シフト管理ができる勤怠管理システム14選比較。費用相場からタイプ別の選び方まで

「シフトの希望集めと作成に、毎月まる二日かかっている」
「シフトはシフト表、勤怠はタイムカードでバラバラ。集計のたびに転記している」
「夜勤や変形労働があって、汎用ツールだと労働時間の管理が追いつかない」

シフト勤務のある現場では、こうした悩みがつきものです。これらをまとめて解決できるのが、シフト管理機能を備えた勤怠管理システムです。計画(シフト)と実績(勤怠)を1つのシステムに集約すれば、作成・集計・給与連携までが一気通貫になります。

本記事では、シフト管理ができる勤怠管理システムを、働き方・業種ごとに3つのタイプへ分類して計14サービスを紹介します。あわせて、混同しやすい「シフト管理と勤怠管理の違い」、失敗しない比較ポイント、そして7つの質問で自社に合うタイプがわかる診断ツールもご用意しました。

シフト管理と勤怠管理の違いとは?

「シフト管理」と「勤怠管理」は似た言葉ですが、対象としている情報が異なります。ひとことで言えば、シフト管理は「これからの予定(計画)」、勤怠管理は「実際に働いた記録(実績)」を扱う仕組みです。

シフト管理は「誰が・いつ・どこで働くか」を事前に計画・調整する業務です。希望シフトの収集、シフトの作成、確定したシフトの共有・変更などが中心で、飲食・小売のように日々の勤務体制が流動的な現場で特に重視されます。

一方の勤怠管理は、実際の出退勤を打刻・記録し、労働時間を正確に集計する業務です。残業や休暇の管理、給与計算ソフトとの連携など、労務全体をカバーします。

近年は、この2つを統合した「シフト管理機能付きの勤怠管理システム」が主流になりつつあります。計画と実績を同じシステムで扱えるため、予定どおりに働けたか(予実差異)や概算人件費をリアルタイムで把握でき、転記ミスや二重管理がなくなる点が大きな利点です。

シフト管理機能が必須でなく、勤怠管理そのものの全体像を先に知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

関連記事:勤怠管理システムおすすめ17選比較。導入費用や課題別の選び方を解説

シフト管理ができる勤怠管理システムでできること

シフト管理機能付きの勤怠管理システムでは、シフトの募集から提出・作成・共有、そして勤怠実績との突き合わせまでを1つの画面で完結できます。代表的な機能は以下のとおりです。

シフトパターン登録・自動作成「早番」「遅番」などの勤務パターンを登録。時間帯別の必要人数やスキルを設定し、シフト案を自動作成。
希望シフト収集メール・アプリ・LINEで提出依頼を送付。希望の申請・提出状況の確認・未提出者への督促まで対応。
シフト共有・変更確定シフトをWeb・アプリで共有。変更や代理出勤の依頼もシステム上で完結。
予実・人件費管理計画シフトと勤怠実績の差異、概算人件費をリアルタイムで把握。
他店舗へのヘルプ依頼欠員時に他店舗へ応援を依頼。拠点間の人員調整と勤怠を一元管理。
アラート・法令対応法定労働時間の超過や人員過不足を自動検知して通知。36協定の遵守を支援。

シフト管理ができる勤怠管理システムを導入するメリット

最大のメリットは、シフト作成と勤怠集計の二重管理がなくなることです。手書きやExcelで作っていたシフト表が不要になり、希望収集から共有までが自動化されるため、毎月のシフト業務にかかる時間を大幅に削減できます。

人件費の最適化にもつながります。シフトを立てた段階で概算人件費や必要人員の過不足が見えるため、過剰配置や急な欠員による機会損失を抑えられます。

従業員側の利便性も見逃せません。スマホやLINEからシフトの提出・確認ができれば、提出漏れが減り、現場の納得感や定着率の向上にも寄与します。

シフト管理ができる勤怠管理システムの費用相場

クラウド型の勤怠管理システムは、従業員1人あたりの月額課金が主流です。シフト管理機能の有無や、給与計算・労務までの連携範囲によって価格帯が変わります。

料金タイプ相場概要
ユーザー課金型月額200〜500円/名勤怠+シフトの基本機能。中小〜中堅で最も一般的。
店舗・定額型月額2,000円〜/店舗小規模店舗向け。10名前後までを定額で利用。
業種特化・大規模型月額数万円〜+初期費用医療・介護・派遣など複雑な勤務形態や多店舗向け。

