ピアボーナスツールおすすめ12選比較。失敗しない選び方と費用相場を解説

「優秀な人材が辞めていく原因が見えない…」 「日々の小さな貢献に対する感謝の文化が社内にない…」 「エンゲージメント施策を入れたいが、何から始めればよいか分からない…」

こんな悩みを抱えていませんか?

社員同士のコミュニケーションが希薄なまま放置されると、貢献が可視化されず、評価への不満や離職へとつながってしまいます。そんな課題を解決する仕組みとして注目されているのが、従業員同士が感謝のメッセージと少額の報酬を送り合う「ピアボーナス」 です。

しかし、いざ導入を検討してみると、特化型・統合型・海外SaaS・国産SaaSなど選択肢が非常に多く、「どれを選べば自社に合うのか分からない」「料金体系の違いが見えづらい」という声をよく聞きます。

本記事では、ピアボーナスツールを3タイプに整理したうえで、おすすめのツールをタイプ別に紹介します。さらに、失敗しない選び方の比較ポイント・費用相場・診断ツール までを一気通貫で解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

そもそもピアボーナスとは?

ピアボーナス(Peer Bonus) とは、「同僚」を意味する Peer と「報奨」を意味する Bonus を組み合わせた造語で、従業員同士が感謝や称賛のメッセージとともに少額の報酬(ポイント)を送り合う仕組み のことを指します。Googleが社内制度として導入したことで世界的に注目を集め、日本でも国産SaaSの登場により2018年頃から本格的に普及が進みました。

従来の人事評価が「上司から部下」「会社から従業員」という縦の評価軸だったのに対し、ピアボーナスは「同僚から同僚」という横の評価軸を加えることで、普段は可視化されにくい日常的な貢献を拾い上げられる のが最大の特徴です。

なお、「ピアボーナス®」はUnipos株式会社の登録商標です。本記事では制度を指す一般用語として「ピアボーナス」を用い、Uniposを指す場合のみ「Unipos」と表記します。

ピアボーナスが注目される背景

ピアボーナスが注目されている背景には、リモートワーク・ハイブリッドワークの普及があります。従業員同士が顔を合わせる機会が減ったことで、業務外の何気ない感謝や承認のやり取りが失われ、エンゲージメント低下・孤独感・離職リスクの増加が深刻化 しているためです。

また、Z世代を中心に「金銭的報酬よりも承認・心理的安全性を重視する」傾向が強まっていることも追い風となっています。経済産業省の「健康経営優良法人」認定基準にもエンゲージメント施策の項目が含まれるなど、企業評価の観点からもピアボーナス導入の重要性は年々高まっています。

ピアボーナスのメリット

ピアボーナスツールを導入することで、企業は次のようなメリットを得られます。

心理的安全性の向上称賛や感謝のやり取りが日常化することで、安心して発言・挑戦できる組織風土を醸成
見えない貢献の可視化バックオフィスや若手の地道な貢献も光が当たり、公正な評価につながる
エンゲージメント・定着率の向上承認欲求が満たされることで、エンゲージメントスコアと定着率が改善
企業理念・行動指針の浸透称賛投稿に「行動指針タグ」を紐づけることで、理念を行動レベルで定着
人事評価データの補完蓄積データをもとに人事評価・配置・育成の判断材料を強化

ピアボーナスのデメリット

一方で、ピアボーナスにはいくつかの注意点もあります。事前に把握したうえで導入設計を行うことが重要です。

運用コストの発生ツール利用料に加えて、付与ポイントの原資・ギフト交換手数料が必要
効果実感までに時間を要する文化として定着するまで3〜6ヶ月の継続が必要。導入直後は活用が伸びにくい
形骸化のリスク経営層が利用を率先しないと、活用が一部の社員に偏り「形だけの制度」になりやすい
評価との連動設計の難しさ人事評価と連動させる場合、不公平感が出ないよう運用ルールの設計が必要

