LINE採用管理ツールおすすめ10選比較。目的別の選び方を診断付きで解説
「応募はあるのに、その後の連絡がつかず選考が進まない…」
こんな悩みを抱えていませんか?
メールを送っても開封されない。電話をかけても出てもらえない。日程調整のたびにやり取りが何往復もして、気づけば候補者は他社に流れている。採用市場が厳しさを増すなかで、こうした「連絡の形骸化」による機会損失に悩む採用担当者は少なくありません。
そこで注目されているのが、候補者にとって最も身近な連絡手段であるLINEを採用業務に組み込める「LINE採用管理ツール」です。開封率の高いLINEで応募者とつながり、日程調整やリマインドを自動化することで、選考辞退を防ぎながら採用工数を大きく削減できます。
ただ、いざ選ぼうとすると「採用管理システム(ATS)にLINE機能が付いたもの」と「LINEのやり取りに特化したもの」が入り混じり、どれが自社に合うのか分かりにくいのが実情です。
本記事では、LINE採用管理ツールを3つのタイプに分類し、自社に合うタイプがその場でわかる診断ツールとともに、おすすめの10サービスを紹介します。費用相場・選び方の比較ポイントもあわせて解説するので、ツール選定の参考にしてください。
LINE採用管理ツールとは
LINE採用管理ツールとは、LINEを通じた応募者とのコミュニケーションを、採用業務として一元管理できるツールの総称です。LINE公式アカウントを使って求人情報や選考日程・合否の通知を配信し、応募者からの問い合わせなど双方向のやり取りまで、管理画面上で扱えます。
個人のLINEで応募者と連絡を取る運用では、誰にいつ何を送ったかが担当者ごとにブラックボックス化し、対応漏れや情報漏洩のリスクが高まります。LINE採用管理ツールを使えば、応募者情報とトーク履歴が紐づいて一元管理でき、企業用アカウントとして権限管理・ログ管理も行えます。
LINE採用管理ツールでできること
LINE採用管理ツールが備える代表的な機能は次の通りです。
| リッチメニュー | トーク画面下部に募集要項・社員インタビューなどを画像付きで固定表示。 Webサイト代わりの情報発信に活用。 |
| セグメント配信 | 「新卒のみ」「エンジニア職のみ」など属性を絞ったメッセージ配信。 |
| ステップ配信 (シナリオ配信) | 友だち追加から日数に応じて会社紹介・説明会案内などを自動配信し、志望度を育成。 |
| 面接日程の自動調整 | カレンダー形式の候補日を送り、タップだけで日程確定。 Googleカレンダー連携も一般的。 |
| リマインド・合否連絡 の自動化 | 説明会・面接前のリマインドや、ステータス変更に連動した合否通知を自動送信。 |
| 選考ステータス管理 | 「未対応」「面接調整中」「内定」などの進捗をドラッグ&ドロップで可視化。 |
| QRコード計測 | 流入経路ごとにQRコードを発行し、どの媒体・イベント経由の応募者が内定に至ったかを分析。 |
LINEが採用で選ばれる理由
LINEが採用の連絡手段として選ばれる最大の理由は、圧倒的な開封率と即時性にあります。一般的なメールマガジンの開封率が15〜20%程度であるのに対し、LINEの開封率は平均で60%以上に達するとされています。
若年層を中心にメールを「見ない・気づかない」層が増えるなか、国内で9,600万人以上が利用するLINEは生活インフラとして定着しています。プッシュ通知で重要な連絡を見逃しにくく、面接日程の調整リードタイムも数日から数時間へと短縮できます。リマインド機能による無断欠席の防止、内定後フォローによる内定辞退率の低下など、歩留まり改善の効果も期待できる点が、採用領域でLINE活用が広がっている背景です。
採用全体の進め方やほかの手法との比較を整理したい方は、以下の記事もあわせて参考にしてください。
関連記事:採用代行(RPO)おすすめ30社比較。費用相場からタイプ別の選び方まで解説
LINE採用管理ツールの費用相場
LINE採用管理ツールの費用は、「採用管理システム(ATS)ごと導入するか」「LINE機能だけを追加するか」で大きく変わります。おおまかな相場は以下の通りです。
