電子契約システムおすすめ16選比較。契約量別の費用感からタイプ別の選び方まで解説

「電子契約を導入したいけれど、サービスが多すぎて自社に合うものがわからない」
「知名度だけで選んで、後からコストや使い勝手で後悔したくない」

テレワークの普及や印紙税削減を目的に、電子契約の導入を検討する企業が急増しています。しかし、いざ比較を始めると、月額料金の差や「立会人型」「当事者型」といった専門用語の壁にぶつかり、選定が止まってしまうケースも少なくありません。

電子契約システム選びで最も大切なのは、機能の多さではなく「自社の契約件数」と「取引先にとっての使いやすさ」のバランスです。

そこで本記事では、おすすめの電子契約システム16選を徹底比較します。「まずは手軽に始めたい」「社内の管理業務をすべて自動化したい」「海外取引に対応したい」など、利用シーンに合わせた4つのタイプ別に、それぞれの費用感や強みを分かりやすく解説します。

この記事を読めば、貴社の今のフェーズに最適な一社が必ず見つかるはずです。

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電子契約システムとは

電子契約システムとは、契約書の送付・署名・締結をオンライン上で完結できるシステムです。紙の契約書を電子データに置き換えるだけでなく、契約締結までのやり取りや進捗管理を効率化できる点が特徴です。

従来のように印刷・押印・郵送を行う必要がなくなるため、契約締結までの時間を短縮しやすく、契約件数が増えても業務が滞りにくくなります。また、締結済みの契約書を電子で保管できるため、過去の契約確認や管理の手間も軽減できます。

なお、電子契約システムはサービスごとに、署名の仕組みや取引先の操作負担、管理機能の範囲が異なるため、自社の契約業務の進め方に合うかどうかを前提に比較することが重要です。

電子契約システムの機能

電子契約システムに搭載されている機能は色々ありますが、すべてを把握する必要はありません。重要なのは、どの業務フェーズをどこまでカバーしたいのかです。

ここでは、多くの電子契約システムで利用できる機能を紹介します。

【契約締結】

契約書送信PDF形式などの契約書をオンラインで取引先へ送付し、郵送や対面を不要にする
電子署名・押印電子署名方式または立会人型署名により、法的に有効な契約締結を実現
進捗管理取引先が未署名か、署名済みかなどの進捗を画面上で把握できる
リマインド未対応の取引先に対して、締結を促す通知を送信できる

【契約書管理】

電子保管締結済み契約書をクラウド上で一元管理し、紙での保管を不要にする
検索契約名、取引先名、締結日などを条件に契約書を検索できる
期限管理更新期限や解約期限を登録し、期限前に通知を受け取れる

【社内業務】

承認フロー契約書の送信前に、社内の承認フローをオンラインで完結できる
権限管理ユーザーごとに閲覧・編集・送信などの権限を設定できる
操作履歴誰がいつ契約書を操作したかをログとして記録できる

【連携・拡張】

API連携基幹システムやCRMなど、他システムとデータ連携ができる
外部保存Google DriveやBoxなどのクラウドストレージと連携できる
多言語対応海外取引を想定し、複数言語での署名や操作に対応できる

電子契約システムによって、これらすべてに対応しているものもあれば、「契約締結」に特化してシンプルに使えるものもあります。どの機能が重要になるかは、取引先の状況・契約数・社内体制によって変わります。

また、契約書の内容そのものの審査については、AIによるレビューに対応したサービスを別途検討する必要があります。以下記事もあわせてご覧ください。

関連記事:AI契約書レビュー15選を比較。契約件数別の費用相場とタイプ別の選び方

電子契約システムの費用相場

電子契約システムの費用はサービスごとに差はありますが 「月額基本料金+送信件数に応じた従量課金」 がひとつの目安になります。極端に安い・高いというよりも、契約件数や利用規模によって、どの料金体系が合うかが変わるのが特徴です。

導入コストの内訳

電子契約システムにかかる費用は、主に以下の要素で構成されています。

月額基本料金システム利用のための固定費
送信料(従量課金)契約書を1件送信するごとに発生する費用
オプション費用管理機能、API連携、多言語対応などの追加費用

多くのクラウド型電子契約システムでは、月額1~4万円程度がボリュームゾーンとなっています。一方で、小規模事業者や試験導入向けに月額数千円~1万円弱のライトプランや、無料プランを用意しているサービスもあります。

