リード獲得ツールおすすめ20選比較。自社のボトルネック別に選び方と費用相場を解説
「リードが足りないが、どのツールを入れれば増えるのか分からない」
「MAツールを導入したのに、リード数はほとんど変わらなかった」
BtoBのリード獲得では、こうした状況が起こりがちです。リード獲得ツールと呼ばれるものには、アプローチ先の企業リストを作るツール、サイトに来た人をフォームへ運ぶツール、獲得済みのリードを育てるツールなど、役割がまったく異なるものが同じ名前で並んでいます。
そのため、自社のボトルネックと違う場所を強化しても、リード数は増えません。流入がないサイトにWeb接客ツールを入れても改善しないのと同じです。
本記事では、リード獲得ツールを「母数・導線・追客」のどこを埋めるかで4タイプに分類し、おすすめの20サービスをタイプ別に紹介します。8つの質問に答えるだけで自社に合うタイプがわかる診断ツールも用意しているので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、ツールの運用ではなく施策そのものを外部に任せたい場合は、リード獲得代行の活用も選択肢になります。
関連記事:リード獲得代行会社おすすめ比較。代表的な5つの会社と10施策別の選び方・費用相場を解説
そもそもリード獲得ツールとは?
リード獲得ツールとは、見込み客(リード)の連絡先情報を獲得するプロセスを効率化・自動化するツールの総称です。ここでのリードとは、社名・氏名・メールアドレスなど、こちらから連絡を取れる情報が手に入った状態の見込み客を指します。
BtoBのリード獲得は、大きく3つの工程に分けられます。まず接点の母数をつくり、次にその接点をフォーム送信や資料請求といった行動に変え、最後に獲得したリードを商談まで引き上げる流れです。
| 工程 | やること | 詰まったときの症状 |
|---|---|---|
| ① 母数をつくる | 自社を知らない企業との接点を増やす | そもそも問い合わせの母数が少ない |
| ② 導線を通す | 訪問者を資料請求・問い合わせに変える | アクセスはあるのにCVしない |
| ③ 追客する | 獲得したリードを商談化まで育てる | リードは溜まるが商談が増えない |
リード獲得ツールと呼ばれるものは、このいずれかの工程を担っています。自社がどの工程で詰まっているかを先に特定しないと、ツールを入れても数字は動きません。
リード獲得ツールでできること
リード獲得ツールは、担う役割によって次のように整理できます。1つのツールで全工程をカバーするものは少なく、複数を組み合わせて使うのが一般的です。
| 機能カテゴリ | 役割 | 埋められる工程 |
|---|---|---|
| リード獲得メディアへの掲載 | 比較サイト・資料ポータルに自社サービスを掲載し、検討中の企業に見つけてもらう | ① 母数 |
| 企業データベース・営業リスト作成 | 業種・規模・エリアなどの条件で企業情報を抽出し、アプローチ先リストを作成 | ① 母数 |
| インテントデータ活用 | Web上の検索・閲覧行動から「今検討している企業」を特定してターゲティング | ① 母数 |
| フォーム営業・メール送信の自動化 | 問い合わせフォームやメールへのアプローチを自動化し、送信工数を圧縮 | ① 母数 |
| Web接客・ポップアップ | 訪問者の行動に応じてバナーやポップアップを出し、資料請求へ誘導 | ② 導線 |
| フォーム作成・入力フォーム最適化(EFO) | フォームを最適化し、入力途中の離脱を防ぐ | ② 導線 |
| チャット・チャットボット | サイト上で質問に答えながら、問い合わせのハードルを下げる | ② 導線 |
| MA(マーケティングオートメーション) | リードの行動を可視化し、メール配信やスコアリングで育成 | ③ 追客 |
| ウェビナー運営 | 集客から視聴データ取得までを管理し、参加者をリード化 | ① 母数/③ 追客 |
アプローチ先のリストづくりからツール選定を始めたい場合は、営業リスト作成に特化したツールの比較もあわせて確認しておくと選定が早くなります。
関連記事:営業リスト作成ツール比較。選び方から費用相場まで解説
リード獲得ツールの費用相場
リード獲得ツールの費用は、「月額いくらか」だけでは判断できません。同じ月30万円でも、1リードあたり3,000円で100件取れるのか、30,000円で10件なのかで意味がまったく変わります。
そこでこのセクションでは、前述の機能カテゴリごとの費用感を確認したうえで、1リードあたりの単価(CPL)、必要予算の逆算方法、予算別の現実的な打ち手という順に整理します。
まずは機能カテゴリごとの相場です。無料プランや無料枠が用意されているカテゴリも多く、最初から高額なツールを選ばなくても検証を始められます。
| 機能カテゴリ | 初期費用 | 月額相場 | 主な課金形態 | 無料で試せるか |
|---|---|---|---|---|
| リード獲得メディアへの掲載 | 無料〜 | 無料〜100,000円程度(成果報酬は1件10,000〜30,000円) | 成果報酬型・掲載課金型 | 掲載自体が無料の媒体あり |
| 企業データベース・営業リスト作成 | 無料〜50,000円程度 | 10,000円〜200,000円程度 | 月額固定+データ取得件数の従量課金 | 無料版・無料トライアルあり |
| インテントデータ活用 | 要問い合わせ | 200,000円程度〜 | 月額固定 | 原則なし(トライアルは要相談) |
| フォーム営業・メール送信の自動化 | 無料〜 | 10,000円〜100,000円程度 | 月額固定+送信件数の従量課金 | 一部でトライアルあり |
| Web接客・ポップアップ | 無料〜 | 5,000円〜100,000円程度 | 月額固定(PV・セッション数で変動) | 無料トライアルあり |
| フォーム作成・入力フォーム最適化(EFO) | 無料〜 | 無料〜30,000円程度 | 月額固定 | 無料プランあり |
| チャット・チャットボット | 無料〜 | 無料〜50,000円程度 | 月額固定+管理顧客数の従量課金 | 無料プランあり |
| MA(マーケティングオートメーション) | 無料〜300,000円程度 | 無料〜300,000円程度 | 月額固定(登録リード数で変動) | 無料プランあり |
| ウェビナー運営 | 無料〜 | 10,000円〜200,000円程度 | 月額固定+配信・視聴規模で変動 | 一部でトライアルあり |
同じカテゴリでも金額に幅があるのは、課金形態が3種類に分かれるためです。
成果報酬型は成果が出るまで費用が発生しない一方で1件あたりの単価は高く、月額固定型は費用が読める一方で成果が出なくても支払いが発生します。
従量課金型はPV数やデータ取得件数に連動するため、想定より利用量が増えたときの上限額を確認しておく必要があります。
施策別の1リードあたり単価(CPL)の目安
CPL(Cost Per Lead)は、リード1件を獲得するためにかかった費用です。施策ごとに相場が大きく異なり、単価が安い施策ほど確度が低くなる傾向があります。以下は一般的な目安です。
| 施策 | 1リードあたりの単価目安 | リードの質の傾向 | 成果が出るまでの期間 |
|---|---|---|---|
| フォーム営業・メール送信 | 数百円〜5,000円 | 最も安いが、検討段階にない企業も多く含まれる | 1〜2週間 |
| 展示会・イベント | 1,500円〜3,000円(名刺単価) | 件数は稼げるが、確度のばらつきが大きい | 出展当日 |
| ウェビナー | 5,000円〜15,000円 | 課題意識が明確で商談化しやすい | 1〜2ヶ月 |
| ホワイトペーパーのダウンロード | 5,000円〜20,000円 | 情報収集段階が多く、育成が前提 | 1〜3ヶ月 |
| リード獲得メディアへの掲載 | 10,000円〜30,000円 | 比較検討中で確度は高いが、他社とも比較されている | 掲載直後〜1ヶ月 |
| Web広告(検索・ディスプレイ) | 数千円〜50,000円 | 商材とキーワード次第で大きく振れる | 1〜2週間 |
| SEO・オウンドメディア | 長期では最も低く抑えられる | 検索意図が合致すれば確度が高い | 6ヶ月〜1年 |
重要なのは、同じ1件でも商談化率が3倍違えば、実質的な単価も3倍違うという点です。CPL 3,000円で商談化率2%の施策と、CPL 15,000円で商談化率20%の施策では、商談1件あたりのコストは前者が15万円、後者が7.5万円となり、安いはずの施策が逆に高くつきます。CPLだけでなく、商談1件あたりのコストまで見て比較しましょう。