| 導入タイプ | 相場 | 概要 |
|---|---|---|
| LINE特化型(単体) | 月額3万円〜 | 既存の応募者管理に、LINEのセグメント配信・ステップ配信などを追加。 |
| ATS一体型 | 月額数万円〜十数万円 | 応募者管理・媒体連携・LINE連携を一つのシステムで完結。 |
| 大手・大量採用向け | 要問い合わせ(個別見積もり) | 数千〜数万規模の応募に対応する大手向け。料金は個別算定。 |
なお、ツール費用とは別に、LINE公式アカウントの配信料が発生する点に注意が必要です。費用が変動する主な要因は次の3つです。
費用が変動する3つの要因
1. 課金形態(定額制か従量制か)
ツールによって「定額制」と「友だち人数による従量制」があります。応募者数が多い企業ほど、従量制では費用が膨らみやすいため、想定する応募規模に合わせた料金体系の確認が重要です。
2. LINE公式アカウントの配信料
ツール利用料とは別に、LINE社へ支払う配信料がかかります。配信通数が多い企業では、ここのコストが想定以上に膨らむことがあるため、事前に通数の見込みを立てておきましょう。
3. サポート・初期設定の費用
初期設定の代行や、ステップ配信シナリオの作成コンサルティングが別料金となるケースがあります。導入時の支援をどこまで受けるかによって、初期費用が変動します。
LINE採用管理ツールは無料で使えるのか
結論から書くと、本記事で紹介する10サービスのうち、無料で使い始められるのは2社だけです。「LINE採用管理ツール 無料」で探している方の期待とは、少しずれた実態になっています。
| サービス | 無料の内容 |
|---|---|
| 採用係長 | トライアルプラン 0円/月。応募者情報の閲覧1件、求人の公開3件まで。 |
| ジョブカン採用管理 | 30日間の無料お試し期間。 |
| 上記以外の8社 | 公式サイトに無料プラン・無料トライアルの記載なし |
無料で使えるのは「ツール料金」だけでLINE側の配信料は別にかかる
ここが最も誤解されやすい点です。採用管理ツールが無料でも、LINE公式アカウントの配信料は別途発生します。
前章(費用相場)で触れたとおり、LINE採用管理ツールのコストは「ツール利用料」と「LINE社へ支払う配信料」の合算です。応募者が増えるほどメッセージ通数が増え、配信料も上がります。「ツールは無料だから0円で運用できる」という計算は成り立ちません。
無料で始める場合は、次の順番で確認してください。
- 無料プランで扱える応募者数・求人数の上限(採用係長のトライアルプランは応募者情報1件・求人3件)
- 無料期間が終わったあとの月額(ジョブカンは公式に料金ページがなく、要問い合わせ)
- LINE公式アカウント側のメッセージ通数プラン
無料トライアルで見るべきは「機能」ではなく「移行のしやすさ」
無料期間中に機能の多さを確かめる方は多いのですが、実際に効いてくるのは移行のしやすさです。採用管理ツールは一度運用に乗せると乗り換え負担が大きく、応募者データと選考履歴がそのツールに溜まっていきます。
無料期間中に、次の3点を試しておくことをおすすめします。
- 既存の応募者データをCSVで取り込めるか(媒体からのエクスポート形式に対応しているか)
- 解約時に応募者データをエクスポートできるか(できないと乗り換えが実質不可能になります)
- 現場の面接担当者がスマホだけで使えるか(採用担当以外が触るかどうかで定着率が変わります)
無料にこだわらないほうがよいケース
新卒採用で母集団が数百人規模になる場合、無料プランでは要件を満たしません。 採用係長のトライアルプランは応募者情報1件の閲覧に限られ、実運用には使えない設計です。
一方で、アルバイト・パートの通年採用で月あたりの応募が数件〜十数件にとどまる場合は、無料プランや低価格プランから始めて、応募数が増えた段階で上位プランに移る進め方が現実的です。価格帯の実測は次章にまとめました。
