Webアンケートシステムおすすめ13選比較。費用相場や目的別の選び方を解説

「Googleフォームで始めたものの、回答の管理が追いつかなくなってきた…」
「アンケートを集めても、その後の対応やフォローが担当者任せで漏れてしまう…」
「市場調査をしたいけれど、そもそも自社には回答してくれる人がいない…」

アンケートを業務で使い始めると、こうした悩みに行き当たる担当者は少なくありません。Webアンケートシステムは数多くありますが、「作る・集める・集計する」のどこに強いかはサービスによって大きく異なります。目的に合わないシステムを選ぶと、回答は集まったのに活用できない、という状態に陥りがちです。

本記事では、主要なWebアンケートシステムから13サービスを厳選し、目的別に3つのタイプに分けて紹介します。あわせて、費用相場・比較ポイント・自社に合うタイプがわかる診断ツールも用意しています。

この記事でわかることは以下の5点です。

  • Webアンケートシステムと無料フォームツールの違い
  • 提供形態別の費用相場と、回答数別の費用イメージ
  • 選定時に確認すべき4つの比較ポイント
  • 目的別3タイプの選び方
  • おすすめのWebアンケートシステム13選

Webアンケートシステムとは?

Webアンケートシステムとは、アンケートの作成・配信・回答の回収・集計までをWeb上で完結させるためのシステムです。紙のアンケートや表計算ソフトでの手集計に比べて、配布と集計の手間を大きく減らせます。

顧客満足度調査やイベント後のアンケート、社内の意識調査、新商品の市場調査など、用途は幅広くあります。最近では、回答を集めたあとの対応や分析まで支援するシステムも増えています。

Googleフォームなど無料ツールとの違い

「Googleフォームで十分では?」と考える方も多いのではないでしょうか。少数のアンケートを単発で集めるだけなら、無料ツールでも対応できます。違いが出るのは、回答を集めた「あと」の工程です。

無料フォームツール(Googleフォームなど)Webアンケートシステム
主な用途単発のアンケート・申込受付継続的な調査・回答の業務活用
回答後の管理スプレッドシートで手動管理担当者の割り当て・ステータス管理・通知に対応する製品あり
分析単純集計・グラフ表示が中心クロス集計・レポート出力に対応する製品が多い
回答者の確保自社で配布する前提調査会社のモニターに配信できる製品あり
サポート原則なし日本語サポート・設問設計の支援を用意する製品あり

無料ツールで「回答の管理が追いつかない」「集計に時間がかかる」と感じ始めたら、専用システムへの切り替えを検討するタイミングです。

フォーム作成ツール全般との違いや、Googleフォームからの乗り換え先をもう少し広く比べたい方は、以下の記事も参考にしてください。

関連記事:フォーム作成ツール11選比較。Googleフォームとの違いから用途別の選び方まで

Webアンケートシステムの導入で解決できる課題

課題得られる効果
集計作業に毎回時間がかかる回答と同時に自動集計され、グラフ化までの手間が減る
回答後の対応が担当者任せで漏れる回答ごとに担当者・期日を設定でき、対応漏れを防げる
属性ごとの傾向が読み取れないクロス集計で年代・顧客区分ごとの違いを把握できる
自社だけでは回答数が集まらない調査会社のモニターに配信し、短期間で必要な回答数を確保できる
回答データが部署ごとに散らばる回答データを一元管理し、他システムと連携して活用できる

Webアンケートシステムの主な機能

Webアンケートシステムの機能は、大きく「作成」「配信・回収」「集計・分析」「回答後の管理」の4つに分かれます。どの機能に厚みがあるかで、製品の性格が決まります。

機能説明
設問作成・テンプレート単一選択・複数選択・自由記述・評価尺度などの設問を作成。用途別のテンプレートを用意する製品も多い。
条件分岐(ロジック)前の回答内容に応じて次の設問を出し分け。回答者に関係のない設問を省略できる。
配信・回収URL・メール・QRコードでの配布、回答期限の設定、重複回答の防止。
モニター配信調査会社が保有するモニターへ、年代・性別・地域などで絞り込んで配信。
集計・分析単純集計・クロス集計・グラフ化・レポート出力。
回答後の管理担当者の割り当て・ステータス管理・リマインド通知・承認フロー。
外部連携CSV出力、スプレッドシート・CRM・チャットツールとの連携、Webhook・API。

