セールスエンゲージメントツール比較12選。タイプ別の選び方と費用相場

「SFAやCRMを導入したのに、営業成果が思うように上がらない」 「インサイドセールスを強化したいが、どのツールが自社に合うかわからない」

こんな悩みを抱えていませんか?

SFA・CRM・MAといったツールが普及した現代でも、「データは溜まっているのに活かせていない」「営業担当者ごとのアプローチ品質にばらつきがある」という課題を抱える企業は少なくありません。

そこで注目されているのが、セールスエンゲージメントツールです。既存ツールのデータを統合・分析し、顧客へのアプローチを最適化することで、営業の活動量と成約率を同時に向上させます。

本記事では、セールスエンゲージメントツールを3つのタイプに分類し、自社の課題に合った選び方と、国産・海外含むおすすめ12選をご紹介します。まずは診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

セールスエンゲージメントとは?

セールスエンゲージメントとは、営業担当者と顧客との接点(エンゲージメント)を最大化し、成約率・受注効率を高める考え方・仕組みのことです。セールスエンゲージメントツールはその実践を支援するプラットフォームで、CRM・SFA・MAなど既存ツールのデータを統合・分析し、「いつ・誰に・どのようにアプローチすべきか」を可視化・自動化します。

欧米では2010年代後半から急速に普及し、日本でも2020年代以降、インサイドセールスの台頭とDX推進を背景に導入企業が増えています。

CRM・SFA・MAとの違い

セールスエンゲージメントツールを正しく理解するためには、既存ツールとの役割の違いを把握することが重要です。

ツール主な目的特徴
SFA(営業支援)営業活動の管理・見える化案件・進捗・行動履歴の記録
CRM(顧客管理)顧客満足度・関係性の向上顧客情報・購買履歴の一元管理
MA(マーケティング自動化)リードの育成・スコアリング見込み顧客へのメール・コンテンツ配信
セールスエンゲージメント営業アクションの最適化・自動化SFA/CRM/MAのデータを統合し、成約率を高める

SFAやCRMが「営業の記録・管理」に重点を置くのに対し、セールスエンゲージメントツールは「記録されたデータを使ってネクストアクションを提案・実行する」点が異なります。すでにSFAやCRMを導入している企業が、「次の一手」を打つために活用するツールと捉えると理解しやすいでしょう。

SFAの主要ツールや選び方をさらに詳しく知りたい方は、以下の比較記事も参考にしてください。

関連記事:SFA(営業支援)ツール比較10選。特徴・企業規模別におすすめを紹介

マーケティングオートメーション(MA)との役割分担や違いが気になる方は、以下のMAツール比較記事も合わせてご覧ください。

関連記事:MAツール比較16選。導入で売上が上がった企業から学ぶ選び方

セールスエンゲージメントツールの主な機能

セールスエンゲージメントツールが提供する機能は製品によって異なりますが、以下が代表的な機能群です。どの機能が自社の課題に対応しているかを確認しながら、ツール選定の参考にしてください。

機能概要こんな課題に効く
シーケンス
(ステップ)管理
電話・メール・SNSなど複数チャネルの営業アプローチの
タイミングと内容をテンプレート化・自動化する
担当者ごとのアプローチ品質にばらつきがある
エンゲージメント
スコアリング
顧客のメール開封・Web訪問・資料DLなどの行動データを
スコア化し、アプローチ優先順位を可視化する
誰に今すぐアタックすべきかの判断ができていない
AI・データ分析過去の商談データをAIが分析し、勝ちパターンの特定・
ネクストアクションの提案・受注予測を行う
データはあるが成約率の改善につながっていない
活動データの
自動記録
電話・メール・商談履歴を自動でSFA/CRMに反映し、
手入力の手間を省く
営業日報・CRM更新に時間がかかりすぎている
商談分析
(会話インテリジェンス)
オンライン商談の録画・文字起こし・トーク分析を行い、
受注につながる会話パターンを可視化する
新人育成に時間がかかる、商談品質を底上げしたい

