03 PDFへの変換
パワーポイントの各スライドを閲覧するために、PDFデータを要求されることは多いです。
今回は、
- 「名前をつけて保存」から変換
- 「エクスポート」から変換
- 「プリント」から変換
について解説してきますので、ぜひ参考にしてください。
PDFとは
PDFは、「Portable Document Format」の略で、データを実際に紙に印刷したときの状態を、そのまま保存することができるファイル形式で、どんな環境のパソコンで開いても、同じように見ることができる、「電子的な紙」なのです。
通常、WordやExcelといったアプリケーションソフトで作成したデータは、同じソフトを持っていないと開くことができません。
データを相手に送っても、見てもらえないこともあるのです。
また、作成したパソコンとは別のパソコンで開いた場合には、フォントが置き換わってしまったり、レイアウトが崩れてしまったりすることもあります。
ところが、相手がどんな端末でも、情報をそのまま共有できるのがPDFの強みなのです。
「名前をつけて保存」から変換する方法
- スライド作成が完了したら、画面最上部にある「ファイル」を選択
- 「名前をつけて保存」を選択
「保存」ウィンドウが表示されます。
- ファイル名の変更
- 保存先の指定
- 「ファイル形式」の指定
- 「PDF」を選択
- 「保存」を選択
これでPDFに変換することが可能です。
「エクスポート」から変換する方法
- スライド作成が完了したら、画面最上部にある「ファイル」を選択
- 「エクスポート」を選択
「エクスポート」ウィンドウが表示されます。
- ファイル名の変更
- 保存先の指定
- 「ファイル形式」の指定
- 「PDF」を選択
- 「エクスポート」を選択
これで指定した場所にPDFとしてエクスポートされます。
「プリント」からPDFに変換する方法
- スライド作成が完了したら、画面最上部にある「ファイル」を選択
- 「プリント」を選択
(「⌘+P」でもプリントウィンドウへ移動することも可能です。)
「プリント」ウィンドウが表示されます。
- 「PDF」横の矢印を選択
- 「PDFとして保存」を選択
- 新たなウィンドウが表示されるので、名前や場所を選択
- 「保存」を選択
これで指定した場所にPDFを保存できます。
この方法でPDFにした場合は、一般的なスライド比率である「16:9」で作成したとしても、必ずA4サイズである「4:3」になってしまうので、必ず印刷して使用したい場合のみ使用しましょう。
まとめ
パワーポイントデータをPDFデータに変換する方法について解説しました。PDFに変換すれば、どんな端末でも閲覧できるようになりますので、デザインの共有には最適です。第三者にスムーズに確認してもらうためにも、この3つの方法を覚えておきましょう。