送信料については、1件あたり約50~300円前後が相場で、送信件数が増えるほど、定額枠や割引が適用されるケースも一般的です。

また、電子契約システムの料金体系は、大きく分けると次のようなパターンがあります。

定額+従量課金型月額1~2万円で一定件数まで無料、超過分は1件ごとに課金
完全定額型月額2~3万円台以上で送信件数・ユーザー数が無制限
超スモール向け月数百~数千円、または「月数件まで」の低価格プラン

契約件数が読みにくい場合は従量課金型、件数が多く安定している場合は定額型の方が管理しやすい傾向があります。

契約量別の費用感

電子契約システムの費用は、「月に何件くらい契約を結んでいるか」で大きく変わります。ここでは、よくある利用シーンごとに、費用イメージを整理します。

月に10〜30件程度の契約が発生する場合

営業契約や業務委託契約などが中心で、「契約はあるが、毎日発生するほどではない」ケースです。この規模であれば、最小プランや従量課金型でも十分対応できます。

  • 月額:5,000円〜1万円前後
  • 送信料:1件ごとに50〜300円(30件以内なら追加料金なしのケースが多い)
  • 合計:月8,000〜1.5万円程度

まずは電子契約に慣れる、紙を減らす、といった目的であれば、無理に高機能なプランを選ぶ必要はありません。

月に50〜200件程度の契約が発生する場合

部署単位ではなく、会社全体で電子契約を使い始めると、このくらいの件数になることが多いです。契約書の管理や、「誰がどこまで対応しているか」を把握する必要も出てきます。

  • 月額:10,000〜30,000円前後
  • 送信料:30件無料+超過100〜200円/件
  • 合計:月30,000〜60,000円程度

この段階になると、送信料だけでなく、管理機能の有無が費用対効果に影響し始めます。

月に300件以上の契約が発生する場合

契約業務が日常的に発生し、営業・人事・総務など複数部門で利用しているケースです。この規模では、従量課金が積み上がりやすく、個別見積もりになることも少なくありません。

  • 月額:50,000円〜
  • 契約件数:300件以上で50〜100円/件
  • 合計:月100,000〜500,000円規模

件数が多い場合は、送信件数よりも運用効率や管理コスト削減効果を重視して選ぶ方が、結果的に合理的です。

電子契約システムの比較ポイント

電子契約システムを比較する際、機能の多さや知名度に目が行きがちですが、実務での満足度を大きく左右するポイントは、実はそれほど多くありません。

ここでは、どの企業規模・業種でも判断軸として使える3つに絞って解説します。

  • 取引先の操作負担
  • 契約書の管理範囲
  • 電子署名の方式と法的安心感

取引先の操作負担

電子契約は自社だけで完結する仕組みではなく、必ず相手企業が操作する必要があるため、操作が煩雑だったり、アカウント登録が必要だったりすると、取引先に「紙のほうが楽」と言われてしまい、結果として導入が停滞するケースもあります。

特に中小企業や個人事業主が相手先に多い場合は、URLを開いて署名するだけで完結するかどうかが大きな差になります。取引先の負担が小さいほど、運用が継続しやすく、結果として社内の効率化にもつながります。

契約書の管理範囲

電子契約の価値は締結のスピードだけではなく、契約書を締結した後にどれだけ管理が楽になるかが大きな差になります。例えば、締結後に「この契約の有効期限はいつだったか」「どの部署が担当しているか」「契約書の改訂履歴はどこにあるか」といった情報を探す手間が減ります。

契約数が少ないうちは問題にならなくても、営業・人事・総務など複数部署が契約を扱うようになると、紙の保管やフォルダ管理では探しづらくなり、ミスや期限切れのリスクが増えます。管理範囲が広いシステムなら、契約の状態を一目で把握でき、期限が近づいたらアラートで通知されるなど、運用の負担が軽くなります。

電子署名の方式と法的安心感

電子契約の法的な強さは、電子署名の方式で変わります。国内取引で最も一般的なのは「立会人型」で、第三者が取引の成立を確認する方式です。操作がシンプルで取引先の負担も小さく、一般的な業務委託や売買契約で広く使われています。