セールスエンゲージメントと機能が重なるインサイドセールスツールについても確認しておくと、ツール選定の解像度が上がります。両者を組み合わせて活用するケースも多いため、以下の比較記事も参考にしてください。

関連記事:インサイドセールスツール15選比較。業務別7タイプのおすすめと比較基準

セールスエンゲージメントツールの費用相場

セールスエンゲージメントツールの料金体系は主に「月額サブスクリプション型」で提供されますが、ツールの機能範囲・対象ユーザー数・国産か海外製かによって大きく幅があります。

カテゴリ月額費用目安特徴
国産・中小企業向け数千円〜数万円/ユーザー日本語サポートが充実。
インサイドセールス機能に特化したものが多い
国産・中堅〜大企業向け月額40万円〜(要問い合わせ)高度なAI機能・インテントデータ活用。
専任CSサポートあり
海外製(グローバル標準)要問い合わせ(ドル建てが多い)機能が豊富だが日本語対応が限定的。
大企業・外資系企業に多い

費用を左右する主な要素は「搭載する機能の幅(シーケンスのみ vs AIアナリティクス込み)」「連携するSFA/CRMの種類」「利用ユーザー数」の3点です。まずは無料トライアルや資料請求でスモールスタートし、自社の営業規模に合ったプランを選ぶことをおすすめします。

ツールではなく営業活動の実行そのものを外注したい場合は、BtoB特化の営業代行サービスという選択肢もあります。予算感を並べて比較したい方は以下の記事も参考にしてください。

関連記事:BtoBに強い営業代行会社14選一覧。商材別におすすめ企業を紹介

セールスエンゲージメントツールを選ぶ際に確認すべき4つの比較ポイント

セールスエンゲージメントツールは「どれも同じ」ではありません。強みや設計思想がツールによって大きく異なるため、自社の営業プロセスと課題に合ったものを選ぶことが成果につながります。以下4つのポイントを軸に比較してください。

① 既存ツール(SFA/CRM/MA)との連携性

セールスエンゲージメントツールは単独で機能するのではなく、SFA・CRM・MAに蓄積されたデータを活かして初めて真価を発揮します。そのため、現在使用しているツールとのAPI連携・データ連携の可否を必ず確認することが重要です。

特に確認すべき点として、SalesforceやHubSpotとの双方向連携に対応しているかどうかは重要な選定基準になります。既存ツールとの連携が不完全だと、データ入力の二度手間が発生したり、せっかくのAI分析精度が低下したりするリスクがあります。事前にAPIの仕様や連携の深さを確認しておきましょう。

② 日本語対応・国産 vs 海外製

OutreachやSalesloftをはじめとする海外製の主要ツールは、2025年時点でも日本語UIに対応していない場合が多く、英語での運用が前提となります。営業現場の担当者が使うツールである以上、UI・マニュアル・サポートが日本語で提供されているかどうかは定着率に直結します。

国産ツールは日本の商習慣に合わせた設計がなされているケースが多く、オンボーディングや運用支援も日本語で受けられる安心感があります。一方、海外製ツールはシーケンス機能やAI分析の精度・機能量で優れているものも多いため、英語運用が問題ない組織であればグローバルスタンダードのツールも有力な選択肢です。

③ 強化したい営業プロセスへの特化性

セールスエンゲージメントツールといっても、「インサイドセールスの架電・メール自動化を強化したいのか」「AI分析で商談の質・成約率を上げたいのか」「全社的なデータ統合管理をしたいのか」によって、選ぶべきツールのカテゴリは大きく異なります。

自社の営業課題の「打ち手」と合致した特化機能を持つツールを優先することが重要です。本記事では3タイプに分類して紹介しているため、まず「どのタイプが自社に合うか」を診断ツールで確認してから比較するのが効率的です。

