AIマーケティングツール16選比較。無料ツールと費用相場・選び方
「AIをマーケティングに使いたいが、どのツールから試せばいいかわからない」
「無料で試せるツールと、有料で入れるべきツールの違いを知りたい」
といった疑問は、AI活用を検討し始めたマーケティング担当者に起きがちです。
本記事では、AIマーケティングツールおすすめ16選を4つのタイプに分けて比較し、無料プランの有無、課金単位ごとの費用相場、業務別の活用事例、選ぶ際に確認すべき4つの比較ポイントまでご紹介します。自社に合うタイプをすぐに知りたい方は、記事内の診断ツールで確認してみてください。
そもそもAIマーケティングとは?
AIマーケティングとは、AI(人工知能)を使ってマーケティング業務の効率化と最適化を図る取り組み全般のことです。市場調査、コンテンツ制作、広告運用、データ分析など、担当者が手作業で行っていた業務をAIが代替・支援することで、施策のスピードと精度を同時に高められます。
Web広告の自動入札やECのレコメンド表示のように、AIによる自動化はすでに一部の領域で当たり前になっています。いま広がっているのは、担当者自身が特定業務に特化したAIマーケティングツールを選んで、日々の業務に組み込む使い方です。
AIマーケティングツールでできること
AIマーケティングツールが支援できる業務は、大きく次の6つに分けられます。
| 業務領域 | AIができること |
|---|---|
| 市場・顧客調査 | 競合リサーチ、ペルソナの生成、アンケートデータの解析 |
| コンテンツ制作 | SEO記事・メルマガ・SNS投稿文の生成、画像素材の作成 |
| SEO・オウンドメディア | キーワード分析、検索意図の解析、記事構成案の作成 |
| 広告運用 | 広告文・バナーの生成、効果予測、入札と予算の最適化、レポート作成 |
| データ分析 | アクセス解析、改善提案の生成、ヒートマップ解析 |
| Web接客・CVR改善 | パーソナライズ表示、ポップアップ・チャットの出し分け、A/Bテスト |
1つのツールですべてを高い水準でカバーできるわけではありません。「どの業務をAIに任せたいか」を先に決めることが、ツール選定の出発点になります。
AIマーケティングツールの業務別の活用事例
実際にAIマーケティングツールを導入した企業では、次のような成果が出ています。
| 業務 | 活用のしかた | 成果 | 使われたツール |
|---|---|---|---|
| 広告・SEOのレポート作成 | 広告とアクセスのデータ収集からレポート作成までをAIに任せる | レポート作成時間が1/8に短縮 | JAPAN AI MARKETING |
| CRM施策のコンテンツ制作 | 中川政七商店がメルマガ・LINEの配信コンテンツをAIエージェントで制作 | 制作工数80%削減・CTR1.5倍 | DECA Marketing Agent |
| SEO記事の制作 | 競合分析をもとにした記事生成で公開本数を増やす | 1年で平均アクセス数2.13倍 | Transcope |
| 広告クリエイティブ・LPの改善 | AIの競合分析で訴求軸を決め、バナー・LPを複数パターン制作して検証 | CVR156〜575%改善 | AIR Design |
| Web接客 | 訪問者の行動に合わせて接客施策を出し分ける | 購入率が約2倍 | KARTE |
どの事例も、AIに任せる業務を1つに絞ってから導入し、効果を数字で確かめている点が共通しています。
ChatGPTなどの汎用AIとAIマーケティングツールの使い分け
ChatGPTやClaudeのような汎用の生成AIでも、広告文やメルマガの下書きは作れます。違いが出るのは、自社データとのつながりと、業務の流れへの組み込みやすさです。
| 比較項目 | 汎用の生成AI | AIマーケティングツール |
|---|---|---|
| 得意なこと | アイデア出し、文章の下書き、要約 | 特定業務の自動化(SEO記事、広告運用、解析など) |
| 自社データとの連携 | 手作業で貼り付けることが多い | GA4・広告アカウント・CRMなどと直接連携 |
| 出力の管理 | 担当者ごとにばらつきやすい | テンプレート・スコア・承認フローで品質をそろえやすい |
| 向いている使い方 | 個人の作業効率化 | チームでの定常業務の効率化 |
まず汎用AIで効果が出る業務を見つけ、定常業務になったものから専用ツールに移すと、無駄な契約を避けられます。
AI活用のメリットと注意点
最大のメリットは、データ処理と制作業務のスピードが大きく上がることです。人手では処理しきれない量のデータを短時間で分析できるため、施策のPDCAを速く回せます。記事や広告文の初稿をAIに任せれば、担当者は戦略立案や品質チェックに時間を使えます。
注意点は2つあります。1つは、事実と異なる内容をもっともらしく出力する「ハルシネーション」です。AIの出力をそのまま公開せず、最終判断は人が行う運用体制を整える必要があります。もう1つは入力データの扱いで、顧客データや機密情報を入れる前に、学習に使われない設定になっているかを確認しておきます。
社内へのAI浸透や運用ルールの整備から支援してほしい場合は、生成AIの導入支援会社に相談する選択肢もあります。
関連記事:生成AI導入支援サービス15選比較。費用相場からタイプ別の選び方まで
AIマーケティングツールの費用相場
AIマーケティングツールの費用は、何に対して課金されるかで決まります。ツールのタイプよりも先に、課金単位を確認しておくと比較しやすくなります。
| 課金単位 | 主なタイプ | 月額の目安 | 無料プラン・トライアル |
|---|---|---|---|
| 月額固定(アカウント・席数) | コンテンツ生成・SEO特化型 | 840円〜85,000円程度 | 無料プランや5〜7日間のトライアルを用意するツールが多い |
| 生成量・クレジット | 広告クリエイティブ生成 | 39ドル〜 | 7日間程度のトライアルが中心 |
| 計測PV・サイト規模 | データ分析・サイト改善型 | 無料〜20万円程度 | 月数千PVまでの無料プランがある |
| 広告費連動(広告費の◯%) | 広告運用の自動化 | 広告費の5%前後(最低額あり) | 1〜2か月の無料トライアルがある |
| 個別見積(年間契約) | オールインワン型 | 18万円程度〜、多くは要問い合わせ | 資料請求・デモが中心 |
