レジアプリおすすめ13選比較。失敗しない選び方とタイプ別のサービスを紹介

レジアプリは、今や店舗運営の必須インフラとなっています。タブレット1台で売上管理・在庫管理・キャッシュレス決済までこなせるため、従来のレジスターよりも圧倒的に低コストで開業・運営できるのが最大の魅力です。

しかし実際に選ぼうとすると、

「無料アプリがたくさんあるが、本当にコストゼロで運用できるのか分からない…」
「業種特化型と汎用型のどちらが自社に合うのか判断できない…」
「将来多店舗展開する場合、最初から拡張性のあるアプリを選ぶべきか迷う…」

といった悩みを抱える店舗経営者は少なくありません。

そこで本記事では、レジアプリを「シンプル無料型」「業種特化型」「高機能・多店舗対応型」「EC・OMO連携型」の4つのタイプに分類し、各タイプ別におすすめのレジアプリ13社を紹介します。

さらに、8問の診断ツールで自社に最適なタイプを即座に判定できる仕組みを用意しました。「無料プランで本当にできること」「店舗規模・業種別の月額総額シミュレーション」「IT導入補助金などの支援制度」など、コストの実額をイメージできる情報まで網羅しています。

そもそもレジアプリとは?

レジアプリとは、iPadやスマートフォンなどのタブレット・モバイル端末にインストールするだけで、レジ業務を行えるクラウド型のPOSシステムです。従来のレジスターのように専用機器を購入する必要がなく、店舗が既に保有している端末を活用してすぐに導入できる点が特徴です。

会計処理に加えて、売上の集計・分析、在庫管理、顧客情報の管理、キャッシュレス決済までを一台でまかなえます。データはクラウド上で自動同期されるため、店舗のレジを操作した瞬間に売上が本部や経営者の管理画面に反映され、リアルタイムで店舗状況を把握できるようになります。

レジアプリと従来型POSレジとの違い

両者の違いは、機器の形態と費用構造に集約されます。従来型POSレジは専用端末を1台数十万円〜100万円超で購入する必要があり、機能更新も簡単ではありません。一方でレジアプリは、iPadなどの汎用端末+月額数千円のソフトウェア利用料で運用でき、機能はクラウドで自動アップデートされます。

レジアプリ従来型POSレジ
端末iPad・iPhone・Androidなどの汎用端末専用ハードウェア
初期費用0円〜数万円(端末を別途用意)数十万円〜100万円超
月額費用0円〜2万円程度保守費が別途発生する場合あり
機能更新クラウドで自動アップデート機種交換やバージョンアップが必要
データ管理クラウドでリアルタイム同期端末ローカルが中心

このように、開業・小規模運営からチェーン展開まで柔軟に対応できるのがレジアプリの強みです。

レジアプリの主なメリット

レジアプリを導入する最大のメリットは、「低コストかつスピーディに店舗運営をデータ化できる」点にあります。スタッフが会計を1回するたびに売上・在庫・顧客情報がクラウドに蓄積されるため、Excel管理や手書き帳簿に比べて、運営の意思決定に必要なデータが圧倒的に早く揃います。

また、現金以外のキャッシュレス決済(クレジットカード・電子マネー・QRコード)に標準対応しているサービスが多く、インバウンド対応や混雑時の会計スピード改善にも直結します。会計ソフトとの自動連携機能を活用すれば、確定申告や月次決算の経理工数も大幅に削減できます。

レジアプリでできる主な機能

レジアプリには店舗運営に必要な機能が一通り備わっています。サービスによって搭載範囲は異なりますが、選定時に確認しておくべき主要機能は次の通りです。

会計・売上登録商品コード・バーコード読み取りによる会計、レシート・領収書発行
売上管理・分析日別・時間帯別・スタッフ別・商品別の売上集計と可視化
在庫管理入出庫・棚卸・SKU別在庫数の自動更新、発注アラート
顧客管理会員登録・購入履歴・ポイント・来店頻度の蓄積と分析
キャッシュレス決済クレジットカード・電子マネー・QRコード・タッチ決済への対応
多店舗管理本部から複数店舗の売上・在庫を一元管理、店舗間在庫移動
業種特化機能テーブル管理・予約・カルテ・モバイルオーダーなど
外部システム連携会計ソフト・予約システム・ECサイト・労務システムとの連携

サービスを比較する際は、「現在絶対に必要な機能」と「将来必要になりそうな機能」を切り分けて検討することが重要です。特に業種特化機能(テーブル管理・カルテ・予約など)は、汎用型レジアプリでは標準搭載されていないケースが多いため、業種に応じた選定が成果を左右します。

