アルコールチェックアプリ14選比較。管理範囲で4種類に分類しておすすめを紹介
2023年12月の道路交通法施行規則の改正により、白ナンバー事業者(自動車5台以上、または乗車定員11名以上の車を1台以上使用する事業所)にも、アルコール検知器を使ったチェックと記録の1年間保存が義務づけられました。
しかし、いざ対応しようとすると、 「紙やExcelでの記録管理が現場の負担になっている」 「直行直帰や出張が多く、対面での確認が難しい」 「アプリが多すぎて、自社にどれが合うのか判断できない」 といった悩みを抱える企業は少なくありません。
アルコールチェックアプリは一見どれも同じに見えますが、実際は「アルコール記録だけができれば十分」なものから、「社用車の運行管理や点呼業務までまとめて効率化できる」ものまで、カバーする管理範囲が大きく異なります。
本記事では、アルコールチェックアプリを「管理したい範囲」を軸に4つのタイプに分類し、おすすめの14サービスを紹介します。記事内の診断ツールを使えば、自社に最適なタイプを1分で確認できます。
アルコールチェックアプリとは
アルコールチェックアプリとは、スマートフォンやタブレットとアルコール検知器を連携させ、酒気帯びの確認結果を自動で記録・クラウド保存できるツールです。
従来は、検知器で測った数値を紙の点呼記録簿やExcelに手入力し、確認者が押印して1年間保管する運用が一般的でした。この方法では記入漏れや改ざんのリスクがあり、多拠点になるほど管理者の集計負担も大きくなります。
アルコールチェックアプリを使えば、測定結果・測定日時・確認者・車両情報・顔写真などが自動でクラウドに記録され、法令で求められる項目を漏れなく残せます。検索や帳票出力もすぐに行えるため、義務化対応にかかる手間を大幅に削減できます。
アプリとサービスの違い
「アプリ」と「サービス」は近い意味で使われますが、カバーする範囲に差があります。アプリ単体は測定結果の記録・入力が中心である一方、サービスと呼ばれるものは、管理者用ダッシュボード・レポート出力・車両管理・点呼機能などまで含むケースが一般的です。
自社が「記録だけ」で十分なのか、「運行管理や点呼まで」求めるのかによって、選ぶべき製品が変わります。本記事ではこの違いを踏まえ、管理範囲ごとにタイプを分けて紹介します。
安全運転管理者の業務は、アルコールチェック以外にも勤怠や労務の管理と密接に関わります。労務まわりの仕組みを合わせて整えたい方は、以下の比較記事も参考にしてください。
関連記事:労務管理システムおすすめ16選比較。費用相場から課題別の選び方まで解説
アルコールチェックアプリでできること
アルコールチェックアプリは、単に測定結果を記録するだけでなく、管理業務全体の効率化やなりすまし防止まで支援します。主な機能は以下の通りです。
| 検知結果の自動記録 | 検知器とBluetooth連携し、測定値・日時をアプリへ自動入力。手入力ミスを防止 |
| クラウド保存・帳票出力 | 法令で必要な項目を1年以上クラウド保存。CSV・帳票での出力にも対応 |
| なりすまし防止 | 測定時の顔写真撮影・AI顔認証・ワンタイムパスワードで本人確認を徹底 |
| 遠隔・ビデオ点呼 | ビデオ通話で表情・声色を確認。直行直帰や多拠点の確認に対応 |
| 車両・運行管理 | 運転日報・走行データ・車両予約・鍵管理などを一元管理(一体型の場合) |
| アラート通知 | 酒気帯び検知時に管理者へメール等で自動通知し、即時対応を支援 |
これらの機能をどこまで備えるかは製品によって異なります。アルコール記録に特化したシンプルな製品もあれば、車両管理や点呼業務まで統合した製品もあります。次章以降で、費用相場と選定ポイントを整理していきます。
アルコールチェックアプリの費用相場
アルコールチェックアプリの費用は、料金体系の違いによって大きく変わります。主に「利用人数で課金するID課金型」「社用車の台数で課金する車両台数課金型」「検知器レンタルを含むパック型」「運行回数に応じた定額・従量型」の4つに分かれます。