中小企業がLINE採用管理ツールを選ぶときの料金の下限
前章の費用相場は「LINE特化型は月額3万円〜」「ATS一体型は月額数万円〜十数万円」というレンジでした。ここでは、公式サイトで金額を公開している5社の実額を並べます。相場ではなく、実際に確認できた数字です。
料金を公開しているのは10社中5社
| サービス | 初期費用 | 月額(最安) | 月額(上位) | 契約期間 |
|---|---|---|---|---|
| 採用係長 | 公式に記載なし | 0円(トライアル)/スモール 9,800円 | エンタープライズ 59,800円 | 1年契約の価格(6ヶ月・1年単位で契約可) |
| SONAR ATS | 0円 | 基本プラン 22,000円〜 | 公式に記載なし | 公式に記載なし |
| らくるーと | 「別途初期費用」=金額非公開 | お試しプラン 25,000円 | フルプラン 80,000円 | 1ヶ月ごとの契約が可能(縛りなし) |
| HR PRIME | 契約期間で変動(下記) | LINEプラン 36,000円(1ヶ月契約) | ATSプラン 46,000円(1ヶ月契約) | 1/3/6/12/36ヶ月 |
| Liny HR | 公式に記載なし | ライトプラン 39,800円 | プレミアムプラン 69,800円 | 公式に記載なし |
残る5社は、公式サイト上に料金の記載がなく、要問い合わせまたは資料請求です。
中小企業の現実的な下限は月1〜2.5万円
上の表を金額順に並べると、中小企業が現実的に検討できる下限は月9,800円〜25,000円です。
- 月1万円未満:採用係長スモールプラン 9,800円の1社のみ
- 月2〜2.5万円:SONAR ATS 基本プラン 22,000円〜)、らくるーと お試しプラン 25,000円
- 月3.6〜4万円:HR PRIME LINEプラン 36,000円、Liny HR ライトプラン 39,800円
前章の相場「LINE特化型は月額3万円〜」は、HR PRIMEとLiny HRの価格帯を指しています。 採用係長・SONAR ATS・らくるーとを含めると、実態の下限はもう一段低くなります。
契約期間で初期費用が変わる社がある
HR PRIME は、契約期間の長さで初期費用が階段状に変わります。
| 契約期間 | 初期費用 |
|---|---|
| 1ヶ月 | 100,000円 |
| 3ヶ月 | 50,000円 |
| 6ヶ月 | 30,000円 |
| 12ヶ月以上 | 0円 |
さらに36ヶ月契約では月額も下がり、LINEプラン 20,000円/ATSプラン 26,500円になります。短期で試すほど初期費用が高くなる設計なので、「まず1ヶ月だけ」という入り方はコスト効率がよくありません。
逆にらくるーとは「1ヶ月ごとのご契約も可能なため、いつでも解約できます」と明記しており、短期で試したい場合はこちらが向きます。
中小企業が見落としやすい3つのコスト
料金表に出てこない費用があります。
| LINE公式アカウントの配信料 | ツール料金とは別。応募者数に比例して増えます。 |
| 初期設定・シナリオ作成の代行費 | セグメント配信やステップ配信を作り込む場合、初期構築を有償で依頼するケースがあります。 |
| 契約期間の縛り | 採用係長は「6ヶ月、1年単位でのご契約」、HR PRIMEは12ヶ月以上で初期費用0円。 年間総額で比較しないと、月額の安さは意味を持ちません。 |
月額9,800円のプランでも、1年契約であれば年間117,600円(税別)です。「月額」ではなく「年間総額+配信料」で並べ直してから比較してください。
LINE採用管理ツールを選ぶ際に確認すべき5つの比較ポイント
LINE採用管理ツールはどれも同じではありません。一度導入すると乗り換えの負担が大きいため、自社の課題とツールの得意分野を照らし合わせて選ぶことが重要です。確認すべき比較ポイントは以下の5つです。
- ATS一体型かLINE特化型か(現状のシステム環境)
- セグメント配信・ステップ配信の柔軟性