一方、署名者本人の確認が重要な契約では「当事者型」が適しています。ログイン認証やSMS認証などで本人性を担保するため、契約金額が大きい案件や、金融・不動産などで選ばれやすいです。ただし取引先の手間は増えます。

海外取引や多言語契約が前提なら「国際標準対応」が重要です。eIDASやISOなど国際基準に準拠した方式で、海外企業との契約でも安心して使えます。

電子契約システムの選び方

電子契約システムを選ぶときに重要なのは、機能の多さではなく「自社の状況に合うタイプを選べるか」です。ここでは、よくある利用シーンを4つのタイプに分けて、どの企業に向くかを整理します。

  1. 締結シンプル型|つかいやすさ重視 / まずは締結できればいい
  2. スモールスタート型|安く利用したい企業向け
  3. トータル管理型|契約の作成・管理まで効率化したい企業向け
  4. グローバル対応型|海外取引や多言語対応が必要な企業向け

1. 締結シンプル型|つかいやすさ重視 / まずは締結できればいい企業向け

紙の契約書が多く、まずは「契約をオンラインで締結できる状態」にしたい企業に向いているタイプです。

たとえば、営業が外出先から契約書を送って、取引先がスマホで署名して戻す、といったシンプルな運用を目指す場合に適しています。契約書の作成や管理機能は最小限で、送信・署名・締結の流れが直感的にできる設計が中心です。

導入時に社内で細かいルールを作らなくても使えるため、最短で運用開始できるのが強みですが、契約書の台帳管理や更新管理まで必要な場合は、別タイプを検討した方が良いでしょう。

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2. スモールスタート型|安く利用したい企業向け

このタイプは「まずは失敗せずに導入したい」「契約数が少ないので高機能は必要ない」という企業に向いています。たとえば、月に契約件数が10〜30件程度で、いきなり大きな予算を投じるほどではない、もしくは電子契約が業務に馴染むかどうかを確かめたい、といったケースです。

このタイプの特徴は、最低限の機能で運用を開始し、必要になった段階でプランを上げられることです。「いきなり全部揃える」ではなく「まずは試し、運用が安定してから拡張する」選び方ができます。結果的に、導入失敗のリスクを抑えられるため、初めて電子契約を導入する企業に向いています。

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3. トータル管理型|契約の作成・管理まで効率化したい企業向け

このタイプは「締結だけでなく、契約書の作成・承認・保管・更新まで一気通貫で効率化したい」企業向けです。たとえば、契約書のテンプレート化で作成時間を短縮し、社内の承認フローを組み込んでミスを減らし、締結後は契約台帳で一覧管理できるといった、契約のライフサイクル全体を改善できます。

このタイプを導入すると、契約書のテンプレート管理や社内承認フロー、更新期限の自動通知、契約書の検索・閲覧履歴などが一元化されます。結果として、法務や総務の業務負担が減り、契約漏れや更新忘れのリスクも下がります。契約数が増えてくる企業ほど、効果が出やすいタイプです。

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4. グローバル対応型|海外取引や多言語対応が必要な企業向け

このタイプは「海外企業と契約する機会が多い」「今後海外展開を見据えている」企業向けです。国内だけの契約と違い、言語やタイムゾーン、法制度が異なるため、海外取引では“そもそも契約が成立するか”という観点が重要になります。

このタイプの強みは、英語など複数言語に対応し、海外の電子署名規格にも合わせた運用ができる点です。多言語での画面表示や契約書テンプレートに対応しているだけでなく、国際標準の電子署名方式に準拠していることが多いため、海外の取引先に「この方法で署名してもらえるか」を確認する手間を減らし、契約手続きのスピードと安心感を両立できます。

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なお、海外企業との契約が主軸になる場合は、対応言語数や締結先の国の法制度への適合まで踏み込んで比較する必要があります。英語対応を主題に15サービスを比較した記事もあわせて確認してみてください。

