Web接客ツール15選比較。部署・目的別のおすすめと選び方解説

「サイトへの流入はあるのに、問い合わせや資料請求に結びつかない」 「問い合わせが来ても対応に時間がかかりすぎて、機会損失が続いている」

Webサイトの活用に課題を感じている企業担当者は少なくありません。訪問者を「見込み顧客」に転換できるかどうかは、サイトの設計だけでなく、訪問者に対してどんなアプローチができるかに大きく左右されます。

そこで注目されているのがweb接客ツールです。訪問者の行動に応じてポップアップを表示したり、チャットで即座に対応したりすることで、CVR改善・問い合わせ増加・顧客満足度向上など、多様な成果に貢献します。

本記事では、部署・目的別に3タイプに分類したweb接客ツール15選を紹介します。費用相場や選び方のポイントもあわせて解説するので、自社に合ったツール選定の参考にしてください。

web接客ツールとは?CVR改善・顧客対応に役立つ仕組みを解説

web接客ツールとは、Webサイトを訪問したユーザーに対して、チャットやポップアップなどの機能を使ってリアルタイムに接客を行うツールです。「オンライン接客ツール」とも呼ばれ、実店舗の接客員が果たす役割を、Webサイト上でデジタルに再現します。

従来のWebサイトは、コンテンツを掲載して訪問者が自発的に動くことを待つ「待ちの接客」が主流でした。web接客ツールを導入することで、訪問者の行動データをリアルタイムで取得・分析し、最適なタイミングで最適なメッセージを届ける「攻めの接客」が可能になります。

BtoBビジネスでの活用例としては、ホワイトペーパーのダウンロードを促すポップアップ表示や、問い合わせフォーム直前でのチャット誘導などが挙げられます。これにより、資料請求のCVRが数倍に改善した事例も報告されており、マーケティング・営業・CS部門を問わず広く導入が進んでいます。

そもそもサイトに届く流入が十分でなければ、接客ツールの効果も限られてしまいます。接客で受け止める前段の集客から見直したい場合は、Web集客代行会社の選び方も参考になります。

関連記事:Web集客代行会社11選!集客方法別に分類して、選び方まで

web接客ツールの2つのタイプと主な機能

web接客ツールは、主な接客方式によって2つのタイプに分類されます。それぞれ得意とする用途や対象部署が異なるため、自社の目的に合ったタイプを選ぶことが重要です。

ポップアップ型(CVR改善特化)

訪問者の行動・属性・流入元などのデータを分析し、最適なタイミングでポップアップやバナーを自動表示する。A/Bテスト・パーソナライズ・ヒートマップなどのマーケティング機能が充実しており、CVR改善・資料DL促進に強い。主にマーケティング担当者が活用する。

チャット型(CS対応強化)

Webページ内にチャットウィンドウを設置し、訪問者の質問・問い合わせにリアルタイムまたはボットで応答する。FAQ自動応答・チケット管理・対応履歴の蓄積など、カスタマーサポート業務の効率化に向く。主にCS・サポートチームが活用する。

各タイプの主な機能を比較すると、以下の通りです。

機能ポップアップ型チャット型
ポップアップ・バナー表示✓—
A/Bテスト✓—
ヒートマップ分析✓(一部)—
リアルタイムチャット—✓
チャットボット・自動応答—✓
ユーザー行動分析✓✓(一部)
MA・CRM連携✓✓
For顧客「獲得」顧客「対応」

web接客ツールの費用相場

web接客ツールの費用は、タイプや機能の充実度によって大きく異なります。一般的な月額相場は以下の通りです。

タイプ月額相場料金体系の特徴
ポップアップ型5万円〜20万円PV数や接客回数による従量制が多い
チャット型数千円〜10万円ユーザー数(ID数)によるライセンス制が多い
ハイブリッド型5万円〜50万円以上PV数+機能セットによる月額固定が多い