④ 導入支援・カスタマーサクセスの手厚さ

セールスエンゲージメントツールは、導入後の運用設計(シーケンス設計・スコアリング基準の策定・既存ツールとの連携設定)が成果を大きく左右します。ツールを入れるだけでは成果につながらず、定着・運用まで伴走してもらえるかどうかが重要な差別化ポイントになります。

初期設定支援・オンボーディングプログラムの有無、導入後の専任カスタマーサクセスの提供有無を事前に確認しましょう。特に営業組織の規模が大きい場合や、既存プロセスの変更が必要な場合は、手厚い支援体制を持つベンダーを選ぶことをおすすめします。

ツール導入の前段階として、自社の営業戦略やプロセス設計そのものから支援してもらいたい場合は、営業コンサルティング会社への相談も有効な選択肢です。

関連記事:営業コンサル会社おすすめ10選。営業代行との違いと費用相場まで解説

セールスエンゲージメントツールの選び方

セールスエンゲージメントツールは、自社の営業組織の課題・体制・目的によって適したタイプが大きく変わります。ここでは12選を3つのタイプに分類し、それぞれの特徴と向いている企業をご紹介します。

  1. インサイドセールス特化型(アプローチ量を最大化したい場合)
  2. AI分析・ネクストアクション提案型(成約率・商談品質を向上させたい場合)
  3. CRM/SFA統合型(営業データを全社で一元管理したい場合)

まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

7つの質問に答えてください。回答が終わると、自社の目的に最適なセールスエンゲージメントツールのタイプが診断されます。

0 / 7 回答済み

Q1 / 課題の焦点

現在の営業活動で最も改善したいのはどちらですか?

Q2 / ツール連携

現在SFA・CRM・MAは導入済みですか?

Q3 / 主な営業チャネル

営業の主軸チャネルはどちらですか?

Q4 / データ活用

顧客データの活用状況として、どちらに近いですか?

Q5 / 組織体制

営業チームの体制はどちらに近いですか?

Q6 / 自動化の優先度

営業プロセスの自動化として、何を最初に取り組みたいですか?

Q7 / ツール導入の目的

ツール導入で最終的に実現したいことはどちらに近いですか?

あなたにおすすめのタイプが決まりました

このタイプで解決できること

    このタイプのサービスを見る →

    インサイドセールス特化型(アプローチ量を最大化したい場合)

    インサイドセールス特化型は、電話・メール・メッセージなど非対面チャネルにおける営業アクションの自動化・型化に強みを持つツール群です。「誰が担当しても同じ品質でアプローチできる仕組み」を構築することで、チーム全体の活動量を底上げし、商談数の最大化を実現します。

    このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

    • インサイドセールスチームを立ち上げたばかりで、アプローチの型を整えたい
    • 担当者ごとのアプローチ品質にばらつきがあり、仕組みで均質化したい
    • 架電・メール配信の工数を削減し、商談に集中できる環境を作りたい

    このタイプのセールスエンゲージメントツールを見る⇩

    AI分析・ネクストアクション提案型(成約率・商談品質を向上させたい場合)

    AI分析・ネクストアクション提案型は、顧客データや商談履歴をAIが解析し、「どの顧客にいつどんなアプローチをすべきか」を自動で提案するツール群です。活動量の増加よりも「質の向上」を重視し、成約率・商談受注率の改善を目指す企業に適しています。

    このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

    • SFAやCRMにデータは蓄積されているが、営業担当者がデータを活かせていない
    • 受注パターンを分析して新人育成や営業トークの改善につなげたい
    • インテントデータを活用して「今最も買う気がある顧客」へ優先的にアプローチしたい

    該当企業の紹介部へジャンプ ↓

    CRM/SFA統合型(営業データを全社で一元管理したい場合)

    CRM/SFA統合型は、マーケティング・インサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセスにわたる全フェーズの顧客データを一元管理し、組織全体の営業プロセスを俯瞰・最適化するツール群です。部門横断での情報共有・経営判断への活用を目的とする企業に向いています。

    このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

    • 複数のツールに分散した顧客情報を一元化したい
    • 営業・マーケティング・CSが同じデータ基盤を持てていない
    • 営業データを経営指標にも活用できる体制を整えたい

