SFAツール16選比較。営業支援システムのタイプ別おすすめと選び方

営業活動の効率化や営業データの一元管理を叶えるSFAツール。ただ「なんとなく効果はありそうだけどどんなツール?」「どれも似たようなものでどれを選べばいいかわからない」という方も少なくないと思います。

SFAツール(営業支援システム)は搭載されている機能が似ているため、機能一覧を並べても違いが見えません。実際に差が出るのは「案件を管理したいのか、前に進めたいのか」「リード獲得から一気通貫でつなぎたいのか」「全社の顧客データを統合したいのか」という使い方の方向性です。

本記事では、営業組織10〜100名規模のBtoB企業を想定して、SFAツールを特徴別に4タイプに分類したうえで、市場シェア・導入率のデータ、料金相場、選び方から、おすすめのツール16選を紹介します。

SFA(営業支援)ツールとは

SFAツールとは、営業活動に関わる案件情報・顧客情報などのデータを一元化して管理・分析ができ、営業活動の効率化を実現するツールのことです。これまで紙やエクセル、各営業担当のメモで管理していた情報をチームで共有することで、常に情報が共有されている状態になり効率的な営業活動ができるようになります。

SFAにできること

とはいえ、エクセルでよくない?と思えるかもしれません。なぜSFAがここまで注目・定着しているのか。

案件情報や顧客情報はたしかにエクセルや、Notionなどのオールインワンツールでも管理ができますが、明らかに違うのは「使い勝手」です。

  • 売上見込み金額が月単位でわかる
  • 入力せずとも案件担当者がわかる
  • 担当ごとの売上や行動履歴も見える
  • 商談数、提案数・二次商談進行率、受注数・率などがダッシュボードでわかる
  • メール履歴をSFA上で確認できる
  • 定型化された営業活動は、SFAが適切なタイミングで案内してくれる

など、営業活動に必要な情報を「関数など組まずとも」瞬時に取得でき、これまで営業担当がそれぞれの判断基準で実施していた営業活動をデータや情報をベースに標準化することができます。

CRMとの違い

SFAと混同しやすいツールがCRMです。SFAとCRMの最大の違いは、なにを管理しているか?です。SFAは受注するための「案件のステータス」を管理するのに対し、CRMは受注からカスタマーサクセスを含めた適切なフォローを行うための「顧客の組織図・やり取り」を管理します。

とはいえ、CRMが内包されたSFAがあったり、CRMの機能を一部取り入れたSFAがあるため、混同しやすくなっています。SFAなのか、CRMなのか、で悩むよりはデモなどで「使いやすそうか」を実際に見てみることをおすすめします。

MAとの違い

次にSFAとMAの違いですが、こちらは割と明確です。マーケティングオートメーションとも呼ばれるツールで、機能としてはフォーム作成・問い合わせ管理・メール一斉送信・自動化アクション設定などで、見込み顧客の獲得やリードナーチャリングに活用するツールです。SFAが「案件のステータス管理」で、MAは「見込み顧客の商談化のためのアクション」をするためのもの。

また、CRMと同じくMAが内包されたSFAや、逆にMA内にSFA機能が一部取り入れられていたりもします。

関連記事:MAツール比較16選。導入で売上が上がった企業から学ぶ選び方

「営業支援システム」「営業支援ツール」との違い

SFAは「Sales Force Automation」の略で、日本語では営業支援システムまたは営業支援ツールと訳されます。呼び方が違うだけで、指しているものは同じです。

ただし検索や資料請求の場面では、使い分けの傾向があります。「SFA」はIT・SaaS業界や情報収集が進んだ担当者が使い、「営業支援システム」は社内稟議や情報システム部門とのやり取りで使われることが多い言葉です。ベンダーの製品名も「SFA/CRM」と「営業支援クラウド」で分かれており、同じ製品を探しているのに検索結果が違って見える原因になっています。

社内で検討を進める際は、稟議書や比較表の表記を「営業支援システム(SFA)」のように揃えておくと、後から見た人が同じものを指していると理解できます。

SFA(営業支援)ツールの機能一覧

SFAツールが基本的に搭載している機能は以下のとおりです。

顧客情報管理取引先の企業情報や担当者情報を一元化して管理できる。ツールによっては名寄せ(公開されている企業情報の紐づけ)も可能。
案件情報管理カンバン方式などで案件の取引ステータス(検討中・受注など)や予算などを管理できる。顧客とのやり取り(電話・メールなど)も自動で取得してツール内で管理可能。
営業活動管理架電数・商談数・提案数などの営業活動を営業担当ごとに可視化できる。また、受注数・率などの結果も営業担当別に可視化できる。
予実管理売上実績と着地見込みの可視化・比較ができる機能。案件情報や営業活動と連携して管理・閲覧ができるためズレが生じづらく営業活動に活かしやすい。
分析機能売上実績や推移、着地見込みなどの売上情報、受注率や進捗率などの営業活動情報がわかりやすくダッシュボード機能。またAIによる自動分析・改善提案があるツールも。
自動化・アシスト機能案件の進捗や確度別にネクストアクションを提案してくれたり自動で進めたりしてくれる機能。事前のアクション登録による案内もしくはAIによる自動実施、提案が基本。

SFAツールによって搭載される機能はそれぞれ異なりますが、達成しようとしていることは「営業活動の効率化・標準化」です。細かい機能は、自社の要件で確認していきましょう。