レジアプリの費用相場

レジアプリの費用は、利用したい機能の範囲と店舗規模によって大きく変動します。まずは全体感を以下の表で確認してください。

機能の範囲初期費用月額費用対象規模
基本機能のみ(会計・売上集計)0円0円個人〜1店舗
在庫管理・顧客管理を含む0〜3万円月額5,000〜10,000円1〜数店舗
業種特化機能(テーブル管理・カルテ等)5〜15万円月額10,000〜20,000円飲食・美容・小売など業種特化
多店舗管理・詳細分析・高度な拡張5〜20万円月額15,000〜30,000円中堅チェーン・本部管理

加えて周辺機器(レシートプリンタ・キャッシュドロワー・バーコードリーダー)として5〜15万円程度、キャッシュレス決済の手数料として売上の2.5〜3.74%程度が継続的に発生します。

「無料」で本当にできること・有料化が必要な境界線

Airレジ・Square POSレジ・スマレジなどの主要サービスは、基本的なレジ機能であれば無料で永続的に利用可能です。具体的には、会計処理・売上集計・商品マスタ登録(1,000件程度まで)・日次レポートなどがカバーされ、開業直後の個人店であれば無料の範囲で十分運用できます。

一方で、以下のような運用を始めると有料への切り替えが必要になります。事前にどこで有料化が必要になるかを把握しておくことで、後から想定外の追加料金に悩まされる事態を避けられます。

以下は有料化が必要になる主なトリガーの例です。

  • 商品マスタが1,000点を超える
  • 2店舗目以降の本部一元管理が必要になる
  • 在庫の棚卸・発注機能を本格運用する
  • 会計ソフト・他社システムとの連携が必要になる
  • 電話・チャットなどの即応サポートが必要になる

無料の範囲は「個人店オーナーが1人で1店舗を回す」までは十分機能しますが、店舗を拡大する・スタッフを増やす・在庫を本格管理する段階で有料化が前提になります。

店舗規模・業種別の月額総額シミュレーション

実際に運用した場合の月額総額(ソフト+周辺機器の月割+決済手数料)を、3つの代表的なケースで試算します。「結局月いくらかかるのか」をイメージする参考にしてください。

ケースソフト月額周辺機器(月割)決済手数料(売上ベース)月額総額目安
個人飲食店(月商150万円・1店舗・iPad支給済)無料〜5,500円約3,000円(プリンタ等)約45,000円(売上の3.0%想定)約50,000〜55,000円
美容室(月商300万円・1店舗・予約システム連携)約10,000円約3,000円約90,000円約100,000〜110,000円
小売チェーン(月商500万円×3店舗・在庫管理あり)約45,000円(3店舗分)約9,000円約450,000円約500,000円前後

決済手数料が最大のコストになる点に注意が必要です。クレジットカード決済が増えるほど月額総額も上がるため、ソフト料金だけでなく決済手数料率込みで比較することが、長期的なコスト最適化につながります。

このシミュレーションで最も金額の大きい項目が決済手数料です。
売上の3.0%を1.98%まで下げられれば、月商150万円の店舗で年間18万円以上の差になります。端末ごとの料率と適用条件は以下の記事で整理しています。

関連記事:キャッシュレス決済端末15選を比較。手数料・入金サイクル別の選び方

IT導入補助金など導入時に使える支援制度

レジアプリの導入には、国や自治体の補助金・支援制度を活用できるケースがあります。代表的なものを以下にまとめました。

制度名補助上限・補助率対象
IT導入補助金(通常枠)最大450万円・補助率1/2〜3/4中小企業・小規模事業者
IT導入補助金(インボイス枠)最大350万円・補助率2/3〜4/5インボイス対応のITツール導入
小規模事業者持続化補助金最大200万円・補助率2/3小規模事業者の販路開拓・業務効率化
事業再構築補助金最大数千万円業態転換・新分野展開

特にスマレジ・POS+・Cashier・ユビレジなどはIT導入補助金の対象ツールとして登録されており、申請に成功すれば実質負担を1/4〜1/2まで圧縮できます。導入支援を行う認定IT導入支援事業者に申請を代行してもらえるケースも多いため、補助金活用の可否は導入前に必ず確認しておきましょう。

