パワーポイントで思い通りの図形を作成する方法

図形の基本操作

01 図形の種類と操作方法

プレゼンテーション資料の作成で、図形の作成・編集は欠かせない操作になります。

今回は、

  • 図形の挿入方法
  • 図形の大きさ・位置・回転の方法
  • 図形にテキストを入れる方法

について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

図形の種類と挿入方法

パワーポイントには「四角形」「三角形」「円」などの基本的な図形から、「矢印」「吹き出し」「演算記号」などの特殊な図形まで、様々な図形が標準で搭載されています。

挿入できる図形の一覧は「挿入」タブの「図形」をクリックすると確認できます。

図形の種類
  1. 「挿入」タブをクリック
  2. 「図形」をクリック
  3. 挿入できる図形の一覧が表示される

図形を挿入するには、一覧表示されている図形から挿入したい図形をクリックし、スライド上でクリックもしくはドラッグします。

スライド上でクリックすると、規定の大きさの図形が挿入されます。

図形の挿入

スライド上でドラッグすると、任意の大きさで図形を挿入できます。

図形の挿入

大きさ・位置の変更

作成した図形をクリックすると、図形の周囲にハンドル(図形の四隅等にある印)が表示されます。

ハンドル

ハンドルをドラッグすると、図形の大きさを変更できます。

大きさ変更

図形をドラッグすると、図形の位置を変更できます。

位置変更

テキストの入力

図形にテキストを入力する方法を解説します。

図形をクリックして選択します。

テキスト入力

図形が選択された状態で文字を入力します。

テキスト入力

水平・垂直方向への移動/コピー

水平・垂直方向へ図形を移動するには、Shiftキーを押しながら図形をドラッグします。

水平・垂直方向への移動

水平・垂直方向へ図形をコピーするには、Shiftキー、optionキーを押しながら図形をドラッグします。

水平・垂直方向へのコピー

なお、optionキーのみを押しながら図形をドラッグすると、水平・垂直方向だけでなく、任意の位置に図形をコピーできます。

正円や正方形の作り方

正円や正方形を作成するには、正円の場合は「図形」から「円/楕円」を、正方形の場合は「正方形/長方形」をクリックし、Shiftキーを押しながらドラッグします。

正方形の作り方

大きさの微調整

図形の大きさを微調整するには、図形をクリックして選択した状態で、Shiftキーを押しながら矢印キーを押します。
←→で横幅の拡大縮小、↑↓で高さの拡大縮小ができます。

大きさの微調整

縦横の比率を変えずに大きさを変更

Shiftキーを押しながらハンドルをドラッグすると、図形の縦横の比率を変えずに図形の大きさを変更できます。

縦横の比率を変えずに大きさを変更

位置の微調整

図形の大きさを微調整するには、図形をクリックして選択した状態で、移動させたい方向の矢印キーを押します。

位置の微調整

回転の方法

図形を回転させるには、図形を選択した際に表示される「回転ハンドル」をドラッグします。

回転

Shiftキーを押しながら「回転ハンドル」をドラッグすると、15度ずつ回転させることができます。

15度ずつ回転

図形を選択した際に表示される「図形の書式設定」タブの「オブジェクトの回転」をクリックすると、図形を左右に90度回転させたり、上下左右に反転させたりすることができます。

反転
  1. 「図形の書式設定」タブをクリック
  2. 「オブジェクトの回転」をクリック
  3. 任意の回転方法を選択

【回転前】

回転前

【回転後】

回転後

まとめ

図形の基本的な操作方法について解説しました。図形には、様々な種類が用意されており、基本的な操作の他に以下も覚えておくとよいでしょう。

  • Shiftキーで正円や正方形も作成可能
  • 位置や大きさの微調整

これらを活用すれば、より効率よく操作できるので、ぜひ試してみてください。