1つの業務を試すだけなら無料〜月1万円程度、1つの業務を本格運用するなら月1万〜10万円程度、マーケティング部門全体の基盤として入れるなら月10万円以上が目安です。
| 導入の段階 | 月額の総額の目安 | よくある組み合わせ |
|---|---|---|
| 無料で試す | 0円 | 無料プランのSEOライティング/ヒートマップ |
| 1業務を本格運用 | 1万〜10万円 | SEO特化型の有料プラン、または広告運用の自動化 |
| 複数業務を並行運用 | 10万〜30万円 | SEO特化型+分析型+広告運用の自動化 |
| 部門全体の基盤 | 18万円〜(要見積) | オールインワン型を年間契約 |
料金体系と費用対効果
同じタイプのツールでも、金額が変わる理由は主に次の3つです。
- 利用量の上限:生成できる記事数・文字数、計測できるPV数、クレジット数でプランが分かれる
- 利用人数とワークスペース数:チームで使うと席数や組織単位の料金が加わる
- 導入支援・運用代行の有無:初期設定やオンボーディング、運用の伴走を別料金で付けるツールがある
月額固定か従量課金かで、利用量が増えたときの伸び方が変わります。年間の総額で試算し、利用量が2倍になったときの金額も確認しておくと、導入後に想定外の費用が出にくくなります。
導入前に費用対効果を見極める2つの方法
料金表の金額だけを見て「高い・安い」を判断すると、ツール選定を誤りやすくなります。導入前に以下の2つの方法で費用対効果を試算しておきましょう。
1. 削減できる工数を人件費に換算する
外注費5万円、または社内で10時間かかる記事を月4本作っているなら、月20万円相当のコストがかかっています。月額3万円のツールで制作時間を半分にできれば、月10万円近く削減できる計算です。
2. 無料プラン・トライアルで「業務に組み込めるか」を検証する
無料期間中は、次の3点を確かめます。
- 担当者が操作に迷わず使えるか
- 出力を大きく直さずに使えるか
- 既存の業務フローに組み込めるか
AIマーケティングツールを選ぶ際に確認すべき4つの比較ポイント
AIマーケティングツールは、得意な業務や設計がツールごとに大きく異なります。自社に合うツールを選ぶために、次の4つのポイントを比較しましょう。料金は「AIマーケティングツールの費用相場」で解説した課金単位で比べます。
- AIに任せられる業務の範囲
- 既存ツール・データとの連携性
- サポート体制・日本語対応
- セキュリティ・入力データの扱い
AIに任せられる業務の範囲
まず「どの業務をどこまでAIに任せられるか」を確認することが最優先です。同じ「AIマーケティングツール」でも、記事生成に特化したツールと、調査から広告制作までカバーする統合型では、対応範囲がまったく異なります。範囲が狭いツールを選ぶと結局複数ツールの契約が必要になり、逆に広すぎるツールは使わない機能に費用を払うことになります。
確認すべきポイントは次の3つです。
- いま効率化したい業務に対応しているか
- 将来任せたい業務まで同一ツールでカバーできるか
- 機能追加時に追加費用が発生しないか
既存ツール・データとの連携性
AIツールの精度は、参照できるデータの量と質に大きく左右されます。そのため、すでに利用しているGA4・CRM・MAツール・広告アカウントなどとスムーズに連携できるかは必ず確認しましょう。連携できないツールを選ぶと、データを手動で転記する手間が発生し、かえって業務が増えてしまうケースもあります。
特にMAツールを起点に顧客データを管理している企業は、AIツール側がAPI連携やCSV連携に対応しているかを事前にチェックしてください。MAツールをまだ導入していない場合は、AI機能を搭載したMAツールを最初から選ぶ方法もあります。
関連記事:MAツールおすすめ20選比較。独自調査でわかった売上が上がる企業の特徴から選び方まで
サポート体制・日本語対応
海外製のAIツールには、管理画面やサポートが英語のみのものや、日本語コンテンツの生成品質が低いものもあります。日本語マーケットで使う場合は、日本語の生成精度と、日本語での導入・運用サポートの有無を確認しましょう。
また、AIツールは「導入したが使いこなせない」という失敗が起きやすい領域です。初期設定の支援、活用方法のレクチャー、カスタマーサクセスによる伴走支援など、定着までのサポートが用意されているかも比較の重要な軸になります。
セキュリティ・入力データの扱い
AIツールには顧客情報や未公開の商品情報を入力する場面が多いため、入力データがAIの学習に利用されない設計になっているかを必ず確認してください。あわせて、ISO 27001(ISMS)などの認証取得状況や、データの保存場所・保持期間も確認しておくと安心です。
セキュリティ要件が厳しい業種の場合は、法人向けにセキュアな環境を提供しているツールを優先的に検討しましょう。
AIマーケティングツールの選び方
AIマーケティングツールは、任せられる業務の範囲と得意領域によって成果が大きく変わります。ここではAIマーケティングツールを4つのタイプに分け、特徴と向いている企業をご紹介します。
- オールインワン型 | 調査からコンテンツ・広告までマーケ業務全般を1つのAI基盤で効率化したい場合
- コンテンツ生成・SEO特化型 | 記事・SEOコンテンツの制作をAIで量産・改善したい場合
- 広告運用・クリエイティブ最適化型 | 広告クリエイティブの生成と運用の改善をAIに任せたい場合
- データ分析・サイト改善型 | アクセス解析・CVR改善の分析と改善提案をAIに任せたい場合
まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。
Q1 / 支援の範囲
AIに任せたいマーケティング業務の範囲として、どちらに近いですか?
Q2 / 効率化したい業務
いま最も工数がかかっている業務は、どちらに近いですか?
Q3 / データ分析への期待
データ分析について、どちらに近いですか?
Q4 / 注力する集客チャネル
現在注力している集客チャネルは、どちらに近いですか?
Q5 / マーケティングの体制
自社のマーケティング体制は、どちらに近いですか?
Q6 / 導入コストの考え方
AIツールの導入コストについて、どちらに近いですか?
Q7 / 成果向上のアプローチ
マーケティングの成果向上について、どちらに近いですか?
① オールインワン型(マーケ業務全般を1つのAI基盤で効率化したい場合)
