オンラインアシスタントおすすめ13選比較。料金相場と選び方を解説
「毎日業務に追われて、本来やるべきコア業務に集中できない」
「事務作業のために人を雇う余裕はないが、自分一人では限界」
「特定の業務だけ、必要な分だけ外注したい」。
オンラインアシスタントは、経理・人事労務・営業事務・Web運用といったバックオフィス業務を、リモートで必要な分だけ委託できるサービスです。人材を採用せずに実務の手を増やせるため、専任者を置きにくい中小企業やスタートアップを中心に利用が広がっています。
ただし、サービスによって対応できる業務範囲も料金体系も大きく異なり、「思っていた業務を頼めなかった」「時間が繰り越せず無駄になった」というミスマッチも起きやすいのが実情です。
本記事では、オンラインアシスタントの基本と派遣・クラウドソーシングとの違い、料金相場、選ぶ際の比較ポイントを整理したうえで、おすすめのサービス13社をタイプ別に比較してご紹介します。診断ツール(全7問)で自社に合うタイプも確認いただけます。
オンラインアシスタントとは
オンラインアシスタントとは、企業のさまざまな業務を外部のアシスタントがオンライン上で代行するサービスです。代行会社に所属するアシスタントが、必要な業務をリモートでサポートするため、社内に人材を採用せずに業務を任せられる点が特徴です。
対応できる業務は幅広く、日程調整やデータ入力・資料作成などの一般事務はもちろん、経理・人事・労務といったバックオフィス業務全般を依頼できます。近年では専門スキルを持つアシスタントがチーム体制で支援するケースも多く、営業支援やマーケティング関連業務まで対応するサービスも増えています。
オンラインアシスタントが注目される背景
オンラインアシスタントの利用が広がっている背景には、人手を「採用」でなく「委託」で確保する動きの定着があります。
事務職の求人倍率は高止まりし、特に地方や小規模事業者では、経理や労務の実務を担える人材を採用しても定着させにくい状況が続いています。一方で、リモートワークとクラウドツールの普及により、経理・請求・勤怠管理・カスタマー対応といった業務は、社内にいなくても完結できるものが増えました。
こうした条件が重なり、「週に数時間だけ」「繁忙期だけ」といった単位で実務を外部に預ける選択肢が現実的になっています。正社員を1名採用する場合と比べ、採用コストと固定費を抱えずに済む点も、導入が進む理由の一つです。
特に、専任の事務担当を置くほどの業務量はないが、経営者や現場が片手間で処理しているという状態の企業では、オンラインアシスタントの導入効果が出やすい傾向にあります。
派遣・業務委託との違い
オンラインアシスタントと似たものとして「人材派遣」「業務委託」があります。どの依頼方法が適切かを判断するために、3つの違いを整理しておきましょう。
| 項目 | オンラインアシスタント | 派遣 | 業務委託 |
|---|---|---|---|
| 業務範囲 | 経理・人事・事務・クリエイティブなど幅広い | 事務・受付・社内サポートなど | デザイン・開発・ライティングなどの専門業務が中心 |
| 依頼方法 | オンライン | オフライン(常駐) | オンライン |
| 契約形態 | 業務委託(時間・タスク単位) | 派遣契約(労働時間ベース) | 業務委託(成果物単位) |
| コスト | 月額5〜10万円(時給2,000〜5,000円) | 時給2,000〜3,000円+派遣会社手数料 | 数千円〜数万円(業務により変動) |
| 業務開始 | 即日〜数日 | 1週間〜1ヶ月 | 数週間〜数ヶ月 |
| 契約期間 | 短期から長期まで柔軟 | 最長3年 | 基本スポット依頼 |
上の表から、3つの選択肢がそれぞれどのような企業に向いているかが見えてきます。複数業務をまとめて柔軟に依頼したいならオンラインアシスタント、オフィス内業務で即戦力が必要なら派遣、特定の専門スキルをスポットで活用したいなら業務委託がそれぞれ適しています。
派遣サービスの比較を検討している場合は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:人材派遣会社おすすめ16選を徹底比較!費用相場から選び方まで詳しく解説!
