GPS対応の勤怠管理システムおすすめ15選比較。直行直帰・不正打刻防止に強い選び方

「直行直帰の営業社員が、本当に現場で打刻しているのかわからない」
「建設現場や店舗ごとに勤務地が変わるので、誰がどこで働いたか把握できない」
「テレワークの打刻が自己申告任せで、勤務実態とズレていないか不安」

オフィスの外で働く社員が増えるほど、こうした「打刻と勤務実態の乖離」は大きな課題になります。タイムカードや紙の報告では、現場に着く前の早すぎる打刻や、退勤後の遅い打刻といった不正・ミスを防ぎきれません。

そこで注目されているのが、打刻と同時に位置情報を記録できるGPS対応の勤怠管理システムです。本記事では、GPS打刻の仕組みやメリット・デメリット、見落としがちな法令上の注意点まで整理したうえで、おすすめの15サービスを3タイプに分けて比較します。

「自社にはどのタイプが合うのか」をすぐに判断できるよう、診断ツールも用意しました。まずは「GPS対応勤怠管理システムの選び方」の診断から試してみてください。

GPS対応の勤怠管理システムとは

GPS対応の勤怠管理システムとは、従業員の出退勤打刻に位置情報を合わせて記録することで、勤務実態の正確な把握と不正打刻の防止を実現するシステムです。スマートフォンやタブレットのGPS機能を利用し、「いつ・どこで打刻したか」を自動で残せる点が、従来の勤怠管理との大きな違いです。

紙のタイムカードやExcel、あるいは打刻時刻しか記録しない勤怠システムでは、従業員がどの現場・拠点で勤務したかまでは管理できません。その結果、勤務先にいない状態での代理打刻や、報告もれ・記録忘れといったミスが発生しやすくなります。GPS打刻を導入すれば、打刻場所と時刻が自動で残るため、こうしたリスクを抑えながら給与計算の精度も高められます。

さらに、指定した場所以外での打刻を制限する「ジオフェンシング」機能や、打刻時に顔写真を撮影する機能を組み合わせれば、なりすましや虚偽申告までカバーできます。打刻方法の幅と管理の厳格さは、システムによって差が大きいため、自社の働き方に合わせた選定が重要です。

GPS対応かどうかにかかわらず勤怠管理システム全体を俯瞰したい場合は、以下の記事もあわせて参考にしてください。

関連記事:勤怠管理システムおすすめ17選比較。導入費用や課題別の選び方を解説

GPS打刻が役立つ業種・働き方

GPS打刻は、勤務場所や働き方が固定されていない職種ほど効果を発揮します。オフィスで出退勤を確認できない分、位置情報で勤務実態を補える点が評価されています。以下のような業種・働き方で特に導入が進んでいます。

業種・働き方GPS打刻が役立つ理由
営業職(直行直帰)オフィスに戻らず客先から直接打刻。訪問先での勤務実態を可視化
建設・工事日々変わる現場での打刻場所を記録。代理打刻の抑止にも有効
運送・配送出発・帰着の位置と時刻を自動記録。長時間労働の管理にも活用
介護・訪問看護利用者宅への直行直帰でも、訪問先での打刻を正確に把握
多店舗・小売・飲食その日の勤務店舗を記録し、店舗別の労働時間管理を効率化
テレワーク自宅や指定場所での勤務を確認し、勤務実態との整合性を確保

共通するのは「管理者の目が届かない場所で打刻が発生する」という点です。位置情報を組み合わせることで、これまで自己申告や電話・メールで補っていた勤務報告を、システム上で完結できるようになります。

GPS打刻のデメリットと導入前の注意点

GPS打刻には多くのメリットがある一方、運用上の注意点も存在します。導入後に「使えない」とならないよう、事前に弱点を理解しておくことが大切です。主な注意点は次の4つです。

端末のバッテリーを消費する

GPSは位置情報を取得するために一定の電力を使うため、従業員のスマートフォンのバッテリー消費が増えます。長時間の外回りや現場作業では充電切れで打刻できないリスクもあるため、モバイルバッテリーの貸与や充電環境の整備をあわせて検討するとよいでしょう。

屋内や山間部では位置情報を取得しにくい

GPSは衛星電波を利用するため、ビルの内部や地下、山間部などでは位置情報の精度が落ちたり、取得できなかったりすることがあります。こうした環境で働く従業員が多い場合は、Wi-Fiや基地局情報も併用して位置を補正できるサービスを選ぶと安心です。

従業員が「監視されている」と感じやすい

位置情報の取得は、人によっては監視されているという心理的な抵抗を生みます。GPS打刻はあくまで打刻時の位置を記録する機能であり、常時追跡するものではありません。その点を導入時に丁寧に説明し、不安を取り除くことが定着のカギになります。