- リッチメニュー・日程調整など自動化機能の範囲
- 求人媒体・カレンダー・Web面接との連携性
- 料金体系とアカウント凍結リスクへの対応
1. ATS一体型かLINE特化型か(現状のシステム環境)
最初に確認すべきは「現在、採用管理システムを使っているか」です。これが最大の分岐点になります。
まだExcelやスプレッドシートで応募者を管理している場合は、LINE連携機能を備えた採用管理システム(ATS一体型)の新規導入が候補になります。すでにATSを導入している場合は、その付属のLINE機能で足りるかを確認し、機能が物足りないときにLINE特化型のツールを追加する流れが効率的です。
確認すべきポイントは次の3つです。
- 現在ATSを導入しているか
- 既存ATSにLINE連携機能はあるか、機能は十分か
- 新規にシステムを一元化したいか、LINE機能だけを強化したいか
2. セグメント配信・ステップ配信の柔軟性
候補者の志望度を高められるかは、配信機能の柔軟性で決まります。文系/理系・希望職種・選考状況といった属性に応じて細かく送り分けられるか(セグメント配信)、友だち追加からの経過日数に合わせて自動で情報を届けられるか(ステップ配信)を確認しましょう。
ここが弱いと、全員に同じ案内を送る画一的なアプローチになり、ブロックされる原因にもなります。新卒採用のように長期間つなぎとめる必要がある場合は、特にシナリオ配信の作り込みやすさが重要です。
3. リッチメニュー・日程調整など自動化機能の範囲
採用担当者の工数をどこまで減らせるかは、自動化機能の範囲で変わります。面接候補日をタップで確定できる日程調整機能、説明会・面接前のリマインド配信、ステータス変更に連動した合否連絡の自動化などが代表的です。
選考ステータスに応じてリッチメニューを自動で切り替えられると、内定者には内定者専用メニューを表示するといった情報の出し分けができ、歩留まり対策として効果的です。
4. 求人媒体・カレンダー・Web面接との連携性
LINE単体で完結させたいか、ほかのツールと幅広く連携させたいかも比較ポイントです。マイナビ・リクナビなどの求人媒体やIndeed、GoogleカレンダーやOutlook、ZoomやGoogle MeetといったWeb面接ツールとの連携可否を確認しましょう。
特にLINE特化型を選ぶ場合は、既存ATSとの連携の手軽さが重要です。応募者情報をCSVで一括取り込みできるか、API連携があるかを確認しないと、手動入力で現場の負担が増えてしまいます。
5. 料金体系とアカウント凍結リスクへの対応
費用は「ツール利用料」「LINE公式アカウントの配信料」「サポート費用」の3つを合算して比較します。定額制か従量制かによって、応募規模が大きい企業では総額が大きく変わります。
あわせて、LINE社の規約に準拠した仕様かどうかも確認しましょう。無理な一斉送信を許容するツールは、最悪の場合アカウント停止のリスクがあります。LINE社の公式認定パートナーが提供するツールを選ぶと安心です。
LINE採用管理ツールの選び方(タイプ分類+診断ツール)
LINE採用管理ツールは、自社の採用課題やシステム環境によって最適なタイプが変わります。ここではツールを3つのタイプに分類し、特徴と向いている企業を紹介します。
- ATS一体型(採用管理システムごと導入し、応募者情報を一元管理したい場合)
- LINE特化・ナーチャリング型(選考辞退・内定辞退を防ぎ、歩留まりを改善したい場合)
- アルバイト・現場スピード採用型(多店舗・大量応募で、応募〜面接確定を最速で回したい場合)
まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。
7つの質問に答えてください。回答が終わると、自社の目的に最適なLINE採用管理ツールのタイプが診断されます。
Q1 / システム環境
現在の応募者管理について、最も近いものはどれですか?
Q2 / 採用区分
主な採用対象は、どちらに近いですか?
Q3 / 最大の課題
LINE導入で最も解決したい課題はどちらですか?