SFA(営業支援)ツールの料金相場

SFAツールの料金体系は基本的に「ユーザー課金」です。たとえば、営業組織が10人の場合、5,000円 / ID × 10名=月額50,000円となります。

ただ、基本料金がかかるケースや、10名までは月額料金が確定している場合も。

  • A:ユーザー料金 のみ
  • B:基本料金+ユーザー料金
  • C:基本料金 のみ(基本料金に〇〇名までのユーザー料金内包)

と上記3パターンが基本になります。ユーザーが増える予定がない場合はA。〇〇名までは増えそうという場合はC。ユーザーが増え続ける場合はB(Bの場合ユーザー料金が低く設定されている場合が多い)を選ぶようにしましょう。

企業規模別の料金目安

本記事で紹介する16製品のうち、公式サイトに金額が明記されているものを整理すると、価格帯は次のように分かれます。営業組織の人数によって、同じ「月額」でも比較すべき指標が変わります。

想定規模月額の目安課金の考え方
中小企業(営業10名未満)月額 1,680円〜9,745円 / ユーザーユーザー課金型。人数が少ないうちは総額を抑えやすい
中堅企業(営業10〜50名)月額 25,000円〜110,000円 / 10名前後基本料金に一定人数を内包する型。人数が増えても総額が読める
大企業(営業50名以上)月額 15,742円〜22,488円 / ユーザー + 導入費用上位プラン+カスタマイズ・導入支援費が別途

大企業ほど「ユーザー単価」よりも「導入費用と権限設計」が総額を左右します。 部門ごとに権限を分ける、既存の基幹システムと連携する、といった要件が入ると、月額よりも初期の設計費用が大きくなるためです。逆に営業10名未満の中小企業では、初期費用の有無がそのまま導入判断に効いてきます。

営業支援システムの市場シェアと導入率

「どのSFAが多く使われているのか」は、選定時に必ず気になるところです。ただしシェアの高さは「自社に合う」ことを意味しません。ここでは公表されている調査データを整理したうえで、シェアをどう読むべきかを解説します。

市場規模:国内SFA市場は617億円(前年度比14.9%増)

ITR(アイ・ティ・アール)の調査によると、2024年度の国内SFA市場の売上金額は617億円で、前年度比14.9%増。2025年度も15.2%増の見込みで、2024〜2029年度のCAGR(年平均成長率)は11.8%と予測されています。

出典:株式会社アイ・ティ・アール『ITR Market View:SFA/MA市場2026』

年10%を超える成長が続いているため、選定時に見た製品が1年後には機能もプランも変わっている可能性があります。比較表を作ったまま数か月放置せず、稟議直前に価格と機能を再確認することをおすすめします。

導入率:クラウド利用企業の20.7%が営業支援を利用

総務省の『通信利用動向調査』では、クラウドサービスを利用している企業のうち「営業支援」用途で利用している企業は20.7%でした。令和4年19.8%、令和5年19.9%、令和6年20.7%と、緩やかな上昇にとどまっています。

出典:総務省 情報流通行政局『令和6年 通信利用動向調査報告書(企業編)』

同じ調査では、ファイル保管・データ共有が70.8%、電子メールが56.7%、給与・財務会計・人事が52.0%です。営業支援は、バックオフィス系のクラウド活用に比べて明確に遅れている領域だとわかります。「まだ導入していない」ことは珍しくありません。

ベンダー別シェア:中堅・中小ではSalesforceが33.0%

ノークリサーチの調査によると、年商500億円未満の中堅・中小企業が導入しているCRM製品のうち、最も主要なものとして挙げられた製品の内訳は次のとおりです。

順位製品ベンダーシェア
1Salesforce Sales / Service / Marketing Cloudセールスフォース・ジャパン33.0%
2Microsoft Dynamics 365日本マイクロソフト10.9%
3SansanSansan4.4%
4セールスマネジメントOSK(大塚商会)3.6%
5SMILE CRM QuickCreator等OSK(大塚商会)3.3%
6メールワイズサイボウズ2.9%
7eセールスマネージャーソフトブレーン2.0%
8戦略箱ADVANCEDインフォファーム1.5%

出典:株式会社ノークリサーチ「2025年 中堅・中小企業のIT活用に関する調査(CRM)」

注目すべきは年商規模による差です。同調査ではSalesforceのシェアが年商5億円未満で25.0%、年商300億〜500億円で47.5%と、規模が大きいほど外資系大手が選ばれています。逆にMicrosoft Dynamics 365は規模が大きくなるほどシェアが下がる傾向でした。

世界市場では、IDCの調査でSalesforceがCRM市場シェア20.0%(2025年)で13年連続1位と発表されています。

出典:Salesforce「IDC調査 CRM市場シェアランキング」

導入しても3割は「有効に活用できていない」

シェアと同時に見ておきたいのが、導入後の実態です。TSUIDEの調査では、SFA/CRMを導入している企業のうち「有効に活用できていない」と回答した割合は27%でした。理由の上位は「操作が難しい」「機能を使いこなせない」「導入して間もない/慣れていない」です。

出典:株式会社TSUIDE「SFA/CRMツールに関する調査」

さらに、従業員300名以上の企業でSFA導入経験のある営業管理職を対象とした調査では、SFA活用に課題があると答えた割合が63.3%、その最多理由が「入力する作業負担が大きい」52.2%でした。

出典:株式会社ハンモック「SFAの営業現場活用に関する調査」

つまり、シェア上位のツールを選んでも3社に1社は使いこなせていません。 選定で見るべきはシェアではなく、次章以降の「自社の使い方に合うタイプか」「入力の手間が減る設計か」です。

