会社紹介資料の作り方!営業 / 採用向け別々に構成を解説 | Cone-os ナレッジ

会社紹介資料の作り方!営業 / 採用向け別々に構成を解説

代表 / マーケター / デザイナー 佐藤 立樹
会社紹介資料の作り方

会社紹介資料は「会社のことを理解してもらう」内容のため、広い用途で使われます。

今回は「営業」と「採用」の2つの用途別に作り方を解説していきます。とりあえず会社紹介資料を作ろうとお考えの方は、当記事を見ていただけると幸いです。

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会社紹介資料を作る目的は2つ

会社の理解を深めてもらうために使われるのが会社紹介資料ですが、一般的には、以下の2つの目的で使用されます。

  • 採用のためのPR
  • 初回商談用の営業資料

採用のためのPR

採用候補者に対して自社をアピールするための資料として使います。このように採用向けに特化した会社紹介資料は「採用ピッチ資料」と呼ばれますね。

具体的には、資料をWeb上に公開して認知拡大に繋げたり、採用候補者に資料を送付してスクリーニングを行う目的で使われることが多いです。

採用ピッチ資料の作り方やメリット、活用方法などを知りたい方は、以下の記事で紹介しておりますので、こちらをご覧ください。

初回商談の資料

アウトバウンド営業や紹介営業の初回商談時に使用します。今回はこちらの内容がメインになります。

初回商談を行う際は、どの自社サービスが相手に刺さるか分かりません。営業された側は、自社を深く認知していないため、「サービスA」を提案したけど、実は「サービスB」に興味があるといったことが起こりえるわけです。

この時、会社紹介資料が分かりにくいと、相手の記憶に残りにくいため、後で見る気にならなくなる可能性があります。資料を作り込めば、先方の社内で共有された際にも印象に残すことができ、次の商談機会を創出できる可能性をより高めることができます。

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会社紹介資料の作り方・構成

それでは実際に会社紹介資料の具体的な構成についてご紹介します。今回は初回商談の営業ツールとして使う目的の内容になっております。

  1. 表紙
  2. 会社概要
  3. MVVの提示
  4. 事業概要
  5. 事業紹介
  6. 各事業の詳細説明
  7. 各事業の強み
  8. 各事業の実績
  9. 会社の想い
  10. 問い合わせ先

1. 表紙

どんな内容を伝える資料なのか、を表紙で伝えます。

効果的な表紙の作成方法は以下の記事で解説しているので、参考にしてください。

2. 会社概要

冒頭で「どんな会社なのか?」を知ってもらうために、会社の基本情報を示します。

3. MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の提示

「どんな想いを持っている会社なのか?」を伝えるためにMVVを提示します。

叶えたい世界観や想いに共感してもらうことができれば、興味を持ってもらいやすいので、冒頭部分の中で一番重要なページとなります。

バリューは社内向けのメッセージの場合が多いため、ビジョンもしくはミッションを示すことが多いです。背景に静止画を挿入することでインパクトを残すことが出来ます。

4. 事業概要

ビジョンやミッションに基づいた、事業展開を紹介します。

事業の詳細は次項以降で説明を行うため、事業についての理解を促進するために事業領域などの概要を示しましょう。

5. 事業紹介

前項の事業概要に基づいて、展開しているサービスや事業の紹介を行います。

6. 各事業の詳細説明

「具体的にどんな内容のサービス・事業を展開しているのか?」を示すために、各事業の詳細説明を行います。

ここから具体の話に入ることで理解促進を行います。

7. 各事業の強み

前項で説明したサービス・事業の強みの説明を行います。

日々、様々な企業やサービスの話を聞いている担当者に印象を残すために、強みやユニークな点を示し、他社との違いを明確に伝えましょう。

8. 各事業の実績

強みを示した後は、実績の説明を行います。

BtoB企業の場合、企業としての信頼性は検討にあたっての重要な要素となりえます。どれだけの企業から選ばれているのか、支援しているのかを明確に示しましょう。

サービスの場合は導入企業数や導入企業ロゴの羅列、制作系の場合は企業名に加えて実際の成果物を交えて提示することで信頼性を高めることができます。

9. 会社の想い

事業についての理解を深めた後は、定性的な想いを伝えます。

叶えたい世界観や目指している姿を定性的に訴えることで、共感を生み出すことができ、印象に残りやすくなります。

10. 問い合わせ先

商談のゴールは「受注すること」「導入してもらうこと」です。

会社紹介資料を作り込んで、相手の印象に残ったとしても、連絡がこなければゴールを達成することができません。

営業先のニーズが表出した際、相談をしたいと思い出してもらったときに連絡先がわからなければ機会損失にも繋がるため、問い合わせ先(連絡先)を記載しましょう。

PDFに会社ホームページのリンクを埋め込んでおくことで、ワンタップでホームページからお問い合わせをもらうこともできます。

作成するのが難しそうであれば、代行サービスを使ってみるのもひとつの手段です。
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まとめ

会社紹介資料の作り方について解説しました。以下に構成をまとめておりますので、ご確認ください。

項目内容
表紙誰向けの何の資料なのか
会社概要どんな会社なのか
MVV何を目指している会社なのか
メンバー紹介どんな人が経営しているのか
事業紹介何をしている会社なのか
事業の詳細説明具体的に何をしているのか
実績会社・事業の信頼性を高める

会社紹介資料を作り込むことで、相手の記憶に残り、より深く自社を知ってもらえます。認知してもらえれば、思いもよらぬ機会に巡り会え、新たな受注に繋がるかもしれません。

この確率を少しでも高めるためにも、会社紹介資料は入念に作っておくことをオススメします。

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代表 / マーケター / デザイナー

佐藤 立樹

立命館大学在学中に、ベンチャー2社でインターンを経験し、卒業と同時に株式会社Coneを設立。資料作成代行サービス「c-slide」を運営。リリース後1年半で支援企業300社を突破。セールス/マーケ領域の資料が得意。

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