パワーポイントで行間を調整する方法

テキスト入力の基本

05 行間の調整

文字の大きさに応じて行間を変更することで、読みやすい文章に仕上げられますよね。

今回は、

  • 行間とは?
  • 行間の種類
  • 行間の調整
  • 段落前、後の違い

について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

行間とは?

パワーポイントの行間は、他のアプリ(Word等)とは少し仕様が異なります。

本来は、上下の文字の間隔を指しますが、パワーポイントの場合には、テキストを配置するスペース上下の幅を指します。前の行の文字の下側から次の行の文字の下側までの距離のことです。下図のオレンジ部分を行間と呼びます。

行間とは

行間の種類

パワーポイントでは「段落」と「行間」の違いを理解する必要があります。

「段落」は一つの文章のかたまりのことを指しており、下図オレンジ色の枠が1段落となります。その枠と枠の間の部分のことを段落と呼びます。

なので「段落」と「行間」は全くの別物になるのでそれぞれの幅を別々に設定することが重要となります。

段落とは

行間の調整

行間の調整
  1. 文章の行と行の間隔を調整するには、文章またはプレースホルダーを選択
  2. 「ホーム」タブの「行間」から行間の数値を指定
行間の詳細調整
  1. 行間を自由に指定したい場合は、「行間のオプション」をクリック
  2. 「段落」ダイアログボックスの「インデントと行間隔」の「行間」で指定

段落前、後の違い

段落とは、[Enter]キーを押して改行してから次の[Enter]キーを押して改行するまでの文章の固まりのことです。

段落は1行だけの場合もあれば、複数行で1段落の場合もあります。「ホーム」タブの「行間」から行間を調節すると、文章の前後の間隔が空きます。

段落前、段落後の違い
段落前、段落後の設定
  1. 特定の段落の前だけ、あるいは後ろだけの行間を開けたい場合は、変更したい段落をクリック
  2. 「ホーム」タブの「行間」をクリック
  3. 「行間のオプション」をクリック
  4. 「行間」ダイアログボックスが表示され、「インデントと行間隔」の中の
  5. 「段落前」や「段落後」で数値を指定

まとめ

今回は、行間について解説しました。行間を活用できると、もっと読みやすい文章に仕上げることができますので、理解しておくといいですね。