Q4 / 情報発信
候補者への情報発信について、どちらに近いですか?
Q5 / 採用期間
採用フローの長さは、どちらに近いですか?
Q6 / 連携
他システムとの連携について、どちらに近いですか?
Q7 / 運用体制
採用の運用体制について、どちらに近いですか?
① ATS一体型(応募者情報を一元管理したい場合)
採用管理システム自体にLINE連携機能が備わっているタイプです。応募者情報・選考ステータス・LINEのトーク履歴を一つのシステムで管理できるため、まだExcelやメールで管理している企業が新たに導入し、採用業務全体を効率化したい場合に向いています。
求人媒体からの応募者データ取り込みや、カレンダー・Web面接ツールとの連携も標準で備えるものが多く、新卒・中途の正社員採用を体系的に管理したい企業に適しています。
このタイプへの導入に向いている企業は以下になります。
- まだExcel・メールで応募者を管理しており一元化したい企業
- 新卒・中途の正社員採用を体系的に進めたい企業
- 求人媒体やWeb面接ツールとの連携を重視する企業
② LINE特化・ナーチャリング型(歩留まりを改善したい場合)
LINEでのコミュニケーション機能に特化したタイプです。セグメント配信やステップ配信の精度が高く、候補者一人ひとりの属性や選考状況に合わせて自動で魅力付けを行えるため、選考辞退や内定辞退に悩む企業の歩留まり改善に効果を発揮します。
すでにATSを導入していてLINE機能だけを強化したい企業や、新卒採用で長期にわたり志望度を育てたい企業に向いています。
このタイプへの導入に向いている企業は以下になります。
- 応募後の連絡不通・選考辞退に悩んでいる企業
- 新卒採用で長期的に志望度を育てたい企業
- 既存ATSと併用してLINEの追客機能を強化したい企業
③ アルバイト・現場スピード採用型(最速で採用したい場合)
応募から面接日程の確定までを、チャットボットなどで自動化することに強いタイプです。応募直後の一次対応を無人化・即レス化できるため、応募数が多く、他社に取られる前にスピード勝負で面接を確約したい現場採用に向いています。
多店舗展開やアルバイト・パート採用で、店長や現場担当者が片手間で採用業務を回すケースに適しています。
このタイプへの導入に向いている企業は以下になります。
- アルバイト・パート・派遣など現場採用が中心の企業
- 多店舗展開で応募対応のスピードを上げたい企業
- 専任の採用担当を置かず現場で運用したい企業
LINE採用管理ツール一覧比較表
以下は、本記事で紹介するLINE採用管理ツールの一覧比較表です。
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
SONAR ATS | 要問い合わせ | ATS一体型 | 採用プロセスをフローチャートで可視化・複数選考ルートの自動化に強い | |
ジョブカン採用管理 | 無料プランあり | ATS一体型 | Indeed・媒体・LINE連携を低コストで網羅、やり取りをタイムラインで可視化 | |
採用一括かんりくん | 要問い合わせ | ATS一体型 | 新卒/中途の媒体取込に強い、Zoom・カレンダー連携が標準 | |
Liny HR | 要問い合わせ | LINE特化型 | 歩留まり向上に特化したシナリオ配信、導入実績1,000社以上 | |
HR PRIME | 月額:36,000円〜 | LINE特化型 | 説明会予約・アンケート機能が充実、内定者フォローのシナリオ配信に強い | |
MOCHICA | 要問い合わせ | LINE特化型 | 従量課金を気にせず使えるプラン、直感的でシンプルな管理画面 | |
らくるーと | 要問い合わせ | LINE特化型 | 新卒採用向けLINE特化型。説明会・選考案内やリマインド、日程調整を自動化し志望度を育成 | |
hachidori | 要問い合わせ | 現場スピード型 | チャットボット開発に特化、応募直後の一次対応を即レス無人化 | |
KAKERU | 要問い合わせ | 現場スピード型 | LINEで完結する採用フロー、スマホだけで採用業務が回せる | |
採用係長 | 無料プランあり | 現場スピード型 | 最短2分で求人ページ作成、集客とLINE連絡をセットで提供 |
【ATS一体型】でおすすめのLINE採用管理ツール
