ネットワーク監視ソフトおすすめ15選比較。ネットワーク監視ツール比較ランキングと料金相場

ネットワークは、今や企業の事業活動を支える止められないインフラとなっています。

しかし実際の運用では、

「夜間や休日の障害対応に人手を取られている…」
「無料のZabbixでいいのか、有料ツールを入れるべきか判断できない…」
「製品が多すぎて、自社の規模に合うものがわからない…」

といった悩みを抱える情シス・IT運用担当者は少なくありません。

そこで本記事では、ネットワーク監視ソフトを提供形態別に3つのタイプへ分類し、おすすめの15製品を比較表とともに紹介します。さらに、自社に合うタイプがすぐわかる診断ツール、気になる費用相場、そして「無料OSSと有料、どちらを選ぶべきか」まで解説します。

ネットワーク監視ソフトとは

ネットワーク監視ソフトとは、ネットワーク上の機器から稼働状況の情報を集め、正常に動いているか・障害の予兆がないかを確認するためのツールです。監視は24時間365日体制で行われるのが一般的で、異常を検知すると管理者へ自動で通知し、迅速な対応につなげます。

Webサイトやアプリケーションを安定して提供するには、その土台であるサーバーやネットワーク機器が正常に動いている必要があります。監視ソフトは、この土台が「ダウンする一歩手前」の段階で危険を察知し、被害が事業全体へ広がる前に手を打てるようにする役割を担います。

ネットワーク監視ソフトが必要な背景

ネットワークの異常は、放置するとアプリケーションやWebサイトの不具合に直結し、業務停止や売上機会の損失を招きます。障害が起きてから気づいて復旧に着手するのでは、すでに事業へ損失を与えてしまっているケースが少なくありません。

また、監視を人手だけに頼ると、夜間や休日の対応で担当者の負担が膨らみ、異常の見逃しリスクも高まります。監視ソフトを導入すれば、人件費や監視工数を抑えながら、企業としての信頼性を保つことができます。

監視体制そのものを自社で抱えきれない場合は、運用を外部に任せる選択肢もあります。情報システム部門の業務全体をアウトソースする方法も検討したい方は、以下の記事も参考にしてください。

関連記事:情シスアウトソーシング14選比較。費用相場から選び方まで解説

主な監視対象と監視項目

ネットワーク監視ソフトが対象とするのは、サーバー・ルーター・スイッチ・Wi-Fiアクセスポイント・ファイアウォールなどのネットワーク機器です。製品によっては、オンプレミスのサーバーに加えて、AWS・Azure・GCPといったクラウドや仮想化環境までまとめて監視できます。

監視する主な項目は次のとおりです。

死活監視機器が停止していないか
性能監視CPU・メモリ・ディスクの使用率
トラフィック監視通信量や帯域の使用状況
経路監視回線の混雑状況や遅延

ネットワーク監視の主な方式

ネットワーク監視ソフトの監視方式は、大きく「エージェント監視」と「エージェントレス監視」の2つに分かれます。どちらに対応しているかは導入の手間や監視できる情報の深さに関わるため、選定前に押さえておきましょう。

エージェント監視

エージェント監視は、監視対象の機器にエージェントと呼ばれる専用ソフトをインストールして情報を収集する方式です。エージェントが常時データを集めて監視サーバーへ報告するため、機器のパフォーマンスや状態をリアルタイムに詳しく把握できます。

一方で、スイッチなどの一部ネットワーク機器にはエージェントをインストールできません。そのため、機器の種類によってはエージェントレス方式と組み合わせて運用することになります。

エージェントレス監視(SNMP・フロー監視)

エージェントレス監視は、機器にソフトをインストールせず、SNMPなどの業界標準プロトコルを使って状態を確認する方式です。ほとんどのサーバーやネットワーク機器はSNMPに対応しているため、死活監視に加えてCPUやメモリの使用状況まで把握できます。

通信量を詳しく分析したい場合は、NetFlowやsFlowなどに対応した「フロー監視」が役立ちます。エージェントレス方式はインストールの手間がなく、導入・管理の負担を抑えられる点がメリットです。近年はサーバー監視もエージェントレスで十分にカバーできる製品が増えています。

ネットワーク監視ソフトの費用相場

ネットワーク監視ソフトの費用は、提供形態によって構造が大きく異なります。買い切りライセンスのオンプレ型、月額制のクラウド型、そしてライセンス無料のOSS型という3つの相場観を整理しました。