以下は、代表的な料金体系ごとの目安をまとめた表です。
| 料金体系 | 初期費用の目安 | 月額の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ID(利用者)課金型 | 0〜15,000円程度 | 1人あたり 300〜1,200円 | 利用人数分だけ課金。 小〜中規模向けで導入しやすい |
| 車両台数課金型 | 0〜100,000円程度 | 1台あたり 750円〜 | 社用車の台数で課金。 車両管理一体型に多い |
| 検知器込みパック型 | 0円 | 1人あたり 1,000〜1,400円程度 | 検知器レンタル込み。 買い替え・故障対応の手間が不要 |
| 定額・従量選択型 | 0円〜 | 運行回数により変動 (要問い合わせ) | 運行にばらつきがある現場で コストを最適化しやすい |
ID課金型は、たとえばシャープの「スリーゼロ」が月額300円(税抜)〜、ナビッピドットコムの「アルレポ」が月額500円(税抜)/ユーザーなど、1人あたり数百円台から始められるのが特徴です。ドライバー数が限られている企業や、まず低コストで義務化に対応したい企業に向いています。
車両台数課金型は、社用車の台数を基準に課金するため、1台を複数人で共有する現場に向いています。運転日報や車両予約と一体で管理できる製品が多く、車両管理まで効率化したい企業に適しています。
検知器込みパック型は、アイリスオーヤマの「ALPiT」のように月額料金に検知器レンタル代が含まれ、初期費用0円で導入できるタイプです。検知器の買い替えや故障時の交換もサービス側で対応されるため、機器管理の負担を抑えられます。
初期費用は0円の製品が多い一方、事業所単位で数千円〜1万5千円程度、法人単位で10万円程度かかる製品もあります。検知器を別途購入するか、レンタルに含めるかでも総額は変わるため、「月額×利用規模+初期費用+検知器代」を合算して比較することが大切です。多くのサービスは無料トライアルを用意しているため、まず試用して現場の使い勝手を確認するとよいでしょう。
アルコールチェックアプリを選ぶ際に確認すべき5つの比較ポイント
アルコールチェックアプリはどれも同じではありません。自社の運用に合わない製品を選ぶと、かえって現場の負担が増えてしまいます。以下の5つのポイントで比較しましょう。
- 対応する働き方(直行直帰・多拠点への対応)
- なりすまし・不正防止機能
- 車両管理・点呼業務との連携範囲
- 手持ち検知器への対応・対応機種数
- 料金体系と自社規模との相性
1. 対応する働き方(直行直帰・多拠点への対応)
まず確認したいのが、自社の働き方に合うかどうかです。オフィスや事業所での対面確認が中心なら据え置き型でも問題ありませんが、直行直帰や出張、在宅勤務が多い場合は、スマートフォンからどこでも測定・報告できる仕組みが欠かせません。
拠点が複数ある企業では、各拠点の状況を管理者が一元的に把握できるかも重要です。モバイルアプリやビデオ点呼に対応した製品を選ぶことで、多様な働き方でも確実にチェック体制を維持できます。
2. なりすまし・不正防止機能
アルコールチェックは、本人が正しく測定して初めて意味を持ちます。別人が代わりに測定する「なりすまし」を防ぐ仕組みがあるかを確認しましょう。
具体的には、測定時の顔写真撮影、AI顔認証、ワンタイムパスワードによる本人確認などが有効です。特に対面確認が難しい遠隔運用では、この機能の有無が記録の信頼性を大きく左右します。
3. 車両管理・点呼業務との連携範囲
アルコールチェックだけでなく、運転日報・走行データ・車両予約・点呼記録まで一元管理したい場合は、連携範囲の広さを確認します。バラバラのツールで管理すると転記の手間が発生し、かえって非効率になりがちです。
運送業など点呼が法的に義務づけられている事業者は、IT点呼や自動点呼の制度要件に対応しているかも必ずチェックしましょう。管理範囲が広い製品ほど、業務全体の効率化につながります。
