市場調査会社おすすめ16選比較。タイプ別の選び方・費用相場を解説
「市場規模を調べたいが、どの会社に頼めばいいかわからない」
「競合の動向を把握して新規事業を判断したい」
「消費者アンケートをマーケティングに活かしたい」
市場調査会社には多様なタイプがあり、自社のニーズと合わない会社に依頼すると「費用をかけたのにデータを使いこなせなかった」という失敗につながります。
本記事では、市場調査の基本と種類、依頼のメリット・デメリット、費用相場を整理したうえで、目的別3タイプでおすすめ16社を比較します。7問の診断ツールで自社に合うタイプがその場で分かり、依頼から納品までの流れ・よくある質問まで網羅しました。
市場調査(マーケティングリサーチ)とは?
市場調査会社とは、企業の事業判断や戦略立案に必要な市場情報・消費者データを収集・分析し、報告書として提供する専門会社です。新規事業の参入可否、新商品の開発・改善、競合分析、海外展開の評価など、多様なビジネスシーンで活用されています。
市場調査は、収集方法とデータの性質で次のように分類できます。自社が必要とするのがどれかを最初に把握しておくと、依頼先選びがスムーズになります。
収集方法による分類(一次調査・二次調査)
| 種類 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 一次調査(プライマリー) | 自社の課題に合わせて直接データを収集する | アンケート、インタビュー、会場調査、覆面調査 |
| 二次調査(セカンダリー) | 既に公開されているデータを収集・分析する | 政府統計、業界団体資料、専門誌、既存の業界レポート |
「自社独自の消費者の声が欲しい」なら一次調査、「市場全体像を素早くつかみたい」なら二次調査(デスクリサーチ・業界レポート)が向いています。
データの性質による分類(定量調査・定性調査)
| 種類 | 内容 | 分かること |
|---|---|---|
| 定量調査 | 数値化できるデータを統計的に分析 | 「どれくらいの人が・何%が」という規模・傾向 |
| 定性調査 | インタビューや観察で深掘り | 「なぜそう思うのか」という感情・価値観・動機 |
定量調査(アンケートなど)は仮説の検証や市場規模の把握に、定性調査(デプスインタビューなど)は消費者インサイトの発見に適しています。両方を組み合わせることで、規模と理由の両面から市場を捉えられます。
専門会社に依頼すると、社内では得られない大規模パネルへのアクセスや、蓄積されたノウハウ・分析ツールを活用できます。
関連記事:リサーチ代行おすすめ12選比較!タイプ別の選び方から費用相場まで解説
市場調査会社に依頼できる業務
調査設計から納品まで、一連のリサーチ業務を依頼できます。
| 調査設計・企画 | 課題・目的に基づく最適な調査手法の提案と企画立案 |
| 調査票作成 | 課題に沿った設問文・選択肢の設計と調査票の制作 |
| 実査(データ収集) | Web・会場・電話・訪問などの方法でデータを収集 |
| データ集計・分析 | 単純集計・クロス集計・多変量解析など目的に応じた分析 |
| レポート・報告書作成 | 分析レポートや意思決定支援のための報告書制作 |
| 業界レポート販売 | 専門研究員が作成した業界動向・市場規模データの販売 |
| デスクリサーチ | 公開情報・業界データベース・論文などの二次情報収集 |
「調査から施策実行まで一括で任せたい」のか「データ収集だけ外注したい」のかで、依頼先の選定が変わります。
関連記事:マーケティングコンサル会社20選比較。課題別の選び方と費用相場
関連記事:BIツールおすすめ12選比較。種類・費用相場からタイプ別の選び方まで解説
市場調査を外注するメリット・デメリット
自社実施と比較した外注の効果と注意点を、対策とあわせて押さえておきましょう。
| メリット | デメリット・注意点(と対策) |
|---|---|
| 大規模パネルで精度の高いデータを収集できる | 費用がかかる → セルフ型ツールや小規模調査でコストを調整 |
| 調査設計・分析のプロのノウハウを活用できる | 社内にノウハウが残りにくい → 調査設計の意図を共有してもらい社内に蓄積 |
| 社内リソースを使わず短期間で実施できる | 目的が曖昧だと成果につながらない → 依頼前に「何を判断したいか」を明確化 |
| 業界・海外など専門領域の調査も任せられる | 会社ごとに得意分野が異なる → 自社課題に合う専門性で選ぶ |
| 第三者データとして社内外の説得材料になる | データを活かしきれないことがある → 活用(施策・コンテンツ)まで見据えて依頼 |
デメリットの多くは、「調査の目的(何を意思決定したいか)」を依頼前に明確にすることで回避できます。目的が定まれば、必要な手法・サンプル数・予算も自ずと絞り込めます。
市場調査の費用相場
費用は調査の規模・手法・対象者・分析の深度で大きく変動します。以下は手法別の相場目安です。
| 調査手法 | 費用相場 | 概要 |
|---|---|---|
| Webアンケート(セルフ型) | 数千円〜10万円 | ツールを使って社内で実施。低コスト・スピーディ |
| Webアンケート(フルサービス) | 5万〜150万円 | 調査票作成・実査・レポートまで一括依頼 |
| グループインタビュー | 30〜120万円 | 6〜8名を集めた座談会形式の定性調査 |
| デプスインタビュー | 30〜150万円 | 1対1の深層インタビュー |
