ウェルビーイングサービスおすすめ16選比較。導入目的・課題別の選び方
「ウェルビーイング経営に取り組みたいが、何から始めればいいか分からない…」
そんな悩みを抱える人事・経営者の方は少なくありません。
「従業員の離職・休職を防ぎたいが、現場の本音が見えない」 「健康診断やストレスチェックのデータ管理に手が回らない」 「サービスが多すぎて、自社にどれが合うのか分からない」
こうした課題を解決するのが、従業員の心身の健康と幸福度を高める「ウェルビーイングサービス」です。
ただし、ウェルビーイングサービスと一口にいっても、従業員の状態を可視化する「サーベイ」から、メンタルケア、健康データの一元管理、経営の伴走支援まで、その役割は大きく異なります。自社の課題に合わないサービスを選ぶと、導入しても活用されずに終わってしまいます。
本記事では、自社に合ったウェルビーイングサービスの選び方と、おすすめのサービスをタイプ別に紹介します。まずは記事内の診断ツールで、自社に合うタイプを確認してみてください。
そもそもウェルビーイングサービスとは?
ウェルビーイングサービスとは、従業員の心身の健康を維持し、いきいきと働ける環境を構築するためのサービスの総称です。従業員の状態を可視化し、データをもとに組織の課題を洗い出して、職場環境の改善やメンタルヘルスケアを進める基盤となります。
近年は人材不足や働き方改革を背景に、従業員の健康と幸福を重視する経営が注目されています。その実現を後押しする仕組みとして、サーベイ・メンタルケア・健康管理など多様なサービスが登場しています。
ウェルビーイング経営を本格的に進めるなら、まずは自社の従業員が「どんな課題を抱えているか」を整理しておくと、各サービスとの相性を判断しやすくなります。福利厚生の側面から従業員満足度を高めたい場合は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:【企業規模別】福利厚生代行サービス12選一覧。メリットや選び方のポイントを徹底解説
ウェルビーイング経営・健康経営との関係
ウェルビーイングサービスを理解するうえで押さえておきたいのが、「健康経営」と「ウェルビーイング経営」の関係です。
健康経営とは、従業員の健康管理を経営戦略としてとらえる企業目線の考え方で、健康診断・予防・健康プログラムの提供などが施策の中心となります。
一方のウェルビーイング経営は、身体面の健康に加えて、精神面の幸福や働きがい、社会的なつながりまで含めて、従業員の総合的な充実を目指すアプローチです。
両者は重なる部分が多く、ウェルビーイングサービスはこの2つを同時に支える役割を担います。健康データの管理だけでなく、心理状態やエンゲージメントの可視化まで対応できる点が、従来の健康管理ツールとの違いです。
ウェルビーイングサービスでできること
ウェルビーイングサービスでできることは、サービスのタイプによって異なります。代表的な機能を以下にまとめました。
| サーベイ・状態可視化 | 従業員の心理状態・エンゲージメント・満足度をアンケートで定量化。 ケアが必要な人を早期に特定。 |
| メンタルヘルスケア | AIチャットボットや専門家カウンセリングでストレスを緩和。 セルフケアの習慣化を支援。 |
| 組織コミュニケーション支援 | サンクスカードや交流アプリで社内のつながりを強化。 エンゲージメント向上を促進。 |
| 健康データ管理 | 健診結果・ストレスチェック・労務データを一元管理。 産業医連携や報告書作成も効率化。 |
| 健康経営コンサルティング | 戦略設計から施策実行・効果検証まで、専門家が伴走して支援。 |
すべての機能を1つのサービスで揃える必要はありません。自社の課題に直結する機能を持つサービスを選ぶことが、活用の第一歩となります。
ウェルビーイングサービスを選ぶ際に確認すべき5つの比較ポイント
ウェルビーイングサービスは「どれも同じ」ではありません。選定を誤ると、導入しても現場で使われず、コストだけが残ってしまうこともあります。
ここでは、失敗しないために確認すべき5つの比較ポイントを解説します。
- 自社の課題とサービスのタイプが合っているか
- 必要な機能・対応範囲
- 費用体系と従業員規模との相性
- 導入・運用サポートの手厚さ
- 既存システム・産業保健体制との連携性
1. 自社の課題とサービスのタイプが合っているか
最も重要なのは、自社の課題とサービスのタイプが一致しているかどうかです。たとえば「離職の原因が分からない」という課題には状態を可視化するサーベイ型が、「健診業務に追われている」という課題には健康管理システム型が適しています。
機能が豊富なサービスを選んでも、自社の課題と噛み合わなければ使いこなせません。まずは「何を解決したいのか」を明確にしてから、対応するタイプを選びましょう。
2. 必要な機能・対応範囲