4. 手持ち検知器への対応・対応機種数
すでにアルコール検知器を導入している場合は、その検知器をそのまま使えるかが導入コストを左右します。対応機種数が多い製品ほど、既存設備を活かして初期費用を抑えられます。
一方、検知器を持っていない、あるいは買い替えを検討している企業は、検知器レンタルが月額に含まれるパック型を選ぶと、機器の管理負担を減らせます。自社の状況に合わせて選びましょう。
5. 料金体系と自社規模との相性
前章で触れた通り、料金体系は「利用人数」「車両台数」「運行回数」など製品によって基準が異なります。自社のドライバー数・社用車台数・運行頻度に照らして、最も無駄が出にくい体系を選ぶことが大切です。
たとえば、1台を多人数で共有するなら車両台数課金型、利用者が固定的ならID課金型が割安になりやすい傾向があります。運行にばらつきがある現場なら、定額と従量を選べる製品が適しています。
アルコールチェックアプリの選び方
ここまで見てきた通り、アルコールチェックアプリは「どこまでの範囲を管理したいか」によって最適な製品が変わります。本記事では、管理したい範囲と働き方を軸に、アプリを4つのタイプに分類しました。
自社がどのタイプに当てはまるかを意識しながら読み進めてみてください。
- アルコールチェック特化型(まず低コスト・シンプルに義務化対応したい場合)
- 車両管理一体型(社用車の走行データ・運転日報・鍵管理まで一元化したい場合)
- 点呼・IT点呼一体型(緑ナンバー/運送業で法定の点呼まで効率化したい場合)
- 直行直帰・遠隔対応型(直行直帰・多拠点で遠隔+顔認証の確認体制がほしい場合)
まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。
8つの質問に答えてください。回答が終わると、自社の目的に最適なアルコールチェックアプリのタイプが診断されます。
Q1 / 導入の主目的
アプリ導入の目的として、どちらに近いですか?
Q2 / 管理したい範囲
管理したい範囲として、どちらに近いですか?
Q3 / 点呼業務
点呼業務について、どちらに近いですか?
Q4 / 働き方
社員の働き方として、どちらに近いですか?
Q5 / 業態
自社の業態として、どちらに近いですか?
Q6 / なりすまし防止
本人確認について、どちらを重視しますか?
Q7 / 車両・鍵の管理
車両や鍵の管理について、どちらに近いですか?
Q8 / 遠隔確認の頻度
遠隔での確認の必要性として、どちらに近いですか?
1. アルコールチェック特化型(まず低コスト・シンプルに義務化対応したい場合)
アルコールチェック特化型は、酒気帯びの記録とクラウド保存に機能を絞ったタイプです。操作がシンプルで、月額数百円台から導入できるものが多く、まず義務化に最低限のコストで対応したい企業に向いています。
車両管理や点呼といった付加機能は絞られていますが、その分だれでも迷わず使え、導入もスピーディです。ドライバー数が限られている企業や、既存の検知器をそのまま活かしたい企業にとって、最初の一歩として選ばれやすいタイプです。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- とにかく低コストで義務化対応を済ませたい
- 操作がシンプルで現場が迷わないアプリがよい
- 手持ちの検知器を活かして初期費用を抑えたい
2. 車両管理一体型(社用車の走行データ・運転日報まで一元化したい場合)
車両管理一体型は、アルコールチェックに加えて、運転日報・走行データ・車両予約・鍵管理などを一つの仕組みで扱えるタイプです。社用車の運行そのものを効率化したい企業に適しています。
酒気帯び記録と走行データを自動で紐づけられるため、チェックの徹底と管理業務の削減を同時に実現できます。社用車を多く保有する企業や、車両管理をペーパーレス化したい企業に向いています。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 社用車の運転日報・走行データもまとめて管理したい