関連記事:英語対応の電子契約システム15選。自社に合うタイプが選べる比較

おすすめの電子契約システム一覧比較表

以下は本記事で紹介する電子契約システムの一覧です。

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
GMOサイン
月額 9,680円〜
締結シンプル型
実印相当の署名にも対応する高い汎用性
ムスビサイン
月額 3,000円〜
締結シンプル型
月50件送信込みの業界最安価級。締結後は自動削除
KANBEI SIGN
月額 2,200円〜
締結シンプル型
フリープランあり。テスト導入に最適
eformsign
100円〜 / 件
締結シンプル型
フォーム作成に強く、BtoCや申込書に最適
Shachihata Cloud
月額 1,200円〜
スモールスタート型
紙のハンコ文化をそのままデジタル化できる
サインタイム
月額 7,880円〜
スモールスタート型
50件まで送信料込。設定が非常にシンプル
Great Sign
月額 11,000円〜
スモールスタート型
弁護士監修。初期費用0円で手軽に開始
WAN-Sign
300円〜 / 件
スモールスタート型
金融機関並みの高セキュリティと拡張性
マネーフォワード クラウド契約
月額 2,480円〜
トータル管理型
会計・人事労務システムとの連携が強力
クラウドサイン
月額 11,000円〜
トータル管理型
国内シェアNo.1。相手方も操作に慣れている
BtoBプラットフォーム
月額 10,000円〜
トータル管理型
受発注・請求書と連携し取引全体を電子化
LegalForceキャビネ
要問い合わせ
トータル管理型
AIが管理台帳を自動作成。リスク管理に特化
DocuSign
月額 1,333円〜
グローバル対応型
世界シェアNo.1。44言語対応のグローバル標準
Adobe Acrobat Sign
月額 1,848円〜
グローバル対応型
Office製品やPDFとの親和性が極めて高い
ContractS
要問い合わせ
グローバル対応型
契約のドラフト作成から交渉まで一元管理
freeeサイン
月額 5,980円〜
グローバル対応型
多言語対応とバックオフィス連携を低コストで

【締結シンプル型】の電子契約システム

初めに、締結シンプル型の電子契約システムを紹介します。

GMOサイン

国内最大級の導入実績を誇るGMOサインは、単なる署名ツールを超えた「印影(はんこ)」へのこだわりが特徴です。電子署名に自社のスキャンした印影を重ねて表示できるため、従来の紙の契約書に近い見た目を維持でき、社内承認や取引先への説明がスムーズに進みます。

さらに、マイナンバーカードを用いた対面での本人確認機能など、対面・非対面を問わない契約シーンに対応できる拡張性も備えています。

1つのアカウントで「実印相当(当事者型)」と「認め印相当(立会人型)」を使い分けられるため、NDAから重要度の高い不動産・金融関連の契約まで、これ1つで完結できる汎用性の高さが強みです。

取引先の操作負担極めて低い。 アカウント不要。メールのURLから数クリックで完了。
契約書の管理範囲標準〜高。 閲覧制限・詳細検索・他社PDFの一括管理に対応。
署名方式・安心感ハイブリッド型。 認印レベル〜実印レベルまで契約重要度で選べる。
料金9,680円〜 / 月

ムスビサイン(株式会社メカニズム)

ムスビサインは株式会社メカニズムが提供する、中小企業・個人事業主に照準を合わせた低価格の電子契約サービスです。操作はPDFをアップロード→ハンコ枠を配置→送信の3ステップで、最短3分。受領者はアカウント登録なしでメールのリンクから署名できるため、契約に不慣れな取引先や現場メンバーでも迷いません。

料金は月額3,000円に50件分の送信料が含まれ、超過分も1件110円という設定です。月額1〜4万円がボリュームゾーンの電子契約システムの中では頭ひとつ抜けた安さで、毎月3件まで送れる無料プランもあるため、稟議を通す前に実際の契約で試せます。最低利用期間がなくいつでも解約できる点も、初導入のハードルを下げています。

もうひとつユニークなのが「サーバーに契約書を残さない」設計です。フリー・スタータープランでは締結後の契約書PDFを1週間で自動削除し、原本は自社の手元で管理する前提となっています。締結証明書と送信ログは7年間残るため証跡は確保されており、「クラウドに契約書を置きたくない」という企業におすすめです。

取引先の操作負担極めて低い。 アカウント登録不要。メールのリンクから署名するだけで完結。
契約書の管理範囲限定的。 標準プランは締結後1週間で自動削除。ビジネスプランで7年保管・全文検索・タグ整理に対応。
署名方式・安心感立会人型。 AATL証明書と総務大臣認定タイムスタンプを付与し、電子署名法第3条に対応。
料金3,000円〜 / 月(フリープランあり)