正社員・クラウドソーシングとの違い
オンラインアシスタントは、正社員の採用やクラウドソーシングでの発注と、担える範囲も管理の手間も異なります。
正社員との違いは、固定費とマネジメントの有無です。正社員は社内に業務知識を蓄積できる一方、採用コストと社会保険料を含む固定人件費が発生し、教育と評価の負担も伴います。オンラインアシスタントは契約時間に応じた変動費で、業務の指示は必要ですが、採用・育成・労務管理そのものは委託先が担います。
クラウドソーシングとの違いは、窓口とディレクションの有無です。クラウドソーシングは個人へ直接発注するため単価は抑えられますが、人選・品質のばらつき・急な離脱のリスクを発注側が引き受けることになります。オンラインアシスタントは運営会社が担当者のアサインと品質管理を行い、担当者が変わっても業務が止まらない体制を用意しているサービスが一般的です。
つまり、単価の安さを最優先するならクラウドソーシング、業務を安定して回し続けたいならオンラインアシスタントという整理になります。社内にノウハウを残したい業務は正社員、切り出せる定型業務は委託、という使い分けが現実的です。
オンラインアシスタントを導入するメリット
1. 採用せずに実務の手を増やせる
求人掲載・書類選考・面接・入社手続きといった一連の採用工程を経ずに、契約後すぐに業務を任せられます。繁忙期だけ稼働を増やす、といった調整も契約プランの範囲で行えます。
2. 必要な業務だけを切り出して委託できる
経理だけ、請求書発行だけ、といった単位で依頼できるため、社内に残すべきコア業務と切り分けやすくなります。専任者を置くほどの業務量がない領域ほど効果が出ます。
3. 複数分野をまとめて任せられる
総合対応型のサービスであれば、経理・人事労務・営業事務・Web運用などをチーム体制で受けられます。分野ごとに別々の外注先を管理する手間がなくなります。
4. 固定費を変動費に置き換えられる
契約時間に応じた料金体系のため、業務量の増減に合わせてコストを調整できます。採用した正社員の人件費のように、業務量が減っても下げられない費用にはなりません。
5. 業務の棚卸しが進む
委託にあたって業務内容と手順を言語化する必要があるため、属人化していた作業が可視化されます。導入そのものが業務整理のきっかけになるという副次的な効果があります。
導入前に知っておきたいデメリットと注意点
1. 立ち上がりに時間と手間がかかる
業務内容の説明、マニュアルの用意、初期のすり合わせが必要です。委託してすぐに手が空くわけではなく、最初の1〜2か月は指示と確認の工数が発生します。マニュアル作成に対応できるかは、サービス選定時の確認ポイントになります。
2. 対応できない業務がある
出社が必要な業務、押印や原本の郵送を伴う業務、専門資格が必要な業務(税務申告、社会保険手続きの代行など)は、対応範囲外となる場合があります。依頼したい業務が対応範囲に入っているかを、契約前に個別に確認する必要があります。
3. 契約時間を使い切れないことがある
月額固定プランでは、業務量が想定を下回った月の未消化時間が無駄になります。時間の繰り越しに対応しているかは料金以上に実質コストを左右します。
4. 社内にノウハウが残りにくい
委託した業務の手順や判断基準は委託先に蓄積されます。将来的に内製へ戻す可能性がある業務は、手順書を自社側でも保持しておくのが安全です。
5. 情報管理のルール整備が必要
顧客情報や請求情報を扱う以上、秘密保持契約とアクセス権限の設計は必須です。委託先のセキュリティ体制(NDA、端末管理、認証取得の有無)を確認しておきます。
オンラインアシスタントに依頼できる業務
オンラインアシスタントは、日常的な事務作業から専門スキルを必要とする業務まで、幅広い業務をリモートで代行できるサービスです。サービスによって対応範囲は異なりますが、以下の業務が主な依頼対象です。
| 一般事務 | スケジュール調整、出張手配、データ入力、書類作成、メール対応 |
| 人事・労務 | 勤怠管理、入退社手続き、応募者対応、面接日程の調整 |
| 経理 | 記帳代行、給与計算、経費精算、請求書発行、支払い管理 |
| 営業サポート | 営業リスト作成、顧客リスト整理、提案資料作成、見積書作成 |
| マーケティング | SNS投稿作成・投稿代行、広告運用サポート、レポート作成、SEO記事作成 |
| ECサイト運用 | 商品登録、在庫管理、売上管理、商品画像の加工 |
| Web・クリエイティブ | Webサイト更新、LP改善、バナー制作、画像加工、動画編集 |
経理・請求まわりの業務
請求書の発行と送付、入出金の消込、経費精算のチェック、記帳代行、支払い処理などが対象です。月次で発生する定型作業が多く、切り出しやすい領域とされています。税務申告そのものは税理士の業務となるため、対応範囲は仕訳・記帳までとするサービスが一般的です。
人事・労務まわりの業務
勤怠データの集計、入退社手続きの書類準備、給与計算の補助、求人票の作成、応募者への一次連絡や面接日程の調整などです。社会保険や労働保険の手続き代行は社会保険労務士の独占業務にあたるため、書類準備までを担う形になります。