SFA(営業支援)ツールの比較ポイント

SFAツールはどれも機能一覧が似ているため、スペック表を並べただけでは製品ごとの差がわかりません。実際に使い勝手や定着のしやすさを左右するのは、次の3つのポイントです。まずはこの3点を、製品を絞り込むときの共通の確認軸として押さえておきましょう。

  • 入力の手間削減の工夫
  • 他ツールとの連携性
  • サポート体制の充実さ

入力の手間削減の工夫

SFAの導入が失敗する一番の原因は「入力が面倒」です。営業担当が入力作業を怠り、営業データが共有されておらず効果的な営業活動ができないケースが散見されます。前章で紹介したハンモックの調査でも、SFA活用の課題として「入力する作業負担が大きい」が52.2%で最多でした。

オンライン商談ツールと連携して商談議事録を自動で書き起こしてくれたり、入力した企業の他の情報が名寄せ(公開されている企業情報の自動紐づけ・入力)ができたり、と「この入力を省く工夫」が施されているツールを選ぶようにしましょう。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 商談の記録が自動で取得・要約されるか
  • 企業情報・担当者情報の名寄せに対応しているか
  • 入力を促す通知やリマインドの仕組みがあるか

入力の手間を根本から減らすには、SFAに入れる前の「顧客データの入口」を自動化する方法もあります。名刺のデータ化をSFAへ連携させれば、担当者名や部署の初回入力そのものが不要になります。

関連記事:名刺管理システム比較15選。タイプ別の選び方と費用相場を解説

他ツールとの連携性

自社ですでに営業組織が導入しているツールがある場合、その導入済みのツールと連携できるのか、がひとつの確認事項となります。たとえば、MAツールで取得したリードをSFAに自動で取り込むことができるのか、会計ソフトに自動登録できて手間なく見積書が作成できるのか、などといった点です。

ここの連携性を軽視してしまうと、後々SFAを導入したのはいいものの、作業工数が大きくなっていて逆に営業活動の効率が悪くなっているケースがあります。今後導入する可能性があるソフトやツールがある場合は、それも加味しておきましょう。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 現在使っているMA・会計・チャットツールと連携できるか
  • 連携は標準機能か、API開発が必要か
  • 連携に対応するプラン・エディションの条件があるか

サポート体制の充実さ

SFA導入は一筋縄ではいきません。現場の営業担当への「導入意図の説明」や「操作方法の説明」、「営業活動のルールの浸透」などが徹底されてはじめて営業活動の効率化から営業成果の最大化を実現することができます。

ツールを導入しただけで、かつ自社だけでは導入効果を得ることが難しいのです。そこで、ツールを提供しているベンダーのサポート体制を確認してみましょう。Web上に出ていない場合もありますが、3ヶ月のサポート期間を用意していたり、初期費用を払うことで営業スキームを整備してくれるベンダーも。費用は要相談かと思いますがサポート体制が充実しているベンダーを選ぶようにしましょう。

確認すべきポイントは次の3つです。

  • 初期設定・データ移行を代行してもらえるか
  • 現場向けの操作研修やマニュアル作成に対応しているか
  • 導入後の定着支援が有償か無償か

SFA(営業支援)ツールの選び方

SFAツールは数も種類も多いため選ぶのに苦労するかもしれません。先ほどの3つの比較ポイントは「どの製品にも共通する確認軸」でした。ここからは、自社がそもそもどの方向性のSFAを選ぶべきか、SFAツールを「特徴別」に4タイプへ分類して紹介します。

  1. 案件管理型(営業活動の効率化)
  2. 案件進行型(顧客コミュニケーションの効率化)
  3. MA統合型(インバウンド体制向き)
  4. CRM統合型(大企業などの大規模管理向き)

市場シェアの章で触れたとおり、導入企業の27%が「有効に活用できていない」と答えています。タイプが合っていないツールは、機能が足りているかどうかに関係なく定着しません。 まずは自社がどのタイプを必要としているかを決めてから、製品を比べてください。

1. 案件管理型(営業活動の効率化)

いわゆるSFAのタイプで、直感的に案件管理ができるのが特徴。提案段階なのか、受注しているのかなどのステータスや、提案している商材、見込み金額、確度、次回アクションなどの案件ごとの詳細情報もひと目で確認できます。

カンバンボード形式のものも多く、ドラッグアンドドロップで案件ステータスの変更が可能で、だれでも簡単に操作できるため導入がしやすい。常時数百件などの膨大な案件の管理が必要な場合はこのカンバン形式は向いていないものの、リスト形式に表示を切り替えることも可能で、自社が必要な項目にカスタマイズすることもできるため、自社の営業活動の効率化を図りたい場合などはこのタイプがおすすめ。

このタイプへの導入に向いている企業は以下になります。

  • まず「見える化」から始めたい
  • 案件の進捗が営業担当の頭の中にしかない
  • エクセル管理をやめたいが複雑なシステムは避けたい

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2. 案件進行型(顧客コミュニケーションの効率化)

案件「管理」ではなく、実際に案件を前に進めるのに向いているタイプ。案件・商談の管理だけではなく、自動フォローメールや商談議事録の文字起こし、BANTC情報の自動抽出など、顧客とのコミュニケーションそのものを効率化・標準化する機能が中心です。