KANBEI SIGN

引用:KANBEI SIGN

KANBEI SIGNは「まずは身近なNDA(秘密保持契約)から試したい」という企業に最適な、スモールスタート特化型です。フリープランでも電子帳簿保存法に対応した形式で保管できるため、法対応を名目にテスト導入がしやすいのがメリットです。

また、締結済みの書類をPDFとしてダウンロードする際に、タイムスタンプの有効性を一括検証できる機能があり、監査対応時の手間も考慮されています。

ユニークなのは「グループ管理機能」で、部署ごとに契約書を分けて管理できるため、小規模ながらも「総務に見られたくない人事の契約」などを分けるといった運用が可能です。

取引先の操作負担低い。 会員登録不要。メールの認証コードを入力するだけの最短フロー。
契約書の管理範囲限定的。 基本保管・検索。上位プランで階層管理や権限の細分化が可能。
署名方式・安心感立会人型。 世界的認証機関のタイムスタンプを使用。通信は全暗号化。
料金2,200円〜 / 月(フリープランあり)

eformsign

引用:eformsign

eformsignは契約締結だけではなく、紙の「申込書」や「アンケート」をそのままデジタル化することに長けています。

ExcelやWordをそのままアップロードするだけで、入力可能な「フォーム(空欄)」を自動生成してくれます。相手に名前や住所を入力してもらい、そのデータを自動で抽出して管理することができるため、署名後のデータ入力作業がゼロになります。

また、SMS(ショートメッセージ)での送付機能も標準搭載されており、メールをあまり見ない相手に対しても確実に契約依頼を届けることができます。BtoC(個人向け)の多量な申し込みや、アルバイトの入社手続きなど、署名と同時に「情報の回収」が必要なシーンで圧倒的な効率を誇ります。

取引先の操作負担極小。 ワンクリック同意対応。手書きサインも紙のような書き心地。
契約書の管理範囲柔軟。 入力内容を自動集計しExcel出力。データ活用に強い設計。
署名方式・安心感立会人型。 国際規格ISO準拠。デバイス情報を含む詳細な監査ログ発行。
料金100円〜 / 件(無料トライアルあり)

【スモールスタート型】の電子契約システム

次に、スモールスタート型の電子契約システムを紹介します。

Shachihata Cloud

引用:Shachihata Cloud

Shachihata Cloudは、印鑑のトップブランドであるシヤチハタが提供する、日本独自の商習慣に最も寄り添ったシステムです。

特徴は、PC上で「いつもの認め印や役職印」を文書の好きな場所に捺印できる操作感にあります。電子契約への移行で最もハードルとなる「社内の反発」を、紙と同じ感覚のUI(ユーザーインターフェース)によって最小限に抑えられます。

また、回覧板のように複数の部署を順番に回す「承認フロー」の設定が非常に直感的で、複雑な設定なしに日本の決裁ルートを再現できる点が選ばれる理由です。

取引先の操作負担低い。 相手方は受信一覧から内容を確認し、自分の印影を選んで捺印するだけ。
契約書の管理範囲標準的。 フォルダ管理や検索に加え、送信前の社内回覧・承認状況の可視化に強い。
署名方式・安心感立会人型。 シヤチハタ独自の捺印ログとタイムスタンプで、いつ誰が押したか証明。
料金1,200円〜 / 月(無料トライアルあり)

サインタイム

引用:サインタイム

サインタイムは「導入に時間をかけたくない」「マニュアルなしですぐに使いたい」という現場の声を形にした、スピード感重視のサービスです。

設定項目が整理されており、PDFをアップロードしてから送信するまでのステップが極めて短いため、事務作業のストレスを劇的に軽減します。特に、署名が必要な箇所をドラッグ&ドロップで指定する際のレスポンスが良く、初めての人でも迷うことがありません。

ライトプランでも月50件までの送信料が含まれているため、月々のコストが固定されやすく、予算管理がしやすい点も中小企業に支持されています。

取引先の操作負担非常に低い。 迷わせないシンプルな署名画面。英語UIにも標準対応し、操作ミスを防ぐ。
契約書の管理範囲シンプル。 タグ付け保存、有効期限アラートなど、契約管理に必要な基本機能を網羅。
署名方式・安心感立会人型。 世界的な認証機関の証明書を使用。通信・保管ともに最高水準の暗号化。
料金7,880円〜 / 月