比較サイト・資料ポータルへの掲載は、無料で始められる媒体もあるため、CPLを抑えながら検討層に接触したい場合の選択肢になります。
関連記事:資料請求サイト・資料掲載サイト16選比較。無料で掲載できるサイトから選び方まで解説
必要な予算は「受注目標」から逆算する
リード獲得の予算は、「いくらまで出せるか」ではなく受注目標から逆算して決めるのが基本です。逆算の順序は次のとおりです。
受注目標 → 受注率 → 必要商談数 → 商談化率 → 必要リード数 → CPL → 必要予算
たとえば月2件の受注を目標にする場合を計算してみます。
| 項目 | 数値 | 計算 |
|---|---|---|
| 受注目標 | 2件/月 | — |
| 受注率(商談→受注) | 20% | 2件 ÷ 20% = 商談10件 |
| 商談化率(リード→商談) | 10% | 10件 ÷ 10% = リード100件 |
| 目標CPL | 8,000円 | 100件 × 8,000円 |
| 必要予算 | 800,000円/月 | — |
この逆算をすると、「予算が足りない」ではなく「商談化率を上げるほうが先」という判断ができるようになります。上の例で商談化率が10%から20%に改善すれば、必要リード数は50件、必要予算は40万円まで下がります。獲得数を倍にするより、追客の精度を上げるほうが早いケースは珍しくありません。
逆に、商談化率が読めていない段階でCPLの高い施策に大きく張るのは危険です。まずは少額でCPLと商談化率の実測値を取り、そのうえで予算配分を決めましょう。
予算別に現実的な選択肢
月あたりに使える予算から、現実的な打ち手を整理すると次のようになります。
| 月予算 | 現実的な打ち手 | 期待できるリード数の目安 | 向いている企業 |
|---|---|---|---|
| 10万円以内 | 掲載無料〜低額のリード獲得メディア、フォーム作成ツール、リスト収集ツールの組み合わせ | 月5〜20件 | 専任担当がおらず、まずリード獲得の型を作りたい企業 |
| 30万円前後 | メディア掲載(成果報酬)に加え、Web接客・EFOでサイトの転換率を改善 | 月20〜50件 | すでにサイト流入があり、改善余地が残っている企業 |
| 100万円以上 | インテントデータ・企業データベースにMAとウェビナーを組み合わせて仕組み化 | 月50〜150件 | 専任担当がいて、商談化まで数値管理できる企業 |
予算が限られている場合は、無料または低額で始められるリード獲得メディアへの掲載から着手し、獲得できたリードの商談化率を測ってから投資額を上げていくのが安全です。
リード獲得ツールを選ぶ際に確認すべき5つの比較ポイント
リード獲得ツールは、機能が多いものを選べばよいというわけではありません。次の5つのポイントで比較しましょう。
- 自社のボトルネックが「母数・導線・追客」のどこにあるか
- 課金形態と1リードあたりの単価
- ターゲット企業の指定精度・リードの条件設定
- 既存のMA / SFA / CRMと連携できるか
- 運用に必要な社内リソースとサポート体制
自社のボトルネックが「母数・導線・追客」のどこにあるか
最初に確認すべきは、自社のリード獲得プロセスのどこで数字が落ちているかです。サイトへの流入が月に数百セッションしかない状態でWeb接客ツールを導入しても、改善できる母数がそもそも足りません。
判断の目安として、まずは自社サイトのセッション数とCV率を確認します。セッション数が少なければ母数の課題、セッション数は十分なのにCV率が1%を下回っていれば導線の課題、リードは溜まっているのに商談が増えていなければ追客の課題です。
確認すべきポイントは次の3つです。
- 月間セッション数は改善の母数として足りているか
- フォーム到達率・フォーム完了率を計測できているか
- 獲得済みリードのうち、放置されている件数を把握しているか
課金形態と1リードあたりの単価
リード獲得ツールの課金形態は、月額固定型・成果報酬型・従量課金型の3つに分かれます。それぞれリスクの所在が異なるため、自社の状況に合うものを選ぶ必要があります。
月額固定型は費用が読めるかわりに、成果が出なくても支払いが発生します。成果報酬型は成果が出るまで費用が発生しない反面、1件あたりの単価は高めです。従量課金型はデータ取得件数やPV数に応じて費用が変わるため、想定より利用量が増えたときの上限を確認しておく必要があります。
まだCPLの実測値がない段階では、成果報酬型や無料プランがあるツールから始めると、想定外の固定費を抱えずに検証できます。
ターゲット企業の指定精度・リードの条件設定
獲得したリードが自社のターゲットとずれていれば、件数が増えても商談は増えません。そのため、どこまで細かくターゲットを指定できるかは重要な比較軸です。
企業データベース系のツールであれば、業種・従業員規模・エリアといった基本条件に加えて、求人動向や資本金、上場区分などで絞り込めるかを確認します。メディア掲載型であれば、どのカテゴリ・どの記事に掲載されるのか、掲載面の検索キーワードが自社の狙う検討層と合っているかを確認しましょう。
あわせて、獲得したリードの情報項目もチェックが必要です。社名とメールアドレスだけのリードと、部署名・役職・検討時期まで含まれるリードでは、その後の追客のしやすさが大きく変わります。
既存のMA / SFA / CRMと連携できるか
リード獲得ツールは単体で完結しません。獲得したリードを既存のMAやSFA、CRMに流し込めなければ、CSVの手作業インポートが毎週発生します。
確認すべきは、標準連携があるか、APIが公開されているか、CSVの入出力形式が自社の運用に合うかの3点です。特にSalesforceやHubSpotを使っている場合は、標準連携かオプション扱いかで費用が変わることもあるため、見積時に確認しておきましょう。
MAツールをまだ導入していない場合は、MA側の比較も並行して進めると全体の構成を決めやすくなります。
関連記事:MAツールおすすめ20選比較。独自調査でわかった売上が上がる企業の特徴から選び方まで
運用に必要な社内リソースとサポート体制
同じカテゴリのツールでも、運用に必要な工数は大きく異なります。シナリオ設計やクリエイティブ制作を自社で回す前提のツールと、専任担当者が企画から改善まで伴走するツールでは、必要な体制がまったく違います。
マーケティング専任者がいない場合は、機能の豊富さより「運用を代行・支援してもらえるか」を優先したほうが成果につながりやすくなります。掲載するだけで運用工数がほぼ発生しないメディア掲載型は、この点で現実的な選択肢です。
導入前に、初期設定を誰が行うのか、月次の運用に何時間かかるのか、レポートは自動生成されるのかを確認しておきましょう。
リード獲得ツールの選び方
リード獲得ツールは、自社のどの工程を埋めたいかによって選ぶべきものが変わります。ここではリード獲得ツールを4つのタイプに分類し、特徴と向いている企業をご紹介します。
- リード獲得メディア型 | 自社に集客資産がなく、まずリードの母数を確保したい場合
- アウトバウンド開拓型 | 狙った企業に自社からアプローチしてリードを作りたい場合
- サイト転換型 | サイト流入はあるのに資料請求・問い合わせに至っていない場合
- リード育成・インバウンド型 | 獲得したリードを商談化まで引き上げたい場合
まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。
Q1 / 集客資産の有無
自社サイトからのリード獲得状況として、どちらに近いですか?
Q2 / アプローチの方向
リードの増やし方として、どちらを優先したいですか?
Q3 / ターゲットの明確さ
アプローチしたい企業像について、どちらに近いですか?
Q4 / サイト内の導線
Webサイトの課題として、どちらが大きいですか?
Q5 / 獲得後のフォロー
獲得したリードの扱いについて、どちらに近いですか?
Q6 / 運用リソース
ツール運用の体制として、どちらに近いですか?
Q7 / 費用の考え方
費用のかけ方として、どちらを希望しますか?
Q8 / ゴール設定
直近で達成したいことは、どちらに近いですか?
① リード獲得メディア型 | 集客資産がなく、まず母数を確保したい場合
リード獲得メディア型は、比較サイトや資料ポータルに自社サービスを掲載し、すでに検討を始めている企業に見つけてもらうタイプです。自社サイトのSEOや広告運用を待たずに、掲載した時点から比較検討層と接点を持てる点が特徴です。
運用工数がほとんど発生しないことも大きなメリットです。掲載情報と資料を用意すれば、あとは媒体側の検索流入が働くため、マーケティング専任者がいない企業でも始めやすい選択肢になります。成果報酬型の媒体であれば、リードが発生するまで費用がかからない設計のものもあります。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 自社サイトへの検索流入がまだ育っておらず、母数を確保したい企業