レジアプリを選ぶ際に確認すべき5つの比較ポイント

レジアプリは「どれも同じ」ではありません。選定を誤ると、機能不足で再導入することになったり、想定外のコストが発生したりするリスクがあります。

ここでは、レジアプリ選びで失敗しないために確認すべき5つの比較ポイントを解説します。

  • 店舗規模・将来の多店舗展開予定
  • 業種特性に合った機能の有無
  • 料金体系と初期投資のバランス
  • キャッシュレス決済・周辺機器との対応範囲
  • EC・予約・会計ソフトなど外部連携

店舗規模・将来の多店舗展開予定

まず最初に決めるべきは「現在の店舗規模」と「将来の展開計画」です。1店舗のみで完結する場合と、将来的に2店舗目・3店舗目を展開する場合では、選ぶべきレジアプリが大きく変わります。

多店舗展開を見据える場合、本部から全店舗の売上・在庫をリアルタイムで把握できる「多店舗管理機能」を持つサービスを最初から選んでおくべきです。後から多店舗対応のサービスに移行するとデータ移行コストが発生するため、初期段階での見極めが重要になります。

確認すべきポイントは次の通りです。

  • 1店舗で完結するのか、2店舗目以降を見据えるのか
  • 多店舗管理機能が標準搭載か、上位グレード限定か
  • 店舗間の在庫移動・スタッフ管理・本部レポートが可能か

業種特性に合った機能の有無

レジアプリには「汎用型」と「業種特化型」の2系統があります。飲食店・美容室・小売店など、業種特有の運用課題があるかどうかで選択が分かれます。

飲食店なら「テーブル管理・モバイルオーダー・キッチン伝票」、美容室なら「予約管理・電子カルテ・スタイリスト別売上」、小売店なら「在庫管理・棚卸・バーコード対応」など、業種ごとに必要な機能が異なります。汎用型でカバーできる範囲を超える場合、業種特化型を選ぶことで運用効率が大幅に改善します。

逆に、シンプルな会計のみで完結する物販店やイベント出店であれば、汎用型の無料アプリで十分です。「業種専用機能なしで業務が回るか」を最初に判断することが、過剰機能による無駄なコストを避けるポイントです。

料金体系と初期投資のバランス

料金は「初期費用」「月額費用」「決済手数料」「周辺機器費用」の4要素で構成されます。月額のソフト料金だけで判断すると、決済手数料や周辺機器でかえって総額が高くなるケースがあるため要注意です。

無料で始めて、店舗成長に応じて有料へアップグレードできる柔軟性も重要なポイントです。最初から高機能を選ぶ必要はなく、「最初は無料 → 必要が出てきたら有料化」のステップアップが可能なサービスがおすすめです。

確認すべきポイントは次の通りです。

  • 無料の範囲で自店舗の運用が回るか
  • 有料へのアップグレード単価が妥当か
  • 決済手数料率(2.5〜3.74%)と周辺機器費用込みの総額

決済代行サービスの料金体系も合わせて検討したい方は、以下の比較記事も参考にしてください。

関連記事:決済代行サービス17選比較。料金・対応決済・失敗しない選び方まで解説

キャッシュレス決済・周辺機器との対応範囲

現代の店舗運営において、キャッシュレス決済への対応範囲はレジアプリ選びの最重要ポイントの一つです。クレジットカード・電子マネー・QRコード決済をどこまで標準対応しているか、決済手数料率はどの程度かをまず確認しましょう。

周辺機器(レシートプリンタ・キャッシュドロワー・バーコードリーダー・カードリーダー)についても、サービスごとに対応機種が異なります。既に持っている機器を流用できるか、新規購入が必要かで初期コストが大きく変わります。

確認すべきポイントは次の通りです。

  • 対応する決済手段の範囲(タッチ決済・PayPay等の主要QR)
  • 決済手数料率の透明性
  • 既存の周辺機器を流用できるか

決済手数料はレジアプリ側ではなく、組み合わせる決済端末サービス側の料率で決まります。
端末によってはレシートプリンタが内蔵されておらず別途プリンターが必要になるケースもあるため、周辺機器の要否まで含めて見比べておくと導入後の追加出費を防げます。

関連記事:キャッシュレス決済端末15選を比較。手数料・入金サイクル別の選び方

5. EC・予約・会計ソフトなど外部連携

実店舗とECサイトを一体運用する場合、実店舗のレジとECサイトの在庫・売上データが自動連動する仕組みが必要です。Shopify POSやSTORESレジのように、EC・実店舗を一元管理できるサービスを選べば、二重管理の手間と発注ミスを防げます。

会計ソフト連携も同様に重要で、freee・マネーフォワード・弥生会計などとの連携によって、日次の売上データが自動で会計ソフトに転記され、経理工数を大幅に削減できます。会計ソフトの選定もまだの方は、以下の比較記事もご覧ください。

