インナーブランディング会社おすすめ16選。選び方と費用相場を解説
「理念は掲げているのに、現場の行動が変わらない」
こんな悩みを抱えていませんか?
全社集会でパーパスを発表した。ポスターも貼った。それでも半年後、社員に聞くと誰も内容を覚えていない。エンゲージメント調査のスコアも動かない
インナーブランディングに取り組む企業の多くが、この壁にぶつかります。
そんなときに選択肢となるのが、インナーブランディング会社の存在です。ただし一口に「インナーブランディング会社」といっても、理念そのものを言語化するコンサルティングファームもあれば、ブランドブックや動画を作る制作会社、社内報やイベントを回す運用会社、ワークショップで行動変容を起こす組織開発ファームもあり、得意領域はまったく異なります。
本記事では、タイプ別に整理したおすすめ会社に加えて、依頼できる業務の全体像、施策ごとの費用相場、発注前に必ず確認すべき5つの比較ポイントまでをまとめて解説します。
インナーブランディングとは
インナーブランディングとは、企業理念やブランドの価値を従業員に浸透させ、日々の判断や行動につなげていく取り組みです。社外の顧客に向けてブランドを訴求するのではなく、社内の従業員を対象にする点が最大の特徴です。
目的は「理念を覚えてもらうこと」ではありません。従業員が自社の価値を理解し、共感し、顧客に対して一貫したブランド体験を提供できる状態をつくることがゴールになります。そのため、言葉をつくって終わりではなく、届ける仕組みと行動を変える仕掛けまでがセットで必要になります。
アウターブランディングとの違い
アウターブランディングが顧客や取引先といった社外のステークホルダーを対象にするのに対し、インナーブランディングは従業員を対象にします。ただし、この2つは切り離せる関係ではありません。
社外に向けて「顧客第一」と発信していても、社内で従業員がその価値観を共有できていなければ、現場の接点でブランドが崩れます。逆に社内だけで盛り上がっても、社外への発信と食い違えば従業員は違和感を覚えます。インナーとアウターのメッセージを一致させることが、ブランディング全体の前提になります。
ブランディング全体の設計から相談したい場合は、インナーに限定しない総合的なブランディング会社も選択肢になります。
関連記事:ブランディング会社おすすめ20社比較。タイプ別の選び方と費用相場を徹底解説
インナーブランディングが再び注目されている背景
人材の流動化が進み、転職が前提の労働市場になったことで、企業への帰属意識は自然には育たなくなりました。リモートワークやハイブリッド勤務の定着により、オフィスでの何気ない会話を通じて価値観が伝わる機会も大きく減っています。
同時に、エンゲージメントスコアや人的資本情報の開示が求められるようになり、「従業員が自社をどう捉えているか」を経営が説明しなければならない場面が増えました。理念浸透が情緒的な取り組みではなく、経営指標に接続するテーマとして扱われるようになったことが、注目が再燃している背景です。
インナーブランディング会社に依頼できる業務
インナーブランディング会社に依頼できる業務は、大きく「調べる」「つくる」「届ける」「測る」の4段階に分かれます。全工程をワンストップで請ける会社もあれば、特定の工程だけを専門に扱う会社もあります。
| 業務分類 | 業務内容 | 概要 |
|---|---|---|
| 現状調査 | ・従業員サーベイ ・経営層 / 現場インタビュー ・浸透度診断 | 理念の認知度・共感度・実践度を定量と定性の両面で把握。 理想と現状のギャップを可視化 |
| 理念・MVV策定 | ・パーパス/ミッション/ビジョン策定 ・バリュー、行動指針の言語化 | 経営層の想いと現場の実感をすり合わせ、 判断基準として機能する言葉に落とし込み |
| 浸透ツール制作 | ・ブランドブック ・クレドカード ・ポスター ・ブランドムービー | 理念を目に触れる形に変換。 デザインと表現で「自分ごと化」を促進 |
| 社内コミュニケーション | ・社内報(紙・Web・アプリ) ・社内ポータル ・社内SNS運用 | 継続的に情報を届ける器を構築・運用。 単発施策の形骸化を防止 |
| 体験設計 | ・キックオフイベント ・表彰式 ・周年事業 ・ワークショップ、研修 | 社員が理念を体験し、対話する場を設計・運営 |
| 効果測定 | ・浸透度KPI設計 ・定点サーベイ ・人事指標との相関分析 | 施策の効果を数値で追い、 次の打ち手に反映するPDCAを構築 |
このうち、社内イベントや周年事業だけを切り出して依頼したい場合は、イベント企画を専門に扱う会社も候補に入ります。
関連記事:イベント企画会社15社比較!タイプ別の選び方から比較ポイントまでご紹介
インナーブランディングの費用相場
インナーブランディングの費用は、依頼する施策と対象人数によって大きく変動します。以下は施策単位で見た費用相場の目安です。
| 施策 | 費用相場 | 備考 |
|---|---|---|
| 現状調査・従業員サーベイ | 30万〜150万円 | 設問設計から分析レポートまで。対象人数で変動 |
| 理念・MVV/パーパス策定 | 50万〜300万円 | 経営層インタビューとワークショップを含む |
| ブランドブック・クレドカード制作 | 30万〜150万円 | 企画・編集・デザイン・印刷まで |
| インナーブランディング動画制作 | 50万〜500万円 | 尺・撮影規模・出演者数で大きく変動 |
| 社内報(紙・1号あたり) | 30万〜100万円 | ページ数と取材本数に比例 |
| Web/アプリ社内報ツール | 月額3万〜20万円 | 別途初期費用が発生するケースが多い |
| 浸透ワークショップ・研修(1回) | 20万〜200万円 | 参加人数・回数・カスタマイズ度で変動 |
| 総合コンサルティング(年間) | 100万〜1,000万円以上 | 策定から浸透運用までの一気通貫支援 |
動画を中心に据える場合は、制作会社の選定によって同じ内容でも金額が数倍変わります。
関連記事:動画制作会社おすすめ19選比較。用途別の選び方と費用相場を解説
費用が変動する3つの要因
1. 対象人数と拠点数
サーベイもワークショップも、対象が増えるほど費用は上がります。特に多拠点・多言語の企業では、翻訳やローカライズ、拠点ごとの実施回数が積み上がるため、同じメニューでも総額が数倍になることがあります。グループ会社まで含めるかどうかを最初に決めておくと、見積もりの精度が上がります。
2. 「策定まで」か「浸透運用まで」か
理念やMVVを言語化するところまでであれば、数カ月・数百万円規模で収まります。しかし浸透は単発では終わりません。ツール制作、イベント、社内報、効果測定を1年以上回し続ける前提で設計すると、年間の総額は桁が変わります。見積もりを比べる際は、どこまでが含まれた金額なのかを必ず揃えてください。
3. 成果物の制作点数
ブランドブック、動画、ポスター、ノベルティ、社内ポータルと、成果物が増えるほど費用は膨らみます。一方で成果物が多いほど浸透するとは限りません。予算が限られている場合は、点数を増やすより、対象を絞って体験の質を上げるほうが結果につながりやすくなります。
インナーブランディング会社を選ぶ際の比較ポイント