    このタイプのセールスエンゲージメントツールを見る⇩

    セールスエンゲージメントツール一覧比較表

    以下は、本記事で紹介するセールスエンゲージメントツールの一覧比較表です。

    サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
    BALES CLOUD
    要問い合わせ
    インサイドセールス特化型
    架電・メール一元管理で型化・自動化を実現
    Srush
    要問い合わせ
    インサイドセールス特化型
    国内初のSEツール。エンゲージメントスコアリングが特徴
    Outreach
    要問い合わせ
    インサイドセールス特化型
    世界5,500社超導入のグローバルスタンダード
    Magic Moment Playbook
    要問い合わせ
    AI分析・ネクストアクション提案型
    活動量1.8倍・アポ率45%向上の実績
    Sales Marker
    月額40万円〜
    AI分析・ネクストアクション提案型
    国内初インテントセールス対応
    ailead
    要問い合わせ
    AI分析・ネクストアクション提案型
    商談AI分析・自動文字起こしで育成を支援
    Mazrica Sales
    月額2,480円/ユーザー〜
    AI分析・ネクストアクション提案型
    AI受注予測92%精度のSFA/CRM
    slidemate
    月額10,000円〜
    AI分析・ネクストアクション提案型
    資料閲覧データでホットリードを特定するDSR型ツール
    HubSpot Sales Hub
    無料〜
    CRM/SFA統合型
    MA・CS・セールスを包括する統合CRM
    UPWARD
    要問い合わせ
    CRM/SFA統合型
    フィールドセールス特化・訪問管理4年連続No.1
    Salesforce Sales Engagement
    要問い合わせ
    CRM/SFA統合型
    世界No.1 CRMと完全統合の大企業向けプラットフォーム
    Zoho CRM
    月額1,680円/ユーザー〜
    CRM/SFA統合型
    コスト重視の中小企業に最適なグローバルCRM

    【インサイドセールス特化型】のセールスエンゲージメントツール

    インサイドセールス特化型のセールスエンゲージメントツールは次の3社です。

    BALES CLOUD(スマートキャンプ株式会社)

    引用:スマートキャンプ株式会社

    BALES CLOUD(ベイルズ クラウド)は、電話営業・インサイドセールス業務の型化と自動化に特化したセールスエンゲージメントツールです。架電管理・メール配信・シナリオ設計・AI文面生成・パフォーマンス分析を1つのプラットフォームで完結でき、インサイドセールスチームが今日から使える直感的なUI/UXが特徴です。

    MiitelやZoom Phone、Salesforce、Slackとの連携にも対応しており、電話発信から履歴記録までの工数を大幅に削減します。導入事例では「メール配信にかかる時間が1/6に削減」「電話営業の生産性が137%向上」といった効果が報告されており、立ち上げ期のインサイドセールスチームから既存チームの再構築まで幅広く活用されています。

    特徴架電・メール配信の型化、AIメール自動生成、数値レポート
    主な機能電話発信管理、メール一斉配信、シーケンス設計、Salesforce連携
    連携ツールMiitel、Zoom Phone、Salesforce、Slack
    料金目安要問い合わせ

    Srush(株式会社Srush)

    引用:株式会社Srush

    Srushは、国内初のセールスエンゲージメントツールとして、営業担当者と顧客の関係性を「エンゲージメントスコア」として数値化するプラットフォームです。顧客ごとの受注確度・エンゲージメントの変化をスコアで一覧管理できるため、アプローチすべき優先順位が一目でわかります。

    Google WorkspaceおよびMicrosoft 365との連携、さらにZoomおよびChrome拡張にも対応し、営業担当者が年間110時間以上の業務削減を実現した事例も報告されています。パイプラインポートフォリオマネジメント機能により、受注しやすい案件へのリソース集中も可能です。