- マーケティング専任者がおらず、運用工数をかけられない企業
- 成果報酬型など、リスクを抑えた形でリード獲得を始めたい企業
リード獲得メディア型のうち、IT製品・SaaSの比較検討層が集まる媒体については、掲載料金と課金モデルを別記事で一覧化しています。自社製品のカテゴリに合わせて、以下から掲載先を絞り込むほうが早く進みます。
関連記事:IT比較サイトおすすめ15選比較。掲載料金・リード単価と選び方まで解説
関連記事:SaaS比較サイトおすすめ16選比較。タイプ別の選び方と掲載料金まで比較
② アウトバウンド開拓型 | 狙った企業に自社からアプローチしたい場合
アウトバウンド開拓型は、企業データベースやインテントデータをもとにアプローチ先を特定し、自社から能動的に接触してリードを作るタイプです。ターゲット企業が明確な商材であれば、待つ施策よりも早く商談につながります。
近年は、Web上の検索・閲覧行動から「今その領域を調べている企業」を特定するインテントデータ型のツールも登場しており、従来のリスト営業よりも接触タイミングの精度が上がっています。リスト作成からフォーム送信・メール配信までを自動化できるツールを使えば、少人数の営業体制でもアプローチ数を確保できます。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- ターゲットとなる業種・企業規模がすでに明確な企業
- インサイドセールスや営業担当がアプローチを実行できる体制がある企業
- 短期間で商談数を積み上げたい企業
③ サイト転換型 | 流入はあるのにCVしていない場合
サイト転換型は、すでにサイトに来ている訪問者を資料請求や問い合わせに変えるタイプです。ポップアップによる資料請求の訴求、フォームの入力補助、チャットでの質問対応など、離脱の直前に手を打つ機能が中心になります。
流入を増やす施策と違い、すでに支払っている広告費やSEOの成果をそのまま増幅できるのが最大の利点です。CV率が0.5%から1.0%に改善すれば、流入が同じでもリード数は倍になります。月額数千円から始められるツールも多く、費用対効果を検証しやすい領域です。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 月間セッション数はあるのに、資料請求・問い合わせが少ない企業
- フォームの入力途中で離脱している数が多い企業
- すでに広告やSEOに投資しており、その効率を上げたい企業
Web接客ツールの種類や機能差をさらに詳しく比較したい場合は、以下の記事もあわせてご覧ください。
関連記事:Web接客ツール15選比較。部署・目的別のおすすめと選び方解説
④ リード育成・インバウンド型 | 獲得したリードを商談化したい場合
リード育成・インバウンド型は、獲得したリードの行動を可視化し、メール配信やスコアリングで商談化まで引き上げるタイプです。MAツールやウェビナー運営ツールが該当します。
BtoBの検討期間は数ヶ月に及ぶことが多く、初回接点の時点では検討が始まっていないリードも大量に含まれます。このタイプのツールは、その「まだ買わないリード」を捨てずに保有し、検討が始まったタイミングを検知して営業へ渡すために使います。すでに数百件以上のリードが手元にあり、そのまま放置されている企業では、新規獲得より先に着手する価値があります。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 獲得済みのリードが溜まっているのに商談化していない企業
- 検討期間が長い商材を扱っており、継続的な接触が必要な企業
- 社内で運用・改善を回せる担当者を確保できる企業
リード獲得ツールおすすめ20選一覧比較表
以下は、本記事で紹介するリード獲得ツールの一覧比較表です。
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
slide lib | 掲載無料(有料掲載は月額30,000円〜) | リード獲得メディア型 | 個人情報の入力なしで資料を閲覧できる設計で、一括資料請求を持たない | |
BOXIL SaaS | 要問い合わせ | リード獲得メディア型 | 掲載実績1,200社超のSaaS比較・口コミサイト | |
ITトレンド | 要問い合わせ | リード獲得メディア型 | 2,141製品以上が掲載されるIT製品比較サイト | |
アスピック | 要問い合わせ | リード獲得メディア型 | 業界団体運営で、約300カテゴリー・2,000サービス以上を掲載 | |
発注ナビ | 要問い合わせ | リード獲得メディア型 | 発注者へのヒアリング後に案件を紹介するエントリー制 | |
Sales Marker | 要問い合わせ | アウトバウンド開拓型 | 検索行動データから「今検討している企業」を特定 | |
Musubu | 月額160,000円〜 | アウトバウンド開拓型 | 企業540万社を含む1,200万件以上のデータベース | |
SalesNow | 要問い合わせ | アウトバウンド開拓型 | 1,400万件超のデータと部署連絡先750万件超を収録 | |
Urizo | 月額9,900円〜 | アウトバウンド開拓型 | 30以上のサイトから公開情報を収集し、1件1円台でリスト化 | |
Sales Platform | 要問い合わせ | アウトバウンド開拓型 | 680万件のデータをもとに6チャネルでのアプローチを一元実行 | |
TETORI | 月額10,000円〜 | サイト転換型 | ポップアップ・チャットボット・フォームを1つで運用 | |
Sprocket | 要問い合わせ | サイト転換型 | 専任プロデューサーが接客シナリオの企画から改善まで支援 | |
formrun | 無料〜月額29,800円 | サイト転換型 | ノーコードでビジネス向けフォームを作成・顧客管理 | |
EFO CUBE | 要問い合わせ | サイト転換型 | 入力補助と項目別の離脱率分析でフォーム離脱を軽減 | |
チャネルトーク | 無料〜月額9,000円〜 | サイト転換型 | チャット接客で問い合わせのハードルを下げる | |
SATORI | 要問い合わせ | リード育成・インバウンド型 | 匿名の見込み客にも接点を作れる国産MAツール | |
HubSpot Marketing Hub | 無料〜月額96,000円 | リード育成・インバウンド型 | 無料から始められ、CRMと一体で運用できる | |
List Finder | 無料〜月額92,000円 | リード育成・インバウンド型 | 導入1,800社以上・継続率99%のシンプルなMA | |
ferret One | 要問い合わせ | リード育成・インバウンド型 | ノーコードCMSとMA・SFAをワンストップで提供 | |
ネクプロ | 要問い合わせ | リード育成・インバウンド型 | ウェビナーの申込管理から事後フォローまで一元化 |
【リード獲得メディア型】のリード獲得ツール
リード獲得メディア型のリード獲得ツールは次の5つです。
slide lib(株式会社Cone)
slide libは、資料掲載を無料で始められるBtoB資料のポータルサイトです。ツール選定・サービス比較のために資料を探している企業に対し、ダウンロード不要・登録なしでWeb上でそのまま資料を閲覧してもらえる仕組みを採用しています。
一括資料請求の機能を持たないことが特徴です。一括請求では自社に関心が薄い企業のリードも混ざりますが、slide libは個別資料と自社サイトへの導線に絞ることで、意欲の高いリードだけが集まる設計になっています。
流入の95%以上が自然検索経由で、「〇〇代行」「〇〇ツール」といった比較キーワードで上位表示された記事内に資料が埋め込まれます。掲載自体は無料のため、まずCPLと商談化率を実測してから投資額を判断したい企業でも導入しやすい選択肢です。有料掲載を選ぶ場合は、通常掲載が月額30,000円、複数記事への掲載が月額50,000円、成果報酬型が1リードあたり30,000円という料金体系になっています。
| 主な役割 | 比較検討層への資料掲載によるリード獲得 |
| 向いている企業 | 検索流入がまだ育っておらず、費用を抑えてリード獲得を試したい企業 |
| 導入実績(公表値) | SEO流入95%以上/100超のBtoBサービスが掲載 |
| 料金目安 | 掲載無料(有料掲載は月額30,000円〜、成果報酬は1リード30,000円/最低契約期間6ヶ月) |
BOXIL SaaS(スマートキャンプ株式会社)