インナーブランディング会社は、サービス紹介ページの文言だけを見ると、どこも「戦略から実行まで一気通貫」と書かれていて違いが分かりません。タイプ別の選び方に入る前に、どの会社にも共通して確認すべき5つのポイントを押さえておきましょう。
- 戦略策定だけか、実行まで伴走できるか
- 自社と近い業界・規模の支援実績があるか
- インナーとアウターを統合できるか
- 浸透度を測る仕組みを持っているか
- 施策を続けられる費用感か
1. 戦略策定だけか、実行まで伴走できるか
インナーブランディングが失敗する最も多いパターンは、立派な理念とスライドが納品されたあと、実行が社内に丸投げされることです。コンサルティングファーム系は策定の解像度が高い一方で、制作やイベント運営は外部パートナーに任せる場合があります。逆に制作会社系は成果物の品質は高いものの、上流の設計が浅くなることがあります。
確認すべきポイントは次の3つです。
- 理念策定後の浸透施策まで同じチームが担当するか
- 制作・イベント運営を自社で行うか、外注するか
- 契約期間終了後の運用を誰が担う想定か
2. 自社と近い業界・規模の支援実績があるか
インナーブランディングは、業界と組織構造によって難易度がまったく変わります。全社員がオフィスにいる数百名のIT企業と、全国に店舗や工場を抱えて1人1台のPCがない小売・製造業では、情報の届け方から設計し直す必要があります。
支援実績を確認するときは社数だけでなく、自社と近い規模・業態の事例が公開されているかを見てください。グループ会社を含む複数社での統合や、M&A後の融和といった特殊な状況を扱った経験があるかどうかも、該当する企業にとっては重要な判断材料になります。
3. インナーとアウターを統合できるか
社内向けのメッセージと、採用サイトや広報で語っているメッセージが食い違っていると、従業員はどちらを信じればいいのか分からなくなります。特に採用ブランディングとの不一致は、入社後のギャップによる早期離職に直結します。
インナーだけを切り出して発注する場合でも、既存のコーポレートサイト・採用サイト・広報発信との整合性をどう担保するかを提案時に確認しておきましょう。アウターの制作も手がける会社であれば、同じ言葉づくりのまま社外発信まで展開できます。
4. 浸透度を測る仕組みを持っているか
「社員の反応は良かった」という感想で終わってしまうと、翌年の予算が取れません。理念理解度や行動実践度を定量で測り、離職率・採用決定率・NPSといった既存の経営指標と並べて見られる状態をつくれるかどうかが、施策を継続できるかの分かれ目になります。
独自のサーベイや診断ツールを持っている会社であれば、実施前後の比較がしやすくなります。すでに自社でエンゲージメント調査を行っている場合は、その結果を活かした設計ができるかも確認してください。
エンゲージメントの可視化そのものをツールで内製化したい場合は、専用ツールの導入も選択肢になります。
関連記事:従業員エンゲージメントツールおすすめ14選比較。課題フェーズ別4タイプの選び方と費用相場
5. 施策を続けられる費用感か
浸透は1年で終わりません。初年度に予算を使い切ってしまい、2年目以降に何もできなくなるケースが非常に多く見られます。初年度の見積もりだけでなく、2年目・3年目の想定コストまで提示してもらえるかを確認しましょう。
社内報のように継続運用が前提の施策では、月額費用と社内工数の両方が積み上がります。自社の担当者が兼任なのか専任なのかによって、外注すべき範囲は変わります。
インナーブランディング会社の選び方
ここまでの比較ポイントを踏まえたうえで、次は自社の状況に合ったタイプを見極めます。インナーブランディング会社は、得意とする支援手段によって大きく4つのタイプに分けられます。
- 理念・パーパス策定型(理念がない、または数年以上見直していない場合)
- クリエイティブ制作型(ブランドブック・動画などで理念を「見せたい」場合)
- 社内コミュニケーション運用型(社内報やイベントで「届け続けたい」場合)
- 組織開発・研修型(ワークショップや研修で「行動を変えたい」場合)
1. 理念・パーパス策定型(理念がない、または数年以上見直していない場合)
理念・パーパス策定型は、経営層の想いと現場の実感をすり合わせ、判断基準として機能する言葉をつくることに強みを持つタイプです。経営層への個別インタビュー、全社員アンケート、キーパーソンを集めたワークショップを重ね、合意形成のプロセスごと設計します。
創業から数十年が経ち理念が形骸化している企業、事業承継やIPO、ホールディングス化を控えている企業、M&Aで複数の企業文化が混在している企業に向いています。言葉が定まっていない状態で制作やイベントに進んでも、伝えるべき中身が定まらないため、まずこのタイプから入るのが順当です。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 理念やMVVがない、または10年以上見直していない
- 事業承継・IPO・社名変更などの節目を控えている
- M&Aやグループ再編で複数の企業文化が混在している
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
パラドックス | 要問い合わせ | 理念・パーパス策定型 | 「同志度」という独自指標の組織診断サーベイ「visions survey」を無償提供 | |
イマジナ | 要問い合わせ | 理念・パーパス策定型 | 実績3,000社超。経営者向けインナーブランディングセミナーを全国で無料開催 | |
ブランディングテクノロジー | 要問い合わせ | 理念・パーパス策定型 | 中堅・中小企業に特化。自社のリブランディング実践プロセスを資料として公開 | |
タナベコンサルティング | 要問い合わせ | 理念・パーパス策定型 | グループ3社連携のチームコンサルティングで戦略PR・広報まで一体で支援 |
2. クリエイティブ制作型(ブランドブック・動画などで理念を「見せたい」場合)
クリエイティブ制作型は、すでにある理念を、映像・デザイン・冊子といった目に見える形に変換することに強みを持つタイプです。ブランドムービー、ブランドブック、クレドカード、社内ポスター、社内ポータルなど、制作物のクオリティで従業員の感情を動かします。
理念自体はあるものの、言葉が抽象的で社員に届いていない企業に効果的です。制作会社系のため、撮影・編集・デザイン・印刷までを自社リソースで完結できる会社が多く、複数の成果物を統一されたトーンで揃えられる点も強みになります。周年事業と合わせて刷新したい場合にも適しています。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 理念はあるが、社員が内容を説明できない
- 周年事業や記念イベントに合わせて刷新したい
- 拠点や職種が多く、映像や冊子で一斉に届けたい
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
揚羽 | 要問い合わせ | クリエイティブ制作型 | インナーブランディング支援実績300社以上。エンゲージメントの専門書も出版 | |
TOPPAN | 要問い合わせ | クリエイティブ制作型 | インナーブランディング累計50社以上。浸透度KPI設計まで体系化 | |
大伸社コミュニケーションデザイン | 要問い合わせ | クリエイティブ制作型 | インナー/アウター両方の浸透測定支援をサービスメニューとして明示 | |