- 車両予約や鍵の管理までデジタル化したい
- アルコール記録と運行データを自動で紐づけたい
3. 点呼・IT点呼一体型(緑ナンバー/運送業で法定の点呼まで効率化したい場合)
点呼・IT点呼一体型は、アルコールチェックと法定の点呼業務を一体で行えるタイプです。運送業(緑ナンバー)などで求められるIT点呼・遠隔点呼・自動点呼の制度要件に対応しています。
顔認証や免許証リーダー、点呼動画の記録など、点呼の信頼性を担保する機能が充実しているのが特徴です。点呼記録のデジタル保存義務がある事業者や、点呼業務そのものの負担を減らしたい企業に向いています。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 運送業などで法定の点呼義務がある
- IT点呼・自動点呼の制度要件に対応したい
- 点呼記録のデジタル化で管理負担を減らしたい
4. 直行直帰・遠隔対応型(直行直帰・多拠点で遠隔+顔認証の確認体制がほしい場合)
直行直帰・遠隔対応型は、対面での確認が難しい働き方に特化したタイプです。スマートフォンからどこでも測定・報告でき、AI顔認証やビデオ点呼で遠隔でも確実に本人確認ができます。
直行直帰や出張、在宅勤務が多い企業や、拠点が複数に分かれている企業に向いています。GPS位置情報やアラート通知など、遠隔でもリアルタイムに状況を把握できる機能が充実しています。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 直行直帰や出張が多く対面確認が難しい
- 多拠点の状況を管理者が一元的に把握したい
- AI顔認証やビデオ点呼で遠隔の信頼性を確保したい
勤怠管理と連携させると、アルコールチェックと同時に打刻や位置情報の登録まで自動化できます。勤怠側の仕組みも見直したい方は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:勤怠管理システムおすすめ17選比較。導入費用や課題別の選び方を解説
アルコールチェックアプリ一覧比較表
以下は、本記事で紹介するアルコールチェックアプリの一覧比較表です。
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
スリーゼロ | 初期15,000円/月額300円〜 | アルコールチェック特化型 | 130機種以上の検知器に対応。AI顔認証で本人確認も自動化 | |
ALPiT | 初期0円/月額1,078円〜(検知器込み) | アルコールチェック特化型 | 検知器レンタル込みで機器管理が不要。無料トライアルあり | |
アルレポ | 月額500円/ユーザー | アルコールチェック特化型 | 顔認証・CSV出力に対応した低コストな記録特化型 | |
どらレポ-L | 初期0円/月額2,200〜8,800円 | アルコールチェック特化型 | 使い慣れたLINEで完結。専用アプリのインストール不要 | |
アルキラーNEX | 要問い合わせ | 車両管理一体型 | 白ナンバー向けシェアNo.1。走行管理・ビデオ点呼まで対応 | |
SmartDrive Alcohol Check | 実質1,050円/月/本〜 | 車両管理一体型 | 走行データと酒気帯び記録を自動照合しチェックを徹底 | |
Bqey | 車両台数課金(要問い合わせ) | 車両管理一体型 | 鍵管理・車両点検・運転日報まで社用車管理を丸ごと対応 | |
ビークルアシスト | 要問い合わせ | 車両管理一体型 | 動態管理・安全運転診断に強いパイオニアの車両管理 | |
e点呼PRO | 要問い合わせ | 点呼・IT点呼一体型 | 顔認証・免許証リーダー対応。IT点呼・遠隔点呼に対応 | |
Cagou IT点呼 for 白ナンバー | 要問い合わせ | 点呼・IT点呼一体型 | ビデオ通話での状況確認となりすまし防止に対応 | |
デジタル点呼マネージャー・スマート | 要問い合わせ | 点呼・IT点呼一体型 | 白ナンバー特化。組織変更にも柔軟に対応 | |
