インテントセールスツールおすすめ11選。タイプ別の選び方と費用相場を解説
「どの企業に今すぐアプローチすべきか、見えていない…」 「テレアポやフォーム営業の反応率が年々下がっている」
こんな課題を感じていませんか?従来のアウトバウンド営業では、営業リストから手当たり次第にアプローチするしかなく、アポ率・商談化率の低下が深刻な問題となっています。
そこで注目されているのが、見込み顧客の「購買意図(インテント)」をデータで把握し、今まさに検討フェーズにある企業だけに絞ってアプローチするインテントセールスです。
本記事では、インテントセールスを実践するためのおすすめツール11選を、自社の営業スタイルに合った3つのタイプ別にご紹介します。さらに、失敗しないツールの選び方と費用相場も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
そもそもインテントセールスとは?
インテントセールスとは、見込み顧客の「インテント(購買意図・検索行動)」をデータで可視化し、最適なタイミングでアプローチする営業手法です。
Webサイトの閲覧履歴・検索キーワード・コンテンツのダウンロード履歴・SNSでのエンゲージメントなど、ターゲット企業の担当者がオンラインで残す行動データを「インテントデータ」と呼びます。このデータを分析することで、「今まさに自社サービスを検討している企業」を特定できるようになります。
従来の営業では「全体リストから上から順にアプローチ」していたのに対し、インテントセールスでは「購買確度が高い企業だけを自動でピックアップ」できるため、営業効率が大幅に向上します。
インテントデータの2種類
インテントデータには大きく2つの種類があり、活用できるものはツールごとに異なります。
| ファーストパーティデータ | 自社サイトへの訪問履歴・フォーム送信・資料DLなど、自社で収集したデータ。 自社コンテンツに接触したリードの温度感を把握するのに有効。 |
| サードパーティデータ | 第三者のWebサイトや検索エンジン上での行動データ。 自社との接点がまだない企業の購買意図を外部から検知できるのが特徴。 |