Webアンケートシステムの費用相場

Webアンケートシステムの費用は、「自社で回答者を集めるか」「調査会社のモニターを使うか」で仕組みそのものが変わります。まず提供形態ごとの相場を押さえておきましょう。

提供形態別の料金相場

項目無料ツール・無料プランセルフ作成型(月額・年額)モニター調査型(従量課金)
料金の目安0円月額数千円〜数万円程度1問1回答あたり10円前後〜
初期費用不要不要の製品が多い不要の製品が多い
課金の仕組み―プラン(機能・回答数・ユーザー数)で決まる設問数×回答者数で決まる
主な制限設問数・回答数・機能に上限あり上位プランほど分析・連携機能が増える最低利用金額が設定されている製品がある
向いている企業単発・少数のアンケートを試したい企業自社の顧客・社員に継続してアンケートを取る企業自社と接点のない消費者に調査したい企業

費用が変動する3つの要因

1. 回答数・設問数の上限

月額・年額制のシステムでは、プランごとに作成できるアンケート数や設問数、閲覧できる回答数に上限が設けられています。無料プランは「10問まで」「回答閲覧100件まで」といった制限がある製品が多く、継続的に使うなら有料プランが前提になります。

2. モニターを使うかどうか

調査会社のモニターに配信する場合は、ツールの利用料とは別に「設問数×回答者数」の費用が発生します。年代や職業などで回答者を細かく絞り込むと、追加費用や単価の上昇が発生する製品もあります。

3. 分析・連携機能の範囲

クロス集計や高度な分析ソフト、CRMやWebhookとの連携は、上位プランに限定されている場合があります。「回答を集めたあと何に使うか」によって、必要なプランが変わる点に注意が必要です。

回答数別の費用イメージ(モニター調査の場合)

モニター調査は、設問数と回答者数を決めれば費用を見積もれます。以下は、公式サイトに価格例を掲載している2サービスの例です。

調査規模Freeasy(税込)Questant パネル調査
5問×100人5,000円―
10問×100人―10,000円
10問×500人50,000円―
20問×500人―100,000円
30問×1,000人―300,000円

10問・500人程度の一般的な消費者調査であれば、数万円〜10万円前後がひとつの目安になります。調査会社に設計から依頼する場合に比べると、費用を大きく抑えられます。

設問設計や分析まで含めてプロに任せたい場合は、ネットリサーチサービスや市場調査会社への依頼も選択肢になります。

関連記事:ネットリサーチサービスおすすめ13選比較。費用相場と選び方

Webアンケートシステムを選ぶ際に確認すべき4つの比較ポイント

Webアンケートシステムはどれも「アンケートが作れる」点では同じに見えますが、強みはまったく異なります。以下の4つのポイントで比較すると、自社に合うシステムを絞り込みやすくなります。

  1. 回答後の業務連携
  2. 設問設計の自由度
  3. 回答者の集め方
  4. 集計・分析機能

1. 回答後の業務連携

アンケートは、回答を集めて終わりではありません。顧客満足度調査で不満の声が届いたらフォローの連絡をする、イベントアンケートで商談希望があれば営業に引き継ぐなど、回答をきっかけに次の業務が始まるケースは多くあります。

一般的なアンケートツールは集計までが守備範囲で、その後の対応はスプレッドシートやチャットで別管理になりがちです。回答ごとに担当者・期日・進捗を管理できるシステムを選ぶと、対応漏れを防ぎ、回答を確実に成果につなげられます。

たとえばformworkでは、届いた回答が1件ずつカードになり、「確認」「承認」などのステップごとに並びます。カードには進み具合・担当者・期日が表示され、次のステップの回答が入るとカードも自動で次の列へ移るため、誰の対応で止まっているかが一目でわかります。

引用:formwork

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 回答ごとに担当者とステータスを管理できるか
  • 期日の設定やリマインド通知があるか
  • 回答データをCRMやチャットツールに連携できるか

2. 設問設計の自由度

設問の作りやすさと見た目は、回答率に直結します。前の回答に応じて設問を出し分ける条件分岐があれば、回答者は関係のない質問に答えずに済み、途中離脱を減らせます。

また、ブランドイメージを重視する顧客向けアンケートでは、デザインや表示形式を自由に調整できるかも重要です。1問ずつ画面いっぱいに表示する形式は、スマートフォンでも答えやすいと評価されています。