| 会場調査 | 80〜300万円 | 製品テストや評価を会場で実施 |
| 業界レポート購入 | 50〜500万円 | 専門機関が作成した既存レポート |
| デスクリサーチ・戦略調査 | 50〜500万円以上 | 業界・競合・海外市場を包括的に調査・分析 |
費用が変動する主な要因は、サンプル数(回答者数)・設問数と複雑さ・対象者属性の希少性(医療従事者・経営者など専門職は割高)の3点です。「Webアンケートで設問10問・100名」程度なら5万〜10万円から依頼できますが、複数手法を組み合わせた包括的なプロジェクトでは数百万円に達します。初回は複数社に見積もりを取って比較しましょう。
関連記事:競合分析ツールおすすめ18選比較。分析手法・無料/有料の違いから選び方まで解説
市場調査会社を選ぶ際の5つの比較ポイント
市場調査会社は会社ごとに得意な調査手法・業界・規模が大きく異なります。「有名だから」ではなく、自社のニーズに合った会社を選ぶために、以下5つのポイントで比較することをおすすめします。
- 対応できる調査手法の幅
- 専門性と業界実績
- パネルの規模と質
- 納品スピードと対応スコープ
- 海外調査の対応力
対応できる調査手法の幅
市場調査には、Webアンケート・会場調査・デプスインタビュー・デスクリサーチなど多数の手法があります。自社が実施したい調査手法に対応しているかを必ず確認しましょう。特に定量・定性の両方に対応している会社は、課題に応じた柔軟な調査設計を提案してもらいやすくなります。どの調査手法が自社に適しているかわからない場合は、対応手法が幅広い会社に相談するのがおすすめです。
専門性と業界実績
業界特有の用語・市場構造・ステークホルダーに詳しい専門リサーチャーが担当するかどうかは、調査の質に直結します。医療・製造・IT・金融など特定業界での調査を依頼する場合は、その業界の実績を持つ会社を選びましょう。公式サイトの導入事例やレポート実績から、自社の業界に関連する経験があるか確認できます。
パネルの規模と質
アンケート調査の場合、会社が保有するモニターパネルの規模と質が調査精度を左右します。パネル数が多いほど、ターゲット属性への絞り込みが精緻になり、ニッチな調査対象(特定職業・購買経験者など)へのアクセスも可能になります。また、不正回答対策(ブラックリスト管理・ダブルチェック体制)の有無も確認する重要なポイントです。
納品スピードと対応スコープ
調査結果の活用タイミングによっては、スピードが競争優位性に直結します。Webアンケートであれば最短1〜3日で結果を取得できる会社もある一方、会場調査や訪問調査は数週間を要するのが一般的です。また、「データ収集のみ」か「レポート・分析まで」か、スコープによって費用感と対応可否が変わるため、契約前に明確にしておきましょう。
海外調査の対応力
海外展開や海外市場への参入を検討している企業は、対象国・地域での調査対応力も重要な選定基準になります。多言語対応や現地ネットワーク、グローバルパネルの保有状況を確認しましょう。世界130か国以上に対応している会社もあれば、特定の地域(アジア・欧米など)に特化している会社もあります。
市場調査会社の選び方
市場調査会社を選ぶ際は、依頼したい調査の目的・使い方・予算・スピード感によって最適なタイプが異なります。ここでは市場調査会社を3つのタイプに分類し、それぞれの特徴と向いている企業をご紹介します。
- 業界レポート・戦略型 | 市場規模・競合動向の把握や新規参入戦略に調査を活かしたい場合
- マーケティング支援型 | 調査設計〜実査〜施策実行まで一気通貫で任せたい場合
- セルフ調査ツール型 | コストを抑えながら社内で手軽にアンケートを実施したい場合
まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。
7つの質問に答えてください。回答が終わると、自社の目的に最適な市場調査会社のタイプが診断されます。
Q1 / 支援の範囲
依頼スタイルとして、どちらに近いですか?
Q2 / 調査の目的
市場調査の主な目的として、どちらに近いですか?
Q3 / 戦略活用
調査結果の活用方法として、どちらに近いですか?
Q4 / スピード感
調査結果の取得について、どちらを優先しますか?
Q5 / グローバル
海外市場の調査について、どちらに近いですか?
Q6 / 業界専門性
調査会社への専門性の期待として、どちらに近いですか?
Q7 / 予算感
調査の予算感として、どちらに近いですか?
業界レポート・戦略型 | 市場規模・競合動向の把握や新規参入戦略に活かしたい場合
業界レポート・戦略型の市場調査会社は、自社の専門リサーチャーが特定産業の市場動向・市場規模・競合状況を深く調査し、レポートや戦略提言として提供するタイプです。既製の業界レポートを販売しているケースと、企業の課題に合わせたオーダーメイド受託調査を行うケースの両方があります。
このタイプは、新規事業への参入判断、M&A候補の市場調査、海外展開の可否検討など、「戦略レベルの意思決定に使うデータが欲しい」場面で特に力を発揮します。一般消費者向けアンケートよりも、業界関係者へのヒアリング・専門データベース・一次情報を組み合わせた高精度な情報収集が得意です。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 新規事業の参入前に市場規模・競合シェアを把握したい
- 海外市場や特定業界の最新トレンドを調査して戦略に反映したい
