被リンクチェックツールおすすめ12選比較。無料の調べ方と選び方

「自社サイトにどんなサイトからリンクが貼られているか、すぐに確認したい」
「まずは無料で被リンクを調べたい」
「スパムサイトから被リンクを受けていないか把握しておきたい」

被リンク(バックリンク)の調べ方は、大きく3つしかありません。Google Search Console で自社サイトのリンクを確認する、無料の被リンクチェックツールにURLを入力する、有料ツールで競合サイトまで踏み込んで調べる——のいずれかです。所有権の確認が必要なものと、URLを入れるだけで使えるものが混在しているため、目的に合わないツールを選ぶと「自社の被リンクしか見られない」「競合が調べられない」といった行き違いが起こります。

被リンクは、Googleがサイトの信頼性・権威性を評価するうえで重要な指標です。ただし「被リンクチェックツール」と一口にいっても、SEO施策全体を一元管理できるSEO総合ツールと、被リンクのネットワーク構造やスパムスコアを専門的に深掘りできる被リンク専門分析ツールとでは、対応範囲もデータベースの規模も大きく異なります。

本記事では、まず無料でできる被リンクの調べ方を押さえたうえで、公式情報で確認できる5つの比較軸にそって、有料8ツール+無料4ツールの計12選を比較します。料金は各社の公式表記どおり(ドル建てのものはドルのまま)記載しています。

そもそも被リンクとは?

被リンク(バックリンク)とは、外部サイトから自社サイトへ向けて貼られたリンクのことです。Googleはこれを「他サイトからの推薦・引用」として評価しており、量だけでなく質が検索順位に大きく影響します。

項目良い被リンク悪い被リンク
リンク元サイトの質権威性・専門性の高いサイトスパムサイト・リンクファーム
関連性自社コンテンツと関連するテーマ全く無関係なジャンル
リンクの種類dofollow(Googleが評価するリンク)nofollow・有料リンク
アンカーテキスト自然なテキスト・ブランド名同一キーワードの過剰な繰り返し
獲得経緯コンテンツの価値で自然に獲得購入・交換など不自然な手段

被リンクの現状を把握せずに放置すると、スパムリンクによるペナルティリスクや、競合との被リンク差が拡大する原因になります。まず自社サイトにどんなリンクが集まっているかを確認することが、SEO改善の出発点です。

被リンクを増やす施策を専門会社に委ねたい場合は、現状を把握してから相談することでより具体的な提案を受けやすくなります。

関連記事:被リンク獲得代行サービス13選比較。費用相場から失敗しない選び方まで解説

被リンクチェックツールでできること

被リンクチェックツールが対応する主な業務範囲は以下のとおりです。ツールによって対応できる機能の範囲は異なりますが、代表的な機能をまとめました。

被リンク一覧の確認自社サイトへリンクしているURLとドメインを一覧で把握する
被リンク元の質の評価DR(ドメインレーティング)・DA(ドメインオーソリティ)などの指標でリンク元の権威性を確認する
アンカーテキスト分析どんなテキストでリンクされているかを集計・分析する
競合サイトの被リンク調査競合がどこからリンクを獲得しているかを調べ、自社の被リンク獲得戦略に活かす
スパム・有害リンクの検出低品質サイトや悪意あるリンクを特定し、Googleへの否認申請(Disavow)に備える
被リンクの増減モニタリング新規に獲得した被リンクや失ったリンクをリアルタイムで追跡する
リンク切れ・nofollow確認dofollowリンクとnofollowリンクの内訳、リンク切れの有無を把握する

ツールの活用範囲は「現状把握」だけではありません。競合サイトが自社より多くの被リンクを集めているページを特定し、そのリンク元へのアプローチ先として活用することで、被リンク獲得の優先順位を明確にしたSEO戦略が立てられます。

また、被リンクの増減を継続的にモニタリングすることで、ペナルティリスクへの早期対応が可能になります。

被リンクの調べ方(無料で確認する手順)

「まず自社の被リンクを調べたい」という場合、無料でも次の方法で確認できます。

1. Google Search Consoleで確認する

自社サイトを登録し、左メニューの「リンク」→「外部リンク」から、被リンクの多いページ・リンク元サイト・アンカーテキストを確認できます。Googleが実際に認識しているデータのため、自社サイトの被リンク把握では最も信頼性が高い方法です。

2. 無料の被リンクチェックツールにURLを入力する

LYNXやhanasakigani.jpなら、登録もタグの設置も不要です。LYNXは調べたいサイトのURLを入力するだけで、被リンク元URL・アンカーテキスト・DA(ドメインオーソリティ)を一覧で確認できます。hanasakigani.jpは自社サイトのURLを入れる「マイサイト被リンクチェック」と、対策キーワードと自社サイトURLを入れて上位サイトの被リンク数を並べる「競合サイト被リンクチェック」の2つに分かれています。競合サイトのURLを直接入れて調べたい場合はLYNXが使えます。

3. 有料ツールで競合・詳細まで調べる

競合サイトの被リンク獲得状況や、スパムリンクの否認、増減の継続モニタリングまで行う場合は、AhrefsやSemrushなどの有料ツールが必要になります。

まずは無料のGoogle Search Console+無料ツールで現状を把握し、競合分析や有害リンク管理まで踏み込む段階で有料ツールを検討するのが、無駄のない進め方です。

被リンクチェックツールの費用相場

被リンクチェックツールは無料から高額な月額プランまで幅広く、自社の目的と予算に合わせた選定が重要です。

費用タイプ費用主な対象
完全無料¥0まず現状把握したい・予算が限られている
無料プランあり(機能制限)無料〜月額4,000円程度中小規模サイト・基本的な競合調査
月額課金型(中価格帯)月額5,000円〜15,000円程度SEO担当者が本格分析・競合比較をしたい
月額課金型(高価格帯)月額15,000円〜30,000円以上SEO全体を一元管理・エンタープライズ向け
国産ツール・要問い合わせ月額数万円〜日本語サポート重視・SEOコンサルと連携