たとえばTypeformでは、設問が1問ずつ画面いっぱいに表示され、回答者は会話をするように順番に答えていきます。設問がずらりと並ぶ一般的なフォームに比べて、一度に目に入る情報が少ないため、回答の負担を感じにくい形式です。

引用:Typeform

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 条件分岐(ロジック)を設定できるか
  • ロゴ・色・レイアウトを自社に合わせて変更できるか
  • スマートフォンで答えやすい表示になっているか

3. 回答者の集め方

アンケートの回答者が「自社の顧客・社員・イベント参加者」なのか、「自社と接点のない一般消費者」なのかで、選ぶべきシステムはまったく変わります。

自社の回答者に聞くなら、URLやメールで配布できれば十分です。一方、新商品のニーズ調査や認知度調査のように自社の外に聞きたい場合は、調査会社のモニターに配信できるシステムが必要になります。モニターの人数や、年代・地域などで絞り込める属性の種類も確認しておきましょう。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 自社の回答者向けか、モニター配信に対応しているか
  • モニター数と、絞り込める属性の種類
  • 回答回収までにかかる日数

4. 集計・分析機能

回答を集めても、傾向を読み取れなければ意思決定には使えません。単純集計だけでなく、「年代別」「既存顧客と新規顧客」のように属性ごとに比べるクロス集計ができるかどうかで、得られる示唆の深さが変わります。

なお、クロス集計や高度な分析機能は上位プランのみ対応という製品もあります。無料プランで試す際は、必要な分析が使えるプランを確認しておきましょう。

たとえばQuestantでは、回答が集まると結果画面にグラフが自動で作られます。右側の操作盤から「性別」「年齢」などの項目をグラフの横にドラッグ&ドロップするだけで、属性ごとの回答の違いを比べるクロス集計ができます。

引用:Questant

確認すべきポイントは次の3つです。

  • クロス集計に対応しているか、どのプランから使えるか
  • グラフやレポートを出力・共有できるか
  • CSVなどで回答データを書き出せるか

Webアンケートシステムの選び方

Webアンケートシステムは、「アンケートで何をしたいか」で選ぶのが失敗しないコツです。ここでは目的に応じて3つのタイプに分け、それぞれの特徴と向いている企業を紹介します。

  • 業務フロー連携型 | 回答をきっかけに、対応・フォロー・承認まで進めたい場合
  • セルフ作成・分析型 | 自社の顧客や社員にアンケートを配り、集計・分析したい場合
  • モニター調査型 | 自社と接点のない消費者に、回答者集めから任せて調査したい場合

業務フロー連携型 | 回答をきっかけに、対応・フォロー・承認まで進めたい場合

回答を「集める」だけでなく、回答後の対応までを1つのシステムで管理できるタイプです。回答ごとに担当者を割り当て、ステータスや期日を管理できるため、問い合わせ対応やCSのフォロー、社内申請などの業務と相性が良いのが特徴です。

分析機能は専用のアンケートツールほど充実していない製品もありますが、「回答を確実に次のアクションにつなげる」点では最も強みを発揮します。

このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

  • 顧客アンケートの回答に応じて個別にフォローしたい
  • 回答後の対応をスプレッドシートやメールで管理していて漏れが出ている
  • 社外の回答者とファイルのやり取りや確認が続く
サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
formwork
無料プランあり/ライト 3,000円/月〜
業務フロー連携型
回答をステップ化し、担当・期日・催促まで自動で回せる
formrun
無料プランあり/BEGINNER 2,980円/月〜
業務フロー連携型
回答をステータスで管理し、チームで対応を分担できる
Tayori
無料プランあり/スターター 3,800円/月〜
業務フロー連携型
フォーム・FAQ・アンケートを1つのツールで運用できる
フォームブリッジ
ライト 7,000円/月〜
業務フロー連携型
回答をkintoneアプリへ自動保存できる

このタイプのWebアンケートシステムを見る⇩

セルフ作成・分析型 | 自社の顧客や社員にアンケートを配り、集計・分析したい場合

アンケートの作成・配信・集計・分析を、自社の担当者だけで完結できるタイプです。テンプレートや条件分岐、クロス集計などアンケートに特化した機能がそろっており、顧客満足度調査や社内アンケート、イベントアンケートを継続して実施する企業に向いています。