商談の記録を営業担当が手で入力するのではなく、オンライン商談や訪問の記録をツール側が自動で取得し、そこから次のアクションまで組み立てます。前章の「入力する作業負担が大きい」52.2%という課題に、正面から効くタイプです。既存の案件管理型SFAやSalesforceと併用する前提の製品もあるため、すでにSFAを導入済みで定着していない場合の選択肢にもなります。

このタイプへの導入に向いている企業は以下になります。

  • 訪問やオンライン商談の記録・振り返りに時間がかかっている
  • SFAを導入したが営業担当が入力してくれない
  • 商談の質にばらつきがあり、トップ営業のやり方を共有したい

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3. MA統合型(インバウンド体制向き)

MA(マーケティングオートメーション)機能を内包し、リード獲得から商談化、受注までを1つのツールで扱えるタイプ。Webサイトからの問い合わせや資料ダウンロードで獲得したリードを、そのまま案件として営業に引き渡せます。

メール開封やページ閲覧といった行動データが営業側の画面でも見えるため、どのリードに今アプローチすべきかを営業が自分で判断できるのが強みです。MAとSFAを別々に導入して連携に苦労するケースが多いため、これから両方を揃える企業や、マーケティングと営業の人数が少なく兼務が発生している企業に向いています。

このタイプへの導入に向いている企業は以下になります。

  • Webからの問い合わせ・資料請求が主な商談の入口になっている
  • MAとSFAを別々に契約しており連携が手間になっている
  • マーケティングと営業を少人数で兼務している

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CRM統合型(大手企業などの大規模管理向き)

CRM機能を統合し、営業部門だけでなくマーケティング・カスタマーサクセス・サポートまで含めた全社の顧客データを1か所に集約するタイプ。大企業や大手企業のように、部門横断で顧客情報を共有する必要がある組織に向いています。

権限設計・監査ログ・多言語や多通貨への対応といった要件を満たしやすく、既存の基幹システムとの連携も前提に設計されています。その反面、導入設計そのものに工数と費用がかかるため、要件を整理してから比較に入るのが前提です。市場シェアの章のノークリサーチ調査で「年商が大きいほど外資系大手のシェアが上がる」傾向が出ているのは、このタイプが選ばれているためです。

このタイプへの導入に向いている企業は以下になります。

  • 営業以外の部門も同じ顧客データを見る必要がある
  • 部署・役職ごとに閲覧権限を分ける要件がある
  • 既存の基幹システムや会計システムと連携させたい

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SFAツールおすすめ一覧比較表

以下は、本記事で紹介するSFAツールの一覧比較表です。

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
Mazrica Sales
110,000円 / 月
営業活動の効率化
営業活動上で管理する、顧客・案件・行動・名刺などすべての情報を一元管理
ホットプロファイル
要問い合わせ
営業活動の効率化
フォーム営業ツール・名刺管理ツール・営業支援ツールの機能を持ち合わせるSFA
GENIEE SFA/CRM
54,800円 / 月
営業活動の効率化
取引先などの顧客情報を1ページに集約できるため、組織で情報の共有が可能
JUST.SFA
要問い合わせ
営業活動の効率化
蓄積されたデータに対して編集・移動・複製・統合といった処理を自由に組み合わせて自動実行
Magic Moment Playbook
要問い合わせ
顧客コミュニケーションの効率化
顧客接点をAIが構造化し、BANT情報の自動タグ付けと停滞案件の検知まで対応
ACES Meet
要問い合わせ
顧客コミュニケーションの効率化
対面・オンラインの商談を自動記録し、BANTC情報などに自動で分類
ailead
要問い合わせ
顧客コミュニケーションの効率化
会議・商談・面接を自動収集し、CRM更新やタスク起票までAIが自律実行
UPWARD
1,800円〜 / 1ユーザー・月
顧客コミュニケーションの効率化
訪問の自動記録と地図可視化で外回り営業の行動をそのままデータ化
Sales Hub(HubSpot)
12,000円〜
インバウンド体制向き
MAであるMarketing Hubと自動連携され、獲得したリードを営業活動管理ワークスペースに移動させて、案件の取引ステータスの管理
ネクストSFA
50,000円 / 月
インバウンド体制向き
見込み顧客のメール開封やクリックなどの行動から商談化する顧客の選定ができるスコアリング機能
eセールスマネージャー
月額11,000円 / ユーザー
インバウンド体制向き
案件ごとに顧客、営業担当者、客先担当者、商品、代理店、見積、売上金額など必要な情報を紐づけて管理
Kairos3 Sales
25,000円 / 月〜
インバウンド体制向き
MA「Kairos3 Marketing」と同一基盤。導入設計からマニュアル作成まで自社サポート
Sales Cloud(Salesforce)
9,600円 / ユーザー
大手企業などの大規模管理
顧客情報や商談情報などの様々な情報をひとつのクラウド上に集約・管理
Zoho CRM
月額1,680円 / ユーザー
大手企業などの大規模管理
月額1,680円からという手軽さにも関わらずCRM/SFAの標準的な「顧客管理」「案件管理」といった機能は充実
Sansan
要問い合わせ
大手企業などの大規模管理
名刺をスキャンしただけで99.9%の精度でデータ化・顧客情報の格納が可能
Dynamics 365 Sales
9,745円 / ユーザー・月
大企業などの大規模管理
Microsoft 365・Teams・Power Platformと統合し、Copilotが営業案件を要約

