図面管理システムおすすめ18選比較。費用相場や目的別の選び方を解説

「必要な図面がどこにあるのか分からず、探すだけで30分かかってしまう…」
「旧版の図面で加工してしまい、手戻りや不良が発生した…」
「ベテランの頭の中にしかない過去図面の知識を、若手に引き継げない…」

製造業や建設業の現場では、このような図面管理の悩みを抱える企業が少なくありません。紙の図面やファイルサーバーのフォルダ管理は、図面の点数が増えるほど「探せない」「最新版が分からない」「持ち出せない」という問題が大きくなります。

こうした失敗の多くは、システムの機能の多さではなく「自社の目的に合わないタイプを選んでしまうこと」で起こります。過去図面を見積もりに活かしたい企業と、建設現場で最新図面を共有したい企業とでは、選ぶべきシステムがまったく異なるためです。

本記事では、主要な図面管理システムから18選を厳選し、目的別の4タイプに分けて紹介します。あわせて、以下の内容も解説します。

  • ファイルサーバー・文書管理システム・PDMとの違い
  • クラウド型・オンプレミス型の費用相場と規模別の費用目安
  • 失敗しないための4つの比較ポイント
  • 自社に合うタイプが分かる診断ツール

図面管理システムとは?ファイルサーバー・PDMとの違い

図面管理システムとは、設計図・組立図・施工図などの図面データを一元管理し、必要な図面をすぐに探して、常に最新版を使える状態を保つためのシステムです。紙図面のスキャンデータやCADデータを登録し、検索・版管理・権限管理・共有までを1つの仕組みで行います。

近年はAIによる図面の自動読み取りや類似図面検索が広がり、図面を「保管するもの」から「見積もりや設計に活用する資産」として扱う流れが強まっています。

紙・ファイルサーバー管理で起きる問題

紙やファイルサーバーでの図面管理は、導入の手軽さが魅力です。一方で、運用ルールが属人化しやすく、図面の点数が増えるほど次のような問題が表面化します。

起きやすい問題具体的な状況
図面が探せないフォルダ階層やファイル名のルールが人によって異なり、図番を知らないと見つからない
旧版での作業設計変更後も古い図面が残り、現場や協力会社が旧版で加工・施工してしまう
属人化「似た形状の過去図面」を知っているのがベテランだけで、退職や異動で知識が失われる
保管スペースの圧迫紙図面の保管棚や外部倉庫の費用がかさみ続ける
情報漏えいリスク持ち出しや印刷の制御ができず、誰がいつ図面を見たか追えない

こうした問題は、ルールを徹底するだけでは解決しにくく、仕組みとして支える図面管理システムの導入が有効です。

ファイルサーバー/文書管理システム/PDMとの違い

図面管理システムを検討する際、「今あるファイルサーバーや文書管理システムで足りないのか」という疑問を持つ方も多いはずです。それぞれの役割の違いは以下のとおりです。

ファイルサーバー・クラウドストレージ文書管理システム図面管理システムPDM・PLM
主な管理対象あらゆるファイル契約書・規程・帳票などの文書図面と図面に紐づく資料図面・部品表・CADデータなど設計情報全体
図面の検索ファイル名・フォルダのみ属性・全文検索が中心図番・属性・OCR全文・類似形状で検索品番・部品構成から検索
版管理手動(ファイル名で区別)文書単位で可能図面単位で自動管理・差分表示も部品構成と連動して厳密に管理
導入規模の目安小規模〜中小〜大企業中小製造業・建設業〜大企業中堅〜大企業
向いている企業図面点数が少なく、担当者も限られる企業図面以外の社内文書をまとめて管理したい企業図面を探す・共有する・活かすことが業務の中心にある企業設計から製造まで製品情報を統合管理したい企業

図面の点数が少なく、扱う人も限られているうちはファイルサーバーでも運用できます。しかし「探す時間」「旧版ミス」が業務上の損失になり始めたら、図面管理システムへの切り替えを検討するタイミングです。

図面以外の契約書や社内規程も含めて一元管理したい場合は、文書管理システムもあわせて比較しておくと選択肢が広がります。

関連記事:文書管理システムおすすめ15選比較。3タイプ別の選び方と費用相場を解説

社外とのファイル受け渡しが主な目的であれば、ファイル共有サービスで足りるケースもあります。

関連記事:ファイル共有サービスおすすめ12選比較。タイプ別の選び方・費用相場まで

図面管理システムの主な機能

図面管理システムの機能は、大きく「登録・データ化」「検索・活用」「版管理・権限」「共有・連携」の4つに分けられます。製品によって得意な領域が異なるため、自社が特に困っている領域の機能から確認するのがおすすめです。

登録・データ化

機能説明
一括登録PDF・TIFF・DXF・DWGなど大量の図面ファイルをまとめて取り込み
OCR(文字読み取り)スキャンした紙図面の文字を読み取り、検索できるテキストに変換。手書き文字に対応する製品も
AI自動属性付与図番・品名・材質・寸法・取引先などをAIが読み取り、属性情報として自動登録
自動分割・分類複数の図面がまとまったPDFを1枚ずつに分割し、種類ごとに自動で整理

紙図面が大量に残っている企業ほど、OCRや自動属性付与の精度が導入後の工数を左右します。

紙図面のデータ化そのものをOCRツールで進めたい場合は、AI-OCRの比較記事も参考になります。

関連記事:AI OCRおすすめ19選を比較。費用相場・無料/買い切り・タイプ別の選び方まで解説

検索・活用

機能説明
属性検索図番・品名・得意先・登録日などの条件で絞り込み
全文検索図面内に書かれた文字や注記まで対象に検索
類似図面検索形状が似た過去図面をAIが提示。図番を知らなくても流用元を発見可能
関連データの紐づけ見積書・発注実績・不具合記録などを図面とセットで参照