無料プランを用意している製品が多く、小さく始めて必要に応じて有料プランへ切り替えられる点も魅力です。

このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

  • 顧客満足度調査や社内アンケートを定期的に実施したい
  • 属性ごとの傾向をクロス集計で分析したい
  • アンケートの見た目をブランドに合わせて作り込みたい
サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
Questant
無料プランあり/通常プラン 50,000円/年〜
セルフ作成・分析型
マクロミル提供。自社アンケートとパネル調査を両立できる
SurveyMonkey
無料プランあり/チームアドバンテージ $30/ユーザー/月〜
セルフ作成・分析型
世界的に利用されるアンケートツール。チーム利用向けプランが充実
CREATIVE SURVEY
要問い合わせ
セルフ作成・分析型
デザイン性の高いアンケートで顧客の声を集める企業向けツール
Typeform
無料プランあり/Basic $25/月(年払い)〜
セルフ作成・分析型
1問ずつ表示する対話形式で、回答体験を重視できる
Zoho Survey
無料プランあり/有料プランは要問い合わせ
セルフ作成・分析型
Zoho製品群と連携しやすく、日本語メールサポートあり

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モニター調査型 | 自社と接点のない消費者に、回答者集めから任せて調査したい場合

調査会社が保有する数百万〜千万人規模のモニターに、アンケートを配信できるタイプです。年代・性別・地域などで回答者を絞り込めるため、新商品のニーズ調査や認知度調査、広告クリエイティブの評価などに活用されています。

費用は設問数×回答者数の従量課金が基本で、最短で当日中に回答を回収できるサービスもあります。

このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

  • 自社の顧客以外の消費者の声を聞きたい
  • 調査会社に依頼するほどの予算はないが、市場調査をしたい
  • 短期間で数百〜数千件の回答を集めたい
サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
Freeasy
1問×1人 10円・最低500円〜
モニター調査型
国内1,300万人のパネル。9つの基本属性で無料絞り込み
Surveroid
設問数×回収人数×10円・最低10,000円〜
モニター調査型
国内約1,550万人のパネル。海外24か国にも配信可能
Fastask
要問い合わせ
モニター調査型
専任リサーチャーによる無料の調査票チェック付き
QiQUMO
設問数×回収数×11円・最低2,200円〜
モニター調査型
調査会社クロス・マーケティングが提供するセルフ型ツール

このタイプのWebアンケートシステムを見る⇩

Webアンケートシステムおすすめ一覧比較表

以下は、本記事で紹介するWebアンケートシステムの一覧比較表です。

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
formwork
無料プランあり/ライト 3,000円/月〜
業務フロー連携型
回答をステップ化し、担当・期日・催促まで自動で回せる
formrun
無料プランあり/BEGINNER 2,980円/月〜
業務フロー連携型
回答をステータスで管理し、チームで対応を分担できる
Tayori
無料プランあり/スターター 3,800円/月〜
業務フロー連携型
フォーム・FAQ・アンケートを1つのツールで運用できる
フォームブリッジ
ライト 7,000円/月〜
業務フロー連携型
回答をkintoneアプリへ自動保存できる
Questant
無料プランあり/通常プラン 50,000円/年〜
セルフ作成・分析型
マクロミル提供。自社アンケートとパネル調査を両立できる
SurveyMonkey
無料プランあり/チームアドバンテージ $30/ユーザー/月〜
セルフ作成・分析型
世界的に利用されるアンケートツール。チーム利用向けプランが充実
CREATIVE SURVEY
要問い合わせ
セルフ作成・分析型
デザイン性の高いアンケートで顧客の声を集める企業向けツール
Typeform
無料プランあり/Basic $25/月(年払い)〜
セルフ作成・分析型
1問ずつ表示する対話形式で、回答体験を重視できる
Zoho Survey
無料プランあり/有料プランは要問い合わせ
セルフ作成・分析型
Zoho製品群と連携しやすく、日本語メールサポートあり
Freeasy
1問×1人 10円・最低500円〜
モニター調査型
国内1,300万人のパネル。9つの基本属性で無料絞り込み
Surveroid
設問数×回収人数×10円・最低10,000円〜
モニター調査型
国内約1,550万人のパネル。海外24か国にも配信可能
Fastask
要問い合わせ
モニター調査型
専任リサーチャーによる無料の調査票チェック付き
QiQUMO
設問数×回収数×11円・最低2,200円〜
モニター調査型
調査会社クロス・マーケティングが提供するセルフ型ツール