BOXIL SaaSは、掲載実績1,200社超のSaaS比較・口コミサイトです。カテゴリごとにサービスを比較できる構成と、利用者の口コミが蓄積されている点が特徴で、サービスの比較検討層にアプローチして良質なリードを獲得できると公式に案内されています。
SaaS領域での認知度が高く、カテゴリ単位で競合と並列に比較されるため、機能や料金で優位性を示せるサービスとの相性が良い媒体です。口コミが蓄積されると、掲載情報だけでは伝わらない実際の使用感が検討材料として働きます。
掲載カテゴリの選定や資料の見せ方によって獲得できるリードの質は変わるため、掲載前にターゲットとするカテゴリの競合状況を確認しておくとよいでしょう。
| 主な役割 | SaaS比較カテゴリでの資料請求リード獲得 |
| 向いている企業 | SaaSを提供し、機能や料金で競合と並べて比較されても優位に立てる企業 |
| 導入実績(公表値) | 掲載実績1,200社超 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
ITトレンド(株式会社Innovation & Co.)

ITトレンドは、2,141製品以上が掲載されているIT製品の比較・資料請求サイトです。法人向けIT製品比較サイトとして認知度・利用経験率No.1を公式に掲げており、業務システムやIT製品の検討層が集まる媒体です。
製品カテゴリごとに資料請求を受け付ける構成で、比較段階に入った担当者からのリードを獲得できます。運営する株式会社Innovation & Co.はBtoBに特化した営業・マーケティング支援事業を手がけており、同社はMAツール「List Finder」も提供しています。
情報システム部門や管理部門が導入を検討する製品を扱っている場合、読者層との相性が高い媒体といえます。
| 主な役割 | IT製品カテゴリでの資料請求リード獲得 |
| 向いている企業 | 情報システム部門や管理部門が導入を検討する業務システムを扱う企業 |
| 導入実績(公表値) | 2,141製品以上を掲載/法人向けIT製品比較サイト認知度・利用経験率No.1 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
アスピック(一般社団法人日本クラウド産業協会)