- 既成の業界レポートを購入して素早く市場全体像を把握したい
マーケティング支援型 | 調査設計〜実査〜施策実行まで一貫して任せたい場合
マーケティング支援型の市場調査会社は、アンケート調査・インタビューなどの一次情報収集に加え、収集したデータを活用したマーケティング施策の実行まで一貫して対応するタイプです。大規模なパネルを保有しており、幅広い属性への調査配信と高精度なデータ分析が得意です。
調査結果を「マーケ施策に活かす」まで支援してくれる会社も多く、「データを取るだけでなく、成果につなげたい」企業に向いています。Webマーケティング・SNS運用・コンテンツ制作などの周辺支援と組み合わせて提案してもらえるケースもあります。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 消費者アンケートをもとに商品開発・改善・プロモーション戦略を設計したい
- 調査データをホワイトペーパーやコンテンツに活用してリード獲得につなげたい
- 調査からマーケティング施策の実行まで一括して外注したい
調査データをホワイトペーパーに仕上げてリード獲得に活用したい場合は、ホワイトペーパー作成代行との組み合わせが効果的です。
→ 関連記事:ホワイトペーパー制作代行14選比較。外注で失敗するケースまで紹介
さらに、調査結果を記事・事例コンテンツとして継続発信してオーガニック流入を獲得したい場合は、コンテンツマーケティング代行の活用も合わせて検討したいですね。
→ 関連記事:コンテンツマーケティング代行会社16選。依頼前の準備や成功させるコツまで解説
セルフ調査ツール型 | コストを抑えながら社内で手軽に調査したい場合
セルフ調査ツール型は、アンケート作成ツールを提供しており、社内で手軽・低コスト・スピーディーにリサーチを実施できるタイプです。各ツールが保有するモニターパネルにアンケートを配信でき、設問設計から回収・集計まで担当者が一人で完結できます。
フルサービス型と比べると分析サポートの厚さは劣りますが、「まず素早くデータを取りたい」「小規模な仮説検証をしたい」場面では費用対効果が高い選択肢です。最短数時間〜1日で回答を収集できるツールもあり、スピーディーな意思決定を支援します。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 10万円以下のコストで素早く消費者の意識・態度を把握したい
- 仮説検証や商品コンセプト評価など小規模調査を定期的に実施したい
- 社内でアンケートの設計・配信・集計まで完結させたい
市場調査会社おすすめ一覧比較表
以下は、本記事で紹介する市場調査会社の一覧比較表です。
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
矢野経済研究所 | 要問い合わせ | 業界レポート・戦略型 | 国内最大級の業界レポートと専門リサーチャーによる受託調査 | |
富士経済グループ | 要問い合わせ | 業界レポート・戦略型 | 年間100本以上の業界レポートと60年超の受託調査実績 | |
日経リサーチ | 要問い合わせ | 業界レポート・戦略型 | 日経ID会員を活用したBtoB・経営者層への高品質調査 | |
SVPジャパン | 要問い合わせ | 業界レポート・戦略型 | 世界40か国ネットワーク活用のデスクリサーチ・最短2営業日対応 | |
YCP Solidiance | 要問い合わせ | 業界レポート・戦略型 | アジア市場に強い戦略コンサル型の実践的グローバル調査 | |
c-slide lab | 400,000円〜 | マーケティング支援型 | 調査データをホワイトペーパー・記事・PRコンテンツに活用したい企業向け | |
マクロミル | 要問い合わせ | マーケティング支援型 | 国内最大規模パネルとグローバル1.3億人ネットワークを持つリーディングカンパニー | |
インテージ | 124,000円〜 | マーケティング支援型 | 購買データ・消費者パネルなど独自のデータ資産を持つ大手 | |
ネオマーケティング | 74,000円〜 | マーケティング支援型 | 調査からマーケ施策のPDCA実行まで一気通貫で支援 | |
GMOリサーチ&AI | 要問い合わせ | マーケティング支援型 | 延べ4億人以上のパネルと世界130か国以上の海外調査対応 | |
クロス・マーケティング | 90,000円〜 | マーケティング支援型 | 1,410万人のパネルと年間12,000件超の圧倒的な調査実績 | |
アスマーク | 要問い合わせ | マーケティング支援型 | 定量・定性フルサービス・ISO20252取得 | |
Fastask | 1問10円〜 | セルフ調査ツール型 | 3,000社以上の導入実績。最短24時間での回収が可能 | |
Surveroid | 10,000円〜 | セルフ調査ツール型 | 定量・定性の両方に対応。500万人パネルと24か国の海外調査 | |
楽天超ミニバイト クイックオーダー | 60,000円〜 | セルフ調査ツール型 | 最短3時間で1万人規模の回答収集。楽天会員パネルを活用 | |
Freeasy | 1問×1人10円〜 | セルフ調査ツール型 | 1,300万人パネル・最速10分配信。約1/8の低コストが強み |
【業界レポート・戦略型】の市場調査会社
市場規模・競合動向の把握や、新規参入・海外展開の戦略立案に活かしたい企業向けの5社を紹介します。
株式会社矢野経済研究所