    特徴エンゲージメントスコアリング、受注確度の可視化
    主な機能スコアリング、日程調整自動化、Zoom連携、Chrome拡張、ルート検索
    連携ツールGoogle Workspace、Microsoft 365、Zoom
    料金目安要問い合わせ

    Outreach(Outreach Corporation)

    引用:株式会社Maroo Outreach紹介ページ

    Outreachは、世界5,500社以上が導入するグローバルスタンダードのセールスエンゲージメントプラットフォームです。メール・電話・LinkedIn等を組み合わせたマルチチャネルの営業シーケンスを自動化し、すべての顧客接点データをSFAに自動記録します。ZoomやDocuSignをはじめとする有名企業にも採用されている実績があります。

    AIによるネクストアクション提案やオンライン商談後のフォロー自動化、レポート機能も充実しており、グローバルな営業チームや外資系企業での活用に特に適しています。なお、現時点で日本語UIには対応していないため、英語での運用が前提となります。

    ※ 株式会社MarooがOutreachの導入支援を行っています。

    特徴グローバル5,500社超導入。マルチチャネルシーケンスの自動化
    主な機能シーケンス管理、架電・メール自動化、AI提案、商談フォロー自動化
    連携ツールSalesforce、HubSpot、LinkedIn、Zoom、DocuSign
    料金目安要問い合わせ(英語対応)

    【AI分析・ネクストアクション提案型】のセールスエンゲージメントツール

    AI分析・ネクストアクション提案型のセールスエンゲージメントツールは次の4社です。

    Magic Moment Playbook(Magic Moment株式会社)

    引用:Magic Moment株式会社

    Magic Moment Playbookは、AIが顧客ごとのネクストアクションを自動提案し、営業の活動量と商談成約率を同時に向上させるAIセールスプラットフォームです。商談の記録・メール送付・データ分析まで一貫して自動化し、営業担当者の手動入力をゼロに近づけます。

    導入実績では「活動量1.8倍」「アポ率45%向上」「成約率25%向上」「新人育成期間2.5ヶ月短縮」といった成果が報告されており、ベンチャーから大手企業まで幅広い業種・規模で活用されています。SFA/CRM/MAとの連携により、顧客情報をリアルタイムで把握しながら的確なフィードバックを実現します。

    特徴AIネクストアクション提案、活動データ自動記録、育成支援
    主な機能行動管理自動化、AI提案エンジン、商談記録、レポート分析
    連携ツールSalesforce、HubSpot、各種CRM/MA
    料金目安要問い合わせ(年間契約)

    Sales Marker(株式会社Sales Marker)

    引用:株式会社Sales Marker

    Sales Markerは、国内初「インテントセールス」を実現するBtoBセールスインテリジェンスツールで、Webの行動履歴データ(インテントデータ)を活用して「今最も購買意欲が高い企業・担当者」への優先的なアプローチを可能にします。法人データベース520万件とWeb行動履歴データを組み合わせ、自社商材に関心を持つ潜在顧客を自動でリストアップします。

    Salesforce・HubSpotとの連携のほか、LinkedInの570万人超の人物データベースにより、部署・担当者レベルのアプローチ先特定も可能です。月額40万円〜と価格帯はやや高めですが、新規開拓の質と効率を大幅に向上させたい中堅〜大企業に強く支持されています。

    特徴インテントデータ活用、潜在顧客の自動特定
    主な機能Webシグナル検知、法人DB検索、担当者特定、Salesforce連携
    連携ツールSalesforce、HubSpot、各種SFA/CRM
    料金目安月額40万円〜(プランによる)

    ailead

    引用:ailead

    aileadは、オンライン商談の録画・AI文字起こし・トーク分析を自動化し、「受注につながる商談」のパターンを可視化するセールスエンゲージメントツールです。Zoom・Microsoft Teams・Google Meetに対応し、商談終了後すぐにAIが文字起こしとBANT/MEDDICフレームワークに沿った評価レポートを自動生成します。

    セールスイネーブルメント部門での顧客満足度3期連続No.1の実績を持ち、Salesforceとの連携によりレコードへの自動登録も可能です。育成や採用面接など、商談以外のシーンにも応用できる汎用性の高さも特徴のひとつです。