費用が変動する主な理由は3つあります。

① 機能の充実度:ポップアップ種類の多さ、AIパーソナライズの精度、ABテスト機能の有無などによって、費用は大きく変わります。高機能なツールほど費用は高くなる傾向があります。

② 利用規模(PV数・ユーザー数):従量課金型のツールでは、サイトのPV数や月間接客回数が多くなるほど費用が増加します。アクセスの多い大規模サイトでは月額固定型のプランを選ぶほうがコストを抑えやすいです。

③ サポート・コンサルの有無:ツールの提供に加えて、接客シナリオの設計支援やデータ分析のコンサルティングが含まれるプランは費用が上がりますが、運用の成果を出しやすいメリットがあります。

web接客ツールを選ぶ際に確認すべき4つの比較ポイント

web接客ツールはサービスによって特徴が大きく異なり、「導入したが思っていた用途と合わなかった」という事例も少なくありません。以下の4点を事前に確認することで、自社に合ったツールを選びやすくなります。

  • ① 目的との一致(CVR改善かCS効率化か)
  • ② AI・自動化機能の充実度
  • ③ 料金体系(月額固定か従量課金か)
  • ④ 既存ツールとの連携性(MA・CRM・GA等)

① 目的との一致(CVR改善かCS効率化か)

ツールを導入する目的がマーケティング施策によるCVR改善なのか、問い合わせ対応の効率化なのかによって、最適なタイプが異なります。目的が曖昧なまま機能の多さだけで選ぶと、使わない機能に費用を払い続けることになります。まず「誰が・何の目的で使うか」を部署単位で定義してから選定しましょう。

② AI・自動化機能の充実度

近年のweb接客ツールはAI活用が進んでいます。訪問者の行動パターンを学習して最適な接客タイミングを自動判定する機能や、チャットボットによるFAQ自動応答など、AI機能の有無は運用工数の差に直結します。少人数で運用する場合は特に、AIによる自動化機能が充実しているツールを選ぶことが重要です。

③ 料金体系(月額固定か従量課金か)

PV数が多いサイトに従量課金型を導入すると、想定外の費用増加につながるケースがあります。自社のサイト規模・アクセス数に合わせて、月額固定か従量課金かを慎重に検討しましょう。また、初期費用・最低契約期間・無料トライアルの有無も確認が必要です。

④ 既存ツールとの連携性(MA・CRM・GA等)

web接客ツールは単独で運用するよりも、MAツールやCRMと連携してデータを活用する場合に効果が最大化します。すでに自社で活用しているツールとの連携可否を必ず確認しましょう。特にBtoB企業では、HubSpotやSalesforceなどのCRM連携に対応しているかが重要な選定ポイントになります。

web接客ツールの選び方

web接客ツールは、どの部署が・どんな目的で使うかによって適切なタイプが大きく変わります。ここでは3つのタイプに分類し、それぞれの特徴と向いている企業像を紹介します。

  1. CVR改善特化型(ポップアップ型) | コンバージョン率を上げたい場合
  2. CS対応強化型(チャット型) | 問い合わせ対応を効率化・自動化したい場合
  3. 統合型・BtoC | ECや消費者向けサービスでポップアップとチャットを一元管理したい場合
  4. 統合型・BtoB | 法人向けサービスで商談獲得・リード対応と接客を統合したい場合

まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

7つの質問に答えてください。回答が終わると、自社の目的に最適なweb接客ツールのタイプが診断されます。

0 / 8 回答済み

Q1 / ビジネスモデル

あなたのビジネスモデルは、どちらに近いですか?

Q2 / 導入目的

Web接客ツールで実現したいことは、どちらに近いですか?

Q3 / 接客スタイル

サイト訪問者への接客スタイルとして、どちらに近いですか?

Q4 / データ活用

訪問者データの活用方法として、どちらに近いですか?

Q5 / 担当部署

ツールを主に使う部署・担当者として、どちらに近いですか?

Q6 / 機能の幅

ツールに求める機能の幅として、どちらに近いですか?