類似図面検索は、見積もり回答の早期化や設計の流用に直結するため、受注生産型の製造業で特に重視されています。

版管理・権限・承認

機能説明
版管理・改版履歴図面の改訂履歴を自動で保持し、常に最新版を表示
差分表示旧版と新版の変更箇所を重ねて比較
アクセス権限部門・役職・ユーザー単位で閲覧・編集・ダウンロードを制御
承認ワークフロー作成・照査・承認の手順をシステム上で完結
印刷・持ち出し制御透かし・印刷制限・操作ログで情報漏えいを防止

「最新版がどれか分からない」という課題を持つ企業は、版管理と差分表示を最優先で確認してください。

共有・連携

機能説明
マルチデバイス閲覧PC・タブレット・スマートフォンから図面を閲覧。オフライン閲覧に対応する製品も
書き込み・指摘共有図面上にメモ・写真・指摘を書き込み、関係者とリアルタイムに共有
社外共有協力会社や顧客と、権限を絞って図面を共有
CAD・社内システム連携CADソフト・生産管理システム・基幹システム・PDMとデータを連携

建設現場ではモバイル閲覧と書き込み共有、製造業では生産管理やCADとの連携が重視される傾向にあります。

図面管理システムの費用相場

図面管理システムの費用は、提供形態(クラウド型かオンプレミス型か)によって構造が大きく変わります。ここでは、提供形態ごとの違い、費用の内訳、規模別の費用目安の順に解説します。

クラウド型とオンプレミス型の違い

比較項目クラウド型オンプレミス型
初期費用0円〜数十万円程度100万円〜数百万円程度
月額・年額費用月額1万円〜10万円程度年間保守費用が別途発生
費用の決まり方ユーザー数・ID数・図面点数・データ容量ライセンス数・サーバー構成・カスタマイズ範囲
導入までの期間最短即日〜1か月程度数か月程度
社外・現場からの利用インターネット経由で利用しやすい社内ネットワーク中心。社外利用は追加構成が必要
カスタマイズ性標準機能の範囲内が中心自社の運用に合わせて柔軟に設定可能
向いている企業中小企業・複数拠点や現場で使いたい企業・早く始めたい企業厳格なセキュリティや独自の承認フローが必要な中堅〜大企業

現在は、初期費用を抑えて始められるクラウド型が主流です。ただし、既存のCADや基幹システムと深く連携させたい場合や、図面を社外のサーバーに置けない場合は、オンプレミス型が選ばれています。

費用の内訳

項目相場の目安内容
初期費用クラウド型:0円〜数十万円/オンプレミス型:100万円〜アカウント発行・初期設定・AIモデル構築など
月額利用料月額1万円〜10万円程度ユーザー数・ID数・図面点数に応じた基本料金
オプション費用月額数千円〜AI検索・OCR・CAD連携・容量追加など
導入支援費用無料〜数十万円運用設計・操作研修・既存データの移行支援
紙図面の電子化費用枚数・サイズにより変動スキャン・データ入力を外部に委託する場合に発生

見落としやすいのが「紙図面の電子化費用」です。システム利用料が安くても、紙図面が数万枚ある場合はスキャンと属性入力の工数が大きくなります。OCRやAI自動属性付与の有無で、この工数が大きく変わる点も押さえておきましょう。

規模別の費用シミュレーション

以下は、クラウド型を前提にした一般的な費用の目安です。個別の製品価格ではなく、各社の公開料金をもとにした市場全体のおおよそのレンジとしてご覧ください。

前提条件:クラウド型・基本機能+検索機能・紙図面の電子化費用は含まない

利用規模想定する図面点数月額費用の目安年間総額の目安
小規模(利用者10名前後)〜1万点1万円〜3万円12万円〜36万円+初期費用
中規模(利用者50名前後)〜10万点3万円〜6万円36万円〜72万円+初期費用
大規模(利用者100名以上)10万点以上9万円〜108万円〜+初期費用

小規模では、月額1万円前後から始められる製品も多く、まずは一部の部署で試してから全社に広げる進め方が現実的です。大規模になると、費用以上に「承認フローや権限設計を自社の運用に合わせられるか」が選定の決め手になります。

図面管理システムを選ぶ際に確認すべき4つの比較ポイント

図面管理システムは、どれも同じように見えて、得意な領域がはっきり分かれています。ここでは、導入後に「思っていたのと違った」とならないために確認したい4つの比較ポイントを解説します。

  1. 図面の探しやすさ
  2. 版管理・権限管理
  3. CAD・社内システムとの連携
  4. 利用環境と共有範囲

1. 図面の探しやすさ

図面管理システムを導入する最大の目的は、必要な図面をすぐに見つけられるようにすることです。ただし「検索できる」と一口に言っても、図番や品名で探す属性検索、図面内の文字まで探す全文検索、形状が似た図面を探す類似図面検索では、できることが大きく異なります。

図番を知っている人だけが使うなら属性検索で十分ですが、「似た形状の過去図面を流用したい」「手書きの古い図面からも探したい」場合は、OCRや類似図面検索の精度が重要になります。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 手書き・スキャン図面の文字も検索対象になるか
  • 図番を知らなくても形状から過去図面を探せるか
  • 図面の登録時に属性を自動で付与できるか

2. 版管理・権限管理

図面のトラブルで特に多いのが、旧版の図面を使ったことによる手戻りや不良です。版管理機能があれば、改訂のたびに履歴が自動で残り、利用者には常に最新版が表示されます。

また、図面は企業の技術ノウハウそのものです。誰が閲覧・印刷・ダウンロードできるのかを細かく制御できるか、操作ログが残るかも確認しておきましょう。設計部門で承認手順を定めている企業は、承認ワークフローをシステム上で完結できるかも重要です。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 改訂時に最新版へ自動で切り替わり、差分を確認できるか
  • 部門・役職単位で閲覧・印刷・ダウンロードを制御できるか
  • 作成・照査・承認のワークフローに対応しているか