端末やITリテラシーへの対応が必要

古い端末ではアプリが正しく動作しない場合があり、ITに不慣れな従業員にはサポートが必要になることもあります。本格導入の前に無料トライアルで全端末の動作を確認し、簡単なマニュアルや説明会を用意しておくと、運用開始後のトラブルを減らせます。

GPS打刻は違法?プライバシーと同意で押さえる3つのこと

「従業員の位置情報を取得するのは違法ではないか」という不安は多くの企業が抱きます。結論として、目的と方法が適切であればGPS打刻は違法ではありません。ただし、行き過ぎた運用はプライバシー侵害と判断されるおそれがあるため、次の3点を押さえる必要があります。なお、本記事は法的助言ではないため、具体的な運用は社会保険労務士や弁護士に相談することをおすすめします。

1. 利用目的を明示し、事前に同意を得る

位置情報は個人のプライバシーに関わる情報です。何のために取得するのか(勤怠管理・労働時間の適正把握など)を従業員に明示し、事前に同意を得ておくことが基本となります。目的を説明せずに取得すると、信頼関係を損なうだけでなく、法的なトラブルにつながりかねません。

2. 取得は勤務時間内に限定する

GPSによる位置情報の取得は、業務に必要な範囲、つまり勤務時間内に限定するのが原則です。早朝・深夜・休日など勤務時間外の位置を取得すると、プライバシー侵害と評価されるリスクが高まります。打刻時のみ位置を取得し、常時追跡はしない設計のシステムを選ぶことが望ましいでしょう。

3. 就業規則・社内規程に明記する

GPS打刻を導入する際は、取得する情報・利用目的・管理方法を就業規則や社内規程に明記し、適切な手続きを踏むことが重要です。あわせて、取得した位置情報が外部に流出しないよう、二段階認証やアクセス制限などのセキュリティ対策が整ったシステムを選びましょう。

GPS対応勤怠管理システムの費用相場

GPS対応の勤怠管理システムの多くはクラウド型で、初期費用0円・月額料金が1IDあたり100〜500円程度から始められます。どこまでの機能を求めるかによって費用が変わるため、まずは大まかな相場を把握しておきましょう。

利用範囲料金の目安概要
位置情報付き打刻+基本勤怠月額100〜300円/IDGPS打刻・労働時間の自動集計・申請承認
+不正防止を強化月額300〜500円/IDジオフェンシング・顔認証など打刻範囲・なりすまし対策
+給与・労務まで統合月額500円〜/ID または月額固定3万円〜勤怠・給与計算・労務を一元管理

クラウド型は初期費用を抑えてスピーディに導入できるのが利点です。一方、複雑な就業ルールや大規模運用に対応する製品は、月額固定制やID課金に最低利用料金が設定されているケースもあります。費用が変動する主な要因は次の3つです。

1. 利用人数と課金体系

多くのサービスは「1IDあたり月額○円」の従量課金で、利用人数が増えるほど費用も上がります。一方で最低利用料金や月額固定制を採用する製品もあるため、自社の従業員数に対して割高にならない料金体系かを確認しましょう。

2. 不正防止機能のレベル

位置情報を記録するだけのプランと、ジオフェンシングや顔認証まで備えたプランでは料金が変わります。直行直帰や現場勤務で厳格な打刻管理が必要なほど、上位プランやオプションが前提になる傾向があります。

3. 連携・対応業務の範囲

勤怠管理だけでなく、給与計算や労務管理まで同一サービスでカバーする場合は費用が上がります。ただしバックオフィス全体の工数削減につながるため、単体の料金だけでなく業務全体での費用対効果で判断することが大切です。

失敗しないGPS勤怠管理システムの5つの比較ポイント

GPS対応の勤怠管理システムは、どれも同じではありません。位置情報を記録できるという共通点はあっても、不正防止のレベルや使いやすさ、連携範囲は大きく異なります。次の5つのポイントで比較すると、自社に合うサービスが絞り込みやすくなります。

  • GPS精度・ジオフェンシングの有無
  • 不正防止機能の充実度
  • 現場従業員にとっての使いやすさ
  • 料金体系と自社規模の相性
  • 給与・労務など他システムとの連携性

GPS精度・ジオフェンシングの有無

まず確認したいのが、位置情報の取得だけで足りるのか、打刻範囲の制限まで必要かという点です。指定エリア外での打刻を制限する「ジオフェンシング」に対応していれば、「自宅以外では打刻できない」「指定した店舗・現場でのみ打刻できる」といった運用が可能になります。打刻可能な範囲をメートル単位で設定できるか、複数拠点を登録できるかもチェックしましょう。

不正防止機能の充実度

GPS以外の不正防止機能が揃っているかも重要です。打刻と同時に顔写真を撮影する機能や、PCのログと打刻データを突き合わせる機能があれば、代理打刻やなりすましをより確実に防げます。実際の勤務が目に見えにくい働き方ほど、こうした多層的な不正対策が効果を発揮します。