費用が変動する主な要因は次の3つです。

1. 利用する機能の範囲

勤怠打刻のみか、シフト作成・給与計算・労務まで含めるかで料金が変わります。ジョブカンのように機能ごとに加算される従量制を採るサービスもあり、必要な機能だけを選べば費用を抑えられます。

2. 自動作成・最適化AIの有無

スキルや労働条件を踏まえてシフトを自動最適化するAI機能を備えたサービスは、相応に高価格になる傾向があります。シフト作成の工数が大きい現場ほど投資対効果が見込めます。

3. 対象規模と業種特化度

数千名規模や、医療・介護・派遣など業界特有の勤務形態に対応するシステムは、初期費用や個別見積もりが発生するケースが多くなります。

給与計算まで外部に任せたい場合は、システム導入と並行して以下も検討の余地があります。

関連記事:給与計算アウトソーシング20選比較。規模別費用相場から4タイプの選び方まで解説

失敗しない5つの比較ポイント

シフト管理ができる勤怠管理システムは、どれも同じではありません。自社の業種・規模・勤務形態によって最適解が変わります。選定時に確認すべきポイントは次の5つです。

  • シフト作成の自動化レベル
  • 勤怠管理・給与計算との連携範囲
  • 自社の勤務形態・業種への適合性
  • スタッフの使いやすさ(打刻・シフト提出)
  • 料金体系と対象規模

シフト作成の自動化レベル

まず「どこまで自動化したいか」を明確にすることが重要です。希望シフトの収集だけを効率化したいのか、スキルや必要人数を踏まえてシフト案そのものを自動生成したいのかで、選ぶべきサービスが変わります。毎月のシフト作成に長時間かかっている現場ほど、自動作成・最適化AIの有無が効いてきます。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 勤務パターンや時間帯別の必要人数を登録できるか
  • スキル・資格・希望休を考慮した自動作成ができるか
  • 作成したシフトをCSV・Excelで入出力できるか

勤怠管理・給与計算との連携範囲

シフト作成だけでなく、勤怠集計・給与計算・労務管理までを一元化できるかも大きな分かれ目です。シフトと勤怠実績が同じシステムにあれば、予実差異や概算人件費が自動で見え、給与計算への連携で転記ミスも防げます。バックオフィス全体の効率化を狙うなら、連携範囲の広いサービスが有利です。

自社の勤務形態・業種への適合性

夜勤・交代制・変形労働時間制・フレックスなど、勤務形態が複雑なほど汎用ツールでは管理しきれません。1日複数勤務や宿直、外国人留学生の就労時間規制など、自社特有のルールに対応できるかを必ず確認しましょう。法定労働時間を超えそうなときにアラートを出す機能があれば、36協定の遵守と労務リスクの低減につながります。

スタッフの使いやすさ(打刻・シフト提出)

現場のスタッフが日常的に使うため、提出・確認のしやすさは定着を左右します。パート・アルバイトが多い現場では、スマホアプリやLINEから手軽に希望提出・シフト確認ができることが重要です。一方、本社中心であれば、PC打刻や申請ワークフローの整備しやすさを重視するとよいでしょう。

料金体系と対象規模

料金はユーザー課金型・店舗定額型・大規模向けに大別されます。小規模店舗なら定額型、中堅企業ならユーザー課金型、数千名規模や業種特化が必要なら個別見積もり型が適しています。機能を絞れば月額を抑えられるサービスもあるため、必要な機能と規模に対して過不足のないプランを選びましょう。