市場調査・コンテンツ生成・広告・CRM施策など、マーケティングの工程全体をカバーするタイプです。業務ごとにツールを契約する必要がなく、データと施策のナレッジが1つの基盤にたまっていくため、使うほど自社向けに最適化されていきます。
個別見積りのツールが中心で、年間契約が前提になることが多いタイプです。複数のツールを別々に契約している企業や、部門全体でAI活用の進め方をそろえたい企業に向いています。
このタイプのツールは、以下のような課題を抱える企業に特に向いています。
- マーケティング業務が幅広く、ツールの契約・管理が負担になっている
- 専任担当が少なく、調査から制作までを1つのツールで完結させたい
- 施策のノウハウが属人化しており、チームの資産として残したい
② コンテンツ生成・SEO特化型(記事・SEOコンテンツをAIで量産・改善したい場合)
SEO記事の構成案作成、本文生成、キーワード分析に特化したタイプです。検索上位サイトの分析をもとに構成を提案するなど、文章生成にSEOの知見が組み込まれています。
無料プランや数日間のトライアルを用意するツールが多く、AIマーケティングの最初の一歩として試しやすいタイプです。オウンドメディアの記事制作に工数や外注費がかかっている企業なら、効果を実感しやすいでしょう。
このタイプのツールは、以下のような課題を抱える企業に特に向いています。
- オウンドメディアの記事制作の外注費・社内工数を削減したい
- SEOに強い記事構成を自社で再現できるようにしたい
- コンテンツの公開本数を増やして検索流入を伸ばしたい
文章生成に特化したツールをさらに幅広く比較したい方は、AIライティングツールの比較記事もあわせて参考にしてください。
関連記事:AIライティングツールおすすめ16選を徹底比較。ChatGPTとの違いから無料ツールまで
③ 広告運用・クリエイティブ最適化型(広告の生成と効果改善をAIに任せたい場合)
広告文・バナー・LPなどのクリエイティブ生成と、入札・予算の調整やレポート作成といった運用業務を支援するタイプです。AIがクリエイティブの効果を予測したり、改善施策を提案したりするため、勘に頼らない広告改善ができます。
クリエイティブの制作本数が足りずA/Bテストが回せていない企業や、複数媒体の運用を少人数で担っている企業に効果的です。
このタイプのツールは、以下のような課題を抱える企業に特に向いています。
- 広告クリエイティブの制作本数が足りず、改善サイクルが回っていない
- 複数媒体の入札・予算調整とレポート作成に毎月多くの工数がかかっている
- CPAの高止まりをクリエイティブと運用の改善で打開したい
④ データ分析・サイト改善型(分析と改善提案をAIに任せたい場合)
アクセス解析・ヒートマップ・A/Bテストなどのデータ分析と、CVR改善の施策提案を支援するタイプです。GA4などの解析データをAIが読み解き、「どこをどう直すべきか」まで提案してくれます。
集客はできているのにコンバージョンにつながっていない企業や、データ分析の専門人材がいない企業に向いています。ヒートマップやWeb接客の機能を持つツールなら、分析から改善の実行までを1つのツールで完結できます。
このタイプのツールは、以下のような課題を抱える企業に特に向いています。
- アクセスはあるのにCVRが低く、改善の打ち手がわからない
- データ分析の専門人材が社内におらず、解析データを活用しきれていない
- サイト改善のA/Bテストを継続的に回したい
ユーザー行動の可視化を軸にツールを選びたい方は、ヒートマップツールに絞った比較記事も参考になります。
関連記事:ヒートマップツール16選比較。費用相場から目的別の選び方まで解説
おすすめのAIマーケティングツール一覧比較表
以下は、本記事で紹介するAIマーケティングツールの一覧比較表です。
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
JAPAN AI MARKETING | 要問い合わせ | オールインワン型 | マーケのPDCA全体をAIで一元化 | |
DECA Marketing Agent | 要問い合わせ | オールインワン型 | 自社専用のAIエージェントを構築できる | |
ferret One | 要問い合わせ | オールインワン型 | BtoBサイトとMAをAIでまとめて運用 | |
Salesforce Marketing Cloud | 月額180,000円〜 | オールインワン型 | CRMと一体でAIエージェントを動かせる | |
EmmaTools | 月額85,000円〜 | コンテンツ生成・SEO特化型 | SEOの工程を1つのツールで回せる | |
Transcope | 月額11,000円〜 | コンテンツ生成・SEO特化型 | 無料から試せるSEO特化の記事生成 | |
SAKUBUN | 要問い合わせ | コンテンツ生成・SEO特化型 | SEOスコアと下書き代行が付く | |
Value AI Writer byGMO | 月額840円〜 | コンテンツ生成・SEO特化型 | WordPressへの投稿まで完結 | |
AIR Design | 要問い合わせ | 広告運用・クリエイティブ最適化型 | AIとプロの制作チームによる一貫支援 | |
AdCreative.ai | 月額39ドル〜 | 広告運用・クリエイティブ最適化型 | 広告バナーを大量に自動生成 | |
極予測AI | 要問い合わせ | 広告運用・クリエイティブ最適化型 | 配信前に広告効果をAIが予測 | |
Shirofune | 月額広告費×5% | 広告運用・クリエイティブ最適化型 | 10媒体以上の運用を自動化 | |
AIアナリスト | 月額200,000円 | データ分析・サイト改善型 | 改善案を具体的に提示 | |
SiTest | 無料〜(有料は要問い合わせ) | データ分析・サイト改善型 | 分析から改善まで国産ツールで完結 | |
Ptengine | 月額6,578円〜 | データ分析・サイト改善型 | ノーコード編集で改善まで完結 | |
KARTE | 要問い合わせ | データ分析・サイト改善型 | 顧客データの統合とAI施策 |
【オールインワン型】のAIマーケティングツール
オールインワン型のAIマーケティングツールは次の4つです。
JAPAN AI MARKETING(JAPAN AI株式会社)