提供形態料金目安概要
オンプレ統合型(買切・ライセンス)10万円〜100万円超自社サーバーに設置。監視機器数・監視機能数で変動
クラウド・SaaS型(月額)月額2,000円〜/ホスト・デバイスサーバー準備不要。監視対象数に応じた従量課金が中心
OSS・無料型0円(構築・運用は自社)ライセンス無料。構築工数・人件費が実質的なコスト

オンプレ統合型は初期にまとまった費用が必要ですが、月額がかからず大規模監視でも費用を見通しやすいのが特徴です。クラウド・SaaS型は監視対象が増えるほど月額が上がる従量課金が一般的で、スモールスタートに向いています。OSS型はライセンス費こそ無料ですが、構築や運用に技術者の工数がかかるため、その点を「実質的なコスト」として見込んでおく必要があります。

無料のOSSツールと有料ツールはどちらを選ぶべき?

ネットワーク監視ソフトを検討する際、多くの担当者が最初に迷うのが「無料のOSSで十分か、有料ツールを導入すべきか」という点です。結論から言えば、判断の分かれ目は『社内の技術力』と『運用にかけられる工数』にあります。

無料のOSSは、機能面で有料ツールに引けを取りません。大規模なネットワーク監視にも対応でき、ライセンス費もかかりません。ただし、監視項目の設定やサーバー構築、トラブル時の調査をすべて自社で行う必要があり、設定済みですぐ使える有料ツールと比べて導入・運用の工数は大きくなります。

そのため、社内にネットワークやサーバーに精通したエンジニアがいて、構築・運用に工数をかけられるならOSSが有力な選択肢です。一方で、専門人材が限られている、できるだけ早く確実に監視を始めたい、手厚い日本語サポートが欲しいという場合は、有料ツールのほうが結果的に総コストを抑えられるケースが多くなります。

ライセンスが無料でも、構築と運用に必要な人件費まで含めて比較することが、後悔しない選定のポイントです。

ネットワーク監視ソフトを選ぶ際に確認すべき5つの比較ポイント

ネットワーク監視ソフトはどれも同じではありません。自社の環境や体制に合わない製品を選ぶと、設定に追われたり、肝心の障害を見逃したりしてしまいます。ここでは、選定時に必ず確認したい5つのポイントを解説します。

  • 監視対象の対応範囲
  • 監視方式(エージェント/エージェントレス)
  • 導入設定・運用管理の自動化
  • アラート通知の方法
  • 料金・提供形態

監視対象の対応範囲

まず確認すべきは、自社が監視したい対象に製品が対応しているかです。監視対象にはネットワーク機器だけでなく、サーバー・Webサイト・アプリケーションなど様々なものが含まれます。

特にサーバーは、オンプレミス(Windows・Linux・VMware・Dockerなど)とクラウド(AWS・Azure・GCPなど)で対応状況が分かれます。今後クラウド移行や事業拡張を予定している場合は、現時点の環境だけでなく将来の構成も見据えて、幅広く対応できる製品を選ぶと安心です。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • ネットワーク機器とサーバーの両方を監視できるか
  • 自社のクラウド・仮想化環境に対応しているか
  • 将来の拡張先となる環境もカバーしているか

監視方式(エージェント/エージェントレス)

監視方式は、導入の手間と監視できる情報の深さに直結します。エージェントレス監視に対応していれば、各機器にソフトをインストールする必要がなく、導入や管理の負担を抑えられます。

一方で、サーバー内部の詳細な情報をリアルタイムに取得したい場合は、エージェント監視のほうが向いています。多くの製品は両方式に対応していますが、自社が重視する監視内容に合わせて、どちらの方式を強みとする製品かを確認しましょう。

導入設定・運用管理の自動化

監視対象が増えるほど、機器ごとの監視項目設定は膨大な作業になります。機器の自動検出やテンプレートによる自動設定に対応した製品なら、初期構築の手間を大幅に減らせます。

運用フェーズでも、ひとつの管理画面から全体を把握できるか、ログ分析やレポート作成が自動化されているかは、日々の負担を左右します。System Answer G3やLogicMonitorのように、数千種類の監視テンプレートを標準装備し、設定を自動化できる製品は、運用工数の削減に大きく貢献します。

アラート通知の方法

ネットワーク監視の大きな目的は障害の早期検知です。しかし、通知がメールだけだと、夜間や休日に見逃して対応が遅れる恐れがあります。

そのため、メール以外の通知手段をどれだけ備えているかは重要な比較軸です。Slackなどのチャット連携、自動音声による電話通報、SMS配信、警告灯などに対応していれば、深夜の障害でも確実に気づけます。自社の運用フローと照らし合わせ、見逃しを防げる通知方法を持つ製品を選びましょう。