ピアボーナス制度そのものの仕組みや効果をさらに詳しく知りたい方は、別記事の福利厚生施策とあわせて理解しておくと、自社に合った設計がしやすくなります。

関連記事:【企業規模別】福利厚生代行サービス12選一覧。メリットや選び方のポイントを徹底解説

ピアボーナスツールの主な機能

ピアボーナスツールには「感謝・称賛を伝える」機能のほか、運用を支える分析機能・外部連携機能などが組み込まれています。代表的な機能は次のとおりです。

称賛投稿・サンクスメッセージ感謝や称賛のメッセージを社内タイムラインに投稿。コメント・スタンプでの反応も可能
ポイント送付・原資管理各従業員に毎週・毎月の付与ポイントを配布し、メッセージと一緒に少額ポイントを送付
ギフト・特典交換貯まったポイントをAmazonギフト券・QUO Card Pay・社内特典などに交換
行動指針タグ・バリュー連動投稿に企業理念・行動指針のタグを付与し、理念に沿った行動を可視化
分析・レポート機能誰が誰に送ったか・部署別の活性度・キーワード分析などを定量的に把握
外部ツール連携Slack・Microsoft Teams・Chatwork・SmartHRなどと連携し、既存環境上で利用可能
モバイルアプリスマートフォンから投稿・閲覧でき、リモートワーク環境でも活用しやすい
多言語対応英語・中国語・ベトナム語などに対応し、海外拠点を含めたグローバル運用が可能

すべての機能を使う必要はありません。自社の組織課題(離職防止/理念浸透/評価補完 など)と利用人数・既存システムに応じて、必要な機能が揃ったツールを選ぶことが重要です。たとえばリモート中心の少人数組織なら「Slack連携+シンプルな称賛機能」だけで十分なケースが多く、数百名規模で人事評価とも連動させたい場合は「分析・タグ・人事システム連携」まで揃ったツールが必要になります。

すでにSlackやMicrosoft Teamsをメインで使っている企業は、まずはチャットツール上で完結する設計を検討するのもよいでしょう。

関連記事:ビジネスチャットツールおすすめ12選。導入シェアランキングもご紹介

ピアボーナスツールの費用相場

ピアボーナスツールの料金体系は主に3パターンに分かれます。利用人数や運用スタイルによって最適な料金体系が異なるため、自社にフィットする形を見極めることが重要です。

料金体系相場主な対象
月額従量型
(1ユーザー単位)
300〜2,000円/人・月30〜数百名規模。
スタンダードな料金体系
月額固定型
(ワークスペース単位)
5,000〜50,000円/月小規模〜中規模。
利用人数が変動しやすい組織
ポイント原資
・交換手数料型
上記
+付与ポイント実費
+交換手数料
ギフト交換を本格運用したい組織

初期費用は0円〜数十万円までと幅があり、最低契約人数(30名以上など)が設定されているサービスも少なくありません。

また、ツール利用料以外に、従業員に毎月配布するポイントの原資(例:1人500円分/月)と、Amazonギフト券などへの交換時に発生する手数料が別途必要です。「ツール料金だけで予算を組むと、運用開始後に想定外のコストが発生する」ことが多いため、トータルコストで比較することをおすすめします。

ピアボーナスツールを選ぶ際に確認すべき5つの比較ポイント

ピアボーナスツールは「どれも同じ」ではありません。選定を誤ると、ツール導入そのものが目的化してしまい、社内に定着せず利用率が低下する事態を招きます。

ここでは、ツール選びで失敗しないために必ず確認すべき5つの比較ポイント を解説します。

  1. ツールの提供範囲(特化型/統合型)
  2. ポイント・ギフトの仕組み
  3. 既存チャットツール・人事システムとの連携
  4. 分析・レポート機能の有無
  5. 料金体系と最低契約人数

1. ツールの提供範囲(特化型/統合型)

最初に確認すべきは、「ピアボーナス機能だけを使いたいのか、社内コミュニケーション全体を整備したいのか」 という導入の射程です。ピアボーナス特化型はシンプルで導入が早く運用負荷も軽い反面、社内報・サーベイ・人事評価との連動はできないことが多いです。

一方の統合型は、ピアボーナスを社内ポータルやサーベイ・タレントマネジメントの一機能として組み込めるため、組織開発全般を一気通貫で進めたい企業に向いています。ただし機能の幅が広いぶん運用設計や定着支援に工数がかかるため、人事部の運用リソースも踏まえて選ぶことが重要です。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 自社の課題は「称賛文化の醸成のみ」か「組織開発全般」か
  • 将来的にどこまで機能拡張する予定か
  • 運用担当者の工数はどの程度確保できるか

2. ポイント・ギフトの仕組み

ピアボーナスの「ポイント」をどう設計・運用するかは、定着率に直結します。ポイントを実物の特典に交換できる仕組みは強い動機付けになりますが、原資の負担と現物管理の工数が発生する ため、自社の予算感に合うかを必ず確認しましょう。