Q7 / 連携ツール

連携したいツールとして、どちらに近いですか?

Q8 / 対象顧客フェーズ

接客したい主な対象顧客として、どちらに近いですか?

あなたにおすすめのタイプが決まりました

このタイプで解決できること

    このタイプのサービスを見る →

    CVR改善特化型(ポップアップ型) | コンバージョン率を上げたい場合

    CVR改善特化型は、訪問者の行動データをリアルタイムで分析し、最適なタイミングにポップアップやバナーを自動表示することで、コンバージョン率の向上を目指すツールです。A/Bテストやパーソナライズ機能が充実しており、「どのメッセージが効果的か」を継続的に検証・改善できます。

    マーケティング担当者が主体となって、施策ごとに接客シナリオを設計・運用する使い方に向いています。 広告からの流入やLPのCVR改善、資料請求・ホワイトペーパーのダウンロード促進など、具体的な数値改善を目指している企業に特に適しています。

    このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

    • サイトへのアクセスはあるが、資料請求・問い合わせへの転換率が低い
    • A/Bテストで接客メッセージを継続的に改善したいマーケ担当者がいる
    • 広告流入・LP最適化と組み合わせてCVRを底上げしたい

    このタイプのweb接客ツールを見る⇩

    CS対応強化型(チャット型) | 問い合わせ対応を効率化・自動化したい場合

    CS対応強化型は、Webサイト上にチャットウィンドウを設置し、訪問者からの問い合わせにリアルタイムまたはチャットボットで応答するタイプです。FAQの自動応答・チケット管理・問い合わせ履歴の蓄積など、カスタマーサポート業務の効率化に特化した機能が揃っています。

    CS・サポートチームが日々の顧客対応に活用するツールとして設計されており、問い合わせ工数の削減と顧客満足度の向上を同時に実現できます。 特に問い合わせ件数が多い企業や、サポート体制を強化したいフェーズの企業に向いています。

    このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

    • 問い合わせ対応に多くの工数がかかっており、自動化・効率化を図りたい
    • よくある質問をチャットボットで自動応答し、担当者の負荷を下げたい
    • 顧客対応の質を均一化し、サポート品質を向上させたい

    このタイプのweb接客ツールを見る⇩

    統合型・BtoC | ECや消費者向けサービスでポップアップ×チャットを統合管理したい場合

    統合型・BtoCは、ポップアップ接客とチャット対応の両機能を1ツールで提供し、ECサイトや消費者向けサービスに最適化されたタイプです。大量の匿名ユーザーデータを分析しながらパーソナライズ接客を行い、購買促進・リテンション・顧客サポートをまとめて管理できます。

    BtoCサービス特有の「大規模ユーザーへのパーソナライズ」「EC購買フローの最適化」「LTV向上」などの課題に対応しており、マーケとCSの両部門が1ツールを共有して連携できる設計になっています。 複数のツールを使い分ける手間を省いて管理を一元化したい中規模以上のBtoC企業に向いています。

    このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

    • ECや消費者向けサービスで、ポップアップとチャット両方の接客を1ツールで完結させたい
    • 大量のユーザー行動データを活かしたパーソナライズ接客で購買率・継続率を高めたい
    • マーケとCSが連携してサイト全体の成果を最大化したい

    このタイプのweb接客ツールを見る⇩

    統合型・BtoB | 法人向けサービスで商談獲得・リード対応を接客と統合したい場合

    統合型・BtoBは、ポップアップ・チャット機能に加えて、訪問企業の特定・商談自動設定・リード育成など、BtoB特有の営業プロセスと連携した接客が可能なタイプです。「どの企業がサイトを訪問しているか」を可視化し、リアルタイムで営業チームと連携してアプローチする、といった接客が実現できます。