アイディーエイ | 要問い合わせ | クリエイティブ制作型 | 年間約1,300プロジェクト。東京・大阪・岡山・福岡の4拠点体制 |
3. 社内コミュニケーション運用型(社内報やイベントで「届け続けたい」場合)
社内コミュニケーション運用型は、社内報・社内ポータル・社内イベントといった「継続的に届ける器」の設計と運用に強みを持つタイプです。インターナルコミュニケーションを専門領域として掲げ、年間の情報発信計画から個別の企画・取材・制作までを伴走します。
単発の施策が打ち上げ花火で終わってしまう企業、担当者が兼任で運用リソースが足りない企業に向いています。紙・Web・アプリのどの形態が自社に合うかという媒体選定から相談でき、運用が軌道に乗るまでサポートを受けられる点が特徴です。表彰制度やキックオフイベントを組み合わせ、情報発信と体験の両輪で設計する会社もあります。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 施策が単発で終わり、継続的な仕組みがない
- 担当者が兼任で、社内報やポータルを回す余力がない
- 店舗・工場など全社員にPCが行き渡っていない
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
ソフィア | 要問い合わせ | 社内コミュニケーション運用型 | インターナルコミュニケーション専門。部門別の課題から入れるサービス設計 | |
ゼロイン | 要問い合わせ | 社内コミュニケーション運用型 | 総務BPO・オフィスデザインまで含めて組織風土にアプローチ | |
リンクソシュール | 要問い合わせ | 社内コミュニケーション運用型 | 表彰制度設計と周年事業に強み。旧社名はリンクイベントプロデュース | |
ウィズワークス | 要問い合わせ | 社内コミュニケーション運用型 | 国内最大規模の「社内報アワード」主催。『社内報白書』も発行 |
4. 組織開発・研修型(ワークショップや研修で「行動を変えたい」場合)
組織開発・研修型は、ワークショップ・研修・サーベイを通じて、従業員の行動そのものを変えることに強みを持つタイプです。理念を「知っている」状態から「実践している」状態へ移行させるプロセスを、人材開発の理論とファシリテーション技術で設計します。
理念の認知度は高いのに行動が変わらない企業、管理職層で解釈がばらついている企業に向いています。人事評価制度や育成体系との接続まで踏み込める会社も多く、理念を制度に組み込みたい場合の相談先になります。定点サーベイで浸透度を測りながら改善を回せる点も、効果を経営に説明したい企業にとっては大きな利点です。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 理念は知られているが、現場の行動が変わらない
- 管理職層で理念の解釈がばらついている
- 人事評価や育成体系と理念を接続したい
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
リンクアンドモチベーション | 要問い合わせ | 組織開発・研修型 | 独自技術「モチベーションエンジニアリング」で共有→行動化→習慣化を設計 | |
MIMIGURI | 要問い合わせ | 組織開発・研修型 | ファシリテーション型コンサルティング。学習プラットフォームCULTIBASEを運営 | |
アドハウスパブリック | 要問い合わせ | 組織開発・研修型 | ブランド構築900件以上。ストレングスファインダー®を活用した人材育成型 | |
ミテモ | 要問い合わせ | 組織開発・研修型 | インナーブランディング研修・理念浸透ワークショップを単体メニューで提供 |
インナーブランディング会社一覧比較表
以下は、本記事で紹介するインナーブランディング会社の一覧比較表です。
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
パラドックス | 要問い合わせ | 理念・パーパス策定型 | 「同志度」という独自指標の組織診断サーベイ「visions survey」を無償提供 | |
イマジナ | 要問い合わせ | 理念・パーパス策定型 | 実績3,000社超。経営者向けインナーブランディングセミナーを全国で無料開催 | |
ブランディングテクノロジー | 要問い合わせ | 理念・パーパス策定型 | 中堅・中小企業に特化。自社のリブランディング実践プロセスを資料として公開 | |
タナベコンサルティング | 要問い合わせ | 理念・パーパス策定型 | グループ3社連携のチームコンサルティングで戦略PR・広報まで一体で支援 | |
揚羽 | 要問い合わせ | クリエイティブ制作型 | インナーブランディング支援実績300社以上。エンゲージメントの専門書も出版 | |
TOPPAN | 要問い合わせ | クリエイティブ制作型 | インナーブランディング累計50社以上。浸透度KPI設計まで体系化 | |
大伸社コミュニケーションデザイン | 要問い合わせ | クリエイティブ制作型 | インナー/アウター両方の浸透測定支援をサービスメニューとして明示 | |
アイディーエイ | 要問い合わせ | クリエイティブ制作型 | 年間約1,300プロジェクト。東京・大阪・岡山・福岡の4拠点体制 | |
ソフィア | 要問い合わせ | 社内コミュニケーション運用型 | インターナルコミュニケーション専門。部門別の課題から入れるサービス設計 | |
ゼロイン | 要問い合わせ | 社内コミュニケーション運用型 | 総務BPO・オフィスデザインまで含めて組織風土にアプローチ | |
リンクソシュール | 要問い合わせ | 社内コミュニケーション運用型 | 表彰制度設計と周年事業に強み。旧社名はリンクイベントプロデュース | |
ウィズワークス | 要問い合わせ | 社内コミュニケーション運用型 | 国内最大規模の「社内報アワード」主催。『社内報白書』も発行 | |
リンクアンドモチベーション | 要問い合わせ | 組織開発・研修型 | 独自技術「モチベーションエンジニアリング」で共有→行動化→習慣化を設計 | |
MIMIGURI | 要問い合わせ | 組織開発・研修型 | ファシリテーション型コンサルティング。学習プラットフォームCULTIBASEを運営 | |
アドハウスパブリック | 要問い合わせ | 組織開発・研修型 | ブランド構築900件以上。ストレングスファインダー®を活用した人材育成型 | |
ミテモ | 要問い合わせ | 組織開発・研修型 | インナーブランディング研修・理念浸透ワークショップを単体メニューで提供 |
上記で自社に合うタイプの会社・サービスを絞り込みたい方は、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。
自社に合うインナーブランディング会社タイプ診断
8つの質問に答えるだけで、自社に最適な依頼タイプがわかります。
【理念・パーパス策定型】でおすすめのインナーブランディング会社
理念やMVVそのものを言語化し直したい企業に向いた会社を紹介します。経営層の想いを引き出すプロセス設計と、現場との合意形成に強みを持ちます。
株式会社パラドックス