ウェルビーイングサービスは、サーベイ・メンタルケア・健康管理・コンサルティングなど、対応範囲が大きく異なります。1つの課題に特化したツールもあれば、複数領域をカバーする総合型もあります。
確認すべきポイントは次の3つです。
- いま必要な機能に対応しているか
- 将来追加したい機能も同一サービスでカバーできるか
- 多機能すぎて使いこなせない状態にならないか
3. 費用体系と従業員規模との相性
費用体系が自社の従業員規模に合っているかも重要な判断軸です。1人あたり月額課金のサービスは、従業員数が多いほど総額が膨らみます。一方、月額固定型は人数が多い企業ほど割安になる傾向があります。
自社の従業員数で試算し、スモールスタートか全社導入かも踏まえて、無理なく継続できる料金体系を選びましょう。
4. 導入・運用サポートの手厚さ
ウェルビーイングサービスは導入して終わりではなく、継続的に運用してこそ効果が出ます。そのため、導入時のセットアップ支援や、運用中のカスタマーサポートが充実しているかを確認しておきましょう。
特にサーベイ結果の読み解きや施策への落とし込みは、専門知識がないと難しい領域です。オンボーディングや定例ミーティングなど、伴走支援の有無が活用度を左右します。
5. 既存システム・産業保健体制との連携性
すでに勤怠管理システムや健康診断の仕組みを導入している場合、それらと連携できるかも確認しておきたいポイントです。データが分断されると、二重管理の手間が発生します。
産業医・保健師との連携や、労務管理システムとのデータ連動がスムーズなサービスを選ぶと、運用負荷を抑えられます。労務データの管理体制を見直したい場合は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:労務管理システムおすすめ16選比較。費用相場から課題別の選び方まで解説
ウェルビーイングサービスの選び方
ウェルビーイングサービスは、自社の課題や目的によって最適なタイプが変わります。ここではウェルビーイングサービスを4つのタイプに分類し、特徴と向いている企業を紹介します。
- サーベイ・組織診断型(従業員の心理状態やエンゲージメントをまず可視化したい場合)
- メンタルヘルス・つながり型(個人の心のケアや社内コミュニケーションを支援したい場合)
- 健康管理システム型(健診・ストレスチェック・労務データを一元管理したい場合)
- 総合支援・コンサル型(何から始めるか専門家に丸ごと伴走してほしい場合)
まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。
7つの質問に答えてください。回答が終わると、自社の目的に最適なウェルビーイングサービスのタイプが診断されます。
Q1 / 取り組みの目的
ウェルビーイングへの取り組みの出発点として、どちらに近いですか?
Q2 / 管理したいデータ
重視するデータ管理として、どちらに近いですか?
Q3 / 進め方
ウェルビーイング施策の進め方として、どちらに近いですか?
Q4 / 産業保健体制
重視する体制として、どちらに近いですか?
Q5 / 従業員の関わり方
従業員の関わり方として、どちらを期待しますか?
Q6 / 予算と規模
予算の考え方として、どちらに近いですか?
Q7 / 最終ゴール
最終的に実現したいこととして、どちらに近いですか?
①サーベイ・組織診断型(従業員の心理状態やエンゲージメントをまず可視化したい場合)
サーベイ・組織診断型は、従業員の心理状態・エンゲージメント・満足度をアンケートで定量化し、組織の課題を可視化するタイプです。「離職や休職の原因が見えない」「現場の本音が分からない」といった課題に対し、データをもとにケアが必要な人や問題のある部署を特定できます。
比較的低コストで始められるサービスが多く、ウェルビーイング経営の第一歩として導入しやすいのが特徴です。可視化したデータをもとに、面談や業務量調整などの打ち手につなげられます。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 離職・休職の原因をデータで特定したい
- 従業員のエンゲージメントや満足度を継続的に測りたい
- まずは低コストでウェルビーイングに取り組み始めたい
②メンタルヘルス・つながり型(個人の心のケアや社内コミュニケーションを支援したい場合)
メンタルヘルス・つながり型は、従業員個人のメンタルケアや、社内のコミュニケーション活性化を支援するタイプです。AIチャットボットや専門家によるカウンセリングでストレスを緩和したり、サンクスカードや交流アプリで従業員同士のつながりを強化したりします。
テレワークによる帰属意識の低下や、心理的安全性の不足といった「人と人の関係性」に関する課題に効果を発揮します。従業員が自発的に参加しやすい仕組みのサービスが多いのも特徴です。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 従業員が気軽に相談できるメンタルケア環境をつくりたい