具体的な確認軸は以下のとおりです。

  • 付与ポイントを社員に配布する形式か/ツール側で発行する形式か
  • ポイントの交換先(Amazonギフト券・QUO Card Pay・自社特典・寄付など)の選択肢
  • 交換手数料・ギフト原資の負担割合

「ポイント=感謝の気持ちのみ」というシンプル運用にする企業もあれば、年間1人あたり1万円相当のギフト原資を組む企業もあります。自社で実現したい「制度の温度感」と予算をすり合わせたうえで 、対応ツールを選定するとよいでしょう。

3. 既存チャットツール・人事システムとの連携

ピアボーナスの利用率を左右する最大の要因のひとつが「日常的に使っているツール上で完結できるか」です。Slack・Microsoft Teams・Chatwork といった既存チャットツールと連携できれば、わざわざ専用画面にログインする手間がなくなり、活用率が大幅に向上 します。

さらに、人事評価や労務管理と連動させたい場合は、SmartHR・カオナビ・HRBrainなどとの連携可否も確認しておきましょう。確認すべきポイントは次の3つです。

  • 既存のチャットツール(Slack/Teams/Chatworkなど)に対応しているか
  • 人事システム(SmartHR・カオナビなど)と従業員データを同期できるか
  • モバイルアプリの有無(リモート・現場社員が多い場合は必須)

4. 分析・レポート機能の有無

ピアボーナス運用の成功は「投稿数が増えれば終わり」ではなく、継続的に組織の状態を可視化して改善し続けること にあります。そのためには、活用状況や貢献傾向を定量的に把握できる分析機能が欠かせません。

分析機能が手厚いツールでは、以下のような情報を可視化できます。

  • 部署別・役職別の投稿数・受信数のランキング
  • 行動指針タグごとの投稿傾向(理念浸透の度合い)
  • 隠れたキーパーソン・ハブ人材の検出
  • エンゲージメントスコアとの相関分析

特に人事評価の補完データとして活用したい場合は、CSVエクスポートやAPIによる外部連携の可否 までチェックしておくと安心です。

5. 料金体系と最低契約人数

最後に、料金体系と最低契約条件を必ず確認しましょう。「1人月500円」という表記だけを見て契約すると、最低契約人数(例:30名以上)の縛りで月15,000円が固定でかかり、想定より割高になる ケースが少なくありません。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 月額従量型/月額固定型/成果連動型のどれか
  • 最低契約人数・最低契約期間の有無
  • 初期費用・オンボーディング支援費用の有無

特に「30名以下の組織」「複数拠点で利用人数が変動する組織」は、ワークスペース単位の月額固定型を選ぶと運用コストを抑えやすくなります。スモールスタートしてから拡大したい場合は、無料トライアル・スタータープランの有無もチェックしておきましょう。

ピアボーナスツールのタイプ・選び方

ピアボーナスツールを選ぶ際は、ツールの提供範囲・運用設計の重さによって成果が大きく変わります。ここではピアボーナスツールを3つのタイプに分類し、特徴と向いている企業をご紹介します。

  1. シンプル特化型(低コストで気軽にピアボーナスを始めたい場合)
  2. 本格ピアボーナス型(称賛文化を全社で本格的に醸成したい場合)
  3. エンゲージメント統合型(社内コミュニケーション全体を整備したい場合)

まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

7つの質問に答えてください。回答が終わると、自社の目的に最適なピアボーナスツールのタイプが診断されます。

0 / 7 回答済み

Q1 / 導入目的

ピアボーナスを導入する主な目的に近いのは、どちらですか?

Q2 / 利用範囲

ツールでカバーしたい範囲として、どちらに近いですか?

Q3 / 既存環境との関係

既存のチャットツール(Slack/Teams等)との関係は、どちらに近いですか?

Q4 / 人事評価との連動

人事評価・タレントマネジメントとの連動は、どちらを希望しますか?

Q5 / 分析・レポート機能

分析・レポート機能の優先度は、どちらに近いですか?

Q6 / ギフト・報酬の活用

貯まったポイントの活用について、どちらに近いですか?

Q7 / 組織規模

想定する利用人数として、どちらに近いですか?