費用の目安としては、「まず自社の被リンク状況を確認したい」段階では無料ツールで十分な場合がほとんどです。一方、競合との本格的な比較分析や有害リンクの継続管理まで行う場合は、月額5,000円〜15,000円前後の中価格帯ツールが費用対効果のバランスが取れます。SEO施策全体をひとつのツールで一元管理したい場合は、月額15,000円以上の総合ツールが視野に入ります。

複数のツールを二重契約するよりも、必要な機能が揃った一本に絞ることがコスト最適化の近道です。

被リンクチェックツールを選ぶ際の5つの比較ポイント

被リンクチェックツールはどれも「被リンクを確認する」という方向性は同じですが、調べられる対象・データベースの規模・料金体系は大きく異なります。以下の5点は、各ツールの公式サイトで必ず確認できる項目です。本記事では12ツールすべての情報表を、この5項目と同じ名前・同じ順序で並べています。

  • チェックの目的(自社管理 vs 競合調査)
  • データベースの規模と精度
  • 分析できる指標の種類
  • 日本語対応とサポート体制
  • 他のSEOツールとの統合・連携性

チェックの目的(自社管理 vs 競合調査)

まず「何のために被リンクをチェックするのか」を明確にすることが最優先です。自社サイトへのリンク状況を把握してスパムリンクを管理したいのか、競合サイトの被リンク獲得状況を調査してSEO戦略に活かしたいのかで、必要なツールは根本から異なります。

ここは料金の差ではなく仕組みの差です。Google Search Console は所有権の確認が必須で、自社サイトしか見られません。Bing Webmaster Tools は自社の所有権確認が前提ですが、公式に「他社サイト2件まで」を自社と比較できる機能を備えています。一方 hanasakigani.jp・LYNX・パスカルはタグ設置も所有権確認も不要で、調べたいURLを入力するだけで競合サイトを分析できます。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 競合サイトのリンク獲得状況まで調べたいか(所有権確認が必要なツールでは不可)
  • 有害リンクの否認申請(Disavow)まで行う予定があるか
  • 被リンク以外にもキーワード調査・順位追跡まで一元管理したいか

データベースの規模と精度

被リンクチェックツールは、各社が独自に運用するクローラーが収集したリンクデータを提供しています。データベースの規模・更新頻度・精度はツールによって大きく異なり、公式に数値を公開しているツールと、公開していないツールがあります。

公式に規模を公表しているのは Ahrefs(外部被リンク35.0兆レコード・15〜30分ごとに更新)、Semrush(43兆超の被リンク・3.9億参照ドメイン・少なくとも1時間ごとに更新)、Moz(45.5兆リンク・8.7兆URL・10億ドメイン)、SE Ranking(2.7兆被リンク・4.2億ドメイン)、Majestic(Fresh Index でクロール済1,766億URL)、SEO SpyGlass(6.5兆バックリンク・4億ドメイン)の6ツールです。Ubersuggest は公式FAQで「複数の外部データプロバイダーの推定値」と説明しており、自社インデックスの規模は公表していません。パスカル・hanasakigani.jp・LYNX も公式に数値の記載はありません。

また無料ツールには、公式が自ら精度の限界を明記しているものがあります。Google Search Console のヘルプは「サイト上のすべてのリンクを網羅したものではありません」「内部リンクと外部リンクのサンプルが表示されます」「リンクが nofollow としてマークされているかどうかは示されません」と記載しています。Bing Webmaster Tools も「a representative set of links … it is not a complete backlinks profile」と記載しています。LYNX は「他社提供ツールとデータソースが異なるため、他のツールで検出されている被リンクが本ツールでは検出されない場合があります」と注記しています。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 公式にデータベースの規模が公開されているか(非公開のツールもある)
  • データの更新頻度が公開されているか(Ahrefs は15〜30分ごと、Semrush は1時間ごと)
  • 無料枠で取得できる件数の上限(hanasakigani.jp は最大100件、Search Console は表1,000行)

関連記事:リファレンスチェックサービスおすすめ11選。導入目的別の選び方と費用相場

分析できる指標の種類

被リンクの「数」だけ確認できるツールと、リンク元の権威性スコア・スパムスコア・アンカーテキスト・nofollow/dofollow の区別・リンクの設置場所まで確認できるツールとでは、活用の幅が大きく異なります。特に有害リンク対策を考えている場合は、スパムスコアやドメイン品質のスコアリング機能が欠かせません。

独自指標はツールごとに異なり、そのまま横比較はできません。Ahrefs は DR(ドメインレーティング)、Moz は DA/PA と Spam Score、Majestic は Trust Flow/Citation Flow/Topical Trust Flow、SEO SpyGlass は InLink Rank と Penalty Risk、hanasakigani.jp は独自計算式による「被リンクの重要度」を採用しています。普段から参照したい指標がカバーされているかを、契約前に公式の機能ページで確認しておきましょう。

日本語対応とサポート体制

主要な被リンクチェックツールの多くは海外製です。ここで注意したいのは、「日本語サイトがあること」と「日本語でサポートを受けられること」は別だという点です。

公式に日本語のUI・日本語サイトが用意されているのは Ahrefs・Semrush・SE Ranking・Majestic・Ubersuggest・SEO SpyGlass です。Moz は言語切替がなく日本語には対応していません。一方、日本語のサポート窓口を公式に確認できるのは Semrush だけで、日本国内の正規パートナーである株式会社オロのカスタマーサクセスがメールで対応しています。他の海外製ツールは、日本語サイトはあってもサポート窓口は英語です。日本語での相談を前提にするなら、国産のパスカル(電話・メール+月最大12回の個別レッスン)が選択肢になります。