シフト管理ができる勤怠管理システムの選び方

シフト管理ができる勤怠管理システムは、自社の働き方や業種によって最適なものが大きく変わります。ここでは3つのタイプに分類し、特徴と向いている企業を紹介します。

  1. オフィス・多様な雇用形態型 | 勤怠・給与・労務まで一元化したい場合
  2. 店舗・多店舗の現場型 | 毎月のシフト作成・希望収集の負担を減らしたい場合
  3. 医療・介護・専門業種型 | 夜勤・交代制・変形労働など複雑な勤務形態に対応したい場合

まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

無料・30秒診断

自社に合うシフト管理対応・勤怠管理システム タイプ診断

7つの質問に答えるだけで、自社に最適な依頼タイプと該当システムがわかります。

Q1 / 7

① オフィス・多様な雇用形態型(勤怠・給与・労務まで一元化したい場合)

本社やバックオフィスを中心に、正社員に加えてパート・契約社員など多様な雇用形態が混在する企業に向いたタイプです。シフト機能は持ちつつも、強みは勤怠集計・給与計算・労務管理までの一元化にあります。

汎用性が高く、ほとんどの業種で標準的に使える「定番」の勤怠管理システムが多いのも特徴です。打刻方法も豊富で、テレワークや多拠点にも柔軟に対応できます。

このタイプへの導入に向いている企業は以下になります。

  • 勤怠・シフト・給与・労務をできるだけ1つにまとめたい
  • 正社員中心で、一部にシフト勤務や時短勤務が混在する
  • まずは実績豊富で外れの少ない定番から選びたい

このタイプのシステムを見る ⇩

② 店舗・多店舗の現場型(毎月のシフト作成・希望収集の負担を減らしたい場合)

飲食・小売・サービス業など、多数のパート・アルバイトが流動的に働く現場に向いたタイプです。希望シフトの収集、自動作成、店舗間のヘルプ調整など、現場運用に直結する機能が充実しています。

スマホアプリやLINEでの提出・確認に対応するサービスが多く、提出漏れの防止や、店長の作成負担の軽減に効果を発揮します。多店舗をまたいだ人員調整がしやすい点も魅力です。

このタイプへの導入に向いている企業は以下になります。

  • 毎月のシフト希望の収集・督促に手間がかかっている
  • 複数店舗で人員を融通し合いたい
  • スタッフがスマホやLINEで手軽に使えることを重視したい

このタイプのシステムを見る ⇩

③ 医療・介護・専門業種型(夜勤・交代制・変形労働など複雑な勤務形態に対応したい場合)

医療・介護・保育・派遣など、夜勤や交代制、変形労働時間制、職員配置基準といった業界特有のルールが絡む現場に向いたタイプです。汎用ツールでは管理しきれない複雑な勤務形態を、業界に特化した設定でカバーします。

最適化AIによる自動作成や、業界帳票の出力、案件別の人材アサインなど、専門性の高い機能を備えるサービスが中心です。

このタイプへの導入に向いている企業は以下になります。

  • 夜勤・宿直・1日複数勤務など複雑な勤務パターンがある
  • 職員配置基準や業界特有の帳票に対応する必要がある
  • 法令遵守を前提に精緻なシフト・労務管理をしたい