株式会社パラドックスは、「志」を軸に企業価値向上を支援するブランディングファームです。コーポレート・インナー・カスタマー・採用の4領域を横断し、理念策定からブランドブック制作、クリエイティブ制作までをワンストップで提供しています。
特徴的なのが、「同志度」という独自指標で企業と個人の関係性を測る組織診断サーベイ「visions survey」です。導入無償と明示されており、現状把握のフェーズから費用をかけずに着手できます。東京・大阪・名古屋・福岡・沖縄の5拠点で展開しており、地方企業からの相談にも対応しやすい体制です。
また、研究機関「PARADOX創研」を自社で持ち、理念経営やブランディングに関する調査研究とセミナー・研修の提供も行っています。
| 支援範囲 | 理念策定からブランドブック・クリエイティブ制作までワンストップ |
| 得意な施策 | 理念・MVV策定、ブランドブック制作、組織診断サーベイ、ブランディングセミナー |
| 支援実績・対象規模 | コーポレート/インナー/カスタマー/採用の4領域。大手から中小まで幅広く対応 |
| 効果測定の仕組み | 独自指標「同志度」による組織診断サーベイ「visions survey」(導入無償) |
| 料金 | 要問い合わせ |
株式会社イマジナ

株式会社イマジナは、企業の「内」と「外」を一貫してつなぐブランディングを掲げる会社です。3,000社超の実績があり、理念・ミッション・ビジョン・バリューの策定から、その浸透施策、人材育成プログラムまでを提供しています。
サービスメニューが「想いを伝える」「社員を育てる」「仲間を集める」「やりがいを作る」「売上をあげる」という5つの目的別に整理されており、自社の課題からサービスを探しやすい構成になっています。人事評価制度やキャリアパスの設計まで対象に含まれている点が、制作寄りの会社との大きな違いです。
経営者向けの「インナーブランディングセミナー」を東京・大阪・広島・熊本などで定期的に無料開催しており、発注前に方針を掴みたい企業が接点を持ちやすい点も特徴です。
| 支援範囲 | 理念策定・浸透から人事制度・採用・社外発信まで一貫対応 |
| 得意な施策 | ビジョン策定、カルチャーブック、ブランドムービー、アンバサダー研修、管理職研修 |
| 支援実績・対象規模 | 実績3,000社超 |
| 効果測定の仕組み | 要問い合わせ(エンゲージメント調査に関する知見を自社メディアで発信) |
| 料金 | 要問い合わせ |
ブランディングテクノロジー株式会社