関連記事:会計ソフトおすすめ16選比較。事業規模・目的別の失敗しない選び方を解説

確認すべきポイントは次の通りです。

  • ECサイトとの在庫・売上の自動連携可否
  • 会計ソフト(freee・マネーフォワード等)との連携
  • 予約システム・労務管理システムとの連携

レジアプリの選び方

レジアプリを選ぶ際は、店舗規模・業種・運用方針によって最適なタイプが異なります。ここではレジアプリを4つのタイプに分類し、それぞれの特徴と向いている企業をご紹介します。

  1. シンプル無料型 | コストを抑えて手軽に始めたい場合
  2. 業種特化型 | 業種専用機能で運用効率を上げたい場合
  3. 高機能・多店舗対応型 | 拡張性と本部管理を重視したい場合
  4. EC・OMO連携型 | 実店舗とECを一体運用したい場合

まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

0 / 8 回答済み

Q1 / 店舗規模・展開意向

店舗運営の規模感として、どちらに近いですか?

Q2 / 業種特性

業種特有の機能(テーブル管理・カルテ・予約など)が必要ですか?

Q3 / コスト構造

導入コストの考え方として、どちらが近いですか?

Q4 / 多店舗・本部管理

売上・在庫の管理範囲として、どちらに近いですか?

Q5 / EC・他チャネル連携

ECや予約システムとの連携について、どちらに近いですか?

Q6 / 売上分析・在庫管理の深さ

データ管理の深さとして、どちらに近いですか?

Q7 / 業務効率化の優先軸

効率化したい業務として、どちらに近いですか?

Q8 / 導入のタイミング

導入のタイミングとして、どちらに近いですか?

あなたにおすすめのタイプが決まりました

このタイプで解決できること

    このタイプのレジアプリを見る →

    ① シンプル無料型 | コストを抑えて手軽に始めたい場合

    シンプル無料型は、無料または低コストで基本的なレジ機能をひと通り使えるタイプのレジアプリです。会計処理・売上集計・キャッシュレス決済など、店舗運営の最低限必要な機能が無料で揃っており、開業直後の個人店や小規模店舗に最適です。

    このタイプのレジアプリは、以下のような課題を抱える企業に特に向いています。

    • 開業時の初期投資をとにかく抑えたい
    • まずは無料で始めて、必要に応じて有料化したい
    • 業種特有の複雑な機能は不要

    特に「店舗を始めたばかり」「個人事業主として1人で運営」「コストを最優先したい」企業におすすめのタイプです。

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    ② 業種特化型 | 業種専用機能で運用効率を上げたい場合

    業種特化型は、飲食店・美容室・小売店など特定業種の運用課題を解決するための専用機能を標準搭載したタイプのレジアプリです。テーブル管理・モバイルオーダー・電子カルテ・在庫管理・スタイリスト別売上など、業種ごとに最適化された機能が用意されています。

    このタイプのレジアプリに依頼するメリットは、汎用型では実現できない業種特有のオペレーション効率化にあります。たとえば飲食店ではホール・キッチン連携で配膳ミスを削減でき、美容室では予約とカルテの連動で接客品質を均質化できます。

    「業種特化機能を使って業務の生産性を上げたい」「業種ノウハウを持つベンダーから運用支援を受けたい」企業に最適なタイプです。

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    ③ 高機能・多店舗対応型 | 拡張性と本部管理を重視したい場合

    高機能・多店舗対応型は、多店舗管理・詳細な売上分析・在庫管理・顧客管理まで本格的に運用できるタイプのレジアプリです。本部から全店舗の売上・在庫をリアルタイムで把握でき、複数店舗を展開する中堅チェーンや成長フェーズの店舗運営に適しています。

    このタイプは、拡張性と機能の幅広さが最大の強みです。月額1万円台後半〜のサービスで、商品マスタ数の上限緩和・スタッフ別売上・店舗間在庫移動・APIによる外部システム連携など、運営の高度化に必要な機能を網羅できます。

    「店舗数を拡大していく予定がある」「データドリブンに経営判断をしたい」「複雑な在庫・顧客運用を行いたい」企業におすすめのタイプです。

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    ④ EC・OMO連携型 | 実店舗とECを一体運用したい場合

    EC・OMO連携型は、実店舗のレジ機能とECサイト(ネットショップ)の在庫・売上・顧客データを一体管理できるタイプのレジアプリです。OMO(Online Merges with Offline)の発想で、実店舗とECの境界を取り払った運用が可能になります。