1958年創業・国内最大級の業界レポート資産と専門リサーチャーによる受託調査を強みとする独立系の市場調査会社です。各産業に精通した専門リサーチャーが独自ネットワークで調査を実施し、市場規模・シェア・競合状況のレポートを数多く保有しています。マーケットレポートは年間250タイトルを刊行しています。
受託調査では、企業ごとの課題に合わせて調査を設計し、専門研究員が情報収集から分析・報告書作成まで一貫対応します。事業計画策定・新規事業支援・販路開拓などのコンサルティングも提供しており、同じ業界レポート・戦略型のなかでも、調査結果を経営判断に直結させたい企業に向いています。
| 対応調査手法 | 受託(オーダーメイド)調査・業界レポート・定量/定性 |
| 実績 | 1958年創業・マーケットレポート年間250タイトル刊行 |
| 海外調査 | 要問い合わせ |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
富士経済グループ

食品・医薬品・化粧品・電子機器・エネルギーなど幅広い産業分野の市場調査を専門とするグループです。年間1,000件以上の受託調査実績を持ち、訪問面接取材を軸にした精度の高い調査に定評があります。調査スタッフは250名以上、プライバシーマークも取得しています。
年間多数の業界動向・市場規模レポートを発行しており、既製レポートの購入で迅速に業界全体像を把握できます。オンラインデータサービスでレポートを必要な部分だけ購入することも可能です。同じ業界レポート・戦略型のなかでも、特定の製品カテゴリ・市場セグメントの市場規模データが欲しい企業に向いています。
| 対応調査手法 | 業界レポート販売・受託調査・オンラインデータ提供 |
| 実績 | 受託調査の経験60年以上・年間1,000件以上・スタッフ250名超 |
| 海外調査 | 中国に現地法人ほか(総数は要問い合わせ) |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
株式会社日経リサーチ