3. CAD・社内システムとの連携

図面管理システムを単体で使うのか、CADや生産管理システムとつなげて使うのかで、選ぶべき製品は変わります。CADと連携できれば設計変更がそのまま図面管理に反映され、生産管理や基幹システムと連携できれば、図面と受発注・原価・不具合の情報を紐づけて参照できます。

一方で、連携範囲が広いほど導入期間と費用は増えます。まずは「どのシステムのどのデータと紐づけたいか」を具体的に洗い出してから比較するのが効率的です。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 自社で使っているCADのファイル形式に対応しているか
  • 生産管理・基幹システムとの連携実績やAPI・CSV連携があるか
  • 連携にかかる追加費用と導入期間はどの程度か

基幹システムとの連携を前提に、システム全体の見直しや開発も検討している場合は、以下の記事も参考にしてください。

関連記事:基幹システム開発会社おすすめ16選。目的別タイプと選び方を解説

4. 利用環境と共有範囲

図面を「どこで」「誰が」使うのかも、見落とされやすい比較ポイントです。設計室のPCで使うのか、工場や建設現場でタブレットを使って見るのかによって、必要な機能はまったく異なります。

建設現場では、電波の届かない場所でも図面を開けるオフライン対応や、協力会社とのID共有のしやすさが重要です。一方、社外に図面を出さない製造業では、共有範囲を社内に限定できるセキュリティのほうが優先されます。どれだけ高機能でも、現場で使われなければ図面は古いまま残ってしまいます。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • タブレット・スマートフォンから快適に閲覧できるか
  • オフライン環境でも図面を閲覧できるか
  • 協力会社や顧客と、権限を絞って共有できるか

図面管理システムの選び方

図面管理システムは、「どれが一番高機能か」ではなく「自社の目的にどれが一番合うか」で選ぶのが正解です。ここでは、図面管理システムを4つのタイプに分け、それぞれの特徴と向いている企業を紹介します。

  • AI図面活用型 | 過去図面を探す時間を減らし、見積もり・設計・調達に活かしたい場合
  • クラウド一元管理型 | 紙やフォルダでの管理から、低コストかつ短期間で抜け出したい場合
  • 設計文書統制型 | 版管理・承認・CAD連携を、全社の基盤として厳格に運用したい場合
  • 建設現場共有型 | 現場や協力会社とタブレットで最新図面を共有したい場合

AI図面活用型 | 過去図面を探す時間を減らし、見積もり・設計・調達に活かしたい場合

AI図面活用型は、AIが図面を読み取ってデータ化し、類似図面検索や関連データの紐づけによって、図面を「活用する資産」に変えることを得意とするタイプです。

受注生産型の部品加工業や機械メーカーでは、「似た図面を過去に見積もったはずなのに見つからない」「見積もりがベテランの経験頼みになっている」という状態が起きがちです。このタイプは、図面を見るだけで過去の類似案件・単価・発注実績を引き出せるため、見積もり回答のスピードと精度を同時に高められます。

このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

  • 過去図面を探す・流用する作業に時間を取られている
  • 見積もりや調達判断がベテランの経験に依存している
  • 図面と見積書・発注実績・不具合情報をまとめて活用したい
サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
CADDi Explorer
要問い合わせ
AI図面活用型
特許取得の類似図面検索で図面と発注実績などを自動で紐づけ
ARCHAIVE
要問い合わせ
AI図面活用型
図面解析から見積・顧客・案件管理まで一気通貫で支援
ズメーン
要問い合わせ
AI図面活用型
図面と工場のデータ・関連資料を紐づけて一元管理
匠フォース
要問い合わせ
AI図面活用型
2D図面・3Dモデルの類似検索と見積支援に強い
AI類似図面検索
月額 20,000円〜(税別)
AI図面活用型
生産管理システムTECHSとの連携とオンプレミス版を用意
Tomoraku DMS
要問い合わせ
AI図面活用型
3つのAI検索とPLM/PDMへの拡張性を両立

このタイプの図面管理システムを見る⇩

クラウド一元管理型 | 紙やフォルダでの管理から、低コストかつ短期間で抜け出したい場合

クラウド一元管理型は、料金が明確で初期費用を抑えやすく、紙やファイルサーバーに散らばった図面をまずクラウドにまとめたい企業に向いたタイプです。

中小製造業でよくあるのが、「本格的なシステムを入れたいが、予算も運用担当者も足りない」という状況です。このタイプは、月額数万円程度から始められ、検索・版管理・権限といった図面管理に必要な基本機能がそろっているため、情シス部門がなくても短期間で運用を始められます。

このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

  • 紙図面やフォルダ管理から早く脱却したい
  • 月額数万円程度の予算で小さく始めたい
  • システム担当者がいなくても運用できる手軽さを重視したい
サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
図面バンク
月額 48,000円(税抜)
クラウド一元管理型
最大200ユーザー・15万点までの定額制で費用が読みやすい
ジーエン図面
月額 30,000円〜+初期費用
クラウド一元管理型
無料トライアルと導入サポート付きで始めやすい
ゲンバト図面管理
月額 9,000円〜(税抜)
クラウド一元管理型
初期費用0円・いつでも解約可能で最小コストから開始できる

このタイプの図面管理システムを見る⇩

設計文書統制型 | 版管理・承認・CAD連携を、全社の基盤として厳格に運用したい場合

設計文書統制型は、厳密な版管理・承認ワークフロー・アクセス制御を備え、CADや生産管理システムと連携しながら、全社の図面管理基盤として運用するためのタイプです。

設計部門が複数拠点にまたがる中堅〜大企業では、「承認前の図面が現場に出てしまう」「誰がいつ図面を持ち出したか追えない」といった統制面の課題が大きくなります。このタイプは、図番採番・照査・承認・配付・廃図までの流れをシステム上で管理でき、オンプレミス型にも対応する製品が多いのが特徴です。

このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

  • 図面の承認手順や配付ルールを厳格に運用したい
  • CAD・生産管理・PDMなど既存システムと連携させたい
  • 図面を社外のサーバーに置けない、または厳格な権限管理が必要
サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
楽々Document Plus
月額 90,000円〜(税抜・クラウド版100ユーザー)
設計文書統制型
1000社以上の導入実績。透かし・印刷制御など統制機能が充実
Hi-PerBT Advanced 図面管理
要問い合わせ
設計文書統制型
図番採番から照査承認・配付・廃図まで出図業務を網羅
D-QUICK7
要問い合わせ
設計文書統制型
200以上の公開APIでCAD・BOM・生産管理と柔軟に連携
RM-Drawing Nexus
要問い合わせ
設計文書統制型
図面の電子化BPOとシステムをセットで依頼できる

このタイプの図面管理システムを見る⇩

建設現場共有型 | 現場や協力会社とタブレットで最新図面を共有したい場合

建設現場共有型は、タブレットやスマートフォンで大容量の図面を快適に閲覧でき、図面への書き込みや写真・指摘を関係者とリアルタイムに共有できるタイプです。

建設現場では、「紙の図面を何十枚も持ち歩いている」「差し替え前の図面で施工してしまった」という問題が起きやすくなります。このタイプは、クラウド上の最新図面を現場の全員が同じ状態で見られるうえ、協力会社も含めた情報共有や検査・写真管理まで1つのアプリで完結できます。

このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

  • 建設・設備工事の現場で紙図面を持ち歩いている
  • 協力会社を含めて最新図面を確実に共有したい
  • 図面への指摘・写真・検査記録をまとめて管理したい
サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
SPIDERPLUS
要問い合わせ
建設現場共有型
導入22,000社以上。設備・建築の検査業務まで現場を幅広くカバー
ANDPAD図面
要問い合わせ
建設現場共有型
シート分割で書き込みを整理し、協力会社へ指摘を直接共有
CheX
要問い合わせ
建設現場共有型
オフライン閲覧と日英中の3言語に対応
現場Plus
月額 10,000円〜(60ID)
建設現場共有型
60IDで月額1万円からと1人あたりの単価が安い
Photoruction
要問い合わせ
建設現場共有型
大容量の図面を高速表示し、施工管理・建設BPOまで対応

このタイプの図面管理システムを見る⇩

図面管理システムおすすめ18選一覧比較表

以下は、本記事で紹介する図面管理システムの一覧比較表です。

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
CADDi Explorer
要問い合わせ
AI図面活用型
特許取得の類似図面検索で図面と発注実績などを自動で紐づけ
ARCHAIVE
要問い合わせ
AI図面活用型
図面解析から見積・顧客・案件管理まで一気通貫で支援
ズメーン
要問い合わせ
AI図面活用型
図面と工場のデータ・関連資料を紐づけて一元管理
匠フォース
要問い合わせ
AI図面活用型
2D図面・3Dモデルの類似検索と見積支援に強い
AI類似図面検索
月額 20,000円〜(税別)
AI図面活用型
生産管理システムTECHSとの連携とオンプレミス版を用意
Tomoraku DMS
要問い合わせ
AI図面活用型
3つのAI検索とPLM/PDMへの拡張性を両立
図面バンク
月額 48,000円(税抜)
クラウド一元管理型
最大200ユーザー・15万点までの定額制で費用が読みやすい
ジーエン図面
月額 30,000円〜+初期費用
クラウド一元管理型
無料トライアルと導入サポート付きで始めやすい
ゲンバト図面管理
月額 9,000円〜(税抜)
クラウド一元管理型
初期費用0円・いつでも解約可能で最小コストから開始できる
楽々Document Plus
月額 90,000円〜(税抜・クラウド版100ユーザー)
設計文書統制型
1000社以上の導入実績。透かし・印刷制御など統制機能が充実
Hi-PerBT Advanced 図面管理
要問い合わせ
設計文書統制型
図番採番から照査承認・配付・廃図まで出図業務を網羅
D-QUICK7
要問い合わせ
設計文書統制型
200以上の公開APIでCAD・BOM・生産管理と柔軟に連携
RM-Drawing Nexus
要問い合わせ
設計文書統制型
図面の電子化BPOとシステムをセットで依頼できる
SPIDERPLUS
要問い合わせ
建設現場共有型
導入22,000社以上。設備・建築の検査業務まで現場を幅広くカバー
ANDPAD図面
要問い合わせ
建設現場共有型
シート分割で書き込みを整理し、協力会社へ指摘を直接共有
CheX
要問い合わせ
建設現場共有型
オフライン閲覧と日英中の3言語に対応
現場Plus
月額 10,000円〜(60ID)
建設現場共有型
60IDで月額1万円からと1人あたりの単価が安い
Photoruction
要問い合わせ
建設現場共有型
大容量の図面を高速表示し、施工管理・建設BPOまで対応

本記事へご掲載をご希望の図面管理システムは以下からお問い合わせくださいませ。
→掲載のお問い合わせはこちら:https://cone-c-slide.com/liblog/lp/

上記で自社に合うタイプのサービスを絞り込みたい方は、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

無料・1分診断

自社に合う図面管理システムのタイプ診断

7つの質問に答えるだけで、自社に最適な図面管理システムのタイプがわかります。

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    【AI図面活用型】の図面管理システム

    AI図面活用型の図面管理システムは次の6サービスです。過去図面を探す時間を減らし、見積もり・設計・調達に図面データを活かしたい企業に向いています。

    CADDi Explorer(キャディ株式会社)