JAPAN AI MARKETINGは、施策立案から広告分析、SEO記事、バナー・LP制作、レポート作成までを1つのAI基盤で支援する法人向けAIプラットフォームです。チャットで指示するだけで、データの収集から分析、施策の提案、コンテンツ生成までを実行できます。
過去の広告配信データや商材データを読み込み、根拠を示したうえで次の施策を提案するため、「分析→制作→配信→再分析」の改善ループを1つの画面で回せます。施策のナレッジがチームの資産としてたまっていくので、マーケティング業務の進め方を部門全体でそろえたい企業に向いています。
| AIに任せられる業務の範囲 | 施策立案/広告分析/SEO記事/バナー・LP制作/レポート作成 |
| 既存ツール・データとの連携性 | GA4/Search Console/BigQuery/Google・Yahoo!・Meta広告/Slack/Chatwork |
| サポート体制・日本語対応 | 日本語対応/専任チームが定着まで伴走 |
| セキュリティ・入力データの扱い | ISO27001・SOC2 Type II取得 |
| 料金 | 要問い合わせ |
DECA Marketing Agent(株式会社ギブリー)

DECA Marketing Agentは、メルマガ・LINE・広告などのCRM施策を、自社専用に構築したAIエージェントで自動化するマーケティング支援サービスです。旧「マーケGAI」の後継にあたり、商品情報や顧客データをもとに、配信コンテンツの制作から顧客分析までをAIが担います。
AIが仮想の顧客にインタビューして訴求を検証する機能もあり、配信前に反応の当たりをつけられます。戦略設計からエージェントの構築、運用までをギブリーが一気通貫で支援するため、CRM施策を少人数で回している企業に向いています。
| AIに任せられる業務の範囲 | メルマガ・LINE・広告のコンテンツ制作/顧客分析/仮想顧客インタビュー |
| 既存ツール・データとの連携性 | CRM/MA/CDP/LINE/広告配信基盤 |
| サポート体制・日本語対応 | 日本語対応/戦略設計から構築・運用まで一気通貫で支援 |
| セキュリティ・入力データの扱い | ISO27001取得 |
| 料金 | 要問い合わせ |
ferret One(株式会社ベーシック)