アスピックは、約300カテゴリーで2,000サービス以上を掲載するSaaS比較・活用サイトです。1999年創立で1,400社以上が加盟する一般社団法人日本クラウド産業協会(ASPIC)が運営しており、業界団体が運営母体である点が他の比較サイトとの違いです。
カテゴリの細分化が進んでいるため、ニッチな領域のサービスでも該当カテゴリ内で見つけてもらいやすい構成になっています。比較記事だけでなく活用ノウハウ系の記事も掲載されており、検討の前段階にいる読者にも接触できます。
サイトの実務運営は株式会社ブルートーンに委託されています。掲載条件や料金は公式サイトに記載がないため、掲載を検討する際は問い合わせが必要です。
| 主な役割 | SaaSカテゴリでの資料請求・問い合わせリード獲得 |
| 向いている企業 | ニッチな領域のSaaSで、該当カテゴリ内で確実に見つけてもらいたい企業 |
| 導入実績(公表値) | 約300カテゴリーで2,000サービス以上を掲載/運営団体ASPICは加盟1,400社以上 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
発注ナビ(発注ナビ株式会社)

発注ナビは、システム開発やIT製品の発注案件を開発会社に紹介するマッチングプラットフォームです。利用社数8,000社以上、累計案件数28,000件以上の紹介実績を持ち、紹介達成率92%を公表しています。
他の比較サイトと大きく異なるのは、コンシェルジュが発注者へ電話でヒアリングを実施した後に案件を紹介する点です。そのため商談実施率は80%、案件のうち95%がエンドユーザーからの直接案件で、平均予算は約300万円と公表されています。紹介案件はすべて自社で選択できるエントリー制で、応募から最短1日で紹介を受けられます。
加盟期間中は専任アドバイザーによるサポートを受けられるため、案件獲得の進め方を相談しながら運用できます。IT開発・システム開発を提供する企業に限定される媒体である点は理解しておきましょう。
| 主な役割 | 発注意向が確認済みの案件紹介によるリード獲得 |
| 向いている企業 | システム開発・IT製品を提供し、紹介された案件に商談から対応できる企業 |
| 導入実績(公表値) | 利用社数8,000社以上/累計案件28,000件以上/紹介達成率92%・商談実施率80% |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
【アウトバウンド開拓型】のリード獲得ツール
アウトバウンド開拓型のリード獲得ツールは次の5つです。
Sales Marker(株式会社Sales Marker)

Sales Markerは、日本初のインテントセールスSaaSを掲げるアウトバウンド支援ツールです。Web上の検索行動データを分析し、自社のサービスを今まさに探している企業を特定することで、受注につながる商談を増やす設計になっています。
特定した企業へのアプローチ手段が幅広いことも特徴です。インテント広告・インテントメール・インテントフォーム・インテントコール・インテントレターといった複数チャネルを組み合わせられ、AIがインテントデータを分析して自動ターゲティングと文面生成まで行います。
ターゲット企業を絞り込んだうえで検討タイミングを捉えたい企業に向いています。外部ツールとの連携で成果を最大化できると公式に案内されていますが、具体的な連携先や料金は公開されていないため、問い合わせが必要です。
| 主な役割 | インテントデータによる検討中企業の特定とマルチチャネルアプローチ |
| 向いている企業 | ターゲット業界が明確で、インサイドセールスが実行できる体制がある企業 |
| 導入実績(公表値) | ITreview Grid Awardの受賞実績を公開(導入社数は非公開) |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
Musubu(Baseconnect株式会社)

Musubuは、企業540万社を含む合計1,200万件以上のデータを収録した法人営業支援データベースです。企業基礎データに加えて、ニュース・求人・インテントなどの動的データを統合しており、累計導入数は18万社を超えています。
収録データは企業540万社、店舗250万店舗、キーマン200万人、事業所50万、部署100万部署と幅広く、企業検索・求人情報検索・ニーズ検索・イベント検知といった条件でリストを抽出できます。企業ランク機能やABM機能も備えており、アプローチ優先度を決めながらリストを作成できます。
料金は6ヶ月プランが月額200,000円(税別・クレジット120,000)、12ヶ月プランが月額160,000円(税別・クレジット240,000)で、長期契約のほうが単価を抑えられます。Salesforce連携は月額50,000円(税別)の追加オプションです。
| 主な役割 | 企業データベースからの営業リスト作成とABM |
| 向いている企業 | 条件を絞ったリストを継続的に作成し、優先度をつけて追いたい企業 |
| 導入実績(公表値) | 累計導入18万社以上/企業540万社を含む1,200万件以上を収録 |
| 料金目安 | 月額160,000円〜200,000円(税別)/Salesforce連携は月額50,000円のオプション |
SalesNow(株式会社SalesNow)

