不動産ホームページ制作会社16選比較。費用相場とタイプ別の選び方を解説
「物件情報の更新に毎回時間がかかっていて、サイトの手入れまで手が回らない」
「初期費用が0円のサービスから300万円超の制作会社まで幅が広すぎて、どこに頼むべきか判断できない」
「作ったものの反響がほとんど来ておらず、次のリニューアルで失敗したくない」
不動産のホームページ制作会社を探していると、こうした壁にぶつかりませんか。
不動産のホームページは、一般的なコーポレートサイトとは求められる条件が大きく異なります。物件データを常に最新に保つ仕組み、エリアや沿線から探せる検索機能、そして宅地建物取引業法にもとづく表示義務への対応まで、業界特有の要件を満たさなければ「作ったのに反響が来ないサイト」になってしまいます。だからこそ、業界要件を理解した制作会社を選べるかどうかが成果を分けます。
本記事では、不動産のホームページ制作に対応する16の制作会社を4タイプに分類して紹介します。
不動産のホームページ制作会社とは?
不動産のホームページ制作会社とは、不動産会社が取り扱う物件情報を掲載し、問い合わせや来店予約につなげる自社サイトの構築を請け負う会社です。会社案内や沿革を載せるだけのコーポレートサイトとは異なり、物件データベースと検索機能を前提に設計する点が最大の違いになります。
依頼先は大きく2種類に分かれます。不動産向けに設計済みのCMSやパッケージを自社開発し、それを土台にサイトを提供する会社と、要件定義から個別に設計する制作会社です。前者は物件連動やレインズ取込といった業界特有の機能が最初から揃っており、後者はデザインや独自機能を自由に設計できます。どちらに依頼するかで初期費用は0円から300万円超まで開きます。
ポータルサイトとの違い
SUUMOやLIFULL HOME’S、at homeといったポータルサイトは集客力が高い一方、掲載費が反響数に比例して増え、検索結果では他社の物件と並んで比較されます。制作会社に依頼して構築する自社サイトは、反響1件あたりのコストを下げられるほか、ポータルには出せない情報を武器にできる点が異なります。
| ポータルサイト | 自社ホームページ | |
|---|---|---|
| 集客力 | 立ち上げ直後から見込み客に到達 | SEO・MEOの積み上げが必要 |
| 費用構造 | 掲載費が反響数・掲載件数に連動 | 初期費用+月額の固定費が中心 |
| 掲載できる情報 | フォーマットが共通で差別化しにくい | 会員限定物件・未公開物件・スタッフ紹介まで自由 |
| 顧客データ | 反響情報のみ取得 | 会員情報・行動履歴を自社に蓄積 |
| 資産性 | 掲載を止めると流入がゼロになる | 記事・物件ページが検索資産として残る |
多くの不動産会社はポータルサイトと自社サイトを併用しています。ポータルで幅広く接点をつくり、自社サイトで信頼性を伝えて成約につなげるという役割分担が基本の考え方です。
一般的なWeb制作会社との違い
不動産のホームページには、一般的なコーポレートサイト制作には不要な要件が3つ加わります。
ひとつは物件データベースと検索機能で、エリアや沿線から絞り込める構造を最初から設計しておく必要があります。
ふたつめは更新頻度です。物件は日々入れ替わるため、担当者が管理画面から更新できる仕組み、あるいはレインズや物件管理システムから自動で反映される仕組みが欠かせません。手作業での更新が前提の設計では、公開後まもなく情報が古くなります。
みっつめは宅地建物取引業法にもとづく表示義務です。取引態様の明示、免許番号の表示、予告広告と本広告の区別などが求められるため、この要件を理解していない制作会社に依頼すると公開後に修正が発生します。不動産特化を掲げる制作会社を候補に入れる理由はここにあります。
不動産のホームページ制作会社に依頼できること
不動産のホームページは「会社案内を載せる場所」ではなく、物件を探しているユーザーを反響につなげる営業ツールです。まずは、不動産特化の制作会社に依頼すると何が実現できるのかを整理しておきましょう。
| 物件検索 | エリア・沿線・駅・学区・こだわり条件・地図からの絞り込み検索。該当件数のリアルタイム表示も一般的。 |
| 物件詳細ページ | 間取り図・写真・パノラマ・VR・YouTube動画の掲載。周辺施設や駅までのルート表示に対応する会社も。 |
| 物件データ連携 | レインズCSVの取り込み、物件コンバーターとの連動、ポータルサイトへの一括入稿。 |
| 会員機能 | 会員登録による限定物件の公開。未公開物件を武器にした見込み客の囲い込みに活用。 |
| 反響フォーム | 物件問い合わせ・見学予約・売却査定依頼の受付。ポータル経由の反響と一元管理できる場合も。 |
| マッチングメール | 登録条件に合う新着物件を自動配信。開封確認まで取れる会社もある。 |
| 物件チラシ出力 | 登録済みの物件データからマイソク・販売図面をExcelやPDFで自動生成。 |
| CMS | 物件情報・お知らせ・ブログ・スタッフ紹介を社内で更新できる管理画面。 |
物件情報の掲載・検索機能の構築
不動産サイトの中核は物件検索です。ユーザーは「〇〇駅 賃貸」「〇〇市 中古マンション」のように地域と種別を組み合わせて探すため、エリア・沿線・価格帯・間取りといった軸で絞り込める設計が前提になります。
さらに、募集中の部屋がなくてもマンション棟のページを残す「マンションカタログ型」の構成や、終了物件をアーカイブとして残す設計は、検索エンジンからの流入を積み上げる土台になります。物件が入れ替わるたびにページが消えるサイトでは、SEOの資産が蓄積されません。こうした構造をあらかじめ提案してくれるかどうかが、制作会社の実力差が出るポイントです。
反響獲得の導線設計
物件を見てもらえても、問い合わせの導線が弱ければ反響にはつながりません。物件詳細からの問い合わせフォーム、来店不要のオンライン見学予約、売主向けの売却査定フォームなど、ユーザーの検討段階に合わせた入口を複数用意することが重要です。
また、条件登録した会員に新着物件を自動配信するマッチングメールは、一度接点を持ったユーザーを追いかけ続ける仕組みとして機能します。ポータルサイトからの流入に依存せず、自社サイト内で見込み客を育てられるかどうかが、中長期の反響数を左右します。
業務効率化(物件更新・顧客管理)の仕組みづくり
不動産会社のWeb運用でもっとも工数がかかるのは、物件情報の登録と更新です。レインズから取得したデータや元付業者のマイソクを、自社サイトと複数のポータルサイトに何度も転記している会社は少なくありません。
物件データ連携に対応した制作会社に依頼すれば、一度の登録で自社サイトとポータルの両方に反映でき、価格変更や成約による削除も自動判別できます。物件管理と顧客管理を同じシステムで扱える会社なら、反響から追客、契約、入出金までを1つのデータでつなぐことも可能です。
不動産のホームページ制作会社の費用相場
不動産のホームページ制作費用は、デザインの制作方法と物件データ連携の範囲によって大きく変わります。
| 依頼範囲 | 初期費用 | 月額 | 概要 |
|---|---|---|---|
| パッケージ・テンプレート型 | 0〜10万円 | 5,000〜25,000円 | 既存のデザインパターンを土台に立ち上げ。物件登録件数に上限があるプランも多い。 |
| 不動産特化パッケージ+一部カスタム | 15〜85万円 | 1〜3万円 | トップページをオリジナル制作し、物件連動やレインズ取込を組み合わせる構成。 |
| オリジナル制作 | 50〜150万円 | 1〜5万円 | 設計から書き起こす完全オリジナルデザイン。既存の物件管理システムとの連動込み。 |
| フルオーダー・システム開発込み | 250万円〜 | 5万円〜 | 物件検索システムを含むスクラッチ開発。大規模サイトや独自機能の実装向け。 |
なお、不動産のホームページは公開後も物件更新やサーバー管理が続くため、初期費用だけでなく月額費用を含めた総額で制作会社を比較する必要があります。月額のなかに修正対応やSEOアドバイスが含まれる会社と、更新のたびに費用が発生する会社では、3年間の総支出が大きく変わります。
費用が変動する3つの要因
1. デザインの制作方法
テンプレートを流用するか、トップページだけオリジナルにするか、全ページを設計から作るかで初期費用が10倍以上変わります。近年は「テンプレート並みの初期費用でオリジナルデザインを提供する」と打ち出す制作会社も登場しており、デザイン自由度と価格が必ずしも比例しなくなっています。見積もりを取る際は、どこまでがオリジナル制作の範囲なのかを明確にしておきましょう。
2. 物件データ連携の範囲
物件を手入力するだけのサイトと、レインズCSVを取り込んで新着・価格変更・削除まで自動判別するサイトでは、必要なシステムがまったく異なります。ポータルサイトへの一括入稿を標準機能としている会社もあれば、オプション扱いの会社もあるため、連携先の具体名まで確認しておくことが重要です。物件数が多く更新頻度が高い会社では、この部分が費用対効果を最も左右します。
3. 公開後の運用支援の有無
サイトを納品して終わりの制作会社と、公開後のSEO・広告運用・反響改善まで伴走する制作会社では月額が桁違いになります。社内にWeb担当者がいない場合は運用支援込みのプランが現実的ですが、更新を自社で回せる体制があるなら、保守のみの契約に絞ることで月額を数万円単位で抑えられます。
不動産に限らずホームページの制作費用全般の考え方を押さえておくと、見積もりの妥当性を判断しやすくなります。他業種の相場も含めて比較したい方は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:Web制作会社おすすめ16選比較。費用相場からタイプ別の選び方まで解説
不動産のホームページ制作会社を比較する5つのポイント
不動産のホームページ制作会社は、価格帯が近い会社どうしでも得意分野が大きく異なります。発注前に、次の5つの観点で候補を絞り込んでください。
- 不動産業界の専門性と宅建業法への対応
- 物件データの連携方法
- 集客導線の設計力
- 公開後の更新・運用体制
- 料金体系と契約条件
不動産業界の専門性と宅建業法への対応
不動産のホームページには、取引態様の明示、免許番号の表示、予告広告と本広告の区別といった宅地建物取引業法および不動産の表示に関する公正競争規約にもとづく表示義務があります。一般的なWeb制作会社に依頼すると、デザインは仕上がっても表示要件が抜け落ち、公開後に修正が発生することがあります。
不動産特化を掲げる制作会社は、この表示要件を前提にテンプレートやCMSを設計しています。なかには「広告表示チェック機能」を標準搭載し、入力段階で不備を検知できる会社もあります。
確認すべきポイントは次の3つです。
- 不動産会社の制作実績を社数またはURL付きで提示できるか
- 取引態様の明示など表示義務項目の実装経験があるか
- おとり広告を回避するための物件削除・更新フローを説明できるか
物件データの連携方法
物件情報をどう入れるかは、公開後の運用工数を決定づける要素です。手入力しか対応していない制作会社を選ぶと、物件数が増えたときに更新が止まり、情報が古いままのサイトになってしまいます。
連携の方式は大きく3つに分かれます。レインズのCSVデータを直接取り込む方式、いえらぶCLOUDやAD Masterなどの物件コンバーターと連動する方式、そして自社サイトからポータルサイトへ一括入稿する方式です。すでに物件管理システムを導入している会社は、そのシステムと連動できる制作会社かどうかを最初に確認してください。
なお、レインズへの自動ログインや自動アクセスはレインズの規程違反にあたるため、CSVを手動で出力して取り込む方式が正規の手順になります。この点を公式に明示しているかどうかも、制作会社の業界理解の深さを測る材料になります。
集客導線の設計力
物件検索機能があるだけでは反響は増えません。検索エンジンから物件ページに直接流入させる設計、地域名を含むコンテンツの蓄積、Googleビジネスプロフィールを使ったMEO対策など、集客の入口を複数持つ設計が必要です。
とくに地域密着型の不動産会社は、大手ポータルと同じ土俵で戦うのではなく「〇〇市 一戸建て」「〇〇駅 ファミリー向け賃貸」といったロングテールキーワードで拾う設計が有効です。制作会社がこうしたキーワード設計まで踏み込んで提案してくれるかを確認しましょう。
確認すべきポイントは次の3つです。
- 物件ページが検索エンジンにインデックスされる構造になっているか
- 終了物件やマンション棟ページを資産として残せるか
- SEO・MEO・広告のどこまでを支援範囲に含めているか
公開後の更新・運用体制
不動産のホームページは、公開してからが本番です。物件情報の更新は日常業務として発生しますが、それ以外にキャンペーンバナーの差し替えやスタッフ紹介の更新、ブログ投稿なども続きます。
制作会社によって、修正対応の扱いが大きく異なります。月額のなかで回数無制限の修正を受ける会社、納品後の修正・ページ追加を無料とする会社、1件ごとに費用が発生する会社があります。社内で更新できる範囲と、依頼が必要な範囲の線引きを、契約前に確認しておいてください。
料金体系と契約条件
料金は初期費用と月額の合計だけでなく、契約期間の縛りまで含めて比較する必要があります。今回調査したなかには、最低利用期間を24ヶ月とする会社もあれば、月毎の自動更新で違約金なしの会社もありました。
また、解約時にホームページのデータを持ち出せるかも重要です。一定期間の経過でサイトを無償譲渡する会社と、解約後は非公開化されデータ提供がない会社が存在します。乗り換えの可能性を見越すなら、この条件は事前に確認しておくべき項目です。
確認すべきポイントは次の3つです。
- 初期費用・月額のほかにオプション費用が発生する範囲はどこまでか
- 最低契約期間と中途解約時の違約金はどうなっているか
- 解約後にドメイン・コンテンツ・物件データを引き継げるか
公開後の運用に人手を割けない場合は、運用そのものを外部に委託する選択肢もあります。運用代行の相場や依頼範囲が気になる方は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:ホームページ運用代行会社15選比較。タイプ別の選び方から費用相場まで解説
不動産のホームページ制作会社の選び方
不動産のホームページ制作会社は、依頼したい範囲と社内の運用体制によって最適な選択が変わります。ここでは16社を4つのタイプに分類し、それぞれの特徴と向いている企業をご紹介します。
- 業務システム一体型 | 物件・顧客管理までまとめて効率化したい場合
- オーダーメイド制作型 | 他社と差がつくサイトを作り込みたい場合
- 集客・マーケティング強化型 | 公開後の反響を増やすまで任せたい場合
- 低コスト・スピード型 | まず低予算で早く立ち上げたい場合
① 業務システム一体型 | 物件・顧客管理までまとめて効率化したい場合
「業務システム一体型」は、ホームページと物件管理・顧客管理・ポータル入稿を同じシステム上で扱える制作会社です。自社開発の不動産システムを土台にサイトを構築するため、物件情報を一度登録すれば、自社サイトへの掲載、複数ポータルへの入稿、マイソクの出力までが同じデータから生成されます。
レインズCSVの取り込みに対応している会社であれば、新着物件・価格変更・成約による削除を自動で判別し、重複物件を統合することも可能です。物件数が数百件規模になっても、担当者1名で更新を回せる体制が作れます。
一方で、システムの機能に合わせた運用が前提になるため、デザインの自由度は限定されます。物件更新の工数削減を最優先に考える会社に向いたタイプです。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 物件情報の転記作業に毎日1時間以上かかっている
- レインズや元付業者のデータを自社サイトへ反映したい
- 物件管理と顧客管理を同じシステムでつなぎたい
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
いえらぶCLOUD | 要問い合わせ | 業務システム一体型 | 15のポータルサイトへの一括入稿に対応し、賃貸管理業務まで同一データでつなげる | |
不動くん | 初期 150,000円〜/月額 10,000円〜 | 業務システム一体型 | 担当者が交代しても崩れない標準機能中心の運用設計が特徴 | |
ソフナビCLOUD不動産 | 要問い合わせ | 業務システム一体型 | 東日本(全国)レインズの取り込み機能を標準仕様で搭載 | |
RISE | 要問い合わせ | 業務システム一体型 | レインズCSVから新着・価格変更・削除を自動判別し重複物件も統合 |
② オーダーメイド制作型 | 他社と差がつくサイトを作り込みたい場合
「オーダーメイド制作型」は、要件定義からデザイン、システム開発までを個別に設計するタイプです。デベロッパーのブランドサイト、注文住宅の販売サイト、独自の検索条件を持つ物件ポータルなど、パッケージでは実現できない構成に対応できます。
このタイプの制作会社は、既存の基幹システムや物件管理システムとの連携も含めて設計するため、社内に別のシステムがすでに動いている場合でも接続できます。公開後の保守運用を数年単位で継続する前提の体制を持つ会社も多く、長期的なパートナーとして依頼しやすい点も特徴です。
その分、初期費用は数百万円規模となり、公開までの期間も長くなります。予算とスケジュールに余裕があり、サイトを事業の中核に据えたい会社向けのタイプです。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 同業他社と明確に差がつくデザイン・世界観を実現したい
- 既存の基幹システムや物件DBと連携した独自機能が必要
- 採用サイトやブランドサイトも含めて設計を統一したい
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
サービシンク | コーポレートサイト 300万円〜 | オーダーメイド制作型 | 制作実績の8〜9割が不動産関連。大規模検索サイトのスクラッチ開発に対応 | |
PENGUIN2 | 要問い合わせ | オーダーメイド制作型 | 納品後の修正・ページ追加を回数無制限で無料対応する月額定額モデル | |
モッドワークス | 要問い合わせ | オーダーメイド制作型 | 自社開発の物件検索ASP「ShowSpace」でロングテールSEOに対応 | |
メディアマックスジャパン | 制作 498,000円〜(税込) | オーダーメイド制作型 | 賃貸管理・リーシング支援のオーダーメイド開発に強み |
③ 集客・マーケティング強化型 | 公開後の反響を増やすまで任せたい場合
「集客・マーケティング強化型」は、サイト制作にとどまらず、SEO・MEO・リスティング広告・SNSまで含めて反響数の改善に責任を持つタイプです。制作会社が反響数やコンバージョン単価を指標に据え、月次レポートで改善提案を続ける体制を取ります。
このタイプは、社内にWeb担当者がいない会社でも成果を出しやすい構成です。物件ページの改善、地域名を含むコンテンツの追加、広告の予算配分の見直しまでを外部に任せられるため、担当者は反響対応に集中できます。地域ポータルとの併用や自社メディアの運営を組み合わせる会社もあります。
デザインの作り込みよりも数値改善を優先する設計になるため、ブランディング重視の依頼には向きません。反響数が現状の課題である会社に適したタイプです。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- サイトはあるが問い合わせがほとんど来ていない
- 社内にWeb担当者がおらず改善施策を打てていない
- 広告費の使い方が最適かどうか判断できていない
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
DP-Webサイト | 初期 165,000円〜/月額 11,000円〜(税込) | 集客・マーケティング強化型 | 実績のほぼ100%が不動産会社。宅建業法の広告表示を踏まえた制作 | |
ラルズネット | 制作 250,000円〜/月額 30,000円(税抜) | 集客・マーケティング強化型 | 地域ポータル「不動産連合隊」との物件連動で地域集客を強化 | |
WEB集客プロ | 初期 50,000円/月額 50,000円〜 | 集客・マーケティング強化型 | 月間の作業時間枠内でSEO・SNS・撮影を自由に組み合わせられる定額制 | |
プロパティフォース | 要問い合わせ | 集客・マーケティング強化型 | 不動産売却サイトの制作と売主集客に特化したメニュー構成 |
④ 低コスト・スピード型 | まず低予算で早く立ち上げたい場合
「低コスト・スピード型」は、初期費用を抑えて短期間で公開できるタイプです。不動産向けに設計済みのテンプレートやCMSを土台にするため、最短で申込の翌営業日から管理画面を使い始められるサービスもあります。
月額は5,000円台から2万円台が中心で、物件登録件数に上限が設定されるプランが一般的です。契約期間の縛りがないサービスや無料トライアルを用意するサービスもあり、初めてホームページを持つ会社でも試しやすい構成になっています。
大規模なシステム連携や独自機能には対応できませんが、物件掲載と反響フォームという基本機能は揃っています。開業直後の会社や、まずWeb上の受け皿を作りたい会社に向いたタイプです。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 開業直後で初期費用を最小限に抑えたい
- 物件数が数十〜数百件で、機能は基本的なもので足りる
- 社内で物件情報やブログを更新していく前提で考えている
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
不動産繁盛 | 初期 無料〜/月額 9,800円〜(税別) | 低コスト・スピード型 | 低価格帯でもトップページはフルオーダーメイド。更新は回数無制限で無料 | |
不動産HP制作.jp | 初期 0円/月額 10,000円(税別) | 低コスト・スピード型 | 契約期間の縛り・違約金がなく、運用中の修正やリニューアルも無料 | |
リブロ | 初期 90,000円〜/月額 20,000円〜(税別) | 低コスト・スピード型 | 約50種類のテンプレートと12以上の物件コンバーター連動に対応 | |
不動産クラウドオフィス | 初期 無料〜/月額 5,000円〜 | 低コスト・スピード型 | 業務システムは月額500円から。1ヶ月単位で解約手数料なし |
不動産ホームページ制作会社16選一覧比較表
以下は、本記事で紹介する不動産ホームページ制作会社の一覧比較表です。
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
いえらぶCLOUD | 要問い合わせ | 業務システム一体型 | 15のポータルサイトへの一括入稿に対応し、賃貸管理業務まで同一データでつなげる | |
不動くん | 初期 150,000円〜/月額 10,000円〜 | 業務システム一体型 | 担当者が交代しても崩れない標準機能中心の運用設計が特徴 | |
ソフナビCLOUD不動産 | 要問い合わせ | 業務システム一体型 | 東日本(全国)レインズの取り込み機能を標準仕様で搭載 | |
RISE | 要問い合わせ | 業務システム一体型 | レインズCSVから新着・価格変更・削除を自動判別し重複物件も統合 | |
サービシンク | コーポレートサイト 300万円〜 | オーダーメイド制作型 | 制作実績の8〜9割が不動産関連。大規模検索サイトのスクラッチ開発に対応 | |
PENGUIN2 | 要問い合わせ | オーダーメイド制作型 | 納品後の修正・ページ追加を回数無制限で無料対応する月額定額モデル | |
モッドワークス | 要問い合わせ | オーダーメイド制作型 | 自社開発の物件検索ASP「ShowSpace」でロングテールSEOに対応 | |
メディアマックスジャパン | 制作 498,000円〜(税込) | オーダーメイド制作型 | 賃貸管理・リーシング支援のオーダーメイド開発に強み | |
DP-Webサイト | 初期 165,000円〜/月額 11,000円〜(税込) | 集客・マーケティング強化型 | 実績のほぼ100%が不動産会社。宅建業法の広告表示を踏まえた制作 | |
ラルズネット | 制作 250,000円〜/月額 30,000円(税抜) | 集客・マーケティング強化型 | 地域ポータル「不動産連合隊」との物件連動で地域集客を強化 | |
WEB集客プロ | 初期 50,000円/月額 50,000円〜 | 集客・マーケティング強化型 | 月間の作業時間枠内でSEO・SNS・撮影を自由に組み合わせられる定額制 | |
プロパティフォース | 要問い合わせ | 集客・マーケティング強化型 | 不動産売却サイトの制作と売主集客に特化したメニュー構成 | |
不動産繁盛 | 初期 無料〜/月額 9,800円〜(税別) | 低コスト・スピード型 | 低価格帯でもトップページはフルオーダーメイド。更新は回数無制限で無料 | |
不動産HP制作.jp | 初期 0円/月額 10,000円(税別) | 低コスト・スピード型 | 契約期間の縛り・違約金がなく、運用中の修正やリニューアルも無料 | |
リブロ | 初期 90,000円〜/月額 20,000円〜(税別) | 低コスト・スピード型 | 約50種類のテンプレートと12以上の物件コンバーター連動に対応 | |
不動産クラウドオフィス | 初期 無料〜/月額 5,000円〜 | 低コスト・スピード型 | 業務システムは月額500円から。1ヶ月単位で解約手数料なし |
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【業務システム一体型】の不動産ホームページ制作会社
業務システム一体型の不動産ホームページ制作会社は次の4社です。物件データの取り込みと更新の自動化を軸に、公開後の運用工数を削ることを目的としたサービスを提供する会社が揃っています。
いえらぶCLOUD(株式会社いえらぶGROUP)

