入力フォームを最適化(EFO)する5つのステップ!項目が多い時の対策も解説
入力フォームを最適化して、送信率を上げたいけど、
「EFOって何から手をつければいいの?」
「入力フォームが離脱される原因は何?」
「項目をこれ以上減らせない、、どうしよう、、」
このような悩みを抱えていませんか?
せっかく入力フォームまで訪れても、ユーザーが途中で離脱してしまっては本当にもったいないですよね。
そのような機会損失を防ぐために入力フォーム最適化(EFO)が重要視されています。
今回は、実際に弊社が調査したデータをもとに、最適な改善方法を5つのステップでご紹介します。順番に進めていくことで、入力フォームを改善することができます。
ぜひ最後までご覧ください。
EFO(入力フォームの最適化)とは?必要な理由
EFO(Entry Form Optimization)は、入力フォーム最適化のことです。
では、入力フォームの最適化とは何か?
お問い合わせや資料請求、会員登録などの入力フォームを使いやすく改善して、「途中で送信をやめる人を減らす」取り組みになります。
なぜ、そのような最適化が重要視されているのかというと、
フォーム入力経験のある人(N=130)を対象に行った調査では、7割以上が「途中でフォーム入力を放棄」しているからです。

せっかくフォームを入力しようとしたけど、ほとんどの人が途中で離脱してるなんて、非常にもったいないことをしているのです。
なぜ入力フォームはこんなにも離脱されるのでしょうか?実際のデータををもとに原因をみていきましょう。
なぜ入力フォームは離脱されるのか?
入力フォームを最適化するためには、離脱の原因を知ることが大切です。弊社が行ったアンケート調査では、主な離脱理由は以下になりました。

これらのデータから、離脱までのユーザーの心理をまとめると以下になります。
| 入力コストが高い | 面倒そう/操作しづらい/エラー直すの大変 →今じゃなくていいか →離脱 |
| 心理的ハードルが高い | その情報何に使う? / 安全? / 連絡しつこい? →リスク高そう →離脱 |
結論、フォームの入力を途中でやめてしまうのは、「入力するのが面倒くさい」、「情報を渡すのが不安」などの感情から来ていることが分かります。
「良い」フォームの特徴って何だろう?
それでは、ユーザーが評価しているフォームにはどんな特徴はあるのでしょうか。
こちらも、弊社のアンケート調査の結果をみると、ユーザーが良かったと感じるフォームには以下の特徴がありました。

特に割合が多い項目は、「入力が簡単だった」「入力項目が最小限で負担が少なかった」となっており、ユーザーはとにかく入力項目を減らしてほしいと考えていることが分かります。
また、他の項目をみても、フォームの操作性や情報の透明性などを主に重要視している傾向にあることが分かりました。
入力フォームを最適化する5つのステップ
ここまでのデータをもとに、フォームを最適化するための具体的な改善方法を5つのステップでご紹介していきます。すぐに実践できるものばかりですので、順番に実践してみてください。
- 入力フォームから不要な項目を減らす
- 入力の負担を減らす仕組みを整える
- 入力エラーを最適化して完了率を上げる
- デザイン・レイアウトを最適化する
- 送信後の体験を最適化する
1. 入力フォームから不要な項目を減らす
調査データの離脱理由から、まずは不要な項目を削ることが最も大切です。しかし、何から削れば良いか分からないですよね。
そこで、ユーザーがためらう入力項目が何かを調査しました。まずは、この中の割合が高いものから整理していきましょう。