Great Sign

引用:Great Sign

Great Signは、コストパフォーマンスを最優先しつつ、法的な信頼性も確保したい欲張りなニーズに応えるシステムです。

プランがシンプルに設計されており、導入時にありがちな「どのオプションが必要か」という悩みが生じません。送信件数に応じた従量課金が他社より低めに設定されているため、契約件数が毎月変動する企業でも無駄なく運用できます。

また、弁護士監修のもと開発されており、法的な安心感と使い勝手のバランスが取れているため、法務部門がいない小規模組織でも安心してスタートできます。

取引先の操作負担低い。 メール内のリンクからワンストップで締結可能。アカウント作成の手間は一切なし。
契約書の管理範囲標準的。 契約書の一覧表示、検索、保管期限の管理など、管理台帳としての役割も果たす。
署名方式・安心感立会人型。 認定タイムスタンプを標準付与。非改ざん性を公的に証明する仕組みを完備。
料金11,000円〜 / 月

WAN-Sign

引用:WAN-Sign

WAN-Signは、物流とデータ管理のプロであるNXワンビシアーカイブズが提供する、信頼性と拡張性を両立したシステムです。

スモールスタート型でありながら、将来的に「当事者型(実印レベル)」の署名が必要になった際も同じ画面で対応できるため、ビジネスの成長に合わせて機能を拡張できるのが強みです。

また、金融機関でも採用されるほどセキュリティ基準が高く、重要書類の扱いを知り尽くした企業ならではの厳格なログ管理体制が整っています。内部統制を意識しつつ、まずは手軽なところから始めたい成長企業に最適です。

取引先の操作負担低い。 直感的なWEB署名方式。相手方はブラウザのみで、スマホからも安全に署名可能。
契約書の管理範囲高。 期限管理や検索はもちろん、機密性の高い文書を特定の人だけに見せる権限管理が強固。
署名方式・安心感ハイブリッド対応。 立会人型と当事者型を1つの文書内で併用できる「ハイブリッド署名」が可能。
料金300円 / 件

【トータル管理型】の電子契約システム

次に、トータル管理型の電子契約システムを紹介します。

マネーフォワード クラウド契約

引用:マネーフォワード クラウド契約

マネーフォワードシリーズの強みを活かし、契約情報を「点」ではなく「線」で捉えるシステムです。締結した契約データが、同シリーズの会計や経費、債務支払システムとシームレスに連携するため、契約内容に基づいた正確な支払処理や仕訳が自動で行えるようになります。

また、ワークフロー機能(社内承認)が非常に強力で、企業の規模に応じた複雑な決裁ルートも柔軟に設定可能です。

さらに、紙の契約書をスキャンしてアップロードするだけで、AIが契約相手や期間を自動抽出してデータ化する機能も備わっています。契約締結後のデータ入力の手間を省き、バックオフィス全体の業務フローを劇的に効率化したい企業に選ばれています。

取引先の操作負担低い。 アカウント不要、ブラウザ完結。スマホからもスムーズな署名が可能。
契約書の管理範囲極めて高い。 シリーズ製品間でデータを共有。支払管理や従業員情報と紐付け可能。
署名方式・安心感立会人型。 電子帳簿保存法に対応。全ての操作履歴を監査ログとして厳格に記録。
料金2,480円〜 / 月

クラウドサイン

引用:クラウドサイン

クラウドサインは、国内で最も利用されているサービスだからこその「使いやすさ」と「管理のしやすさ」が最大の特徴です。契約書の送付から締結、その後の保管までが完全に自動化されており、手作業でのファイル名変更やフォルダ仕分けの必要がありません。

また、API連携実績が豊富で、SalesforceなどのCRMと連動させることで「受注と同時に契約書発行」といった高度な運用も可能です。企業ガバナンスを重視した権限設定や、過去の契約書を一括インポートしてデジタル管理台帳を作る機能など、法務の実務に寄り添った設計がなされています。

導入後の活用を支援するカスタマーサクセス体制も非常に充実しており、社内定着まで手厚いサポートが受けられるのも強みです。

取引先の操作負担極めて低い。 国内シェアが高いため、相手方が操作に慣れていることが多く、導入が極めてスムーズ。
契約書の管理範囲高。 検索、期限管理、権限設定が充実。過去の紙の契約書のスキャン・取り込みにも対応。
署名方式・安心感立会人型。 弁護士ドットコム監修による高い信頼性。裁判での証拠力を意識した設計。
料金11,000円〜 / 月(フリープランあり)