「オシャレなだけでなく、反響獲得ができる不動産ホームページ」を掲げるオールインワン型の不動産システムを提供する会社です。ホームページ制作から物件管理、顧客管理、賃貸管理までを1つのデータでつなぐ設計になっており、一度入力すればあらゆるデータが紐づくため再入力が発生しません。
ポータルサイト連動が特徴で、SUUMO、LIFULL HOME’S、at home、スモッカ、CHINTAI、Ouccio、DOOR chintai、スマイティ、Century21、canaryなど15サイトへの一括入稿に対応しています。多媒体に出稿している会社ほど、転記作業の削減効果が大きくなります。
物件登録の負荷を下げる機能も充実しており、全国200万件のデータベースから物件の基礎情報を取得する「らくらく物件入力」、AIによる物件コメントの自動生成、画像カテゴリの自動判定、広告表示チェックなどを備えます。公式サイトでは制作実績4,000サイト以上、全国12,000社の不動産会社との取引を掲げています。
| 不動産特化の実績 | 制作実績4,000サイト以上・全国12,000社と取引 |
| 物件データ連携 | ポータル15サイトへの一括入稿。全国200万件のDBから基礎情報取得 |
| 集客・運用支援 | SEO/LPO対策、コンテンツ執筆代行に対応 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
不動くん株式会社