【営業活動の効率化】におすすめのSFAツール

営業活動の効率化に向いている「案件管理型」のSFAツールを紹介します。

Mazrica Sales

引用:Mazrica Sales

「現場主義」を掲げる国産のSFA。営業活動上で管理する、顧客・案件・行動・名刺などすべての情報を一元管理でき、各営業担当の案件の進捗状況がひと目でわかるカンバンボードを搭載。ヒアリング・検討・受注などの取引ステータス上にいる顧客カードを、ドラッグアンドドロップでかんたんに変更可能。

売上進捗や推移、売上見込みなどの実績データも、わかりやすいダッシュボードで確認することができます。そのダッシュボードは、初期から搭載されているため自社でカスタマイズする必要がなく、導入後すぐに使い始めることができます。

入力の手間削減名刺OCR・AI名寄せ、企業DBからの自動入力とAIアシスタント
主な連携先Google Workspace・Microsoft 365・Slack・Sansan・freee/マネーフォワード(1,000種類以上)
サポート体制無料トライアル・デモ・相談会(導入後サポートの詳細は公式に明記なし)
料金目安110,000円 / 月(※ グロースプラン:10人のユーザーを含む)

ホットプロファイル

引用:ホットプロファイル

フォーム営業ツール・名刺管理ツール・営業支援ツールの機能を持ち合わせるSFA。480万社以上の企業データベースから営業リストを作成し新規開拓を実施できるフォーム営業ツールが搭載されているため、アウトバウンド体制の営業組織にフィットします。

そのフォーム営業をかけて反応があった企業を、名刺 / 顧客管理機能の顧客データベースに自動登録。さらに、顧客情報は「人事異動情報」「人脈」「企業ニュース」「Web閲覧履歴」「メール履歴」などの情報がひとつに整理されており、最新の情報に基づいてあらゆる接点を把握することができます。

入力の手間削減名刺スキャンの自動データ化、重複の自動名寄せ・社名変更の自動更新
主な連携先Salesforce(専用版)・kintone・API連携
サポート体制電話サポート窓口あり(具体的な支援内容は公式に明記なし)
料金目安要問い合わせ

GENIEE SFA/CRM

引用:GENIEE SFA/CRM

定着率99%を誇る「だれでも使えるシンプルな管理画面」が特徴のSFA。取引先などの顧客情報を1ページに集約できるため、組織で情報の共有が可能。項目名や選択肢、表示順序はプログラミング費用で編集できるためので、自社に最適な顧客データベースを簡単に構築できます。

操作性は商談管理面でも。訪問日や面談者、商談金額や受注見込時期を入力して取引先との商談進捗を可視化し、取引ステータスはドラッグアンドドロップで変更可能。また、蓄積された活動履歴や商談状況のデータを数クリックでグラフ化でき、分析もかんたん。

入力の手間削減AI議事録・名刺スキャンの自動入力、入力漏れアラート
主な連携先Slack・Chatwork・Teams・Gmail/Googleカレンダー・Zoom・API連携
サポート体制国内常駐の専任スタッフによる伴走支援・定期MTG、要件定義から初期構築まで対応
料金目安54,800円 / 月(※ プロプラン:10人のユーザーを含む)

JUST.SFA

引用:JUST.SFA公式サイト

ジャストシステムが提供する成長型営業支援クラウドサービス。完全ノーコードでありながら高いカスタマイズ性を実現しており、営業活動に使用するデータを「業務パネル」に格納し、必要な業務パネルをドラッグ&ドロップで画面に配置するだけで自社専用のSFAを構築できる。組織の成長や変化に応じた柔軟なシステム変更が可能。

蓄積されたデータに対して編集・移動・複製・統合といった処理を自由に組み合わせて自動実行できる「データ処理フロー」機能により、案件ステータスの変化や活動状況の分析が容易に。案件が成約するまでの期間算出や過去との比較ができ、営業活動の分析や方針立案をサポートしてくれます。

入力の手間削減名刺取込(オプション)、スマホ・タブレットからの入力対応
主な連携先Googleカレンダー・Office 365(スケジュール連携)、基幹システムはCSV連携
サポート体制検討から定着までの一貫サポートを掲げる(内容の詳細は要問い合わせ)
料金目安要問い合わせ

【顧客コミュニケーションの効率化】におすすめのSFAツール

顧客コミュニケーションの効率化に向いている「案件進行型」のSFAツールを紹介します。案件管理型のSFAやSalesforceと併用する前提の製品も含まれるため、すでに導入済みで定着していない場合の選択肢としてもご覧ください。

Magic Moment Playbook(株式会社Magic Moment)

引用:Magic Moment Playbook

顧客接点をAIが構造化し、SFA/CRMへ自動で蓄積する営業プラットフォームです。オンライン商談や電話の内容をAIが自動記録し、議事録・要約・ネクストアクションまで生成。BANT情報や課題、競合名を自動でタグ付けするため、営業担当が入力する項目そのものを減らせます。

停滞している案件をシステム側が検知して知らせる機能を持ち、案件の抜け漏れを防げるのも特徴。SalesforceやHubSpotと双方向連携できるため、既存のSFAを置き換えずに「入力と進行」のレイヤーだけを追加する使い方もできます。

ISO/IEC 27001:2022を取得し、SSO・2段階認証・監査ログ、国内リージョンでのデータ保管に対応。金融機関への導入実績も公表されています。

入力の手間削減AI自動記録、議事録・要約・ネクストアクション生成、BANT情報の自動タグ付け
主な連携先Salesforce・HubSpot・Zoom/Teams/Google Meet・Microsoft 365/Google Workspace
サポート体制立ち上げ支援・CRM連携設定・レポート運用サポート
料金目安要問い合わせ(AI自動記録機能「Playbook Capture」は5,000円 / ユーザー・月)