どちらのデータをメインに活用するかによって、選ぶべきツールが変わります。
インテントセールスツールの費用相場
インテントセールスツールの料金は、対応データ範囲・企業データ件数・連携機能によって大きく異なります。
| 料金帯 | 相場 | 主な対象ユーザー |
|---|---|---|
| 小規模・無料プランあり | 無料〜月額3万円 | スタートアップ・少人数のインサイドセールスチーム |
| 中規模 | 月額10〜20万円前後 | 中堅BtoB企業・インサイドセールス専任チームあり |
| 大規模 | 月額30万円以上〜 | 大手企業・エンタープライズ向けABM・複数部門利用 |
ほとんどのインテントセールスツールは要問い合わせでの個別見積もりとなっており、利用するデータ量・アカウント数・連携ツール数によって変動します。まずは無料トライアルや初回相談から始めるのが一般的です。
インテントセールスツールを選ぶ際に確認すべき4つの比較ポイント
インテントセールスツールは製品ごとに「データの収集源」「対応地域」「連携機能」が大きく異なります。選定を誤ると、期待した成果が出ないまま費用だけがかかる事態になりかねません。以下の4点を確認してから比較・検討しましょう。
- インテントデータの収集範囲(国内/海外・自社サイト内外)
- 既存ツール(CRM/SFA/MA)との連携
- 国産 vs 海外ツールの使い分け
- 導入企業の業種・規模への適合性
1. インテントデータの収集範囲
最初に確認すべきは、どこからインテントデータを収集しているかです。自社サイトの訪問者データ(ファーストパーティ)に強いツールと、外部Webサイトや検索エンジンのデータ(サードパーティ)を活用するツールでは、得意な用途が大きく異なります。
チェックポイント:
- 国内企業のデータが充実しているか(国産ツールが有利なことが多い)
- 海外企業もターゲットにするか(Bombora・ZoomInfoなど海外ツールが適している)
- 自社サービスのKWを検索した企業を検知できるか
2. 既存ツール(CRM/SFA/MA)との連携
インテントセールスツールは単体でも使えますが、Salesforce・HubSpot・SFAツールと連携することで真価を発揮します。収集したインテントデータが自動的にCRM上に同期され、担当者に通知が届く仕組みが整うと、フォローアップのスピードが格段に上がります。
チェックポイント:
- 自社が使うCRM・SFAとのネイティブ連携があるか
- API連携やCSV出力で対応可能か
- MAツールと連携してスコアリングに活用できるか
3. 国産 vs 海外ツールの使い分け
海外製ツールはグローバルデータの規模・精度に優れる一方、日本国内企業への対応度やサポート体制に課題がある場合があります。営業ターゲットが国内中心なら、国産ツールの方が実用性が高いケースが多いです。
- 国産ツールが向いている場合:日本語サポートが充実・国内企業DBが豊富・UIが日本語対応
- 海外ツールが向いている場合:グローバル展開・海外企業へのアプローチ・英語環境での運用
4. 導入企業の業種・規模への適合性
インテントセールスツールの効果は、自社のビジネスモデルや営業体制にも左右されます。SMBへの大量アプローチを得意とするツールと、エンタープライズへの厳選アプローチを得意とするツールでは設計思想が異なります。導入事例の業種・規模を事前に確認しましょう。
チェックポイント:
- 同業種・同規模の導入事例があるか
- 最低利用期間・最小契約規模は自社に合っているか
インテントセールスツールの選び方
インテントセールスツールは、自社の営業スタイルや課題によって最適な選択肢が異なります。ここでは3つのタイプに分類し、それぞれの特徴と向いている企業をご紹介します。
- 新規開拓×大規模型
- 新規開拓×エンプラ型
- インバウンド型
まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。
7つの質問に答えてください。回答が終わると、自社の目的に最適なインテントセールスツールのタイプが診断されます。
Q1 / アプローチ対象
インテントセールスツールで実現したいアプローチはどちらに近いですか?
Q2 / 自社サイト状況
自社サイトへの月間訪問数(ユニークユーザー)はどちらに近いですか?
Q3 / 営業体制
営業チームの中心はどちらですか?
Q4 / ターゲット市場
主な営業ターゲットはどちらですか?
Q5 / CRM/SFA連携
CRM・SFAとの緊密な連携を最優先にしたいですか?
Q6 / 予算感
インテントセールスツールへの月額予算はどちらに近いですか?
Q7 / 活用ゴール
ツール導入で最も実現したいことはどちらですか?
新規開拓×大規模型 | まだ接点のない企業の購買意図をサードパーティデータで捉えたい場合