あさレポ | 初期0円/定額・従量から選択 | 直行直帰・遠隔対応型 | AI顔認証+GPS。ビデオ点呼・多言語対応で分散運用に強い | |
D-Drive | 要問い合わせ | 直行直帰・遠隔対応型 | 直行直帰・出張時の運用に特化した安全運転支援 | |
LINKEETH ALC CHECK | 月額660円/ID〜 | 直行直帰・遠隔対応型 | 高精度検知とリアルタイム点呼。検知時はアラート通知 |
【アルコールチェック特化型】でおすすめのアルコールチェックアプリ
はじめに、アルコールチェックの記録・保存に特化したタイプのアプリを紹介します。
スリーゼロ

130機種以上の検知器に対応する、コスパ重視のアルコールチェック管理サービスです。シャープ株式会社が提供し、現在使っている検知器をそのまま活用して導入できるため、機器を買い替える必要がありません。
AIによる顔認証機能を搭載しており、チェック実行時に自動で顔写真を撮影し、本人確認と記録の紐づけ、承認までを自動で完了します。管理者の確認作業を大幅に減らせるのが強みです。
道路交通法で義務づけられた1年間の記録保存もクラウド上で自動化され、日付ごと・ドライバーごとに整理していつでも検索・出力できます。
| 対応する働き方 | スマホ対応でオフィス・外出先どちらも可 |
| なりすまし防止 | AI顔認証・顔写真自動撮影 |
| 車両・運行/点呼連携 | 車両運用・点呼業務の管理にも対応 |
| 検知器対応 | 130機種以上に対応 |
| 料金目安 | 初期15,000円(税抜)/事務所、月額300円(税抜)〜 |
ALPiT

検知器レンタル込みで初期費用0円から導入できる、機器管理いらずのクラウド管理サービスです。アイリスオーヤマが提供し、月額料金にアルコールチェッカー代が含まれているため、検知器の購入や買い替えの手間がかかりません。
アルコールチェックの自動化と一元管理により、安全運転管理者の業務負担を軽減します。検知器の故障や交換もサービス側で対応されるため、機器管理のリソースを割けない企業でも安心です。
2週間の無料トライアルが用意されており、導入前に現場での使い勝手を確認できます。
| 対応する働き方 | スマホで測定・報告が可能 |
| なりすまし防止 | 記録・写真による確認に対応 |
| 車両・運行/点呼連携 | アルコールチェックの一元管理に特化 |
| 検知器対応 | 検知器レンタル込みプランを提供 |
| 料金目安 | 初期0円、月額1,380円(税込)〜(検知器込み・2年プラン) |
アルレポ

直感的な操作でスピーディに報告が完了する、記録特化型のアルコールチェック管理サービスです。ナビッピドットコム株式会社が提供し、月額500円(税抜)/ユーザーという低コストで導入できます。
顔認証による本人確認に対応し、検知器の使用期限・測定回数・最終使用者などの管理も行えます。報告作成の一元化やCSV出力にも対応しており、記録・集計の手間を削減できます。
Bluetooth対応検知器をはじめ多様な機種に対応しているため、既存の検知器を活かした導入がしやすいのも特徴です。
| 対応する働き方 | スマホ対応で外出先でも報告可 |
| なりすまし防止 | 顔認証による本人確認 |
| 車両・運行/点呼連携 | 検知器管理・車両管理に対応 |
| 検知器対応 | Bluetooth対応検知器など幅広く対応 |
| 料金目安 | 月額500円(税抜)/ユーザー |
どらレポ-L

使い慣れたLINEだけでアルコールチェック管理が完結する、導入ハードルの低いサービスです。株式会社カーネル・ソフト・エンジニアリングが提供し、LINEで友だち追加するだけで設定が完了します。
LINEの自動応答に従って操作できるため、専用アプリのインストールや複雑な操作が不要です。アルコール計測記録だけでなく、運転前後の運行記録にも対応しています。
手持ちのアルコール検知器を活用して導入できるため、設備投資を抑えられます。ITツールに不慣れな現場でも定着しやすいのが強みです。