上記で自社に合うタイプのサービスを絞り込みたい方は、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

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自社に合うWebアンケートシステム診断

7つの質問に答えるだけで、自社に合うWebアンケートシステムのタイプがわかります。

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このタイプで解決できること

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    【業務フロー連携型】のWebアンケートシステム

    業務フロー連携型のWebアンケートシステムは次の4サービスです。

    formwork

    引用:formwork

    「フォームに回答するだけで仕事が進む」ワークフロー型のフォームツールです。アンケートや問い合わせフォームの回答を起点に、その後の確認・承認・対応までをステップとして設計し、1つの画面で進捗を管理できます。

    回答が届くと担当者と期日が自動で設定され、期日の前後にはメール・Slack・Chatworkなどでリマインドが送られます。案件はカンバンとリストで表示を切り替えられ、担当者やステップで絞り込めるため、「誰がどこまで対応したか」を探す手間がなくなります。

    業務内容をいくつかの質問に答えるだけで、AIがステップと入力項目の下書きを作る機能も備えています。社外の回答者はアカウント登録不要で参加できるため、顧客アンケート後のフォローや、CSオンボーディングのような社外とのやり取りが続く業務にも向いています。

    回答後の業務連携承認・差し戻し、担当者の割り当て、期日管理、期日前後の自動リマインドに対応
    設問設計の自由度テキスト・日付・数字・ファイル添付などの項目と条件分岐に対応。AIによる下書き作成も可能
    回答者の集め方自社の顧客・社員にURLで配布。社外の回答者はアカウント登録不要
    集計・分析機能回答一覧のCSV出力、Googleスプレッドシートへの送信、Webhook連携
    料金無料プランあり/ライト 3,000円/月(税抜)〜(14日間無料トライアルあり)

    formrun

    引用:formrun

    フォームの回答をチームで管理・対応できるフォーム作成ツールです。株式会社ベーシックが提供しており、アンケートや問い合わせの回答をステータスごとに管理しながら、チームで対応を分担できます。

    有料プランでは自動返信メールやチャット通知、重複回答の防止に対応し、STARTERプラン以上で分析ダッシュボードや一斉メール配信が使えます。PROFESSIONALプランではWebhook・API連携やGoogleスプレッドシートへの自動出力にも対応しています。

    アンケート回答者へのフォロー連絡やセミナー後の商談化など、回答を営業・CS活動につなげたい企業に向いています。

    回答後の業務連携回答のステータス管理とチームでの対応分担が可能(有料プラン)
    設問設計の自由度ノーコードでフォームを作成。自動返信メール・重複回答防止に対応
    回答者の集め方自社の顧客・見込み客にURLやWebサイト埋め込みで配布
    集計・分析機能STARTER以上で分析ダッシュボード。PROFESSIONALでスプレッドシート自動出力
    料金無料プランあり/BEGINNER 2,980円/月(税抜・年払い)〜

    Tayori

    引用:Tayori

    フォーム・FAQ・アンケート・チャットをまとめて運用できるカスタマーサポートツールです。プレスリリース配信サービス「PR TIMES」を運営する株式会社PR TIMESが提供しています。

    アンケートはテンプレートから作成でき、回答形式を組み合わせて用途に合わせてカスタマイズできます。集計も手間なく行え、結果の分析もサポートしています。

    問い合わせ窓口とアンケートを同じツールで管理できるため、顧客の声を集める窓口を一本化したい企業に適しています。無料プランでもフォーム・FAQ・アンケートをそれぞれ1つまで作成できます。

    回答後の業務連携問い合わせ・アンケートの窓口を一元化し、顧客対応と合わせて管理
    設問設計の自由度テンプレートから作成し、回答形式を組み合わせてカスタマイズ可能
    回答者の集め方自社の顧客にURLやWebサイト埋め込みで配布
    集計・分析機能回答の自動集計と結果分析のサポート
    料金無料プランあり/スターター 3,800円/月(税抜)〜

    フォームブリッジ

    引用:フォームブリッジ

    kintoneと連携してWebフォームを作成できるツールです。トヨクモ株式会社が提供しており、プログラミングの知識がなくても短時間でフォームを作成できます。

    フォームへの回答は、kintoneのアプリに自動で保存されます。そのため、kintoneのプロセス管理機能やほかの連携サービスを使って、回答後の対応状況の管理や関係者への共有までを社内の既存の仕組みで進められます。