ブランディングテクノロジー株式会社は、「ブランドを軸に中堅・中小企業のデジタルシフトを担う」をミッションに掲げる東証グロース上場企業です。大手向けの高額なブランディングではなく、中堅・中小企業の予算規模に合わせたソリューションを、スモール向けからミドル・アッパー向けまで段階的に用意しています。
同社は2018年に自社の社名変更とリブランディングを実施しており、その際の「言語の開発・再構築」「デザインの開発・再構築」「社内説明と公開前の事前準備」「どう浸透させていくのか」というプロセスを資料として公開しています。支援会社自身が当事者として理念刷新を経験している点は、事業承継や社名変更を控えた企業にとって参考になります。
グループにコンテンツ制作に強いファングリー、オフショア拠点を持つアザナ・べトライを擁しており、制作リソースを内製で確保できる体制です。
| 支援範囲 | ブランド戦略策定からデジタルマーケティング・制作実行まで |
| 得意な施策 | 理念・MVV策定、リブランディング、Web制作、デジタルマーケティング |
| 支援実績・対象規模 | 全国の中堅・中小企業が主対象。予算規模別にソリューションを用意 |
| 効果測定の仕組み | 要問い合わせ |
| 料金 | 要問い合わせ |
株式会社タナベコンサルティング

株式会社タナベコンサルティングは、経営コンサルティングファームとしてブランディングとPRを一体で扱う会社です。経営理念やパーパス、ブランドコンセプトの策定から社内外への浸透までを、経営戦略の文脈のなかで設計します。
ブランド&PR領域では、タナベコンサルティング・ジェイスリー・カーツメディアワークスの3社が連携するチームコンサルティング体制を取っています。戦略策定はコンサルティング、クリエイティブ制作、戦略PRとそれぞれの専門会社が担う分業モデルのため、理念策定から社外発信までを途切れずに進められます。
自社メディアで「インナーブランディングの効果測定」「周年事業の進め方」といったテーマのコラムを継続的に公開しており、検討段階で方針を固めやすい情報量があります。
| 支援範囲 | 経営戦略の文脈での理念策定から、社内浸透・戦略PR・広報まで |
| 得意な施策 | パーパス・ブランドコンセプト策定、周年事業、ブランドポートフォリオ設計、戦略PR |
| 支援実績・対象規模 | 経営コンサルティングファームとして幅広い業種・規模に対応 |
| 効果測定の仕組み | 要問い合わせ |
| 料金 | 要問い合わせ |
【クリエイティブ制作型】でおすすめののインナーブランディング会社
ブランドブック・動画・Webなど、理念を目に見える形に変換したい企業に向いた会社を紹介します。制作の内製力と表現の質に強みを持ちます。
株式会社揚羽

株式会社揚羽は、インナーブランディング支援実績300社以上ある東証グロース上場のブランディング会社です。定性・定量調査によるコンセプト策定から、映像・Web・パンフレットなどのクリエイティブ制作、社内での浸透活動までを一貫して支援しています。
動画制作の実績が特に豊富で、ビジョン浸透ムービー、意識改革ドラマ、コンプライアンス意識ドラマ、表彰社員のナレッジ紹介ムービーなど、目的別に演出を作り分けた事例があります。グラフィック面でもブランドブック、クレドカード、人事制度開発ブックといった制作物を扱い、SharePointを使った社内向けオウンドメディアの構築にも対応します。
インナーブランディングと従業員エンゲージメントの入門書『組織は「言葉」から変わる。』を出版しており、専門メディアへの寄稿実績も多数あります。
| 支援範囲 | 現状分析・言葉づくり・クリエイティブ制作・相互理解促進まで一貫 |
| 得意な施策 | ビジョン浸透ムービー、意識改革ドラマ、ブランドブック、社内情報発信サイト構築 |
| 支援実績・対象規模 | インナーブランディング支援実績300社以上 |
| 効果測定の仕組み | 定量調査・全社員アンケートによる現状分析を実施 |
| 料金 | 要問い合わせ |
TOPPAN株式会社

TOPPAN株式会社は、インナーブランディングを含むブランディング実績100社以上の専門チームを擁する総合印刷グループです。累計50社以上のインナーブランディングのコンサルティング実績があります。
強みは、コミュニケーション戦略の策定から企画、ツール制作、展開・実行、評価・効果測定までをワンストップで請け負える点です。MVV策定から行動指針の可視化、浸透度KPI設計、社内コミュニケーション施策までを体系化しているため、「やって終わり」を避けたい企業に向いています。
公開されている静岡鉄道グループの事例では、30社に及ぶグループ会社を対象に、ブランドステイトメント策定、グループVI開発、ブランドブック制作、ブランドリーダー研修までを実施。設立100周年時のグループブランドシンボル制作まで継続して支援しています。
| 支援範囲 | 戦略策定・企画・ツール制作・展開・効果測定までワンストップ |
| 得意な施策 | MVV策定、ブランドブック、ブランド宣伝ポスター、ブランドリーダー研修、グループVI開発 |
| 支援実績・対象規模 | インナーブランディング累計50社以上/ブランディング実績100社以上。グループ30社規模の案件実績あり |
| 効果測定の仕組み | 浸透度KPI設計。サーベイで理念理解度・行動実践度を測定し人事・顧客指標と相関分析 |
| 料金 | 要問い合わせ |
株式会社大伸社コミュニケーションデザイン

株式会社大伸社コミュニケーションデザインは、コーポレート・製品/サービス・サステナブル・採用の4領域でブランディングを手がける会社です。ブランドコアの策定から浸透施策の検討まで、コンサルティングだけでなく施策の実現まで伴走する体制を取っています。
注目すべきは、サービスメニューの「現状把握」フェーズに「インナー/アウターブランディング浸透測定の支援」を明示的に置いている点です。多くの制作会社が測定を扱わないなか、社内向けと社外向けの両方の浸透度を測るメニューを持っているため、効果を数値で説明したい企業と相性が良い会社です。
実行支援では映像・空間デザイン・Webサイト構築・グラフィックデザイン・XR(AR/VR/MR)まで手法を問わず対応します。サステナビリティ視点でのブランド再構築や研修領域も扱っており、ESG文脈で理念を整理したい企業の相談先にもなります。
| 支援範囲 | 現状把握・戦略策定・実行支援の3フェーズを一貫 |
| 得意な施策 | MVV策定、ブランドコンセプト策定、映像、空間デザイン、グラフィック、XR |
| 支援実績・対象規模 | 企業・プロダクト・サステナブル・採用の4領域で幅広く対応 |
| 効果測定の仕組み | 「インナー/アウターブランディング浸透測定の支援」をサービスメニューとして提供 |
| 料金 | 要問い合わせ |
株式会社アイディーエイ