日本経済新聞社グループのリサーチ会社で、日経ID会員を活用したBtoB・経営層向けの高品質な調査を強みとする会社です。日経ID会員には経営層・ビジネスリーダー・決裁者層が多く、一般的なアンケートモニターでは接触しにくいビジネスターゲットに精度高くリーチできます。
BtoBマーケティングリサーチやBtoBブランド評価調査など、BtoB企業の意思決定・ブランド認知に特化した調査メニューが充実しています。ISO9001・20252・27001、プライバシーマークを取得し、品質・情報管理体制も万全です。同じ業界レポート・戦略型のなかでも、BtoB・経営層をターゲットにした調査を求める企業に向いています。
| 対応調査手法 | BtoB向けアンケート・ブランド評価調査・業界調査(定量/定性) |
| パネル | 日経ID会員(ビジネスパーソン中心) |
| 海外調査 | 要問い合わせ |
| 料金目安 | データ納品300万円〜/報告書付400万円〜 |
株式会社SVPジャパン

40年以上の実績と世界40か国に広がるグローバルネットワークを活用し、デスクリサーチ・業界調査を最短2営業日で提供する会社です。「クイックリサーチ」と「プロジェクトリサーチ」の2体系が特徴で、クイックリサーチは公開情報を中心に最短2営業日で報告書を提出します。
国内外のデータベース・図書館・業界団体など幅広い情報源からデータを収集し、要望に応じた加工・分析にも対応します。曖昧なテーマでも調査目的を丁寧にヒアリングして最適な情報収集方法を提案してもらえる点も強みです。同じ業界レポート・戦略型のなかでも、素早い経営判断のための二次調査を求める企業に向いています。
| 対応調査手法 | デスクリサーチ・ヒアリング・消費者/Webアンケート |
| 実績 | 40年以上・商用データベース20システム |
| 海外調査 | 世界40か国のネットワーク |
| 料金目安 | 会員サービス 月6万円〜/プロジェクトは別途見積 |
YCP Solidiance

アジア市場に特化したアドバイザリーファームが提供する、実践的なグローバル市場調査サービスです。アジア各地のグローバルネットワークを活用し、マクロデータに表れない市場特性を探る徹底したフィールド調査が強みで、アジアで2,000件以上のプロジェクト実績があります。
調べることをゴールにせず、市場機会評価・参入戦略の策定・現地でのスキーム設計まで伴走する点が他社との差別化点です。ローカルプロフェッショナルが現地の一次情報を収集し、コンサルティングと連携した実践的な提言を提供します。同じ業界レポート・戦略型のなかでも、アジア進出の戦略策定まで一気通貫で求める企業に向いています。
| 対応調査手法 | 定量・定性・フィールド調査・デスクリサーチ・市場機会評価 |
| 実績 | アジアで2,000件以上のプロジェクト |
| 海外調査 | アジアを中心にグローバル対応 |
| 料金目安 | 要問い合わせ(無料相談) |
【マーケティング支援型】の市場調査会社
調査設計から実査、施策実行まで一気通貫で任せたい企業向けの7社を紹介します。
c-slide lab(株式会社Cone)

独自調査による一次データの収集から、その結果を活用したマーケティングコンテンツ制作までを一貫支援するリサーチサービスです。調査テーマの企画段階から「どう活用するか」を前提に設計する点が特徴で、成果につながるアウトプットを重視します。
アンケートで収集したデータを分析・整理したうえで、ホワイトペーパー・プレスリリース・SEO記事などのコンテンツとして制作し、認知拡大やリード獲得に活用できます。メディアに取り上げられやすい切り口のプレスリリース作成や検索流入を狙った記事制作まで対応する点は、一般的なリサーチ代行にない強みです。同じマーケティング支援型のなかでも、調査を活用しきれていない企業に向いています。
| 対応調査手法 | アンケート調査+コンテンツ制作(ホワイトペーパー・記事・PR) |
| パネル | 要問い合わせ |
| 海外調査 | 要問い合わせ |
| 料金目安 | スタンダード 月30万円〜/ハイエンド 月40万円〜 |
株式会社マクロミル

国内3,600万人・グローバル1.3億人という業界最大規模のパネルネットワークを持つリーディングカンパニーです(自社パネルは130万人、対応は90以上の国と地域)。年間30,000件以上の調査実績を誇り、徹底した品質管理体制で高精度なデータ収集を実現しています。
基本的な定量・定性調査に加え、購買データやアクセスログなど多様なデータ収集にも対応します。データコンサルティングや広告配信・運用支援など包括的なサポートを提供しており、同じマーケティング支援型のなかでも、調査結果を実務に活かすまで大規模に任せたい企業に向いています。
| 対応調査手法 | ネットリサーチ・インタビュー・会場調査・HUT・購買データ分析など |
| パネル | 自社130万人/国内3,600万人/グローバル1.3億人 |
| 海外調査 | 90以上の国と地域に対応 |
| 料金目安 | 認知度調査36万円/価格調査136万円 など(例) |
株式会社インテージ