現場従業員にとっての使いやすさ

打刻するのは現場の従業員です。操作が複雑だと打刻もれやミスが増え、かえって管理の手間が増えてしまいます。スマホアプリでワンタップ打刻ができるか、文字が大きく見やすいUIか、ITに不慣れな人でも迷わず使えるかを確認しましょう。導入前に無料トライアルで実際の操作感を試すのがおすすめです。

料金体系と自社規模の相性

料金は1IDあたりの単価だけでなく、最低利用料金や初期費用も含めて比較する必要があります。少人数ならID課金で安く始められるサービスが向き、人数が多い場合や複雑な就業ルールがある場合は固定制や上位プランが適することもあります。将来の人数増加も見据えて選びましょう。

給与・労務など他システムとの連携性

集計した勤怠データは、給与計算や労務管理にも活用されます。すでに別のシステムを使っている場合はAPIやCSVで連携できるか、これから整える場合は勤怠・給与・労務を一体で運用できるかを確認しましょう。連携がスムーズなほど、バックオフィス全体の効率が高まります。

労務管理まで含めて見直したい場合は、以下の比較記事も参考になります。

関連記事:労務管理システムおすすめ16選比較。費用相場から課題別の選び方まで解説

GPS対応勤怠管理システムの選び方

GPS対応の勤怠管理システムは、「何を最優先したいか」によって選ぶべきタイプが変わります。多くの企業の課題は、次の3つのタイプのどこかに集約されます。自社がどれに当てはまるかを意識しながら読み進めてください。

  1. とにかく安く手軽に始めたいなら「低コスト・手軽スタート型」
  2. 不正打刻を厳格に防ぎたいなら「不正防止・ジオフェンシング徹底型」
  3. 勤怠だけでなく給与・労務まで一元化したいなら「人事労務一体・統合型」

まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

0 / 7 回答済み

Q1 / 導入の優先度

勤怠管理システムの導入で、最も重視するのはどちらですか?

Q2 / 不正打刻対策

打刻の不正・なりすまし対策は、どこまで必要ですか?

Q3 / 勤務形態

対象となる主な働き方は、どちらに近いですか?

Q4 / 業務範囲

勤怠管理以外の業務について、どちらに近いですか?

Q5 / 企業規模・体制

想定する利用規模は、どちらに近いですか?

Q6 / 現場のITリテラシー

打刻する従業員のIT慣れは、どちらに近いですか?

Q7 / 法令・監査対応

労務コンプライアンスの要件は、どちらに近いですか?

あなたにおすすめのタイプが決まりました

このタイプで解決できること

    このタイプのサービスを見る →

    ① 低コスト・手軽スタート型 | まず安く位置情報付き打刻を始めたい場合

    初期費用を抑え、できるだけ手軽にGPS打刻を導入したい企業に向いたタイプです。1IDあたり月額100〜300円程度で始められる製品が多く、紙のタイムカードやExcel管理からの脱却を考えている中小企業・少人数のチームに適しています。

    機能はシンプルでも、位置情報付き打刻・労働時間の自動集計・申請承認といった基本は十分にカバーできます。まずはスモールスタートして、運用に慣れてから機能を広げたいという段階の企業におすすめです。

    このタイプへの導入に向いている企業は以下になります。

    • とにかくコストを抑えてGPS打刻を始めたい
    • 数十名規模でスモールスタートしたい
    • ITに不慣れな従業員でも使えるシンプルさを重視したい

    このタイプのサービスを見る⇩

    ② 不正防止・ジオフェンシング徹底型 | 打刻を厳格に管理したい場合

    直行直帰・現場勤務・テレワークなどで、不正打刻やなりすましを厳格に防ぎたい企業に向いたタイプです。指定エリア外の打刻を制限するジオフェンシングや、打刻時の顔写真撮影、PCログとの突合など、多層的な不正対策を備えた製品が中心になります。

    打刻範囲をメートル単位で設定できたり、複数拠点を登録できたりするため、勤務場所が日ごとに変わる職種でも実態に即した管理が可能です。労働時間の客観的な記録が求められる企業に適しています。

    このタイプへの導入に向いている企業は以下になります。

    • 打刻範囲の制限や顔認証まで徹底したい
    • 多店舗・現場常駐など打刻場所を限定したい
    • 客観的な打刻記録で労務リスクを抑えたい

    このタイプのサービスを見る⇩

    ③ 人事労務一体・統合型 | 給与・労務まで一元化したい場合

    勤怠管理だけでなく、給与計算や労務管理、人事情報まで一気通貫で効率化したい中堅〜大企業に向いたタイプです。複雑な就業ルールや36協定への対応、バックオフィス全体の連携を重視する企業に適しています。