このタイプのシステムを見る ⇩

おすすめのシフト管理ができる勤怠管理システム一覧比較表

以下は、本記事で紹介するシフト管理ができる勤怠管理システムの一覧比較表です。

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
ジョブカン勤怠管理
月額200円〜/名
オフィス・多様な雇用形態型
導入実績10万社超。必要機能だけ選べる従量制
KING OF TIME
月額300円/名
オフィス・多様な雇用形態型
導入7万社超。夜勤シフトや自動作成補助に強い
ジンジャー勤怠
月額300円〜/名
オフィス・多様な雇用形態型
累計1.8万社。シフトパターンを無制限に設定可
freee勤怠管理Plus
月額300円〜/名
オフィス・多様な雇用形態型
希望収集〜予実・人件費まで一元化
マネーフォワード クラウド勤怠Plus
要問い合わせ
オフィス・多様な雇用形態型
中堅〜大企業向け。複雑な就業ルールに対応
スマレジ・タイムカード
月額2,200円/10名〜
店舗・多店舗の現場型
POS連携で繁閑に応じたシフト作成が可能
Airシフト
月額330円/名
店舗・多店舗の現場型
利用開始月と翌月は無料。アプリで希望提出
らくしふ
要問い合わせ
店舗・多店舗の現場型
LINEで希望収集・督促を自動化。累計2.5万事業所
はたLuck
要問い合わせ
店舗・多店舗の現場型
店舗運営機能が豊富。希望を自動でシフトに反映
アールシフト
要問い合わせ
店舗・多店舗の現場型
導入1万店舗超/利用30万人。大手小売7年連続No.1
勤務シフト作成お助けマン
月額6,000円〜
医療・介護・専門業種型
最適化AIで複雑条件を自動作成。医療介護に実績
Olude
要問い合わせ
医療・介護・専門業種型
医療業界特化。宿直・応援勤務・様式9に対応
ルクミーシフト管理
要問い合わせ
医療・介護・専門業種型
保育園向け。職員配置基準を厳守した自動入力
プロキャス
月額30,000円〜
医療・介護・専門業種型
短期派遣特化。案件別のスタッフ配置に対応

【オフィス・多様な雇用形態型】のシフト管理ができる勤怠管理システム

勤怠・給与・労務までを一元化できる、汎用性の高い勤怠管理システムを紹介します。

ジョブカン勤怠管理(株式会社DONUTS)

引用:ジョブカン勤怠管理

シンプルな操作性と、必要機能だけを選べる柔軟さが特徴のクラウド勤怠管理システムです。出勤管理・シフト管理・休暇申請・工数管理の4機能から必要なものを組み合わせられ、導入実績は10万社を超えます。

自動シフト作成機能を備え、「早番」「遅番」などの勤務パターンや時間帯別の必要人数を設定できます。作成したシフトはCSV・Excelで公開できるほか、直近7日分のシフトをLINEから確認できるため、現場スタッフの負担も軽減できます。変形労働制・フレックス・裁量労働制など多様な勤務形態に対応している点も安心です。

シフト作成機能自動作成・勤務パターン登録・LINE確認に対応
勤怠・給与連携ジョブカン給与計算など同シリーズと幅広く連携
対応業種・規模全業種・全規模(導入実績10万社超)
料金目安初期費用無料/月額200円〜/名(機能ごとに加算)

KING OF TIME(株式会社ヒューマンテクノロジーズ)

引用:KING OF TIME

勤怠管理シェア上位の定番システムで、シフト作成補助の精度に定評があります。導入企業は7万社を超え、20年以上の運用で蓄積した機能と手厚いサポートが強みです。

時間帯別の必要人数や従業員の業務習熟度を加味して、シフト案を自動作成できます。18歳未満の勤務時間制限や提出された休み希望も自動反映でき、夜勤を組み合わせた独自の勤務パターンにも対応。シフトを立てた段階で勤務実績との差異や概算人件費を確認できるため、適正な労働時間・人件費管理に役立ちます。給与計算や年末調整までカバーします。

シフト作成機能習熟度・必要人数を考慮した自動作成補助
勤怠・給与連携人事労務・給与計算・年末調整まで対応
対応業種・規模全業種・全規模(導入7万社超)
料金目安初期費用無料/月額300円/名

ジンジャー勤怠(jinjer株式会社)

引用:ジンジャー勤怠

シフトパターンを無制限に設定でき、複数の勤務形態が混在する組織に強い勤怠管理システムです。シリーズ累計の登録社数は1.8万社を超えます。

事業所ごとにシフトが異なる、日勤・準夜勤・夜勤が複数あるといった場合でも、登録したパターンに基づいてシフト作成を効率化できます。役割・職種ごとの必要人数を設定しておくと、シフト作成時に人員の過不足を自動表示。スマホアプリからシフトや休暇希望の提出・確認ができ、提出漏れの防止にも有用です。