新規開拓×大規模型のツールは、自社との接点がまだない企業に対して、Web全体での行動データ(サードパーティインテントデータ)を収集・分析し、「今まさに自社サービスに関連するキーワードを検索している企業」を自動でピックアップします。
インサイドセールスチームが存在し、大量の企業リストに対してスピーディーにアプローチするスタイルに最も適したタイプです。従来の営業リストをインテントデータで絞り込むことで、アポ率・商談化率の大幅な改善が期待できます。
このタイプのツールは、以下のような課題を抱える企業に特に向いています。
- インサイドセールスチームはあるが、アプローチ先の絞り込みに時間がかかっている
- 営業リストが古く、「今検討している企業」をリアルタイムで把握できていない
- テレアポやフォーム営業の反応率が低く、優先順位付けの基準が曖昧
新規開拓×エンプラ型 | ABM戦略でターゲット企業の選定からアプローチまで一気通貫で進めたい場合
新規開拓×エンプラ型のツールは、あらかじめターゲットとなる大手企業・エンタープライズ企業を選定(ABM:アカウントベースドマーケティング)したうえで、その企業の購買意図の変化をモニタリングし、最適なタイミングでアプローチを実行します。
CRM・SFAとのネイティブ連携が充実しており、インテントデータが自動的に営業担当者のダッシュボードに反映される設計のものが多いのが特徴です。商談単価が高く、意思決定者が複数いる複雑な案件に強みを発揮します。
このタイプのツールは、以下のような課題を抱える企業に特に向いています。
- エンタープライズ向けに少数精鋭で営業しているが、アプローチタイミングの見極めが難しい
- ABM戦略を推進しており、ターゲット企業のシグナルをリアルタイムで把握したい
- SalesforceなどのCRMをフル活用しており、インテントデータとの自動連携を求めている
インバウンド型 | 自社サイト訪問者・コンテンツ接触リードの温度感を可視化したい場合
インバウンド型のツールは、自社サイトへのアクセスデータ・コンテンツのダウンロード履歴・メールの開封状況などのファーストパーティデータを活用し、「すでに自社に興味を持っているリードの中で、今最も検討温度が高い企業はどこか」を可視化します。
SEO・コンテンツマーケティングやウェビナー施策が育ってきた段階で導入すると効果を最大化できます。自社サイトへのトラフィックが一定数あることが前提条件となるため、まだインバウンドが少ない場合は他のタイプを先に検討するのが適切です。
このタイプのツールは、以下のような課題を抱える企業に特に向いています。
- 自社サイトやオウンドメディアにトラフィックはあるが、どの企業が訪問しているか見えていない
- MQL(マーケティング起点リード)が増えてきたが、フォローの優先順位がつけられていない
- インバウンドリードを営業チームに引き渡す際のスコアリング基準を整備したい
インテントセールスツール一覧比較表
以下は、本記事で紹介するインテントセールスツールの一覧比較表です。
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
Sales Marker | 要問い合わせ(月額40万円前後〜) | 新規開拓×大規模型 | 日本初のインテントセールスSaaS | |
AUTOBOOST | 要問い合わせ | 新規開拓×大規模型 | 個人プロファイル780万件以上 | |
SalesNow | 要問い合わせ | 新規開拓×大規模型 | AI時代の企業データインフラ。1,600万件超の法人・組織データと求人/ニュース情報で企業の"いま"を把握 | |
Bombora | 年間25,000ドル〜 | 新規開拓×大規模型 | 世界65カ国対応のグローバル標準 | |
FORCAS | 要問い合わせ | 新規開拓×エンプラ型 | ABM×インテント分析を統合 | |
infobox | 要問い合わせ | 新規開拓×エンプラ型 | 250万社の企業DBとタイミング可視化 | |
ZoomInfo | 年間30,000ドル〜 | 新規開拓×エンプラ型 | 世界最大級のGTMプラットフォーム | |
List Finder | 無料プランあり(有料は月額45,000円〜) | インバウンド型 | 国産MA・自社サイト訪問企業をIPから特定 | |
ウルテク(URUTEQ) | 要問い合わせ | インバウンド型 | CRM上にインテントデータを重ねて確認 | |
slidemate | 月額10,000円〜 | インバウンド型 | 送付済み資料の閲覧行動でホットリードを可視化 | |
HubSpot Breeze Intelligence | HubSpotプランに準ずる | インバウンド型 | HubSpot利用企業に最適なAI統合機能 |
【新規開拓×大規模型】のインテントセールスツール
新規開拓×大規模型のインテントセールスツールは次の4社です。
Sales Marker(セールスマーカー)