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このタイプで解決できること

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    シンプル特化型(低コストで気軽にピアボーナスを始めたい場合)

    シンプル特化型は、ピアボーナスの中核機能である「称賛投稿」と「ポイント送付」に絞り込み、低コスト・短期間で導入できるタイプ のツールです。専用画面ではなくSlackやMicrosoft Teams上で完結する設計が多く、既存のチャット文化にそのまま乗せられるのが大きな強みです。

    機能はシンプルですが、そのぶん初期設定やユーザー教育の負担が少なく、「まずは小さく始めて、効果を実感してから全社展開したい」というスモールスタート志向の企業に最適 です。月額数千円〜数万円から導入できるサービスも多く、予算が限られる中小企業・スタートアップにも向いています。

    このタイプのツールは、以下のような課題を抱える企業に特に向いています。

    • 30〜100名規模で、まず低コストでピアボーナス制度を試したい
    • 既にSlack/Teamsが日常業務に浸透している
    • 人事評価連動などの高度な活用は当面想定していない

    このタイプのツールを見る⇩

    本格ピアボーナス型(称賛文化を全社で本格的に醸成したい場合)

    本格ピアボーナス型は、ピアボーナスを単なる感謝のやり取りに留めず、組織の文化変革・人事評価補完・理念浸透まで本格的に活用できるタイプ のツールです。専用のWebアプリ・モバイルアプリを備え、分析機能・行動指針タグ・ポイント原資管理などピアボーナス運用に必要な機能が網羅されています。

    導入企業の多くはエンゲージメントスコアや定着率の改善といった明確なKPIを掲げており、運用の伴走支援・カスタマーサクセスが手厚いツールが選ばれる傾向 にあります。月額1,000円/人前後の予算規模が中心で、数百名〜数千名規模の組織での導入実績が豊富です。

    このタイプのツールは、以下のような課題を抱える企業に特に向いています。

    • 称賛・感謝の文化を組織のバリューとして根付かせたい
    • 投稿データを人事評価や配置・育成の判断材料に活かしたい
    • 経営層・人事部が中心となって運用ルールを設計・改善したい

    このタイプのツールを見る⇩

    エンゲージメント統合型(社内コミュニケーション全体を整備したい場合)

    エンゲージメント統合型は、ピアボーナス機能だけでなく、社内報・社内SNS・サーベイ・タレントマネジメントまでをワンストップで提供するタイプ のツールです。ピアボーナスは数ある機能のうちの一つとして位置付けられており、「組織開発・人事DX」の全体プラットフォームとして導入されます。

    導入の意思決定は経営層や人事部長クラスが行うことが多く、社内コミュニケーション基盤の刷新プロジェクトの一環として位置付けられる のが一般的です。月額単価は高めですが、複数ツールを別々に契約するよりトータルコストを抑えられるケースも多くあります。

    このタイプのツールは、以下のような課題を抱える企業に特に向いています。

    • 社内報・社内ポータルとピアボーナスを一元化したい
    • パルスサーベイや組織診断と連動させて運用したい
    • 数百名〜数千名規模の大企業で全社展開を視野に入れている

    このタイプのツールを見る⇩

    ピアボーナスツールおすすめ一覧比較表

    以下は、本記事で紹介するピアボーナスツールの一覧比較表です。

    サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
    GRATICA
    月額30,000円〜
    シンプル特化型
    1,500種以上のサンクスカード。初期費用無料・14日間無料トライアルあり
    OH!KIMOCHI
    月額5,000円〜
    シンプル特化型
    1ワークスペース単位で利用人数無制限。匿名投稿にも対応
    HeyTaco!
    $3/人・月〜
    シンプル特化型
    Slack上でタコス(絵文字)を贈り合うユニークな海外発SaaS
    Bonusly
    $3〜$6/人・月
    シンプル特化型
    グローバル展開。Slack/Teams連携・豊富なリワードカタログ
    Unipos
    要問い合わせ
    本格ピアボーナス型
    ピアボーナスの代名詞。30名以上推奨。継続率99%の定着実績
    RECOG
    要問い合わせ
    本格ピアボーナス型
    レター機能とゲーミフィケーション。SDGs連動の社会貢献機能あり
    THANKS GIFT
    要問い合わせ
    本格ピアボーナス型
    850社以上の導入実績。多言語対応で海外拠点との運用にも強い
    HiManager
    要問い合わせ
    本格ピアボーナス型
    OKR・1on1・パフォーマンス管理と一体運用できるマネジメントSaaS
    TUNAG
    要問い合わせ
    エンゲージメント統合型
    社内ポータル・社内報・ワークフロー・サンクスカードのオールインワン
    ourly
    要問い合わせ
    エンゲージメント統合型
    社内報+組織課題可視化。読まれる社内報の閲覧分析が強み
    HRMOSタレントマネジメント
    要問い合わせ
    エンゲージメント統合型
    人事評価・360度評価・人材データベース統合型のタレマネSaaS
    Wevox
    要問い合わせ
    エンゲージメント統合型
    3分で完了するパルスサーベイ+VALUES CARDで価値観共有