シフト作成機能シフトパターン無制限・過不足の自動表示
勤怠・給与連携ジンジャー人事労務・給与など同シリーズと連携
対応業種・規模全業種・全規模(累計1.8万社)
料金目安月額300円〜/名(最低10名・初期費用は要問い合わせ)

freee勤怠管理Plus(フリー株式会社)

引用:freee勤怠管理Plus

希望シフトの収集から作成・予実・人件費管理までを一元化できるクラウド勤怠管理システムです。紙やExcelからの移行をスムーズに進められる操作性が魅力です。

従業員の雇用形態や所属ごとにシフトパターンを割り当てられるため、繁忙期や人員配置の最適化に役立ちます。シフト提出依頼やリマインドを自動化でき、人員不足時には追加シフト募集メールの一括送信も可能。勤務予定と実績の差異抽出や概算人件費の表示にも対応し、コスト管理と労働時間管理を同時に実現します。

シフト作成機能希望収集・リマインド自動化・予実管理
勤怠・給与連携freee人事労務・給与計算とシームレスに連携
対応業種・規模全業種・全規模
料金目安初期費用無料/月額300円〜/名

マネーフォワード クラウド勤怠Plus(株式会社マネーフォワード)

引用:マネーフォワード クラウド勤怠Plus

複雑な就業ルールに対応する、中堅〜大企業向けの勤怠管理システムです。顔認証やPCログイン連動など客観性の高い打刻方法を備えています。

多数の勤務パターンを一括で作成でき、イレギュラーな勤務時間の登録も直感的に行えます。「早番」「遅番」などの勤務パターンと「平日」「休日」などの勤怠区分を従業員ごとに設定することで、シフト振り分けを効率化。資格などを考慮した高度なシフト設定にも対応し、シフト画面で修正した内容は勤怠集計に即時反映されます。

シフト作成機能勤務パターン一括作成・資格考慮の高度設定
勤怠・給与連携マネーフォワード クラウドシリーズと一元連携
対応業種・規模中堅〜大企業/複雑な就業ルール
料金目安要問い合わせ

【店舗・多店舗の現場型】のシフト管理ができる勤怠管理システム

飲食・小売など、現場のシフト運用を効率化する勤怠・シフト管理システムを紹介します。

スマレジ・タイムカード(株式会社スマレジ)

引用:スマレジ・タイムカード

POS連携で売上を踏まえたシフト作成ができる、多店舗向けのシステムです。飲食店チェーンや小売店など複数店舗を展開する企業に適しています。

クラウド型POS「スマレジ」と連携すれば、前年・前月の売上や来店数を踏まえて、繁忙期・閑散期に合わせたシフトを作成できます。朝番・昼番・遅番の出退勤時間と休憩を設定しておけば、店舗を選んで希望を取り込むだけで作成が進む、シンプルな操作性も魅力。外国人留学生の就労時間規制に合わせたアラートにも対応します。

シフト作成機能POS売上連携・繁閑に応じたシフト作成
勤怠・給与連携勤怠打刻・集計に対応、給与ソフト連携も可
対応業種・規模飲食・小売など多店舗
料金目安月額2,200円/10名〜(11名以上は350円/名)

Airシフト(株式会社リクルート)

引用:Airシフト

シフト表作成からスタッフとのやり取りまでを効率化する、小規模店舗向けのシフト管理サービスです。タイムカード打刻による勤怠管理も行えます。

従業員はスマホアプリ「Airシフト アプリ」から希望シフトを提出でき、提出忘れには自動でリマインドが届きます。チャット機能でシフトの相談や連絡もアプリ内で完結。利用開始月と翌月は無料で試せるため、初めてシステムを導入する店舗でも始めやすい点が魅力です。

シフト作成機能アプリで希望提出・自動リマインド・チャット
勤怠・給与連携タイムカード打刻による勤怠管理に対応
対応業種・規模小〜中規模の店舗
料金目安月額330円/名(利用開始月と翌月は無料)