SalesNowは、1,400万件超の法人・組織データを収録した営業データベースです。業界・規模・インテント・採用動向といった条件で絞り込めるほか、部署連絡先を750万件超保有しており、担当部署に直接アプローチしやすい構成になっています。
商談データから「勝ちやすい企業像」を自動抽出する機能を備えており、過去の受注傾向をもとにターゲットを定義できます。フォーム自動補完機能もあるため、リスト作成からフォーム営業までを同一ツール内で進められます。
Salesforce連携はAppExchange認定を取得しており、HubSpot連携にも対応しています。商談数2.3倍、売上1.5倍、工数削減8.6時間/人月といった導入効果が公表されています。料金は年間契約が基本で、利用ユーザー数に応じたボリュームディスカウントが適用されます。
| 主な役割 | 企業データベースからの営業リスト作成とフォームアプローチ |
| 向いている企業 | 過去の受注傾向からターゲット企業像を定義したい企業 |
| 導入実績(公表値) | 1,400万件超のデータと部署連絡先750万件超を収録/商談数2.3倍の導入効果 |
| 料金目安 | 要問い合わせ(年間契約・利用ユーザー数で変動) |
Urizo(株式会社セールスサポート)

Urizoは、30以上のサイトから公開されている企業情報を収集し、営業リストを作成できるツールです。iタウンページやハローワークなどからメールアドレス・電話番号・FAX番号・住所・問い合わせフォームURLを自動収集でき、導入企業は80,000社に達しています。
収集できるデータは全国560万件以上で、電話番号約560万件、FAX番号約240万件、メールアドレス約71万件、URL約93万件という内訳が公表されています。1件あたりの単価が1円台に収まる点が最大の特徴で、リスト作成コストを大幅に抑えられます。
料金は初期費用5,500円(初月のみ)に加え、月額はベーシック9,900円(月5,000件)、スタンダード15,400円(月10,000件)、プレミアム23,100円(月20,000件)、スーパープレミアム44,000円(月50,000件)の4段階です。いずれも税込で、1週間有効の無料版では合計1,500件まで収集できます。
| 主な役割 | 公開情報からの低コストな営業リスト収集 |
| 向いている企業 | まずは費用を抑えて、大量のアプローチ先リストを用意したい企業 |
| 導入実績(公表値) | 導入80,000社/全国560万件以上を収集可能/1件あたり1円以下 |
| 料金目安 | 初期5,500円+月額9,900円〜44,000円(税込) |
Sales Platform(株式会社アイドマ・ホールディングス)

Sales Platformは、国内680万件以上の企業データベースをもとに、リスト作成からアプローチの実行までを一つのツールで回せる営業支援ツールです。導入社数は8,936社以上(2023年5月末時点)と公表されています。
最大の特徴は、アプローチできるチャネルの幅広さです。電話・メール・フォーム・FAX・郵送DM・手紙の6つを同一ツールから実行でき、同じリストに対して複数チャネルを組み合わせて接触できます。1つのチャネルで反応がなかった企業に別の手段で再アプローチする運用が、リストを分断せずに行えます。
さらにSFA・MA・リモート商談・自動分析の機能も内包しているため、リード獲得から商談管理までを別ツールに分けずに進められます。運営元の株式会社アイドマ・ホールディングスは東証グロース上場企業(銘柄コード7373)です。料金は公式サイトに記載がないため、導入時は問い合わせが必要です。
| 主な役割 | 6チャネルのアプローチ実行と営業リスト作成の一元化 |
| 向いている企業 | 複数チャネルを組み合わせて、リストを使い切りたい企業 |
| 導入実績(公表値) | 導入8,936社以上(2023年5月末時点)/国内680万件以上の企業データを保有 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
【サイト転換型】のリード獲得ツール
サイト転換型のリード獲得ツールは次の5つです。
TETORI(株式会社グラッドキューブ)

TETORIは、既存サイトに専用タグを設置するだけで導入できるWeb接客ツールです。訪問者の情報を自動取得し、適切なタイミングでポップアップなどを配信することで資料請求や問い合わせへ誘導します。導入社数は700社以上です。
機能はポップアップ配信、チャットボット、ポップアップフォーム、ページ埋め込み、ABテスト、リアルタイム解析、法人アクセス分析、エリア・法人情報取得、PDF分析レポートと幅広く、1つのツールで導線改善に必要な機能をまとめて運用できます。法人アクセス分析があるため、BtoBサイトでどの企業が閲覧しているかを把握したい場合にも使えます。
料金は月額1万円からと明記されており、サイトの規模に合わせてプランを選択できます。学校・不動産・EC・求人・メーカー・ホテルなど幅広い業界で導入されています。
| 主な役割 | ポップアップ・チャットボットによるサイト内の導線改善 |
| 向いている企業 | サイト流入はあるのに、資料請求への導線が用意できていない企業 |
| 導入実績(公表値) | 導入700社以上 |
| 料金目安 | 月額10,000円〜 |
Sprocket(株式会社Sprocket)

Sprocketは、ベテラン店員の接客テクニックをサイト上に実装することをコンセプトにしたWeb接客ツールです。流入元・曜日と時間・ページ閲覧・購買金額など多様な条件でセグメントを切り、訪問者の状況に合わせた声かけを出せます。
人工知能による自動1to1接客と表示比率の自動調整に対応しており、複数の接客シナリオのうち成果の高いものへ配信を寄せていく運用ができます。ポップアップ型・スクリプト型・テンプレートといった表示形式を選べ、シナリオ結果分析やファネル分析も備えています。
ツール提供だけでなく、同社のプロデューサーが企画から実行・改善まで支援する体制が用意されています。社内にCRO(転換率改善)の知見がなく、施策の設計から任せたい企業に向いています。料金は公式サイトに記載がないため、問い合わせが必要です。
| 主な役割 | 接客シナリオによるサイト内の転換率改善 |
| 向いている企業 | 転換率改善の知見が社内になく、施策の設計から任せたい企業 |
| 導入実績(公表値) | 大手企業を含む導入事例を公開(導入社数は非公開) |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
formrun(株式会社ベーシック)

formrunは、ビジネス向けフォームをノーコードで作成できるフォーム作成・顧客管理ツールです。累計導入ユーザー数は55万を突破しており、フォーム作成に加えて顧客管理、メール配信、自動化機能、決済機能、日程調整までを1つで扱えます。
問い合わせフォームや資料請求フォームを整えるだけでなく、フォーム送信後の対応状況をカンバン形式で管理できるため、獲得したリードが対応漏れになるのを防げます。初期費用は不要で、14日間の無料トライアルも用意されています。
料金は無料のFREEプランに加え、単月契約でBEGINNER 3,880円、STARTER 14,980円、PROFESSIONAL 29,800円(いずれも月額・税抜)です。年間契約にするとBEGINNER 2,980円、STARTER 12,980円、PROFESSIONAL 25,800円まで下がります。大規模運用向けのENTERPRISEは見積対応です。
| 主な役割 | フォーム作成と獲得後の対応管理 |
| 向いている企業 | フォームを内製できず、獲得後の対応漏れも防ぎたい企業 |
| 導入実績(公表値) | 累計導入55万ユーザー突破 |
| 料金目安 | 無料〜月額29,800円(税抜・単月契約) |
EFO CUBE(株式会社エフ・コード)