    特徴商談AI分析、自動文字起こし、営業育成支援
    主な機能録画・文字起こし、トーク分析、BANT自動解析、Salesforce連携
    連携ツールZoom、Microsoft Teams、Google Meet、Salesforce
    料金目安要問い合わせ

    Mazrica Sales(株式会社マツリカ)

    引用:株式会社マツリカ

    Mazrica Sales(旧Senses)は、現場の営業担当者が直感的に使えることを最優先に設計されたAI搭載のSFA/CRMで、類似案件からの受注アクション提案(AI正答率92%)や受注予測機能によるセールスエンゲージメント支援が特徴です。案件をカード形式で視覚的に管理でき、商談ステータスや営業進捗をリアルタイムで把握できます。

    初期費用無料・無料トライアルあり、月額6,500円/IDユーザー〜とコスト面でも導入しやすい価格設定が強みです。スタートアップから中堅企業まで幅広い規模での導入実績を持ち、Salesforceなど主要CRMとの連携にも対応しています。

    特徴AI受注予測92%精度、類似案件からのアクションレコメンド
    主な機能案件管理(カード型)、AIレコメンド、受注予測、レポート自動生成
    連携ツールSalesforce、Google Workspace、Slack、Zoom
    料金目安月額6,500円/ID〜

    slidemate(株式会社Cone)

    引用:slidemate

    slidemateは、顧客ごとの専用ページ(デジタルセールスルーム)に営業資料・議事録・ネクストアクションを集約し、「誰が・いつ・どこを閲覧したか」をリアルタイムで可視化するDSR型セールスエンゲージメントツールです。商談後に送付した提案資料を顧客がどのページをどれだけ読み込んだかを計測することで、興味・関心の高いページや検討状況を把握でき、担当者が”感覚頼り”でなく「データに基づいたネクストアクション」を取ることが可能になります。

    閲覧データをもとに「今アプローチすべきホットリード」を特定できるため、タイミングを逃さないフォローアップが実現します。また、月額10,000円から利用することができ、まずは小さくセールスエンゲージメントに取り組みたいという企業におすすめ。

    特徴資料閲覧データによるエンゲージメント可視化とホットリード特定
    主な機能顧客専用ページ作成、閲覧行動トラッキング・通知、資料分析レポート、ネクストアクション案内
    連携ツールSlack、Chatwork、その他Webhookにより各種ツールと連携
    料金目安月額10,000円〜

    【CRM/SFA統合型】のセールスエンゲージメントツール

    CRM/SFA統合型のセールスエンゲージメントツールは次の4社です。

    HubSpot Sales Hub

    引用:HubSpot

    HubSpot Sales Hubは、マーケティング・セールス・カスタマーサービスをひとつのプラットフォームに統合するCRMエコシステムの営業特化モジュールで、無料プランから始められるアクセシビリティの高さが特徴です。メールテンプレート・商談管理・自動化ワークフロー・セールスレポートなど、成長フェーズの企業が必要とする機能をフルカバーします。

    2024年3月の価格改定でシート型課金に移行し、利用ユーザー数に応じた柔軟なプラン選択が可能になりました。日本語UIとサポートが充実しており、Salesforceとの連携にも対応するため、すでに他ツールを使っている企業でも段階的に統合しやすい点が評価されています。

    特徴無料CRMから始まる統合プラットフォーム。日本語対応
    主な機能商談管理、メールトラッキング、シーケンス、予測、AIセールス
    連携ツールSalesforce、Slack、Google Workspace、Microsoft 365、Zoom
    料金目安無料〜(Starterプランは月額1,800円/シート〜)

    UPWARD(UPWARD株式会社)

    引用:UPWARD株式会社

    UPWARDは、フィールドセールス(外回り・訪問営業)に特化したSFA/CRMアプリで、位置情報技術(ジオフェンシング)を活用した訪問記録の自動化と、ルート最適化・近隣顧客の検索機能により、外出営業の生産性を大幅に高めます。訪問管理ツール4年連続No.1、利用継続率93%という実績が信頼性を示しています。