業界25年以上のノウハウをもとに「属人化しない管理体制」を設計思想に据えた不動産ホームページ制作会社です。必要な機能を標準で備え、外部のツールや追加機能に頼らず運用できる構成にすることで、誰が操作しても同じ業務フローを維持できる点を強みとしています。
物件データ連動オプションを使えば、ボタン1つで複数のポータルサイトへ掲載でき、毎回入力する手間を省けます。反響管理機能ではポータルサイトや一括査定サイトからの問い合わせを1画面に集約でき、店舗ライセンスによる複数店舗の別管理にも対応します。
用途別に4つのシリーズを用意している点も特徴で、標準の「不動くん」に加え、小規模向けの「不動くんミニ」「不動くんJr」、売却査定に特化した「売却不動くん」から選べます。公式サイトでは全国1,000社以上への導入を掲げ、センチュリー21やピタットハウスの加盟店での実績も公開しています。
| 不動産特化の実績 | 全国1,000社以上に導入・業界25年以上 |
| 物件データ連携 | 物件データ連動オプションで複数ポータルへ一括掲載 |
| 集客・運用支援 | 反響管理、マッチングメール、パノラマ360度内見 |
| 料金目安 | 初期 150,000円〜/月額 10,000円〜(最低利用期間24ヶ月) |
ソフナビCLOUD不動産(ソフトハウス株式会社)