    顧客や従業員向けのアンケートフォームとしても利用でき、30日間の無料お試しで全機能を確認できます。すでにkintoneを業務の基盤にしている企業に向いています。

    回答後の業務連携回答をkintoneアプリへ自動保存し、kintone上で対応状況を管理
    設問設計の自由度ノーコードでフォームを作成。顧客・従業員アンケートに対応
    回答者の集め方自社の顧客・従業員にURLで配布
    集計・分析機能kintoneのグラフ・一覧機能で集計・共有
    料金ライト 7,000円/月(税抜)〜(kintoneの契約が別途必要。30日間無料お試しあり)

    【セルフ作成・分析型】のWebアンケートシステム

    セルフ作成・分析型のWebアンケートシステムは次の5サービスです。

    Questant

    引用:Questant

    国内大手のマーケティングリサーチ会社マクロミルが提供するアンケートツールです。年間30,000件を超えるネットリサーチ実績を持つ同社のノウハウをもとに、誰でも簡単にアンケートを作成できます。

    Web上の結果画面でのクロス集計は全プランで利用でき、ビジネスプラン以上では高度な分析向けの集計ソフト「QuickCross」も使えます。無料プランでも10問まで・回答閲覧100件までのアンケートを作成できます。

    自社の顧客へのアンケートに加えて、マクロミルのモニターへ配信するパネル調査にも対応しているため、自社内の調査と市場調査を1つのツールで使い分けたい企業に向いています。

    回答後の業務連携集計・分析が中心。回答ごとの対応管理機能はなし
    設問設計の自由度豊富な設問形式とテンプレートで作成可能
    回答者の集め方自社配布に加え、マクロミルのモニターへのパネル調査に対応
    集計・分析機能全プランでWeb上のクロス集計に対応。ビジネスプラン以上でQuickCross
    料金無料プランあり/通常プラン 50,000円/年(税別)〜

    SurveyMonkey

    引用:SurveyMonkey

    世界中の企業で利用されているオンラインアンケートツールです。顧客満足度調査、従業員アンケート、イベントの事後アンケートなど、幅広い用途のテンプレートを備えています。

    チームアドバンテージ以上のプランでは条件分岐(ロジック)が、チームプレミア以上ではクロス集計が使えます。複数人でアンケートを作成・共有するチーム向けプランが充実しており、部署をまたいで調査を運用する企業に適しています。

    無料のBasicプランも用意されていますが、アンケートごとに表示できる回答数に制限があります。本格的に使う場合は有料プランを前提に検討しましょう。

    回答後の業務連携集計・分析が中心。チームでのアンケート共有に対応
    設問設計の自由度チームアドバンテージ以上で条件分岐(ロジック)に対応
    回答者の集め方自社の回答者にURL・メールで配布
    集計・分析機能チームプレミア以上でクロス集計に対応
    料金無料プランあり/チームアドバンテージ $30/ユーザー/月(年払い・3ユーザー以上)〜

    CREATIVE SURVEY

    引用:CREATIVE SURVEY

    顧客の声を集め、ブランドとのつながりづくりに活かすためのアンケートツールです。ナインアウト株式会社が提供しています。

    デザイン性の高いアンケートを作成できる点に定評があり、ブランドの世界観を損なわずに顧客の声を集めたい企業に選ばれています。企業向けのエンタープライズ版も提供されています。

    料金は公式サイトに掲載されていないため、利用規模や必要な機能を整理したうえで問い合わせるのがおすすめです。

    回答後の業務連携集計・分析が中心。詳細は要問い合わせ
    設問設計の自由度ブランドに合わせたデザイン性の高いアンケートを作成可能
    回答者の集め方自社の顧客にURL・メールなどで配布
    集計・分析機能顧客の声の分析に対応。詳細は要問い合わせ
    料金要問い合わせ

    Typeform

    引用:Typeform

    1問ずつ画面いっぱいに表示する、対話形式のフォーム・アンケートツールです。縦にずらりと設問が並ぶ一般的なフォームと違い、会話をするように1問ずつ答えていく形式のため、回答者の負担感を抑えられます。

    条件分岐による設問の出し分けや、画像・動画を使ったデザインにも対応しています。ブランドイメージを大切にしたい顧客向けアンケートや、採用・イベント申込のように回答体験そのものが印象を左右する場面に向いています。