営業事務・カスタマー対応
見積書や契約書の作成、顧客リストの作成と更新、問い合わせメールの一次対応、アポイントの日程調整、CRMへの入力などです。営業担当が本来の商談に集中できるようになるため、少人数の営業組織で効果が出やすい領域です。
Web・SNS・資料作成まわりの業務
ホームページの更新、SNSアカウントの投稿管理、メールマガジンの配信作業、バナーや社内資料の作成、リサーチ業務などです。デザインやライティングを含む場合は、対応可否と品質の水準がサービスによって差が出やすいため、実績の確認が必要です。
こうした業務の中から必要な業務だけを柔軟に依頼できる点がオンラインアシスタントの最大の特徴です。日常的に発生する細かな事務作業や定型業務を外部に任せることで、社内の担当者がコア業務に集中できる環境を整えやすくなります。
ただし、税理士や社会保険労務士などの士業の独占業務には対応不可です。税務申告や社会保険の申請といった資格が必要な業務は、有資格者が在籍しているサービスか、または専門家に別途依頼する必要があります。
経理業務を専門的に外部委託したい場合は、以下の比較記事も参考にしてください。
関連記事:経理代行サービスおすすめ20選!選定前にやるべき3つのことまで解説
オンラインアシスタントの費用相場
オンラインアシスタントの料金体系は、基本的に「月◯時間・月額◯万円」という時間制の月額固定が主流です。費用は「プラン時間数」「契約期間」「業務の専門性」の3つで大きく変わります。
月額相場の目安
市場全体の相場観として、以下の区分を参考にしてください。
| 月間稼働時間 | 月額相場(短期1〜3ヶ月) | 月額相場(長期6〜12ヶ月) | 時給換算相場 |
|---|---|---|---|
| 10時間プラン | 35,000〜50,000円 | 27,000〜40,000円 | 2,700〜5,000円/時間 |
| 30時間プラン | 80,000〜120,000円 | 70,000〜100,000円 | 2,300〜4,000円/時間 |
| 50時間以上 | 120,000〜200,000円 | 100,000〜160,000円 | 2,000〜3,200円/時間 |
契約期間が長いほど月額単価は安くなるのが市場の一般的な傾向です。長期利用を前提とする場合は6ヶ月・12ヶ月プランを選ぶとコストを最適化できます。
料金を左右する3つの要因
① 業務の専門性
一般事務・秘書業務などの汎用業務は時給2,000〜3,000円前後が多いのに対し、経理・人事・営業といった専門業務は時給3,000〜5,000円以上になるケースもあります。専門特化型のサービスはその分、業務深度が高く、社内で専任担当者を雇用するコストと比べると割安になることが多いです。
② 品質・採用水準
アシスタントの採用倍率・スキル審査の厳しさによって月額に差が出ます。採用率1%程度の厳選人材が在籍するサービスは相場より高めに設定されていますが、品質の安定性・業務精度が高い分、差し戻しや修正対応のコストが下がります。
③ サポート体制
チーム体制でディレクターが窓口を担うサービスと、1名が専属で対応するサービスでは価格帯が異なります。またマニュアル作成支援・業務切り出しサポートなどがオプション扱いのサービスもあるため、導入コスト全体を見積もる際に確認が必要です。
なお、料金だけで選ぶのは危険です。安いサービスの中には対応できる業務が限定されているものや、品質面でのリスクがあるものも存在します。「時間単価」ではなく「業務成果に対するコストパフォーマンス」で判断することをおすすめします。
契約形態と料金体系の違い
オンラインアシスタントの料金相場は、契約形態によって考え方が変わります。主に次の3つです。
月額固定型(時間制)は、「月30時間」のように稼働時間を先に決めて契約する形態です。もっとも一般的で、継続的に一定量の業務がある場合に向いています。実質的な時間単価は、契約時間が長いプランほど下がる設計が一般的です。
従量課金型は、実際に稼働した時間分だけ支払う形態です。業務量の変動が大きい場合に無駄が出にくい一方、月額固定型より時間単価は高めに設定される傾向があります。
スポット・単発型は、特定の作業を1回単位で依頼する形態です。まず試したい場合や、繁忙期の一時的な増員として使われます。
同じ月額でも、契約時間・時間の繰り越し可否・最低契約期間で実質コストは変わります。月額の数字だけで比較せず、この3点を揃えて確認することをおすすめします。
オンラインアシスタントの比較ポイント
オンラインアシスタントサービスは、対応業務や料金だけでなく、運用のしやすさや契約条件にも違いがあります。
ここでは、サービスを比較する際に確認しておきたい4つのポイントを解説します。
- 業務マニュアル作成への対応
- 業務時間の繰越対応
- コミュニケーションツール
- 最低契約期間
業務マニュアル作成への対応
依頼する業務内容や作業手順を整理し、アシスタントに共有するためのマニュアル作成は、導入初期に最も負担がかかる工程です。社内で一から業務マニュアルを作成するとなると、担当者への負担が大きくなる場合もあります。