料金・提供形態

最後に、料金体系と提供形態が自社の方針に合うかを確認します。オンプレ型は買い切りで月額がかからない反面、初期費用とサーバー準備が必要です。クラウド・SaaS型は初期費用を抑えてすぐ始められますが、監視対象が増えると月額が上がります。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • オンプレ・クラウド・OSSのどの形態が自社に合うか
  • 監視対象数が増えたときの費用の上がり方
  • 最低契約デバイス数などの導入条件

ネットワーク監視ソフトの選び方

ネットワーク監視ソフトは、提供形態によって導入の手間・コスト・必要な体制が大きく変わります。ここでは以下の3つのタイプに分類し、それぞれの特徴と向いている企業を紹介します。

  1. 統合監視型 | オンプレ設置で多拠点・大規模を国産サポートで一元管理したい場合
  2. クラウド・SaaS型 | サーバー準備不要でスモールスタートし、運用負荷を抑えたい場合
  3. OSS・無料型 | 社内に技術者がいて、コストを抑えて自前で構築・運用したい場合

まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

0 / 7 回答済み

Q1 / 提供形態

社内ネットワークの監視は、どちらの形で運用したいですか?

Q2 / 予算方針

監視ツールにかけられる予算について、どちらに近いですか?

Q3 / 社内の技術力

ネットワーク監視を扱える技術者について、どちらに近いですか?

Q4 / 監視規模

監視したいネットワーク・機器の規模は、どちらに近いですか?

Q5 / サポート体制

サポートについて、どちらに近いですか?

Q6 / 導入スピード

導入のスピード感について、どちらに近いですか?

Q7 / 運用負荷

日々の運用について、重視するのはどちらですか?

あなたにおすすめのタイプが決まりました

このタイプで解決できること

    このタイプのサービスを見る →

    ① 統合監視型(オンプレ設置で大規模を一元管理したい場合)

    統合監視型は、自社のサーバーに設置し、ネットワークとサーバーをまとめて監視できるタイプです。多くが純国産で日本語サポートが手厚く、多拠点・大規模なネットワークの一元管理に強みを持ちます。

    監視機器の自動検出やテンプレートによる自動設定、障害対応の自動化などを備えた製品が多く、運用負荷を抑えながら確実な監視体制を構築できます。買い切りライセンスが中心のため月額費用がかからず、大規模環境でも費用を見通しやすい点も特徴です。導入実績が豊富で安定した運用を重視する中堅・大企業や、官公庁・金融機関などに向いています。

    このタイプへの導入に向いている企業は以下になります。

    • 多拠点・数百台規模のネットワークを一元管理したい企業
    • 純国産・日本語の手厚いサポートを重視する企業
    • 月額ではなく買い切りで費用を見通したい企業

    このタイプのネットワーク監視ソフトを見る⇩

    ② クラウド・SaaS型(手軽にスモールスタートしたい場合)

    クラウド・SaaS型は、サーバーの準備が不要で、契約後すぐに監視を始められるタイプです。監視対象が少ない状態から始め、事業の成長に合わせて対象を増やせる従量課金が中心のため、初期投資を抑えてスモールスタートできます。

    クラウドや仮想化環境の監視に強く、SlackやTeamsなどへのアラート通知も柔軟に設定できます。インストールや運用の手間が少ないため、専任のインフラ担当を置きにくい企業や、AWS・Azureなどクラウド中心の構成を取る企業に適しています。

    このタイプへの導入に向いている企業は以下になります。

    • サーバー準備をせず、すぐに監視を始めたい企業
    • クラウド・仮想化環境を中心に監視したい企業
    • 監視対象の増減に合わせて柔軟に運用したい企業

    このタイプのネットワーク監視ソフトを見る⇩

    ③ OSS・無料型(技術力を活かしてコストを抑えたい場合)

    OSS・無料型は、ライセンス費が無料で、自社の運用に合わせて自由に構築・カスタマイズできるタイプです。機能面では有料ツールに引けを取らず、大規模監視にも対応できます。

    ただし、サーバー構築・監視項目の設定・トラブル時の調査をすべて自社で行う必要があり、相応の技術力と工数が求められます。情報が充実しているため学習しやすい反面、導入や運用に時間をかけられない場合には不向きです。社内にネットワークやサーバーに精通したエンジニアがいて、コストを抑えたい企業に向いています。