    GPS打刻は標準機能として備えつつ、勤怠データをそのまま給与計算や労務手続きに連携できるため、部門をまたいだ転記やダブルチェックの手間を大幅に削減できます。導入支援やサポート体制が手厚い製品が多いのも特徴です。

    このタイプへの導入に向いている企業は以下になります。

    • 給与計算・労務まで一元化して効率化したい
    • 中堅〜大規模で複雑な就業ルールに対応したい
    • 36協定・IPO・監査対応まで厳格に行いたい

    このタイプのサービスを見る⇩

    おすすめのGPS対応勤怠管理システム一覧比較表

    以下は、本記事で紹介するGPS対応勤怠管理システムの一覧比較表です。

    サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
    RecoRu(レコル)
    月額100円/ID〜
    低コスト・手軽スタート型
    業界最安水準。シニア層も迷わない見やすいUI
    CLOUZA
    月額200円/ID〜
    低コスト・手軽スタート型
    タイムレコーダー大手アマノ。打刻場所を地図にピン表示
    HRMOS勤怠
    月額100円〜/ID
    低コスト・手軽スタート型
    30名以下ずっと無料。工数管理も同時に利用可能
    ジョブカン勤怠管理
    月額200円/ID〜
    低コスト・手軽スタート型
    累計30万社。必要な機能だけ選んで使える柔軟性
    タッチオンタイム
    月額300円/ID
    低コスト・手軽スタート型
    導入44,000社超の定番。初期費用0円・サポート無料
    KING OF TIME
    月額300円/ID
    不正防止・ジオフェンシング徹底型
    シェア上位。半径500mまでのジオフェンシングに対応
    ジンジャー勤怠
    月額300円/ID〜
    不正防止・ジオフェンシング徹底型
    打刻時に顔写真を撮る「笑顔判定」でなりすまし防止
    スマレジ・タイムカード
    2,420円〜/月
    不正防止・ジオフェンシング徹底型
    半径1mから設定可能な高精度ジオフェンシング
    freee勤怠管理Plus
    月額300円/ID
    不正防止・ジオフェンシング徹底型
    位置情報を取得できないと打刻不可に設定できる
    MINAGINE勤怠管理
    要問い合わせ
    不正防止・ジオフェンシング徹底型
    PCログ突合と改ざん防止。IPO・監査対応に強い
    マネーフォワード クラウド勤怠Plus
    要問い合わせ
    人事労務一体・統合型
    旧AKASHI。会計・給与まで一元化、中堅〜大企業向け
    One人事
    要問い合わせ
    人事労務一体・統合型
    勤怠・労務・給与・評価を組み合わせて導入可能
    奉行Edge 勤怠管理クラウド
    月額11,800円〜
    人事労務一体・統合型
    複雑な就業ルールと36協定対応に強い奉行シリーズ
    楽楽勤怠
    月額30,000円〜
    人事労務一体・統合型
    専任担当の手厚い導入サポートと工数管理
    follow Smart Touch
    要問い合わせ
    人事労務一体・統合型
    「駅すぱあと」連携で出張・交通費精算まで効率化

    【低コスト・手軽スタート型】のGPS勤怠管理システム

    低コスト・手軽スタート型のGPS勤怠管理システムは次の5つです。

    RecoRu(レコル)

    引用:RecoRu

    1IDあたり月額100円から導入できる、業界最安水準のクラウド型勤怠管理システムです。コストを抑えてGPS打刻を始めたい中小企業に適しています。

    専用の無料アプリでスマホ打刻を使えばGPS位置情報を取得でき、取得した情報はリアルタイムで管理画面に反映されます。ワンタップで打刻場所の地図を表示でき、勤務表と打刻が乖離した場合はアラートで知らせる不正検知機能も備えています。

    打刻画面は色分けされた分かりやすいUIで、PC操作に不慣れな従業員でも迷わず使える点が評価されています。生体認証やSlack打刻など打刻方法の幅も広く、小規模から無理なく運用を始められます。

    GPS・ジオフェンシングスマホアプリでGPS位置情報を取得。地図にピン表示
    不正防止機能勤務表と打刻の乖離アラート、打刻忘れ・残業超過アラート
    現場での使いやすさ色分けされた見やすいUI。シニア層の利用実績あり
    連携・拡張性給与計算ソフト連携、多様な打刻方法に対応
    料金目安月額100円/ID〜(最低利用料金3,000円)

    CLOUZA

    引用:CLOUZA

    タイムレコーダーの老舗「アマノ」のノウハウを凝縮したクラウド型勤怠管理サービスです。初期費用無料・月額200円から手軽に始められます。

    スマホ・タブレットからの打刻時に位置情報(GPS)を取得し、勤怠とあわせて記録できます。取得した位置情報は管理画面の地図上にピンで表示され、出勤・退勤の打刻場所を直感的に把握できます。月ごとの打刻場所をまとめて確認することも可能です。