業務マニュアルの作成をサポート・または代行してくれるサービスかどうかは重要な比較ポイントです。マニュアル作成まで対応しているサービスであれば、業務の切り出しや引き継ぎがスムーズになり、導入初期の負担を軽減できます。一方、マニュアルのサポートがないサービスは月額費用が安い傾向があるため、自社の状況と照らして判断しましょう。
業務時間の繰越対応
月ごとに業務量が変動する企業の場合、繰越制度があるかどうかが大きなポイントになります。多くのサービスは「月◯時間まで」という上限制のため、使いきれなかった時間を翌月へ繰り越せる仕組みがあるかを確認しましょう。
繰越制度がないと、業務が少ない月は時間を無駄にすることになります。「なげっぱ」のように契約期間内であれば永久に繰り越せるサービスや、翌月のみ繰り越しが可能なサービスなど、繰越ルールはサービスごとに大きく異なります。
コミュニケーション方法
オンラインアシスタントとのやり取りはチャット・メールなどのオンラインツールが基本です。自社で日常的に使っているツールに対応しているかどうかを確認しましょう。
多くのサービスがSlack・Chatwork・メールなど複数ツールに対応していますが、特定のツールのみ対応というケースもあります。コミュニケーションのハードルを下げるためにも、普段使いのツールで連携できるサービスを選ぶことが運用定着の鍵です。
最低契約期間
オンラインアシスタントサービスは、1ヶ月から契約できるものから、3ヶ月・6ヶ月の最低契約期間が設定されているものまでさまざまです。
まず試験的に導入したい場合は1ヶ月から契約できるサービスを選ぶと導入のハードルを下げられます。一方、長期利用を前提とするなら、最低契約期間があるプランの方が料金面で有利になるケースもあります。最初から無理に長期契約を結ばず、まずは短期で試してから延長するアプローチが失敗リスクを下げます。
オンラインアシスタントの選び方
オンラインアシスタントサービスは、依頼したい業務範囲・業務量・専門性の深さによって3つのタイプに分かれます。まず下表で自社のニーズに近いタイプを確認してから、診断ツールで絞り込んでください。
- 総合対応型|複数の業務をまとめてチームに任せたい
- スモール・スポット型|まず少量から試したい・業務量が少ない・コストを抑えたい
- 専門特化型|経理・人事労務・営業など特定業務の専門性を重視したい
まずは以下の診断ツールで、自社に最適なタイプを確認してみてください。
Q1 / 依頼したい業務の種類
依頼したい業務はどちらに近いですか?
Q2 / 月間の想定業務量
月間の想定業務時間はどちらに近いですか?
Q3 / 専門性のニーズ
アシスタントに求める専門性はどちらですか?
Q4 / 現在のフェーズ
現在の導入フェーズはどちらに近いですか?
Q5 / コスト感
導入コストに対する考えはどちらに近いですか?
Q6 / 業務量の変動
月ごとの業務量の変動はどちらですか?
Q7 / サポート体制の希望
サポート体制についての希望はどちらですか?
なお、受付での来客対応や郵便物の仕分け、備品の補充など、オフィスに人がいないとできない総務業務は、オンラインアシスタントでは対応が限られます。こうした業務も含めて任せたい場合は、常駐型やBPO型も比較した以下の記事をご覧ください。
関連記事:総務アウトソーシングおすすめ15選。料金相場・メリット・デメリットを解説
1. 総合対応型|複数業務をまとめてチームに任せたい場合
経理・総務・人事・秘書・Web・営業事務など幅広い業務に対応し、チーム体制でまとめて引き受けてくれるタイプです。基本的にディレクター1名と複数の実行メンバーで対応するため、依頼窓口がひとつでコミュニケーションコストを抑えられます。
このタイプへの依頼に向いているのは以下の企業です。
- 複数の業務種別をまとめて一社に委託したい
- 採用コスト・人件費を抑えながら即戦力の体制が欲しい
- チームのサポートで業務の品質・安定性を確保したい
2. スモール・スポット型|少量から試したい・コストを抑えたい場合
月10〜20時間といった少量のプランや、スポット的な利用に対応しているタイプです。一般的に月30時間からのプランが多い中、業務量が少ない・変動が大きい・まずは試してみたい企業にとって費用を無駄にせず利用しやすいのが特徴です。
このタイプへの依頼に向いているのは以下の企業です。
- 月10〜20時間程度の業務量から始めたい
- 繁閑の差が大きく、毎月の業務量を安定させにくい
- オンラインアシスタントを初めて導入するのでまず試したい
3. 専門特化型|特定業務の深い専門知識が必要な場合
経理・人事労務・営業など、特定の専門業務に特化したアシスタントが担当するタイプです。幅広く対応するサービスでも依頼可能ですが、専門特化型のサービスは業務深度・専門知識の厚みが異なります。決算業務対応・社会保険手続き・インサイドセールス支援など、高度な専門性を求める場合に向いています。
このタイプへの依頼に向いているのは以下の企業です。