ACES Meet(株式会社ACES)

引用:ACES Meet

対面とオンラインの両方に対応した、商談解析型のAI議事録ツールです。Zoom・Google Meet・Teamsでの商談を自動で記録・文字起こしし、音声や動画ファイルのアップロード解析にも対応。複数人が同一マイクを使った場合でも話者を識別できます。

会話の内容をBANTC情報・アイスブレイク・質疑応答・説明・クロージングなどに自動分類するため、商談の振り返りやトップ営業の話し方の共有に使えます。Salesforceの商談情報と同期し、議事録を1クリックで活動履歴に記録できる連携も用意されています。

辞書機能や文字起こし検索、ウォッチリスト、パスワード付きの外部共有にも対応。無料トライアルの案内があるため、まず自社の商談で精度を確かめてから判断できます。

入力の手間削減商談の自動記録・文字起こし、BANTC等への自動分類、話者識別
主な連携先Salesforce(商談情報と同期・1クリック記録)・Slack・API連携
サポート体制公式サイトに導入/定着支援の明記なし(無料トライアルの案内あり)
料金目安要問い合わせ

ailead(株式会社ailead)

引用:ailead

商談・会議の対話データを構造化し、CRM更新までAIが自律実行するエンタープライズ向け基盤です。カレンダーと連携して商談・会議・面接を自動収集し、SalesforceやATSへの反映、タスク起票、フォローまでを一気通貫で自動化します。

対話から自動で構造化するため、入力工数の削減と記録品質の安定を同時に狙えるのが特徴。ISO/IEC 27001を取得し、RBAC(役割ベースのアクセス制御)や最大7年間の監査ログ保持など、エンタープライズのガバナンス要件に対応しています。

累計導入社数は500社超(2026年6月実績)と公表。プランはBasic・Middle・Enterpriseの3段階で、導入範囲と定着設計の提案を受けられます。

入力の手間削減対話データを自動で構造化、CRM更新・タスク起票までAIが自律実行
主な連携先Salesforce・主要ATS・Zoom/Teams/Meet・Google/Microsoftカレンダー・Slack
サポート体制導入範囲と定着設計の提案。ISO/IEC 27001取得・エンタープライズ運用要件に対応
料金目安要問い合わせ(Basic / Middle / Enterprise の3プラン。初期費用+月額)

UPWARD(UPWARD株式会社)

引用:UPWARD

外回り・訪問営業に特化し、訪問の記録をアプリが自動で取得するSFAです。いつ・誰が・どこに訪問したかを位置情報ベースで自動記録するため、営業担当が移動後に報告書を書く手間がなくなります。報告書は統一フォーマットで一括管理できます。

顧客データをもとに訪問先を地図上に可視化できるのも特徴で、当日回るべき先の判断や、担当エリアの抜け漏れの確認に使えます。過去の売上情報や名刺情報もチーム内で共有可能です。

SalesforceやMicrosoft Dynamics 365と連携して使うプランがあり、すでにCRMを導入している企業は月額1,800円〜のプランを選べます。CRM未導入の場合はオールインワンの3,800円〜のプランが対象です(いずれも税抜・1ユーザー月額。別途初期費用100,000円・最小10IDの設定あり)。400社・5万ユーザーが利用中と公表されています。

入力の手間削減位置情報ベースの訪問自動記録、報告書を統一フォーマットで管理
主な連携先Salesforce・Microsoft Dynamics 365(連携プランあり)
サポート体制CRMや運用状況に応じた連携方法の提案(導入支援ページあり)
料金目安1,800円〜 / 1ユーザー・月(CRM導入済み向け)、3,800円〜 / 1ユーザー・月(CRM未導入向け)。別途初期費用100,000円

【インバウンド体制の企業】におすすめのSFAツール

インバウンド体制の企業向きの「MA統合型」のSFAツールを紹介します。

Sales Hub(HubSpot)

引用:Sales Hub

MAツールトップシェアを誇るHubSpotが提供するSFA。MAであるMarketing Hubと自動連携され、獲得したリードを営業活動管理ワークスペースに移動させて、案件の取引ステータスの管理ができます。連携していることで、顧客がどのページを閲覧したのか、どのメールに反応しているのかなどすべての行動や興味関心をトラッキングすることができます。

営業活動は、事前にテンプレート登録することで、取引ステータス別にパーソナライズされたメールの自動送信ができるため、工数をかけずに商談率向上を実現。また、案件管理画面からコール発信、その自動記録、メール送信、メール内容自動取得ができるため、アクションの実施と自動入力、内容の確認がひとつの画面で完結します。

入力の手間削減メールシーケンスの自動送信・追跡、通話トラッキング・AI会話文字起こし
主な連携先App Marketplaceで2,000種類超(Marketing Hub等と自動連携)
サポート体制有償オンボーディング・プレミアムサポート・Solutions Partner(いずれも有償)
料金目安12,000円〜(※ Professionalプラン / 1シート)

ネクストSFA

引用:ネクストSFA

MA・CRM機能を持ち合わせたSFA。サイト訪問やメール開封などの特定の条件に応じたメールを送信できるシナリオ機能、見込み顧客のメール開封やクリックなどの行動から商談化する顧客の選定ができるスコアリング機能など、獲得したリードを商談化するための機能が充実。

