クラウドFAXおすすめ13選比較。料金相場や選び方をタイプ別に解説

「FAX機を撤去してペーパーレス化したいけど、どのクラウドFAXを選べばいいの?」
「在宅勤務でもFAXを受信できる仕組みを整えたい」
「基幹システムから自動でFAXを送信できるサービスはある?」

クラウドFAXの導入を検討する企業からは、こんな声をよく耳にします。

クラウドFAXは、FAX機・電話回線・専用ソフトを使わずに、PCやスマートフォンからインターネット経由でFAXを送受信できるサービスです。在宅勤務やペーパーレス化を後押しする手段として、近年導入企業が増えています。

ただし一口にクラウドFAXといっても、月額1,000円前後の個人向けから、API連携で大量送信できる法人向けまで料金・機能の幅が広く、自社の利用規模と目的に合わないサービスを選ぶと「結局FAX機より高くついた」「機能が足りなかった」というミスマッチが起きやすいのが実情です。

そこで本記事では、クラウドFAXを3つのタイプに分類し、それぞれの特徴と向いている企業を診断ツール付きで解説します。料金相場・比較ポイント・主要12サービスの詳細まで網羅しているので、自社に最適なクラウドFAXを選定する際の参考にしてください。

クラウドFAXとは?

クラウドFAXとは、FAX機や専用回線を使わず、インターネット経由でFAXの送受信ができるクラウド型のサービスです。インターネットFAXとも呼ばれます。

サービス事業者が用意した「FAXサーバー」がクラウド上に存在し、ユーザーはPCやスマートフォンからWebブラウザやメールでサーバーにアクセスし、相手のFAX番号宛にデータを送ったり、相手から届いたFAXをPDFで受け取ったりできる仕組みです。FAX機・電話回線・トナー・用紙が不要になるため、テレワークやペーパーレス化と相性が良く、企業のFAX業務を大きく効率化できます。

受信の仕組み

相手から自社のFAX番号宛にFAXが送られると、クラウドFAXサービスがFAX信号を自動でPDF(またはTIFF)に変換し、指定したメールアドレスやWebの管理画面に届けます。PCを開けばすぐ内容を確認でき、紙に印刷する必要がありません。社外にいてもメールで受信通知を受け取れるため、出社しなくてもFAXを処理できます。

送信の仕組み

PCやスマートフォンで作成したPDF・Word・Excel・画像ファイルをアップロード、または専用のメールアドレスに添付して送信することで、クラウドFAXサービスが相手のFAX機にFAX信号として送り届けます。複数の宛先への一斉送信や、CSVリストを使った同報配信に対応するサービスもあります。

FAXによる新規開拓を効率化したい場合は、FAXDM送信代行サービスの活用も選択肢になります。

関連記事:FAXDM送信代行会社おすすめ12選を徹底比較!費用相場や選び方まで解説

クラウドFAXを導入するメリット・デメリット

クラウドFAXの導入には大きなメリットがある一方、注意したいデメリットもあります。導入判断の前に両面を押さえておくことが重要です。

クラウドFAX導入の主なメリット

最も大きなメリットはコスト削減と業務効率化の両立です。FAX機本体・電話回線・用紙・トナーの費用が不要になるうえ、受信FAXがPDFで届くため、紙の仕分けやファイリング作業もなくなります。

また、PCやスマホがあれば社外からでもFAXを送受信できるため、テレワーク・出張先・営業先からも対応が可能です。受信FAXはクラウド上に保管されるため、検索性も高く、過去のやり取りをすぐに見返せる点も評価されています。

セキュリティ面でも、送信ログ・アクセス制御・誤送信防止機能が標準搭載されているサービスが多く、紙のFAXの「置き忘れ」「誤配」リスクを抑えられます。

注意したいデメリット

一方で、手書きの書類を送る場合は一度スキャンする手間が発生する点や、インターネットがダウンしているときは利用できない点には注意が必要です。

また、サービスによっては既存のFAX番号を引き継げず、新しい番号が付与されることがあります。番号変更すると取引先への通知が必要になるため、選定時には番号の引き継ぎ可否を必ず確認しましょう。