他のSEOツールとの統合・連携性

被リンクチェックはキーワード調査・順位追跡・サイト監査と一体で進めることが多く、既存ツールとの連携性も重要です。すでにSEO総合ツールを使っているなら、被リンク機能が内包されているか確認することで二重契約を防げます。

逆に Majestic は被リンク専門でキーワード調査や順位追跡を持たないため、他ツールとの併用が前提になります。Ubersuggest は公式にAPIを提供していないと明記しているので、社内のレポート基盤に自動連携させたい場合は事前に確認が必要です。

SEO全体のツール選びを並行検討している場合は以下も参考にしてください。

関連記事:SEOツールおすすめ19選比較。費用相場から失敗しない選び方まで解説
関連記事:検索順位チェックツール15選比較。導入コストからタイプ別の選び方まで解説
関連記事:アクセス解析ツールおすすめ12選。目的別タイプ比較と失敗しない選び方

被リンクチェックツールの選び方

被リンクチェックツールは、何を解決したいか・どの程度の分析深度が必要かによって選ぶべきタイプが大きく異なります。ここでは3つのタイプに分類し、それぞれの特徴と向いている企業をご紹介します。

  1. SEO総合分析型
  2. 被リンク専門分析型
  3. 国産・コンサル連携型

まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

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6つの質問に答えるだけで、自社に合う被リンクチェックツールのタイプ(SEO総合分析型/被リンク専門分析型/国産・コンサル連携型)が分かります。

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あなたにおすすめのタイプは

診断結果
タイプ別マッチ度
このタイプで解決できること

    本診断はツール選びの参考としてご活用ください。実際の導入時は各ツールの無料版・トライアルで使用感をご確認ください。

    1. SEO総合分析型

    SEO総合分析型は、被リンク分析に加えてキーワード調査・検索順位追跡・競合サイトのトラフィック分析・サイト監査といったSEO全体の施策を一元管理できるタイプです。被リンクは「SEO施策の一部」として捉え、他の指標とセットで分析することで、より実効性の高い戦略立案が可能になります。SEO担当者が複数のツールを行き来する手間を省け、PDCAを速く回せる環境を整えたい場合に適しています。

    このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

    • 競合サイトが検索上位を維持している理由を被リンク視点も含めて分析したい
    • キーワード調査・順位計測・被リンク分析をひとつのツールで完結させたい
    • SEO施策全体の投資対効果を高め、定期的なレポートを効率化したい

    このタイプの被リンクチェックツールを見る⇩

    競合分析ツール全般の比較を検討している場合は、以下の記事も参考にしてください。被リンク以外のSEO・競合調査機能を網羅的に比較しています。

    関連記事:競合分析ツール18選比較。無料・有料の違いから選び方まで解説

    2. 被リンク専門分析型

    被リンク専門分析型は、被リンクのネットワーク構造・スパムスコア・リンクの設置位置・アンカーテキストの偏りなど、リンクの「質」を詳細に分析することに特化したタイプです。SEO総合ツールに比べてデータの専門性が高く、有害リンクの洗い出しやGoogleへの否認申請、被リンクプロファイルのリスク管理を行いたい場合に強みを発揮します。コンテンツSEOだけでなく外部リンク戦略を本格的に強化したいフェーズの企業に向いています。

    このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

    • ペナルティリスクのある有害リンクを特定してGoogleへの否認申請を行いたい
    • 被リンクのアンカーテキストに偏りがないか、自然なリンクプロファイルかを確認したい
    • リンク構造の詳細データをもとに、被リンク獲得戦略の精度を高めたい

    このタイプの被リンクチェックツールを見る⇩

    3. 国産・コンサル連携型

    国産・コンサル連携型は、日本語UIと手厚いサポート体制を備えた国産ツールを中心に、SEOコンサルタントとの連携を前提とした使い方が得意なタイプです。ツールが提供するデータを「自社で読み解く」だけでなく、「専門家と一緒に改善施策に落とし込む」ことを重視する企業に向いています。海外製ツールの英語UIや複雑な設定に不安を感じる担当者が、安心して導入できる選択肢でもあります。

    このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

    • 社内にSEO専門家がおらず、ツール活用から改善施策まで外部のサポートを受けながら進めたい
    • 日本語UIと日本語サポートを重視し、運用負荷を抑えてSEO施策を継続したい
    • AI検索(ChatGPT・Gemini等)時代の被リンク戦略も含めたSEO全体の方向性を相談したい

    このタイプの被リンクチェックツールを見る⇩

    おすすめの被リンクチェックツール12選 一覧比較表

    以下は、本記事で紹介する被リンクチェックツールの一覧比較表です。料金は各社の公式表記どおりに記載しています(ドル建てのツールはドル、公式が日本向けに円で表示しているツールは円)。年払いと月払いで単価が変わるツールが多いため、課金単位も併記しています。

    サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
    Ahrefs
    $29〜/月
    SEO総合分析型
    外部被リンク35.0兆レコード・15〜30分ごとに更新
    Semrush
    $139/月
    SEO総合分析型
    43兆超の被リンク。日本語サポート窓口が公式にある唯一のツール
    Moz Pro
    $49〜/月
    SEO総合分析型
    DA/PA・Spam Score の元祖。日本語UIなし
    SE Ranking
    Core ¥21,819/月
    SEO総合分析型
    日本からは円建て表示。Backlink Gap で最大5競合を比較
    Majestic
    $49.99〜/月
    被リンク専門分析型
    Trust Flow/Citation Flow。日本語UIあり
    Ubersuggest
    ¥4,599〜/月
    被リンク専門分析型
    日本からは円建て表示。DB規模は非公表
    SEO SpyGlass
    $129〜/年
    被リンク専門分析型
    6.5兆バックリンク。無料枠で被リンク1,100本まで分析可
    パスカル
    要問い合わせ
    国産・コンサル連携型
    国産。タグ不要・分析ドメイン無制限。被リンク分析はプロ以上
    Google Search Console
    無料
    無料ツール
    Google公式・自社サイト専用(所有権確認が必須)
    Bing Webmaster Tools
    無料
    無料ツール
    他社2サイトまでと比較できる。ヘルプは英語のみ
    hanasakigani.jp
    無料
    無料ツール
    国産・登録不要。チェックできるのは最大100件まで
    LYNX
    無料
    無料ツール
    国産・登録不要。DA/PAチェッカーなど無料ツール群を併設

