01 印刷の設定
パワーポイントで作成した資料を印刷するケースは多いです。
今回は、
- スライドの印刷方法
- 1枚に複数のスライドを印刷
- メモ欄つきで印刷
- スライドに枠線をつけて印刷
- 印刷用紙の大きさの変更
- 日付、ページ番号を追加
- 会社名の追加
- ヘッダーフッターのレイアウト変更
について解説してきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
スライドの印刷方法
プレゼンテーションを行う際に、スライドの内容を印刷したものを配布しておくと参加者が理解しやすくなります。
パワーポイントでは、1枚の用紙に1枚のスライドを印刷するだけでなく、複数のスライドを配置したり、メモとなるノートを付けたりと、さまざまなレイアウトで印刷することができます。
- 印刷するには、「ファイル」タブから「印刷」をクリックします
- 表示される「印刷」画面で必要な設定を行い実行
- 「印刷」画面の左側にはプレビューが表示されるので、印刷結果を確認しながら設定を行うことができる
1枚に複数のスライドを印刷
パワーポイントの印刷の初期設定では、1枚の用紙に1枚のスライドを印刷するようになっています。スライドの枚数が多い場合は、1枚の用紙に複数のスライドを配置して印刷すると、流れが理解しやすくなります。
「レイアウト」からスライドの枚数と方向を指定します。
メモ欄つきで印刷
- 「印刷」画面の「配布資料」で「3スライド」を選択
- 1枚の用紙に3枚のスライドが配置され、スライドの横や下にメモ用の罫線が表示された状態で印刷される
スライドに枠線をつけて印刷
「スライドに枠を付けて印刷する」をクリックします。
印刷用紙の大きさの変更
印刷用紙の大きさを変えるには、プリンターのプロパティで設定を変更します。
「プリンターのプロパティ」をクリックダイアログボックスが表示されるので、用紙サイズを設定します。
なお、表示されるダイアログボックスや設定方法は、使用するプリンターの機種によって異なります。
日付、ページ番号を追加
印刷する資料に日付やページ番号を印刷しておくと、管理する際などに便利です。
- 日付やページ番号は、「印刷」画面で「ヘッダーとフッターの編集」をクリック
- 表示される「ヘッダーとフッター」ダイアログボックスで設定
なお、ここで設定したヘッダーとフッターの内容は、ノートと配布資料だけに反映されます。スライドには反映されません。
会社名の追加
- 印刷する資料に会社名などの情報を入れて印刷するには、「印刷」画面で「ヘッダーとフッターの編集」をクリック
- 表示される「ヘッダーとフッター」ダイアログボックスの「ノートと配布資料」で設定
- 会社名を入力
なお、ここで設定したヘッダーとフッターの内容は、ノートと配布資料だけに反映されます。スライドには反映されません。
ヘッダーフッターのレイアウト変更
配布資料のヘッダーやフッターなどのレイアウトを変更するには、配布資料マスターを表示して、ヘッダーやフッターのプレースホルダーをドラッグ操作で移動します。
まとめ
パワーポイントの基本的な印刷設定について解説しました。今では、スライドをディスプレイに映すのが主流ですが、紙面で利用するケースもまだまだ多いです。様々なケースに対応できるよう、印刷設定は覚えておきましょう。
- ハイパーリンクとアイコン・画像の挿入 04 動画を挿入・埋め込みする方法
- 印刷設定と保存・共有 02 保存方法