- 経理・人事・営業のいずれかで深い専門知識が必要な業務がある
- 通常の事務代行レベルでは対応できない高度な業務を依頼したい
- 特定業務の属人化を解消し、専門家チームに任せたい
オンラインアシスタントサービス一覧比較表
以下は、本記事で紹介するオンラインアシスタントの一覧比較表です。
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
Chatwork アシスタント | 月額 38,000円〜 | 総合対応型 | テクノロジー活用の業務効率化支援も対応・1ヶ月から契約可 | |
CASTER BIZ アシスタント | 月額 37,000円〜 | 総合対応型 | 採用率1%の精鋭・累計5,700社超・幅広い業務に対応 | |
HELP YOU | 月額 100,000円〜 | 総合対応型 | 600名以上のスタッフから最適人材を最短3日でアサイン | |
i-STAFF | 月額 81,000円〜 | 総合対応型 | 業界唯一の返金保証・オフライン業務・土日深夜対応も可 | |
フジ子さん | 月額 51,700円〜 | 総合対応型 | 累計1,000社超・2時間の無料トライアルあり | |
StepBase | 月額 45,000円〜 | スモール・スポット型 | 自社内に7,000以上の業務フロー・ナレッジを保有しており、依頼するだけですぐに作業開始できる点が強み | |
タスカル | 月額 27,500円〜 | スモール・スポット型 | 月10時間〜・年間プランなら月27,500円でスタート可 | |
なげっぱ | 月額 35,000円〜 | スモール・スポット型 | 契約期間内であれば業務時間を永久に繰越可能 | |
メリービズ バーチャル経理アシスタント | 要問い合わせ | 専門特化型(経理) | 仕訳から決算・会計ソフト導入まで対応 | |
Remoba労務 | 月額 180,000円〜 | 専門特化型(人事・労務) | 業務範囲を丸ごと切り出し・独自マニュアルで管理 | |
まるごと労務 | 要問い合わせ | 専門特化型(人事・労務) | ツール選定・マニュアル作成・属人化防止まで支援 | |
トラストワーク | 成果報酬 | 専門特化型(営業) | 新規クライアント開拓から取引後の管理まで一貫支援 | |
Selly-s | 月額 100,000円〜 | 専門特化型(営業) | インサイドセールス・MA運用・マーケティングまで対応 |
【総合対応型】のオンラインアシスタント
経理、総務、秘書、人事・労務など幅広い業務に対応しているオンラインアシスタントサービスをご紹介いたします。
Chatworkアシスタント

Chatworkアシスタントは、バックオフィス業務の代行に加え、テクノロジーを活用した業務設計・システム導入支援・業務プロセス改善まで対応している点が特徴です。業務の効率化も合わせて行うことで、浮いたリソースで新たな業務を依頼できる仕組みを作れます。
経理の請求書発行・仕訳登録、人事労務の勤怠管理・採用業務など専門性の高い業務まで同一単価で対応。業務時間の翌月繰越が無料で可能な点と、最低1ヶ月から契約できる点も安心材料です。
| マニュアル作成 | マニュアル作成に対応 |
| 業務時間繰越 | 無料で次月まで時間を繰り越すことが可能 |
| 最低契約期間 | 1ヶ月 |
| コミュニケーションツール | 基本的にChatworkでのやり取り |
| 対応業務 | 経理、労務、総務、採用、Web制作、秘書、営業、事務 |
| 料金 | 月10時間:1ヶ月47,000円 / 年間38,000円 |
CASTER BIZ assistant
CASTER BIZ assistantは、累計5,700社以上の導入実績を持つ総合対応型のオンラインアシスタントサービスです。毎月2,000名以上の応募の中から採用率わずか1%を突破した精鋭人材のみが在籍し、チーム体制で業務を担当します。
秘書業務から経理・人事・採用・Webサイト運用・翻訳まで幅広く対応。オンラインでは対応しきれない訪問型のオフライン業務(書類や名刺のスキャン・紙データの電子化など)にも対応可能です。
| マニュアル作成 | オプションで業務の切り出しサポートの提供(50,000円) |
| 業務時間繰越 | 次月にのみ繰越可能。1時間あたり500円の事務手数料が必要 |
| 最低契約期間 | 1ヶ月 |
| コミュニケーションツール | Chatwork、Slack、メール |
| 対応業務 | 秘書、事務、人事、経理、翻訳、制作、SNS運用など |
| 料金 | STARTER(10時間)12ヶ月プラン:37,000円/月 |
HELP YOU

HELP YOUは、通常のバックオフィス業務に加え、広報・マーケティング・ECサイト運営・資料作成など幅広い業務に対応している総合対応型のオンラインアシスタントです。600名以上のスタッフの中から最適な人材を選定し、最短3日でアサインできる点が特徴です。