受信通知はメールやWeb管理画面で行われるため、紙で常に目に入る従来のFAXと比べると、受信を見落とすリスクもゼロではありません。通知設定や受信FAXのチェック運用ルールをあらかじめ整えておくことが大切です。

ペーパーレス化を全社的に進めたい場合は、契約書のデジタル化も並行して検討するのがおすすめです。

関連記事:電子契約システム16選比較。契約量別の費用感からタイプ別の選び方まで解説

クラウドFAXの主な機能

クラウドFAXには、単純な送受信以外にも業務効率化を支援する機能が多数搭載されています。主な機能と概要は以下のとおりです。

FAX送信PC・スマホからPDFや画像をアップロードしてFAX送信。一斉同報送信に対応するものも多い。
FAX受信受信FAXをPDFに変換し、メール通知や管理画面に格納。紙の印刷が不要。
複数ユーザー管理部署や担当者ごとにアカウントを発行。受信FAXを担当者へ自動振り分け可能。
送受信履歴管理過去のFAX送受信履歴を検索可能。日付・取引先・キーワードで絞り込み。
ステータス・メモ機能「対応中/処理済」などのステータス管理と、FAXごとのメモ追加。
API・基幹システム連携基幹システムから自動でFAX送信。請求書や注文書の自動配信が可能。
OCR連携受信FAXの文字をテキスト化し、データ入力業務を自動化。
誤送信防止・セキュリティ二段階認証、送信前確認、アクセス制御、暗号化通信などに対応。

特に複数人で運用する場合や、システムと連携してFAX業務を自動化したい場合は、管理機能・連携機能の充実度がサービス選定の決め手になります。

クラウドFAXの料金相場

クラウドFAXの料金は「初期費用+月額基本料金+送受信の従量料金」で構成されているのが一般的です。利用規模別の月額料金の相場は以下のとおりです。

利用規模月額料金の相場補足
個人・SOHO規模月額1,000〜2,000円程度送信50〜150枚/受信150〜1,000枚程度の無料枠付き
中小企業規模月額1,000〜5,000円程度送信1枚10円前後/受信1,000枚程度まで無料
大企業・大量利用月額数千〜数万円送信1枚5〜15円程度、API連携や大量同報配信が可能

なお、月額料金以外にも送信1枚あたりの単価(10〜20円程度)、受信1枚あたりの単価(5〜15円程度)、初期費用(無料〜3,000円程度)、FAX番号取得料が発生する場合があります。料金が変動する主な要因は、月間の送受信枚数・FAX番号の取得地域や引き継ぎ有無・API連携や複数ユーザー機能などのオプション利用の3点です。試算する際は無料枠と従量単価をセットで比較すると、実際のランニングコストを把握しやすくなります。

メール配信サービスやSMS送信サービスと組み合わせて顧客連絡を多チャネル化したい場合は、それぞれの料金体系も比較しておくと選定がスムーズです。

関連記事:メール配信システムおすすめ16選比較。費用相場から失敗しない選び方まで解説
関連記事:SMS送信サービスおすすめ20選比較。メールとの違いから用途別の選び方まで解説

クラウドFAXを選ぶ際に確認すべき比較ポイント

クラウドFAXはどのサービスも「ネット経由でFAXを送受信できる」点では共通していますが、料金・機能・対応規模は大きく異なります。導入後に「機能が足りない」「思ったよりコストがかさんだ」とならないよう、以下5つのポイントを比較しましょう。

  1. 送受信のボリュームと料金プランの整合
  2. FAX番号の取得・引き継ぎ可否
  3. 複数ユーザー管理・検索性などの管理機能
  4. 基幹システム・API・OCRなど連携機能
  5. セキュリティ・サポート体制