    実店舗で販売した商品の在庫がECサイトでも自動的に減算され、ECで購入した顧客の購入履歴が実店舗でも参照できるため、顧客がどちらのチャネルで購入しても一貫した体験を提供できます。Shopifyなど主要ECプラットフォームをすでに使っている企業は、同系統のPOSを選ぶことで運用がスムーズになります。

    「実店舗とECの両方を運営している」「OMO戦略で顧客体験を統一したい」企業に最適なタイプです。

    該当企業の紹介部へジャンプ ↓

    ECサイトの運営支援については、以下の記事も参考にしてください。

    関連記事:Shopify運用代行・制作会社17選比較。費用相場から選び方まで解説

    おすすめのレジアプリ一覧比較表

    以下は、本記事で紹介するレジアプリの一覧比較表です。

    サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
    Airレジ
    月額0円(永年無料)
    シンプル無料型
    90万アカウント突破の国内最大級無料POS
    Square POSレジ
    月額0円+決済手数料2.5%〜
    シンプル無料型
    ハードウェア+決済までセット提供
    Loyverse POS
    月額0円〜(有料アドオン別)
    シンプル無料型
    多店舗対応も無料で使える海外発高機能アプリ
    POS+
    月額12,000円〜
    業種特化型
    飲食・小売・美容・小規模の4業種別プラン
    USENレジ
    要問い合わせ
    業種特化型
    飲食・美容・小売・整体の4業種特化+24時間サポート
    Okageレジ
    月額5,500円〜
    業種特化型
    飲食特化でモバイル/セルフオーダー連携が強い
    NECモバイルPOS
    要問い合わせ
    業種特化型
    iPad対応・NECの安定運用と24時間365日サポート
    スマレジ
    月額0円〜15,400円
    高機能・多店舗対応型
    業界最大級11.8万店舗導入・幅広い拡張性
    ユビレジ
    月額6,900円〜
    高機能・多店舗対応型
    iPad型POS国内40,000店舗・直感操作
    Cashier
    月額4,400円〜
    高機能・多店舗対応型
    IT導入補助金対象・業種別オプション豊富
    BCPOS
    月額5,000円〜
    高機能・多店舗対応型
    Windows対応・小売の在庫管理機能に強み
    STORESレジ
    月額0円〜3,300円
    EC・OMO連携型
    STORESネットショップ・予約と一元連携
    Shopify POS
    月額4,365円〜
    EC・OMO連携型
    Shopifyとの完全連動・OMO戦略の標準ツール

    【シンプル無料型】のレジアプリ

    シンプル無料型のレジアプリは次の3社です。

    Airレジ(株式会社リクルート)

    引用:Airレジ

    Airレジは、リクルートが提供する国内最大級の無料POSレジアプリです。2024年9月時点でアカウント数は90万を突破しており、個人店から中小企業まで幅広い業種で導入されています。

    iPadさえあればすぐに導入でき、注文入力・会計・売上分析・在庫管理などレジ業務に必要な機能が無料で利用可能です。Airペイ(キャッシュレス決済)・Airメイト(経営分析)など、リクルートが展開する「Airシリーズ」と組み合わせることで、決済・分析・予約管理まで一気通貫で揃えられる拡張性も魅力です。

    対象規模個人〜中小規模・1〜数店舗
    業種対応飲食・小売・美容など汎用対応
    主要連携Airペイ・Airメイト・freee・マネーフォワード
    多店舗管理基本機能で対応
    料金目安月額0円(永年無料)

    Square POSレジ

    引用:Square POSレジ

    Square POSレジは、決済・周辺機器・POSアプリを一気通貫で提供するオールインワン型のサービスです。レジアプリ本体は完全無料で、別途決済手数料のみで運用できるシンプルな料金体系が特徴です。主要カードブランドの対面決済では2.5%〜の手数料率が適用されます(年間キャッシュレス決済額3,000万円未満の場合)。

    世界中で導入実績があり、決済端末(Square Reader)やレシートプリンタ・キャッシュドロワーなど周辺機器も同社から購入できるため、「機材選定で迷う必要がない」点が小規模事業者に支持されています。在庫管理・売上レポート・顧客管理など基本機能も無料で揃っており、決済を主軸に店舗運営を始めたい開業者に最適です。

    対象規模個人〜中小規模・1〜数店舗
    業種対応飲食・小売・美容・移動販売など汎用
    主要連携Squareオンラインビジネス・freee・弥生会計
    多店舗管理基本機能で対応
    料金目安月額0円・決済手数料2.5%〜