購買履歴パネルや小売店の販売情報など、独自のビッグデータ資産を持つ国内大手市場調査会社です。支援実績は5,000社以上で、アンケートだけでは見えない「実際の購買行動」と「意識・態度」を組み合わせた深い分析が可能です。
ネットリサーチのモニターは業界最大規模で、海外拠点を通じた調査にも対応します。顧客体験マネジメント・ブランドマネジメントなどマーケティング全体を支援するサービスも提供しており、同じマーケティング支援型のなかでも、購買データを活用した精緻な分析を求める企業に向いています。
| 対応調査手法 | ネットリサーチ・行動観察・インタビュー・会場調査・購買データ |
| パネル | 業界最大規模のモニター(購買パネル等の独自データ資産) |
| 海外調査 | 海外拠点を通じて対応 |
| 料金目安 | ネットリサーチ 基本費用13.3万円〜(最短48時間納品) |
株式会社ネオマーケティング

調査からマーケティング施策のPDCA実行まで一気通貫で支援する市場調査会社です。国内約2,889万人(提携含む)のパネルを活用し、海外52か国にも対応します。調査会場・備品・パネルを内製化しているため、内容の追加・変更にも柔軟に対応できます。
独自フレームワークを活用し、生活者インサイトの発見から商品開発・プロモーション支援・PDCA実行まで一貫サポートするのが特徴です。デジタルマーケ・PR・プロモーションを組み合わせた総合支援を提供しており、同じマーケティング支援型のなかでも、調査結果を実際の施策に落とし込むフェーズまで伴走してほしい企業に向いています。
| 対応調査手法 | ネットリサーチ・会場調査・HUT・郵送・オンラインIV・訪問観察など |
| パネル | 国内約2,889万人(提携含む) |
| 海外調査 | 52か国に対応 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
GMOリサーチ&AI株式会社

4,000万人以上のアンケートモニターを保有し、アジア・オセアニアの海外調査に強い市場調査会社です。多言語対応のアンケートシステムとネイティブスタッフにより、翻訳から回答データの回収までシームレスにサポートします。豊富な属性での絞り込みが可能で、大規模調査からニッチなターゲット調査まで対応できます。
BtoB調査にも対応し、ビジネスパーソン・経営層・特定職種へのアクセスも可能です。アンケートを活用したプロモーション・ブランディングソリューションも提供しており、同じマーケティング支援型のなかでも、アジア圏の海外調査やセルフ型も含めて柔軟に使い分けたい企業に向いています。
| 対応調査手法 | ネットリサーチ・海外調査・セルフ型・BtoB調査など |
| パネル | アンケートモニター4,000万人以上 |
| 海外調査 | アジア・オセアニア16の国と地域 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
株式会社クロス・マーケティング

国内1,410万人のパネルを保有し、年間12,000件以上の調査実績を誇る市場調査会社です。ネットリサーチ・LINEリサーチ・会場調査・HUT・郵送・電話・グループインタビューなど、非常に幅広い手法に対応しています。
「マーケティング思考」と「データの読み解き力」を組み合わせた分析力が特徴で、BIツール活用支援やジャーニーデータ分析などのデータマーケティング&コンサルティングも提供します。課題抽出から調査企画・レポート作成まで専任リサーチャーが一貫サポートし、同じマーケティング支援型のなかでも、幅広い手法から最適プランを提案してほしい企業に向いています。
| 対応調査手法 | ネット・LINE・会場・HUT・郵送・電話・グループインタビューなど |
| パネル | 国内1,410万人(2026年7月時点) |
| 海外調査 | 世界85か国以上・世界1.4億人/在日・訪日外国人調査も可 |
| 料金目安 | ネットリサーチ 90,000円〜 |
株式会社アスマーク