採用管理システムにLINE連携機能が備わった、情報の一元管理を最優先したい企業向けのツールです。
SONAR ATS

採用プロセスをフローチャートとして可視化できる採用管理システムです。選考ステップごとの連絡やタスク整理を自動化する機能に長け、LINE配信もこのフローのなかにシームレスに組み込めます。
インターンシップ・早期選考・本選考など、複数のルートが複雑に絡み合う採用フローを持つ企業に向いています。「誰に・いつ・何を送るか」という事務作業の手間を抑え、戦略業務に時間を割きたい企業に適しています。
| 得意な採用区分 | 新卒・中途(複数ルートの選考) |
| 主なLINE機能 | フロー連動の自動配信・選考ステータス管理 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
ジョブカン採用管理

必要な機能を安価に網羅した採用管理システムです。勤怠管理などでおなじみのジョブカンシリーズの一つで、求人媒体からの自動連携・Indeed連携・LINE連携を標準で備えています。候補者とのLINEやり取りがタイムラインで可視化され、社内共有が容易です。
すでにジョブカンシリーズを利用している企業や、コストパフォーマンスを最優先したい企業に向いています。
| 得意な採用区分 | 新卒・中途・アルバイト |
| 主なLINE機能 | タイムライン共有・媒体/Indeed連携 |
| 料金目安 | 無料プランあり/有料プランは要問い合わせ |
採用一括かんりくん

分散しがちな連絡手段をシンプルに一元化できる採用管理システムです。新卒・中途の媒体データ取り込みに強く、LINEともシームレスに連携できます。Zoom等のWeb面接ツールやGoogleカレンダーとの連携も標準装備で、UIが直感的に扱えます。
高機能すぎるATSは使いこなせない、という中小・ベンチャー企業に向いています。メール・LINE・電話・エージェント対応など分散しがちな連絡を、コストを抑えて一元化したい企業に適しています。
| 得意な採用区分 | 新卒・中途(中小・ベンチャー) |
| 主なLINE機能 | LINE連携・Web面接/カレンダー連携 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
【LINE特化・ナーチャリング型】でおすすめのLINE採用管理ツール
LINEのコミュニケーション機能に特化し、選考辞退・内定辞退の防止や歩留まり改善に強い企業向けのツールです。
Liny HR(旧:採マネnext≫)

候補者の志望度を自動で高めるシナリオ配信に特化したLINE拡張ツールです。株式会社アローリンクが提供し、候補者の属性や選考状況に合わせて情報を出し分けるシナリオ配信の精度に定評があります。導入実績は1,000社以上にのぼります。
応募後の連絡不通や選考辞退に深く悩んでいる企業に向いています。候補者一人ひとりへのきめ細かな自動追客が得意なため、担当者の工数を増やさずに選考参加率や内定承諾率を高めたい企業に適しています。
| 得意な採用区分 | 新卒・中途(歩留まり改善) |
| 主なLINE機能 | 高精度なシナリオ配信・自動追客 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
HR PRIME

採用に特化した高機能なLINE拡張ツールです。セグメント配信やリッチメニューの自動切り替えに加え、説明会予約やアンケート集計機能が充実しています。新卒採用における内定者フォローや選考離脱防止のためのシナリオ配信に定評があります。
汎用的なLINEツールでは採用独自のフローに対応しきれないと感じている企業に向いています。採用活動に必要なテンプレートや機能が最初から揃っている点が強みです。
| 得意な採用区分 | 新卒採用(内定者フォロー) |
| 主なLINE機能 | リッチメニュー自動切替・説明会予約・アンケート |
| 料金目安 | 1ヶ月契約 LINEプラン36,000円/36ヶ月契約 20,000円 ATSプランは1ヶ月46,000円/36ヶ月26,500円 |
MOCHICA

従量課金を気にせず使えるプランがあるLINE採用ツールです。管理画面は非常にシンプルで、マニュアルを見なくても直感的に操作できるため、ITツールに不慣れな担当者でも安心して使えます。