Sales Markerは、日本初のインテントセールスSaaSとして、Web検索キーワードからリアルタイムのセールスシグナルを収集できる国産ツールです。510万件以上の法人データベースと国内最大規模の部署・人物データを保有しており、「どの企業が・どのキーワードを・いつ検索したか」を可視化します。
設定したキーワードを検索した企業のインテントを自動で検知し、担当者情報・部署情報とセットで営業リストに追加。アポ率・成約率がともに2倍になった導入事例も報告されており、インサイドセールスチームの営業生産性を大幅に高める実績があります。CRM・SFA・MAとのAPI連携にも対応しており、既存の営業ツール環境を活かしながら導入できる点も評価されています。
| 主な機能 | Web検索インテント収集・営業リスト自動生成・担当者特定 |
| インテントデータ種別 | サードパーティ(Web検索行動) |
| 連携ツール | Salesforce・HubSpot・各種SFA |
| 料金 | 要問い合わせ(月額40万円前後〜) |
AUTOBOOST(オートブースト)

AUTOBOOSTは、企業情報500万社以上・個人プロファイル780万件以上のデータを保有し、”ビジネスパーソン個人”にフォーカスしたアプローチを実現するインテントセールスツールです。会社・部署単位ではなく、実際の購買決定権者個人の行動データに基づいてターゲットを特定できる点が最大の特徴です。
独自のAIセールスプラットフォームにより、インテントデータと個人プロファイルを掛け合わせた精度の高いターゲティングが可能。外部CRMツールとの自動連携機能も備えており、検知したターゲット情報をスピーディーにパイプラインへ反映できます。大量の企業リストへのアプローチを行うインサイドセールスチームが、アプローチ先の質と量を両立させたい場合に特に有効なツールです。
| 主な機能 | 個人プロファイル特定・インテント検知・CRM自動連携 |
| インテントデータ種別 | サードパーティ(Web行動+個人プロファイル) |
| 連携ツール | 主要CRM(詳細は要問い合わせ) |
| 料金 | 要問い合わせ |
SalesNow(セールスナウ)

「SalesNow」は、1,600万件超の法人・組織データを収録したAI時代の企業データインフラです。求人情報・ニュース・Webの更新履歴など企業の”いま”の動きまで含めた企業データを、SFAや社内のAIから同じように参照できます。顧客データの名寄せ・エンリッチメントから、APIやMCPによる社内AIへの接続まで担う企業データ基盤でもあります。
業種・従業員数・売上規模など100種類以上の条件で企業を絞り込めるほか、「SalesNowスコア」によってアプローチ優先度を自動でランク付けできます。
データは毎日更新されるため、「採用を強化している=事業拡大フェーズ」「競合サービスの導入情報あり=乗り換え検討中」といった変化を即座に検知し、タイミングを逃さずアプローチできる点が強みです。HubSpot・SalesforceなどのCRM連携にも対応しており、取得した企業情報を既存の営業フローにスムーズに組み込めます。導入企業では営業担当者1人あたり月平均8.6時間の工数削減を実現した事例も報告されています。
| 主な機能 | 企業データ検索・毎日更新・SalesNowスコアリング |
| インテントデータ種別 | サードパーティ(求人・ニュース・Web更新情報) |
| 連携ツール | HubSpot・Salesforce等 |
| 料金 | 要問い合わせ |
Bombora(ボンボラ)※ 海外製

Bomboraは、世界65カ国以上で利用される業界最大級のサードパーティインテントデータプロバイダーです。5,000以上のB2Bサイトから収集したインテントデータを毎日更新しており、常に最新の状態で見込み企業の購買意図を把握できます。
「Company Surge®」と呼ばれる独自のスコアリング機能により、特定のトピックへの関心が急上昇している企業を自動で検出。ZoomInfo・Salesforce・HubSpotなど主要なGTMツールとのネイティブ連携が充実しており、既存の営業・マーケティングスタックに組み込みやすい設計です。グローバル展開を視野に入れたBtoBセールスや、海外製SaaSを提供する企業には特に適したツールです。
| 主な機能 | Company Surge®スコアリング・トピック別インテント検知 |
| インテントデータ種別 | サードパーティ(5,000以上のB2Bサイトから収集) |
| 連携ツール | ZoomInfo・Salesforce・HubSpot・Marketo等 |
| 料金 | 年間25,000ドル〜(要問い合わせ) |
【新規開拓×エンプラ型】のインテントセールスツール
新規開拓×エンプラ型のインテントセールスツールは次の3社です。
Speeda(スピーダ)