- 社内のコミュニケーションや心理的安全性を高めたい
- 専門家によるカウンセリングを取り入れたい
③健康管理システム型(健診・ストレスチェック・労務データを一元管理したい場合)
健康管理システム型は、健康診断結果・ストレスチェック・長時間労働などのデータを一元管理し、健康管理業務を効率化するタイプです。紙やExcelで分散していた健康情報をシステム上に集約することで、不調リスクの高い従業員の早期発見が可能になります。
産業医・保健師との連携や、労働基準監督署への報告書作成までシステム内で完結できるサービスもあり、人事・労務担当者の工数削減にも直結します。健康診断の運用を外部に任せたい場合は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:健康診断代行サービスおすすめ14選比較。費用相場から選び方・実施までの流れを徹底解説
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 健診・ストレスチェックのデータ管理を効率化したい
- 不調リスクの高い従業員を早期に発見したい
- 産業医・保健師と連携して健康管理業務を進めたい
④総合支援・コンサル型(何から始めるか専門家に丸ごと伴走してほしい場合)
総合支援・コンサル型は、ウェルビーイング経営・健康経営の推進を、戦略設計から施策実行・効果検証まで一貫して支援するタイプです。産業医・保健師・心理カウンセラーなどの専門職が伴走し、自社に合った施策をオーダーメイドで設計してくれます。
「何から始めればいいか分からない」「健康経営優良法人の認定を目指したい」といった企業に向いており、健康イベントの開催やセミナーまで幅広くカバーするサービスもあります。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 何から取り組むべきか専門家に相談したい
- 健康経営の戦略設計から実行まで伴走してほしい
- 健康経営優良法人の認定取得を目指している
ウェルビーイングサービス一覧比較表
以下は、本記事で紹介するウェルビーイングサービスの一覧比較表です。
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
ミキワメAI ウェルビーイングサーベイ | 要問い合わせ | サーベイ・組織診断型 | 臨床心理士が開発。性格×心理状態でケア対象を特定 | |
Wevox | 月額9万円〜(チームサクセスプラン) | サーベイ・組織診断型 | 3分のパルスサーベイ。1億件以上のデータで分析 | |
Geppo | 2万円〜 | サーベイ・組織診断型 | 厳選3問でコンディションを把握。eNPSベース | |
ラフールサーベイ | 月額1.76万円〜 | サーベイ・組織診断型 | ウェルビーイングタイプ診断とセルフケア機能が充実 | |
SmartHR | 要問い合わせ | サーベイ・組織診断型 | 人事データベースと連携した目的別サーベイ | |
こころコンディショナー plus | 要問い合わせ | メンタルヘルス・つながり型 | AIチャットボットでセルフケアを習慣化 | |
Happiness Planet Connect | 要問い合わせ | メンタルヘルス・つながり型 | AIが自動編成するチームで社内のつながりを構築 | |
Agelu | 要問い合わせ | メンタルヘルス・つながり型 | SNS感覚のサンクスカードで感謝を可視化 | |
マイシェルパ | 月額基本料+従量 | メンタルヘルス・つながり型 | 臨床心理士・公認心理師のカウンセリングが軸 | |
Carely | 初期+月額 | 健康管理システム型 | 健診・過重労働・ストレスチェックを一元管理 | |
mediment | 要問い合わせ | 健康管理システム型 | 健康データを部署別・項目別に直感的に分析 | |
FiNC for BUSINESS | 要問い合わせ | 健康管理システム型 | アプリで個人の健康改善プログラムまで提供 | |
Well-Gate | 要問い合わせ | 健康管理システム型 | 点在する健康データの集約・可視化・活用を一貫支援 | |
パソナ健康経営支援サービス | 要問い合わせ | 総合支援・コンサル型 | 産業保健から女性の健康まで幅広くトータル支援 | |
WellsPort Navi | 要問い合わせ | 総合支援・コンサル型 | 健康スコア可視化と参加型健康イベントを支援 | |
アドバンテッジ ウェルビーイング DXP | 要問い合わせ | 総合支援・コンサル型 | データ集約から施策実行・効果検証までPDCAを支援 |
【サーベイ・組織診断型】のウェルビーイングサービス
サーベイ・組織診断型のウェルビーイングサービスを紹介します。
ミキワメAI ウェルビーイングサーベイ(株式会社リーディングマーク)