    このタイプへの導入に向いている企業は以下になります。

    • 社内に監視を構築・運用できるエンジニアがいる企業
    • ライセンス費をかけずにコストを抑えたい企業
    • 自社要件に合わせて自由にカスタマイズしたい企業

    このタイプのネットワーク監視ソフトを見る⇩

    ツール選定と並行して、運用体制づくりに不安がある場合は専門家に相談する方法もあります。インフラ全体の最適化を見据えたい方は、以下の記事も参考にしてください。

    関連記事:ITコンサルティング会社16選比較。費用相場や失敗しない選び方を解説

    おすすめのネットワーク監視ソフト一覧比較表

    以下は、本記事で紹介するネットワーク監視ソフトの一覧比較表です。

    サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
    パトロールクラリス
    要問い合わせ
    統合監視型
    純国産・エージェントレスの統合監視。導入4,000社以上で運用自動化まで対応
    System Answer G3
    要問い合わせ
    統合監視型
    5,384種類の監視項目から自動設定。リソース予測で障害を先読み
    NetKids iMark
    0円〜
    統合監視型
    官公庁・金融でも使われる国産ツール。0円からスモールスタート可能
    X-MON
    98,000円〜(買切)
    統合監視型
    Nagiosベースの国産統合監視。API連携で外部ツールと柔軟に接続
    OpManager
    年額16.8万円〜
    統合監視型
    25台の小規模から1万台まで対応。ドラッグ&ドロップで構築可能
    WhatsUp Gold
    要問い合わせ
    統合監視型
    ネットワークの可視化に特化。自動マップ化で構成を一目で把握
    PRTG Network Monitor
    要問い合わせ
    統合監視型
    全世界50万install。フロー監視・クラスタ構成も標準機能
    Site24x7
    月額10,420円〜
    クラウド・SaaS型
    サーバー〜クラウドまで幅広く監視。世界100拠点からの監視に対応
    Mackerel
    月額2,180円〜
    クラウド・SaaS型
    はてな提供の国産SaaS。エージェント導入だけですぐ監視開始
    Datadog
    月額18.75ドル〜
    クラウド・SaaS型
    500以上のサービス連携。クラウド統合監視のグローバル定番
    LogicMonitor
    月額2,700円〜/台
    クラウド・SaaS型
    3,000種類超のテンプレートとAIOpsで運用を自動化
    Zabbix
    無料(OSS)
    OSS・無料型
    エンタープライズ実績豊富なOSSの定番。有償サポートも選択可能
    Nagios Core
    無料(OSS)
    OSS・無料型
    設定自由度が高い老舗OSS。商用版Nagios XIも提供
    Pandora FMS
    無料(OSS)
    OSS・無料型
    直感的なUIが特徴。SNMP・NetFlowに対応し大規模監視も可能
    Hinemos
    無料(OSS)
    OSS・無料型
    国産OSS。監視に加えてジョブ管理・運用自動化まで一括対応

    本記事へご掲載をご希望の事業者は以下からお問い合わせくださいませ。
    →掲載のお問い合わせはこちら:https://cone-c-slide.com/liblog/lp/

    【統合監視型】のネットワーク監視ソフト

    統合監視型のネットワーク監視ソフトを7つ紹介します。

    パトロールクラリス(株式会社コムスクエア)

    引用:パトロールクラリス

    純国産・エージェントレスのサーバー/ネットワーク統合監視ツールです。導入実績は4,000社以上にのぼり、監視対象が数十台の中規模企業から、1,000以上のデータセンターまで幅広く対応しています。

    完全日本語の使いやすいGUIが特徴で、マニュアルなしでも運用できる設計です。死活監視・SNMP監視はもちろん、コマンド監視・サービス監視・リソース監視・データベース監視・Azure/AWS監視など60機能以上を備えています。

    さらに、復旧・インシデント起票・エスカレーションといった障害対応を、GUI上のテンプレートからフローチャート形式で組み立てて自動化できます。死活監視と運用管理は無料で、必要な監視機能分だけライセンスを購入する形式のため、無駄のない柔軟な運用が可能です。

    監視対象の範囲サーバー・ネットワーク機器・クラウド(Azure/AWS)を統合監視
    監視方式エージェントレス
    導入・運用の自動化障害対応をフローチャートで自動化。テンプレートで設定省力化
    アラート通知メール・電話・エスカレーションなど多様な通知に対応
    料金目安要問い合わせ

    System Answer G3(アイビーシー株式会社)