Speedaは、企業データベース分析とインテントデータを組み合わせたABM(アカウントベースドマーケティング)支援ツールです。170万社以上の国内企業データを活用し、自社商材との親和性が高いターゲット企業を自動でスコアリング。さらに、ターゲット企業のコンテンツ閲覧や検索行動をインテントデータとして取り込み、アプローチの優先順位をリアルタイムで更新します。
Salesforceとのネイティブ連携により、営業担当者のCRMダッシュボード上でインテント情報がリアルタイムに確認でき、「今すぐアプローチすべきアカウント」をプッシュ通知で受け取ることも可能です。ABM戦略を推進しており、重点ターゲット企業への精度の高いアプローチタイミングを掴みたいフィールドセールス・エンタープライズ営業チームに特に向いています。
| 主な機能 | ABMアカウントスコアリング・インテント連動・ターゲット企業管理 |
| インテントデータ種別 | サードパーティ+ファーストパーティ統合 |
| 連携ツール | Salesforce・Marketo等 |
| 料金 | 要問い合わせ |
infobox(インフォボックス)

infoboxは、250万社分の企業データベースを保有し、見込み客のWeb行動ログ(インテントデータ)を活用して「自社サービスへの関心度が高まったタイミング」を可視化する営業データプラットフォームです。精度の高い営業リスト作成から、決裁者情報の把握、受注分析まで一気通貫で対応できます。
アカウント数無制限で利用できるため、大規模な営業チームでの共有利用にも適しています。UIが直感的でマニュアルなしでも使いやすい設計であり、導入後の立ち上がりのスピードが早い点も評価されています。エンタープライズ企業への営業において、コンタクトのタイミングと意思決定者の特定を同時に効率化したい企業に向いています。
| 主な機能 | 企業DB・インテント可視化・決裁者特定・受注分析 |
| インテントデータ種別 | ファーストパーティ+サードパーティ |
| 連携ツール | 要問い合わせ |
| 料金 | 月額固定・アカウント数無制限(詳細要問い合わせ) |
ZoomInfo

ZoomInfoは、企業・個人の連絡先データ・インテントシグナル・セールスオートメーションを統合した世界最大級のGTM(Go-To-Market)プラットフォームです。1億件以上のビジネスプロフィールと企業データを保有し、Bomboraとの連携によるサードパーティインテントデータも活用できます。
エンタープライズ向けのセールス・マーケティングチームが求めるすべての機能──ターゲット企業の選定・意思決定者の特定・インテント検知・アウトリーチの自動化──をワンプラットフォームで提供します。グローバル展開を視野に入れた企業にとっては、特に網羅性の高い選択肢です。英語UIが前提となるため、グローバル営業チームや英語対応が可能なオペレーションが整っていることが導入の前提条件となります。
| 主な機能 | 企業/個人データベース・インテント検知・セールスオートメーション |
| インテントデータ種別 | サードパーティ(Bombora連携含む) |
| 連携ツール | Salesforce・HubSpot・Marketo・Outreach等 |
| 料金 | 年間30,000ドル〜(要問い合わせ) |
【インバウンド型】のインテントセールスツール
インバウンド型のインテントセールスツールは次の3社です。
List Finder(リストファインダー)

List Finderは、BtoB企業に特化した国産MAツールで、自社WebサイトへのIPアドレスを企業データベースと照合することで、「どの企業が・どのページを・何回閲覧したか」をリアルタイムで可視化できるサイト訪問者解析機能を備えています。1,600社以上の導入実績を持ち、中堅〜大手BtoB企業での活用が多いツールです。
閲覧履歴・フォーム送信・メール開封などの行動データをスコアリングし、購買意図が高まったリードを自動検知。担当営業への優先リード通知メールも自動送信されるため、「温度感が上がった瞬間」に素早くアプローチできます。無料プランから始められるため導入ハードルが低く、国内サポートが充実している点も安心材料です。
| 主な機能 | Webサイト訪問企業特定・スコアリング・優先リード通知 |
| インテントデータ種別 | ファーストパーティ(自社サイト訪問・行動データ) |
| 連携ツール | Salesforce・各種CRM(CSV連携含む) |
| 料金 | 無料プランあり(有料は月額45,000円〜) |
ウルテク(URUTEQ)