ferret Oneは、BtoBサイトのCMS、MA、SFA・CRMをまとめて提供し、AIエージェントでブログ・メール制作も支援するBtoBマーケティング基盤です。ノーコードでサイトやLPを作り、リードの獲得から育成までを1つのツールで管理できます。
Webマーケティングメディア「ferret」の運営で培ったBtoBマーケの知見をもとに、コンサルティングや制作を含むマネージド支援を受けられるのが特徴です。BtoBマーケの型を学びながら施策を進められるため、マーケティング組織を立ち上げたばかりの企業に向いています。
| AIに任せられる業務の範囲 | サイト・LP制作/MA/SFA・CRM/AIチャット/ブログ・メール制作 |
| 既存ツール・データとの連携性 | 外部ツール連携あり(連携先は要問い合わせ) |
| サポート体制・日本語対応 | 日本語対応/コンサルティング・制作のマネージド支援 |
| セキュリティ・入力データの扱い | ISO27001:2022取得 |
| 料金 | 要問い合わせ |
Salesforce Marketing Cloud(株式会社セールスフォース・ジャパン)

Salesforce Marketing Cloudは、CRMと一体になったAIエージェントで、キャンペーンの計画・作成・最適化までを進めるマーケティングプラットフォームです。現在は「Agentforce Marketing」の名称でも提供されており、メール・広告・Webなど複数チャネルの顧客コミュニケーションを一元管理します。
最大の特徴は、Salesforceの営業・顧客データとマーケティングデータを同じ基盤で扱えることです。見込み客へのアプローチを担うAI SDRも用意されており、マーケティングから営業への引き渡しまでをAIで自動化できます。すでにSalesforce製品を使っている中堅〜大手企業に向いています。
| AIに任せられる業務の範囲 | キャンペーンの計画・作成・最適化/セグメント作成/AI SDR |
| 既存ツール・データとの連携性 | Salesforce CRM/Data 360/Slack |
| サポート体制・日本語対応 | 日本語対応/Standardサポート込み/上位サポートは有償 |
| セキュリティ・入力データの扱い | 要問い合わせ |
| 料金 | Marketing Cloud Next Growth:月額180,000円〜(1組織・年間契約) |
【コンテンツ生成・SEO特化型】のAIマーケティングツール
コンテンツ生成・SEO特化型のAIマーケティングツールは次の4つです。
EmmaTools(株式会社EXIDEA)