BtoBプラットフォーム 契約書

引用:BtoBプラットフォーム 契約書

インフォマート社が提供する、国内最大級のBtoB電子商取引プラットフォームの一部です。最大の特徴は、同社が展開する「受発注」や「請求書」システムと同一の基盤で契約管理ができる点にあり、取引先が既にプラットフォームを利用していれば、IDを紐付けるだけでスムーズに導入が進みます。

また、契約の締結だけでなく、社内稟議の進捗管理や、過去の紙の契約書のデータ化代行サービスなども充実しており、アナログな管理からの完全脱却を強力に支援します。

さらに、ワークフロー機能が非常に細かく設定できるため、多層的な承認ルートを持つ大規模組織のガバナンス強化にも最適です。

取引先の操作負担標準。 プラットフォーム利用企業間なら、ログインするだけで承認・締結が可能。
契約書の管理範囲極めて高い。 受発注・請求データと紐付けた一元管理が可能。全社的な取引を可視化。
署名方式・安心感立会人型。 電子署名法および電帳法に完全対応。厳格な認証ログで改ざんを防止。
料金10,000円〜 / 月

LegalForce キャビネ

引用:LegalForce キャビネ

LegalForce キャビネは、AI契約審査で有名なLegalForceが提供する、テクノロジーを駆使した管理システムです。一番の特徴は、AIが契約書内の項目(契約当事者、有効期間、自動更新の有無など)を自動で読み取り、管理台帳に登録してくれる点にあります。

この機能により、手入力による転記ミスや登録漏れを物理的に防ぐことができ、膨大な数の契約を抱える法務部でも精度の高い管理が可能です。

また、リスクの高い条文が含まれていないかのチェック機能とも親和性が高く、契約を「締結する」だけでなく、その内容が自社にとって適切かどうかを常に監視し続けられる体制を構築できます。締結後の契約書からリスクが潜む条文を横断的に検索できる機能もあり、法改正時などの一斉対応も迅速に行えます。

取引先の操作負担低い。 標準的なブラウザ署名方式。メール認証のみで安全かつ迅速に締結完了。
契約書の管理範囲極めて高い。 AIが項目を自動抽出。更新期限の漏れを徹底的に防ぐ通知機能。
署名方式・安心感立会人型。 タイムスタンプに加え、厳格なログイン認証で本人性を担保。
料金要問い合わせ

【グローバル対応型】の電子契約システム

最後に、グローバル対応型の電子契約システムを紹介します。

DocuSign

引用:DocuSign

DocuSignは、世界180カ国以上、100万社を超える導入実績を持つ、電子契約システムです。特徴は、署名者が使うインターフェースが44言語に対応している点で、海外の取引先に対しても現地の言葉で混乱なく署名を依頼できます。

また、米国法や欧州のeIDAS規則など、各国の厳格な法規制に準拠しているため、クロスボーダー(国境を越えた)契約において最もトラブルが少ないサービスと言えます。

さらに、世界中の主要なCRMやERP(SAP、Oracle、Salesforceなど)と連携できるため、グローバル展開する大企業の基幹システムにも容易に組み込むことが可能です。

取引先の操作負担極めて低い。 世界的な知名度により、海外企業が操作に慣れている。44言語に対応。
契約書の管理範囲高い。 複雑な署名順序の設定や、多国籍なチーム間での権限管理機能が非常に強力。
署名方式・安心感国際基準。 各国の電子署名法に準拠。最高水準の監査トレイル(履歴)を発行。
料金1,333円〜 / 月

Adobe Acrobat Sign

引用:Adobe Acrobat Sign

Adobe Acrobat Signは、PDFの生みの親であるAdobeが提供するサービスで、Microsoft 365やGoogle Workspaceなど、日常的に使うビジネスツールとの深い連携が強みです。

世界中どこでも使われているAcrobat上で契約業務を完結できるため、PDFの作成・編集から署名依頼までを一つの流れでスムーズに行えます。署名者向けUIは34言語、管理者向けUIも20言語以上に対応しており、海外拠点を持つ企業が現地スタッフと共同で管理運用する際もストレスがありません。