    引用:System Answer G3

    大規模監視にも対応する、エージェントレス型の統合監視ソフトウェアです。ネットワークとサーバーをまとめて監視でき、社内ネットワークからプライベート/パブリッククラウド、仮想化環境まで一元管理できます。

    最大の特徴は、導入と運用の負荷を抑える自動化です。監視設定は、用意された133メーカー・5,384種類の監視項目から自動的に選んで設定されるため、初期構築の手間がかかりません。構成の変更にも自動で追従するため、設定ミスを防ぎながら確実に状況を把握できます。

    分析の自動化も強みで、システムリソースの傾向から将来のリソース不足を予測し、トラブルが起きる前に管理者へ通知します。1分間隔での収集により、リアルタイムに近い把握が可能です。

    監視対象の範囲ネットワーク・サーバー・クラウド・仮想化環境を一元監視
    監視方式エージェントレス
    導入・運用の自動化5,384種類の項目から自動設定。構成変更にも自動追従
    アラート通知リソース不足の予測通知に対応
    料金目安要問い合わせ

    NetKids iMark(株式会社アイ・エス・ティ)

    引用:NetKids iMark

    0円からスモールスタートできる、自社開発の国産ネットワーク監視ツールです。導入実績は4,000ライセンス以上で、官公庁をはじめ行政機関・金融機関・教育機関など幅広い分野で活用されています。

    Ping監視・リソース監視・HTTP/HTTPS監視・SNMPデータ取得など基本機能を備え、エージェントの活用によって100種類以上の多様な監視ニーズに対応します。レポーティング機能「iMark Reporter」を使えば、監視ログから報告資料を簡単に作成でき、日々の集計作業を省力化できます。

    個人・商用を問わず小規模なら0円から利用でき、スモールスタートから中・大規模な監視まで段階的に拡張できる柔軟性が魅力です。

    監視対象の範囲サーバー・ネットワーク機器。仮想サーバー上でも稼働
    監視方式エージェント/エージェントレス(SNMP)両対応
    導入・運用の自動化iMark Reporterでレポート作成を省力化
    アラート通知メール通知などに対応
    料金目安0円〜(Ping版24,000円〜、次年度9,000円/年)

    X-MON(株式会社エクストランス)

    引用:X-MON

    オープンソースのNagiosやRRDtoolをベースに開発された、国産の統合監視ソフトウェアです。トラフィック監視・リソース監視・データベース監視のほか、Hyper-V監視やVMware監視などの仮想化環境にも対応します。

    各機器はWeb管理画面で一元管理でき、アラート通知はメールに加えて自動音声・警告灯・Slack・ブラウザでも行えます。障害発生時には再起動コマンドによる自動復旧にも対応しています。

    インシデント管理ツールやチャットシステム、他社の監視製品とのAPI連携が可能で、X-MONにログインせず監視結果の取得や設定変更ができる点も便利です。インストール型のほか、クラウド型・アプライアンス型も用意されています。

    監視対象の範囲サーバー・ネットワーク機器・仮想化環境(Hyper-V/VMware)
    監視方式エージェント/エージェントレス両対応
    導入・運用の自動化再起動コマンドによる自動復旧。API連携に対応
    アラート通知メール・自動音声・警告灯・Slack・ブラウザ
    料金目安10ノード版:98,000円

    OpManager(ゾーホージャパン株式会社)

    引用:OpManager

    25台以下の小規模から1万台規模の大規模まで対応する、エージェントレス型の統合監視ツールです。ネットワークとサーバーをまとめて監視でき、仮想化環境やAzure・AWSの監視にも対応します。

    監視項目は10,000以上のテンプレートから自動設定されるため、初期設定の手間がかかりません。閾値超過時のアラート通知に対応し、色やアイコンで直感的に状況を把握できる豊富なレポートを利用できます。

    GUIのカスタマイズはプログラミング不要で、ドラッグ&ドロップの簡単操作に対応。誰でも運用・構築できる手軽さから、乗り換え先としても選ばれています。

    監視対象の範囲ネットワーク・サーバー・仮想化環境・クラウド(Azure/AWS)
    監視方式エージェントレス
    導入・運用の自動化10,000以上のテンプレートで自動設定。GUIをドラッグ&ドロップ操作
    アラート通知閾値超過時のアラート通知に対応
    料金目安年額16.8万円〜(25デバイス・2ユーザーまで)

    WhatsUp Gold(プログレス・ソフトウェア・ジャパン株式会社)

    引用:WhatsUp Gold

    ネットワークインフラの可視化と管理に特化した統合監視ソリューションです。ネットワークデバイスの監視・トラフィック分析・設定管理に強みを持ち、複雑なネットワーク環境を効率的に運用できます。