    シンプルながらアラート機能や申請承認ワークフローなど必要な機能が網羅されており、直行直帰や外出の多い職種、テレワークでも「どこで打刻されたか」を把握しやすい設計です。完全従量課金のため、人数変動があっても無駄なくコストを管理できます。

    GPS・ジオフェンシングスマホ・タブレット打刻で位置情報を取得。地図にピン表示
    不正防止機能打刻場所の可視化、申請承認ワークフロー
    現場での使いやすさサーバー不要でスマホから簡単打刻
    連携・拡張性有給管理オプション、アマノ製品との連携
    料金目安月額200円/ID〜(有給管理は+100円/ID)

    HRMOS勤怠

    引用:HRMOS勤怠

    30名以下なら無料で使えるクラウド型勤怠管理システムです。コストをかけずにGPS打刻を試したい小規模企業に向いています。

    端末の位置情報取得を許可すれば、PC・スマホ・タブレットからGPS打刻が可能です。取得した位置情報は管理画面からリアルタイムで確認でき、位置情報を取得できない場合は打刻画面にアラートが表示されます。打刻に使う端末を制限できるため、不正防止にもつながります。

    同じく30名以下無料の「HRMOS日報」を併用すれば、業務ごとの労働時間集計も実現できます。プロジェクト単位の工数を把握したい企業にも便利です。有料プランでは有給休暇の自動付与や申請ワークフローも利用できます。

    GPS・ジオフェンシングPC・スマホ・タブレットからGPS打刻。位置情報取得不可時はアラート
    不正防止機能打刻端末の制限、位置情報取得不可アラート
    現場での使いやすさシンプルな操作性。日報・工数管理と連携可能
    連携・拡張性HRMOSシリーズ連携、有料オプションで機能拡張
    料金目安月額100円〜/ID(無料プランあり)

    ジョブカン勤怠管理

    引用:ジョブカン勤怠管理

    シリーズ累計30万社以上が導入するジョブカンシリーズの勤怠管理版です。月額200円からと低コストながら、必要な機能だけを選んで使える柔軟性が魅力です。

    スマホからブラウザ経由で打刻画面にログインすればGPS打刻が利用でき、ジオフェンシングは最小半径30mから設定可能です。エリア外からの打刻を制限・承認必須にする設定や、従業員側からの打刻エリア申請にも対応しています。

    出勤管理・シフト管理・休暇申請管理・工数管理の4機能から、自社に必要なものだけを組み合わせて利用できます。無料で電話・メール・チャットサポートを受けられ、機能制限のある無料プランも用意されているため、まず試してから本格導入を判断できます。

    GPS・ジオフェンシングGPS打刻に対応。ジオフェンシングは最小半径30mから設定可
    不正防止機能エリア外打刻の制限・承認必須設定、打刻エリア申請
    現場での使いやすさ必要な機能だけ選択利用。無料サポート充実
    連携・拡張性ジョブカン給与計算など同シリーズと連携
    料金目安月額200円/ID〜(最低利用料金2,000円、無料プランあり)

    タッチオンタイム

    引用:タッチオンタイム

    導入企業44,000社以上を誇る、定番のクラウド型勤怠管理システムです。株式会社デジジャパンが提供し、初期費用0円・月額300円ですべての機能を使えるシンプルさが支持されています。

    モバイル端末のGPS機能を使えば、どこで打刻したかが一目でわかり、外回りの営業社員が多い企業でも不正打刻を防げます。スマホアプリのほか、指紋認証・IC・パスワードなど複数の打刻方法に対応し、現場の環境に合わせて使い分けられます。

    サポートはすべて無料で、専属のサポート担当が初期設定から運用までフォローしてくれるため、初めて勤怠システムを導入する企業でも安心です。コストとサポートのバランスを重視する企業に向いています。

    GPS・ジオフェンシングモバイル端末のGPS機能で打刻場所を記録
    不正防止機能打刻場所の可視化、複数打刻方法による本人確認
    現場での使いやすさシンプルな操作性、専属サポート担当が無料で伴走
    連携・拡張性給与計算ソフト連携、多彩な打刻方法に対応
    料金目安月額300円/ID

    【不正防止・ジオフェンシング徹底型】のGPS勤怠管理システム

    不正防止・ジオフェンシング徹底型のGPS勤怠管理システムは次の5つです。

    KING OF TIME

    引用:KING OF TIME

    全機能を月額300円/IDで使える、市場シェア上位のクラウド型勤怠管理システムです。多彩な打刻方法と厳格な不正防止機能を両立しています。

    スマホアプリを利用したGPS打刻に加え、打刻可能範囲を最大半径500mまで設定できるジオフェンシング機能を搭載しています。打刻場所は複数登録できるため、出勤場所が日ごとに異なる場合でも利用できます。スマホの指紋認証・顔認証を使ったユーザー認証打刻も設定でき、直行直帰や出張、テレワークでも不正を防げます。