東日本(全国)レインズの取り込み機能を標準仕様で搭載した不動産ホームページを提供する制作会社です。レインズの物件検索一覧画面から出力したCSVを取り込む方式で、賃貸・売買・事業用・投資用のすべてに対応しています。
同一物件を再度取り込んだ場合も、家賃などの情報のみが上書きされ、登録済みの写真や編集内容は保持されます。取り込み時に会員限定物件として登録することもでき、未公開物件を会員向けの武器として使う運用も可能です。公式サイトでは「レインズサーバーへの自動ログイン・自動アクセスは規程違反」であることを明示し、不正アクセスをしない設計であることを説明しています。
機能面では、Googleマップを使ったMAP物件検索、募集中の部屋がなくても建物ページを表示するマンション棟ページ、Excelで販売図面を出力する物件チラシ作成、開封確認付きの自動マッチングメールなどを備えます。公式サイトでは不動産会社・建築会社専門で450サイトの制作実績を掲げています。
| 不動産特化の実績 | 不動産会社・建築会社専門で450サイトの制作実績 |
| 物件データ連携 | 東日本(全国)レインズ取り込みを標準搭載。ポータル入稿は要問い合わせ |
| 集客・運用支援 | SEO・MEO対策を自社開発で対応。ヘルプ&サポートフォームあり |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
RISE(リージャスワークス合同会社)