    自動検出機能により、ネットワークに接続されたデバイスを自動的にマップ化し、物理・仮想・ワイヤレス環境を統合的に表示します。構成や接続状況を一目で把握でき、問題発生時にはドリルダウン機能で根本原因を迅速に特定できます。

    ネットワークトラフィックの状況をヒートマップで表示することで、帯域幅の使用状況を視覚的に把握し、ボトルネックの早期発見を支援します。

    監視対象の範囲ネットワークデバイス・サーバー・物理/仮想/ワイヤレス環境
    監視方式エージェントレス
    導入・運用の自動化デバイスの自動検出・自動マップ化に対応
    アラート通知問題発生時に通知し、ドリルダウンで原因特定
    料金目安要問い合わせ

    PRTG Network Monitor(ジュピターテクノロジー株式会社)

    引用:PRTG Network Monitor

    全世界で50万以上のインストール実績を誇る、オールインワンの監視ソフトウェアです。ネットワーク監視・サーバー監視・アプリケーション監視に対応し、日本語にも完全対応しています。

    エージェントレスで導入・設定が簡単な点が特徴で、インストールから5分ほどで監視対象と項目を自動検出して監視を始められます。VMwareやHyper-Vなどの仮想環境、Ciscoのネットワーク機器など、250以上の機器やソフトウェアの監視に対応しています。

    フロー監視や、可用性を高めるクラスタ構成などが標準機能として備わっており、アドオン・オプションが一切不要な点も魅力です。マルチベンダー対応で設定時間を大幅に短縮できます。

    監視対象の範囲ネットワーク・サーバー・アプリ・仮想環境(250以上の機器に対応)
    監視方式エージェントレス
    導入・運用の自動化監視対象・項目を自動検出。5分で監視開始
    アラート通知メールなど各種通知に対応
    料金目安要問い合わせ(フロー監視・クラスタ構成は標準機能)

    【クラウド・SaaS型】のネットワーク監視ソフト

    クラウド・SaaS型のネットワーク監視ソフトを4つ紹介します。

    Site24x7(ゾーホージャパン株式会社)

    引用:Site24x7

    クラウド環境も含めて一元管理できる、SaaS型のネットワーク監視ツールです。企業規模や国内外を問わず豊富な導入実績を持ち、監視対象のネットワーク機器を一覧で確認できるわかりやすい管理画面が特徴です。

    監視対象が幅広く、サーバー監視(Windows・Linux・FreeBSD・VMware・Docker)、クラウド監視(AWS・Azure・GCP)、Webサイト監視、アプリケーション監視、ネットワーク監視を一元的にカバーします。Webサイト監視では全世界100以上のロケーションからパフォーマンスを測定できます。

    ダウンを検知した際は、公開ステータスページで顧客やサービス部門へ即座に通知できる機能も便利です。無料版も用意されており、使用感を確かめてから導入できます。

    監視対象の範囲ネットワーク・サーバー・クラウド・Webサイト・アプリを一元監視
    監視方式エージェント/エージェントレス両対応
    導入・運用の自動化わかりやすい管理画面で一覧把握。ステータスページ公開も可能
    アラート通知メール・公開ステータスページなどで通知
    料金目安月額10,420円〜(Professional・年間契約/無料版あり)

    Mackerel(株式会社はてな)

    引用:Mackerel

    導入の手軽さが特徴の、株式会社はてなが提供する国産SaaS型監視ツールです。対象のサーバーに監視エージェントをインストールするだけで、すぐに監視を始められます。

    自社のサービス運用基盤をMackerelで運用してきたノウハウが詰め込まれており、開発者にも運用者にも使いやすいUIを実現しています。ユーザー数に制限のない料金プランで、チームで監視に取り組む文化づくりを支援します。

    発生したアラートは、Slack・Chatwork・Microsoft Teamsなど利用ツールに合わせて柔軟に通知先を設定できます。複数メトリックの組み合わせや将来予測値の監視、機械学習を使った異常検知など、可観測性にこだわった高度な監視機能も備えています。

    監視対象の範囲サーバー・クラウド。トレーシング機能も実装
    監視方式エージェント
    導入・運用の自動化エージェント導入だけで監視開始。機械学習による異常検知
    アラート通知Slack・Chatwork・Microsoft Teamsなどに柔軟に通知
    料金目安月額2,180円/ホスト〜(無料プランあり・税込)