    追加費用なしで人事労務・給与・勤怠データ分析などの機能も利用でき、コストパフォーマンスの高さも魅力です。全国の導入支援パートナーが訪問して設定を支援するサービスもあり、初めての企業でもスムーズに運用を始められます。

    GPS・ジオフェンシング最大半径500mのジオフェンシング、打刻場所の複数登録
    不正防止機能指紋・顔認証によるユーザー認証打刻
    現場での使いやすさシンプルで分かりやすい画面構成、多彩な打刻方法
    連携・拡張性人事労務・給与・データ分析を追加費用なしで利用可
    料金目安月額300円/ID

    ジンジャー勤怠

    引用:ジンジャー勤怠

    打刻時の顔写真撮影でなりすましを防ぐ「笑顔判定」が特徴のクラウド型勤怠管理システムです。文字が大きく見やすいUIで、誰でも負担なく使えます。

    専用アプリを使えばスマホ・タブレットからGPS打刻が可能で、打刻可能範囲は最大半径999mまで指定できます(推奨300m)。「笑顔判定」を設定すると打刻と同時にカメラが起動して顔写真を撮影するため、不正打刻の防止はもちろん、遠隔でのスタッフの確認や体調チェックにも活用できます。

    24時間365日利用できる無料のAIチャットに加え、専任担当が付く有料サポートプランも選択できます。導入前や運用中の疑問、法改正への対応まで手厚くフォローされ、「ジンジャー給与」と連携すれば給与計算の自動化も実現します。

    GPS・ジオフェンシング最大半径999mのGPS打刻範囲を指定可能
    不正防止機能「笑顔判定」による打刻時の顔写真撮影
    現場での使いやすさ文字が大きく見やすいUI、専用アプリ打刻
    連携・拡張性ジンジャーシリーズ(給与・人事)と連携
    料金目安月額300円/ID〜

    スマレジ・タイムカード

    引用:スマレジ・タイムカード

    半径1mから設定できる高精度なジオフェンシングが強みのクラウド型勤怠管理システムです。打刻場所を厳密に限定したい企業に適しています。

    Webブラウザや専用アプリからGPS位置情報の記録が可能で、打刻可能エリアを半径1mから500mまで指定できます。指定範囲外で打刻するとエラーが表示されるため、所定の場所での打刻を徹底できます。拠点ごとのジオフェンシングにも対応し、複数拠点をまたぐ出勤でも正確な勤怠管理が可能です。

    プレミアムプラン以上では有給取得の管理にも対応し、法定の取得日に不足する場合は自動でアラートします。さらに上位プランでは変形労働時間制の勤怠管理や36協定超過のアラート通知にも対応し、店舗運営から段階的に機能を広げられます。

    GPS・ジオフェンシング半径1m〜500mの高精度ジオフェンシング、拠点ごと設定可
    不正防止機能範囲外打刻のエラー表示、所定場所での打刻徹底
    現場での使いやすさPC・スマホ・タブレット対応、店舗運営との親和性
    連携・拡張性上位プランで有給管理・変形労働・36協定アラート
    料金目安2,420円〜/月

    freee勤怠管理Plus

    引用:freee勤怠管理Plus

    位置情報を取得できないと打刻できない設定が可能な、不正に強いクラウド型勤怠管理システムです。累計多数の企業が導入するfreeeシリーズの勤怠管理版です。

    GPS打刻はPC・スマホからWebブラウザで打刻ツールにアクセスして利用できます。位置情報を取得できない場合は打刻できないように設定でき、あえて位置情報をオフにして指定場所以外で打刻するといった不正を防げます。打刻もれが発生した際は、メールやLINEで従業員へアラートを自動送信できます。

    フレックス制や裁量労働制、変形労働制にも対応し、一人の従業員に複数の労働時間帯を設定することも可能です。「freee人事労務」や給与計算ソフトと連携すれば、勤怠から給与計算・労務管理までを一元化できます。

    GPS・ジオフェンシング位置情報を取得できない場合は打刻不可に設定可能
    不正防止機能メール・LINEでの打刻もれアラート自動送信
    現場での使いやすさブラウザ打刻、フレックス・変形労働に柔軟対応
    連携・拡張性freee人事労務・給与計算ソフトと一元連携
    料金目安月額300円/ID

    MINAGINE勤怠管理

    引用:MINAGINE勤怠管理

    PCログと打刻データの突合や改ざん防止に対応し、IPO審査レベルの労働時間管理を実現するクラウド型勤怠管理システムです。客観的な打刻記録を求める企業に向いています。