ポータルサイト依存からの脱却を掲げ、レインズCSVを活用した自社集客基盤の構築を提案する制作会社です。レインズCSV取得専用アプリケーションを提供し、全国レインズのデータを取り込んで「エリア最大級の不動産・土地情報サイト」を担当者1名で運用できる体制を目指す設計になっています。
物件更新の自動化が特徴で、新着物件・価格変更・削除物件を自動判別し、重複物件を自動で統合します。マンションデータベースの自動差し込み、コメント生成AI、ドラッグ&ドロップでの画像登録と透かしロゴの付与にも対応します。物件別の公開レベルと会員別の閲覧制限レベルを設定でき、レインズ情報の取り扱いガイドラインに沿った運用が可能です。
検索機能はエリア・沿線・駅・学校区・価格帯・こだわり条件・地図に対応し、ローンシミュレーションやオープンハウス表示も備えます。想定顧客は売買仲介会社と住宅会社で、土地探しの段階でユーザーとの接点を獲得したいケースを主眼に置いています。なお、SUUMO未掲載物件の自動判別やポータルサイト連動はオプション扱いです。
| 不動産特化の実績 | 売買仲介会社・住宅会社向けに特化した設計 |
| 物件データ連携 | 全国レインズCSV取り込み。ポータル連動はオプション |
| 集客・運用支援 | ロングテールSEO設計、導入後のアフターフォローと研修プログラム |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
【オーダーメイド制作型】の不動産ホームページ制作会社
オーダーメイド制作型の不動産ホームページ制作会社は次の4社です。要件定義から設計し、既存システムとの連携や独自機能の開発まで対応できる会社が揃っています。
株式会社サービシンク

制作実績の8〜9割が不動産関連という、不動産特化のWeb制作・システム開発会社です。代表がLIFULL(旧ネクスト)でLIFULL HOME’Sのディレクターを務めた経歴を持ち、25年以上の不動産業界知見を強みとして打ち出しています。
対応範囲はWeb制作にとどまらず、スクラッチでのシステム開発、WordPress・CMS実装、Webコンサルティング、保守運用、セキュリティ対策、RFP作成コンサルまでカバーします。基幹システムや物件管理システムとの連携、物件サイトCMSのデータをat home・SUUMO・LIFULL HOME’Sなどへ連携する設計も業界特有の論点として自社サイトで明示しています。
取引先には野村不動産ホールディングス、三菱地所レジデンス、アットホーム、LIFULL、レオパレス21、大東建託などが名を連ね、レオパレス21では反響率115%向上の改善実績を公開しています。6年以上継続している保守案件もあり、長期的なパートナーを探している会社に適しています。
| 不動産特化の実績 | 制作実績の8〜9割が不動産関連。大手デベロッパー・不動産テック企業と取引 |
| 物件データ連携 | 基幹・物件管理システム連携、ポータル連携の設計に対応 |
| 集客・運用支援 | Webコンサルティング、保守運用、Googleしごと検索対応 |
| 料金目安 | コーポレートサイト 300万円〜/検索サイト 600万円〜/保守 月額5万円〜 |
PENGUIN2(株式会社メイクスビュー)