従業員の心理状態を可視化し、個々の性格に合わせたケアの打ち手がわかるサーベイツールです。臨床心理士が開発したシステムで、80万人規模のデータと学術的知見に基づくアルゴリズムを活用しています。
約3分で回答できるサーベイを月1〜2回配信し、従業員のスコア変化や抱えている問題をタイムリーに察知します。性格と回答傾向を踏まえたロジックで「ケアが必要な人」のアラートが自動であがるため、手遅れになる前にスピーディなフォローが可能です。
| 主な機能 | 性格検査+月次サーベイ、ケア対象の自動アラート、ストレスチェック |
| サポート体制 | カスタマーサクセスによるオンボーディング・運用支援 |
| 料金目安 | 要問い合わせ(企業規模により変動) |
Wevox(株式会社アトラエ)

3分で回答できるサーベイで、従業員エンゲージメントをリアルタイムに測定できるツールです。蓄積された1億件以上の回答データをもとに分析し、これまで見えなかった組織の特徴や課題を明らかにします。
エンゲージメント研究の第一人者である慶應義塾大学の島津教授が監修しており、信頼性の高いデータとアドバイスが得られます。パソコンやスマートフォンから簡単に操作できるため、現場に負担をかけずに継続運用しやすい点も魅力です。
| 主な機能 | パルスサーベイ、リアルタイム分析、他グループ比較 |
| サポート体制 | 専任サポートによる活用支援 |
| 料金目安 | 月額9万円〜(チームサクセスプラン) |
Geppo(株式会社リクルート)