    SaaS・IT・コンサルティングなど法人向けビジネスにおいて、Webサイトを商談獲得の窓口として最大化したい企業に向いており、SFA/CRM連携によって接客データを営業活動に直結させることができます。 問い合わせから商談設定までのリードタイムを大幅に短縮したいBtoB企業に特に適しています。

    このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

    • 法人向けサービスで、訪問企業の特定とリアルタイム接客を組み合わせて商談化率を高めたい
    • 問い合わせ完了後すぐに商談日程を自動設定してリードのスピード対応をしたい
    • SFA/CRMと連携してWebの接客データを営業活動に活かしたい

    このタイプのweb接客ツールを見る⇩

    web接客ツール一覧比較表

    以下は、本記事で紹介するweb接客ツールの一覧比較表です。

    サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
    KARTE
    要問い合わせ
    CVR改善特化型
    リアルタイムの行動分析と高精度パーソナライズが強み。大規模サイト向け
    Sprocket
    要問い合わせ
    CVR改善特化型
    業界別の接客シナリオが100種類以上。250社以上の導入実績
    Robee
    5万円/月〜
    CVR改善特化型
    ポップアップ・ヒートマップ・ABテストを低価格で一体提供
    Ptengine
    7,980円/月〜
    CVR改善特化型
    ヒートマップ+Web接客が1タグで完結。無料プランあり
    Rtoaster
    要問い合わせ
    CVR改善特化型
    CDPと連携した高精度パーソナライズ。大手企業への導入実績多数
    チャネルトーク
    2,700円/月〜
    CS対応強化型
    AI搭載CRM一体型チャット。低価格で導入しやすい
    チャットプラス
    1,500円/月〜
    CS対応強化型
    国内最安水準のチャットボット。シンプル運用向き
    Zendesk
    55ドル/月〜
    CS対応強化型
    グローバルCS大手。多チャネル対応とチケット管理が強み
    PKSHA Chatbot
    要問い合わせ
    CS対応強化型
    自然言語処理AIによる高精度自動応答。大企業・官公庁導入実績多数
    FLIPDESK / CROSS TALK
    5万円/月〜
    統合型・BtoC
    訪問企業の可視化+リアルタイム接客が強み
    Repro
    要問い合わせ
    統合型・BtoC
    アプリ・Web両対応のグロースマーケティングプラットフォーム
    カスタマーリングス
    要問い合わせ
    統合型・BtoC
    CDP×Web接客の一元管理。EC・BtoC向けのデータ活用に強み
    OPTEMO
    要問い合わせ
    統合型・BtoB
    BtoB商談獲得自動化。問い合わせ直後の商談設定率を最大化
    immedio
    要問い合わせ
    統合型・BtoB
    BtoB商談獲得自動化。問い合わせ直後の商談設定率を最大化
    TETORI
    要問い合わせ
    統合型・BtoB
    BtoB向けに特化したweb接客・リード獲得支援ツール

    【CVR改善特化型】のweb接客ツール

    CVR改善特化型(ポップアップ型)のweb接客ツールを5社紹介します。

    KARTE(株式会社プレイド)

    引用:株式会社プレイド

    KARTEは、株式会社プレイドが提供するリアルタイムの行動分析とパーソナライズに強みを持つweb接客プラットフォームです。訪問者一人ひとりの行動をリアルタイムで可視化し、性別・年齢・閲覧ページ・購買履歴など多様なデータをもとに、最適な接客シナリオを自動で実行します。

    ポップアップ・チャット・動画・アンケートなど豊富な接客UIを備えており、マーケ担当者がコードなしでシナリオを設計・実行できるのが大きな強みです。大手EC・メディア・金融など幅広い業種での導入実績があり、複数のサービスサイトやアプリを横断した統合的な接客管理にも対応しています。A/Bテストや効果測定機能も充実しており、データドリブンで接客施策を継続的に改善できます。

    主な機能リアルタイム行動分析・パーソナライズ接客・A/Bテスト・アンケート・チャット
    対応規模中規模〜大企業
    料金目安要問い合わせ
    無料トライアルあり(一部プラン)
    主な連携ツールSalesforce・HubSpot・Google Analytics・各種MA