    【SEO総合分析型】の被リンクチェックツール

    SEO総合分析型の被リンクチェックツールは次の4つです。

    Ahrefs

    引用:Ahrefs

    被リンク分析の精度とデータ量で業界最高水準と評される、世界的なSEO総合ツールです。公式サイトによると、外部被リンク35.0兆レコード・精査済みドメイン2億950万件を保有し、毎分500万ページをクロールして15〜30分ごとにデータを更新しています。Ahrefs自身は「Googleに次いで稼働頻度が高いWebクローラー」と説明しており、データの網羅性と鮮度が最大の強みです。

    Site Explorerを使えば、指定したドメイン・URLへの被リンクを詳細に分析でき、DR(ドメインレーティング)・リンクの種類(dofollow/nofollow)・アンカーテキスト・新規・失ったリンクの増減追跡が可能です。被リンク分析に加え、キーワード調査・コンテンツギャップ分析・サイト監査・検索順位追跡といったSEO施策全体をカバーしており、SEO担当者が最初に検討すべき総合ツールとして広く使われています。料金は月200クレジットのStarterが$29/月(月払いのみ・年払い不可)、本格運用向けのLiteが$129/月(年払いなら$1,290/年)です。所有権を確認した自社サイトだけを見たい場合は、無料の「Ahrefs Free」から始められます。

    提供会社Ahrefs Pte. Ltd.(シンガポール/日本の総代理店は公式に記載なし)
    チェックの目的自社管理・競合調査の両方(Site Explorerに任意ドメインを入力可。無料のAhrefs Freeは自社サイト限定)
    データベースの規模と精度外部被リンク35.0兆レコード・精査済みドメイン2億950万件。15〜30分ごとに更新、毎分500万ページをクロール
    分析できる指標の種類DR(ドメインレーティング)/dofollow・nofollowの区別/アンカーテキスト/新規・喪失リンクの推移
    日本語対応とサポート体制日本語サイト・日本語ブログあり。サポートはメール(日本語専用窓口は公式に記載なし)
    他のSEOツールとの統合・連携性キーワード調査・サイト監査・順位追跡を同一ツールでカバー
    費用Starter $29/月(1ユーザー・月払いのみ)
    Lite $129/月・$1,290/年
    Standard $249/月/Advanced $449/月
    無料のAhrefs Freeあり(自社サイト限定)

    Semrush

    引用:Semrush

    SEO・広告・コンテンツ・SNSまで網羅する総合デジタルマーケティングツールで、被リンク分析でも最大級のデータベースを持ちます。公式サイトによると43兆超の被リンクと3.9億の参照ドメインを収録し、少なくとも1時間ごとに更新されています。

    Backlink Analyticsでは指定サイトの被リンク一覧と、リンク元の総合的な品質を示す独自指標「Authority Score(オーソリティスコア)」を確認できます。Backlink Auditでは0〜100のToxicity Score(トキシシティスコア)で有害なリンクを自動で洗い出し、Googleへの否認ファイルを生成できる点が特に強力です。Backlink Gapでは自社を含む最大5サイトの被リンクプロファイルを一度に比較し、競合だけが獲得しているリンク元を特定できます。日本国内では株式会社オロが正規パートナーとして日本語のカスタマーサクセスと請求書払いに対応しており、本記事で比較した12ツールのうち日本語サポート窓口を公式に確認できる唯一のツールです。料金はSEOプランが月額$139からです。

    提供会社Semrush Holdings(日本国内の正規パートナー:株式会社オロ)
    チェックの目的自社管理・競合調査の両方(Backlink Analytics/Backlink Gapに任意ドメインを入力可。Backlink Gapは最大5サイトを比較)
    データベースの規模と精度43兆超の被リンク・3.9億参照ドメイン。少なくとも1時間ごとに更新
    分析できる指標の種類Authority Score(オーソリティスコア)/Toxicity Score(0〜100の有害度)/アンカーテキスト/Follow・NoFollow・Sponsored・UGCの区別
    日本語対応とサポート体制日本語サイトあり。日本語のサポート窓口を公式に確認できる唯一のツール(株式会社オロのカスタマーサクセス/請求書払いにも対応)
    他のSEOツールとの統合・連携性キーワード調査・広告分析・順位追跡を同一ツールでカバー
    費用SEO $139/月(年払い $117.33/月)
    Starter $199/月(年払い $165.17/月)
    Pro+ $299/月/Advanced $549/月
    追加ユーザー $45/月〜。7日間の無料トライアルあり

    Moz Pro

    引用:Moz Pro

    DA(ドメインオーソリティ)・PA(ページオーソリティ)という業界標準指標を生み出した、SEO総合ツールの老舗です。Link Explorerを中心とした被リンク分析機能は、公式サイトによると45.5兆リンク・8.7兆URL・10億ドメインをインデックスした大規模なデータベースに基づいています。

    Spam Scoreでリンク元のスパム度合いを数値化でき、有害リンクの特定に役立ちます。またLink Intersectでは、複数の競合サイトが獲得しているのに自社はまだ獲得していないリンク元を最大5サイト分まとめて可視化でき、被リンク獲得戦略の立案に活かせます。1サイトを管理する個人向けのエントリープランが月額$49、本格運用のStandardが月額$99(年払いなら$79/月)と、他の大手ツールと比べて導入ハードルが低いのが特徴です。ただし日本語UI・日本語サイトは用意されておらず、サポートも英語のみである点は導入前に確認が必要です。無料のMozアカウントでも、Link Explorerを月10クエリまで試せます。