    Datadog

    引用:Datadog

    500以上のシステム・サービスの監視に対応する、ネットワークとサーバーの統合監視クラウドサービスです。AWS・GCP・Oracle DBなどに加え、コンテナやIoTデバイスの監視も可能です。

    メトリクス・トレース・ログを軸にシステムを監視し、過負荷のホストや問題のあるデータベースなどをきめ細かく探し出します。一つの画面で問題の発生状況を視覚化できるため、ユーザビリティに優れています。

    アラートはSlackなどのコミュニケーションツールやメールに直接通知でき、モバイルアプリでも確認できます。条件付きアラートで「アラート疲れ」を防げるほか、規模によらず導入しやすい価格体系のため、小規模から大規模まで幅広く向いています。

    監視対象の範囲ネットワーク・サーバー・クラウド・コンテナ・IoT(500以上連携)
    監視方式エージェント
    導入・運用の自動化ログ分析による予兆検知。条件付きアラートで通知を最適化
    アラート通知Slack・メール・モバイルアプリ
    料金目安月額18.75ドル/デバイス〜(ネットワーク監視のみは月5ドル〜)

    LogicMonitor(SaaSpresto株式会社)

    引用:LogicMonitor

    ハイブリッド環境を一元監視できる、エージェントレスのクラウド型IT統合監視システムです。AWS・Azure・GCPなどのパブリッククラウドやオンプレミス環境、複雑な仮想化環境にあるIT資産を一元的に監視します。

    監視対象はサーバー・ネットワーク・ストレージなどのインフラから、アプリケーション・Webサイトまで幅広くカバーします。北米のITインフラ監視業界で2,000社以上の導入実績を持ち、そこから得られた推奨閾値が事前設定された3,000種類以上の監視テンプレートを標準装備しています。

    面倒な運用設計をすることなく必要な監視メトリクスを自動収集でき、AIOps機能によるアラート最適化で、情報システム部門の業務負担を軽減します。

    監視対象の範囲サーバー・ネットワーク・ストレージ・クラウド・アプリを一元監視
    監視方式エージェントレス
    導入・運用の自動化3,000種類超のテンプレートで自動収集。AIOpsでアラート最適化
    アラート通知AIOpsによるアラート精査・通知
    料金目安月額2,700円/デバイス(50デバイスから利用可能)

    【OSS・無料型】のネットワーク監視ソフト

    OSS・無料型のネットワーク監視ソフトを4つ紹介します。

    Zabbix(Zabbix LLC)

    引用:Zabbix

    エンタープライズ環境で豊富な導入実績を持つ、オープンソースの監視ツールです。ネットワークとサーバーの監視に対応し、ライセンス費は無料で利用できます。

    エージェント監視・エージェントレス監視のどちらにも対応し、主要なネットワーク機器の監視項目に対応したテンプレートが用意されています。監視項目数・障害検知・ログ情報収集・レポーティング画面など一通りの機能を備え、自社の運用に合わせて自由に設定できます。

    設定方法に関する情報がインターネット上に充実しているため、エンジニアにとって扱いやすい点も魅力です。Zabbix社による有償のサポートやトレーニングも用意されており、本格運用時の支援も受けられます。

    監視対象の範囲ネットワーク・サーバー。エンタープライズ環境にも対応
    監視方式エージェント/エージェントレス両対応
    導入・運用の自動化主要機器のテンプレートを用意。設定情報も豊富
    アラート通知障害検知・通知機能を標準装備
    料金目安無料(OSS/有償サポートあり)

    Nagios Core(Nagios Enterprises)

    引用:Nagios Core

    監視項目や監視方法の設定自由度が高い、老舗のオープンソース監視ツールです。ネットワークとサーバーの監視に対応し、エージェント型・エージェントレス型の両方を利用できます。

    オープンソース版は無償で利用でき、自社の要件に合わせて細かく監視を組み立てられます。多くの監視ツールがNagiosをベースに開発されてきた実績があり、ネットワーク監視の基盤として長年支持されています。

    その分、導入設定や運用にはある程度の時間と知識が必要です。運用管理機能を充実させたい場合は、商用版の「Nagios XI」も提供されています。

    監視対象の範囲ネットワーク・サーバー
    監視方式エージェント/エージェントレス両対応
    導入・運用の自動化設定自由度が高い反面、初期構築には知識が必要
    アラート通知障害通知機能を標準装備
    料金目安無料(OSS/商用版Nagios XIあり)

    Pandora FMS(Pandora FMS Team)