「テンプレートデザインが多く、どこも似たり寄ったりになっている不動産業界の現状に革命を起こす」と掲げ、テンプレート並みの初期費用で完全オリジナルデザインを提供する不動産ホームページ制作サービスです。オリジナル制作でありながら、月額定額のなかで納品後の修正やページ追加を回数・時間の制限なく無料対応する点が最大の特徴です。
物件連動にも対応しており、各社が導入済みのコンバーターシステムと連動できます。公式サイトでは10以上のシステムと連動可能と記載しており、駅・沿線検索、エリア検索、地図検索、こだわり条件検索、パノラマ・VR画像、見学予約、物件特集ページの自動生成といった機能を備えます。手入力型のサイト構成も選べます。
SEOの内部対策は初期構築時から標準で組み込まれ、広告運用やSEOの継続支援は有料オプションとして用意されています。公式サイトでは導入実績400社超、過去1年間の新規継続率99%を掲げ、制作実績ページでは不動産ホームページの事例430件を公開しています。
| 不動産特化の実績 | 導入実績400社超・不動産の制作事例430件を公開 |
| 物件データ連携 | 10以上のコンバーターシステムと連動(連携先は要問い合わせ) |
| 集客・運用支援 | SEO内部対策を標準実装。納品後の修正・ページ追加が無制限で無料 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
モッドワークス株式会社

自社開発の不動産物件検索ASP「ShowSpace」を持ち、SEOと集客力の向上をシステム設計そのものに織り込んでいる制作会社です。事業内容に不動産ITコンサルティングを掲げ、不動産業界を中心にWeb制作とシステム開発を手がけています。
ShowSpaceは「SEOと集客力の向上に特化して開発されたホームページ用不動産物件検索システム」と位置づけられており、公式サイトでは50社以上での利用を掲げています。SEOの方針としてロングテール戦略を明示し、「ユーザーを無視した検索エンジンのためだけのSEOは行わない」としています。
実績カテゴリは不動産・不動産売買・不動産賃貸・建築販売・事業用不動産と細分化され、飯田グループホールディングスの注文住宅サイト、平和不動産、イエステーション、東京都鑑定士協会などの事例を公開しています。主要取引先にはJR東日本グループ、積水ハウス、大和ハウス、センチュリー21が並び、「ビジトラAward」の不動産業界制作実績No.1部門(関東地方)の受賞も掲げています。
| 不動産特化の実績 | ShowSpaceを50社以上が利用。ビジトラAward不動産業界制作実績No.1(関東) |
| 物件データ連携 | 自社ASP「ShowSpace」で物件検索を構築。コンバーター連携は要問い合わせ |
| 集客・運用支援 | ロングテールSEO設計、不動産ITコンサルティング |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
メディアマックスジャパン株式会社

1996年創業で、不動産DXと業務システムのオーダーメイド開発を中核に据えた制作会社です。Excelや複数ソフトによる業務の分断、パッケージの機能不足、データコンバートができないといった課題を、個別開発で解消するアプローチを取っています。
カスタム開発では不動産会社60社以上と長期取引があり、アミックス、ジョイント・プロパティ、ビレッジハウス・マネジメント、トーセイ・コミュニティ、ハウスメイトパートナーズ、日本ハウズイング、東急住宅リースなどの導入実績を公開しています。成果として、登録仲介業者1万社以上の規模のシステム構築、電話対応63%削減、FAX60%削減、ポータル改修による反響55%向上といった数値を掲げています。
Webサイト制作の料金は公式サイトに明示されており、WordPressサイト制作はシンプル498,000円、ベーシック798,000円、パーフェクト1,498,000円(いずれも税込)の3プラン構成です。運用面はサーバー運用代行5,500円/月、サイト更新22,000円〜/月、SEO対策ページ追加88,000円〜と細かく公開されているため、予算を事前に固めやすい点も特徴です。
| 不動産特化の実績 | 不動産会社60社以上と長期取引。賃貸管理・リーシング支援の開発実績 |
| 物件データ連携 | 物件検索CMS・基幹システムのオーダーメイド開発で対応 |
| 集客・運用支援 | SEO対策、インターネット広告代理、GA4設定診断、Webコンサルティング |
| 料金目安 | 制作 498,000円〜(税込)/運用 22,000円〜/月(税込) |
【集客・マーケティング強化型】の不動産ホームページ制作会社
集客・マーケティング強化型の不動産ホームページ制作会社は次の4社です。制作後のSEO・広告・SNSまで含めて反響数の改善に取り組む会社が揃っています。
DP-Webサイト(株式会社ディープ)

制作実績のほぼ100%が不動産会社という、不動産専門のホームページ制作会社です。宅建業法や広告表示違反を回避した制作を強みに掲げ、物件更新システム「CMS-Pro」とあわせて提供しています。会社概要では不動産会社450社以上(2020年10月現在)の実績を公開しています。
SEOの方針が明確で、「指定キーワードで1位」型の依頼は明確に断り、サイト全体の最適化と反響数の増加を重視する姿勢を公式サイトで表明しています。リスティング広告の運用代行にも対応し、日次・月次のパフォーマンス、1反響あたりのコスト、前月比を含む月次レポートを提供します。
料金は不動産会社向けホームページ制作パックが初期165,000円〜/月額11,000円〜(税込)、オリジナルデザイン制作が100〜120万円程度と公開されています。リスティング広告の管理代行は初期設定33,000円(税込)に加え、広告費に応じた月額手数料が27,500円〜220,000円の段階制で、最低契約期間は1年です。
| 不動産特化の実績 | 制作実績400社超・不動産会社450社以上(2020年10月現在) |
| 物件データ連携 | 物件更新システム「CMS-Pro」で対応。レインズ・ポータル連携は要問い合わせ |
| 集客・運用支援 | 全体最適型SEO、リスティング広告運用(月次レポートあり)、LP制作 |
| 料金目安 | 初期 165,000円〜/月額 11,000円〜(税込) |
株式会社ラルズネット

地域特化の運営で費用対効果に優れた集客を掲げ、自社の地域ポータル「不動産連合隊」と自社サイトを併走させる不動産ホームページ制作会社です。大手ポータルと正面から競争するのではなく、地域密着型の集客戦略を軸に据えています。
物件管理システム「ラルズマネージャー」と組み合わせることで、物件登録・反響管理・物件チラシ作成を一元化できます。マイソク画像から物件情報を抽出するAI自動入力、AIコメント生成、家具の配置や消去を行うバーチャルステージングにも対応し、作業時間の約70%削減と従来比3倍の動作速度を掲げています。ホームページ側はCMSで約50種類の専門ページを追加できます。
料金は公式サイトに明示されており、シンプルが制作費250,000円〜、ベーシックが550,000円〜、プレミアムが850,000円〜(いずれも税抜)で、月額はいずれも30,000円です。「不動産連合隊」への物件掲載を同時契約すると月額が10,000円割引になります。公式サイトでは不動産連合隊の参加不動産会社が全国950社超であることを公開しています。
| 不動産特化の実績 | 創業25年・不動産連合隊の参加会社が全国950社超 |
| 物件データ連携 | 「不動産連合隊」との物件連動。ラルズマネージャーで物件・反響を一元管理 |
| 集客・運用支援 | キーワード設計と検索順位を重視したSEO、地域ポータル併用による集客 |
| 料金目安 | 制作費 250,000円〜/月額 30,000円(税抜) |
WEB集客プロ(日本情報クリエイト株式会社)