株式会社アイディーエイは、ブランディングとパッケージデザインを軸に、年間約1,300のプロジェクトを手がける会社です。東京・大阪・岡山・福岡の4拠点体制で、企業ブランディングからインナーブランディング、採用ブランディングまで幅広く対応しています。
「ブランディングとは」ページでブランドの基礎知識と実践手順を図解つきで公開しており、社内で決裁を通すための説明材料として使いやすい点が特徴です。インナー・企業ブランディングの事例も領域別に整理されて公開されているため、自社に近い事例を探しやすくなっています。
デザイン会社としての制作力を背景に、ロゴ・キービジュアル・パッケージからコミュニケーションツールまでを統一されたトーンで揃えられます。地方企業のブランディング支援実績が多い点も、本社が地方にある企業にとっては相談しやすい要素です。
| 支援範囲 | ブランド戦略の整理からロゴ・キービジュアル・各種ツール制作まで |
| 得意な施策 | ブランドコンセプト策定、ロゴ・キービジュアル開発、コミュニケーションツール制作 |
| 支援実績・対象規模 | 年間約1,300プロジェクト。東京・大阪・岡山・福岡の4拠点 |
| 効果測定の仕組み | 要問い合わせ |
| 料金 | 要問い合わせ |
【社内コミュニケーション運用型】でおすすめのインナーブランディング会社
社内報・社内ポータル・社内イベントで継続的に届ける仕組みをつくりたい企業に向いた会社を紹介します。単発施策で終わらせない運用設計に強みを持ちます。
株式会社ソフィア

株式会社ソフィアは、インターナルコミュニケーションを専門領域として掲げるコンサルティング会社です。「ミッション・ビジョン・バリュー浸透」「経営計画コミュニケーション戦略」「チーム・組織開発」といった課題単位でサービスを構成し、各分野のプロフェッショナルがチームを組んでオーダーメイドのプランを設計します。
特徴的なのは、サービスの入り口が「経営企画部門」「人事・人材開発部門」「広報部門」「デジタル・情報システム部門」といった部門別に整理されている点です。インナーブランディングの推進主体が部署によって異なる実情に合わせた設計になっており、自部門の課題から相談しやすくなっています。
Web社内報のエンゲージメント向上、エンゲージメントサーベイの結果を組織改革につなげる方法、社内基盤リニューアルの稟議の通し方といった実務寄りのコンテンツを多数公開しており、担当者が社内調整で使える情報が揃っています。
| 支援範囲 | コミュニケーション戦略の設計から施策実行・伴走支援まで |
| 得意な施策 | MVV浸透、Web社内報、社内ポータル、経営計画の浸透、コミュニケーションスキル開発 |
| 支援実績・対象規模 | 経営企画・人事・広報・情報システムなど部門別に支援メニューを用意 |
| 効果測定の仕組み | 組織・社内の状態を調査するメニューを提供 |
| 料金 | 要問い合わせ |
株式会社ゼロイン

株式会社ゼロインは、組織風土に関する課題を複数のアプローチから解決する会社です。事業は「インターナルブランディング・組織文化開発」「総務BPO・業務整理・総務組織づくり」「オフィス移転・レイアウト変更・オフィスデザイン」の3領域で構成されています。
インターナルブランディング領域では、キックオフイベント、アワード(表彰式)、社内報などのプランニングを手がけます。総務部門のBPOコンサルティングとオフィス空間の両方を扱っている点が独自で、情報発信だけでなく、働く場や日々の業務フローの側から組織風土にアプローチできます。
社内活性化の事例を集めたオウンドメディアも運営しており、具体的な施策イメージを掴んでから相談できます。総務部門が推進主体になっている企業や、オフィス移転を機に組織文化を変えたい企業と相性の良い会社です。
| 支援範囲 | インターナルブランディングの企画・運営に加え、総務BPO・オフィス設計まで |
| 得意な施策 | キックオフイベント、表彰式(アワード)、社内報、オフィスデザイン |
| 支援実績・対象規模 | 中堅・ベンチャー企業のオフィス移転支援実績あり |
| 効果測定の仕組み | 要問い合わせ |
| 料金 | 要問い合わせ |
株式会社リンクソシュール

株式会社リンクソシュールは、企業理念やパーパスの浸透・実践支援を専門に扱う会社です。旧社名は株式会社リンクイベントプロデュースで、リンクアンドモチベーショングループに属しています。
サービスは「理念浸透コンサルティング」「理念浸透ツール」「シェアリングイベント企画・運営」の3本柱で構成されています。なかでも表彰制度の設計を通じて価値観の実践を促し、企業文化を醸成するアプローチを明確に打ち出している点が特徴です。理念を掲げるだけでなく、体現した社員を称える仕組みまでセットで設計します。
コミュニケーション全体設計から、表彰制度・イベント・周年事業といった体験の企画制作までをワンストップで請け負えるため、社内イベントを軸に浸透を進めたい企業に向いています。
| 支援範囲 | コミュニケーション全体設計から表彰制度・イベント・クリエイティブ制作まで |
| 得意な施策 | 理念浸透コンサルティング、表彰制度設計、シェアリングイベント、周年事業 |
| 支援実績・対象規模 | リンクアンドモチベーショングループとして組織開発領域の知見を活用 |
| 効果測定の仕組み | 要問い合わせ |
| 料金 | 要問い合わせ |
ウィズワークス株式会社