    Loyverse POS

    引用:Loyverse POS

    Loyverse POSは、多店舗対応も無料で使える海外発のクラウド型レジアプリです。POSアプリ・在庫管理・顧客ロイヤリティプログラム・売上分析までを無料で利用でき、複数店舗の運営も追加料金なしでカバーできる点が他社との差別化ポイントになっています。

    「無制限の売上履歴」「従業員管理」「高度な在庫管理」などはアドオンとして月額課金で追加可能で、必要な機能だけを選択的に拡張できる柔軟性も特徴です。レシートプリンタ・バーコードリーダーなど多様な周辺機器に対応しており、完全無料で多店舗管理まで実現したい小規模チェーンや、ノマド型店舗運営者に支持されています。

    対象規模個人〜小規模・複数店舗も対応
    業種対応飲食・小売など汎用
    主要連携Xero・QuickBooksなど(海外会計ソフト中心)
    多店舗管理無料でも対応
    料金目安月額0円〜(アドオン課金あり)

    【業種特化型】のレジアプリ

    業種特化型のレジアプリは次の4社です。

    POS+

    引用:POS+

    POS+は、業種別に4つの専用サービス(food / retail / beauty / lite)を用意したクラウド型業種特化POSです。飲食店向けの「POS+ food」ではテーブル管理・モバイルオーダー・売上分析・店舗別管理を、小売店向けの「POS+ retail」では在庫管理・棚卸・予約販売を、美容業向けの「POS+ beauty」では予約・カルテ・顧客管理をそれぞれ標準搭載しています。

    導入時の初期設定・機材設置・スタッフトレーニングまで一任でき、24時間365日のコールセンターと駆けつけサポートで導入後の運用負荷を最小化できます。中堅店舗から複数店舗チェーンまで、業種特化の運用効率化を最優先したい店舗に最適です。

    対象規模中小〜中堅・複数店舗対応
    業種対応飲食・小売・美容・小規模店舗の4業種
    主要連携各種決済・会計ソフト・予約システム
    多店舗管理標準対応
    料金目安月額12,000円〜

    USENレジ

    引用:USENレジ

    USENレジは、USENが提供する業種特化型クラウドPOSで、FOOD・BEAUTY・STORE・HEALTHCAREの4業態に対応しています。飲食店ではメニュー設定・テーブル管理、美容室・整体院では顧客管理・スタッフ別マイページ、小売店では在庫管理など、各業種に必要な機能を1パッケージで提供しています。

    USENならではの「店舗運営の総合サポート」が強みで、レジだけでなくBGM・電話・ネット回線などの店舗インフラまでまとめて相談できる点が他社にはないメリットです。料金は構成内容により変動するため要問合せですが、FOODでは月額16,000円台〜、BEAUTYでは月額22,000円台〜の事例が公開されています。

    対象規模中小〜中堅店舗
    業種対応飲食・美容・小売・ヘルスケアの4業種
    主要連携キャッシュレス決済・会計ソフト
    多店舗管理標準対応
    料金目安要問い合わせ

    Okageレジ

    引用:Okageレジ

    Okageレジは、飲食店に特化したクラウド型POSで、モバイルオーダー・セルフオーダー連携に強みを持つサービスです。レジ・ハンディ・セルフオーダー・モバイルオーダーをクラウド上で一元管理でき、汎用端末とクラウドサービスの組み合わせで高いコストパフォーマンスを実現しています。

    導入企業では人件費を25%削減した実績もあり、人手不足が深刻な飲食業界において、テーブルオーダーの効率化と回転率向上に直結します。月額5,500円〜という業種特化型としては低価格でスタートでき、飲食店専門の運用ノウハウを持つベンダーに相談したい店舗におすすめです。

    対象規模中小〜中堅飲食店
    業種対応飲食店特化
    主要連携モバイルオーダー・セルフオーダー・各種決済
    多店舗管理標準対応
    料金目安月額5,500円〜

    NECモバイルPOS

    引用:NECモバイルPOS

    NECモバイルPOSは、NECが提供するiPad対応クラウド型POSで、飲食店を中心に幅広い業種で導入実績があるサービスです。テーブル管理・オーダー端末連携・テーブル予約連携・テイクアウト対応など飲食店に必要な機能を標準搭載しつつ、外部サービス連携でモバイルオーダー・自動発注・ポイント管理まで拡張できます。