業務マニュアルの作成にも対応しており、スムーズに業務を依頼できます。幅広い業務を依頼したい企業向けの「チームプラン」と、毎日業務を依頼したい企業向けの「1名専属プラン」に加え、短期・単発の依頼に向けた「スポットプラン(30万円〜/1ヶ月〜)」を用意しています。
| マニュアル作成 | 業務遂行に必要なマニュアルを作成 |
| 業務時間繰越 | 契約時間の繰り上げ・繰り下げ不可 |
| 最低契約期間 | 6ヶ月 |
| コミュニケーションツール | 要問い合わせ |
| 対応業務 | 営業、秘書・総務・翻訳、経理、人事・労務・採用、マーケティング、広報、ECサイト、資料作成 |
| 料金 | チームプラン30時間:100,000円/月 |
i-STAFF

i-STAFFは、業界唯一の返金保証付きのオンラインアシスタントサービスです。サービスのクオリティに自信があるからこそ実現できる保証で、初めてオンラインアシスタントを利用する企業でも安心して導入できます。採用率は1%で、多段階の採用プロセスと専門業務の複数テストを通過した人材のみが在籍しています。
オフライン業務にも対応しており、オフィスに溜まった領収書・名刺・書類などを送付することで整理やファイリングを依頼可能です。土日対応・深夜対応プランも用意されています。
| マニュアル作成 | マニュアル作成に対応 |
| 業務時間繰越 | 契約時間の繰越不可 |
| 最低契約期間 | 3ヶ月 |
| コミュニケーションツール | i-STAFFが提供するクラウドツールで進捗管理など実施 |
| 対応業務 | 秘書、経理、Webサイト運用、人事、営業 |
| 料金 | ライト(30時間・3ヶ月):102,300円/月 |
フジ子さん

フジ子さんは、累計1,000社以上のユーザーに利用されているオンラインアシスタントサービスです。官公庁への導入実績もあり、信頼性の高さが特徴です。2時間の無料トライアルが用意されており、サービスの品質を確認してから契約できます。
パソコンでできる業務であれば何でも相談可能で、10時間ごとに対応するプランで柔軟に業務量を調整できます。業務効率化のためのテクノロジー活用提案も行っています。
| マニュアル作成 | ヒアリングをもとにマニュアルを作成 |
| 業務時間繰越 | 不可 |
| 最低契約期間 | 1ヶ月 |
| コミュニケーションツール | メールや電話、チャット、オンラインMTGさまざまな方法でご依頼に対応 |
| 対応業務 | 経理、秘書、総務、人事、Webサイト運用 |
| 料金 | 月額51,700円〜 |
【スモール・スポット型】のオンラインアシスタント
スモール・スポット型は、月10〜20時間程度の少量プランやスポット利用に対応しているタイプです。まずは試してみたい・業務量が少ない・月ごとの変動が大きい企業におすすめの3社です。
StepBase

StepBaseは、パーソルグループが提供するオンラインアシスタントサービスです。自社内に7,000以上の業務フロー・ナレッジを保有しており、依頼するだけですぐに作業開始できる点が強みです。
申し込みから最短翌日での業務開始が可能で、クライアント側でマニュアルや手順書を事前に用意する必要がありません。契約終了後は、業務プロセス管理ツール「Bizer team」で作成された業務フローとチェックリストをそのまま受け取れるため、将来の内製化にも役立てることができます。
| マニュアル作成 | 業務フローとチェックリストは契約終了後にクライアントへ提供され、内製化に活用できる |
| 業務時間繰越 | 要問い合わせ |
| 最低契約期間 | 1ヶ月 |
| コミュニケーションツール | Slack・Chatwork・メールなど、自社で使い慣れたツールをそのまま利用可能 |
| 対応業務 | 採用・経理・労務・総務・秘書・Web制作など、バックオフィス業務を中心に幅広く対応 |
| 料金 | 45,000円〜 / 月(10時間) |
タスカル

タスカルは、月10時間・年間プランなら月27,500円という業界最安水準でスモールスタートできるオンラインアシスタントサービスです。事務作業から人事・総務処理まで幅広い業務に柔軟に対応します。
3ヶ月・6ヶ月・年間の各プランから選択でき、利用目的に合わせてプランを柔軟に変更できます。まずコストを抑えてオンラインアシスタントを試したい企業に向いています。
| マニュアル作成 | 必要な仕組み作りやマニュアルはタスカルが対応 |
| 業務時間繰越 | 翌月以降に繰越し可能 |
| 最低契約期間 | 3ヶ月 |
| コミュニケーションツール | 無料のオンラインコミュニケーションツールを使用 |
| 対応業務 | 秘書、人事、経理、Web系 |
| 料金 | 3ヶ月プラン44,000円/月 / 年間プラン27,500円/月(いずれも月10時間) |
なげっぱ

なげっぱは、契約期間内であれば使いきれなかった業務時間を永久に繰り越せるユニークな繰越制度が最大の特徴です。月ごとの業務量の波が大きく、使いきれない時間が発生しやすい企業に特に向いています。
月10時間のプランから利用可能で、業務量に応じて柔軟に活用できます。気軽に始めながら、残った時間を無駄にしたくない企業に選ばれています。