厳選された3問の設問で、従業員のコンディションを手軽に把握できるサーベイです。リクルートが社内で実際に運用していた組織診断をもとに開発され、eNPS(推奨度)をベースに評価します。
職種や性別などのデータを掛け合わせて多角的に分析でき、エンゲージメントを低下させている要因を特定しやすいのが特徴です。レポートは重要度・緊急度・相関レベル・実行可能性の4項目で出力され、優先的に取り組むべき領域を見極められます。
| 主な機能 | 3問パルスサーベイ、属性別クロス分析、eNPS可視化 |
| サポート体制 | 導入・運用の手厚いサポートあり |
| 料金目安 | 1〜25人:20,000円/51〜100人:68,000円 など |
ラフールサーベイ(株式会社ラフール)

組織・個人の状態を可視化し、課題と強みを発見できるサーベイです。従業員のウェルビーイングタイプ(どんなときに幸せを感じるか)を5分類で診断でき、従業員自身が自分の傾向を理解するきっかけになります。
セルフマネジメント促進に向けたコンテンツが充実しているため、従業員が自ら課題解決するスキルを身につけられ、離職防止にもつながります。ダッシュボード上で効率的に分析を進められる点も特徴です。
| 主な機能 | 組織サーベイ、ウェルビーイングタイプ診断、セルフケアコンテンツ |
| サポート体制 | 対策サービスとサポートが充実 |
| 料金目安 | 月額1万6,000円〜 |
SmartHR(株式会社SmartHR)

従業員データベースを基盤に、人事・労務管理とサーベイを一体で運用できるサービスです。組織改善や人事評価などの課題ごとに、あらかじめ設計されたサーベイが多数用意されており、調査項目に迷う場合でも導入後すぐに実施できます。
蓄積した従業員情報をもとに、部署や入社年など対象者を自由に設定して調査できます。社内情報を一元管理しながらサーベイを運用したい企業に適しています。
| 主な機能 | 従業員サーベイ、人事・労務管理、タレントマネジメント |
| サポート体制 | 初期導入費用・サポート費用は無料 |
| 料金目安 | 月額費用:要問い合わせ |
【メンタルヘルス・つながり型】のウェルビーイングサービス
メンタルヘルス・つながり型のウェルビーイングサービスを紹介します。
こころコンディショナー plus(NECソリューションイノベータ株式会社)

AIチャットボットとの対話を通じて、従業員のセルフケアを習慣化できるサービスです。認知行動変容アプローチの考え方を実装しており、悩みやモヤモヤした気持ちを自由に書き出すことで、気持ちを整理するきっかけを提供します。
「こころを整えたい」「ふりかえる」「知りたい・学びたい」の3つの機能があり、過去のチャット履歴を日記のように振り返ることも可能です。誰にも話せない思いを吐き出せる環境をつくることで、ストレスマネジメントの習慣化を後押しします。
| 主な機能 | AIチャットボット対話、チャット履歴の振り返り、学習コンテンツ |
| サポート体制 | 導入・運用サポートあり |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
Happiness Planet Connect(株式会社ハピネスプラネット)

自然なきっかけを生み出し、組織のつながりを強くするエンゲージメント向上アプリです。15年以上の研究とポジティブ心理学の知見をもとに、組織の状況や目的に応じた多様なお題を提供します。
投稿や応援などのリアクションで気軽に交流でき、1日1分目安の参加時間で日常業務への影響を抑えられます。部門を超えたつながりを構築できる自動チーム編成機能も備え、新入社員・中途社員のオンボーディングにも効果的です。
| 主な機能 | お題配信、応援リアクション、自動チーム編成 |
| サポート体制 | 目的に応じた運用支援 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
Agelu(インターリンク株式会社)

SNS感覚で使えるサンクスカードで、社内に感謝のやり取りを生み出すサービスです。メッセージやチップを通して感謝の気持ちを気軽に送り合え、称賛・共感といったポジティブなやり取りで社内全体のエンゲージメント向上を期待できます。
メッセージにオリジナルタグを付与できるため、理念浸透にも活用できます。管理画面ではメンバー同士のつながりを示す相関図や、利用状況を可視化するダッシュボードも備え、人材評価やマネジメントにも役立ちます。
| 主な機能 | サンクスカード、リアクション、相関図・ダッシュボード |
| サポート体制 | 運用サポートあり |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
マイシェルパ(株式会社マイシェルパ)