    引用:キャディ株式会社

    CADDi Drawerは、図面を起点に社内に点在するデータを資産化するAIデータ活用サービスです。AIが手書き文字や諸元などの図面情報を自動で解析してデータ化し、特許を取得した独自の画像解析アルゴリズムで類似図面を検索できます。

    図面だけでなく、関連する設計資料や発注実績なども自動で紐づけられるため、「この形状の部品を過去にいくらで調達したか」までまとめて確認できます。見積もりや調達の判断を属人化させず、組織全体で過去の知見を使える状態をつくりたい企業に適しています。

    図面の探しやすさAIによる図面解析・図面内の全テキスト検索・特許取得の類似図面検索に対応
    版管理・権限管理エンタープライズ水準のセキュリティ。版管理・権限の詳細は要問い合わせ
    CAD・社内システムとの連携CADファイル・CSV・関連文書・発注実績などのデータを紐づけ可能
    利用環境と共有範囲クラウド型。社内の設計・調達・営業部門での横断利用が中心
    料金要問い合わせ

    ARCHAIVE(株式会社STAR UP)

    引用:株式会社STAR UP

    ARCHAIVEは、図面解析から見積・顧客管理までを一気通貫で支援する製造業向けAIプラットフォームです。AIが図面から材質・寸法・取引先などの情報を自動で読み取り、類似図面検索やチャット形式での自然言語検索にも対応しています。

    PDF・DXF・STEP・画像など多様な形式の図面を扱え、3Dプレビューや案件管理の機能も備えています。最小構成なら最短1週間で使い始められ、API連携やカスタムAI開発へと段階的に拡張できる点も特徴です。

    図面の探しやすさAIによる情報の自動読み取り・類似図面検索・チャット形式の自然言語検索
    版管理・権限管理権限管理に対応。版管理の詳細は要問い合わせ
    CAD・社内システムとの連携PDF・DXF・STEPなどに対応。段階的にAPI連携・カスタムAI開発まで拡張可能
    利用環境と共有範囲Webブラウザで利用。顧客管理・案件管理と組み合わせて社内で共有
    料金要問い合わせ

    ズメーン(株式会社Fact Base)

    引用:株式会社Fact Base

    ズメーンは、図面と工場のあらゆるデータを紐づけて管理できるクラウド型の図面管理システムです。図面だけでなく、関連する資料や工場内の情報もまとめて保存できるため、図面を開けば必要な関連情報にすぐたどり着けます。

    提供元の発表によると、直近2年間で導入社数が約13倍に拡大し、12か国で展開しています。英語版のサービスサイトも用意されており、海外拠点を含めて図面情報を共有したい製造業にも候補になります。

    図面の探しやすさ図面と関連資料・工場データを紐づけて一元管理。検索機能の詳細は要問い合わせ
    版管理・権限管理要問い合わせ
    CAD・社内システムとの連携工場の各種データとの紐づけに対応。連携範囲の詳細は要問い合わせ
    利用環境と共有範囲クラウド型。12か国で展開し、英語版サイトも用意
    料金要問い合わせ

    匠フォース(匠技研工業株式会社)

    引用:匠技研工業株式会社

    匠フォースは、類似図面検索と見積支援に強い製造業向けのAIサービスです。2次元図面だけでなく3Dモデルにも対応した類似図面検索、図面情報の自動入力、類似図面との差分表示といった機能を備えています。

    見積のカスタマイズ機能や、ステータス・通知による案件管理機能も搭載しており、図面を起点に見積業務全体を効率化できます。部品加工業などで、見積もり回答のスピードを上げたい企業に向いています。

    図面の探しやすさ2D図面・3DモデルのAI類似図面検索・図面情報の自動入力に対応
    版管理・権限管理類似図面との差分表示に対応。権限の詳細は要問い合わせ
    CAD・社内システムとの連携3Dモデルの取り込みに対応。外部システム連携の詳細は要問い合わせ
    利用環境と共有範囲Webブラウザで利用するクラウド型。見積・案件管理で社内共有
    料金要問い合わせ(初期費用+月額費用)

    AI類似図面検索(株式会社テクノア)

    引用:株式会社テクノア

    AI類似図面検索は、生産管理システムを長年手がけるテクノアが提供する図面検索システムです。AI-OCRによる活字・手書き文字のテキスト検索、品種・得意先・材質などの付帯情報検索に加え、Pro版ではAIによる形状検索にも対応しています。

    部品加工業向けの「TECHS-BK」、機械・装置業向けの「TECHS-S NOA」といった同社の生産管理システムと連携でき、オンプレミス版ではファイルサーバーから図面を自動で取り込めます。クラウド版とオンプレミス版の両方から選べる点も特徴です。

    図面の探しやすさAI-OCR(活字・手書き)のテキスト検索・付帯情報検索・AI形状検索(Pro版)
    版管理・権限管理版管理・改版履歴・図面比較に対応し、関連文書も一元管理
    CAD・社内システムとの連携生産管理システムTECHSシリーズと連携。オンプレミス版はファイルサーバーから自動取り込み
    利用環境と共有範囲クラウド版・オンプレミス版を用意。WindowsのChrome・Safariなどで利用
    料金Lite for TECHS:20,000円/月(10ID、セットアップ無償)
    Lite:25,000円/月(10ID)+セットアップ200,000円
    Pro クラウド:40,000円/月(10ID)+初期費用

    Tomoraku DMS(トモラク株式会社)

    引用:トモラク株式会社

    Tomoraku DMSは、3つのAI検索で図面を探す時間を大きく減らせるクラウド型の図面管理システムです。AI全文検索・AI関連文書検索・AI類似形状検索を組み合わせ、図面を探す時間を72%削減したとうたっています。

