LINEで打刻できる勤怠管理システム10選比較。タイプ別の選び方と費用相場
勤怠管理システムは導入したいけれど、「新しいアプリを現場の全員に覚えてもらうのが大変そう」と感じていませんか?
特にアルバイトやパートが多い飲食・小売・物流の現場では、
「専用アプリを入れてもらっても、結局使われずタイムカードに戻ってしまった…」 「ITに不慣れなスタッフが多く、打刻のたびに質問されて手が回らない…」 「私用のスマホに業務アプリを入れることを嫌がられた…」
といった声が少なくありません。
そこで注目されているのが、普段使い慣れたLINE(またはLINE WORKS)で打刻できる勤怠管理システムです。LINEは国内利用者9,000万人超の国民的アプリ。新しい操作を覚える必要がほとんどないため、導入のハードルを大きく下げられます。
ただし「LINEで打刻できる」と一口に言っても、個人のLINEを使うタイプと業務用のLINE WORKSを使うタイプがあり、自社の規模・セキュリティ方針によって最適なシステムは変わります。
本記事では、LINEに対応した勤怠管理システムを 3つのタイプに分類し、診断ツールで自社に合うタイプを確認しながら、おすすめサービスと費用相場・選び方を解説します。
そもそもLINEで使える勤怠管理システムとは?
LINEで使える勤怠管理システムとは、スタッフが普段使っているLINEや業務用のLINE WORKSのトーク画面から、出退勤の打刻やシフト確認・各種申請を行える勤怠管理システムのことです。
従来の勤怠管理は、タイムカードやICカード、専用アプリのインストールが前提でした。これに対してLINE対応のシステムは、すでに全員のスマホに入っているLINEをそのまま打刻端末として使えるため、機器の準備やアプリ教育の手間がほとんどかかりません。打刻されたデータはクラウド上で自動集計され、管理者はWebの管理画面から勤務状況を一覧で確認できます。
「個人LINE打刻」と「LINE WORKS連携」の違い
LINE対応の勤怠管理システムは、大きく2つの仕組みに分かれます。この違いを理解しておくと、選定がぐっとスムーズになります。
ひとつは、スタッフ個人が普段使っている個人のLINE(またはLINE公式アカウント)で打刻する仕組みです。友だち追加やLINEログインだけで使い始められるため手軽ですが、業務とプライベートのアカウントが同じになります。
もうひとつは、企業向けのビジネスチャットLINE WORKSと連携して打刻する仕組みです。業務用アカウントで運用するため、私用LINEと切り分けてセキュアに管理でき、勤怠だけでなく社内連絡も一元化できます。
すでにLINE WORKSを社内で使っている場合は連携型、これから手軽に始めたい小規模な現場では個人LINE型、というように自社の状況に合わせて選ぶのが基本です。
労務管理の土台を広く見直したい場合は、勤怠管理に限らず労務全体を扱うシステムも視野に入れておくと選定の解像度が上がります。
関連記事:労務管理システムおすすめ16選比較。費用相場から課題別の選び方まで解説
LINE対応の勤怠管理システムでできること
LINE対応の勤怠管理システムでスタッフ・管理者がそれぞれ何をできるのかを、主な機能ごとに整理しました。
| LINE打刻 | LINE/LINE WORKSのトーク画面からワンタップで出勤・退勤を記録。 GPS位置情報を付与できるものも。 |
| シフト確認・提出 | スタッフがLINEから自分のシフトを確認・希望提出。管理者はWebで作成・調整。 |
| 各種申請・承認 | 有給・休暇・残業・打刻修正などをLINEから申請、管理者はWebで一覧承認。 |
| 自動集計 | 打刻データから労働時間・残業時間・休憩を自動集計。手計算・転記をなくす。 |