    無料プランでは月100回答まで利用できます。料金はドル建てで、年払いにすると月払いより安くなります。

    回答後の業務連携集計が中心。外部ツールとの連携で回答を活用
    設問設計の自由度1問ずつ表示する対話形式。条件分岐・画像・動画を使ったデザインに対応
    回答者の集め方自社の回答者にURLや埋め込みで配布
    集計・分析機能回答結果の集計・確認に対応
    料金無料プランあり(月100回答まで)/Basic $25/月(年払い)〜

    Zoho Survey

    引用:Zoho Survey

    CRMや業務アプリを幅広く展開するZohoが提供するアンケートツールです。日本法人のゾーホージャパンが日本語のメールサポートを提供しています。

    アンケートの作成・配信・集計に必要な機能をそろえており、無料プランでもアンケート3件まで・1アンケート10問・回答100件まで利用できます。有料プランでは作成数や回答数の上限が広がります。

    すでにZoho CRMなどZohoの製品を使っている企業であれば、回答データを社内の顧客情報と組み合わせて活用しやすい点がメリットです。

    回答後の業務連携集計が中心。Zoho製品群との連携で回答データを活用
    設問設計の自由度多様な設問形式とテンプレートで作成可能
    回答者の集め方自社の回答者にURL・メールで配布
    集計・分析機能回答の自動集計とレポート作成に対応
    料金無料プランあり(3アンケート・10問・回答100件まで)/有料プランは要問い合わせ

    【モニター調査型】のWebアンケートシステム

    モニター調査型のWebアンケートシステムは次の4サービスです。

    Freeasy

    引用:Freeasy

    1問×1人10円(税込)から使えるセルフ型アンケートツールです。株式会社アイブリッジが提供しており、国内1,300万人のパネル基盤に自分でアンケートを配信できます。

    初期費用・月額費用は0円で、最低500円から利用できます。性別・年代など9つの基本属性での絞り込みは無料で、最短当日で結果を確認できるため、企画会議の前に消費者の反応を素早く確かめたい場面にも使えます。

    筑波大学と共同開発したAIでモニターの回答品質を管理しており、4,000社以上の導入実績があります。少額から市場調査を試したい企業に向いています。

    回答後の業務連携調査結果の確認が中心。回答ごとの対応管理機能はなし
    設問設計の自由度自社で設問を作成し配信するセルフ型
    回答者の集め方国内1,300万人のパネルに配信。9つの基本属性で無料絞り込み
    集計・分析機能最短当日で結果を確認可能
    料金1問×1人 10円(税込)・最低500円〜(初期費用・月額費用0円)

    Surveroid

    引用:Surveroid

    国内約1,550万人のパネルに配信できるセルフ型アンケートツールです。株式会社マーケティングアプリケーションズが提供しています。

    初期費用・月額費用は0円で、国内モニターへのアンケートは「設問数×回収人数×10円(税別)」で、最低費用10,000円から利用できます。最短即日で配信でき、平均48時間で回収できるスピードも特徴です。

    海外24か国のモニターへの配信や、オンラインインタビュー、AIによる設問作成機能にも対応しています。国内外の消費者調査を1つのツールで進めたい企業に適しています。

    回答後の業務連携調査結果の確認が中心。回答ごとの対応管理機能はなし
    設問設計の自由度AIによる設問作成機能を搭載
    回答者の集め方国内約1,550万人のパネルに配信。海外24か国にも対応
    集計・分析機能最短即日配信、平均48時間で回収
    料金設問数×回収人数×10円(税別)・最低10,000円(税別)〜(初期費用・月額費用0円)

    Fastask

    引用:Fastask

    セルフ型のスピード感と調査会社の品質を両立したアンケートサービスです。株式会社ジャストシステムが提供しており、約700万人のアクティブモニターが回答に参加しています。

    専任のリサーチャーが調査票を無料でチェックしてくれるため、設問設計に慣れていない担当者でも、偏りの少ない調査を実施しやすいのが特徴です。最短即日での納品に対応し、生成AIを活用した分析レポートも提供しています。

    公式サイトでは、一般的な調査会社と比べて調査コストを約3分の1程度に抑えられるとしています。料金の詳細は資料請求や問い合わせで確認できます。

    回答後の業務連携調査結果の確認が中心。回答ごとの対応管理機能はなし
    設問設計の自由度専任リサーチャーによる無料の調査票チェック付き
    回答者の集め方約700万人のアクティブモニターに配信
    集計・分析機能生成AIを活用した分析レポートを提供。最短即日納品
    料金要問い合わせ