EmmaToolsは、キーワード分析から構成作成、執筆、リライト、順位計測までのSEO工程を1つで回せるAI搭載のSEOライティングツールです。自社メディア運営で培ったSEOノウハウがスコアリングに反映されており、記事の網羅性や改善点を数値で確認できます。
薬機法の表現チェックにも対応しているため、健康・美容など表現に制約のある業種の記事制作でも使えます。3か月間のオンボーディング支援も用意されており、既存記事のリライトを含めてコンテンツSEOを内製で強化したい企業に向いています。
| AIに任せられる業務の範囲 | キーワード分析/構成作成/執筆/リライト/順位計測/薬機法チェック |
| 既存ツール・データとの連携性 | Search Console/Google Analytics/WordPress |
| サポート体制・日本語対応 | 日本語対応/チャット・メール/3か月オンボーディング(別料金) |
| セキュリティ・入力データの扱い | ISO27001取得/入力データは学習に使わない |
| 料金 | 初期100,000円/月額85,000円〜(税別)/7日間無料トライアル |
Transcope(シェアモル株式会社)

Transcopeは、検索上位サイトの分析結果をもとにSEO記事を生成する法人向けAIライティングツールです。キーワード調査から構成案作成、本文執筆、コピペチェックまで、SEO記事制作の一連の流れをカバーします。
テキストだけでなく、URLや画像ファイル、音声の文字起こしからも文章を作れるため、既存コンテンツのリライトや社内資料の記事化にも使えます。顧客データを学習に使わない設計で、SEO記事制作をスモールスタートでAI化したい企業に向いています。
| AIに任せられる業務の範囲 | SEO記事生成/競合分析/画像生成/文字起こし |
| 既存ツール・データとの連携性 | 要問い合わせ |
| サポート体制・日本語対応 | 日本語対応/カスタマーサクセスによる支援 |
| セキュリティ・入力データの扱い | 顧客データは学習に使わない |
| 料金 | 無料プランあり/Basic 月額11,000円〜(税込) |
SAKUBUN(NOVEL株式会社)

SAKUBUNは、100種類以上のテンプレートでSEO記事・広告文・SNS投稿を生成できる国産AIライティングツールです。生成した記事のSEOスコアを確認しながら、編集画面上でAIに追記・リライトを指示できます。
下書きの作成代行も利用できるため、ツールを使いこなす時間が取れないチームでも記事の公開本数を増やせます。入力した情報は学習に使われないため、自社の未公開情報を扱う広報・メディア担当にも向いています。
| AIに任せられる業務の範囲 | SEO記事/広告文/SNS投稿/SEOスコア/リライト |
| 既存ツール・データとの連携性 | 外部連携あり(連携先は要問い合わせ) |
| サポート体制・日本語対応 | 日本語対応/全プランでチャットサポート/上位プランは下書き代行 |
| セキュリティ・入力データの扱い | 入力情報は学習に使わない |
| 料金 | 要問い合わせ/法人向け5日間無料トライアル |
Value AI Writer byGMO(GMOデジロック株式会社)

Value AI Writer byGMOは、キーワードを入れるだけでタイトル・見出し構成・本文までを生成し、WordPressへの投稿まで完結できるAIライティングツールです。キーワードの発掘やリサーチ、既存記事のリライトにも対応しています。
見出し構成は、AIが直接作る方法、検索結果を参考に作る方法、検索結果から自分で選んで作る方法の3パターンから選べます。操作がシンプルで、個人メディアや小規模チームがAIライティングを試す最初の1本に向いています。
| AIに任せられる業務の範囲 | キーワード発掘/リサーチ/SEO記事生成/リライト |
| 既存ツール・データとの連携性 | WordPress(投稿まで完結)/HTML出力 |
| サポート体制・日本語対応 | 日本語対応/ライブチャット |
| セキュリティ・入力データの扱い | 要問い合わせ |
| 料金 | 無料プランあり/エントリー 月額840円〜(税込) |
【広告運用・クリエイティブ最適化型】のAIマーケティングツール
v
AIR Design(株式会社ガラパゴス)

AIR Designは、AIによる競合分析とプロの制作チームを組み合わせ、バナー・LP・動画の制作から検証までを一貫して支援するサービスです。AIがターゲットと訴求軸を設計し、制作したクリエイティブをA/Bテストで検証しながら改善を重ねます。
5職種の専門スタッフがチームで担当し、GA4の計測設計の見直しや独自の計測ツール「AIR Connect」による効果測定まで対応します。月間広告費が100万円を超える企業を対象としており、デザイナーが社内におらずクリエイティブが広告改善のボトルネックになっている企業に向いています。
| AIに任せられる業務の範囲 | AI競合分析/バナー・LP・動画の制作/A/Bテストによる検証 |
| 既存ツール・データとの連携性 | GA4の計測設計の見直し/独自計測ツール「AIR Connect」 |
| サポート体制・日本語対応 | 日本語対応/5職種の専門チームが担当 |
| セキュリティ・入力データの扱い | プライバシーマーク取得 |
| 料金 | 要問い合わせ(月間広告費100万円超の企業が対象) |
AdCreative.ai(ADYOUNEED SAS)