    図面の差分比較や版管理にも対応しており、同社のクラウド型PLM/PDM「TomorakuPLM」へと拡張することも可能です。提供元が紹介する事例では、1,000名規模の利用者で100万に及ぶ図面を共有しています。

    図面の探しやすさAI全文検索・AI関連文書検索・AI類似形状検索の3つのAI検索に対応
    版管理・権限管理版管理・差分比較に対応。権限の詳細は要問い合わせ
    CAD・社内システムとの連携同社のPLM/PDM「TomorakuPLM」への拡張が可能
    利用環境と共有範囲クラウド型。1,000名規模での全社利用事例あり
    料金要問い合わせ

    【クラウド一元管理型】の図面管理システム

    クラウド一元管理型の図面管理システムは次の3サービスです。公式サイトで料金を公開しており、紙やフォルダでの管理から低コストかつ短期間で抜け出したい企業に向いています。

    図面バンク(株式会社New Innovations)

    引用:株式会社New Innovations

    図面バンクは、月額定額で最大200ユーザー・15万点まで使えるAI図面管理システムです。手書きや古いスキャン図面にも対応した全文OCR検索、AIによる自動属性付与、類似図面検索、AIチャットといった機能を標準で備えています。

    PDF・TIFF・DXF・DWGに加え、3D CADのデータも登録でき、ユーザー別・資料タイプ別の権限管理や版管理にも対応しています。国内データセンターでの運用とISO27001の取得により、セキュリティ面を重視する製造業でも導入しやすいサービスです。

    図面の探しやすさ全文OCR検索(手書き・スキャン図面対応)・AI自動属性付与・類似図面検索・AIチャット
    版管理・権限管理版管理・変更履歴・ユーザー別・資料タイプ別の権限管理に対応
    CAD・社内システムとの連携PDF・TIFF・DXF・DWG・3D CAD(STEP・IGESなど)の登録に対応
    利用環境と共有範囲クラウド型(国内データセンター)。最大200ユーザーで社内共有
    料金スタンダードプラン:48,000円/月(最大200ユーザー・図面15万点、最低利用期間12か月)
    エンタープライズプラン:要問い合わせ

    ジーエン図面(営業製作所株式会社)

    引用:営業製作所株式会社

    ジーエン図面は、無料トライアルと導入サポートで始めやすいクラウド型の図面管理システムです。AIが図番・部品名・材質・加工条件などを自動で読み取り、形状・寸法・材質から類似図面を探せる「超類似図面検索」を備えています。

    同じ図版を自動で整理して最新版を確定する「スマート版管理」や差分表示、部門・役割単位のアクセス権限にも対応しています。基幹システムのデータを図面に自動で紐づけられるほか、平日8時〜20時の導入サポートが付いている点も安心材料です。

    図面の探しやすさAI図面解析・形状/寸法/材質での超類似図面検索・フリーワード検索・自動分類
    版管理・権限管理スマート版管理・差分表示・部門/役割単位の権限・SSO・2要素認証・IP制限
    CAD・社内システムとの連携基幹システムのデータを自動で紐づけ。PDF・Excel・CADデータに対応
    利用環境と共有範囲クラウド型。社内の部門・役割単位で共有範囲を設定
    料金基本プラン:月額 3万円〜+初期費用(無料トライアルあり)

    ゲンバト図面管理(株式会社山善)

    引用:株式会社山善

    ゲンバト図面管理は、初期費用0円・月額9,000円から使える中小製造業向けのクラウド図面管理サービスです。機械工具の専門商社である山善が提供しており、AI OCRで手書き・印刷文字から図番や製品名を読み取り、類似図面検索にも対応しています。

    二次元図面(PDF・TIFF)のみであればデータ容量は無制限で、いつでも解約できるため、小さく試してから広げたい企業に向いています。同じゲンバトシリーズの作業手順書や不良記録と連携でき、図面と現場の情報をつなげて管理できます。

    図面の探しやすさAI OCRで図番・製品名を読み取り。形状・構造の類似図面検索に対応
    版管理・権限管理履歴管理・メモ機能に対応。権限の詳細は要問い合わせ
    CAD・社内システムとの連携ゲンバトの作業手順書・不良記録と連携
    利用環境と共有範囲PC・タブレットで閲覧可能。工場の現場でも図面を確認できる
    料金AIなし基本プラン:9,000円/月+利用者5人ごと1,000円/月
    AI付き基本プラン+AIオプション:18,800円/月+利用者5人ごと1,000円/月

    【設計文書統制型】の図面管理システム

    設計文書統制型の図面管理システムは次の4サービスです。版管理・承認・CAD連携を全社の基盤として厳格に運用したい中堅〜大企業に向いています。

    楽々Document Plus(住友電工情報システム株式会社)

    引用:住友電工情報システム株式会社

    楽々Document Plusは、業界を問わず1000社以上に導入されている文書・図面管理システムです。自社開発の全文検索エンジンを搭載し、スキャンした図面も自動でOCR処理して全文検索の対象にできます。

    版管理・部門別の権限・アクセスログ・承認ワークフローに加え、「社外秘」などの透かしや印刷・ダウンロードの制御まで備えており、図面の統制を厳しく求める企業に適しています。オンプレミス版とクラウド版から選べ、生成AIによるチャット検索やAI-OCRのオプションも用意されています。

    図面の探しやすさ全文検索・スキャン図面の自動OCR・あいまい検索・AI-Chat(オプション)
    版管理・権限管理版管理・部門別権限・アクセスログ・承認ワークフロー・透かし・印刷/ダウンロード制御
    CAD・社内システムとの連携CSVで他システムと連携。3D図面を含む各種ファイルを登録可能(CADオプションあり)
    利用環境と共有範囲オンプレミス版・クラウド版。タブレットを含むマルチデバイスで閲覧
    料金クラウド版:90,000円/月(100ユーザー)+初期費用300,000円
    オンプレミス版:180万円〜