| マニュアル作成 | 要問い合わせ |
| 業務時間繰越 | 契約期間内であれば永久に繰り越し可能 |
| 最低契約期間 | 1ヶ月 |
| コミュニケーションツール | Chatwork |
| 対応業務 | 秘書、人事、Webサイト運用、デザイン制作、オフライン業務 |
| 料金 | 月額35,000円〜 |
【専門特化型】のオンラインアシスタント
専門特化型は、経理・人事労務・営業など特定の業務分野に深く特化したタイプです。決算対応・社会保険手続き・インサイドセールス支援など、深い専門知識が必要な業務を任せたい企業におすすめの6社です。
Merry Biz バーチャル経理アシスタント(経理特化)

メリービズ バーチャル経理アシスタントは、仕訳入力や経費精算などの日常業務から、決算、さらに会計ソフト導入まであらゆる経理業務に対応している経理特化型のオンラインアシスタントです。
証憑のスキャン代行やファイリングなどのオフライン業務にも対応しており、完全リモートでは難しい経理作業もカバーできます。業務全般対応型のサービスでは入りきらない深い経理業務を任せたい場合に向いています。
| マニュアル作成 | マニュアル作成に対応 |
| 業務時間繰越 | 要問い合わせ |
| 最低契約期間 | ビジネスチャットツールやビデオ会議ツールに対応 |
| コミュニケーションツール | 要問い合わせ |
| 対応業務 | 経費精算、帳票・仕訳入力、請求書発行、売掛・買掛管理、月次決算、クラウド会計導入支援、経理業務改善コンサルティング |
| 料金 | 150,000円~ |
Remoba労務(人事・労務特化)

Remoba労務は、業務範囲を丸ごと切り出して独自のマニュアルで管理してくれる人事・労務特化型のオンラインアシスタントです。入退社手続き・勤怠管理・社会保険申請など、定型的な労務業務を一括でアウトソースできます。
業務の属人化防止・社内ノウハウの整備・マニュアル管理まで担当してくれるため、担当者が交代しても業務が止まらない体制を構築できます。
| マニュアル作成 | コンサルタントが業務フロー、運用ルールを設計 |
| 業務時間繰越 | 要問い合わせ |
| 最低契約期間 | 6ヶ月(お試しで3ヶ月間だけ1ヶ月プランが利用可能) |
| コミュニケーションツール | Slack、Chatwork、Microsoft teams、メール |
| 対応業務 | 人事・労務、給与計算、勤怠、など |
| 料金 | 月額180,000円〜 |
まるごと労務(人事・労務特化)

まるごと労務は、ツール選定・導入・マニュアル作成・業務フロー整備を通じて、労務体制の構築や属人化防止を支援してくれる人事・労務特化型のオンラインアシスタントサービスです。
「今すぐ人を採用できないが、労務体制を整えたい」という成長フェーズのスタートアップ・ベンチャー企業に特に向いています。業務代行だけでなく、仕組みづくりまで任せられる点が他社との差別化ポイントです。
| マニュアル作成 | マニュアル作成から対応 |
| 業務時間繰越 | 翌月に繰越し不可 |
| 最低契約期間 | 1ヶ月 |
| コミュニケーションツール | Slack、Chatwork、Teams、Google Meet、Zoom |
| 対応業務 | 人事情報管理、勤怠関連・給与計算業務など |
| 料金 | 要問い合わせ |
株式会社トラストワーク(営業特化)

トラストワークは、新規クライアントの開拓から取引開始後の事務・管理業務まで一貫して支援する営業特化型のオンラインアシスタントサービスです。成果報酬型の料金体系を採用しており、成果が出た分だけコストが発生します。
新規顧客の獲得が目標で、固定費を最小限に抑えながら営業活動を強化したい企業に向いています。
| マニュアル作成 | 要問い合わせ |
| 業務時間繰越 | 要問い合わせ |
| 最低契約期間 | 要問い合わせ |
| コミュニケーションツール | 要問い合わせ |
| 対応業務 | クライアント開拓、取引開始後の事務、管理業務 |
| 料金 | 成果報酬型 |
Selly-s(営業特化)

Selly-sは、インサイドセールス支援・MA運用・マーケティング・クリエイティブ制作まで、営業からマーケティングにわたる幅広い業務を支援する営業特化型のオンラインアシスタントサービスです。
新規顧客の獲得から既存顧客のフォロー・ナーチャリング・コンテンツ制作まで、営業・マーケティングの一連のプロセスを一社に任せられます。
| マニュアル作成 | レクチャーをもとにマニュアル作成が可能 |
| 業務時間繰越 | 翌月に繰越可能 |
| 最低契約期間 | 6ヶ月 |
| コミュニケーションツール | Chatwork、Slack、電話、オンライン会議システム、メール |
| 対応業務 | 新規顧客獲得、MA運用代行、インサイドセールス支援、営業支援、制作・広報、Webプロモーション、Webマーケティング、アクセス解析・サイト改善 |
| 料金 | 月額100,000円〜 |
よくある質問
Q1. オンラインアシスタントと秘書代行の違いは何ですか?