| 通知・リマインド | 打刻漏れ・シフト未提出の自動通知をLINEに送信。 |
| 給与・人事労務連携 | 集計データを給与計算ソフトや人事労務システムへ連携。 |
すべての機能が必要とは限りません。「打刻と集計だけで十分」なのか、「シフトや申請承認まで任せたい」のかによって選ぶべきシステムが変わります。まずは自社で何を効率化したいかを整理することが大切です。
シフト管理を含めて見直したい場合や、より幅広い業務効率化ツールを検討したい場合は、ビジネスチャット側の選定も合わせて確認しておくとよいでしょう。
関連記事:ビジネスチャットツールおすすめ12選。導入シェアランキングもご紹介
LINE対応の勤怠管理システムを導入するメリットと注意点
LINE対応の勤怠管理システムは手軽さが魅力ですが、仕組みによっては注意すべき点もあります。導入前にメリットと注意点の両方を押さえておきましょう。
導入のメリット
最大のメリットは、新しいアプリの習得が不要で、導入の心理的ハードルが極めて低いことです。LINEは幅広い年代が日常的に使っているため、ITに不慣れなスタッフでも「いつものLINEで出勤と押すだけ」で運用に乗りやすく、定着率が高まります。
また、専用のタイムレコーダーやICカードを用意する必要がなく、初期コストを抑えながらスモールスタートできる点も中小企業・店舗に向いています。打刻と同時にデータがクラウドへ集約されるため、月末の集計や転記の手間も削減できます。
個人LINE業務利用の注意点
一方で、個人のLINEを業務に使う場合はいくつか注意が必要です。通常のLINEは個人利用を前提としており、業務に求められる厳格なセキュリティ対策が施されているわけではありません。アカウントの乗っ取りや、退職者によるデータの持ち出しといったリスクも想定しておく必要があります。
また、勤怠管理は労働基準法上、客観的な労働時間の記録が求められます。打刻データが改ざんされにくい仕組みか、修正履歴が残るかも確認しておきましょう。私用と業務をきちんと分けたい企業は、個人LINEではなくLINE WORKS連携に対応した製品を選ぶ ほうが安心です。
勤怠データを給与計算までつなげたい場合は、給与計算のアウトソーシングや関連システムとの相性も合わせて検討しておくと、運用後の手戻りを防げます。
関連記事:給与計算アウトソーシング20選比較。規模別費用相場から4タイプの選び方まで解説
LINE対応の勤怠管理システムの費用相場
LINE対応の勤怠管理システムは、対応する範囲によって料金が変わります。小規模なら無料で始められるサービスもあり、機能が増えるほど1人あたりの月額が上がるのが一般的です。以下が費用感の目安です。
| 利用範囲 | 相場 | 概要 |
|---|---|---|
| 無料で始める | 0円 | 10名前後まで無料のサービスを活用。 小規模店舗・スタートアップ向け |
| 打刻+集計のみ | 月200〜300円/人 | LINE/LINE WORKSで打刻、労働時間を自動集計 |
| シフト・申請承認込み | 月300〜400円/人 | 打刻に加えシフト作成・休暇/残業申請・承認まで |
| 人事労務まで一元管理 | 月400円〜/人(+初期費用) | 給与計算・人事労務システム連携まで一気通貫 |
多くのサービスは「1人あたり月額×人数」の従量課金です。ただし最低利用料金(例:5名分・2,000円〜など)が設定されていることがあり、少人数だと割高に感じる場合があります。10名前後までは無料のサービスもあるため、小規模ならまず無料枠を検討する価値があります。
また、打刻と集計だけの最小構成か、シフト・申請承認・工数管理まで含むかで単価が変わります。プラン別に機能が分かれているサービスが多いため、必要な機能だけを選べるかを確認しましょう。