    Sprocket(株式会社Sprocket)

    引用:株式会社Sprocket

    Sprocketは、訪問者の行動データをもとに最適な接客シナリオを自動設計・実行できるweb接客ツールです。250社以上の導入実績から蓄積された業界別の接客シナリオが100種類以上用意されており、導入後すぐに成果を出しやすい設計になっています。

    特徴的なのは、「接客シナリオの設計支援」が充実している点です。ツール提供だけでなく、専任のカスタマーサクセス担当者がデータ分析からシナリオ改善まで伴走支援してくれるため、社内にWeb接客の知見が少ない企業でも安心して導入できます。ABテスト・セグメント設定・効果測定など、CVR改善に必要な機能が揃っています。

    主な機能ポップアップ接客・行動セグメント・A/Bテスト・接客シナリオ設計支援
    対応規模中小企業〜大企業
    料金目安要問い合わせ(フリープランあり)
    無料トライアルあり
    主な連携ツールGoogle Analytics・各種MA・CRM

    Robee(株式会社MAVEL)

    引用:株式会社MAVEL

    Robeeは、ポップアップ・ABテスト・ヒートマップ・チャットボットなど多彩な機能を月額5万円から利用できるコストパフォーマンスに優れたweb接客ツールです。機能の充実度と価格のバランスが評価されており、初めてweb接客ツールを導入する中小〜中堅企業に多く選ばれています。

    解約防止や継続率向上に特化した機能も備えており、EC・SaaS・会員制サービスなど、ユーザーの継続利用を重視するビジネスモデルとの相性が良いのも特徴です。訪問者の行動をAIで分析し、離脱する前に最適なオファーを提示するシナリオを自動で実行できます。

    主な機能ポップアップ・A/Bテスト・ヒートマップ・チャットボット・データ分析
    対応規模スタートアップ〜中堅企業
    料金目安5万円/月〜
    無料トライアルあり
    主な連携ツールGoogle Analytics・各種広告ツール・MA

    Ptengine(Ptmind株式会社)

    引用:Ptmind株式会社

    Ptengineは、ヒートマップ分析・アクセス解析・ポップアップ接客・A/Bテスト・パーソナライズを1つのタグ設置で完結させられるオールインワン型のWeb体験最適化プラットフォームです。世界184カ国・220万以上の企業アカウントで利用されており、グローバルな導入実績を誇ります。

    特に強みなのはヒートマップとweb接客の連携です。ヒートマップで「訪問者がどこで離脱しているか」を把握し、その離脱ポイントに合わせたポップアップシナリオを設計する、データに基づいた改善サイクルを1ツールで完結させることができます。無料プランがあり、費用を抑えながら段階的に機能を拡張できる点も導入しやすい理由の一つです。

    主な機能ヒートマップ・アクセス解析・ポップアップ接客・A/Bテスト・パーソナライズ
    対応規模スタートアップ〜大企業
    料金目安7,980円/月〜(無料プランあり)
    無料トライアルあり(14日間)
    主な連携ツールGoogle Analytics・Slack・各種MA

    Rtoaster(株式会社ブレインパッド)

    引用:株式会社ブレインパッド

    Rtoasterは、株式会社ブレインパッドが提供する高精度なレコメンデーションとパーソナライズを中核に据えたCDP連携型のweb接客・マーケティングプラットフォームです。ECや金融・メディアなど、大規模な顧客データを保有する企業への導入実績が豊富で、機械学習を活用したパーソナライズの精度が高い点が特徴です。

    Webサイト上のポップアップ接客だけでなく、メール・LINE・アプリなどマルチチャネルへの統合的なパーソナライズ配信にも対応しています。自社のカスタマーデータ基盤(CDP)と組み合わせることで、顧客データを一元管理しながらWebでの接客精度を高めることができます。大規模サイトの本格的なパーソナライズ施策を検討している企業に向いています。