EFO CUBEは、入力フォームでの離脱を軽減してコンバージョンを最大化する入力フォーム最適化ツールです。タグを設置するだけで導入でき、必須項目の強調やエラー表示などの入力補助機能で、入力途中の離脱を防ぎます。
項目ごとのエラー率・離脱率を取得できるデータ解析機能を備えているため、どの入力項目が離脱を生んでいるかを特定してから改善に着手できます。導入後のフォーム改善案作成まで支援するサポート体制も用意されています。
導入フォーム数は約4,200フォーム以上(2020年7月時点)、契約件数は300件突破(2021年7月時点)と公表されており、申込み率14.7%向上といった改善事例も掲載されています。複数のショッピングカートASPとの連携にも対応しています。
| 主な役割 | 入力フォームの離脱軽減とフォーム改善の分析 |
| 向いている企業 | フォームまでは到達しているのに、入力完了率が低い企業 |
| 導入実績(公表値) | 導入約4,200フォーム以上(2020年7月時点)/申込み率14.7%向上の改善事例 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
チャネルトーク(株式会社Channel Corporation)

チャネルトークは、サイト上でのチャット接客を通じて問い合わせのハードルを下げるツールです。フォームに入力するほどではない段階の疑問をチャットで解消できるため、離脱していた検討層を会話に引き込めます。
無料プランでも基本的なチャットとWeb会議機能を利用できるため、まずチャット経由の問い合わせがどの程度発生するかを検証してから有料プランに移行できます。管理顧客数やシート数に応じた従量課金制のため、対応規模に合わせて費用を調整できます。
料金は無料プランが0円、立ち上げ期向けのEarly Stageが月額2,700円〜、成長企業向けのGrowthが月額9,000円〜です(いずれも25%割引適用時)。設立5年以上または年商10億円超の企業向けのEnterpriseは問い合わせ対応となっています。
| 主な役割 | チャット接客による問い合わせ数の増加 |
| 向いている企業 | フォーム入力の前段階にある疑問を解消して離脱を防ぎたい企業 |
| 導入実績(公表値) | 要問い合わせ |
| 料金目安 | 無料〜月額9,000円〜(25%割引適用時) |
【リード育成・インバウンド型】のリード獲得ツール
リード育成・インバウンド型のリード獲得ツールは次の5つです。
SATORI(SATORI株式会社)

SATORIは、匿名の見込み客にも接点を作れる国産のマーケティングオートメーションツールです。名前がわかっている見込み客だけでなく、まだフォーム入力に至っていない匿名の訪問者に対してもアプローチできる設計になっています。
機能は見込み客の「獲得」「育成」「管理」の3領域で構成されています。獲得では匿名顧客へのアプローチで商談機会を広げ、育成では興味関心に合わせた接触を行い、管理では一人ひとりの状況を可視化します。サイト内の行動履歴から、興味関心の高い見込み客を見つけ出せる点も特徴です。
導入社数は1,500社以上で、ITreview Grid Award 2026 WinterのMAツール部門でLeaderを受賞しています。リードがまだ十分に溜まっていない段階からMAを使い始めたい企業に向いた設計です。料金は公式サイトに記載がないため、問い合わせが必要です。
| 主な役割 | 匿名リードを含む見込み客の獲得・育成・管理 |
| 向いている企業 | リードがまだ十分に溜まっていない段階からMAを使い始めたい企業 |
| 導入実績(公表値) | 導入1,500社以上/ITreview Grid Award 2026 Winter MAツール部門 Leader受賞 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
HubSpot Marketing Hub(HubSpot Japan株式会社)

HubSpot Marketing Hubは、CRMと一体で使えるマーケティングツールで、無料から始められる点が特徴です。無料プランは2ユーザーまでクレジットカード不要で利用でき、まずリード情報の一元管理から着手できます。
プランは無料・Starter・Professional・Enterpriseの4段階です。Starterは月額840円〜(年額払い時)で1,000マーケティングコンタクトを含み、個人や小規模チーム向けの基本機能を提供します。Professionalは月額96,000円で3コアシートと2,000コンタクト、Enterpriseは月額432,000円で5コアシートと10,000コンタクトが含まれます。
リード数の増加に合わせて段階的にプランを上げられるため、MAの運用経験がない企業でも導入しやすい構成です。ProfessionalとEnterpriseでは必須の導入支援サービスが自動的に請求される点は、見積時に確認しておきましょう。
| 主な役割 | CRM一体型のリード管理・育成 |
| 向いている企業 | MAの運用経験がなく、無料から段階的に始めたい企業 |
| 導入実績(公表値) | 要問い合わせ |
| 料金目安 | 無料〜月額96,000円(Enterpriseは月額432,000円) |
List Finder(株式会社イノベーション)

List Finderは、「だれでも、無理なく、かんたんに」をコンセプトにしたMAツールです。導入実績1,800社以上、利用継続率99%を公表しており、機能を絞ることで運用のハードルを下げています。
主な機能はアクセス解析、優先リード通知、一斉メール送信、スコアリング、企業IP解析です。優先リード通知によって、追客すべきリードが自動で担当者に届くため、リードが溜まっているのに手が回っていない状態を解消しやすくなります。
料金はフリープランが初期費用・月額ともに0円で、ライトが初期費用100,000円+月額45,000円、スタンダードが月額69,000円、プレミアムが月額92,000円です。メール配信・スコアリング・Salesforce連携はライト以上で利用でき、フリープランはアクセス解析500セッション・顧客登録100件までの制限があります。PV数と顧客データ数に応じた従量課金が発生する点も確認しておきましょう。
| 主な役割 | 優先リードの検知とメール配信によるリード育成 |
| 向いている企業 | リードは溜まっているが、追客の優先順位づけができていない企業 |
| 導入実績(公表値) | 導入1,800社以上/利用継続率99% |
| 料金目安 | 無料〜月額92,000円(ライトは初期費用100,000円+月額45,000円) |
ferret One(株式会社ベーシック)