LINE対応の勤怠管理システムの比較ポイント
LINE対応の勤怠管理システムは、どれも同じではありません。自社の規模や運用方針に合わないものを選ぶと、せっかくの手軽さを活かせません。次の5つのポイントを確認しましょう。
- どのLINEで打刻できるか
- 対応する打刻・申請の範囲
- 料金体系
- 集計・給与/人事労務システムとの連携
- 法対応とサポート体制
1. どのLINE(個人LINE/LINE公式アカウント/LINE WORKS)で打刻できるか
最初に確認すべきは、そのシステムが「どのLINE」で打刻する仕組みかです。個人のLINEで打刻するタイプは手軽ですが業務とプライベートが同居します。LINE WORKS連携タイプは業務用アカウントで運用するためセキュアです。
確認すべきポイントは次の3つです。
- 個人LINE・LINE公式アカウント・LINE WORKSのどれに対応しているか
- すでに社内で使っているLINEの種類と一致するか
- 私用と業務を分けたい方針に合っているか
2. 対応する打刻・申請の範囲
打刻だけできればよいのか、シフトや休暇・残業の申請承認まで任せたいのかを整理します。現場の運用負荷を下げたいほど、申請・承認まで対応したシステムが有効です。
シフトを組む業態(飲食・小売・物流など)では、LINEでのシフト希望提出・確認に対応しているかが定着のカギになります。逆にオフィスワーク中心であれば、残業・打刻修正の申請承認フローが整っているかを重視しましょう。
3. 料金体系
人数規模に対して費用が見合うかを確認します。少人数なら無料枠や低単価のサービス、規模が大きいなら従量課金の単価が効いてきます。最低利用料金や初期費用の有無も含めて、年間でいくらかかるかを試算しておくと安心です。
4. 集計・給与/人事労務システムとの連携
打刻して終わりではなく、その先の労働時間集計や給与計算までスムーズにつながるかが重要です。自社で使っている給与ソフト・人事労務システムと連携できるかを確認しましょう。連携できれば、月末の転記作業や二重入力をなくせます。
5. 法対応とサポート体制
勤怠管理は労働基準法・36協定など法令への対応が求められます。時間外労働のアラートや客観的な記録が残る仕組みか、導入時のサポートが受けられるかを確認しておきましょう。特に従業員数が増える見込みの企業は、法対応機能の有無が後々効いてきます。
LINE対応の勤怠管理システムの選び方
LINE対応の勤怠管理システムは、使うLINEの種類と求める機能の深さによって最適解が変わります。ここでは10のサービスを3つのタイプに分類し、特徴と向いている企業を紹介します。
- 個人LINE・シンプル型(使い慣れた個人LINEで手軽に・低コストで打刻したい場合)
- LINE WORKS連携型(業務用LINE WORKSと連携し、私用と分けてセキュアに運用したい場合)
- 多機能・本格運用型(シフト・申請承認・給与/人事労務連携まで一気通貫で運用したい場合)
まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。
7つの質問に答えてください。回答が終わると、自社の目的に最適なLINE勤怠管理システムのタイプが診断されます。
Q1 / 使うLINE
打刻に使いたいLINEとして、どちらに近いですか?
Q2 / 利用規模
従業員の構成として、どちらに近いですか?
Q3 / セキュリティ方針
アカウントの使い方として、どちらを重視しますか?
Q4 / 管理範囲
勤怠管理に求める範囲として、どちらに近いですか?
Q5 / コスト
費用について、どちらを優先しますか?
Q6 / 連携
給与計算・人事労務システムとの連携について、どちらに近いですか?
Q7 / 法対応
法令対応について、どちらを重視しますか?