    大手NECが提供することによる24時間365日のコールセンター対応と運用安定性が最大の強みです。料金は代理店販売のため要問合せですが、事例ベースでは初期費用98,000円〜・月額7,000円〜から導入可能で、多店舗展開する飲食チェーンや、サポート体制を重視する中堅店舗に選ばれています。

    対象規模中堅〜大規模・多店舗対応
    業種対応飲食店中心・小売も対応
    主要連携モバイルオーダー・予約・ポイント・発注
    多店舗管理標準対応
    料金目安要問い合わせ

    【高機能・多店舗対応型】のレジアプリ

    高機能・多店舗対応型のレジアプリは次の4社です。

    スマレジ

    引用:スマレジ

    スマレジは、業界最大級の11.8万店舗導入実績を持つクラウド型POSレジです。スタンダード(無料)からリテールビジネス(月額15,400円・税込)まで5段階の選択肢を用意しており、開業直後の個人店から多店舗展開する中堅チェーンまで、店舗成長に合わせて段階的に機能を拡張できます。

    商品点数10万点まで対応する有料グレード、店舗別・スタッフ別・時間帯別の多角分析、スマレジ・アプリマーケットを通じた外部アプリ連携など、「成長フェーズで足りなくなる機能がない」拡張性の高さが最大の強みです。IT導入補助金の対象ツールにも登録されており、申請に成功すれば最大3/4の補助を受けられます。

    対象規模個人〜大規模・多店舗対応
    業種対応汎用+飲食・小売向け特化あり
    主要連携会計ソフト・EC・決済・労務
    多店舗管理有料グレード(プレミアム以上)で対応
    料金目安月額0円〜15,400円

    ユビレジ

    引用:ユビレジ

    ユビレジは、iPad型POSレジの先駆けとして国内40,000店舗以上で導入されているクラウドPOSです。直感的な操作性に重点を置いて設計されており、スマホやパソコンに苦手意識のあるスタッフでもすぐに使い始められる点が支持されています。

    無料の「お試し」グレード(売上データ72時間表示)からプレミアム(月額6,900円〜・売上データ無制限・多店舗管理)まで揃っており、iPad型POSの安定運用とシンプルなUIを重視する飲食店・小売店に選ばれています。ハンディ端末「ユビレジ ハンディ」(月額1,500円〜)と組み合わせれば、飲食店のテーブルオーダーまで一気通貫で対応できます。

    対象規模中小〜中堅・複数店舗対応
    業種対応飲食・小売・サービス業
    主要連携ユビレジハンディ・会計ソフト・決済
    多店舗管理プレミアムグレードで対応
    料金目安月額6,900円〜

    Cashier

    引用:Cashier

    Cashier(キャッシャー)は、業種別オプションが豊富なクラウド型POSレジで、IT導入補助金の対象ツールとしても登録されています。基本のレジ機能に加え、飲食・小売・美容など業種ごとのオプションを追加することで、業種特化型と高機能型のいいとこ取りができる柔軟性が特徴です。

    料金体系はスターター(初期138,000円・月額0円)から、プロフェッショナル(初期138,000円・月額4,400円)、レンタル一体型(月額8,400円〜)まで複数用意されており、初期費用を抑えたい店舗にはレンタル一体型、ランニングコストを抑えたい店舗にはスターターと、店舗状況に応じた選択ができます。IT導入補助金の申請代行にも対応しています。

    対象規模中小〜中堅・複数店舗対応
    業種対応汎用+飲食・小売・美容オプション
    主要連携会計ソフト・決済・予約システム
    多店舗管理標準対応
    料金目安月額4,400円〜(初期費用:138,000円〜)

    BCPOS

    引用:BCPOS

    BCPOSは、Windowsベースで動作するPOSレジで、小売店の在庫管理機能に強みを持つサービスです。バーコード読み取り・SKU別在庫管理・棚卸・発注など、小売店の店頭オペレーションを完全網羅しており、特に多品種を扱うアパレル・雑貨・書店などで支持されています。

    クラウド型iPad POSとは異なりPC端末で運用するため、店内に強固なPOSスタンドを構築できる点が特徴です。ベーシック月額5,000円〜、レンタル一体型は月額18,000円〜(税抜)から導入でき、多店舗本部管理にも対応しています。Windowsの安定性を活かしてミスのない会計運用を実現したい中堅小売店に選ばれています。

    対象規模中小〜中堅・多店舗対応
    業種対応小売中心(アパレル・雑貨・書店など)
    主要連携会計ソフト・在庫管理システム
    多店舗管理標準対応
    料金目安月額5,000円〜(レンタル月額18,000円〜)