らくしふ(株式会社クロスビット)

引用:らくしふ

LINEを活用したシフト管理で、希望収集の手間を大きく減らせるのが特徴のサービスです。

スタッフは使い慣れたLINEから、場所を問わずシフト希望を提出できます。未提出者への督促はシステムが自動で行うため、店長が個別に声をかける必要がありません。集まった希望はシフト作成画面に自動で反映され、作成・共有までをスムーズに進められます。新しいアプリを覚える負担が少なく、現場への定着がしやすい点も強みです。

シフト作成機能LINEで希望収集・自動督促・希望の自動反映
勤怠・給与連携勤怠管理システムとの連携に対応
対応業種・規模飲食・小売など店舗
料金目安要問い合わせ

はたLuck(株式会社HataLuck and Person)

引用:はたLuck

店舗運営に必要な機能をまとめた、現場向けのサービスです。シフト管理に加えて、連絡・情報共有・教育などの店舗オペレーションを支援します。

シフト確定までに必要なステップが1つのツールで完結し、提出された希望は自動でシフト作成画面に反映されます。スタッフへの連絡や店舗マニュアルの共有もアプリ内で行えるため、シフト管理だけでなく店舗運営全体の効率化につながります。

シフト作成機能希望の自動反映・ステップを集約した作成
勤怠・給与連携打刻・勤怠管理機能を搭載
対応業種・規模飲食・小売・サービスの多店舗
料金目安要問い合わせ

アールシフト(オーエムネットワーク株式会社)

引用:アールシフト

AIによる自動作成と店舗間のヘルプ調整に強い、多店舗・大規模向けのシフト管理システムです。導入は1万店舗を超え、利用者は30万人以上。大手小売業の導入企業数で7年連続No.1の実績を持ちます。

スタッフのスキルや経験年数を踏まえた作業割り当てができ、設定した条件に沿ってAIが最短1分でシフトを自動作成します。他店舗の不足人員や余剰人員を確認できるため、店舗間でのヘルプ調整がしやすく、チェーン全体での人員最適化に役立ちます。標準機能が豊富で、複雑なシフト運用にも応えます。

シフト作成機能スキル考慮のAI自動作成・店舗間ヘルプ調整
勤怠・給与連携勤怠管理・給与計算との連携に対応
対応業種・規模多店舗チェーン・大規模(導入1万店舗超/30万人)
料金目安要問い合わせ

【医療・介護・専門業種型】のシフト管理ができる勤怠管理システム

業界特有の勤務形態や帳票に対応する、専門業種向けのシステムを紹介します。

勤務シフト作成お助けマン(鉄道情報システム株式会社/JRシステム)

引用:勤務シフト作成お助けマン

最適化AIで複雑な勤務条件を自動作成できる、医療・介護に実績豊富なシフト管理クラウドです。正社員中心の「Day」と、パート・アルバイト中心の「Time」の2サービスを提供しています。

設定した条件をすべて満たせない場合でも最後まで自動でシフトを作成し、満たせなかった条件はアラートで通知します。介護・医療業界の多様な勤務形態に細かく対応でき、夜勤や交代制を含む複雑なシフト作成を効率化。低価格から始められる料金体系も魅力です。

シフト作成機能最適化AIによる自動作成・条件アラート
勤怠・給与連携勤怠管理システムとの連携に対応
対応業種・規模医療・介護・コールセンターなど
料金目安月額6,000円〜(Time・1〜20名)

Olude(株式会社東計電算)

引用:Olude

医療業界特有のシフト形態に対応する、病院・クリニック向けの勤怠管理システムです。シフト・打刻・勤怠をワンパッケージで管理できます。

1日複数勤務や宿直、応援勤務など、医療業界特有の働き方に即した勤務パターンを登録し、2クリックでシフトを作成可能。夜勤手当のように勤務データで変動する手当の回数を自動集計できるほか、申し送り時間を含めた「様式9」用の勤務データも出力できます。電子カルテなど外部システムとの連携にも対応します。