1. 送受信のボリュームと料金プランの整合

最も重要なのは、自社の月間送受信枚数とサービスの料金プランが合っているかです。クラウドFAXは「月額基本料+従量料金」で課金されることが多く、無料枠を超えた分は1枚10〜20円の従量課金が発生します。送信枚数が多い企業ほど従量料金の割合が大きくなり、月額数千円のプランでもトータルで数万円に膨らむことも珍しくありません。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 月間の送受信枚数(送信・受信それぞれ)を試算しているか
  • 無料枠の範囲と、超過時の従量単価が明確か
  • 大量送信の場合に割引プランや上位プランが用意されているか

2. FAX番号の取得・引き継ぎ可否

既存のFAX番号を引き継ぎたい場合、サービスによっては番号を移管できず、新しい番号が付与されることがあります。番号が変わると取引先への周知が必要になるため、選定段階で必ず確認しましょう。また、新規取得時の番号の選択肢(市外局番が「03」「06」など限られているか、全国の市外局番から選べるか、050番号のみか)もサービスによって差があります。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 既存FAX番号の引き継ぎが可能か(番号ポータビリティ対応)
  • 取得できる市外局番の範囲は十分か
  • 取引先や顧客に対して違和感のない番号体系か

3. 複数ユーザー管理・検索性などの管理機能

部署や複数の担当者でFAXを運用する場合、ユーザーアカウントの発行数・受信FAXの自動振り分け・検索機能が業務効率に直結します。受信FAXに「対応中/処理済」などのステータスを付けたり、取引先名・FAX番号・日付で過去のやり取りを検索できると、紙のファイリングよりはるかに早く必要なFAXにたどり着けます。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 複数ユーザーで利用できるアカウント数とその追加料金
  • 受信FAXのフォルダ振り分け・ステータス管理が可能か
  • 過去のFAXを取引先・日付・キーワードで検索できるか

4. 基幹システム・API・OCRなど連携機能

大量配信や請求書・注文書の自動FAX送信を行いたい場合、API連携・基幹システム連携・OCR連携の対応可否が重要です。基幹システムから自動でFAX送信できれば、人の手を介さずに帳票を毎日配信する仕組みを構築できます。OCR連携があれば、受信FAXのテキストを自動で抽出し、データ入力業務を大幅に削減できます。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • API(REST/SOAP)連携や、基幹システム連携の実績があるか
  • CSV取り込みなどによる一斉送信に対応しているか
  • OCRやRPAなど周辺業務自動化との接続性があるか

5. セキュリティ・サポート体制

FAXには契約書・請求書・個人情報など機密性の高い書類が多く流れるため、通信の暗号化・アクセス制御・誤送信防止機能・送信ログなどのセキュリティ機能は必須です。さらに、業務時間外や休日にトラブルが発生したときに頼れるサポート体制(受付時間・チャネル)も合わせて確認しましょう。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 通信の暗号化や二段階認証など基本のセキュリティ機能を備えているか
  • 送信前確認や宛先制限など、誤送信防止の仕組みがあるか
  • サポート窓口の受付時間とチャネル(電話・メール・チャット)が自社の運用に合うか

クラウドFAXの選び方

クラウドFAXは規模・用途によって最適なサービスが変わります。ここでは、本記事で紹介するクラウドFAXを3つのタイプに分類し、それぞれ向いている企業の特徴を解説します。

  1. 個人・SOHO向けコスパ型
  2. 中小企業向け 機能・標準型
  3. 大企業・基幹連携型(大量送信・API連携)

まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

0 / 7 回答済み

Q1 / 利用規模

月間のFAX送受信枚数として、どちらに近いですか?

Q2 / 利用人数

FAXを利用する人数として、どちらに近いですか?

Q3 / FAX番号の希望

FAX番号の取得方針として、どちらに近いですか?

Q4 / システム連携

基幹システム・販売管理システムとの連携について、どちらに近いですか?

Q5 / 大量配信の必要性

1度の送信枚数として、どちらに近いですか?