AdCreative.aiは、ブランドのロゴ・カラー・テキストを登録するだけで、媒体ごとのサイズに合わせた広告バナーをAIが大量に生成するクリエイティブ生成ツールです。生成した各クリエイティブには成果の予測スコアが付くため、配信前にどの案が成果を出しやすいかの当たりをつけられます。
競合の広告クリエイティブを分析する機能もあり、訴求の方向性を決める材料にも使えます。画面とサポートは英語が中心のため、海外向けの広告や英語のクリエイティブを量産したいチームに向いています。
生成された広告クリエイティブは累計10億点を超えています。
| AIに任せられる業務の範囲 | 広告バナー・広告文の生成/成果の予測スコア/競合分析 |
| 既存ツール・データとの連携性 | Google広告/Meta広告 |
| サポート体制・日本語対応 | 英語中心の画面とサポート |
| セキュリティ・入力データの扱い | GDPR対応 |
| 料金 | Starter 月額39ドル〜/7日間無料トライアル |
極予測AI(株式会社サイバーエージェント)

極予測AIは、大量の広告配信実績を学んだAIが、配信前にバナー・動画・広告コピーの効果を予測し、効果の高いクリエイティブを生成する広告クリエイティブ制作サービスです。静止画と動画をまたいだ効果予測や、商品画像の生成にも対応しています。
自社で操作するツールではなく、サイバーエージェントの広告支援やAIクリエイティブBPO事業部を通じて提供されます。制作を任せながら社内の制作体制づくりまで支援を受けられ、DM・チラシ・店頭POPなどオフラインの制作物にも使えます。広告費が大きく、クリエイティブの本数と質を同時に上げたい企業に向いています。
サイバーエージェントの広告事業では取引企業の8割に導入されており、制作効率は5.6倍、効果の高いクリエイティブができる確率は2倍になっています。
| AIに任せられる業務の範囲 | バナー・動画・広告コピーの効果予測と生成/商品画像の生成/オフライン制作物への活用 |
| 既存ツール・データとの連携性 | 要問い合わせ |
| サポート体制・日本語対応 | 日本語対応/AIクリエイティブBPO事業部が制作と社内体制づくりを支援 |
| セキュリティ・入力データの扱い | 要問い合わせ |
| 料金 | 要問い合わせ |
Shirofune(株式会社Shirofune)

Shirofuneは、Google・Yahoo!・Meta・TikTokなど10以上の広告媒体を横断して、入札・予算の調整、改善施策の提案、レポート作成を自動化する広告運用ツールです。AIが提案した改善施策は、ワンクリックで実行できます。
広告運用者のノウハウがツールに組み込まれており、専門知識が少なくても一定水準の運用を再現できます。サポートプランで運用の伴走も受けられるため、代理店に任せていた広告運用を内製化したい企業に向いています。
国内での導入数は13,000を超えています。
| AIに任せられる業務の範囲 | 入札・予算の自動最適化/改善施策の提案/レポート作成 |
| 既存ツール・データとの連携性 | Google/Yahoo!/Meta/TikTok/Amazon/X/LINEなど10媒体以上 |
| サポート体制・日本語対応 | 日本語対応/サポートプラン(月額100,000円)で運用を伴走 |
| セキュリティ・入力データの扱い | 要問い合わせ |
| 料金 | 月額広告費の5%(税抜・最低25,000円)/セルフプランは2か月無料トライアル |
【データ分析・サイト改善型】のAIマーケティングツール
データ分析・サイト改善型のAIマーケティングツールは次の4つです。
AIアナリスト(株式会社WACUL)

AIアナリストは、Google AnalyticsのデータをAIが自動で分析し、「どのページをどう直せばCVが増えるか」まで提案するアクセス解析ツールです。膨大なサイトの分析データをもとにした改善提案で、分析の専門人材がいなくても改善の優先順位を決められます。
SEO・広告など流入チャネル別の分析にも対応しており、プロのマーケターによる伴走支援も受けられます。解析データを見てはいるものの改善のアクションにつなげられていない企業に向いています。
| AIに任せられる業務の範囲 | アクセス解析/改善提案の自動生成/SEO・広告の分析 |
| 既存ツール・データとの連携性 | Google Analytics |
| サポート体制・日本語対応 | 日本語対応/プロのマーケターが伴走 |
| セキュリティ・入力データの扱い | 要問い合わせ |
| 料金 | 月額200,000円 |
SiTest(株式会社グラッドキューブ)