ウィズワークス株式会社は、社内報の企画・制作を軸とするインターナルコミュニケーションの専門会社です。1997年設立で、リクルート社内報『かもめ』を創刊し26年編集長を務めた「社内報の母」によって創業されました。
紙・Web・アプリ・動画と媒体を問わず社内報を制作できるほか、社内報診断・分析、ミッション策定、各種調査、全体設計、効果測定といったインターナルコミュニケーションコンサルティングも提供しています。国内最大規模のコンクール「社内報アワード」を主催し、『社内報白書』を発行、情報サイト「社内報ナビ」を運営するなど、業界の基準そのものをつくってきた蓄積が強みです。
自社プロダクト「社内報アプリ」は、初期費用(Webのみ/Web+アプリ)と月額費用(Light/Standard/Standard+/Premium の4プラン)で構成されます。
| 支援範囲 | 社内報の企画・制作・運用に加え、IC戦略コンサルティング・効果測定まで |
| 得意な施策 | 紙/Web/アプリ/動画の社内報、社内報診断、ミッション策定、社内報アワード |
| 支援実績・対象規模 | 1997年設立。従業員100人規模から数万人規模まで対応するプラン設計 |
| 効果測定の仕組み | 社内報診断・分析、各種調査、効果測定をコンサルティングメニューとして提供 |
| 料金 | 要問い合わせ(社内報アプリは初期費用+月額4プラン制。金額は非公開) |
【組織開発・研修型】でおすすめのインナーブランディング会社
ワークショップ・研修・サーベイを通じて従業員の行動そのものを変えたい企業に向いた会社を紹介します。人材開発の理論と制度設計への接続に強みを持ちます。
株式会社リンクアンドモチベーション

株式会社リンクアンドモチベーションは、「社員の行動促進=インナーブランディング」と定義してコンサルティングを提供する組織人事コンサルティングファームです。ブランドを「ミッションに基づいた顧客との約束と保障による信頼関係」と定義し、アウターブランディングと対になる概念として整理しています。
支援の特徴は3つあります。第一に「ブランドコンセプト」「ミッション」「スタイル」という企業理念の体系を一貫性を持って言語化すること。第二に、言語化した理念を「共有」→「行動化」→「習慣化」という明確なステップで現場に定着させること。第三に、独自技術「モチベーションエンジニアリング」とその思想を共有したグループ総力でワンストップ支援することです。
関連サービスとして経営理念浸透コンサルティング、職場改善コンサルティング、育成・教育体系構築コンサルティング、人事制度設計・構築コンサルティングを揃えており、理念を人事制度まで落とし込みたい企業の相談先になります。
| 支援範囲 | 理念の言語化から現場定着、人事制度・育成体系への接続まで |
| 得意な施策 | 企業理念の言語化、理念浸透コンサルティング、各種研修、人事制度設計 |
| 支援実績・対象規模 | 組織人事コンサルティングファームとして幅広い業種・規模に対応 |
| 効果測定の仕組み | 「共有→行動化→習慣化」のステップで定着度を追う設計 |
| 料金 | 要問い合わせ |
株式会社MIMIGURI

株式会社MIMIGURIは、人と組織の経営コンサルティングファームとして、ファシリテーション型のコンサルティングを提供する会社です。理論開発と大企業の組織変革現場での実践を両輪とし、そこで獲得した実践知をもとに企業へ直接参画します。
コンサルティングサービスは「多角化支援」「事業開発」「組織設計」「文化開発」「人材開発」の5領域で構成され、インナーブランディングに相当するのは「文化開発(理念開発や組織開発)」です。言葉をつくることと、集団内の関係性に働きかけることを分けずに扱う点が、制作会社型やコンサル型との大きな違いになります。
組織ファシリテーションの知見を共有する学習プラットフォーム「CULTIBASE」を運営しており、会員サービス「CULTIBASE Lab」ではオリジナル番組シリーズやラーニングパスを通じて最新知見を学べます。外部委託と並行して自社の推進担当者を育てたい企業に適した体制です。
| 支援範囲 | 経営者・リーダーと共に取り組むファシリテーション型コンサルティング |
| 得意な施策 | 理念開発、組織開発、組織設計、人材開発、ワークショップファシリテーション |
| 支援実績・対象規模 | 大企業における組織変革・組織開発・経営人材育成の実践知をベースに支援 |
| 効果測定の仕組み | 要問い合わせ |
| 料金 | 要問い合わせ |
株式会社アドハウスパブリック

株式会社アドハウスパブリックは、新潟を拠点とする企業伴走型のブランディングファームです。デザイン、ブランドコンサルティング、インナーブランディングを独自のメソッドで組み合わせ、リーダーとチームの力を引き出すアプローチを取っています。ブランド構築の実績は900件以上と豊富。
インナーブランディングを「人材育成につながる内側からのブランディング」と位置づけている点が特徴で、ストレングスファインダー®の34資質を活用した個人とチームの強み発見を支援に組み込んでいます。認定コーチによる本格導入のプログラムも提供しており、理念浸透と人材育成を一体で進めたい企業に向いています。
朝日酒造、JR東日本新潟シティクリエイト、戸板女子短期大学といった実績があり、デザイン制作力も併せ持ちます。地方企業のブランディングに強く、地域に根ざした企業からの相談に対応しやすい体制です。
| 支援範囲 | デザイン・ブランドコンサルティング・インナーブランディングの組み合わせ提案 |
| 得意な施策 | ストレングスファインダー®活用、MVV明確化、チームビルディング、デザイン制作 |
| 支援実績・対象規模 | ブランド構築900件以上。新潟を中心とした地方企業の支援実績が豊富 |
| 効果測定の仕組み | 要問い合わせ |
| 料金 | 要問い合わせ |
ミテモ株式会社