Q6 / 管理機能の充実度

受信FAXの管理について、どちらを重視しますか?

Q7 / コストへのスタンス

費用と機能のバランスとして、どちらに近いですか?

あなたにおすすめのタイプが決まりました

このタイプで解決できること

    このタイプのクラウドFAXを見る →

    ① 個人・SOHO向けコスパ型 | 小規模で送受信を低コストに済ませたい場合

    個人・SOHO向けコスパ型のクラウドFAXは、月額1,000円前後の低価格で送受信を完結できることが特徴です。送受信の無料枠(送信50〜150枚/受信150〜1,000枚)が用意されており、無料枠内で収まる利用なら追加コストはかかりません。

    このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

    • 個人事業主・フリーランス・少人数オフィスでFAXを利用したい
    • 月の送受信が100枚以下の少量利用が想定される
    • 050番号や全国どこでもの市外局番でも問題ない

    専用アプリやWeb管理画面はシンプルな設計が多く、初期設定や操作が容易です。複数人での運用や基幹システム連携が必要な場合は、機能不足を感じる可能性があります。

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    ② 中小企業向け 機能・標準型 | 複数人で日常業務に組み込みたい場合

    中小企業向け 機能・標準型のクラウドFAXは、送受信に加えて、複数ユーザー管理・検索機能・ステータス管理など業務利用に必要な機能が一通り揃っているのが特徴です。月額1,000〜5,000円程度で部署単位での運用が可能になり、料金と機能のバランスに優れています。

    このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

    • 中小企業で複数人・部署単位でFAXを共有運用したい
    • 受信FAXの検索・ステータス管理・担当者振り分けを使いたい
    • 既存FAX番号の引き継ぎや、特定地域の市外局番取得が必要

    受信1,000枚程度までの無料枠を備えるサービスも多く、日常業務でFAXを継続利用する中小企業に最も導入しやすい選択肢です。

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    ③ 大企業・基幹連携型 | 大量送信や基幹システム連携を実現したい場合

    大企業・基幹連携型のクラウドFAXは、API連携・大量同報送信・基幹システムからの自動FAX送信に対応しているのが特徴です。請求書や納品書を毎日数百〜数千通単位で自動配信する用途や、業界特化のFAX DM配信用途で選ばれます。

    このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。

    • 大量のFAX送信を業務として行っている(請求書・納品書・案内など)
    • 基幹システムやSFA・CRMからAPI経由で自動FAX送信したい
    • 全社規模でセキュリティ・サポート体制が整ったサービスを導入したい

    月額料金は数千円〜数万円とやや高額になりますが、人の手を介さずに帳票配信を自動化できるため、人件費・運用工数の削減効果が大きく、結果的にコストメリットが出ることも多いタイプです。