A. 秘書代行は主にスケジュール管理・メール対応・電話対応といった秘書業務に特化しているのに対し、オンラインアシスタントは経理・人事・マーケティング・Web制作など幅広い業務に対応しています。ただし、実態としては「オンライン秘書」と名乗っているサービスがオンラインアシスタントと同様の業務範囲で対応しているケースも多く、名称よりも対応業務の範囲を確認することが重要です。
Q2. 個人事業主でも利用できますか?
A. はい、個人事業主でも利用できるサービスが多数あります。特にタスカル・Jアシスト・フジ子さんなどは個人事業主・フリーランスの利用実績も豊富です。月10時間の小規模なプランから始められるサービスも多いため、1人で業務を抱えすぎている個人事業主にとっても有効な選択肢です。
Q3. 試験的に使ってみることはできますか?
A. はい、多くのサービスが無料トライアルまたは短期契約を提供しています。フジ子さんは2時間の無料トライアルを提供しており、CASTER BIZ assistantは1ヶ月単位の契約が可能です。まずはトライアルで業務の品質・コミュニケーション・使いやすさを確認してから本契約に進むことをおすすめします。
Q4. 機密情報を共有することへのセキュリティは大丈夫ですか?
A. 主要なオンラインアシスタントサービスは、NDA(秘密保持契約)の締結・Pマーク取得・セキュリティポリシーの整備・クラウドツールによるアクセス管理など、情報セキュリティ対策を講じています。ただし対策の水準はサービスによって異なるため、機密性の高い業務を依頼する場合は、契約前にセキュリティ体制を詳しく確認することをおすすめします。
Q5. 業務の引き継ぎは大変ですか?
A. 依頼する業務の複雑さや社内の整理状況によって異なります。マニュアル作成支援を提供しているサービスを選ぶと、業務の切り出しと引き継ぎをスムーズに進められます。初めての外注で業務定義が難しい場合は、Jアシストのように「初めての利用者に特化したサポート」を強みとしているサービスを選ぶのが安心です。
Q6. 依頼を開始してから稼働するまで、どのくらいかかりますか?
問い合わせから稼働開始まで、おおむね2週間から1か月程度を見込むサービスが一般的です。流れとしては、①問い合わせ・ヒアリング → ②依頼業務の整理と見積もり → ③契約・NDA締結 → ④担当者のアサインと初回のすり合わせ → ⑤稼働開始、という順になります。
最短即日での稼働に対応しているサービスもありますが、その場合も業務内容の説明とマニュアルの共有は必要です。依頼したい業務の手順を先に書き出しておくと、立ち上がりが早くなります。
まとめ
オンラインアシスタントは、経理・人事労務・営業事務・Web運用といった業務を、採用せずに必要な分だけ委託できるサービスです。正社員のように固定費を抱えず、クラウドソーシングのように人選や品質管理を自社で引き受ける必要もない点が特徴です。
一方で、対応できる業務範囲・料金体系・時間の繰り越し可否はサービスごとに差があり、**月額の数字だけでは実質コストを比較できません。**依頼したい業務が対応範囲に入っているかを、契約前に個別に確認することが重要です。
まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「オンラインアシスタントサービス一覧比較表」の下にある診断ツールから確認してみてください。
バックオフィス全体の効率化を検討している場合は、事務代行や秘書代行との比較もあわせてご確認ください。
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