| 対応する働き方 | LINEでどこからでも報告可 |
| なりすまし防止 | 記録による確認に対応 |
| 車両・運行/点呼連携 | 運行記録の管理に対応 |
| 検知器対応 | 手持ちの検知器を活用可能 |
| 料金目安 | 初期0円、月額2,200〜8,800円(台数により変動) |
【車両管理一体型】でおすすめのアルコールチェックアプリ
次に、社用車の運行管理までまとめて効率化できるタイプのアプリを紹介します。
アルキラーNEX

白ナンバー向けアルコールチェックシステムでシェアNo.1の、車両管理まで対応する定番サービスです。株式会社パイ・アールが提供し、アルキラーシリーズの導入社数は5,200社を突破しています。
アルコールチェックの結果だけでなく、社員情報・検知中の顔写真・利用車両などを紐づけて一元管理でき、管理者の負担を軽減します。オプションで走行ルートの自動取得や運転日報の自動生成にも対応します。
不正防止として、AI顔認証とワンタイムパスワードの2種類の認証機能を搭載し、本人確認を徹底します。ビデオ点呼機能では最大9人の同時接続が可能で、遠隔地での点呼にも対応します。
| 対応する働き方 | モバイル型・据え置き型を選択可 |
| なりすまし防止 | AI顔認証+ワンタイムパスワード |
| 車両・運行/点呼連携 | 走行ルート取得・運転日報・ビデオ点呼に対応 |
| 検知器対応 | 燃料電池式センサーの専用検知器 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
SmartDrive Alcohol Check

走行データと酒気帯び記録を自動照合し、チェックの徹底を実現する車両管理サービスです。株式会社スマートドライブが提供し、推奨検知器の場合は検知器と併せて実質1,050円(月額)/本で利用できます。
運転前後のアルコールチェック記録と実際の走行データを突き合わせることで、「測定していない運転」を可視化し、記録漏れを防ぎます。車両の稼働状況や運転の傾向も一元的に把握できます。
車両管理システムとしての機能が充実しているため、アルコールチェックと社用車運用の効率化を同時に進めたい企業に適しています。
| 対応する働き方 | スマホ対応で外出先の測定も可 |
| なりすまし防止 | 記録・写真による確認に対応 |
| 車両・運行/点呼連携 | 走行データと酒気帯び記録を自動照合 |
| 検知器対応 | 推奨検知器と連携 |
| 料金目安 | 実質1,050円/月/本〜(推奨検知器の場合) |
Bqey

社用車管理をまるっとデジタル化できる、鍵管理まで対応したクラウド車両管理システムです。株式会社東海理化が提供し、アルコールチェック記録・車両点検記録・運転日報などの書類をすべてクラウドで一元管理できます。
指定のアルコールチェッカーを使うと測定結果がアプリに自動入力され、データは3年間保管されます。ペーパーレス化により、書類管理の手間を大幅に削減できます。
料金は初期費用0円で、社用車の台数単位の月額サブスクリプションです。ユーザーアカウント数は料金に影響しないため、1台を多人数で共有する企業でもコストを抑えやすい体系になっています。
| 対応する働き方 | スマホ対応で外出先の管理も可 |
| なりすまし防止 | 記録・写真による確認に対応 |
| 車両・運行/点呼連携 | 鍵管理・車両点検・運転日報まで一元化 |
| 検知器対応 | 指定のアルコールチェッカーと連携 |
| 料金目安 | 初期0円、社用車台数課金(要問い合わせ) |
ビークルアシスト

動態管理と安全運転診断に強い、パイオニアのクラウド車両管理サービスです。パイオニア株式会社が提供し、車両の位置情報把握や運行管理、アルコールチェック記録までを一体で扱えます。
ドライブレコーダーや通信型ナビと連携した安全運転支援に強みがあり、危険挙動の可視化や運転診断を通じて事故リスクの低減を支援します。アルコールチェックの記録管理も法令に対応しています。