    このタイプのクラウドFAXを見る⇩

    おすすめのクラウドFAX一覧比較表

    以下は、本記事で紹介するクラウドFAXの一覧比較表です。

    サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
    eFax
    月額1,980円
    個人・SOHO向けコスパ型
    全国47都道府県の市外局番に対応し、世界共通サービスとして個人・SOHO利用で実績多数
    メッセージプラス
    月額980円〜
    個人・SOHO向けコスパ型
    個人事業主・小規模オフィス向けの低価格プラン。受信1,000枚まで無料
    jFax
    月額1,300円
    個人・SOHO向けコスパ型
    月額1,089円で受信100枚・送信50枚まで利用可能なSOHO・個人向けの低価格サービス
    FAX.PLUS
    月額2.39ドル〜
    個人・SOHO向けコスパ型
    スイス発のグローバルサービス。無料から始められ、API連携にも対応
    MOVFAX
    月額980円〜
    中小企業向け 機能・標準型
    検索・ステータス管理など中小企業向け機能が充実
    どこでもMyFAX
    月額2,200円〜
    中小企業向け 機能・標準型
    大手のNTTコム提供で安定運用。Webブラウザから送受信が可能で複数ユーザー対応
    valueFaxBiz
    月額770円〜
    中小企業向け 機能・標準型
    業界最安値級の月額770円から利用可能。受信特化や複数番号運用にも対応
    INNOVERA
    月額1,500円〜
    中小企業向け 機能・標準型
    クラウドPBX一体型でFAXと電話を同じ画面で管理。情シス工数の削減効果が大きい
    NEXLINK
    1円 / テキスト
    大企業・基幹連携型
    370万件以上の法人データベースを活用した大量配信向けクラウドFAX
    BizFAX スマートキャスト
    要問い合わせ
    大企業・基幹連携型
    NTTコミュニケーションズ提供。3つの接続形態と24時間365日サポートを完備
    faximoSilver
    月額1,080円
    大企業・基幹連携型
    基幹システム・業務アプリと連携してFAX送信業務を自動化するシステム連携特化型
    TransFax
    月額4,000円〜
    大企業・基幹連携型
    1時間に最大1万枚送信できる大量配信対応。海外送信や受信単価10円〜にも対応
    まいと〜く Cloud
    要問い合わせ
    大企業・基幹連携型
    導入実績16,000社のFAXサーバーをクラウド化。送受信両対応で運用負荷を軽減

    【個人・SOHO向けコスパ型】のクラウドFAX

    はじめに、個人・SOHO向けコスパ型のクラウドFAXを紹介します。

    eFax

    引用:eFax

    世界共通の老舗インターネットFAXサービスとして圧倒的な実績を持つクラウドFAXです。国内ユーザー数は60,000名以上で、全国47都道府県の主要都市市外局番や050番号からFAX番号を選択できる柔軟性が個人事業主・SOHO層に支持されています。

    月額1,980円(年払い)で送受信それぞれ150ページまで無料。専用スマートフォンアプリも提供されており、外出先からでも簡単にFAX送受信が完結します。PDF・Word・Excel・PPT・JPGなど多様なファイル形式に対応しているため、ビジネス利用にもストレスがありません。

    対応プラン送受信プラン
    FAX番号全国47都道府県の市外局番および050番号から選択可能
    管理・連携機能専用アプリ・Web管理画面で送受信履歴管理
    サポート体制メール/Webフォームでのサポート
    料金月額1,980円(年払い、送受信それぞれ150枚まで無料)

    メッセージプラス

    引用:メッセージプラス

    メッセージプラスは、個人事業主・小規模オフィスをターゲットにした低価格クラウドFAXです。スタンダードプランは月額980円(税抜)と業界でもトップクラスの安さで、受信は1,000枚まで無料、送信は1送信2枚ごとに10円(税抜)と従量課金の単価も低く設定されています。

    プレミアムプランではサブIDを5つまで保持でき、複数名で運用する小規模オフィスにも対応可能です。スマホ・PC・専用アプリから送受信でき、外出時もスムーズにFAX対応ができます。

    対応プラン送受信プラン(スタンダード/プレミアム)
    FAX番号050番号などから選択
    管理・連携機能プレミアムでサブID5つまで発行可能
    サポート体制メールでのサポート
    料金月額980円〜(受信1,000枚まで無料/送信2枚10円)

    jFax

    引用:jFax

    jFaxは、eFaxと同じj2 Global Japanが提供するSOHO・個人事業主向けの低価格インターネットFAXです。月額1,089円(税込)で受信100枚・送信50枚までを定額利用でき、超過後は1枚11円の従量課金となります。

    eFaxが法人寄りの中堅プランであるのに対し、jFaxはより少量利用向けの入門プランとして位置付けられており、FAX利用がそれほど多くない個人事業主に向いています。海外FAX送信にも対応しているため、海外取引のあるフリーランスにも利用されています。

    対応プラン送受信プラン
    FAX番号国内市外局番および海外番号から選択可能
    管理・連携機能Web管理画面・メールから送受信
    サポート体制メール/Webフォームでのサポート
    料金月額1,300円