ferret Oneは、ノーコードCMS・国内BtoB特化のMA・SFA/CRMをワンストップで提供するBtoBマーケティングツールです。支援実績は2,000社以上、SFA/CRMの現場定着率は99.8%と公表されています。
CMS側は見たまま編集機能・行動検知機能・ワークフロー機能・AI機能「MABOW」を備えており、サイトの更新とリード獲得・育成を同一環境で回せる点が特徴です。MA側はステップ式の設定と配信・集計の自動化により、BtoB特化の設計になっています。
利用方法はツールのみ、ツール+コンサル・代行支援、コンサル・代行支援のみの3つから選べます。リード獲得・育成パックやナーチャリング改善パックなど課題別のパッケージも用意されており、社内リソースに応じて支援範囲を調整できます。料金は公式サイトに記載がないため、料金表のダウンロードまたは問い合わせが必要です。
| 主な役割 | CMS・MA・SFAを統合したリード獲得から育成までの一元化 |
| 向いている企業 | サイト運用とリード育成をまとめて一つの環境で回したい企業 |
| 導入実績(公表値) | 支援実績2,000社以上/SFA・CRMの現場定着率99.8% |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
ネクプロ(株式会社ネクプロ)

ネクプロは、ウェビナー配信と動画活用でリード獲得から商談化まで支援するプラットフォームです。申込管理・配信・事後フォローをワンストップで扱えるため、ウェビナーを継続的なリード獲得施策として運用できます。
配信形式はライブ配信・疑似ライブ・オンデマンド・外部ツール配信・双方向通信に対応しています。LP作成、流入元設定、顧客分析、投票、チャット、アンケート、ステップメール、ターゲティングメールなども備えており、集客から視聴データの取得、その後のメールフォローまでを同一ツール内で完結できます。
Salesforce・Pardot連携に対応しており、視聴履歴・アンケート回答・離脱率といったデータを自動連携できます。取引実績は500社以上です。ノーコードでのメディアサイト構築にも対応しており、過去のウェビナーをアーカイブとして資産化できます。料金は公式サイトに記載がないため、問い合わせが必要です。
| 主な役割 | ウェビナー運営による集客と視聴データを活用した追客 |
| 向いている企業 | ウェビナーを単発でなく継続的なリード獲得施策にしたい企業 |
| 導入実績(公表値) | 取引実績500社以上/Salesforce・Pardot連携に対応 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
リード獲得ツールを導入しても成果が出ない3つの原因
ツールを導入したのにリードが増えない、あるいは増えても商談につながらないケースには、共通する原因があります。導入前に確認しておきましょう。
1. ボトルネックと違う場所にツールを入れている
最も多いのが、詰まっている工程とツールの役割がずれているケースです。月間セッションが数百しかないサイトにWeb接客ツールを入れても、改善できる母数がないため数字は動きません。
逆に、月間数万セッションあってCV率が0.3%の状態でリスト作成ツールを増やしても、獲得の効率は改善しません。まず自社の数値を確認し、母数・導線・追客のどこが最も弱いかを特定してから導入するツールを決めましょう。
2. 獲得したリードを追客する体制がない
リードは獲得した時点では売上になりません。獲得後に誰がいつ連絡するかが決まっていないと、確度の高いリードも滞留していきます。
特に成果報酬型の媒体や広告で件数を増やした直後は、対応が追いつかずに初動が遅れがちです。リードが入ったら何時間以内に一次接触するか、どの条件でインサイドセールスから営業へ渡すかを、ツール導入と同時に決めておく必要があります。MAツールの優先リード通知やSFA連携は、この体制を仕組みで支えるための機能です。
3. 「リード数」だけをKPIにしている
リード数だけを追うと、単価の安い施策に寄っていき、商談化しないリードが積み上がります。前述のとおり、CPL 3,000円で商談化率2%の施策より、CPL 15,000円で商談化率20%の施策のほうが、商談1件あたりのコストは半分です。
KPIはリード数だけでなく、商談化率と商談1件あたりのコストまでセットで設計しましょう。施策ごとに商談化率を計測しておけば、予算配分の判断が数値でできるようになります。
ツールを入れても解決しない場合は、そもそも獲得の形態が自社に合っていない可能性があります。ツール以外の3形態まで含めて比較したい方は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:リード獲得サービス17選比較。4形態別の選び方と費用相場を解説
リード獲得ツールのよくある質問
リード獲得ツールの検討時によく挙がる疑問をまとめました。
Q. 無料で始められるリード獲得ツールはありますか?
あります。フォーム作成ツールやチャットツール、MAツールには無料プランが用意されているものがあり、リード獲得メディアの中にも掲載自体が無料の媒体があります。まずは無料の範囲でCPLと商談化率を実測し、その数値をもとに有料プランや有料掲載に進むのが安全です。
Q. MAツールを入れればリードは増えますか?
MAツールの主な役割は、獲得済みのリードを育成して商談化率を上げることです。手元のリードが少ない状態では効果が出にくいため、リード数そのものが課題であれば、メディア掲載やアウトバウンド開拓を先に検討してください。
Q. ツールは何種類くらい組み合わせるのが一般的ですか?
母数・導線・追客の各工程に1つずつ、合計2〜3種類から始めるケースが多く見られます。最初からすべてを揃えると運用が回らなくなるため、最も弱い工程から1つずつ追加していくほうが定着しやすくなります。
Q. 成果報酬型と月額固定型はどちらが得ですか?
CPLの実測値がない段階では成果報酬型のほうがリスクを抑えられます。一方で獲得件数が安定して増えてくると、成果報酬型は総額が膨らむため、月額固定型のほうが単価を抑えられる場合があります。月間の獲得件数の見込みが立った時点で、両者を試算して比較しましょう。
まとめ
リード獲得ツールは種類が多く見えますが、担っている役割は「母数をつくる」「導線を通す」「追客する」の3つに整理できます。自社がどの工程で詰まっているかを特定すれば、選ぶべきツールのタイプは自然に絞られます。
まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「リード獲得ツールの選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。
そのうえで、予算は受注目標から逆算して決め、リード数だけでなく商談化率と商談1件あたりのコストまで見て投資判断を行いましょう。予算が限られている場合は、掲載無料のリード獲得メディアなど、リスクの小さい手段から実測値を取るのが現実的な進め方です。
なお、掲載する資料そのものの品質もリードの質を左右します。ホワイトペーパーを社内で用意できない場合は、制作を外注する選択肢もあわせて検討してみてください。