    【シンプル特化型】のピアボーナスツール

    シンプル特化型のピアボーナスツールを紹介します。

    GRATICA(株式会社オウケイウェイヴ)

    引用:株式会社オウケイウェイヴ

    GRATICAは、1,500種類以上のデザインから選べるサンクスカードを軸にしたピアボーナスツール です。感謝のメッセージをカードに乗せて気軽に送り合える設計で、初めてピアボーナスを導入する企業でも直感的に使いこなせます。

    Slack・Microsoft Teams・Chatworkといった主要なビジネスチャットツールと連携でき、日常の業務フローを変えずに導入できる点も強みです。さらに「OK-チップ」と呼ばれる独自トークンを贈ることで、感謝経済プラットフォームに参加する企業の特典と交換できる仕組みも備わっています。

    導入実績は700社以上にのぼり、初期費用は無料・14日間の無料トライアルも用意されています。スモールスタートでピアボーナス文化を試したい企業に最適な選択肢 です。

    提供形態クラウド(Web・スマホアプリ)
    主要機能サンクスカード(1,500種類以上)/OK-チップ/タイムライン
    外部連携Slack・Microsoft Teams・Chatwork
    最低利用人数要問い合わせ
    料金月額30,000円〜(初期費用無料・14日間無料トライアルあり)

    OH!KIMOCHI(株式会社Wakka Inc.)

    引用:株式会社Wakka Inc.

    OH!KIMOCHIは、1ワークスペースあたり月額5,000円〜という業界でも低価格な料金設定が特徴のピアボーナスツール です。多くのツールがユーザー単位の従量課金を採用している中で、利用人数に関わらず定額で運用できるため、人数が多い企業ほどコストメリットを享受できます。

    タイムライン形式で投稿が表示され、必要に応じて匿名投稿にも対応できるため、心理的安全性が高くないチームでも「最初の一歩」を踏み出しやすい設計になっています。Slackとの連携も可能で、専用画面とチャットの両方から利用できます。

    初期費用は無料、操作画面はシンプルで運用設計の負担も軽いため、低コストでピアボーナスを試したい中小企業・スタートアップに特におすすめ です。

    提供形態クラウド(Web)
    主要機能タイムライン投稿/匿名投稿/ポイント送付
    外部連携Slack
    最低利用人数制限なし(1ワークスペース定額)
    料金月額5,000円〜(初期費用無料・1ワークスペース定額)

    HeyTaco!(Hey Taco LLC)

    引用:Hey Taco LLC

    HeyTaco!は、Slack上で「タコス」の絵文字を贈り合うというユニークな仕組みで世界的に支持されているピアボーナスツール です。米国発のサービスで、ゲーミフィケーション要素と低コストを両立し、グローバル企業から日本国内の外資系企業まで幅広く採用されています。

    タコスというビジュアル的に親しみやすいメタファーを使うことで、堅苦しさを排除しながら自然な称賛文化を醸成できます。リーダーボード機能で部署別・チーム別のランキングを可視化したり、貯まったタコスをAmazonギフト券やチャリティへの寄付に交換したりすることも可能です。

    料金は1ユーザーあたり月額3ドルからと非常にリーズナブルで、無料トライアルも14日間用意されています。Slack中心で業務を回す外資系・スタートアップ企業に特に親和性が高い選択肢 です。

    提供形態クラウド(Slack/Teamsアプリ)
    主要機能タコス送付/リーダーボード/リワード交換
    外部連携Slack・Microsoft Teams
    最低利用人数要問い合わせ
    料金月額$3/ユーザー〜(14日間無料トライアルあり)

    Bonusly(Bonusly Inc.)

    引用:Bonusly Inc.