    Hi-PerBT Advanced 図面管理(株式会社日立ソリューションズ西日本)

    引用:株式会社日立ソリューションズ西日本

    Hi-PerBT Advanced 図面管理は、図番採番から照査承認・配付・廃図までの出図業務を網羅するパッケージです。設計変更情報と図面を紐づけた履歴管理により、常に最新版の図面をすぐに見つけられます。

    AutoCADやBricsCADとの連携による自動変換・属性登録に加え、BOM管理・購買・生産管理・会計といった周辺システムとの連携にも対応しています。印刷・保存の権限制御や操作ログ、原寸印刷・一括印刷といった製造業の図面運用に必要な機能がそろっています。

    図面の探しやすさ条件検索で最新版を即時表示。オプションで図面検索AIにも対応
    版管理・権限管理履歴管理・照査承認ワークフロー・配付受領・廃図処理・印刷/保存の権限制御・操作ログ
    CAD・社内システムとの連携AutoCAD・BricsCADと連携。BOM管理・購買・生産管理・会計システムとも連携可能
    利用環境と共有範囲Webブラウザで利用。参照用の無制限ライセンスオプションあり
    料金要問い合わせ

    D-QUICK7(株式会社アイサイト)

    引用:株式会社アイサイト

    D-QUICK7は、200以上の公開APIで既存システムと柔軟につなげられる図面・文書管理システムです。CADメーカーに依存せずに図面を管理でき、ダブルクリックで編集するだけで版が自動管理されます。

    CAD・BOM・PDM・生産管理・購買販売システムとの連携実績があり、承認者数無制限のワークフローや細かなアクセス権設定もオプションで利用できます。オンプレミスのパッケージ版に加え、クラウド版の「D-QUICK Cloud」も用意されています。

    図面の探しやすさAI類似図面検索・CADフォント対応のAI-OCR(オプション)
    版管理・権限管理自動版管理・豊富なアクセス権設定・承認者数無制限のワークフロー(オプション)
    CAD・社内システムとの連携200以上の公開API・CSV一括処理。CAD・BOM・PDM・生産管理と連携
    利用環境と共有範囲オンプレミス型(クラウド版はD-QUICK Cloud)。Webブラウザオプションでタブレットにも対応
    料金要問い合わせ

    RM-Drawing Nexus(日本レコードマネジメント株式会社)

    引用:日本レコードマネジメント株式会社

    RM-Drawing Nexusは、図面管理システムと図面の電子化などのBPO支援をセットで依頼できるサービスです。文書管理の専門会社が提供しており、改訂履歴管理や複数図面への自動スタンプといった出図業務を効率化する機能を備えています。

    図面以外のOffice文書もあわせて登録・検索でき、アクセス権限と版の履歴を自動で管理できます。「紙図面が大量にあり、電子化から運用までまとめて任せたい」という企業に向いています。

    図面の探しやすさ範囲検索・複合検索に対応。図面以外の文書もあわせて検索可能
    版管理・権限管理改訂履歴管理・アクセス権限と版の履歴を自動管理・複数図面への自動スタンプ
    CAD・社内システムとの連携Office文書との連携に対応。CAD連携の詳細は要問い合わせ
    利用環境と共有範囲複数拠点から最新図面にアクセス可能。電子化BPOとあわせて運用を支援
    料金要問い合わせ

    【建設現場共有型】の図面管理システム

    建設現場共有型の図面管理システムは次の5サービスです。建設・設備工事の現場で、協力会社も含めてタブレットで最新図面を共有したい企業に向いています。

    SPIDERPLUS(スパイダープラス株式会社)

    引用:スパイダープラス株式会社

    SPIDERPLUSは、導入22,000社以上・利用者78万人以上の実績を持つ建設業向けの現場管理アプリです(2026年6月末時点)。iPad・iPhone・PCで図面を閲覧・書き込みでき、オフライン環境でも利用できます。

    建築向けの配筋・仕上検査、設備向けの試験・測定など、業種別の検査機能が充実しているのが特徴です。社外のユーザーが自分のスマートフォンで参加できる仕組みもあり、協力会社との情報共有を無料で行えます。

    図面の探しやすさ図面をフォルダで整理・閲覧。書き込んだ図面はPDFで共有可能
    版管理・権限管理要問い合わせ
    CAD・社内システムとの連携CAD連携によるデータ取り込み・BOX/Dropbox同期・BIMモデル閲覧(オプション)
    利用環境と共有範囲iPad・iPhone・PC対応。オフライン利用可能。社外ユーザーとも無料で情報共有
    料金要問い合わせ

    ANDPAD図面(株式会社アンドパッド)

    引用:株式会社アンドパッド

    ANDPAD図面は、施工管理アプリ「ANDPAD」シリーズの図面管理機能です。最新の図面をクラウドで一元管理し、資材・仕様変更・個人メモといった書き込みの種類ごとにシートを分けて整理できます。

    図面上の指摘を協力会社ごとに一覧にして直接共有でき、写真を図面の位置に紐づけるピン機能も備えています。工程・写真・検査などANDPADの他機能とつながるため、施工管理全体をまとめて効率化したい企業に適しています。

    図面の探しやすさ最新図面をクラウドで一元管理。シート分割で書き込みの種類ごとに整理
    版管理・権限管理最新図面を保管し関係者と共有。版比較・権限の詳細は要問い合わせ
    CAD・社内システムとの連携ANDPADの工程・写真・検査機能と連携
    利用環境と共有範囲iPad・スマートフォン対応。オフライン機能あり。協力会社へ指摘を直接共有
    料金要問い合わせ(アカウント数による機能制限なし)

    CheX(株式会社YSLソリューション)

    引用:株式会社YSLソリューション

    CheXは、A0サイズの大きな図面も高速に表示できる図面共有アプリです。iPad・iPhone・Androidに対応し、オフライン環境でも図面を閲覧でき、メモはリアルタイムに同期されます。