臨床心理士や公認心理師によるカウンセリングを軸とした、メンタルヘルスケアのワンストップサービスです。オンラインカウンセリング・ストレスチェック・メンタルヘルス研修・スポット産業医まで、必要な施策を一括で依頼できます。
従業員の行動変革から不調の予防、休職・離職対応まで幅広く対応し、精神科専門医によるサポートを受けながら進められます。専門家による本格的なメンタルケア体制を整えたい企業に適しています。
| 主な機能 | オンラインカウンセリング、ストレスチェック、研修、産業医 |
| サポート体制 | 臨床心理士・公認心理師・精神科医による支援 |
| 料金目安 | 月額基本料+対象者数に応じた月額料金 |
【健康管理システム型】のウェルビーイングサービス
健康管理システム型のウェルビーイングサービスを紹介します。
Carely(株式会社iCARE)

健康診断・過重労働対策・ストレスチェックなどの情報をすべてシステム上で管理できる健康管理システムです。シンプルな画面操作で、データの移行から導入までスムーズに完了できます。
ストレスチェックの拡充機能として「ウェルビーイングサーベイ」も備えており、職場の心理的課題の把握と従業員ニーズの収集を効率化できます。保健師や心理カウンセラーといった専門家によるカウンセリングサービスも提供し、健康経営のあらゆる課題に対応します。
| 主な機能 | 健康データ一元管理、ストレスチェック、専門家カウンセリング |
| サポート体制 | 導入支援+専門職によるサポート |
| 料金目安 | 初期費用+月額費用(要問い合わせ) |
mediment(メディフォン株式会社)

従業員の健康データを部署別・年齢別・健診項目別に、直感的な操作で分析できる健康管理システムです。有所見者などリスクを抱えた従業員がひと目で分かり、必要なフォローを優先的に進められます。
ストレスチェックや労働時間管理、安全衛生委員会のサポートなどの機能も備えています。産業医との連携から労働基準監督署の資料作成まですべてシステム内で完結し、健康管理業務の効率化に直結します。
| 主な機能 | 健康データ分析、ストレスチェック、労働時間管理 |
| サポート体制 | 産業医・保健師との連携支援 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
FiNC for BUSINESS(株式会社FiNC Technologies)

健康データの一元管理に加え、アプリで個人の健康改善まで支援する健康管理システムです。健康診断・ストレスチェック・過重労働状況・面談記録を一元管理し、フィジカル・エンゲージメント・メンタルなど複数の軸で健康課題を特定します。
特定した課題に対し、スマホのFiNCアプリを通じて個々の従業員に健康改善プログラムを提供できる点が特徴です。歩数や体重記録などの傾向から組織の状況を把握でき、健康に関するeラーニングも提供します。
| 主な機能 | 健康データ一元管理、個人向け改善プログラム、eラーニング |
| サポート体制 | 導入・運用サポートあり |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
Well-Gate(ヘルスケアテクノロジーズ株式会社)

点在する健康関連データの集約・可視化・活用までを一貫してサポートする健康管理システムです。健診結果やストレスチェック、面談記録など、企業内に散らばるデータを集約し、医療機関ごとに異なるフォーマットも取り込み時に統一できます。
ダッシュボードで健康状態や対応タスクを確認・分析でき、高リスク者の絞り込み・抽出機能も備えています。対象者への一斉勧奨メールやeラーニング提案で、自発的な行動変容を促し、休職・離職リスクの低減に貢献します。
| 主な機能 | 健康データ集約・可視化、高リスク者抽出、一斉勧奨 |
| サポート体制 | 導入・運用サポートあり |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
【総合支援・コンサル型】のウェルビーイングサービス
総合支援・コンサル型のウェルビーイングサービスを紹介します。
パソナ健康経営支援サービス(株式会社パソナ)