「社内資料」や「会社名」、「年間予算・導入予算」などは、提出するハードルはかなり高いと考えられます。再度、本当に必要な情報なのか考え直しましょう。
2. 入力の負担を減らす仕組みを整える
次は、フォームの入力・操作をサポートする仕組みを整えましょう。
同じ項目数のフォームであっても、入力例や補足説明が充実しているだけで、操作の迷いや不安がなくなりますよね。
このような入力を補助する仕組みを整えて、「どこに・何を・どう入力すればよいか」を一目でわかるようにしていきましょう。
ちょっとした工夫で、入力のハードルがかなり下がりますので、以下の具体的な施策を1つずつ確認してみてください。(すぐに実践できるものばかりです。)
| ラベル | ラベルは全項目の上部に設置 ※入力後やエラー時などどの項目かが対象か一目で分かるように |
| プレースホルダー | プレースホルダーには入力例を入れる 例)[email protected] など ※入力するとプレースホルダーは消えるので、ラベルや補足の代用にしない |
| 必須項目 | 誰が見ても「入力必須」だと分かる状態にする 例)「※」ではなく「必須」と記載、赤色で目立たせるなど |
| 任意項目 | 任意項目はできる限り最小にとどめる フォーム全体の項目が多い場合は特に削除を優先する |
| 補足説明 | 入力コストを下げるために簡単な説明を記載 例)電話番号入力欄に「営業電話はいたしません」と記載するなど |
| 送信ボタン | 送信ボタンの文言は何が起こるか具体的に記載する 例)「無料で相談する」「資料をダウンロードする」など |
| 自由記入→選択式 | 自由記入ではなく選択式のUIに変更する ユーザーが考えて打たなくて良いので入力負担を減らせる ※お問い合わせ内容などは除く ※答えにくいものは、未定/相談したいなどの逃げの選択肢も用意 ※選択肢が少ない場合はラジオ、多い場合はドロップダウンを使う |
3. 入力エラーを最適化して完了率を上げる
ユーザーが入力した内容に誤りがあれば、エラーを表示して知らせるのが一般的です。
この時、大切にしてほしいのが、エラーの役割は、ただ間違いを知らせるのではなく、ユーザーを正しくゴールへ導くためのサポート機能だという点です。
ただ単にエラーを表示するだけだと、ユーザーは「どこが間違っているの?」「どうやったら直せるの?」と不安やストレスを感じる原因になってしまいます。
そこで、フォームの入力エラーに関しては、以下のポイントを満たせているか必ず確認しましょう。この辺りを直すだけでも、再入力のストレスを減らし、完了率を高めることができます。
| エラー文の表示位置 | 該当フィールドの直下に表示する どの項目がエラーになっているか、スクロールせずに確認できる |
| エラー文の内容 | 抽象的ではなく「どうすれば直せるか」具体的に記載 ×「正しく入力してください」 ○「半角数字7桁で入力してください」 |
| エラー文を強調表現 | 赤色などで一目で分かるくらい強調する さらに太字にする、アイコンを使うなどもOK |
| リアルタイムで検証 | 入力後のフォーカスが外れたタイミングで検証 フォーム送信後にエラーが多発する状況は最悪 ※送信時に検証する場合のフォームは、送信前に該当項目までスクロールさせる |
入力エラーは、正しい内容をフォームから送信してもらうために必要な存在です。
どうしてエラーが発生しているのか、どうやったら直せるのかをすぐに伝える設計にしておけば、修正のストレスを減らすことができます。
4. デザイン・レイアウトを最適化する
どれだけフォームの内容を整えても、見た瞬間に「面倒くさそう、、」「分かりにくい、、」と思わせてしまう見た目だと離脱される原因になってしまいます。
例えば、以下の2つのフォームがあった場合、どちらを入力しようと思いますか?


おそらく、左よりも右のフォームの方が「簡単そう」だと思うはずです。
このようにフォームのデザインやレイアウトを少し整えるだけで、与える印象は大きく変わります。
上記のサンプルのような改善内容は、以下の記事で具体的に解説してますので、参考にしながらより良いフォームに仕上げていただけますと幸いです。
5. 送信後の体験を最適化する
意外と忘れがちなのが、送信完了後の導線設計です。
せっかくフォームを送信しても、「ちゃんと送れたのか?」「このあとどうなるの?」などの不安を抱えたままだと、次のアクションにつなげることはできません。
多くのユーザーは、送信後に「手応え」を求めているので、以下を順番に確認して、次の行動まで導けるとさらに離脱を防ぐことができます。
| サンクスページの設置 | 送信完了を明確に表示するために必要 ※ページを用意できない場合、送信直後に送信完了が分かるメッセージを表示する |
| サンクスページでの提案 | サンクスページに次の行動を促すコンテンツを設置 例)日程調整UIの設置、関連ページの紹介など |
| 自動返信メール | フォーム送信後の自動返信メールを設置 送信内容や今後の流れを明記することでユーザーに安心感を与える |
また、サンクスページの設置などと並行して確認しておきたいのが、計測ツールの導入です。
実は、弊社の調査データでは、「フォームのCVRを教えてください」という質問に対して、全体の約3割が「CVR(コンバージョン率)を測定していない/わからない」と回答しました。

これは非常に驚きの結果です。どれだけフォームを改善しても、数値で効果を確認しなければ、継続的に改善することは不可能だからです。
今は、Google Analyticsなどの計測ツールが無料で使えますので、ぜひこれを機に導入してください。サンクスページを作って、そのURLへのアクセス数をカウントしていく、という簡単な導入方法でもすぐに計測できますので、今すぐ実践しましょう。
入力フォームの項目を「減らしたい」でも「削れない」問題
フォームを送信率を上げるには、「項目を減らす」ことが一番大切なのは、冒頭の調査データから分かっています。
しかし、「業務上どうしても必要」「リードの質が下がってしまう」などの理由から、どうしても削れない項目が存在してしまうのが現状です。
実際に、調査データの「削れないと感じる項目」と「入力をためらう項目」をグラフにまとめると、以下のような形になります。