1. 個人LINE・シンプル型(使い慣れた個人LINEで手軽に始めたい場合)
スタッフが普段使っている個人のLINEやLINE公式アカウントで打刻・シフト確認まで完結できるタイプです。友だち追加やLINEログインだけで使い始められ、専用アプリのインストールや教育がほとんど不要なため、ITに不慣れなスタッフが多い現場でも定着しやすいのが特長です。
10名前後まで無料で使えるサービスもあり、初期費用を抑えてスモールスタートしたい小規模事業者・店舗に向いています。
このタイプは、以下のような企業に特に向いています。
- アルバイト・パートが多い飲食・小売・物流の現場
- まずは無料・低コストで勤怠管理を始めたい小規模事業者
- 専用アプリの導入・教育の手間をかけたくない企業
2. LINE WORKS連携型(業務用LINE WORKSと連携してセキュアに運用したい場合)
企業向けビジネスチャットのLINE WORKSと連携し、業務用アカウントから打刻・申請を行うタイプです。私用LINEと切り分けて運用できるためセキュリティ面で安心でき、勤怠と社内連絡を同じLINE WORKS上に集約できます。
すでにLINE WORKSを社内コミュニケーションに使っている企業であれば、追加の操作習得なしで勤怠管理まで広げられます。
このタイプは、以下のような企業に特に向いています。
- すでにLINE WORKSを業務利用している企業
- 私用と業務のアカウントを明確に分けたい企業
- 勤怠と社内連絡を一つのチャット上にまとめたい企業
3. 多機能・本格運用型(人事労務まで一気通貫で運用したい場合)
打刻だけでなく、シフト管理・申請承認・工数管理・給与/人事労務連携まで幅広くカバーする多機能タイプです。LINE公式アカウント連携やLINE打刻にも対応しつつ、勤怠管理システムとして本格的に運用したい企業に向いています。
従業員数が多い、または今後増える見込みの企業で、法令対応や給与計算との連携まで見据えるならこのタイプが安心です。
このタイプは、以下のような企業に特に向いています。
- 正社員中心で従業員数が多い・増えていく企業
- シフト・申請承認・工数管理まで一元化したい企業
- 給与計算や人事労務システムとの連携を重視する企業
勤怠以外も含めてシステム全体を整理したい場合は、勤怠管理システム全般の比較も参考になります。
関連記事:勤怠管理システムおすすめ17選比較。導入費用や課題別の選び方を解説
LINEで使える勤怠管理システム一覧比較表
以下は、本記事で紹介するLINE対応の勤怠管理システムの一覧比較表です。
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
TEAM SHIFT | 10名まで無料/月500円〜(11名〜) | 個人LINE・シンプル型 | LINEで打刻・シフト確認、Webで一覧管理。Pマーク/ISMS取得 | |
ハーモス勤怠 | 無料〜 | 個人LINE・シンプル型 | ・LINE打刻・LINE WORKS打刻の両方に対応、無料から本格機能まで使える | |
らくしふ | 要問い合わせ | 個人LINE・シンプル型 | LINEでシフト回収・催促を自動化。飲食/小売の大規模チェーン実績 | |
freee勤怠管理Plus | 月300円/人 | LINE WORKS連携型 | LINE WORKSのトークから出退勤打刻。freee人事労務と連携 | |
KING OF TIME | 月330円/人 | LINE WORKS連携型 | LINE WORKS打刻に対応、打刻方式が豊富。市場シェアNo.1 | |
kincone | 月220円/人(最低5名) | LINE WORKS連携型 | LINE WORKSで打刻+交通費精算。各種チャット連携に強い | |
X'sion(クロッシオン) | 年額95,040円+勤怠オプション | LINE WORKS連携型 | 申請承認が主機能、LINE WORKS連動。在席表示にも対応 | |
ジョブカン勤怠管理 | 月200円/人〜(無料プランあり) | 多機能・本格運用型 | LINE公式アカウント連携で打刻・確認。シフト/休暇/工数まで多機能 | |
jinjer勤怠 | 月300円/人〜 | 多機能・本格運用型 | LINEトークで打刻、人事労務を一元管理。API連携で外部打刻データも登録可 | |