    主な機能パーソナライズ接客・レコメンデーション・CDP機能・マルチチャネル配信
    対応規模中規模〜大企業
    料金目安要問い合わせ
    無料トライアル要問い合わせ
    主な連携ツールLINE・各種MA・DMP・CDP

    【CS対応強化型】のweb接客ツール

    CS対応強化型(チャット型)のweb接客ツールを5社紹介します。

    チャネルトーク

    引用:チャネルトーク

    チャネルトークは、チャット接客・チャットボット・CRM・マーケティングメッセージを一体化したオールインワンCSツールです。月額2,700円からという低価格で導入できながら、AI搭載のカスタマーサポート自動化機能を備えており、少ないコストで高品質な顧客対応を実現できます。

    ECサイト・SaaS・サービス業など幅広い業種で利用されており、問い合わせの自動振り分け・FAQ自動応答・担当者へのエスカレーションまでをシームレスに管理できます。顧客ごとの対応履歴・購買データ・行動データを一元管理するCRM機能も内包しており、顧客理解に基づいた質の高いサポートが可能です。

    主な機能リアルタイムチャット・チャットボット・CRM・マーケメッセージ・FAQ管理
    対応規模スタートアップ〜中規模企業
    料金目安2,700円/月〜(無料プランあり)
    無料トライアルあり
    主な連携ツールSlack・Shopify・各種EC・CRM

    チャットプラス(ChatPlus株式会社)

    引用:ChatPlus株式会社

    チャットプラスは、月額1,500円から導入できる国内最安水準のチャットボット・有人チャットツールです。シンプルな管理画面と豊富なテンプレートにより、ITリテラシーが高くない担当者でも短期間で運用を開始できます。

    初期費用0円・最短即日導入が可能なため、まず低コストでweb接客ツールを試してみたい中小企業や、特定ページへの問い合わせ対応を手軽に自動化したいケースに特に向いています。 チャットボットのシナリオ設計、有人対応への切り替え、問い合わせ履歴の管理など、基本機能は一通り揃っています。

    主な機能チャットボット・有人チャット・FAQ自動応答・問い合わせ管理
    対応規模中小企業向け
    料金目安1,500円/月〜
    無料トライアルあり(10日間)
    主な連携ツールLINE・Slack・各種CMS

    Zendesk(Zendesk Japan株式会社)

    引用:Zendesk Japan株式会社

    Zendeskは、世界10万社以上に導入されているグローバルCSプラットフォームです。チャット・メール・電話・SNSなど複数の問い合わせチャネルを統合して管理できる「マルチチャネル対応」が最大の強みで、顧客がどのチャネルから問い合わせても一元的に対応履歴を管理できます。

    チャットウィンドウをWebサイトに設置してリアルタイム対応を行う「Zendesk Chat(Zendesk Messaging)」機能も提供しており、AIボットによる自動応答から有人エスカレーションまでのフローをスムーズに設計できます。 グローバルサポートや多言語対応が必要な企業、複数チャネルの問い合わせを統合管理したい中〜大規模企業に向いています。

    主な機能マルチチャネル統合・チャット・チケット管理・AI自動応答・レポート
    対応規模中規模〜大企業
    料金目安55ドル/月〜(エージェント1名あたり)
    無料トライアルあり(14日間)
    主な連携ツールSalesforce・Slack・各種CRM・EC

    PKSHA ChatAgent

    引用:PKSHA ChatAgent

    PKSHA ChatAgentは、自然言語処理AIを活用した高精度な自動応答チャットボットです。独自の機械学習アルゴリズムにより、曖昧な表現や言い回しの違いにも柔軟に対応でき、FAQへの自動回答精度が高い点が特徴です。

    金融・保険・官公庁・大手製造業など、問い合わせ件数が多く、対応品質の均一化が求められる大規模組織への導入実績が豊富です。有人チャットへのシームレスな切り替え、多言語対応、有人対応ログの蓄積によるAIの継続学習など、大規模な問い合わせ対応の自動化・品質向上に取り組む企業に適しています。