    Bonuslyは、世界中の企業で導入されているグローバル標準のピアボーナスツール です。Slack・Microsoft Teamsとシームレスに連携し、企業バリューに沿った称賛投稿をワンクリックで送り合える設計が特徴で、グローバル展開する企業の組織開発基盤として広く採用されています。

    最大の強みは、世界各国のギフトカード・寄付・カスタム特典を網羅した「グローバルリワードカタログ」 です。Amazonをはじめとした多数のブランドギフトに加え、ローカル特典や自社オリジナル特典を組み込めるため、海外拠点を含むマルチリージョン運用にも対応できます。

    料金は1ユーザーあたり月額3〜6ドル前後で、機能の幅に応じた3つの料金プランが用意されています。海外拠点を持つ企業・グローバル人事制度と統合運用したい企業に最適な選択肢 です。

    提供形態クラウド(Web・Slack/Teamsアプリ)
    主要機能バリュー連動投稿/グローバルリワード/分析ダッシュボード
    外部連携Slack・Microsoft Teams・HRIS(BambooHR等)
    最低利用人数要問い合わせ
    料金月額$3〜$6/ユーザー(プランによる)

    【本格ピアボーナス型】のピアボーナスツール

    本格ピアボーナス型のピアボーナスツールを紹介します。

    Unipos(Unipos株式会社)

    引用:Unipos株式会社

    Uniposは、ピアボーナスという概念を日本に広めた草分け的存在のSaaS です。同社が「ピアボーナス®」の登録商標を保有しており、TOYOTA・JT・ZOZOなどの大手企業を含む370社以上で導入され、継続率99%という圧倒的な定着実績を持っています。

    特徴は、感謝メッセージとポイントを送り合うシンプルな投稿設計と、人事評価や組織開発に活かせる分析レポート機能の充実度 です。投稿に企業のバリュータグを付与することで、理念に沿った行動を定量的に可視化でき、組織の文化変革プロジェクトとも親和性が高くなっています。Microsoft Teams・Slack連携にも対応しています。

    料金は利用人数・機能・オプションに応じてBasic/Enterprise/Enterprise Plusの3コースから選べる仕組みで、30名以上の利用が推奨されています。称賛文化を本格的に組織に根付かせたい中堅・大企業の第一候補となるツール です。

    提供形態クラウド(Web・スマホアプリ)
    主要機能称賛投稿/ポイント送付/バリュータグ/分析レポート
    外部連携Slack・Microsoft Teams
    最低利用人数30名以上推奨
    料金要問い合わせ(Basic/Enterprise/Enterprise Plusの3コース)

    RECOG(株式会社シンクスマイル)

    引用:株式会社シンクスマイル

    RECOGは、「褒めるコミュニケーション」を仕組み化したチームワークアプリ です。感謝や称賛を伝える「レター機能」を軸に、社内掲示板「投稿」、社内チャット「トーク」など、エンゲージメントに必要な機能をひとつのアプリに集約しています。

    ゲーミフィケーション要素として、レターを送るとポイントが貯まりランキング・イベントなどに活用できる設計が組み込まれており、自然に称賛のやり取りを促進します。さらに月10通のレターを送ると発展途上国の子どもに給食1食が届くSDGs連動機能 を備えており、社会貢献と組織文化醸成を両立できる点もユニークです。

    外部システムとの連携はSlack・Chatworkに加え、SmartHR・ベネフィットワンの「incentive point」など人事・福利厚生サービスとも連携可能です。定着率向上や社内の雰囲気改善を本格的に進めたい企業に向いたツール です。

    提供形態クラウド(Web・スマホアプリ)
    主要機能レター(称賛投稿)/投稿/トーク/ポイント・ランキング
    外部連携Slack・Chatwork・SmartHR・incentive point
    最低利用人数要問い合わせ
    料金要問い合わせ

    THANKS GIFT(株式会社Take Action)

    引用:株式会社Take Action

    THANKS GIFTは、850社以上の導入実績を持つ、ギフト交換機能が特に充実したピアボーナスツール です。サンクスカード・社内ポイントの送付に加え、貯まったポイントをAmazonギフト券・JALマイル・QUO Card Pay・社内特典などに交換できる仕組みが、福利厚生代替としても機能します。

    社内掲示板・社内チャット・組織サーベイ・AIアセスメント機能まで搭載しており、称賛文化の醸成だけでなく、組織の状態を多角的に把握・改善する基盤 としても活用可能です。さらに英語・中国語・ベトナム語・インドネシア語・ビルマ語の5言語に対応しているため、外国人スタッフを抱える企業や海外拠点との運用にも対応できます。

    Slack・Chatwork・Microsoft Teamsなど主要なチャットツールとも連携可能で、ITreview Best Software In Japan 2022のSaaS・ソフトウェアTOP50にも選出されています。現場社員や海外拠点を含む多様な組織で運用したい企業におすすめ です。