車両の安全管理まで踏み込んで取り組みたい企業や、運行の効率化と安全対策を同時に進めたい企業に向いています。
| 対応する働き方 | 車載機・スマホ連携に対応 |
| なりすまし防止 | 記録による確認に対応 |
| 車両・運行/点呼連携 | 動態管理・安全運転診断・運行管理に対応 |
| 検知器対応 | 対応検知器と連携 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
【点呼・IT点呼一体型】でおすすめのアルコールチェックアプリ
次に、法定の点呼業務まで対応できるタイプのアプリを紹介します。
e点呼PRO

IT点呼・遠隔点呼・対面点呼に対応した、運送業向けの本格的な点呼システムです。東海電子株式会社が提供し、スマホ・顔認証・免許証リーダーに対応してアルコールチェックを含む点呼を実施できます。
ドライバーと点呼執行者の双方の顔認証を行い、アルコールチェック時の顔写真や点呼動画も記録として残せます。点呼記録データはクラウドサーバーで一元管理され、法令に沿った保存が可能です。
IT点呼・遠隔点呼の制度要件に対応しているため、Gマーク取得事業者や一定の条件を満たした運送事業者が、点呼業務そのものを効率化するのに適しています。
| 対応する働き方 | 遠隔点呼・IT点呼・対面点呼に対応 |
| なりすまし防止 | ドライバー・執行者双方の顔認証 |
| 車両・運行/点呼連携 | 点呼記録・点呼動画のクラウド管理 |
| 検知器対応 | 対応検知器・免許証リーダーと連携 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
Cagou IT点呼 for 白ナンバー

白ナンバー事業者向けに特化した、車両・従業員情報を一括管理できるIT点呼システムです。株式会社コアが提供し、酒気帯びの確認結果をクラウドに保存できるほか、従業員・車両情報を一元管理できます。
ビデオ通話での状況確認やなりすまし防止機能を備え、対面が難しい場面でも確実に本人確認を行えます。検知器の使用状況管理や確認記録のレポート出力にも対応します。
AndroidとiOSに対応し、社用スマートフォンから利用できます。自宅やオフィスのPCからクラウド上でチェック結果を確認できるため、管理者の場所を問いません。
| 対応する働き方 | スマホ対応・PCから遠隔確認可 |
| なりすまし防止 | ビデオ通話・なりすまし防止機能 |
| 車両・運行/点呼連携 | 車両・従業員情報の一括管理、IT点呼対応 |
| 検知器対応 | 対応検知器と連携 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
デジタル点呼マネージャー・スマート

白ナンバー事業者のアルコールチェック業務を一元管理する、組織変更にも柔軟なクラウドサービスです。株式会社インフォセンスが提供し、管理者は対象者全員のチェック状況をタイムリーに把握できます。
アルコールチェック機能に加え、行き先・走行距離・運転時間・給油情報などを記録する運転日報機能も備えています。クラウドの管理画面から参照・出力ができ、点呼業務の効率化を支援します。
緑ナンバー向けの「デジタル点呼マネージャー」もシリーズで提供されており、事業形態や組織の変化に合わせて選べる点も特徴です。
| 対応する働き方 | スマホ対応で状況をタイムリーに把握 |
| なりすまし防止 | 記録・写真による確認に対応 |
| 車両・運行/点呼連携 | 点呼業務の一元管理・運転日報に対応 |
| 検知器対応 | 対応検知器と連携 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
【直行直帰・遠隔対応型】でおすすめのアルコールチェックアプリ
最後に、直行直帰や多拠点での遠隔確認に強いタイプのアプリを紹介します。
あさレポ

AI顔認証とGPSを活用し、分散した働き方でも確実に確認できる安全運転支援サービスです。鈴与シンワート株式会社が提供し、契約デバイス数は12万台を突破しています。