    スマホからのGPS打刻やICカード打刻に対応し、初回の打刻データを永久保存して打刻時間の改ざんを防止します。PCのログデータと打刻データを突合することで、申告された労働時間と実態の乖離を可視化でき、勤務実態の客観的な把握につながります。

    初期設定作業をまとめて代行するサービスや、社労士による顧問サービスも提供しています。厚生労働省のガイドラインに準拠した仕様で、監査や上場準備など、厳格な労務管理が求められる場面で信頼されています。

    GPS・ジオフェンシングスマホからのGPS打刻に対応
    不正防止機能PCログと打刻の突合、初回打刻データの永久保存・改ざん防止
    現場での使いやすさ初期設定の代行サービスあり
    連携・拡張性社労士顧問サービス、厚労省ガイドライン準拠
    料金目安要問い合わせ

    【人事労務一体・統合型】のGPS勤怠管理システム

    人事労務一体・統合型のGPS勤怠管理システムは次の5つです。

    マネーフォワード クラウド勤怠Plus

    引用:マネーフォワード クラウド勤怠Plus

    会計・給与までバックオフィス全体を一元化できる、中堅・大企業向けのクラウド型勤怠管理システムです。複雑な就業ルールに柔軟に対応します。

    スマホからGPS打刻が可能で、位置情報が許可されていない場合は打刻時にエラーメッセージが表示され、位置情報不明のままの打刻を防げます。顔認証やPCログイン連動打刻など客観性の高い打刻方法も備え、なりすましや不正打刻を抑止します。直行直帰やテレワーク、フレックス・変形労働制にも対応します。

    36協定の超過リスクの早期検知や勤務間インターバルにも対応し、法令遵守を強力にサポートします。クラウド給与をはじめとする同社の他サービスと連携すれば、勤怠管理から経理までを一元化した運用が可能です。

    GPS・ジオフェンシングスマホGPS打刻、位置情報未許可時はエラー表示
    不正防止機能顔認証・PCログイン連動打刻
    現場での使いやすさリアルタイムの勤怠確認、多様な働き方に対応
    連携・拡張性クラウド会計・給与などバックオフィス全体と連携
    料金目安要問い合わせ

    One人事

    引用:One人事

    勤怠・労務・給与計算・タレントマネジメントを組み合わせて導入できる統合型クラウドサービスです。必要なシステムだけを選んで一元管理できます。

    勤怠機能では出退勤の記録からシフト管理までオンラインで完結し、PC・スマホからブラウザ経由で打刻できます。スマホ利用時はGPS打刻に対応し、シフトや休暇の申請・承認もスマホから行えるため、場所や時間に縛られない勤怠管理が実現します。

    フレックスタイムのカスタマイズも柔軟で、清算期間やコアタイムの設定を自社の勤務形態に合わせて調整できます。導入時には専任担当者が運用に合わせた設定をサポートし、電話・メール・オンラインの複数窓口で運用中の疑問にも対応します。

    GPS・ジオフェンシングスマホからのGPS打刻に対応
    不正防止機能申請・承認フロー、勤務データの一元管理
    現場での使いやすさスマホからシフト・休暇申請まで完結
    連携・拡張性勤怠・労務・給与・評価を組み合わせて導入可能
    料金目安要問い合わせ

    奉行Edge 勤怠管理クラウド

    引用:奉行Edge 勤怠管理クラウド

    複雑な就業ルールと36協定対応に強い、奉行シリーズの勤怠管理クラウドです。あらゆる業種・就業ルールに適合します。

    スマホアプリで位置情報を取得しながら打刻でき、外出先からの打刻時に位置情報を記録することで客観的な労働時間を把握し、虚偽の報告を防止します。直行直帰や現場作業の多い従業員でも正確な労働時間を管理できます。変形労働時間制やフレックスタイム制など多様な働き方に柔軟に対応します。

    残業時間の自動集計や36協定超過の事前アラート、有休取得不足者の自動抽出などで法令遵守を確実にサポートします。導入時の初期設定は画面の質問に答えるだけで完了し、給与計算システムへの連携で複雑な手当計算まで自動化できます。

    GPS・ジオフェンシングスマホアプリで位置情報を取得しながら打刻
    不正防止機能客観的な労働時間の把握、虚偽報告の防止
    現場での使いやすさ質問に答えるだけの初期設定、複雑な就業ルールに対応
    連携・拡張性給与計算システム連携、36協定・有休アラート
    料金目安月額11,800円〜(従業員20名+担当者1名、年間契約)