初めてLINE採用ツールを導入する企業や、予算承認が厳しい企業に向いています。まずはLINEで確実に連絡が取れる状態をつくりたいスタートアップ段階の企業に適しています。
| 得意な採用区分 | 新卒・中途(初めての導入) |
| 主なLINE機能 | LINE連絡・選考管理(シンプル設計) |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
らくるーと

新卒採用に特化したLINE採用管理ツールです。応募者とLINEでつながり、説明会・選考の案内やリマインド、面接日程の調整を自動化。セグメント配信・ステップ配信で一人ひとりの志望度を育てながら、母集団形成から内定者フォローまでを支援します。
新卒採用でLINEを活用し、応募後の連絡不通や選考・内定辞退を防ぎたい企業に向いています。候補者との接点をLINEに集約し、担当者の工数を抑えながら歩留まりを改善したい企業に適しています。
| 得意な採用区分 | 新卒採用 |
| 主なLINE機能 | セグメント/ステップ配信・説明会/選考案内・日程調整の自動化・内定者フォロー |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
【アルバイト・現場スピード採用型】でおすすめのLINE採用管理ツール
応募から面接確定までを自動化し、スピード勝負の現場採用に強いツールです。
hachidori

チャットボットの開発に特化したツールです。複雑なシナリオ分岐や自動応答の構築が得意で、深夜や休日を問わず応募者の質問へ即座に回答したり、面接日程を自動で確定させたりできます。
応募数が多く、スピードが勝負となるアルバイト・パート採用に向いています。応募直後の一次対応を無人化・即レス化し、他社に取られる前に面接を確約したい企業に適しています。
| 得意な採用区分 | アルバイト・パート(大量応募) |
| 主なLINE機能 | 高度なチャットボット・自動応答・日程確定 |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
KAKERU

LINEで完結する採用を目指したツールです。ATS機能も内包しており、応募者管理からLINE連絡までこれ一つで完結します。UI/UXに優れ、スマホだけで採用業務が回せるほどの軽快さがあります。
PCよりもスマホで候補者対応をすることが多い担当者や、Excel管理から脱却してLINE中心の採用フローを構築したい中小・ベンチャー企業に向いています。
| 得意な採用区分 | 中小・ベンチャー(スマホ運用) |
| 主なLINE機能 | 応募者管理・LINE連絡のワンストップ |
| 料金目安 | 要問い合わせ |
採用係長

求人ページ作成とLINE連絡をセットで提供する中小企業向けツールです。本来は採用サイト作成ツールですが、LINE応募・連携機能を備えており、最短2分で作成した自社求人ページからの応募者をLINEへ誘導して追客できます。
専任の採用担当がおらず、求人募集・採用サイト作成・LINE連絡をまとめて、かつ安価に導入したい企業に向いています。地方の中小企業や店舗採用で強みを発揮します。
| 得意な採用区分 | 中小企業・店舗採用 |
| 主なLINE機能 | 求人ページからのLINE誘導・追客 |
| 料金目安 | 要問い合わせ(無料トライアルあり) |
LINE採用管理ツールと採用管理システム(ATS)の違い
ここまで読んで「そもそも採用管理システム(ATS)とどう違うのか」が整理しきれていない方向けに、判断軸をまとめます。
違いは「LINEが主役か、機能の1つか」
| LINE採用管理ツール | 採用管理システム(ATS) | |
|---|---|---|
| 中心にある機能 | LINEでの応募者コミュニケーション | 応募者情報と選考ステータスの管理 |
| LINEの位置づけ | サービスの中核 | 標準機能またはオプションの1つ |
| 得意なこと | 開封率の高い連絡、ステップ配信での志望度醸成、日程調整の自動化 | 媒体連携、複数選考ルートの管理、評価の集約、分析 |
| 向いている状況 | 連絡がつかない・日程調整が長引く・辞退が多い | 応募者情報がExcelとメールに散っている・選考が複数ルートある |