    提供形態クラウド(Web・スマホアプリ)
    主要機能サンクスカード/ポイント・ギフト交換/組織サーベイ/多言語対応
    外部連携Slack・Chatwork・Microsoft Teams
    最低利用人数要問い合わせ
    料金要問い合わせ(初期費用+月額制)

    HiManager(株式会社ハイマネージャー)

    引用:株式会社ハイマネージャー

    HiManagerは、OKR・1on1・パフォーマンス管理とピアボーナスを一体運用できるマネジメントSaaS です。称賛機能だけでなく、目標設定・進捗管理・1on1ログ・360度評価までを統合した「パフォーマンスマネジメント基盤」として位置付けられており、人事評価との連動を前提に運用できる点が大きな特徴です。

    OKRに紐づけて称賛を送ることで、個人の貢献が組織目標とどのように接続しているかが可視化 され、評価会議や昇給判断の参考データとして活用できます。コーチング型の導入支援が手厚いことでも知られ、組織開発の専門家による伴走サポートを受けながらツール定着を進められます。

    Slack・Microsoft Teams連携にも対応し、既存業務との接続もスムーズです。ピアボーナスを単独施策ではなく、目標管理・評価制度と統合して運用したい企業に最適なツール です。

    提供形態クラウド(Web・スマホアプリ)
    主要機能OKR管理/1on1/称賛投稿/360度評価
    外部連携Slack・Microsoft Teams
    最低利用人数要問い合わせ
    料金要問い合わせ

    【エンゲージメント統合型】のピアボーナスツール

    エンゲージメント統合型のピアボーナスツールを紹介します。

    TUNAG(株式会社スタメン)

    引用:株式会社スタメン

    TUNAGは、社内ポータル・社内報・サンクスカード・ワークフローまでをワンストップで提供するエンゲージメントプラットフォーム です。スマートフォンひとつで利用でき、デスクワーカーだけでなく店舗・工場・現場で働く社員を含めた全社運用に強みがあります。

    サンクスカード機能ではコメント・スタンプでの反応、社内ポイントとの紐付け、分析ダッシュボードまで備えており、ピアボーナス単体ツールに引けを取らない機能性を持っています。さらに社内掲示板・タスク依頼・福利厚生・組織図・エンゲージメント診断まで包含 しているため、「人事DXを社内コミュニケーション基盤から進めたい」というニーズに応えられます。

    導入企業では離職率が平均15%改善するなど、エンゲージメント領域での実績も豊富です。現場社員を含む全社規模でコミュニケーション基盤を刷新したい企業に最適なツール です。

    提供形態クラウド(Web・スマホアプリ)
    主要機能サンクスカード/社内ポータル/社内報/ワークフロー/組織診断
    外部連携各種チャットツール・人事システム
    最低利用人数要問い合わせ
    料金要問い合わせ

    ourly(ourly株式会社)

    引用:ourly株式会社

    ourlyは、社内報を起点に組織のエンゲージメントを可視化するWeb社内報プラットフォーム です。記事ごとに「誰がどこまで読んだか」「どんなリアクションをしたか」が定量的にわかる閲覧分析機能を備え、社内コミュニケーションを感覚ではなくデータで改善できる点が大きな強みです。

    サンクスカード・称賛機能をオプションで組み合わせることで、社内報+ピアボーナスの一体運用が可能になります。経営層からのメッセージ発信、社員紹介、行動指針の浸透、感謝の可視化 までをひとつの導線で実現できるため、理念浸透や文化醸成を最重要KPIに置く企業に親和性が高いツールです。

    導入企業からは「社内報の閲覧率が上がり、組織課題の発見が早くなった」「経営メッセージへの反応が見えるようになった」といった声が多く寄せられています。経営層と現場の距離を縮めながらピアボーナス運用も進めたい企業におすすめ です。

    提供形態クラウド(Web・スマホアプリ)
    主要機能Web社内報/閲覧分析/コメント・リアクション/サンクスカード
    外部連携各種チャットツール
    最低利用人数要問い合わせ
    料金要問い合わせ

    HRMOSタレントマネジメント(株式会社ビズリーチ)

    引用:株式会社ビズリーチ

    HRMOSタレントマネジメントは、人事評価・360度評価・人材データベース・組織シミュレーションまでを統合した、人事領域のオールインワンSaaS です。社員管理から人事評価までをワンストップで解決できる設計で、4,000社以上の導入実績を持つ国内最大級のタレントマネジメントシステムです。