    提供会社SEOMoz, Inc.(a Ziff Davis company/日本代理店は公式に記載なし)
    チェックの目的自社管理・競合調査の両方(Link Explorerに任意ドメイン/Link Intersectで最大5サイトを比較)
    データベースの規模と精度Link Explorerで45.5兆リンク・8.7兆URL・10億ドメイン。更新頻度は公式に記載なし
    分析できる指標の種類DA(ドメインオーソリティ)/PA(ページオーソリティ)/Spam Score/アンカーテキスト
    日本語対応とサポート体制日本語UI・日本語サイトなし(言語切替なし)。サポートは英語のオンラインサポート
    他のSEOツールとの統合・連携性キーワード調査・順位追跡を同一ツールでカバー
    費用エントリープラン $49/月(1サイト・個人向け)
    Standard $99/月(年払い $79/月)
    Medium $179/月/Large $299/月
    無料アカウントでLink Explorer月10クエリまで。無料トライアルは7日間

    SE Ranking

    引用:SE Ranking

    被リンク分析・検索順位追跡・サイト監査を一体で提供する、コストパフォーマンス重視のSEO総合ツールです。公式サイトによると2.7兆の被リンクと4.2億のドメインを収録し、1日60億ページをクロールして被リンクの58%を90日ごとに更新しています。

    被リンク機能では、指定サイトへの被リンク一覧に加えて、SERPに表示される可能性の高さを示す独自指標「Domain Trust(ドメイントラスト)」「Page Trust(ページトラスト)」、有害度を示すToxicity score、dofollow/nofollowの比率を確認できます。新規に獲得した参照ドメインと失った参照ドメインの推移もモニタリングでき、Backlink Gap Analyzerでは最大5社の競合と比較できます。日本語サイトが用意されており、日本からアクセスすると料金も円建てで表示されます。最安のCoreプランは月払いで月額21,819円、年一括の前払いにすると20%オフの月額17,455円相当です。14日間の無料トライアル(クレジットカード不要)から試せます。

    提供会社SER Acquisition Inc.(米国)/Seranking Ltd.(英国)※日本代理店は公式に記載なし
    チェックの目的自社管理・競合調査の両方(Backlink Gap Analyzerで最大5競合と比較)
    データベースの規模と精度2.7兆被リンク・4.2億ドメイン、1日60億ページをクロールし被リンクの58%を90日ごとに更新(※公式サイト内に2.9兆・4.11億参照ドメインとする別記述もあり)
    分析できる指標の種類Domain Trust/Page Trust/Toxicity score/dofollow・nofollowの比率/新規・喪失した参照ドメイン
    日本語対応とサポート体制日本語サイトあり(10言語対応)。サポートはヘルプセンター・チャット・メール(日本語専用窓口は公式に記載なし)
    他のSEOツールとの統合・連携性順位追跡・サイト監査・キーワード調査を同一ツールでカバー。APIはアドオン(+¥7,033/月・年払いのみ)
    費用Core ¥21,819/月(月払い)/¥17,455/月(年一括の前払いで20%オフ)
    Growth ¥47,190/月(年払い ¥37,752/月)
    14日間の無料トライアルあり(カード不要)

    【被リンク専門分析型】の被リンクチェックツール

    被リンク専門分析型の被リンクチェックツールは次の3つです。

    Majestic

    引用:Majestic

    被リンク分析に特化したツールとして世界的に知られる専門サービスで、独自指標のTrust Flow(リンクの信頼性)とCitation Flow(リンクの量・影響力)、さらに業種ごとの信頼性を示すTopical Trust Flowを用いたリンク品質評価が特徴です。

    データベースは2つに分かれています。直近120日ぶんを収録するFresh Indexは、公式サイトでクロール済み1,766億URL・発見済み5,418億URLと公表されており、数十分単位で更新されています。もう一方のHistoric Indexはクロール済み約4.5兆URLと桁違いの規模ですが、収録対象は2024年3月26日までで更新は止まっています。過去のリンク履歴をさかのぼる用途と、現在のリンク状況を追う用途を切り替えて使うツールだと考えるとわかりやすいでしょう。被リンクの量だけでなく「自然なリンクプロファイルになっているか」「リンクが特定サイトに集中しすぎていないか」といった視点での分析に向いています。無料トライアルはなく、新規契約者向けの7日間返金保証で試す形になります。料金はLiteが月額$49.99(付加価値税別・1ユーザー)です。

    提供会社Majestic-12 Ltd(英国バーミンガム/会社番号 05269210)
    チェックの目的自社管理・競合調査の両方(Site Explorer/Bulk Backlinks/Clique Hunterに任意ドメインを入力可)
    データベースの規模と精度Fresh Index(直近120日)でクロール済1,766億URL・発見5,418億URL、数十分単位で更新
    分析できる指標の種類Trust Flow/Citation Flow/Topical Trust Flow
    日本語対応とサポート体制日本語UIあり(サポートはメールとフォーム)
    他のSEOツールとの統合・連携性被リンク専門。キーワード調査・順位追跡は非搭載のため他ツールとの併用が前提
    費用Lite $49.99/月(年払い $499.99/12か月・1ユーザー)
    Pro $99.99/月(年払い $999.99/12か月)
    API $399.99/月。いずれも付加価値税別
    無料トライアルはなく7日間返金保証のみ

    Ubersuggest

    引用:Ubersuggest

    SEO著名人のNeil Patelが提供する、低コストで被リンク分析と競合調査を始められるSEOツールです。日本からアクセスすると円建てで表示され、1ユーザー・1プロジェクトのパーソナルプランが月額4,599円と、本記事で比較した有料ツールの中では最も手を出しやすい価格帯です。