    主な機能AI自動応答・FAQ管理・有人チャット切り替え・多言語対応・学習機能
    対応規模中規模〜大企業・官公庁
    料金目安要問い合わせ
    無料トライアル要問い合わせ
    主な連携ツールSalesforce・各種CRM・社内システム連携

    【統合型(BtoC向け)】のweb接客ツール

    ポップアップとチャットを統合し、消費者向けサービス・ECでマーケ×CSを一元管理するweb接客ツールを3社紹介します。

    FLIPDESK / CROSS TALK(株式会社マテリアルデジタル)

    引用:FLIPDESK

    株式会社マテリアルデジタルは、ポップアップ接客(FLIPDESK)とチャット接客(CROSS TALK)の両機能を月額5万円から利用できるコストパフォーマンスに優れたハイブリッド型web接客ツールを提供する会社です。1,500社以上の導入実績を誇り、訪問者の属性・行動・流入元などのデータをもとに、最適なポップアップ表示とチャット接客を自動で組み合わせて実行できます。

    管理画面は直感的で使いやすく、コーディングなしで接客シナリオを設計・ABテスト・効果検証できる設計になっています。クーポン表示・レコメンド・アンケートなど豊富な接客UIも用意されており、ECサイトや自社サービスサイトのCVR改善と顧客サポートを1ツールで実現したい企業に向いています。

    主な機能ポップアップ接客・チャット・ABテスト・クーポン配布・行動分析
    対応規模中小企業〜大企業
    料金目安5万円/月〜
    無料トライアルあり
    主な連携ツールGoogle Analytics・各種MA・CRM

    Repro(Repro株式会社)

    引用:Repro株式会社

    Reproは、Web・アプリの両方に対応したグロースマーケティングプラットフォームです。サイト訪問者の行動データを分析し、ポップアップ・プッシュ通知・アプリ内メッセージ・メールなど多様なチャネルでパーソナライズされた接客を実施できます。

    「Webとアプリを一つのプラットフォームで管理できる」のが最大の差別化ポイントで、アプリとWebサービスを並行して展開している企業に向いています。A/Bテスト・セグメント設定・コホート分析など、データドリブンなグロース施策を一元的に管理・実行できる機能が充実しています。リテンション(継続利用)向上やLTV最大化を目的とした施策に強みを発揮します。

    主な機能Web/アプリ接客・プッシュ通知・メール・A/Bテスト・コホート分析
    対応規模中規模〜大企業
    料金目安要問い合わせ
    無料トライアル要問い合わせ
    主な連携ツールFirebase・Salesforce・各種MA・広告ツール

    カスタマーリングス(株式会社プラスアルファ・コンサルティング)

    引用:カスタマーリングス

    カスタマーリングスは、CDP(顧客データプラットフォーム)とWeb接客を統合したマーケティングオートメーションツールです。会員データ・購買履歴・サイト行動などのデータを一元管理し、それをもとにWebサイト上でのポップアップ接客・メール配信・LINE連携などの施策を自動実行できます。

    EC・通販・会員サービスなど、リピーター育成やLTV向上を重視するBtoCビジネスとの相性が特に高く、顧客データを活用した一人ひとりへのパーソナライズ接客に強みを持っています。顧客セグメントに応じた最適な接客タイミングと内容を自動設計する機能が充実しており、大規模な顧客データを保有する企業でのデータ活用推進にも活用されています。

    主な機能CDP・Web接客・メール配信・LINE連携・MA・顧客セグメント管理
    対応規模中規模〜大企業(EC・会員サービス向け)
    料金目安要問い合わせ
    無料トライアル要問い合わせ
    主な連携ツールLINE・各種EC・基幹システム・広告ツール