勤労の獅子 | 要問い合わせ | 多機能・本格運用型 | LINE WORKS連携オプションで打刻。コンサル導入支援、継続率99% |
【個人LINE・シンプル型】でおすすめのLINE勤怠管理システム
個人LINE・シンプル型のLINE勤怠管理システムを紹介します。
TEAM SHIFT

スタッフはLINE、管理者はWebで使い分けられる勤怠・シフト管理ツール です。スタッフは普段使っているLINEから出勤・退勤の打刻と自分のシフト確認・申請ができ、管理者はWebブラウザでチーム全体の勤怠・シフトを一覧管理できます。
複雑な設定は不要で、LINE公式アカウントを友だち追加してアカウントを作成すればすぐに運用を開始できます。飲食・小売、軽作業・物流、スタートアップなど、シフトや勤務時間がバラバラになりがちな現場で「今日は誰が働いているか」をシンプルに見える化できます。
1チーム10名までは無料、11〜50名は1人あたり月額500円で利用でき、プライバシーマークとISMS認証を取得した企業が運営している点も安心材料です。
| 対応するLINE | 個人LINE(LINEログイン) |
| 対応範囲 | 打刻・シフト確認/申請・休暇申請の承認 |
| 主な連携・集計 | Webで勤怠・シフトを一覧管理 |
| 料金目安 | 10名まで無料/11〜50名 月500円/人/51名〜要問い合わせ |
ハーモス勤怠

無料から使えるクラウド勤怠管理システムで、LINE打刻・LINE WORKS打刻の両方に対応 しています。LINEから出勤・退勤の打刻ができるため、タイムカードを使わずスマホひとつで勤怠管理を始められます。
打刻だけでなく、勤務状況や残業時間の確認、各種申請にも対応しており、Slackやアプリ、ICカードなど多様な打刻手段から選べる柔軟さも特長です。無料プランでも基本的な勤怠管理機能を利用できるため、コストをかけずにまず試したい企業に向いています。
個人LINEで手軽に始めつつ、将来的にLINE WORKS連携や本格的な機能へ広げたい場合にも対応できる拡張性があります。
| 対応するLINE | 個人LINE打刻・LINE WORKS打刻 |
| 対応範囲 | 打刻・勤怠申請・残業/勤務状況の確認 |
| 主な連携・集計 | 労働時間の自動集計、各種打刻手段に対応 |
| 料金目安 | 無料プランあり(有料プランは要問い合わせ) |
らくしふ

LINEを活用してシフトの回収・共有を効率化できるクラウドシフト管理サービス です。シフトの募集連絡や未提出者への催促をLINEが自動で行い、回収したシフト希望は自動で「らくしふ」に転記されるため、シフト管理担当者の手間を大きく削減できます。
単独店舗から大規模チェーンまで事業規模を問わず活用でき、労働時間や休日取得など働き方改革に関する労務管理にも対応しています。外国人留学生の労働時間管理にも対応しており、飲食・小売など多店舗のシフト運用に強いサービスです。
時間帯ごとに必要な人員数と人件費を設定し、実際のシフトと照らし合わせながら調整できるため、人件費の最適化にもつながります。
| 対応するLINE | 個人LINE(シフト回収・共有) |
| 対応範囲 | シフト募集・回収・共有・労務管理 |
| 主な連携・集計 | 人員数/人件費の設定、外部システム連携 |
| 料金目安 | 要問い合わせ(事業所規模に応じて) |
【LINE WORKS連携型】でおすすめのLINE勤怠管理システム
LINE WORKS連携型のLINE勤怠管理システムを紹介します。
freee勤怠管理Plus

LINE WORKSのトークルームから直接打刻できるクラウド勤怠管理システム です。LINE WORKSのトーク上で「出勤」「退勤」をタップするだけで打刻が完了するため、場所や端末を選ばず、業務用アカウントのまま勤怠を記録できます。
打刻データはそのまま労働時間として集計され、freee人事労務と連携することで給与計算までシームレスにつなげられます。バックオフィス業務をfreeeシリーズで統一している企業にとって、データの二重入力をなくせる点が大きなメリットです。
初期費用ゼロ・1ユーザー月額300円のシンプルな料金体系で、申請承認や各種勤怠ルールにも対応しています。
| 対応するLINE | LINE WORKS打刻 |