シフト作成機能医療特有の勤務パターン登録・2クリック作成
勤怠・給与連携夜勤手当の自動集計・様式9データ出力
対応業種・規模医療業界(病院・クリニック)
料金目安要問い合わせ

ルクミーシフト管理(ユニファ株式会社)

引用:ルクミーシフト管理

保育園・幼稚園向けに、職員配置基準を厳守したシフト作成ができるサービスです。保育ICTサービス「ルクミー」に含まれます。

国の職員配置基準を守りながら、園独自の配置基準も設定できます。非常勤職員の出勤曜日や各職員の休暇希望を設定すると、過去のシフト実績をもとに自動で素案を作成。早番・遅番が特定の職員に偏らないよう考慮されたシフトが組めます。作成したシフトは印刷やCSV出力で配布できます。

シフト作成機能配置基準を厳守した自動素案作成
勤怠・給与連携ルクミーの勤怠・労務サービスと連携
対応業種・規模保育園・幼稚園・こども園
料金目安要問い合わせ

プロキャス(株式会社PROCAN)

引用:プロキャス

短期派遣業向けに特化した、スマホアプリ連動型のスタッフ管理システムです。警備・イベント・建設・訪問介護など、業界に合った機能構成でシフト・勤怠・労務に一括対応します。

スタッフがアプリで申告したシフトを自動集約し、管理者はスキルや稼働実績などの条件で候補者を絞り込んで案件に配置できます。人員不足時はアプリから追加募集や個別打診が可能。打刻データを用いた案件別の給与計算自動化や、労働条件通知書・法定三帳簿の作成にも対応し、業界特有の複雑な労務管理を効率化します。

シフト作成機能案件別の候補者絞り込み・アプリ追加募集
勤怠・給与連携案件別の給与計算自動化・法定三帳簿作成
対応業種・規模短期派遣(警備・イベント・建設・訪問介護)
料金目安月額30,000円〜/初期費用10万円〜

よくある質問

Q. シフト管理システムと勤怠管理システムは何が違いますか?

シフト管理は「これからの勤務予定(計画)」を作る仕組み、勤怠管理は「実際に働いた記録(実績)」を集計する仕組みです。両方を備えた「シフト管理機能付きの勤怠管理システム」なら、計画と実績の差異や人件費を1つの画面で把握でき、二重管理がなくなります。

Q. 無料で使えるシフト管理対応の勤怠管理システムはありますか?

無料プランや無料トライアルを用意するサービスがあります。ジョブカン勤怠管理は基本プランを無料で使える範囲があり、Airシフトは利用開始月と翌月が無料です。まずは無料期間で操作性を確かめることをおすすめします。

Q. Excelでのシフト管理と比べて何が良いのですか?

希望収集・督促・共有が自動化され、勤怠実績との突き合わせや概算人件費の算出も自動で行えます。手作業による転記ミスや、修正のたびの再共有といった手間がなくなる点が大きな違いです。

Q. 夜勤や変形労働時間制にも対応できますか?

KING OF TIMEやジンジャー勤怠は夜勤を含む複雑な勤務パターンに対応し、医療・介護に特化したOludeや勤務シフト作成お助けマンは、宿直や交代制など業界特有の勤務形態に細かく対応できます。

まとめ

本記事では、シフト管理ができる勤怠管理システムを、働き方・業種別に3つのタイプへ分類して紹介しました。

オフィス中心で勤怠・給与・労務まで一元化したいなら「オフィス・多様な雇用形態型」、飲食・小売など現場のシフト負担を減らしたいなら「店舗・多店舗の現場型」、夜勤や交代制など複雑な勤務形態があるなら「医療・介護・専門業種型」が起点になります。

まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。

なお、勤怠だけでなく入退社手続きや社会保険まわりまで含めて効率化したい場合は、労務管理システムの併用も検討に値します。

関連記事:労務管理システムおすすめ16選比較。費用相場から課題別の選び方まで解説

本記事が、自社に最適なシフト管理対応の勤怠管理システムを選ぶ一助になれば幸いです。

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