    QiQUMO

    引用:QiQUMO

    調査会社クロス・マーケティングが提供するセルフ型アンケートツールです。調査会社が保有するモニターに、自分で作成したアンケートを配信できます。

    調査会社ならではのモニター基盤を使いながら、設問作成から配信・集計までを自社の担当者だけで進められるため、外注よりもスピーディに調査を回したい企業に向いています。海外モニターへの配信に対応した「Global QiQUMO」も提供されています。

    料金は「設問数×回収数×11円(税込)」の完全従量課金で、最低利用金額は2,200円です。リサーチ対象は約1,400万人で、少額から消費者調査を始めたい企業にも使いやすい料金体系です。

    回答後の業務連携調査結果の確認が中心。回答ごとの対応管理機能はなし
    設問設計の自由度自社で設問を作成し配信するセルフ型
    回答者の集め方約1,400万人のリサーチ対象に配信。海外向けのGlobal QiQUMOもあり
    集計・分析機能配信から集計まで自社で完結
    料金設問数×回収数×11円(税込)・最低2,200円〜

    Webアンケートシステムのよくある質問

    Q1. 無料のWebアンケートシステムでも業務に使えますか?

    A. 少数の回答を単発で集める用途であれば、無料プランでも十分に使えます。ただし、多くの無料プランには設問数や閲覧できる回答数に上限があり、データのダウンロードやクロス集計が使えない場合もあります。継続的な調査や回答の業務活用を考えるなら、有料プランを前提に比較するのがおすすめです。

    Q2. アンケートの回答率を上げるにはどうすればよいですか?

    A. 設問数を必要最小限に絞り、条件分岐で関係のない設問を省くことが基本です。スマートフォンで答えやすい表示形式を選ぶこと、回答期限の前にリマインドを送ることも効果があります。

    Q3. セルフ型のモニター調査と、調査会社への依頼はどう違いますか?

    A. セルフ型は設問作成から配信・集計までを自社で行うため、費用を抑えて短期間で実施できます。調査会社への依頼は費用が高くなる一方、調査設計や分析レポートまでプロに任せられます。調査の目的が明確で社内に設計できる人がいればセルフ型、意思決定に直結する大規模な調査であれば調査会社への依頼が向いています。

    調査会社への依頼を検討している方は、以下の記事で費用相場と選び方を解説しています。

    関連記事:市場調査会社おすすめ16選比較。タイプ別の選び方・費用相場を解説

    Q4. 社内の従業員アンケートにも使えますか?

    A. 使えます。匿名回答の設定や、部署・役職ごとのクロス集計ができるシステムを選ぶと、社内の課題を把握しやすくなります。従業員の満足度やエンゲージメントを定期的に測りたい場合は、専用のエンゲージメントツールも選択肢になります。

    関連記事:従業員エンゲージメントツールおすすめ14選比較。課題フェーズ別4タイプの選び方と費用相場

    Q5. アンケートフォームの入力途中での離脱を減らす方法はありますか?

    A. 設問数を減らすことに加えて、入力しやすいフォーム設計にすることが重要です。入力エラーをその場で知らせる、入力の手間を減らすといったフォームの最適化(EFO)を行うと、途中離脱を抑えられます。

    関連記事:EFOツールおすすめ12選比較。導入時のポイントと対策も解説

    まとめ

    Webアンケートシステムは、「業務フロー連携型」「セルフ作成・分析型」「モニター調査型」の3タイプに分かれます。アンケートで何をしたいかによって、最適なシステムは大きく変わります。

    タイプこんな場合に最適
    業務フロー連携型回答をきっかけに、フォローや承認などの対応まで確実に進めたい場合
    セルフ作成・分析型自社の顧客や社員に継続してアンケートを取り、属性ごとに分析したい場合
    モニター調査型自社と接点のない消費者の声を、短期間・低コストで集めたい場合

    特に見落とされがちなのが、回答を集めた「あと」の工程です。回答が届いても対応が担当者任せになっていると、せっかく集めた顧客の声が成果につながりません。比較の際は、集計機能だけでなく、回答後の業務まで管理できるかもあわせて確認しましょう。

    顧客アンケートの結果を、解約防止やアップセルなどのカスタマーサクセス活動に活かしたい方は、以下の記事も参考にしてください。

    関連記事:カスタマーサクセスツール比較14選。導入フェーズ別の選び方と費用相場

    まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「Webアンケートシステム13選一覧比較表」の下にある診断ツールから確認してみてください。

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