「不動産会社専門 WEB集客を丸ごと代行」を掲げ、月間の作業時間枠のなかで施策を自由に組み合わせられる定額制の支援サービスです。専属コンサルタントが付き、社内にWeb担当者がいない不動産会社でも施策を継続できる体制を提供します。
支援範囲が広い点が特徴で、Webサイト運用(ページ作成・バナー作成・テキスト修正)、Webコンサルティング(アクセス解析・競合調査・打ち合わせ)、SEO/GEO・AIO対策(キーワード調査・記事ライティング)、SNS運用(Facebook・Instagram・TikTok・X)、撮影・CG制作・動画制作までを時間内で組み合わせられます。
料金は公式サイトに明示されており、初期費用50,000円に加え、ライトプランが月額50,000円(月8時間)、スタンダードプランが月額100,000円(月20時間)、プレミアムプランが月額300,000円(月70時間)です。最低利用期間は6ヶ月で、途中解約はできません。時間枠制のため、月ごとに優先度の高い施策へ配分を寄せられる点が使いやすさにつながります。
| 不動産特化の実績 | 不動産会社専門のWEB集客代行として提供(社数は要問い合わせ) |
| 物件データ連携 | 同社の不動産システム製品群と組み合わせて対応(詳細は要問い合わせ) |
| 集客・運用支援 | サイト運用、SEO/GEO・AIO、SNS運用、広告、撮影・CG・動画制作 |
| 料金目安 | 初期 50,000円/月額 50,000円〜(最低利用期間6ヶ月) |
株式会社プロパティフォース

不動産業界専門のWebマーケティング会社として、売主の集客に軸足を置いたメニューを提供する会社です。不動産売却ホームページ制作を主要サービスに掲げ、地域の売主を効果的に集客する設計に特化しています。
サービスメニューは不動産集客特化SEO、不動産売却ホームページ制作、広告運用代行、Instagram運用支援、定額制Webマーケティング代行支援で構成されます。制作単発ではなく、SEO・広告・SNSを組み合わせて反響数を伸ばす体制を取っている点が特徴です。
公式サイトでは成果指標として、売却査定反響数400%向上、売主反響4倍・粗利3,000万円増加、Web経由売上300%増加、反響単価40%削減、来場単価25%改善、Instagram運用3ヶ月でフォロワー2,000人増・賃貸反響100件超といった数値を公開しています。売買仲介で売主側の集客を強化したい会社に適しています。
| 不動産特化の実績 | 不動産業界専門のWebマーケティング会社(社数は要問い合わせ) |
| 物件データ連携 | 売却査定サイト中心の構成。物件連動の対応は要問い合わせ |
| 集客・運用支援 | 不動産集客特化SEO、広告運用代行、Instagram運用、定額制Webマーケ代行 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
【低コスト・スピード型】の不動産ホームページ制作会社
低コスト・スピード型の不動産ホームページ制作会社は次の4社です。初期費用を抑えつつ、物件掲載と反響フォームという基本機能を短期間で立ち上げられる会社が揃っています。
不動産繁盛(株式会社ホワイトネットソリューション)

17年以上・1,000件以上の不動産専門制作実績を軸に、制作から運用サポートまで自社完結で低価格を実現した不動産ホームページ制作会社です。低価格帯でありながら、トップページは全プラン共通で自社デザイナーによるフルオーダーメイド制作となります。
料金体系が公式サイトで完全に開示されている点が使いやすく、エントリー(初期無料/月額9,800円/物件100件)、スタンダード(初期48,000円/月額19,800円/物件1,000件)、プレミアム(初期200,000円〜/月額24,800円/物件3,000件)の3プランです。いずれも税別で、スタンダード以上は賃貸・売買の同時掲載と会員専用物件に対応します。
機能面では高機能物件検索、物件地図掲載、駅までのルート表示、全国学区情報、物件周辺施設、パノラマ映像、YouTube動画掲載を備えます。全プランで回数無制限のホームページ無料更新が付き、文章や画像の差し替え、バナー作成まで依頼できます。最低契約期間は3ヶ月で、4ヶ月目以降は月単位の自動更新となり違約金は発生しません。
| 不動産特化の実績 | 17年以上・1,000件以上の不動産専門制作実績 |
| 物件データ連携 | 物件登録は管理画面から。レインズ取込・ポータル連携は要問い合わせ |
| 集客・運用支援 | 回数無制限の無料更新、SEOアドバイス、反響件数アップのアドバイス |
| 料金目安 | 初期 無料〜200,000円〜/月額 9,800〜24,800円(税別・最低3ヶ月) |
不動産HP制作.jp(株式会社ReP)

初期導入費用・制作費・ドメイン取得費・サーバー設置費のすべてを0円とし、月額10,000円(税別)のワンプライスで提供する不動産ホームページ制作会社です。メール運用、運用中の修正、ドメイン管理更新、サーバー管理運用まで月額内に含まれます。
画一的なテンプレート方式を採らない点を公式に明示しており、デザインとレイアウトはすべて同社側が対応します。運用中の修正・リニューアル・コンテンツ追加も無料で、Web知識がなくても運用を続けられる構成です。掲載可能物件数は3,000件で、画像枚数とコメント数に制限はありません。
契約条件の柔軟さも特徴で、リース契約ではないため利用期間の制約がなく、解約金・違約金も発生しません。14日間の無料トライアルを用意し、利用条件は宅地建物取引業者であることのみです。市区町村ごとに導入社数を制限(人口÷1万=クライアント数)して顧客間の競合を抑える方針も掲げています。
| 不動産特化の実績 | 宅地建物取引業者限定で提供。導入企業の約80%が初期費用ゼロ |
| 物件データ連携 | 物件掲載3,000件・画像枚数無制限。レインズ取込・ポータル連携は要問い合わせ |
| 集客・運用支援 | 運用中の修正・リニューアル・コンテンツ追加が無料。14日間無料トライアル |
| 料金目安 | 初期 0円/月額 10,000円(税別・契約期間の縛りなし) |
リブロ(スラッシュ株式会社)