| 対応範囲 | 打刻・各種申請・勤怠集計 |
| 主な連携・集計 | freee人事労務・給与計算と連携 |
| 料金目安 | 月300円/人(初期費用なし) |
KING OF TIME

導入企業数・利用IDともに市場シェアNo.1のクラウド勤怠管理システムで、LINE WORKS打刻に対応しています。LINE WORKSのトーク画面で指定の文字をコメントするだけで出勤・退勤の打刻ができ、PC・スマホ・ICカード・指紋・顔認証など多彩な打刻手段の一つとしてLINE WORKSを選べます。
打刻方式の豊富さに加え、シフト管理・休暇管理・各種申請承認・残業アラートなど勤怠管理に必要な機能が網羅されています。実績の多さから情報やノウハウも豊富で、規模を問わず安心して導入できます。
料金は初期費用・追加料金なしで1名あたり月額330円。月末時点の打刻人数に応じた従量課金のため、人数変動のある企業にも合っています。
| 対応するLINE | LINE WORKS打刻 |
| 対応範囲 | 打刻・シフト・休暇/各種申請・残業アラート |
| 主な連携・集計 | 給与計算ソフト連携、多彩な打刻方式 |
| 料金目安 | 月330円/人(初期費用なし・従量課金) |
kincone

LINE WORKSをはじめ各種チャットツールとの連携に強い勤怠・交通費精算システム です。LINE WORKSと連携させ、専用トークルームにkincone Botを招待すれば、所定のキーワードを入力するだけで打刻できます。
勤怠打刻と交通費精算を同時に管理できるのが大きな特長で、打刻と合わせて交通系ICカードから交通費データを取得できます。Slackやチャットワークとの連携にも対応しており、すでに使っているチャット環境を活かして勤怠管理を始められます。
料金は1ユーザー月額220円(税込)で全機能を利用でき、最低5ユーザーから、年払いなら5%割引が適用されます。
| 対応するLINE | LINE WORKS打刻 |
| 対応範囲 | 打刻・交通費精算・勤怠集計 |
| 主な連携・集計 | LINE WORKS/Slack/チャットワーク連携 |
| 料金目安 | 月220円/人(最低5名・年払い5%割引) |
X’sion(クロッシオン)

申請承認と在席表示を主機能とし、LINE WORKSと連動できるクラウド勤怠管理サービス です。LINE WORKSと連動させることで、スマートフォンとインターネット環境があれば出勤時刻・退勤時刻をX’sionに登録でき、ハイブリッド勤務やテレワークにも対応します。
残業・休暇などの申請承認フローや在席状況の可視化に強く、オフィスワーク中心で申請業務の効率化を重視する企業に向いています。グループウェア的に勤怠と勤務状況をまとめて管理したい場合に適しています。
料金は基本サービス料が年額3万円台〜、勤怠管理サービスがid数に応じたオプション料金という構成で、必要な機能を組み合わせて利用できます。
| 対応するLINE | LINE WORKS連携 |
| 対応範囲 | 打刻・申請承認・在席表示 |
| 主な連携・集計 | ハイブリッド勤務対応、勤怠集計 |
| 料金目安 | 基本年額95,040円〜+勤怠オプション |
【多機能・本格運用型】でおすすめのLINE勤怠管理システム
多機能・本格運用型のLINE勤怠管理システムを紹介します。
ジョブカン勤怠管理

出勤管理・シフト管理・休暇申請・工数管理まで網羅した多機能勤怠管理システムで、LINE公式アカウント連携に対応 しています。LINEとジョブカン勤怠管理を連携することで、打刻や有休残日数の確認、シフトの確認などをLINEアプリから利用できます。
必要な機能だけを選んで使えるプラン構成で、外国語にも対応しているため、多様なスタッフを抱える企業でも運用しやすいのが特長です。シリーズで経費精算・労務管理・採用管理などもそろっており、バックオフィス全体をジョブカンで統一できます。
無料プランも用意されており、有料プランは1機能あたり1人月額200円〜と、多機能ながらコストを抑えて始められます。
| 対応するLINE | LINE公式アカウント連携 |
| 対応範囲 | 打刻・シフト・休暇/工数管理・各種申請 |
| 主な連携・集計 | ジョブカンシリーズ・給与計算連携 |
| 料金目安 | 月200円/人〜(無料プランあり) |
jinjer勤怠