ミテモ株式会社は、人材開発とデザイン支援を組み合わせて理念浸透を推進する会社です。研修・ワークショップを単体メニューとして数多く公開しており、必要なプログラムだけを切り出して依頼できる点が特徴です。
公開されているメニューには「インナーブランディング研修」「役員・部長向け理念浸透ワークショップ」「ポジティブアプローチを通じた共創型組織開発ワークショップ」「関係性構築ワークショップ」「インプロの手法を使った社内のコミュニケーションを促進するワークショップ」などがあります。個人の行動指針と企業のビジョンを接続する設計が、インナーブランディング研修の中心に据えられています。
大規模なコンサルティング契約を結ぶ前に、まず管理職層だけでワークショップを試したいといった段階的な進め方がしやすい会社です。若手向けの相互フィードバックやリフレクション研修も揃っているため、階層別に展開していく設計も組めます。
| 支援範囲 | 研修・ワークショップ単体からの依頼に対応。人材開発とデザインを組み合わせた支援 |
| 得意な施策 | インナーブランディング研修、役員・部長向け理念浸透ワークショップ、組織開発ワークショップ |
| 支援実績・対象規模 | 役員・管理職から新人・内定者まで階層別のプログラムを保有 |
| 効果測定の仕組み | 要問い合わせ |
| 料金 | 要問い合わせ |
インナーブランディングを社内だけで進めたい場合
予算が確保できない、あるいはまず小さく試したいという場合は、社内リソースだけで始める選択肢もあります。外注が必須の取り組みではありません。
現実的に自社で着手しやすいのは、経営層が全社集会や1on1で理念について繰り返し語る場をつくること、既存の朝会や部門会議に「バリューを体現した行動」を共有する時間を設けること、そして無料または安価なツールで社内の感謝や称賛を可視化することの3つです。いずれも大きな費用をかけずに始められます。
ただし、社内だけで進める場合に必ず起きるのが「担当者の熱量が尽きた時点で止まる」という問題です。推進担当が異動すれば施策ごと消えます。仕組みとして残すには、誰が担当になっても回る運用ルールと、効果を経営に報告する型を最初に決めておく必要があります。
日々の称賛や感謝を仕組み化するところから始めたい場合は、専用ツールの導入が現実的な第一歩になります。
関連記事:ピアボーナスツールおすすめ12選比較。失敗しない選び方と費用相場を解説
インナーブランディング会社によくある質問(FAQ)
Q1. インナーブランディングの効果が出るまでにどれくらいかかりますか?
理念やMVVの策定だけであれば3〜6カ月程度が目安です。ただし従業員の行動が変わったと実感できるまでには、通常1〜2年かかります。半年で成果を求めると、施策が単発のイベントで終わりやすくなります。初年度は「認知」、2年目は「共感」、3年目は「実践」といった段階でKPIを分けて設定することをおすすめします。
Q2. 従業員100名未満の企業でも依頼できますか?
可能です。中堅・中小企業を主対象としている会社もあり、予算規模に応じたメニューが用意されています。小規模な組織はむしろ経営層と現場の距離が近く、浸透が早く進む傾向があります。大手向けのフルパッケージではなく、理念策定と最低限のツール制作に絞って依頼するのが現実的です。
Q3. 理念はすでにあるのですが、それでも依頼する意味はありますか?
あります。むしろ多いのが「理念はあるが浸透していない」という相談です。この場合は策定型ではなく、クリエイティブ制作型・社内コミュニケーション運用型・組織開発型のいずれかが候補になります。ただし、理念の言葉自体が抽象的すぎて判断基準として使えない場合は、表現の見直しから入ったほうが結果的に早くなります。
Q4. 効果はどうやって測ればいいですか?
理念の認知度・共感度・実践度を問うサーベイを定点で実施するのが基本です。そのうえで、離職率・採用決定率・エンゲージメントスコアといった既存の人事指標や、NPS・リピート率といった顧客指標との相関を見ます。施策の前後で必ず同じ設問を使い、比較可能な状態にしておくことが重要です。
Q5. インナーブランディングと人事評価制度は連動させるべきですか?
連動させると行動変容は加速しますが、拙速に進めると逆効果になります。バリューの解釈が現場で揃っていない段階で評価に組み込むと、「評価されるための演技」が発生します。まず言葉の解釈を管理職層で揃え、行動事例が十分に蓄積されてから制度に反映する順序が安全です。
人事評価制度そのものの設計から見直したい場合は、専門のコンサルティング会社も選択肢になります。
関連記事:人事評価制度コンサル会社おすすめ17選比較。費用相場と選び方
Q6. 経営層を巻き込めない場合はどうすればいいですか?
インナーブランディングは経営層のコミットメントなしには成立しません。現場主導で始めても、経営の言動が理念と食い違った瞬間に施策は形骸化します。巻き込みが難しい場合は、まず従業員サーベイで現状のスコアを可視化し、離職率や採用コストといった経営が関心を持つ指標と並べて提示するところから始めてください。多くの支援会社が、この初期の現状把握だけを切り出して請け負っています。
まとめ
インナーブランディング会社を選ぶ際は、「どこが優れているか」ではなく「自社がいま必要としている支援手段はどれか」から考えることが重要です。
本記事で紹介した4タイプを、あらためて整理します。
| 理念・パーパス策定型 | 理念がない、または数年以上見直しておらず、言葉から作り直したい場合 |
| クリエイティブ制作型 | 理念はあるが抽象的で、動画や冊子で「見せる」形に変えたい場合 |
| 社内コミュニケーション運用型 | 施策が単発で終わっており、届け続ける仕組みが必要な場合 |
| 組織開発・研修型 | 理念は知られているが行動が変わらず、実践まで踏み込みたい場合 |
そのうえで、発注前には次の5点を必ず確認してください。
- 戦略策定だけか、実行まで同じチームが伴走するか
- 自社と近い業界・規模の支援実績が公開されているか
- 社外向けの発信とメッセージを統合できるか
- 浸透度を測る仕組みを持っているか
- 2年目以降も続けられる費用感か
まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「インナーブランディング会社16選一覧比較表」の下にある診断ツールから確認してみてください。
社内向けだけでなく、社外へのブランド発信まで含めて整理し直したい場合は、総合的なブランディング会社の比較記事も参考にしてください。
関連記事:ブランディング会社おすすめ20社比較。タイプ別の選び方と費用相場を徹底解説
理念を研修プログラムとして階層別に展開していきたい場合は、研修会社の比較も合わせてご覧ください。