    FAX.PLUS

    引用:FAX.PLUS

    FAX.PLUSは、スイス発のグローバルクラウドFAXサービスで、世界180カ国以上で利用されています。無料プランでも月10枚のFAX送信が可能で、有料プランは月額2.39ドル〜と非常に低価格に始められる点が個人事業主に好まれます。

    スマホアプリ・Web・メール送信に対応するほか、REST APIを公開しており、簡易なシステム連携にも対応可能。グローバルでの利用や、海外クライアントへのFAX送信にも対応している点も他の国内サービスにない強みです。

    対応プラン送受信プラン(無料/有料)
    FAX番号グローバル対応(国内・海外番号の両方を取得可能)
    管理・連携機能REST API公開、Slack・Zapier連携
    サポート体制メール・チャットサポート(英語中心)
    料金無料プランあり/有料プラン月額2.39ドル〜

    【中小企業向け 機能・標準型】のクラウドFAX

    次に、中小企業向け 機能・標準型のクラウドFAXを紹介します。

    MOVFAX

    引用:MOVFAX

    MOVFAXは、中小企業向けの機能とコストパフォーマンスを両立したクラウドFAXです。月額1,078円(税込)から利用でき、受信は1,000枚まで無料、送信は一律1枚10円というシンプルな料金体系が支持されています。

    クラウド管理画面の機能が非常に充実しており、送受信したFAXを日付・社名・番号で検索したり、受信FAXごとにメモやステータスを付与して案件管理ができます。複数人で運用しても受信状況を一元管理できるため、部署単位の運用に最適です。NTTコミュニケーションズが提供していた「BizFAXストレージ&リモートサービス」の終了に伴う移行先にも選ばれており、信頼性は高いといえます。

    対応プラン送受信プラン
    FAX番号東京03・大阪06・神奈川045から選択可能
    管理・連携機能検索/ステータス/メモ/マイフォルダなど中小企業向け管理機能が充実
    サポート体制平日電話・メールサポート
    料金月額980円〜

    どこでもMyFAX

    引用:どこでもMyFAX

    どこでもMyFAXは、ヤマトグループのIT企業であるヤマトシステム開発が提供する法人向けクラウドFAXサービスです。テレワークでもPC・スマートフォンからFAX送受信ができ、出社せずにFAX業務を継続できる点が特徴です。

    3つの料金プラン(スタンダード/プロフェッショナル/フリーコール)を用意しており、月の受信枚数や0120番号の利用有無に応じて最適なプランを選択可能。FAX番号は「03」「050」「0120」「0800」から提供され、複数番号の取得や受信FAXの自動振り分け(10フォルダまで)にも対応します。大規模受信システムにより受信集中時の話中エラーが発生しにくく、24時間365日の監視体制で運用されているため、安定性も高い水準です。

    対応プラン送受信プラン(スタンダード/プロフェッショナル/フリーコール)
    FAX番号「03」「050」「0120」「0800」から提供(既存番号引き継ぎは不可、転送のみ可)
    管理・連携機能受信FAXの自動振り分け(10フォルダ)、複数番号取得、IPアドレス制限
    サポート体制国内サポートデスク、24時間365日監視体制
    料金初期費用3,000円/月額2,200円〜

    valueFaxBiz

    引用:valueFaxBiz

    valueFaxBizは、業界最安値級の料金設定で法人利用に対応するクラウドFAXです。送信専用プラン・受信専用プラン・送受信プランがそれぞれ用意されており、自社の用途に応じて最も無駄のないプランを選べます。

    受信専用プランは月額770円(税込)からと非常に低価格で、送信は1枚2.5円(税込)からと従量課金単価も最安級。中小企業がコストを抑えながら法人利用するのに最適なサービスです。クラウド型のため専用機材は不要で、Webブラウザから利用開始でき、複数番号運用にも対応します。

    対応プラン送信専用/受信専用/送受信プランの3種類
    FAX番号全国の市外局番から選択可能
    管理・連携機能Webブラウザ送受信、複数番号運用
    サポート体制メール・電話サポート
    料金月額770円〜