勤怠・人事労務・給与などを一つのデータベースで一元管理できるシリーズの勤怠管理システムで、LINEトークでの打刻に対応 しています。LINEのトーク画面から打刻できるため、現場のスタッフは使い慣れたアプリのまま出退勤を記録できます。
勤怠データを人事・給与と同じプラットフォーム上で扱えるため、二重入力をなくしバックオフィス全体を効率化できます。APIを利用して外部システムから打刻情報や入退館・PCログデータを登録することもでき、自社の運用に合わせた柔軟な勤怠管理が可能です。
従業員数が多く、勤怠だけでなく人事労務まで含めて一元管理したい中堅・成長企業に向いています。料金は1人あたり月額400円〜が目安です。
| 対応するLINE | LINE打刻(トーク画面) |
| 対応範囲 | 打刻・各種申請・人事労務一元管理 |
| 主な連携・集計 | jinjerシリーズ(人事・給与)連携、API連携 |
| 料金目安 | 月300円/人〜 |
勤労の獅子

経験豊富なコンサルタントによる導入・運用サポートが強みのクラウド勤怠管理システムで、LINE WORKS連携オプションでの打刻に対応しています。LINE WORKSのトークに「出勤」「退勤」とメッセージを投稿するだけで打刻でき、ICカードや、カメレオンコード(次世代カラーバーコード)と顔認証を組み合わせた打刻など、多彩な打刻方法から選べます。
ニーズに合わせた豊富な機能に加え、導入から運用・保守まで親身にサポートする体制で、継続率99%という高い実績を誇ります。フレックス・変形労働時間制や36協定アラートにも対応し、頻繁な労務関連の法改正にも無償で対応できるため、法対応を重視する中堅・成長企業に向いています。
| 対応するLINE | LINE WORKS連携(オプション) |
| 対応範囲 | 打刻・各種申請・法対応(36協定アラート等) |
| 主な連携・集計 | 給与計算連携、導入・運用コンサルサポート |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
LINEの勤怠管理システムのよくある質問(FAQ)
Q. 個人のLINEだけで勤怠管理はできますか?
TEAM SHIFTやハーモス勤怠のように、個人のLINEで打刻できるサービスがあります。専用アプリのインストールが不要で手軽に始められますが、私用と業務のアカウントが同じになるため、セキュリティを重視する場合はLINE WORKS連携型の検討をおすすめします。
Q. LINEとLINE WORKSはどちらを使えばよいですか?
小規模で手軽に始めたい現場は個人LINE対応、すでにLINE WORKSを社内で使っている、または私用と業務を分けたい企業はLINE WORKS連携が向いています。本記事の診断ツールで自社に合うタイプを確認できます。
Q. 無料で使える勤怠管理システムはありますか?
TEAM SHIFT(10名まで)やハーモス勤怠、ジョブカン勤怠管理(無料プラン)など、無料で始められるサービスがあります。人数が増えたり機能を追加したりすると有料になるため、将来の規模も見据えて選びましょう。
Q. LINEの打刻でも労働基準法に対応できますか?
打刻データがクラウドに客観的な記録として残り、修正履歴が管理されるサービスであれば、労働時間の適正な把握に活用できます。36協定アラートなど法対応機能を重視する場合は、多機能・本格運用型のシステムを選ぶと安心です。
まとめ
LINE対応の勤怠管理システムは、使い慣れたLINEで打刻できる手軽さから、ITに不慣れなスタッフが多い現場でも定着しやすいのが魅力です。ただし「個人LINE型」「LINE WORKS連携型」「多機能・本格運用型」では向いている企業が異なるため、自社の規模・セキュリティ方針・求める機能に合わせて選ぶことが重要です。
まずは、自社に合ったタイプを把握することが第一歩です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「LINEの勤怠管理システムの選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。
勤怠管理を含めて労務・バックオフィス全体を見直したい場合は、関連する比較記事も参考にしながら、自社に最適な仕組みを整えていきましょう。