    被リンク機能では、ドメイン・URLへの被リンク一覧・リンク元のアンカーテキスト・新規リンクと失ったリンクの追跡(直近30日ぶん)が可能で、競合トラッキングはプランに応じて5・10・15ドメインまで登録できます。取得できる被リンクは2,000行・5,000行・10,000行がプランごとの上限で、リンク履歴は3年ぶんです。ただしデータベースの規模は公表されていません。公式FAQは「複数の外部データプロバイダーの推定値を用いている」と説明しており、自社の被リンクインデックスの件数や更新頻度は公開されていません。またAPIは提供していないと明記されているため、社内のレポート基盤に自動連携させたい場合は別のツールを検討してください。データ量よりも「まず低コストで被リンクの現状把握と競合比較を始めたい」という段階に向いたツールです。

    提供会社NP Digital, LLC(日本拠点:NP Digital Japan/千葉市美浜区)
    チェックの目的自社管理・競合調査の両方(競合トラッキングはプラン別に5/10/15ドメイン)
    データベースの規模と精度公式FAQは「複数の外部データプロバイダーの推定値」と説明あり
    取得上限は2,000/5,000/10,000行、リンク履歴3年、新規・喪失リンクは30日ぶん
    分析できる指標の種類被リンク数/参照ドメイン/アンカーテキスト/新規・喪失リンク
    日本語対応とサポート体制日本語UIあり。サポートはメール(日本語窓口は公式に記載なし)
    他のSEOツールとの統合・連携性キーワード調査・順位追跡を同一ツールでカバー。APIは提供なしと公式に明記
    費用パーソナル ¥4,599/月(1ユーザー・1プロジェクト)
    ビジネス ¥7,699/月(2ユーザー・7プロジェクト)
    エンタープライズ ¥15,599/月。日本からは円建て表示
    1回限りの7日間無料トライアルあり

    SEO SpyGlass

    引用:SEO SpyGlass

    被リンク分析に特化し、無料版でも期間の制限なく使い続けられる専門ツールです。SEO PowerSuiteというデスクトップ製品群の1つとして提供されており、公式サイトによると6.5兆バックリンク・4億ドメインの自社インデックスを保有しています。

    独自指標のInLink Rankでリンク元の強さを、Penalty Riskで有害リンクの疑いを数値化できるほか、Bulk Analysisで一度に最大200ドメインをまとめて分析できます。被リンクの獲得・喪失の履歴、リンク元ページのHTTPステータス、否認(disavow)ファイルの生成にも対応しています。ブラウザで使うクラウド型ではなくパソコンにインストールして使うデスクトップ型で、料金も年額のみという点が他の11ツールと異なります。無料版は被リンク1,100本まで・リンクプロファイルの比較2サイトまでという上限つきですが期間の制限はなく、有料のProfessionalは年額$129(自社利用ライセンス)、受託業務で使うEnterpriseは年額$259です。公式に日本語サイトが用意されているため、導入前の情報収集もしやすいツールです。

    提供会社Techfusion LTD(キプロス/ブランド名 Link-Assistant.Com・製品スイート SEO PowerSuite)
    チェックの目的自社管理・競合調査の両方(任意ドメインを入力可。Bulk Analysisで最大200ドメインを一括分析)
    データベースの規模と精度6.5兆バックリンク・4億ドメインの自社インデックス。更新頻度は公式に記載なし
    分析できる指標の種類InLink Rank/Domain InLink Rank/Penalty Risk/Link Value/Domain Strength
    日本語対応とサポート体制公式日本語サイトあり
    他のSEOツールとの統合・連携性SEO PowerSuite(順位追跡・サイト監査等)の一部として提供。APIあり
    費用無料版(期間無制限・被リンク1,100本まで・比較2サイトまで)
    Professional $129/年(自社利用)
    Enterprise $259/年(受託用)
    ※4ツール同梱のSEO PowerSuiteバンドルはProfessional $349/年で、SEO SpyGlass単体の価格とは別

    【国産・コンサル連携型】の被リンクチェックツール

    国産・コンサル連携型の被リンクチェックツールは、公式サイトで被リンク分析機能が明記されているパスカルです。日本語での相談やSEOコンサルとの連携を重視する場合の選択肢になります。

    パスカル

    引用:パスカル

    検索上位30〜50位のサイトを統計的に分析し、被リンクを含む約50項目を1分で比較できる国産のSEO総合ツールです。日本語UIと日本語サポートが整っており、海外ツールの操作に不安がある担当者でも使いやすい環境が用意されています。

    被リンクに関して公式に用意されている分析シグナルは「被リンク数」「被リンク元ドメイン数」「はてなブックマーク数」で、上位サイトと自社の差を数値で把握する使い方に向いています。タグの設置や所有権の確認が不要なため、自社サイトだけでなく競合サイトも制限なく分析できるのが特徴です。ただし被リンク分析が使えるのはプロ・アナリストの2プランのみで、ライトプランは対象外(分析対象がコンテンツとタグに限られる)である点は注意してください。AI・LLM時代のGEO(生成エンジン最適化)に対応した機能も同じくプロ以上で提供されています。料金は公式サイトに金額の記載がなく要問い合わせで、最低契約期間は6か月、以降は1か月単位の自動更新です。導入前には土日祝を含まない4日間の無料体験があり、プロと同じフル機能を試せます。

    提供会社株式会社オロパス(北海道札幌市/設立2014年3月)
    チェックの目的自社管理・競合調査の両方。タグ設置・所有権確認が不要で、分析ドメインはプロ以上で無制限
    データベースの規模と精度公式に記載なし。検索上位30〜50位の競合サイトを対象に、被リンクを含む約50項目を統計分析
    分析できる指標の種類被リンク数/被リンク元ドメイン数/はてなブックマーク数(公式のSEOシグナル一覧に明記)
    日本語対応とサポート体制完全日本語。ライトはメール、プロ・アナリストは電話・メール+月最大12回の個別レッスン。プロ以上は3日間のオンボーディング付き
    他のSEOツールとの統合・連携性記事作成・リライト・サイト調査を同一ツールでカバー。GEO(生成エンジン最適化)機能はプロ以上
    費用要問い合わせ