約50種類のテンプレートを用意し、賃貸・売買・事業用を1サイトに混載できる不動産専門のクラウド型CMSです。6,000サイト以上の制作実績を持ち、「リーズナブルな価格でデザインが豊富」を軸に据えています。テンプレートにはSEO対策が施済みで、専門知識がなくても運用を始められます。
物件連動の対応範囲が広い点が最大の強みです。いえらぶCLOUD(いえらぶGROUP)、不動3之助(3Films)、みらいえ(DataBee)、キマRoom!(キマルーム)、R-DB CLOUD(ベイス)、21CLOUD(センチュリー21・ジャパン)、AOSAPI(APAMAN)、AD Master(LIFULL)など、公式サイトで12以上のシステムとの連動を明示しています。既存の物件管理システムのデータをそのまま自社サイトへ流し込みたい会社に向いています。
料金は初期費用90,000円〜/月額20,000円〜(税別)で、ライト(物件50件)、スタンダード(物件無制限・各種物件連動)、プレミアム(顧客・反響管理付き)の3プラン構成です。契約は月毎の自動更新でリース契約ではなく、管理画面の2週間無料トライアルも用意されています。納期は最短で申込の翌営業日です。
| 不動産特化の実績 | 6,000サイト以上の制作実績。不動産専門のASP型CMS |
| 物件データ連携 | 12以上の物件コンバーターと連動(連携先を実名で公開) |
| 集客・運用支援 | テンプレートにSEO対策を実装。導入から運用まで自社更新も可能 |
| 料金目安 | 初期 90,000円〜/月額 20,000円〜(税別・月毎自動更新) |
不動産クラウドオフィス(株式会社SESH)

「街の不動産屋さんのIT活用のお悩みを解決します」を旗印に、初期費用無料・月額500円からの従量課金で参入障壁を下げた不動産システムです。ホームページと業務システムの両方を同じ料金体系で使えるため、開業直後の会社でも段階的に機能を追加していけます。
ホームページ部分の料金は、自分で作る場合の初期費用が無料、サンプルから選んで制作を依頼する場合が10万円〜で、月額はホームページプランが5,000円〜、AIプランが10,000円〜です。物件枠は50件追加ごとに500円/月、AIによる物件登録は1件100円(AIプランは50円)といったオプションも公開されています。業務システム側は初期費用無料・月額500円から、3ユーザーまで無料で利用できます。
物件登録の効率化ではAI物件登録が特徴で、マイソクを最短4分で取り込めます。業者間の物件流通機能では公開範囲を3段階で設定でき、ワンクリックでの物件取込と元付変更の自動反映に対応します。契約は1ヶ月単位で解約手数料が不要で、30日間の無料お試しも用意されています。
| 不動産特化の実績 | 一人社長の不動産会社から従業員10名以上・多店舗展開まで対応と明記 |
| 物件データ連携 | 業者間物件流通・ワンクリック物件取込。大手ポータル連動は要問い合わせ |
| 集客・運用支援 | SEO機能、会員登録、売却査定フォーム、アクセス解析、AI物件コメント生成 |
| 料金目安 | 初期 無料〜/月額 5,000円〜(業務システムは月額500円〜) |
不動産のホームページ制作会社に関するよくある質問
最後に、不動産のホームページ制作会社を検討する際によく挙がる疑問を整理しておきます。
制作期間はどれくらいかかりますか
パッケージ型やテンプレート型を扱う制作会社であれば、最短で申込の翌営業日から管理画面を使えるケースもあり、公開までは2週間〜1ヶ月程度が目安です。トップページをオリジナル制作する場合は1〜2ヶ月、フルオーダーのスクラッチ開発では6〜12ヶ月以上かかることもあります。
不動産に特化していない制作会社に依頼しても大丈夫ですか
物件検索機能が不要で、会社案内が中心のサイトであれば対応可能です。ただし物件データベースの設計、レインズ取込、宅建業法の表示義務といった業界特有の要件が絡む場合は、実装経験のある制作会社でないと公開後に修正が発生しがちです。見積もり時に不動産会社の制作実績を社数やURLで示せるかを確認してください。
レインズのデータをそのまま自社サイトに載せてよいのですか
レインズから出力したCSVを取り込む方式は、レインズの情報取り扱いガイドラインに沿って運用する必要があります。レインズサーバーへの自動ログインや自動アクセスは規程違反にあたるため、対応している制作会社でも手動でCSVを出力する手順が前提です。取り込んだ物件を会員限定として扱える会社もあるため、公開範囲の設定機能があるかを確認しておきましょう。
自社で更新できるサービスと制作会社に更新を依頼する形、どちらがよいですか
物件情報の更新頻度が高い場合は、管理画面で自社更新できる仕組みを持つ制作会社が現実的です。一方で、Web担当者を置けない場合は、月額のなかで回数無制限の修正を受けられる制作会社を選ぶほうが運用が止まりません。物件情報は自社更新、デザインやバナーは依頼という切り分けができる会社も多くあります。
補助金は使えますか
IT導入補助金や自治体の補助金を活用してホームページを制作した事例は各社が公開しています。ただし対象となる経費や公募期間は年度ごとに変わるため、制作会社に補助金申請の支援実績があるかを確認したうえで、最新の公募要領を確認してください。
WordPressで自社構築する選択肢もありますか
物件数が少なく、物件検索機能が不要であれば、制作会社に依頼せずWordPressで構築する選択肢もあります。ただし物件データの連携やレインズ取込は標準では対応できないため、プラグインや個別開発が必要になります。ホームページ作成ツールやAIを使った構築方法も選択肢に入れて検討したい方は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:ホームページ作成ツールおすすめ15選比較。費用相場から失敗しない選び方を解説
関連記事:ホームページ作成AIツール11選比較。生成AIとの違いからタイプ別の選び方まで
まとめ
不動産のホームページ制作会社は、デザインの良さだけで選ぶと反響につながりません。物件データをどう入れて更新し続けるか、宅建業法の表示要件を満たせるか、公開後の集客改善を誰が担うのかという3点を先に決めておくことで、発注先の候補は自然に絞られます。
初期費用0円から300万円超まで価格帯が広いのは、この3点への対応範囲が制作会社ごとに大きく異なるためです。「安いから機能が足りない」「高いから成果が出る」という単純な関係ではないため、自社の課題に各社の対応範囲が合っているかを基準に判断してください。
また、CMSの選定そのものに迷っている場合は、不動産特化のシステムと汎用CMSの違いを押さえておくと判断しやすくなります。