定量・定性のフルサービスに対応し、調査品質の国際規格ISO20252(JIS Y20252)を取得している市場調査会社です。自社パネルに加え提携で幅広い属性をカバーし、20か国・20言語以上の海外調査にも対応します。プライバシーマーク取得・JMRA会員で、情報管理と品質の両面で信頼性が高い会社です。
創業以来20年以上で年間6,000件超の調査実績を持ち、調査設計から実査・集計・レポートまで一貫対応します。定性調査(インタビュー・会場調査)のノウハウにも定評があり、同じマーケティング支援型のなかでも、品質規格を重視しつつ定量・定性を柔軟に組み合わせたい企業に向いています。
| 対応調査手法 | 定量(ネット・会場・HUT等)・定性(インタビュー等)のフルサービス |
| パネル | 自社約105万人+提携(20か国・20言語以上に対応) |
| 品質・実績 | ISO20252・Pマーク・JMRA会員/年間6,000件超 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
【セルフ調査ツール型】の市場調査会社
コストを抑えて社内で手軽・スピーディーにアンケートを実施したい企業向けの4社を紹介します。
Fastask(株式会社ジャストシステム)

導入3,000社以上・操作性の高いセルフ型アンケート調査サービスです。ブログやSNSを書く感覚で画面の指示に従うだけで調査票を作成でき、アンケート開始から最短即日で回答を収集できます。複雑な設定が不要で、社内で簡単にアンケートを実施できる点が特徴です。
セルフ型ながらサポート体制も整っており、設計に不安がある場合は専任リサーチャーの無料チェックを受けられます。AIを活用した分析レポートにも対応しており、同じセルフ調査ツール型のなかでも、手軽さとサポートのバランスを求める企業に向いています。
| 対応調査手法 | セルフ型ネットリサーチ |
| パネル | アクティブモニター約700万人 |
| 海外調査 | 要問い合わせ |
| 料金目安 | 1問10円〜(最短即日納品) |
Surveroid(株式会社マーケティングアプリケーションズ)

国内約1,550万人のモニターを保有し、定量・定性の両方に1つのツールで対応できるセルフ型アンケートツールです。専門知識がなくても直感的に調査票を作成でき、初期・月額0円で使った分だけ支払う料金体系です。
アンケート調査だけでなく、オンラインインタビューによる定性調査も実施でき、翻訳機能を活用した海外24か国での調査にも対応します。同じセルフ調査ツール型のなかでも、定量から定性・海外まで幅広くツールで完結させたい企業に向いています。
| 対応調査手法 | セルフ型アンケート・オンラインインタビュー・スクリーニング |
| パネル | 国内約1,550万人 |
| 海外調査 | 24か国に対応 |
| 料金目安 | 国内10円/回答〜(最低利用1万円〜)/オンラインIV 20,000円〜 |
楽天超ミニバイト クイックオーダー(楽天インサイト株式会社)

最短3時間で1万人規模の回答を収集できる、スピード重視のセルフ型アンケートサービスです。楽天のマイクロタスク基盤「楽天超ミニバイト」を活用し、「1万人モーメント」では最短3時間で1万人規模の回答を、「フォーカスモーメント」では特定属性に絞った回答を収集できます。
収集途中のデータをツール上でリアルタイムに確認でき、早期の傾向把握も可能です。結果はグラフ・集計表・ローデータでダウンロードできます。同じセルフ調査ツール型のなかでも、とにかくスピーディーに大量の回答を集めたい企業に向いています。
| 対応調査手法 | セルフ型アンケート(最大3問)・画像収集 |
| パネル | 楽天超ミニバイト会員(1万人規模に配信) |
| 海外調査 | 要問い合わせ |
| 料金目安 | 1万人モーメント 60,000円〜 |
Freeasy(アイブリッジ株式会社)