また、主要なグローバルベンダーとのパートナーシップにより、既存のIT環境を変えずに最高レベルのセキュリティを導入できる点も評価されています。

取引先の操作負担極めて低い。 使い慣れたPDF閲覧ソフトの延長で署名可能。モバイル署名も非常に直感的。
契約書の管理範囲高い。 Microsoft製品(Teams、Outlook等)内でのステータス確認や管理が容易。
署名方式・安心感国際基準。 厳格なクラウド署名コンソーシアム(CSC)に準拠。法的な証拠力は世界水準。
料金1,848円〜 / 月

ContractS

引用:ContractS

ContractSは、日本独自の複雑な社内決裁プロセスと、海外取引で求められるスピード感を両立させる契約管理システムです。

英語・中国語への対応はもちろん、契約のドラフト作成から交渉、締結、その後の更新管理までを一元化できるため、海外との時差や言語の壁がある中での「今どうなっているか」を可視化することに長けています。

特に、英文契約書特有の管理項目をカスタマイズして登録できるため、海外取引におけるリスク管理を強化したい日本企業の法務部門に支持されています。APIを活用して、海外拠点が利用するSalesforce等のデータと日本本社の管理台帳を自動で同期させるような運用も得意としています。

取引先の操作負担低い。 日本語・英語・中国語に対応した署名画面。海外取引先向けの案内もスムーズ。
契約書の管理範囲最高水準。 交渉履歴を含めたライフサイクル管理。海外CRMとのデータ連携も可能。
署名方式・安心感立会人型。 国内外の法規制に準拠。タイムスタンプと署名ログで高い証拠力を担保。
料金要問い合わせ

freeeサイン

引用:freeeサイン

freeeサインは、国内向けの使いやすさを維持しつつ、多言語テンプレートや英語UIといった「海外対応」機能をバランス良く備えたサービスです。

多言語テンプレート機能を活用すれば、日本語と英語を併記した契約書の作成・送付が簡単に行えるため、海外企業との直接取引が始まったばかりの企業でも、法務コストを抑えながら対応できます。

また、弁護士監修のシステムとして、海外法との整合性も考慮されており、シンプルながらも国際的な商取引に耐えうる信頼性を確保しています。将来的にはfreeeシリーズの会計・人事労務システムとの連携も見込めるため、海外拠点を含めたグループ全体のガバナンスを段階的に強化したい企業に最適です。

取引先の操作負担低い。 英語UIへの切り替えが可能。海外の署名者も迷わず手続きできるフローを提供。
契約書の管理範囲標準〜高。 多言語でのテンプレート管理や、契約ステータスの一元管理に強い。
署名方式・安心感立会人型。 弁護士監修。電子署名法に基づいた国内最高水準の法的有効性を確保。
料金5,980円〜 / 月(フリープランあり)

まとめ

電子契約システムの導入は、単に「印紙代を削るツール」を入れることではなく、「契約締結のスピードを上げ、法務リスクを可視化し、社内の意思決定をデジタル化する」という、攻めと守りのバックオフィス改革そのものです。

今回ご紹介した16選は、それぞれ強みが異なります。

  • 取引先への配慮を最優先するなら「締結シンプル型」
  • 低コスト・低リスクで始めたいなら「スモールスタート型」
  • 契約書の資産化と管理を徹底したいなら「トータル管理型」
  • 海外企業との取引が前提なら「グローバル対応型」

まずは自社が「誰と(取引先)」「どんな頻度で」「どこまで(管理範囲)」契約を行うのか、一番の課題を明確にしましょう。その上で、気になるサービスを2〜3社に絞り、「無料トライアル」で実際に契約書を送ってみてください。

取引先から「これなら楽ですね」という言葉が返ってくるか、自社の管理画面が使いやすいか。それを肌で感じることが、導入に失敗しない唯一の近道です。

一方で、「そもそも契約書の作成や内容確認に時間がかかっていて、ツールだけでは限界を感じている」という場合は、契約書の作成そのものを外部に任せるという選択肢もあります。契約書作成代行の種類や選び方については、以下の記事で詳しく解説しているので、合わせて参考にしてみてください。

関連記事:契約書作成代行10選一覧。依頼前に押さえるべき3つの注意点もご紹介

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