ウェルビーイングの基盤となる健康経営の推進を、トータルでサポートするサービスです。産業保健サポート、健康経営推進サポート、ウェルネスサポート、女性の健康サポートの4つの領域で支援を提供します。
オンラインを活用した「ONLINE健康推進室」により、全国どこからでもサポートを受けられます。健康管理業務を人事・総務から専門の産業医・保健師に移行したい企業や、女性特有の健康課題に取り組みたい企業に適しています。
| 主な機能 | 産業保健支援、健康経営推進、ウェルネス・女性の健康支援 |
| サポート体制 | 産業医・保健師によるトータルサポート |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
WellsPort Navi(ウィーメックス株式会社)

健康スコアの可視化と参加型の健康イベントで、従業員の健康意識を高めるヘルスケアサポートサービスです。健診結果をもとに健康スコアや健康偏差値を可視化し、従業員が自分の健康状態を把握できるようにします。
ウォークラリーなどの健康イベント開催を支援し、健康ポイント機能で参加意欲を高められます。わかりやすい管理画面で健康管理業務の工数を削減でき、施策検討に時間を充てられるようになります。
| 主な機能 | 健康スコア可視化、健康イベント支援、健康ポイント |
| サポート体制 | イベント運営・運用サポート |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
アドバンテッジ ウェルビーイング DXP(株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント)

従業員のウェルビーイングと人事管理を、データ集約から施策実行・効果検証まで一貫して支援するプラットフォームです。心身の健康状態や勤怠・休業などのデータを集約・見える化し、課題に対するアクションまでトータルで提示します。
データの一元化にとどまらず、見えた課題への施策提案・実行・効果検証・軌道修正まで支援する点がコンセプトです。企業側の施策と従業員自身のセルフマネジメントの両軸からアプローチし、PDCAサイクルを回して組織改善を実現します。
| 主な機能 | データ集約・可視化、施策提案・効果検証、セルフマネジメント支援 |
| サポート体制 | PDCAを伴走する支援体制 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
ウェルビーイングサービスのよくある質問(FAQ)
ウェルビーイングサービスと健康管理システムは何が違いますか?
健康管理システムは健診やストレスチェックなどの身体面のデータ管理が中心です。ウェルビーイングサービスはそれに加えて、心理状態の可視化やエンゲージメント、社内のつながりといった精神面・社会面までカバーする、より広い概念です。健康管理システムはウェルビーイングサービスの一タイプと位置づけられます。
中小企業でも導入できますか?
可能です。サーベイ・組織診断型には従業員数十名規模から始められるサービスが多く、1人あたり月額数百円から導入できるものもあります。まずは課題の大きい領域からスモールスタートするのがおすすめです。
健康経営優良法人の認定取得に役立ちますか?
役立ちます。健康経営優良法人の認定要件には、従業員の健康課題の把握や具体的な対策の実施が含まれます。サーベイや健康管理システムで現状を可視化し、総合支援・コンサル型で施策を実行することで、認定取得の土台づくりを進められます。
ハラスメント対策にも使えますか?
サーベイ型でハラスメントリスクを可視化できるサービスもありますが、相談窓口そのものは専門の外部委託サービスと組み合わせると効果的です。相談体制の整備については以下の記事も参考にしてください。
関連記事:ハラスメント外部相談窓口10選比較。費用相場からタイプ別の選び方まで解説
まとめ
ウェルビーイングサービスは、従業員の心身の健康と幸福度を高め、離職・休職の防止や生産性向上につながる重要な仕組みです。サーベイ・メンタルケア・健康管理・総合支援とタイプが分かれるため、自社の課題に合ったタイプを選ぶことが成功の第一歩となります。
まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「ウェルビーイングサービスの選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。
従業員の成長やスキル開発の側面から組織のエンゲージメントを高めたい場合は、研修の活用も有効です。あわせて以下の記事も参考にしてください。