    INNOVERA

    引用:INNOVERA

    INNOVERAは、クラウドPBX「INNOVERA」のオプションとしてFAX機能を提供する電話一体型クラウドFAXです。電話とFAXを同じ管理画面で扱えるため、情シスや総務の運用工数を大きく削減できます。

    CLOUD-FAX-WEBオプションによりWebブラウザから受信FAXを確認・返信が可能で、複数拠点・複数ユーザーでの運用にも対応します。電話とFAXを別サービスで契約している企業が、両方をクラウド化したいタイミングでの導入に向いています。

    対応プラン送受信プラン(クラウドPBXオプション)
    FAX番号全国市外局番に対応・既存番号引き継ぎ可能
    管理・連携機能電話とFAXを同一画面で管理、複数拠点対応
    サポート体制平日電話・メールサポート
    料金月額1,500円〜(CLOUD-FAX-WEBオプション)

    【大企業・基幹連携型】のクラウドFAX

    最後に、大企業・基幹連携型のクラウドFAXを紹介します。

    引用:NEXLINK

    NEXLINKは、FAX配信サービス業界で約35年の実績を持つ大手クラウドFAXで、リクルートの通信事業部としてスタートし、現在は業界最大級のシェアを誇ります。法人FAX番号データベース370万件以上を活用し、業種・地域・規模で絞り込んだ大量配信が可能です。

    初期費用・月額料金が不要で、送信した分のみの完全従量課金を採用しており、不定期に大量送信を行いたい企業に最適な料金体系です。原稿作成支援・24時間365日サポート・自社開発インフラによる高い到達率も法人ユーザーから評価されています。

    対応プラン大量送信向け送信プラン中心
    FAX番号法人FAX番号データベース370万件以上を活用したターゲット配信
    管理・連携機能自社開発インフラ、大量同報配信、原稿作成支援
    サポート体制24時間365日サポート
    料金1円 / テキスト(初期費用・月額料金無料)

    BizFAX スマートキャスト

    引用:BizFAX スマートキャスト

    BizFAX スマートキャストは、1981年から提供されているNTTコミュニケーションズの大手法人向けFAXサービスです。インターネット接続型・閉域接続型・FAX接続型の3つの接続形態を用意しており、企業のセキュリティポリシーに応じて柔軟に選択できます。

    NTTコムの安定したネットワークを利用するため、大量のデータ送受信でも安定した到達品質を実現。24時間365日のサポート体制を完備し、金融・医療・大手製造業など高い信頼性が求められる業種にも導入されています。

    対応プラン送受信/一斉同報/API連携
    FAX番号NTTコムの全国番号体系から選択
    管理・連携機能3つの接続形態、CSV同報配信、API連携
    サポート体制24時間365日サポート
    料金要問い合わせ(規模・接続形態により異なる)

    faximoSilver

    引用:faximoSilver

    faximoSilverは、システム連携に特化したクラウドFAXサービスとして、基幹システムや業務アプリケーションからのFAX自動送信を得意としています。REST API・SOAP API・FTP連携などに対応し、請求書・納品書・契約書などの帳票を自動でFAX送信する仕組みを構築できます。

    初期登録料2,000円・月額基本料940円・送信単価1枚12円というシステム連携サービスとしては手頃な料金設定も特徴で、自社開発の業務システムを持つ中堅〜大企業のFAX自動化案件で多数の導入実績があります。

    対応プラン送信特化・システム連携プラン
    FAX番号用途に応じて取得可能
    管理・連携機能REST/SOAP API、FTP、メール連携、基幹システム自動送信
    サポート体制平日サポート、システム連携の技術サポートあり
    料金月額1,080円

    TransFax

    引用:TransFax

    TransFaxは、1時間に最大1万枚のFAX送信に対応する企業向けクラウドFAXです。大量送信に必要なインフラと運用ノウハウを兼ね備え、米国大手のFAXネットワークを活用することで海外FAX送信にも対応しています。