ログイン時にAI顔認証とGPS位置情報で本人確認を徹底するため、直行直帰や遠隔地でもなりすましを防げます。ビデオ点呼や英語・中国語などの多言語表示にも対応し、多様な働き方を支援します。
料金は定額プランと従量課金プランの2種類が用意されており、運行回数にばらつきがある現場でも無駄なコストを抑えられます。検温や運転日報の自動作成にも対応しています。
| 対応する働き方 | 直行直帰・遠隔・多拠点に対応 |
| なりすまし防止 | AI顔認証+GPS位置情報 |
| 車両・運行/点呼連携 | ビデオ点呼・運転日報自動作成に対応 |
| 検知器対応 | 対応検知器と連携 |
| 料金目安 | 初期0円、定額・従量から選択(要問い合わせ) |
D-Drive

直行直帰や出張時の運用に特化した、白ナンバー車両向けの安全運転支援サービスです。株式会社ユビテックが提供し、スマートフォンアプリで酒気帯び確認結果や運転日誌をクラウドに記録できます。
管理者はWEB画面上で各拠点・各ドライバーの状況を一元管理でき、対面での確認が難しい場面でも運用しやすいのが特長です。専用のアルコール検知器を使えば、チェック結果と検査時の顔写真を自動保存できます。
運転日誌や車両稼働状況もまとめて管理できるため、記録入力の手間を減らしながら、直行直帰の多い現場のチェック体制を確立できます。
| 対応する働き方 | 直行直帰・出張時の運用に特化 |
| なりすまし防止 | 検査時の顔写真自動保存 |
| 車両・運行/点呼連携 | 運転日誌・車両稼働状況の管理に対応 |
| 検知器対応 | D-Drive専用検知器・車載機と連携 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
LINKEETH ALC CHECK

高精度な検知とリアルタイム点呼を両立した、NTTコミュニケーションズのクラウドサービスです。高精度なアルコール検知器と専用アプリを組み合わせ、誤検知を抑えながら厳格な法令遵守を実現します。
測定データや検査時の顔写真を自動でクラウドに送信し、なりすましを防止します。アルコール検知時には管理者へメールでアラートが届くため、事業所に出社しなくてもリアルタイムに点呼・確認を行えます。
次世代型テレマティクスサービス「LINKEETH」の一機能として提供されており、将来的に車両管理まで拡張したい企業にも適しています。
| 対応する働き方 | 遠隔・リアルタイム点呼に対応 |
| なりすまし防止 | 顔写真自動送信・検知時アラート通知 |
| 車両・運行/点呼連携 | テレマティクス連携で車両管理に拡張可 |
| 検知器対応 | 高精度な専用検知器と連携 |
| 料金目安 | 月額660円/ID〜(プランによる) |
まとめ
アルコールチェックアプリは、義務化への対応という目的は同じでも、「どこまでの範囲を管理したいか」によって最適な製品が大きく変わります。まずは自社がどのタイプに当てはまるかを見極めることが重要です。
- とにかく低コストでシンプルに義務化対応したい → アルコールチェック特化型
- 社用車の運行データ・運転日報まで一元化したい → 車両管理一体型
- 運送業などで法定の点呼業務まで効率化したい → 点呼・IT点呼一体型
- 直行直帰・多拠点で遠隔+顔認証の確認体制がほしい → 直行直帰・遠隔対応型
自社のタイプがまだ定まっていない方は、ぜひ「アルコールチェックアプリの選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。8つの質問に答えるだけで、自社に合うタイプがわかります。
そのうえで、気になった2〜3社を無料トライアルで試し、現場の使いやすさと管理のしやすさを比べてみることをおすすめします。価格だけでなく「現場が迷わず使えるか」という視点が、定着する仕組みを選ぶうえで欠かせません。
この記事が、貴社に最適なアルコールチェックアプリ選びの一助になれば幸いです。