SiTestは、AIエージェントとAIレポートを備え、ヒートマップ・A/Bテスト・EFO(入力フォーム改善)までサイト改善に必要な機能をそろえた国産のサイト改善ツールです。データの収集から課題の特定、改善の実行までをノーコードで進められます。
ヒートマップでユーザー行動を見える化し、そのままA/Bテストで検証できるため、仮説から検証までのサイクルを速く回せます。導入前後のサポートと電話窓口があり、まずはヒートマップでサイトの課題を見える化するところから始めたい企業に向いています。
| AIに任せられる業務の範囲 | AIエージェント/AIレポート/ヒートマップ/A/Bテスト/EFO |
| 既存ツール・データとの連携性 | GA4 |
| サポート体制・日本語対応 | 日本語対応/導入前後の無料サポート/電話窓口 |
| セキュリティ・入力データの扱い | ISMS認証取得 |
| 料金 | 無料プランあり(月3,000PVまで)/有料プランは要問い合わせ(12か月〜) |
Ptengine(株式会社Ptmind)

Ptengineは、AIによるヒートマップ分析と、ノーコードでのサイト編集・A/Bテスト・パーソナライズを1つにまとめたサイト改善ツールです。タグを1つ入れるだけで導入でき、見つけた課題に対してエンジニアの手を借りずに改善施策を実行できます。
「分析→改善→検証」が1つのツールで完結するため、マーケター自身がサイト改善のPDCAを回せます。小規模なサイトで改善の内製化を進めたい企業に向いています。
| AIに任せられる業務の範囲 | AIヒートマップ分析/A/Bテスト/ノーコード編集/パーソナライズ |
| 既存ツール・データとの連携性 | タグ1つで導入 |
| サポート体制・日本語対応 | 日本語対応/チャットサポート |
| セキュリティ・入力データの扱い | ISMS・プライバシーマーク取得/GDPR対応 |
| 料金 | 無料プランあり/Growth 月額6,578円〜(税込・月払い) |
KARTE(株式会社プレイド)

KARTEは、サイト訪問者の行動をリアルタイムに解析し、一人ひとりに合わせた接客を実行するCXプラットフォームです。訪問者がいま何に関心を持っているかを捉え、最適なタイミングでポップアップやチャットなどの施策を出し分けます。
「KARTE AI」による施策の自動化に加え、顧客データを統合するDatahubや、外部のAIエージェントと連携する機能も備えています。会員制サービスやECなど、顧客との継続的な関係づくりが成果に直結する大規模サイトに向いています。
| AIに任せられる業務の範囲 | KARTE AIによる施策の自動化/Web接客/パーソナライズ/CRM・DWHのデータ統合 |
| 既存ツール・データとの連携性 | Datahub/Signals/外部AIエージェント |
| サポート体制・日本語対応 | 日本語対応/カスタマーサクセス担当/チャット |
| セキュリティ・入力データの扱い | ISO27001・ISO27017・プライバシーマーク取得 |
| 料金 | 要問い合わせ |
まとめ
AIマーケティングツールは、業務の効率化と施策の精度向上を同時に進められる手段です。成果を出すには、AIに任せたい業務を1つに絞り、その業務に合ったタイプのツールを選ぶことが重要です。
まずは次の表で、自社に合うタイプを選びましょう。
| 課題 | タイプ |
|---|---|
| マーケ業務全般を1つの基盤で効率化したい | オールインワン型 |
| 記事・SEOコンテンツをAIで量産・改善したい | コンテンツ生成・SEO特化型 |
| 広告の生成と運用の改善をAIに任せたい | 広告運用・クリエイティブ最適化型 |
| 分析と改善提案をAIに任せたい | データ分析・サイト改善型 |
そのうえで、次の4つの比較ポイントで絞り込みます。料金は、月額固定・生成量・PV・広告費連動のどれで課金されるかを確認し、年間の総額で比べてください。
- AIに任せられる業務の範囲
- 既存ツール・データとの連携性
- サポート体制・日本語対応
- セキュリティ・入力データの扱い
無料プランやトライアルがあるツールは、実際の業務で1〜2週間試してから本契約に進むと失敗しにくくなります。まだ診断ツールを試していない方は、「AIマーケティングツールの選び方」セクションの診断ツールから自社に合うタイプを確認してみてください。
ツールの活用と並行して、戦略設計や施策の実行そのものを外部のプロに任せたい場合は、Webマーケティング代行会社への依頼も選択肢になります。