商談化した顧客は、案件管理画面で取引ステータスごとの案件数や金額をひと目で確認することができ、案件の確度の入力・管理も。分析機能も充実しており、リアルタイムでの売上進捗・着地予想はもちろん、受注・失注案件の内訳や営業担当別の成績まで可視化が可能。リード獲得から受注まで一気通貫で活用できるツールです。

入力の手間削減自動入力に特化した機能は限定的。強みはリードのスコアリング・シナリオ配信
主な連携先Sansan・CAMCARD BUSINESS・Chatwork・LINE WORKS・マネーフォワード/freee・MiiTel・Marketo
サポート体制サポート無料(無料期間中も利用可)、利用開始は翌営業日
料金目安50,000円 / 月(※ 10人のユーザーを含む)

eセールスマネージャーRemix CLOUD

引用:eセールスマネージャーRemix CLOUD

5,500社超の導入実績と95%の利用継続率を誇るCRM / SFA。商談の進め方のシナリオを設定することができ、同様の案件やプロジェクトのベストシナリオを標準化することができます。案件管理画面は、設定したシナリオ上の「顧客が今どのステータスにいるのか」がわかりやすくなっており、案件ごとに顧客、営業担当者、客先担当者、商品、代理店、見積、売上金額など必要な情報を紐づけて管理することも。

また、MAツールも提供しており、フォーム入力後の情報取得済みの見込み顧客に対するアプローチだけでなく問い合わせ前の匿名客にも働きかけ、商談機会を最大化することができます。また、一般的なメール配信機能やスコアリング機能も搭載されているため、リード育成も可能。リード獲得→商談化や、展示会での見込み顧客獲得→リード育成など、MA⇔SFAの双方向の連携が可能。

入力の手間削減名刺OCRによるデジタル化、スマホからの活動登録、接点顧客の地図プロット
主な連携先Web会議・チャット・経費精算・CTI・名刺管理・iPaaS「System Link」(具体名は公式に明記少)
サポート体制サポートデスク・専任の活用アドバイザー、オンライン研修・活用支援サイト
料金目安月額11,000円 / ユーザー

Kairos3 Sales(カイロスマーケティング株式会社)

引用:Kairos3 Sales

MA「Kairos3 Marketing」と同一基盤で動く、シンプル設計の営業支援システムです。営業パイプラインや売上予測を1画面で可視化でき、「脱Excel」を前提とした画面構成になっています。MAとSFAを同じベンダーで揃えられるため、連携設定の手間が発生しません。

入力負担を減らす機能が充実しており、音声データからの商談要約、AI名刺スキャン、AI議事録作成による自動入力に対応。日報や週報に必要なデータは自動集計されます。Sansan・CAMCARD BUSINESSといった名刺管理ツールとの連携や、APIによる他社システム連携も可能です。

導入初期の設計・既存データの移行・現場営業向けマニュアル作成までを自社サポートで行う体制を明示しており、本記事で紹介する16製品のなかで最もサポート範囲が具体的に公開されています。継続率99%と公表(同社公表値)。

入力の手間削減音声からの商談要約、AI名刺スキャン・AI議事録、日報の自動集計
主な連携先MA「Kairos3 Marketing」・Sansan・CAMCARD BUSINESS・API連携
サポート体制導入設計・データ移行・現場マニュアル作成まで自社サポート(有償・必須付帯)
料金目安スタンダードプラン 25,000円 / 月〜、プロプラン 50,000円 / 月〜

【大手企業などの大規模管理】におすすめのSFAツール

大手企業などの大規模管理に向いている「CRM統合型」のSFAツールを紹介します。

Sales Cloud(Salesforce)

引用:Sales Cloud

世界トップシェアを誇る言わずとしれたSFA / CRM。顧客情報や商談情報などの様々な情報をひとつのクラウド上に集約・管理でき、それぞれの顧客に対して、メールや架電などを顧客管理画面上から実施可能。その実施したアクションもクラウド上に記録ができるため、顧客に関する各種情報・顧客に対して各種アクションのすべてをひとつのツール上に保存・共有ができます。

その顧客データの統合に強みを持ち、マーケティングやカスタマーサクセスなど他の部門に特化した連携サービスも提供しており、他の部署と連携して顧客データを共有・管理することができます。

入力の手間削減Einstein AIのリード優先度付け、メール・活動の自動記録、見積の自動生成
主な連携先Slack・AppExchange(Tableau等の自社製品群と連携)
サポート体制30日無料トライアル、Trailheadの無料学習、Premier Success Plan(上位プラン)
料金目安9,600円 / ユーザー

Zoho CRM

引用:Zoho CRM

業種・規模を問わず、世界180カ国25万社に選ばれる、営業・マーケティング向けのCRM/SFA。初期費用なし、月額1,680円からという手軽さにも関わらずCRM/SFAの標準的な「顧客管理」「案件管理」といった機能は充実しています。

その上、商談や顧客情報をもとにAIが売上を予測したり、顧客属性や行動をもとに商談のスコアリングを算出したりして、フォローする優先度の高い顧客が把握可能。また、業務効率化の面でも、展示会参加顧客へのフォローメールの送信など、決まった業務は定型化・自動化ができたり、管理画面から見積書・請求書が作成できたりと営業担当を楽にする機能が充実しています。

入力の手間削減AI「Zia」の商談予測・タスク提案、ワークフロー自動化、メールの自動送信
主な連携先Google連携・Microsoft連携、Zoho Marketplace(45以上のアプリ)
サポート体制導入支援(Professional Services)、電話サポート・日本語ヘルプ・学習キット
料金目安月額1,680円 / ユーザー