    【EC・OMO連携型】のレジアプリ

    EC・OMO連携型のレジアプリは次の3社です。

    STORESレジ

    引用:STORESレジ

    STORESレジは、STORESが提供するネットショップ・予約システムと完全連携できるクラウド型POSです。実店舗で販売した商品の在庫がSTORESのネットショップにも自動反映され、ECとリアル店舗の在庫を二重管理する手間を完全に削減できます。

    無料のフリープラン(月額0円)から始められ、スタンダードプラン(月額3,300円・年間契約/月額3,960円・月額契約)にアップグレードすることで売上レポートの拡張機能などが利用できるようになります。ネットショップを既にSTORESで運営している事業者、もしくはこれからEC展開を予定している実店舗にとって、最もスムーズに導入できる選択肢です。

    対象規模個人〜中小規模
    業種対応小売・飲食・サービス業
    主要連携STORESネットショップ・予約・決済
    多店舗管理スタンダードグレードで対応
    料金目安月額0円〜3,300円

    Shopify POS

    引用:Shopify POS

    Shopify POSは、世界中で利用されるECプラットフォーム「Shopify」と完全連動するレジアプリです。Shopifyで運営するネットショップの商品マスタ・在庫・顧客データがそのまま実店舗のレジに反映され、OMO戦略の標準ツールとして多くの中堅〜大規模事業者に選ばれています。

    Shopify契約者は無料の「POS Lite」を利用でき、より高度な在庫分析・スタッフ管理が必要な場合は1ロケーションあたり月額89ドル(約13,000円)の「POS Pro」へアップグレードできます。Shopifyのベーシックプラン(月額4,850円〜)の契約が前提となりますが、ポップアップストア・移動販売・実店舗の3チャネルを統一管理でき、海外展開を視野に入れたD2Cブランドに適しています。

    対象規模中小〜大規模・多店舗対応
    業種対応小売・アパレル・D2C
    主要連携Shopify本体・各種ShopifyApp
    多店舗管理POS Proで本格対応
    料金目安月額4,365円〜

    レジアプリ導入時のよくある質問(FAQ)

    Q. レジアプリは本当に無料で運用できますか?

    ソフトウェアの月額料金は無料でも、決済手数料(売上の2.5〜3.74%)と周辺機器(レシートプリンタ・キャッシュドロワー等で5〜15万円)は別途発生します。「無料」は月額のソフト料金が0円という意味であり、店舗運営全体のコストが完全に0円になるわけではない点に注意しましょう。

    Q. レジアプリと従来型のPOSレジ、結局どちらがいいですか?

    新規開業や小〜中規模店舗であれば、初期投資が小さくクラウドで自動更新されるレジアプリが断然有利です。一方で、大規模スーパーや家電量販店などで高速処理・専用ハードが必須の場合は従来型POSが選ばれることもあります。店舗規模と運用要件で判断するのが基本です。

    Q. 多店舗展開する場合、最初からどのタイプを選ぶべきですか?

    将来2店舗目以降を検討している場合、最初から「高機能・多店舗対応型」を選んでおくことを推奨します。後から多店舗対応サービスへ移行するとデータ移行コストと運用切替コストが発生するため、初期段階で拡張性のあるサービスを選んでおく方が結果的に低コストです。

    Q. IT導入補助金を使えば実質いくらで導入できますか?

    IT導入補助金の通常枠であれば補助率1/2〜3/4、インボイス枠であれば2/3〜4/5で補助されます。たとえば月額1.5万円×24ヶ月=36万円のサービスに3/4補助が適用されると、実質負担は9万円程度になります。認定IT導入支援事業者を経由した申請が必須となる点だけ注意しましょう。

    まとめ

    レジアプリは「店舗規模」「業種特性」「コスト構造」「EC・予約連携の有無」によって最適な選択肢が大きく異なります。本記事では4つのタイプに分類し、それぞれにおすすめのレジアプリ13社をご紹介しました。

    まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「レジアプリの選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。

    レジアプリと合わせて検討したい店舗運営ツール(決済代行・会計ソフト・勤怠管理など)については、以下の関連記事も参考にしてください。

    関連記事:決済代行サービス17選比較。料金・対応決済・失敗しない選び方まで解説
    関連記事:会計ソフトおすすめ16選比較。事業規模・目的別の失敗しない選び方を解説
    関連記事:勤怠管理システム16選比較。導入費用や課題別の選び方を解説
    関連記事:キャッシュレス決済端末15選を比較。手数料・入金サイクル別の選び方

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