    楽楽勤怠

    引用:楽楽勤怠

    専任担当による手厚い導入サポートが特徴の、「楽楽」シリーズの勤怠管理版です。初めて勤怠システムを導入する企業でも安心して運用を始められます。

    PC・スマホからのGPS打刻に対応し、打刻もれがあった場合は従業員・管理者の双方に即時アラートを送るため、抜けもれや不正の早期発見に役立ちます。各プロジェクトや業務の工数入力・管理にも対応しており、現場単位・案件単位での人件費把握や生産性分析にも活用できます。

    導入時には専任担当が付き、自社の勤務状況や業務フローに合わせたシステム設定を手厚くフォローします。労働基準法を踏まえた運用アドバイスも提供され、システムと労務の両面から適切な運用を支援します。

    GPS・ジオフェンシングPC・スマホからのGPS打刻に対応
    不正防止機能打刻もれの従業員・管理者双方への即時アラート
    現場での使いやすさ工数入力・管理に対応、案件単位の人件費把握
    連携・拡張性楽楽シリーズと連携、専任担当の導入サポート
    料金目安月額30,000円〜(ユーザー数に応じて変動)

    follow Smart Touch

    引用:follow Smart Touch

    「駅すぱあと」との連携で出張・交通費精算まで効率化できる勤怠管理システムです。NTTドコモソリューションズが提供し、移動の多い働き方に適しています。

    ICカード・スマートフォン・PCなど身近な機器で打刻でき、スマホ打刻では位置情報を活用した勤怠管理が可能です。「駅すぱあと」と連携することで最適な出張経路を簡単に算出でき、交通費精算の手間を削減できます。各種データはリアルタイムで確認できます。

    打刻データだけでなく勤怠に関わる各種データをリアルタイムで把握できるため、管理者は最新の勤務状況をいつでも確認できます。移動や出張が多く、交通費管理まで含めて効率化したい企業に向いています。

    GPS・ジオフェンシングスマホ打刻で位置情報を活用した勤怠管理
    不正防止機能リアルタイムの勤怠データ把握
    現場での使いやすさICカード・スマホ・PCなど身近な機器で打刻
    連携・拡張性「駅すぱあと」連携で出張経路・交通費精算を効率化
    料金目安要問い合わせ

    GPS勤怠管理システムのよくある質問

    GPS対応の勤怠管理システムの導入を検討する際によく挙がる疑問をまとめました。

    Q. 無料で使えるGPS勤怠管理システムはありますか?

    あります。HRMOS勤怠は30名以下なら無料で利用でき、スマレジ・タイムカードも30名までは無料プランがあります。ジョブカン勤怠管理にも機能制限のある無料プランが用意されています。まずは無料プランや無料トライアルで操作感を確かめてから本格導入を判断するのがおすすめです。

    Q. 個人のスマートフォンで打刻してもよいですか?

    多くのサービスは個人のスマホでも利用できますが、バッテリー消費やプライバシーへの配慮が必要です。従業員の抵抗が強い場合は社用端末の導入も選択肢になります。いずれの場合も、利用目的を説明して同意を得ることが大切です。

    Q. 位置情報をオフにされて打刻されたら防げますか?

    freee勤怠管理Plusのように、位置情報を取得できない場合は打刻できない設定が可能な製品があります。また、ジオフェンシングに対応したシステムなら、指定エリア外での打刻自体を制限できるため、位置情報を悪用した不正を防ぎやすくなります。

    Q. GPSで従業員を管理するのは違法ではありませんか?

    利用目的を明示して同意を得て、勤務時間内に限定して取得し、就業規則に明記していれば、GPS打刻は違法にはなりません。一方で勤務時間外の常時追跡などはプライバシー侵害となるおそれがあります。詳細は本記事の「GPS打刻は違法?」の章を参照し、必要に応じて専門家に相談してください。

    まとめ

    GPS対応の勤怠管理システムは、直行直帰や現場勤務、多店舗、テレワークなど、オフィスの外で打刻が発生する働き方の勤務実態を正確に把握し、不正打刻を防ぐための有効な手段です。位置情報の記録に加え、ジオフェンシングや顔認証を組み合わせれば、なりすましや虚偽申告まで抑止できます。

    ただし、システム選びに唯一の正解はありません。大切なのは、自社が「コストの手軽さ」「不正防止の厳格さ」「人事労務全体の統合」のどれを最優先したいかを見極めることです。本記事で紹介した3つのタイプを参考に、自社の状況を整理してみてください。

    まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「GPS対応勤怠管理システムの選び方」の診断ツールから、自社に合うタイプを確認してみてください。そのうえで気になった2〜3社の資料を取り寄せ、現場の使いやすさやサポート体制を比較することが、失敗しない導入への確実な第一歩になります。

    勤怠データを給与計算までまとめて効率化したい場合は、以下の記事もあわせて検討してみてください。

    関連記事:給与計算アウトソーシング20選比較。規模別費用相場から4タイプの選び方まで解説

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