ウルテク(URUTEQ)は、自社サイト内外の行動データをリアルタイムで解析し、「今まさに検討が動き始めた企業」を自動で可視化するインテントデータ活用プラットフォームです。最大の特徴は、検知したインテントデータをそのままCRM(HubSpot・Salesforce)上に重ねて確認できる設計にある点です。
インテントデータをわざわざCSVでエクスポートして取り込む手間がなく、営業担当者は普段使い慣れたCRMの画面上で「このリードの温度感が上がった」という情報を即座に受け取れます。マーケと営業の情報共有コストを大幅に削減できる構造が評価されています。オウンドメディアやSEO施策が育っており、インバウンドリードの数が増えてきたが「優先して連絡すべきリードがわからない」という課題を持つ企業に特に向いています。
| 主な機能 | 行動データのリアルタイム解析・CRM上でのインテント可視化 |
| インテントデータ種別 | ファーストパーティ(自社コンテンツ・サイト行動) |
| 連携ツール | HubSpot・Salesforce |
| 料金 | 要問い合わせ |
slidemate(スライドメイト)

slidemateは、送付した営業資料の閲覧状況をリアルタイムで可視化する、BtoB向け資料トラッキングツールです。PDFで送っていた資料をslidemateの共有リンクに差し替えるだけで、「いつ・何ページを・何秒間読んだか」を顧客ごとに計測できます。
「料金ページで5分止まっている」「3回読み返している」といった具体的な閲覧インサイトを、フォローアップのトリガーとして活用できるため、アプローチタイミングを感覚ではなくデータで判断できるようになります。全体サマリーだけでなく顧客単位のレポートも確認できるため、どのリードが今最も温度感が高いかを一目で把握可能。月額10,000円〜とリーズナブルに始められるため、ツール導入のハードルが低く、まず「送付後の資料がどう読まれているか」を把握したい企業に向いています。
| 主な機能 | 資料閲覧トラッキング・顧客別閲覧レポート・ホットリード通知 |
| インテントデータ種別 | ファーストパーティ(送付済み資料の閲覧行動データ) |
| 連携ツール | Slack, Chatwork, webhookによる各種アプリとの連携 |
| 料金 | 月額10,000円〜 |
HubSpot Breeze Intelligence

HubSpot Breeze Intelligenceは、HubSpotのCRMに組み込まれたAI駆動のバイヤーインテント機能で、すでにHubSpotを利用している企業が追加ツールの導入なしにインテントデータを活用できる点が最大の強みです。自社サイト訪問者の行動データとHubSpot上の既存コンタクト情報を掛け合わせ、「今フォローすべきコンタクト」を自動でスコアリング・サジェストします。
メール開封・Webページ閲覧・フォーム回答などのファーストパーティ行動データをAIが分析し、コンタクトの「購買意欲スコア」をリアルタイムで更新。HubSpotのワークフロー機能と組み合わせることで、スコアが一定値を超えたリードへの自動通知・メール送信まで自動化できます。HubSpotを基幹CRMとして運用しており、追加ツールを増やさずにインテント機能を取り込みたい企業に最も向いています。
| 主な機能 | AIバイヤーインテントスコアリング・CRMコンタクト自動更新 |
| インテントデータ種別 | ファーストパーティ(HubSpot内行動データ) |
| 連携ツール | HubSpotプラットフォーム全体 |
| 料金 | HubSpotの各プランに準ずる(詳細要確認) |
まとめ
インテントセールスツールは、見込み顧客のWeb行動データを活用して「今まさに検討している企業」を自動で特定し、営業効率を大幅に向上させるツールです。ただし、ツールのタイプによって得意な用途が異なるため、自社の営業スタイルや課題に合った選択が重要です。
- 新規開拓×大規模型:インサイドセールスチームで大量の企業へのアプローチを効率化したい企業に
- 新規開拓×エンプラ型:ABM戦略で重点ターゲット企業への精度の高いアプローチを実現したい企業に
- インバウンド型:自社サイト訪問者・コンテンツ接触リードの温度感を可視化してフォローを最適化したい企業に
なお、上記の「新規開拓×エンプラ型」のように重点ターゲット企業を定めて攻略する進め方は、ABM(アカウントベースドマーケティング)と呼ばれます。インテント検知はABMの一工程であり、狙う企業の選定や既存接点の可視化まで含めて設計すると成果が安定します。
関連記事:ABMツール15選比較。実行フェーズ別の選び方と費用相場を解説
まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「インテントセールスツールの選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。