    無料で試せる被リンクチェックツール

    有料ツールの導入前に「まず自社の被リンク状況を把握したい」という場合は、以下の無料ツールが手軽な出発点になります。競合の詳細分析や継続的なモニタリングには機能的な限界がありますが、初期確認ツールとして広く活用されています。

    Google Search Console

    引用:Google Search Console

    Googleが実際にクロールして認識している被リンクを、Google自身が無償で提供するツールです。ほかのツールが独自のクローラーで集めたデータを見せるのに対し、こちらはGoogleの認識そのものを確認できます。利用にはサイトの所有権の確認が必須で、確認できるのは自社サイトのみです。

    「リンク」レポートでは、被リンクを獲得しているページのURL一覧・リンク元のドメイン一覧・よく使われているアンカーテキストを確認でき、エクスポートにも対応しています。ただし公式ヘルプは、このレポートが「サイト上のすべてのリンクを網羅したものではありません」「内部リンクと外部リンクのサンプルが表示されます」と明記しています。さらに「リンクが nofollow としてマークされているかどうかは示されません」ともあるため、リンクの質を見極める用途には向きません。画面に表示されるのは最大1,000行、エクスポートは最大100,000行までです。競合サイトの調査には非対応なので、競合比較が目的の場合は有料ツールが必要になります。

    提供会社Google LLC
    チェックの目的自社管理のみ。 所有権の確認が必須で、他社サイトのURLを入力して調べることはできない
    データベースの規模と精度公式ヘルプに「すべてのリンクを網羅したものではありません」「内部リンクと外部リンクのサンプルが表示されます」「リンクがnofollowとしてマークされているかどうかは示されません」と明記
    分析できる指標の種類上位のリンクされているページ/上位のリンク元サイト/上位のリンク元テキスト(アンカーテキスト)/内部リンク
    日本語対応とサポート体制完全日本語。個別の有人サポートはなく、ヘルプセンターとヘルプコミュニティ(フォーラム)
    他のSEOツールとの統合・連携性Google検索の各レポートと同一画面で確認できる
    費用無料

    Bing Webmaster Tools

    引用:Bing Webmaster Tools

    MicrosoftがBing検索エンジン向けに無償提供しているサイト管理ツールです。Google Search Consoleと併用すれば、GoogleとBingそれぞれのクローラーが認識している被リンクを補完的に把握できます。Google Search Consoleに登録済みのサイトは、1回あたり100サイトまでまとめてインポートでき、所有権の確認もそのまま引き継げます。

    無料ツールでありながら、他社サイトとの比較ができるのがGoogle Search Consoleとの最大の違いです。公式機能「Backlinks to any site」で、自社サイトと他社サイト2件までの被リンクプロファイルを並べて比較でき、「自社と共通のドメインのみ」「自社にリンクしていないドメインのみ」で絞り込むこともできます(自社サイトの所有権確認は必要です)。レポートはDomains・Anchor texts・Pagesの3種類で、それぞれCSVで書き出せます。表示上限はドメイン1,500件(各ドメインにつき被リンク10,000本まで)、アンカーテキスト1,500件、ページ100,000URLです。なお公式ヘルプは「代表的なリンクのセットであり、完全な被リンクプロファイルではない」と明記しており、ヘルプドキュメントは英語のみで提供されています。

    提供会社Microsoft
    チェックの目的自社管理+他社サイト2件までの比較(公式機能「Backlinks to any site」)
    ただし自社サイトの所有権確認が前提
    データベースの規模と精度表示上限はドメイン1,500件(各10,000被リンク)、アンカーテキスト1,500件、ページ100,000URL
    分析できる指標の種類参照ページ数/参照ドメイン数/アンカーテキスト(Domains・Anchor texts・Pagesの3レポート、CSV出力可)
    日本語対応とサポート体制公式ヘルプは英語のみ
    他のSEOツールとの統合・連携性Google Search Consoleからサイトをインポートでき、所有権確認も自動で引き継げる(1回100サイトまで)
    費用無料(1アカウントあたりサイト登録上限1,000件)

    hanasakigani.jp

    引用:hanasakigani.jp

    登録もログインも不要で、URLを入力するだけで被リンクを確認できる国産の無料ツールです。札幌のSEO会社である株式会社ディーボが提供しています。自社サイトのURLを入れる「マイサイト被リンクチェック」と、対策キーワードと自社サイトURLを入れて検索上位サイトの被リンク数を並べる「競合サイト被リンクチェック」の2つに分かれています。

    取得できる情報は、被リンク元ページのタイトル・URL・アンカーテキスト・nofollowの有無・リンク元ページの外部リンク数(OBL)などで、独自の計算式によるリンクの重要度が一覧で表示されます。重要度をチェックできるのは1回あたり最大100件までで、表示件数は10件・30件・50件・70件・100件から選べます。似たページは自動的に除外されるため、素の被リンク総数とは数が一致しない点は理解しておきましょう。データベースの規模や更新頻度は公表されていないため、精密な分析には向きませんが、会員登録なしで今すぐ被リンクの当たりをつけたいときの入り口ツールとして使いやすい1本です。

    提供会社株式会社ディーボ(北海道札幌市/設立2005年6月)
    チェックの目的自社管理・競合調査の両方。会員登録・ログイン・タグ設置いずれも不要
    競合調査は「対策キーワード+自社サイトURL」を入力して上位サイトを並べる形式
    データベースの規模と精度重要度をチェックできるのは最大100件まで(表示件数は10/30/50/70/100件から選択)
    分析できる指標の種類独自計算式によるリンクの重要度/アンカーテキスト/nofollowの有無/リンク元ページの外部リンク数(OBL)
    日本語対応とサポート体制完全日本語
    他のSEOツールとの統合・連携性単体ツール。同社のSEO Packは別サービス
    費用無料