    【統合型(BtoB向け)】のweb接客ツール

    訪問企業の特定・商談誘導・リード育成など、BtoB特有の営業プロセスと接客を統合するweb接客ツールを3社紹介します。

    OPTEMO(株式会社OPTEMO)

    引用:株式会社OPTEMO

    OPTEMOは、BtoBサイトに特化した「訪問企業の可視化」と「リアルタイムWeb接客」を組み合わせたハイブリッド型web接客ツールです。サイト訪問者がどの企業のIPアドレスからアクセスしているかを自動判定し、企業名・業種・訪問ページなどを可視化。営業担当者がリアルタイムで状況を把握しながら、タイミングを見計らってチャット接客を行うことができます。

    「どこの企業がどのページを見ているか」がわかるため、営業との連携によるリアルタイム商談アプローチが可能なのが最大の差別化ポイントです。BtoB企業のWebサイトでのリード獲得率向上・商談化促進に課題を持つ企業に特に向いています。

    主な機能訪問企業特定・リアルタイムチャット・行動可視化・営業連携機能
    対応規模BtoB企業全般
    料金目安要問い合わせ
    無料トライアルあり
    主な連携ツールSalesforce・HubSpot・各種SFA/CRM

    immedio(株式会社immedio)

    引用:株式会社immedio

    immedioは、BtoBのインバウンドリード対応を自動化する「有効商談オートメーションツール」です。問い合わせフォーム送信完了後のサンクスページに商談日程調整の導線を設置し、見込み顧客がその場で1クリックで商談日程を確定できる仕組みを提供します。

    「問い合わせから商談設定まで人手を介さずに完結する」という設計が最大の特徴で、問い合わせから初回商談までのリードタイムを大幅に短縮し、商談化率の向上に貢献します。 Web接客ツールとしてはポップアップ表示や行動誘導の機能も備えており、BtoBのサービスサイト・LPでのCV最大化を目指す企業に向いています。

    主な機能商談自動設定・サンクスページ接客・リードスコアリング連携・商談化率レポート
    対応規模BtoB企業全般
    料金目安要問い合わせ
    無料トライアル要問い合わせ
    主な連携ツールSalesforce・HubSpot・各種SFA・カレンダーツール

    TETORI(グルービーモバイル株式会社)

    引用:グルービーモバイル株式会社

    TETORIは、BtoB企業のWebサイトにおけるリード獲得と商談促進に特化したweb接客ツールです。サイト訪問者の行動をリアルタイムで追跡し、適切なタイミングでポップアップや資料請求フォームを表示することで、見込み顧客の取りこぼしを防ぎます。

    コンテンツやサービス紹介ページを閲覧した後の離脱を防ぐポップアップ接客と、チャット型の問い合わせ誘導を組み合わせた設計が特徴で、BtoBのサービスサイトやオウンドメディアでのCV最大化を目指す企業に向いています。直感的な管理画面でシナリオを設計できるため、Webマーケ担当者が主体となって運用しやすい設計になっています。

    主な機能ポップアップ接客・資料請求誘導・チャット・行動トラッキング・効果分析
    対応規模BtoB中小〜中堅企業
    料金目安要問い合わせ
    無料トライアルあり
    主な連携ツールGoogle Analytics・各種MA・CRM

    まとめ

    web接客ツールは、「どの部署が・何の目的で使うか」によって最適なタイプが大きく異なります。CVR改善を目指すマーケ担当者にはポップアップ型、問い合わせ対応の効率化を目指すCSチームにはチャット型、両方を一元管理したい場合やBtoB商談獲得を強化したい場合はハイブリッド型が基本的な選択の軸になります。

    まずは自社の課題を「誰が・何のために」という視点で整理することが、ツール選定の失敗を防ぐ最短ルートです。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「web接客ツールの選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。

    web接客ツールを導入する際は、ツール単体での効果だけでなく、コンテンツやリード育成施策との組み合わせも重要です。Webサイトへの集客から接客・商談化までを連携させることで、より大きな成果に繋がります。

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