国内1,300万人のモニターにアクセスでき、1問×1人10円の圧倒的低コストで実施できるセルフ型アンケートツールです。調査票の作成完了後、最速10分での配信が可能で、従来3〜4営業日を要した回収が数時間〜1〜2営業日で完了します。初期・月額基本料金が不要で、使った分だけ支払える運用が可能です。
筑波大学との共同開発で特許取得した独自アルゴリズムによるモニター品質管理も特徴で、不適切回答者をブラックリスト化して高精度なデータ収集を実現します。導入は4,000社以上です。同じセルフ調査ツール型のなかでも、定期的に小規模調査を低コストで実施したい企業に向いています。
| 対応調査手法 | セルフ型アンケート調査(海外調査にも対応) |
| パネル | 国内1,300万人 |
| 海外調査 | FreeasyGlobalで対応 |
| 料金目安 | 1問×1人10円〜(500円から利用可・最速10分配信) |
市場調査の依頼から納品までの流れ
初めて外注する場合の一般的な流れです。手法により期間は変わり、セルフ型Webアンケートは最短数時間〜数日、会場調査や戦略調査は数週間〜数か月が目安です。
- 課題・目的の整理 →「何を意思決定したいか」を明確にする
- 問い合わせ・相談 → 調査会社に目的・予算・希望納期を共有
- 調査設計・見積もり → 手法・サンプル数・設問数の提案を受ける
- 調査票の作成・確定 → 設問文・選択肢を設計しレビュー
- 実査(データ収集) → Web配信・会場・インタビューなどを実施
- 集計・分析 → 単純集計・クロス集計・多変量解析
- レポート納品・報告 → 分析結果と示唆の報告、施策への落とし込み
特に重要なのが1の目的整理です。目的が曖昧なまま依頼すると、データは集まっても「結局何を判断できるのか分からない」状態になりがちです。
市場調査会社に関するよくある質問
市場調査会社とは何ですか?
企業の事業判断・戦略立案に必要な市場情報や消費者データを、収集・分析して報告書として提供する専門会社です。アンケートやインタビューで独自データを集める一次調査と、公開情報を活用する二次調査(デスクリサーチ・業界レポート)があります。
市場調査の費用はどれくらいかかりますか?
手法と規模によります。セルフ型Webアンケートは数千円〜10万円、フルサービスのWebアンケートは5万〜150万円、グループインタビューやデプスインタビューは30〜150万円、業界レポート購入やデスクリサーチは50〜500万円以上が目安です。サンプル数・設問数・対象者の希少性で変動します。
日本の大手・信頼できる市場調査会社はどこですか?
規模やデータ資産で知られるのはマクロミル・インテージ・クロス・マーケティングなど、業界レポートでは矢野経済研究所・富士経済グループが代表的です。「大手=自社に最適」とは限らないため、調査目的(戦略立案・消費者調査・低コスト調査など)に合うタイプで選ぶことが重要です。
市場調査会社とリサーチ代行・ネットリサーチの違いは何ですか?
市場調査会社は調査設計から分析・レポートまで幅広く対応する会社を指します。実査(アンケート実施・会場調査など)に特化した外注は「リサーチ代行」、Webアンケートに絞ったサービスは「ネットリサーチ」と呼ばれます。目的に応じて使い分けましょう。
小規模・低予算でも依頼できますか?
できます。セルフ調査ツール型なら数千円〜10万円程度で、社内で調査票の作成・配信・集計まで完結できます。仮説検証やコンセプト評価など小規模調査を定期的に行いたい場合に向いています。
海外の市場調査も依頼できますか?
対応できる会社があります。マクロミル(90以上の国と地域)、クロス・マーケティング(85か国以上)、GMOリサーチ&AI(アジア・オセアニア)、YCP Solidiance(アジア中心)などが海外調査に対応しています。対象国・多言語対応・現地ネットワークを確認しましょう。
調査結果はどのくらいの期間で納品されますか?
セルフ型Webアンケートは最短数時間〜数日、フルサービスのネットリサーチは最短48時間〜数日、会場調査やデスクリサーチ・戦略調査は数週間〜数か月が目安です。スピードを重視する場合は、短納期に対応する会社・手法を選びましょう。
調査データをマーケティングに活用するにはどうすればいいですか?
調査結果をホワイトペーパーやプレスリリース、記事コンテンツに加工してリード獲得・認知拡大に活用する方法があります。調査から活用まで一貫支援するマーケティング支援型の会社を選ぶと、データを成果につなげやすくなります。とくにプレスリリース配信まで見据えるなら、調査設計の段階からメディア受けする切り口を組める調査リリース代行を検討してください。
まとめ
本記事では、市場調査会社を業界レポート・戦略型/マーケティング支援型/セルフ調査ツール型の3タイプに分類し、おすすめ16社を紹介しました。
市場規模・競合動向の把握や新規参入・海外展開の戦略立案に活かしたいなら業界レポート・戦略型、消費者アンケートを軸に施策実行まで任せたいならマーケティング支援型、コストを抑えて社内で手軽に実施したいならセルフ調査ツール型が第一候補です。
選定時は「対応手法・専門性と実績・パネルの規模と質・納品スピード・海外対応力」の5点で比較しましょう。何よりまず「調査で何を意思決定したいのか」を明確にすることが、失敗しない依頼の出発点です。
まだ診断ツールを試していない方は、「選び方」セクションの診断ツールから自社に合うタイプを確認してみてください。
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