    称賛機能では、社員同士で感謝のメッセージを送り合うやり取りを人事評価・配置・育成のデータとして蓄積でき、「ピアボーナスのやり取りを人事意思決定の判断材料にする」 という上位の運用が可能になります。360度評価との連動により、上司評価だけでは見えない貢献を多面的に把握できる点も大きな強みです。

    人事評価制度の刷新・タレントマネジメント基盤の構築を進める企業の中核ツールとして導入されており、運用支援・導入コンサルティングも手厚く提供されています。人事評価制度とピアボーナスを一気通貫で運用したい中堅・大企業に最適な選択肢 です。

    提供形態クラウド(Web・スマホアプリ)
    主要機能人事評価/360度評価/人材データベース/組織シミュレーション/称賛機能
    外部連携SmartHR・各種HRシステム
    最低利用人数要問い合わせ
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    Wevox(株式会社アトラエ)

    引用:株式会社アトラエ

    Wevoxは、約3分で完了するパルスサーベイで組織の状態を可視化するチームエクスペリエンスプラットフォーム です。エンゲージメントスコア・ストレス・人間関係・成長実感などを多面的に把握でき、上場企業を含む数千社で導入されている組織開発の定番ツールです。

    ピアボーナス的な仕組みとしては、価値観共有を促す「VALUES CARD」 を提供しており、メンバー同士の価値観・強みを言語化・共有することでチームビルディングと相互理解を深めます。サーベイで見えた組織課題に対して「どの価値観を強化するか」を具体的に話し合える設計になっており、定量データと定性的な対話を組み合わせた組織開発を実現できます。

    Slack・Microsoft Teams連携にも対応し、サーベイの回答も既存ツール上で完結できます。まずは組織の状態を可視化してから、適切な施策としてピアボーナスを設計したい企業におすすめ です。

    提供形態クラウド(Web・スマホアプリ)
    主要機能パルスサーベイ/VALUES CARD/エンゲージメント分析
    外部連携Slack・Microsoft Teams
    最低利用人数要問い合わせ
    料金要問い合わせ

    ピアボーナスツールのよくある質問(FAQ)

    Q. ピアボーナスツールを導入してすぐに効果は出ますか?

    導入してから称賛文化が定着するまでには、一般的に3〜6ヶ月程度の運用期間が必要です。経営層や管理職が率先して投稿・反応を行うこと、行動指針タグなどで運用ルールを設計することが定着のカギになります。

    Q. ピアボーナスのポイント原資はどの程度の予算で組めばよいですか?

    導入企業の実例としては、1人あたり月額500〜2,000円程度をポイント原資として用意するケースが多く見られます。ツール利用料とは別途必要なコストとして予算に組み込んでおきましょう。

    Q. 30名以下の小さな組織でも導入できますか?

    ツールによっては「30名以上」「50名以上」という最低契約人数の縛りがあります。小規模組織で導入したい場合は、OH!KIMOCHIやHeyTaco!など、ワークスペース単位・少人数からでも導入できるシンプル特化型ツールが現実的です。

    Q. ピアボーナスは人事評価と連動させるべきですか?

    直接的な評価・賞与への反映は不公平感を生むリスクがあるため、まずは「補完データ」としての活用がおすすめです。投稿傾向や行動指針タグの分布を、配置・育成・1on1のテーマ設定に活かす形が現実的かつ効果的です。

    Q. 海外拠点と一緒に運用したい場合は?

    THANKS GIFTは英語・中国語・ベトナム語など5言語に対応しており、海外拠点を含む運用が可能です。グローバル展開を前提とする場合は、Bonusly・HeyTaco!などの海外発SaaSも有力な選択肢になります。

    まとめ

    ピアボーナスツールは、「シンプル特化型」「本格ピアボーナス型」「エンゲージメント統合型」の3タイプ に大きく分かれ、自社の課題・組織規模・運用リソースによって最適解が異なります。低コストでスモールスタートしたい企業はシンプル特化型、本格的に称賛文化を醸成したい企業は本格ピアボーナス型、社内コミュニケーション全般を整備したい企業はエンゲージメント統合型を選ぶのが基本です。

    まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「ピアボーナスツールの選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。

    組織開発・人事DXを進めるうえでは、ピアボーナス単体ではなく、関連する人事・労務・福利厚生施策との組み合わせも検討するとよいでしょう。

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