    Salesforce上で動作する設計のため、SalesforceのデータとCRM情報を完全に統合できる点が最大の強みです。400社以上の導入実績を持ち、Salesforce Japan Partner Award 2025を受賞。約11.7億円の資金調達を経てAI技術と業界特化ソリューションの開発をさらに強化しています。

    特徴フィールドセールス特化。ジオフェンシングで訪問記録を自動化
    主な機能訪問管理、ルート最適化、近隣顧客検索、活動履歴自動記録
    連携ツールSalesforce(基盤として採用)、Google Maps
    料金目安要問い合わせ

    Salesforce Sales Engagement(株式会社セールスフォース・ジャパン)

    引用:株式会社セールスフォース・ジャパン

    Salesforce Sales Engagementは、世界No.1 CRMであるSalesforceと完全統合されたセールスエンゲージメント機能で、Salesforceのデータをそのまま活用しながらインサイドセールスのシーケンス管理・パフォーマンス分析・AI予測(Einstein)を実現します。SalesforceのSales Cloudと組み合わせることで、リード獲得からクロージング・カスタマーサクセスまで一気通貫でデータを管理できます。

    すでにSalesforceをコアシステムとして活用している企業にとっては、追加投資最小限でセールスエンゲージメント機能を拡張できる点が最大のメリットです。大企業・グローバル展開企業を中心に導入が進んでいます。

    特徴Salesforce完全統合。追加ツール不要でSEを拡張
    主な機能シーケンス管理、Einstein AI予測、パフォーマンス分析、自動化
    連携ツールSalesforce Sales Cloud、Marketing Cloud、Slack
    料金目安要問い合わせ(Salesforce契約ベース)

    Zoho CRM(Zoho Corporation Pvt. Ltd.)

    引用:Zoho

    Zoho CRMは、180カ国・25万社以上に導入されているグローバルCRMで、セールスエンゲージメント機能(メール追跡・ワークフロー自動化・AI予測「Zia」)をコスト重視の価格帯で提供します。月額1,680円/ユーザー〜(スタンダードプラン)という価格帯は、国産・海外製を含む主要ツールの中でも最低水準であり、予算を抑えながらCRM・SFA・セールスエンゲージメントを統合したい中小企業に広く支持されています。

    AIアシスタント「Zia」が受注確度の予測・異常検知・ネクストアクション提案を行うほか、Salesforce/HubSpotとのデータ連携、電話・メール・チャット・SNS等のオムニチャネル対応も備えています。日本語UIおよびサポートにも対応しています。

    特徴180カ国25万社導入。コスト最小でCRM/SE機能を統合
    主な機能CRM管理、AI予測(Zia)、ワークフロー自動化、メール追跡
    連携ツールGoogle Workspace、Microsoft 365、Slack、Salesforce
    料金目安月額1,680円/ユーザー〜(スタンダードプラン)

    まとめ

    セールスエンゲージメントツールは、SFA・CRM・MAだけでは解決できなかった「データはあるが営業成果につながらない」という課題を解消するための次世代営業プラットフォームです。ツールの種類は大きく「インサイドセールス特化型」「AI分析・ネクストアクション提案型」「CRM/SFA統合型」の3つに分かれ、自社の課題・体制・目的によって最適なタイプが異なります。

    まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「セールスエンゲージメントツールの選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。

    ツール導入ではなく、インサイドセールスの業務そのものを外部に任せたいという場合は、代行サービスという選択肢も検討してみてください。

    関連記事:インサイドセールス代行おすすめ比較

    セールスエンゲージメントと近い概念として「セールスイネーブルメント」があります。営業チームの育成・コンテンツ整備・コーチング支援に特化したツールも合わせて検討したい方は、以下の記事も参考にしてください。

    関連記事:セールスイネーブルメントツール比較

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