この結果から営業上必要な情報ほど、ユーザーは入力したくないという傾向にあるようです。
そこで、できる対策としては以下があります。
| 入力をためらう項目の削除 | ユーザーが入力したくない項目を優先的に削除 離脱率を大きく下げられる 必要情報が不足する可能性大(削れない場合も) |
| 必須 → 任意に変更 | 入力をためらう項目を必須から任意に変更する 必須の圧力が減り、離脱率を下げる 任意回答が増え、取得できる情報が減る |
| 初回は最低限→後で追加 (複数のステップに分ける) | 初回は最小限の項目→サンクスページなどで追加情報を入力 初回の負担が軽く、フォーム完了率が上がりやすい 追加入力に進まないユーザーが出る可能性あり |
項目の削除化や任意化は、すぐに実践できて即効性がある方法ですが、効果を検証してリードとのバランスを取るのが難しいといえます。
入力フォームを複数のステップに分ける施策は、「検証→改善→検証」のサイクルをやりやすい構造なので、数値をみながら継続的に改善しやすい方法になります。
これ以上項目を削れない場合は、入力フォームを複数のステップに分けて、運用するのがおすすめです。
formmateなら項目を減らして「まずCV→あとで深掘る」フォーム体験を実現
- 項目は削れないが、離脱率は下げたい
- 営業部門も納得する、質の高いリードを効率的に獲得したい
こうした課題を抱える企業には、株式会社Coneが提供するセールスフォームツール 「formmate」 がおすすめです。

「formmate」は、本調査で明らかになった「入力者の心理的・物理的負担」を解消し、インバウンドマーケティングでの商談創出を最大化するフォームツールです。
formmateには以下3つの特徴があります。
① ユーザーの負担を最小限に抑え、まずCVを最大化
調査結果では、フォーム入力者が最も重視するのは「入力が簡単だった」(64.6%)というUX要素でした。
formmateは、最初のフォーム項目を「会社名・メールアドレス・氏名」といった最低限の必須項目に絞り込むことも可能です。
Googleフォームのような感覚でだれでも簡単にフォームを作成することができるので、初めてでも安心してお使いいただけます。

ユーザーの心理的・物理的負担を軽減し、調査で浮き彫りになった高い離脱率(76.9%)を根本から改善することができます。
② 資料提供後に「必要な情報」を自動で深掘り
多くの運用者が求める「年間予算」や「部署名」などの深掘り情報は、検討初期段階(資料請求層)のユーザーにとって最も抵抗を感じる項目でした。
formmateは、リードが資料請求を完了した後、サンクスページやフォローメール内で日程調整ツールを自動表示します。

商談予約や、追加資料のダウンロードといった次のステップに進む時にのみ、部署名や導入予算といった「営業に必要な追加情報」を別のフォームやヒアリングとして聞く設計が可能です。
また、Web会議の予約が入らなかった見込み顧客にはアンケートフォームを表示し、回答を回収することも可能です。

このように、項目を分けて聞くことでCVRを下げずに、営業担当が求める質の高い情報を段階的に補完できます。
③ 熱量が高いリードを逃さない「商談化まで自動連動」
運用者側がフォーム改善で最も重視する指標は「商談化率」(45.6%)です。
formmateは、資料請求後すぐに担当者の空き日程を提示し、ユーザーはその場で商談予約まで完了できます。また、送付した資料の閲覧状況をトラッキングし、「資料を再度開いた」など関心が高まったタイミングを営業(Slackなど)に通知します。

リードの熱量が高いうちに商談へ繋げる自動化フローにより、リードの質と営業効率を同時に高めることができます。
formmateは、単にフォーム項目を削るのではなく、「項目設計とUXデザインの両立」を通じて、BtoBマーケティングにおける「量を取るか、質を取るか」というジレンマを解消します。
「項目は削れないが、離脱率は下げたい」「営業部門も納得する、質の高いリードを効率的に獲得したい」とお考えであれば、ぜひ一度formmateのサービスサイトをご覧ください。
formmateサービス紹介資料ダウンロードフォーム
formmateのサービス紹介資料は以下フォームよりダウンロードいただけます。
※ 本フォームもformmateで作成されていますので、ご体感ください。
まとめ
今回は、入力フォームを改善するための方法を5つのステップでご紹介しました。不要な項目を減らすことが最も大切ですが、リードの質とのバランスでなかなか削除できないのが現実です。
項目を減らす以外にも、操作を快適するためにデザインを工夫する、入力エラーを最適化してユーザーのストレスを軽減するなどの施策も同時に進めていきましょう。
なお、以下にBtoBサイトのフォーム送信率を高めるための10の具体的な改善方法を解説してますので、こちらも合わせてご覧ください。