    引用:Pandora FMS

    操作しやすい直感的なUIが特徴の、オープンソース監視ツールです。2004年にスペインで開発され、ネットワークとサーバーの監視に対応しています。

    ネットワーク監視はSNMPだけでなくNetFlowなどにも対応し、トラフィックの詳細な分析が可能です。ネットワーク機器やサーバーを自動検出して設定する機能や、テンプレートによる設定機能を備え、大規模での監視にも対応します。

    統合監視機能やテンプレート設定機能を強化した、サポート付きの有償Enterprise版も用意されています。無料で始めて、必要に応じて商用版へ移行できる柔軟性があります。

    監視対象の範囲ネットワーク・サーバー。大規模監視にも対応
    監視方式エージェント/エージェントレス(SNMP・NetFlow)
    導入・運用の自動化機器の自動検出・テンプレート設定に対応
    アラート通知障害通知機能を標準装備
    料金目安無料(OSS/有償Enterprise版あり)

    Hinemos(NTTデータ先端技術株式会社)

    引用:Hinemos

    監視に加えてジョブ管理・運用自動化まで一括対応する、国産のオープンソース統合運用管理ソフトです。すべてのメニューが日本語で、IPA(情報処理推進機構)の委託を受けて開発された実績を持ちます。

    「収集・蓄積」「監視・性能」「自動化」に必要な機能を1つのパッケージで提供し、監視だけでなく、システム運用に欠かせないジョブ機能まで備えている点が大きな特徴です。複数システムの統合的な運用管理をOSSで実現したい企業に適しています。

    無料で利用できるオープンソース版に加え、サポート付きの有償サブスクリプションも提供されており、エンタープライズ用途でも安心して導入できます。

    監視対象の範囲ネットワーク・サーバー。ジョブ管理・運用自動化も統合
    監視方式エージェント/エージェントレス両対応
    導入・運用の自動化監視からジョブ管理・運用自動化まで一括対応
    アラート通知障害通知機能を標準装備
    料金目安無料(OSS/有償サブスクリプションあり)

    ネットワーク監視ソフトのよくある質問(FAQ)

    Q. 無料のOSSツールだけで運用できますか?

    社内にネットワークやサーバーに精通したエンジニアがいて、構築・運用に工数をかけられるなら、ZabbixやHinemosなどのOSSだけでも十分に運用できます。ただし、設定やトラブル対応をすべて自社で行う必要があるため、人材や工数が限られる場合は、設定済みですぐ使える有料ツールのほうが結果的に総コストを抑えられることがあります。

    Q. ネットワーク監視とサーバー監視はどう違いますか?

    ネットワーク監視はルーターやスイッチなどの通信機器や経路の状態を、サーバー監視はサーバーのCPU・メモリ・ディスクなどの稼働状況を対象とします。多くの製品は両方をまとめて監視できる「統合監視」に対応しているため、システム全体を一元管理したい場合は統合監視ツールを選ぶのが一般的です。

    Q. エージェント型とエージェントレス型はどちらを選ぶべきですか?

    導入の手間を抑えたい、スイッチなどソフトをインストールできない機器を監視したい場合はエージェントレス型が向いています。一方、サーバー内部の詳細な情報をリアルタイムに取得したい場合はエージェント型が適しています。多くの製品は両方式に対応しているため、重視する監視内容に合わせて選びましょう。

    Q. 導入にはどれくらいの期間がかかりますか?

    クラウド・SaaS型は契約後すぐに監視を始められ、製品によってはインストールから数分で監視を開始できます。一方、オンプレ型やOSS型はサーバー準備や監視項目の設定が必要なため、規模に応じて数日〜数週間かかる場合があります。テンプレートや自動検出機能を備えた製品を選ぶと、導入期間を短縮できます。

    まとめ

    ネットワーク監視ソフトは、提供形態によって導入の手間・コスト・必要な体制が大きく変わります。多拠点・大規模を国産サポートで一元管理したいなら統合監視型、手軽にスモールスタートしたいならクラウド・SaaS型、技術力を活かしてコストを抑えたいならOSS・無料型が基本の選び方です。

    まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「ネットワーク監視ソフトの選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。

    監視ツールの導入とあわせて、障害対応や運用そのものを外部に任せたい場合は、ヘルプデスクの外注も選択肢になります。問い合わせ・障害一次対応の体制を強化したい方は、以下の記事も参考にしてください。

    関連記事:ヘルプデスク代行サービス12選比較。費用相場から目的別の選び方まで解説

    資料一覧 記事一覧 ログイン 資料を掲載(無料) 記事広告への掲載希望