    QRコードで手元の図面が最新版かどうかを確認できるほか、端末認証・IP制限・多要素認証といったセキュリティオプションも用意されています。日本語・英語・中国語の3言語に対応しており、外国籍の作業員が多い現場でも使いやすいサービスです。

    図面の探しやすさA0サイズの図面も高速表示。タブ機能で図面を切り替え
    版管理・権限管理QRコードで最新版を確認。アクセス制限・端末認証・IP制限・多要素認証(オプション)
    CAD・社内システムとの連携CAD・BIMファイルに対応。Box/Dropbox・Teams・LINE WORKSなどと連携
    利用環境と共有範囲iPad・iPhone・Android・Web版。オフライン閲覧可能。日英中の3言語対応
    料金要問い合わせ(初期費用0円)

    現場Plus(株式会社ダイテック)

    引用:株式会社ダイテック

    現場Plusは、60IDで月額10,000円から使える現場のデジタル化ツールです。写真・図面・書類管理をはじめ、工程表や入退場管理、KY活動(危険予知)といった機能が標準で搭載されています。

    協力業者向けの権限設定や多段階承認に対応しているため、元請けと協力会社の間で図面や書類をスムーズにやり取りできます。福井コンピュータアーキテクトの「ArchTrend ZERO」との連携にも対応しており、住宅建築の現場との相性が良いサービスです。

    図面の探しやすさ写真・図面・書類管理を標準搭載し、現場ごとに図面を整理
    版管理・権限管理協力業者を含めた権限設定・多段階承認に対応
    CAD・社内システムとの連携ArchTrend ZERO(福井コンピュータアーキテクト)・注文分譲クラウドDXと連携
    利用環境と共有範囲PC・タブレット・スマートフォン対応。協力会社・施主とも共有可能
    料金基本プラン:月額10,000円(60ID・ストレージ50GB)
    ID追加:30IDごと5,000円
    初期費用:月額料金の1か月分

    Photoruction(株式会社フォトラクション)

    引用:株式会社フォトラクション

    Photoructionは、大手ゼネコン・サブコン100社以上が利用する建設業向けの施工管理クラウドです。大容量のPDFやCADの図面を独自技術で高解像度・高速に表示でき、写真・メモ・矢印・寸法を図面に直接書き込めます。

    図面・写真・書類作成・配筋/仕上検査の機能がつながっており、最短1日で利用を始められます。AIを活用した建設BPOも提供しているため、図面や書類の整理そのものを外部に任せたい企業にも向いています。

    図面の探しやすさ大容量のPDF・CAD図面を高速表示。写真・メモ・寸法を図面に書き込み
    版管理・権限管理常に最新図面へアクセス可能。版比較・権限の詳細は要問い合わせ
    CAD・社内システムとの連携CADファイルの表示に対応。写真・書類作成・検査機能と連携
    利用環境と共有範囲iPad・iPhone・Android・PC対応。協力会社とも連携可能
    料金要問い合わせ(初期費用0円・契約は1年単位)

    図面管理システムのよくある質問(FAQ)

    図面管理システムの導入を検討している企業からよく寄せられる質問をまとめました。

    無料で使える図面管理システムはありますか?

    完全無料で業務利用できる図面管理システムは多くありませんが、無料トライアルを用意しているサービスは多数あります。本記事で紹介したサービスでは、ジーエン図面が無料トライアルを提供しています。

    ただし、無料期間だけで判断するのではなく、実際の図面を数百点ほど登録して「検索で見つかるか」「現場で使われるか」を試すことが大切です。本格導入後の月額費用とあわせて比較しましょう。

    紙図面の電子化は自社で行うべきですか?

    紙図面が数百枚程度であれば、複合機でのスキャンとシステムのOCR機能を組み合わせて自社で進められます。一方で、数千枚〜数万枚の図面や、A0・A1などの大判図面が多い場合は、スキャンと属性入力の工数が大きくなるため、外部への委託も検討しましょう。

    RM-Drawing NexusやPhotoructionのように、システムとBPO支援をセットで提供しているサービスもあります。データ入力だけを切り出して外部に任せたい場合は、データ入力代行の活用も選択肢です。

    関連記事:データ入力代行サービスおすすめ13選比較。費用相場と正確で安いサービスの選び方を解説

    クラウド型でも図面のセキュリティは大丈夫ですか?

    多くのクラウド型サービスでは、ISO/IEC 27001などの情報セキュリティ認証の取得、国内データセンターでの運用、IP制限や2要素認証といった対策が取られています。自社のセキュリティ基準を満たすかどうかは、認証の取得状況とアクセス制御の機能を事前に確認しておきましょう。

    どうしても図面を社外のサーバーに置けない場合は、オンプレミス版を提供している設計文書統制型のサービスが候補になります。

    まとめ

    図面管理システムは、「どれが一番高機能か」ではなく、「自社が図面をどう使いたいか」で選ぶことが成功のポイントです。本記事で紹介した4つのタイプを改めて整理すると、以下のとおりです。

    タイプこんな企業に最適
    AI図面活用型過去図面を見積もり・設計・調達に活かし、属人化を解消したい企業
    クラウド一元管理型紙やフォルダ管理から、低コストかつ短期間で抜け出したい企業
    設計文書統制型版管理・承認・CAD連携を全社の基盤として厳格に運用したい企業
    建設現場共有型現場や協力会社とタブレットで最新図面を共有したい企業

    比較の際は、「図面の探しやすさ」「版管理・権限管理」「CAD・社内システムとの連携」「利用環境と共有範囲」の4つのポイントを軸に、実際の図面を使ったトライアルで確かめることをおすすめします。

    まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「図面管理システム18選一覧比較表」の下にある診断ツールから確認してみてください。

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