    LYNX

    引用:LYNX

    登録不要・完全無料で、自社サイトも競合サイトも被リンクを調べられる国産ツールです。札幌のリンクス・アンド・カンパニー・ジャパン合同会社が、自社サイト上で無償公開しています。Moz由来の権威性指標であるDA(ドメインオーソリティ)もあわせて確認できる点が特徴です。

    URLを入力するだけで、被リンクの総数・参照ドメイン数・トップページへのリンク数・nofollowの内訳が表示され、被リンク元ページのタイトルとURL、アンカーテキスト、DAを一覧で確認できます。ただし公式サイトは「他社提供ツールとデータソースが異なるため、他のツールで検出されている被リンクが本ツールでは検出されない場合があります」と注記しています。1本のツールの結果を鵜呑みにせず、他ツールと突き合わせる前提で使うのが安全です。同じサイト上に検索順位分析・競合サイト分析・DAチェッカー・PAチェッカーなどの無料ツールが揃っているため、被リンク以外の確認もまとめて済ませられます。有料プランは公式に用意されていません。

    提供会社リンクス・アンド・カンパニー・ジャパン合同会社(北海道札幌市/設立2016年11月)
    チェックの目的自社管理・競合調査の両方。登録不要・タグ設置不要で、任意ドメインを入力するだけ
    データベースの規模と精度要問い合わせ
    分析できる指標の種類被リンク総数/参照ドメイン/トップページへのリンク/nofollow/DA(ドメインオーソリティ)
    日本語対応とサポート体制完全日本語
    他のSEOツールとの統合・連携性同社サイト上の無料ツール群(検索順位分析・競合サイト分析・DAチェッカー・PAチェッカー等)と併用できる
    費用無料

    被リンクチェックツールに関するよくある質問

    被リンクチェックツールを選ぶ際に多くの方が抱く疑問をまとめました。

    Q. 被リンクを調べる方法(無料)は?

    最も手軽なのはGoogle Search Console(自社サイトの「リンク」レポート)です。競合や他サイトも含めて手軽に調べたい場合は、LYNXやhanasakigani.jpなどの無料ツールにURLを入力すれば被リンク元・アンカーテキストを確認できます。まずこの無料の組み合わせで現状を把握するのがおすすめです。

    Q. Googleで被リンクをチェックするには?

    Google Search Consoleに自社サイトを登録し、左メニューの「リンク」→「外部リンク」を開くと、被リンクの多いページ・リンク元サイト・アンカーテキストを確認できます。Googleが実際に認識しているデータなので、自社サイトの被リンク把握では最も信頼できます。ただし競合サイトの被リンクは確認できません。

    Q. 競合サイトの被リンクは調べられますか?

    Google Search Consoleは所有権を確認した自社サイトしか見られません。Bing Webmaster Toolsは自社サイトの登録が前提ですが、「Backlinks to any site」機能で他社サイト2件までを自社と比較できます。登録なしで競合サイトを調べたい場合は、hanasakigani.jp・LYNXといった国産の無料ツールが使えます。競合の被リンクを本格的に分析するなら、Ahrefs・Semrush・Majestic・Ubersuggest・SEO SpyGlassなどの有料ツールが選択肢です(このうち無料で試せる範囲があるのはAhrefs・Ubersuggest・SEO SpyGlassで、Majesticは有料プランのみです)。競合がどこからリンクを獲得しているかは、自社の被リンク獲得戦略のヒントになります。

    Q. 無料のSEOチェッカーだけで足りますか?

    自社サイトの被リンク把握や初期確認なら無料ツールで十分です。ただし、競合の詳細な被リンク分析、有害リンクの否認、被リンクの継続モニタリングまで行う場合は、データ量・機能の面で有料ツールが必要になります。まず無料で始め、必要に応じて有料を検討しましょう。

    Q. スパム(有害)リンクを受けている場合はどうすればいい?

    まずAhrefsやSemrush、MozのSpam Scoreなどで有害リンクを特定します。悪質なリンクが多く、Googleから手動による対策を受けるおそれがある場合は、リンクの否認(Disavow)ツールで否認申請を行います。このツールはSearch Consoleの管理画面メニューには表示されず、専用ページ(search.google.com/search-console/disavow-links)から利用します。SemrushのBacklink Auditは否認リストの自動生成に対応しており、作業を効率化できます。なおGoogleは、rel=”nofollow”やrel=”sponsored”で修飾されたリンクはスパムポリシー違反にはならないとしています。むやみに否認する前に、まずリンク元の素性を確認してください。

    Q. リンク切れをチェックするツールはありますか?

    Ahrefs・Semrush・SE Rankingなどの総合SEOツールには、被リンクのリンク切れ(リンク元が消えた、リンク先が404など)を検出する機能があります。獲得済みの被リンクが切れていないかを定期的に確認することで、SEO評価の損失を防げます。

    Q. DR・DA・TrustFlowはどう違いますか?

    いずれもリンク元・ドメインの「権威性」を数値化した指標ですが、算出元が異なります。DRはAhrefs、DA/PAはMoz、TrustFlow/CitationFlowはMajesticの独自指標です。ツールをまたぐと数値が変わるため、比較する際は同じツールの指標で見るのが基本です。

    まとめ

    被リンクチェックツールは、自社サイトのリンク状況把握から競合調査・有害リンク否認まで、SEO施策のさまざまなフェーズで活用できます。まずは「何のために被リンクをチェックするのか」の目的を明確にすることが、ツール選びの出発点です。

    無料で現状を把握するならGoogle Search Console+無料ツール、競合の本格分析や有害リンク管理まで行うなら中価格帯の総合ツール、日本語サポートや改善施策の伴走まで求めるなら国産・コンサル連携型が候補になります。まだ診断ツールを試していない方は「選び方」セクションの診断ツールから自社に合ったタイプを確認してみてください。

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