    受信サービスは月額4,000円/番号〜、受信単価は1枚10円〜、送信もボリュームに応じた価格設定で、基幹業務に組み込むことを前提に設計されたサービスです。海外取引のある企業・大量送信を行う企業に特に評価されています。

    対応プラン送信/受信/送受信/システム連携
    FAX番号全国市外局番、海外番号の取得も可能
    管理・連携機能大量送信、API連携、海外FAX送信対応
    サポート体制平日サポート、企業ユース向け体制
    料金月額4,000円〜/受信1枚10円〜(番号・規模により変動)

    まいと〜く Cloud

    引用:まいと〜く Cloud

    まいと〜く Cloudは、導入実績16,000社を誇るFAXサーバー「まいと〜くFAX」シリーズをクラウド化した法人向けクラウドFAXです。月額利用型でFAXサーバーの機能を享受でき、専用機材の購入・保守が不要になります。

    Webブラウザからログインしていつでもどこからでも使用でき、送受信両対応・複数ユーザー管理・基幹システム連携の幅広い機能を一つのサービスでカバーできます。オンプレ型FAXサーバーからクラウドへ移行したい大企業に最適です。

    対応プラン送受信プラン
    FAX番号全国市外局番、既存番号引き継ぎ可能
    管理・連携機能複数ユーザー、基幹システム連携、サーバー級機能
    サポート体制平日サポート、企業導入支援体制
    料金要問い合わせ

    クラウドFAXのよくある質問

    Q. クラウドFAXに切り替えると、今のFAX番号は使えなくなりますか?

    サービスによります。番号ポータビリティに対応しているクラウドFAXであれば、既存FAX番号をそのまま引き継げます。一方、050番号や新規市外局番のみ対応のサービスもあるため、選定前に必ず確認が必要です。

    Q. 個人事業主でも法人でも使えますか?

    ほとんどのクラウドFAXは個人・法人どちらでも利用可能です。ただしサービスごとに想定する利用規模が異なります。個人事業主は月額1,000円前後の個人・SOHO向け、中小企業は機能・標準型、大企業や大量送信用途は基幹連携型が適しています。

    Q. クラウドFAXのセキュリティは安全ですか?

    法人向けの主要クラウドFAXは、通信暗号化・アクセス制御・送信ログ・誤送信防止機能などのセキュリティ機能を備えています。むしろ紙のFAXの置き忘れ・誤配リスクと比べて、適切に運用すればセキュリティ水準は向上します。

    Q. 受信のみ、送信のみのプランはありますか?

    valueFaxBiz、TransFaxなど一部のサービスでは送信専用・受信専用プランを用意しています。用途が明確で片方しか使わない場合は、専用プランを選ぶことでコストを最小化できます。

    Q. FAXのほかに、業務効率化のために検討すべきツールはありますか?

    電話業務の在宅対応をしたい場合は電話代行、定期連絡をデジタル化したい場合はSMSやメール配信、契約業務のペーパーレス化には電子契約システムが候補になります。

    関連記事:電話代行サービス13選比較。費用相場や企業規模・業種別の選び方まで

    まとめ

    本記事では、クラウドFAXの仕組み・料金相場・選び方・主要12サービスを解説しました。まずは、以下の3タイプから自社に合うものを把握しましょう。

    1. 個人・SOHO向けコスパ型
    2. 中小企業向け 機能・標準型
    3. 大企業・基幹連携型(大量送信・API連携)

    また、サービス選定にあたっては以下の比較ポイントに注目してください。

    • 送受信のボリュームと料金プランの整合
    • FAX番号の取得・引き継ぎ可否
    • 複数ユーザー管理・検索性などの管理機能
    • 基幹システム・API・OCRなど連携機能
    • セキュリティ・サポート体制

    まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「クラウドFAXの選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。本記事を参考に、自社に最適なクラウドFAXを見つけてみてください。

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