(本・書籍15円〜/ページ)
    書籍や台帳を崩さずに電子化したい(非破壊)そのままスキャン、Digichive

    ただし、市販の書籍を代行業者がスキャンする「自炊代行」については、業者による複製が著作権侵害にあたると判断された裁判例があります(知的財産高等裁判所・2014年10月22日判決)。一方で、自社で作成した社内報・マニュアル・記念誌・台帳など、自社が権利を持つ資料の電子化であれば問題はありません。市販の書籍の電子化を検討している場合は、依頼前に各社の利用規約と著作物の取り扱いを必ず確認しましょう。

    スキャン代行のよくある質問

    ここでは、スキャン代行の依頼を検討している企業からよく寄せられる質問にお答えします。

    Q. 自社でスキャンするのと、代行に頼むのはどちらが安いですか?

    月に数十枚程度の定型書類であれば、自社の複合機でスキャンしたほうが安く済むことが多いです。一方で、段ボール単位の書類や、ホチキス留め・ファイル綴じの書類が多い場合は、前処理・スキャン・ファイル名付け・確認の作業に担当者の時間が大きく取られます。担当者の時給と作業時間から自社で対応した場合の人件費を試算し、代行の見積もり総額と比べて判断しましょう。

    Q. 電子化した後の原本は捨ててもいいですか?

    書類によって異なります。国税関係書類は、電子帳簿保存法のスキャナ保存の要件を満たして保存すれば、原本を廃棄できます。一方で、法律で書面での保存が求められる書類や、訴訟などで原本の提出が必要になる可能性がある契約書などは、原本を残しておくのが安全です。判断に迷う書類は、スキャン代行の保管サービスで一定期間預けておく方法もあります。

    Q. 個人情報を含む書類を預けても大丈夫ですか?

    プライバシーマークやISMS(ISO/IEC 27001)を取得し、入退室管理された自社センターで作業する会社を選べば、リスクを大きく下げられます。契約前に、作業場所・再委託の有無・輸送方法・データの受け渡し方法を確認しましょう。どうしても社外に出せない書類は、出張スキャンに対応する会社に依頼するのが確実です。

    Q. 依頼してからどのくらいで納品されますか?

    会社や枚数によって大きく異なります。定期スキャン型のサービスでは、書類の到着から最短1〜2営業日で納品するところもあります。一方で段ボール単位の大量案件では、10箱で15営業日程度かかる例もあります。電子帳簿保存法の入力期間に合わせる必要がある書類は、納期を事前に必ず確認しましょう。

    Q. 電子化したデータの中身をテキストとして活用したい場合はどうすればいいですか?

    スキャン代行のOCR処理は、主にPDF内を文字検索できるようにするためのものです。請求書の金額や取引先名などを項目ごとに抜き出してシステムに取り込みたい場合は、帳票の項目抽出に強いAI-OCRを組み合わせるのが効率的です。

    関連記事:AI OCRおすすめ19選を比較。費用相場・無料/買い切り・タイプ別の選び方まで解説

    まとめ

    スキャン代行は、電子化したい書類の発生のしかたと、電子化した後にどこまで任せたいかによって選ぶべき会社が変わります。1枚あたりの単価だけでなく、最低料金・オプション・原本の処理費用を含めた総額で比較することが、失敗しない選び方です。

    タイプ向いているケース
    大量一括・低単価型倉庫に眠る過去書類を、単発でまとめて安く電子化したい場合に最適
    定期スキャン・月額型毎月届く請求書・領収書・郵便物を、継続的に電子化したい場合に有効
    文書管理・保管一体型原本の保管・廃棄やデータ管理まで、ワンストップで任せたい場合に最適
    特殊原稿・出張対応型図面・製本書類や、社外に持ち出せない書類を電子化したい場合に不可欠

    毎月届く請求書をスキャン代行で電子化するだけでなく、請求書の受け取りそのものから任せたい場合は、請求書受領サービスの比較もあわせてご覧ください。

    関連記事:請求書受領サービスおすすめ13選比較。タイプ別の選び方と料金相場を解説

    まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「スキャン代行18選一覧比較表」の下にある診断ツールから確認してみてください。

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