Sansan

引用:Sansan

業界・業種を問わず9,000社に導入されている名刺管理・顧客管理ツール。顧客情報管理に強みを持ち、AI技術とオペレーターの手入力の組み合わせにより、名刺をスキャンしただけで99.9%の精度でデータ化・顧客情報の格納が可能。そのデータ化された顧客情報は、企業規模や業界などが結び付けされており、調べて入力する必要はありません。

顧客情報は、どの取引先の・だれと・どのようなやり取りをしたのか、まで蓄積可能なため顧客が抱える課題に対して精度の高い仮説から提案をつくることができ、営業の確度向上に寄与。

入力の手間削減名刺スキャンで精度99.9%のデータ化(AI+オペレーター)、全社での顧客情報共有
主な連携先Salesforce・「Sansan Data Hub」経由で各種SFA/CRM/MA
サポート体制専任CSMによる導入〜定着支援(キックオフ・トレーニングは有償)
料金目安要問い合わせ

Dynamics 365 Sales(Microsoft)

引用:Dynamics 365 Sales

Microsoft 365・Teams・Power Platformと統合された、大規模組織向けのCRM統合型SFAです。パイプライン管理に加えてAIベースの営業案件スコアリングを備え、優先度をつけた作業リストから当日取り組むべき案件を判断できます。

Copilotがメールの下書き生成、通話の概要作成、営業案件概要の要約、営業ガイダンスの提示までを担当するため、入力と情報整理の工数を削減できます。フィールド・ダッシュボード・ビューの構成を自社の営業手法に合わせて変更できるカスタマイズ性も特徴です。

Power Apps・Power Automate・Power BIとの統合により、既存の社内システムとつなぐ前提の構成が組めます。導入時は「FastTrack for Dynamics 365」でMicrosoftの専門家やパートナーによるオンボーディングとトレーニングを受けられます。前章のノークリサーチ調査では中堅・中小企業のCRM製品シェアで2位(10.9%)ですが、年商規模が大きくなるほどシェアが下がる傾向が出ている点は押さえておきたいところです。

入力の手間削減Copilotがメール下書き・通話概要・案件要約を生成、AI案件スコアリング
主な連携先Microsoft 365・Teams・LinkedIn・Power Platform(Power Apps/Automate/BI)
サポート体制FastTrack for Dynamics 365(専門家・パートナーによるオンボーディング・研修)
料金目安Sales Professional 9,745円 / ユーザー・月、Sales Enterprise 15,742円 / ユーザー・月、Sales Premium 22,488円 / ユーザー・月

SFA(営業支援)ツールのよくある質問

SFAの月額料金はいくらですか?

ユーザー課金型の製品では月額1,680円〜22,488円 / ユーザー、基本料金型の製品では月額25,000円〜110,000円(10名前後を含む)が目安です。営業10名で試算すると、ユーザー課金型で月額2万円前後から、基本料金型で月額5万円前後からとなります。上位プランやカスタマイズ、導入支援費が加わると総額は大きく変わるため、必ず見積もりを取得してください。

SFAとCRMはどちらを導入すべきですか?

受注までの「案件のステータス」を管理したいならSFA、受注後のフォローを含めた「顧客との関係」を管理したいならCRMです。ただし現在はCRM機能を内包したSFAが多く、境界は明確ではありません。本記事の「CRM統合型」に分類した製品はどちらの用途にも対応します。悩む場合はデモで実際の画面を見て判断するのが早いです。

無料で使えるSFAツールはありますか?

本記事で紹介した製品のうち、無料プランを常設しているものはありません。一方で無料トライアルを案内している製品はあり、ACES Meetは公式サイトの問い合わせフォームから無料トライアルを申し込めます。他の製品についてもトライアルの有無は各社にお問い合わせください。なお、無料期間で確認すべきは機能の有無より「営業担当が入力してくれるか」です。

SFAのシェアが高い製品を選べば失敗しませんか?

シェアの高さは自社への適合を保証しません。TSUIDEの調査では、SFA/CRMを導入している企業の27%が「有効に活用できていない」と回答しています。理由の上位は操作の難しさと機能を使いこなせないことでした。シェアではなく、本記事の4タイプのどれが自社の使い方に合うかで選んでください。

導入までにどのくらいの期間がかかりますか?

製品と要件によって大きく変わります。ユーザー課金型でカスタマイズを行わない場合は数週間で運用を開始できるケースがある一方、CRM統合型で権限設計や既存システム連携を伴う場合は数か月単位になります。Kairos3 Salesのように最短利用期間(12か月)が設定されている製品もあるため、契約条件も併せて確認してください。

まとめ

今回はSFAツール(営業支援システム)の紹介をしてきました。SFAツールは以下4つのタイプから、自社に最適なタイプを選びましょう。

  • 案件管理型(営業活動の効率化)
  • 案件進行型(顧客コミュニケーションの効率化)
  • MA統合型(インバウンド体制向き)
  • CRM統合型(大企業などの大規模管理向き)

また、その中でも以下の3つの比較ポイントで絞り込みます。

  • 入力の手間削減の工夫
  • 他ツールとの連携性
  • サポート体制の充実さ

導入企業の27%が「有効に活用できていない」と答えているとおり、SFAはシェアや機能数で選ぶと定着しません。まずタイプを決め、そのうえで「入力の手間が減る設計になっているか」を確認する——この順番が、稟議を通した後に使われ続けるかどうかを分けます。

本記事が、貴社のSFAツール導入の一役になることを願っています。

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