実際、本記事の掲載10社のうち SONAR ATS はLINE連携を「オプション」として提供しており、採用係長はLINE応募を標準機能として持っています。同じ「LINE採用管理ツール」という括りでも、LINEが中核の製品と、ATSにLINEが付いている製品が混在しています。
LINE連携で選ぶか、ATSとして選ぶかの分岐
次のどちらに当てはまるかで、見るべき製品が変わります。
【LINE採用管理ツールを軸に選ぶべきケース】
- 応募者との連絡がつかない、返信が来ないことが最大の課題
- 選考途中の辞退・内定辞退を減らしたい
- アルバイト・パートで、応募から面接確定までのスピードが勝負
- 既にATSを使っていて、LINE機能だけを足したい
【採用管理システム(ATS)を軸に選ぶべきケース】
- 応募者情報がExcelとメールに散っていて、まず一元管理したい
- 複数の求人媒体からの応募を自動で取り込みたい
- 新卒・中途で選考ルートが複数あり、進捗管理が複雑
- 面接評価を複数人で共有し、後から振り返りたい
後者に近い場合は、LINE連携の有無を先に絞り込むと選択肢を狭めすぎます。 採用管理システム全体の比較は別記事にまとめているので、そちらもあわせてご覧ください。
関連記事:採用管理システム(ATS)20選比較。タイプ別の選び方や費用相場を解説
既にATSを使っている場合の組み合わせ方
既存のATSを入れ替えずにLINEだけ足す場合、連携方式を先に確認してください。
- API連携:応募者情報と選考ステータスがATS側と自動同期される。運用負荷が最も低い
- CSV連携:定期的に手動で取り込む。件数が少なければ実用に耐えます
- 連携なし(併存):LINEツールとATSを別々に運用する。二重入力が発生するので、応募が多いと破綻します
本記事のLINE特化型3社(Liny HR/HR PRIME/MOCHICA)は、既存ATSと併用する前提で導入されるケースが多いタイプです。導入前に、自社のATSとの連携実績があるかを各社に確認してください。
LINE採用管理ツールのよくある質問(FAQ)
LINE公式アカウントだけで採用業務はできないのですか?
LINE公式アカウント単体でも友だちへの一斉配信は可能ですが、応募者情報と選考ステータスの管理、属性ごとのセグメント配信、面接日程の自動調整などはできません。応募者が増えるほど手作業での管理は煩雑になるため、採用管理ツールの導入が現実的です。
すでに採用管理システム(ATS)を使っていても導入できますか?
可能です。既存ATSにLINE連携機能があればまずその機能で足りるかを確認し、シナリオ配信やリッチメニューなどの機能が不足する場合に、LINE特化型ツールを併用する形が効率的です。導入時はCSV取り込みやAPI連携の手軽さを確認しましょう。
LINEを採用に使うとアカウントが停止されることはありますか?
LINE社の規約に反する無理な一斉送信やスパム的な運用は、アカウント停止の対象になり得ます。LINE社の公式認定パートナーが提供するツールを選び、規約に準拠した配信設計にすることでリスクを抑えられます。
まとめ
本記事では、LINE採用管理ツールの選び方と、タイプ別のおすすめ10選を紹介してきました。選定で失敗しないコツは、「何のためにLINEを使うか」を明確にすることです。情報の一元管理を優先するなら「ATS一体型」、歩留まり改善を狙うなら「LINE特化・ナーチャリング型」、スピード採用を重視するなら「アルバイト・現場スピード採用型」が有力な選択肢になります。
| ① ATS一体型 | 採用管理システムごと導入し、応募者情報を一元管理したいタイプ。 |
| ② LINE特化・ナーチャリング型 | 選考辞退・内定辞退を防ぎ、歩留まりを改善したいタイプ。 |
| ③ アルバイト・現場スピード採用型 | 多店舗・大量応募で、応募〜面接確定を最速で回したいタイプ。 |
まずは、自社に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「LINE採用管理ツールの選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。
採用業務そのものを外部に任せる選択肢を検討したい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

