SFA(営業支援)ツール比較11選。特徴・企業規模別におすすめを紹介 | Cone-os ナレッジ

SFA(営業支援)ツール比較11選。特徴・企業規模別におすすめを紹介

代表 / マーケター / デザイナー 佐藤 立樹

営業活動の効率化や営業データの一元管理を叶えるSFAツール。ただ「なんとなく効果はありそうだけどどんなツール?」「どれも似たようなものでどれを選べばいいかわからない」という方も少なくないと思います。

本記事では、SFAツールを特徴別に4タイプに分類したうえで、選び方からおすすめのツールを紹介します。

※ 弊社株式会社Coneは、資料などのコンテンツを整備することで、営業組織の標準化を図るサービスを提供しています。(→ 営業プロセス標準化支援サービス
SFAツールの導入が難しそうだと感じた際は、お気軽にご相談ください。

SFA(営業支援)ツールとは

SFAツールとは、営業活動に関わる案件情報・顧客情報などのデータを一元化して管理・分析ができ、営業活動の効率化を実現するツールのことです。これまで紙やエクセル、各営業担当のメモで管理していた情報をチームで共有することで、常に情報が共有されている状態になり効率的な営業活動ができるようになります。

SFAにできること

とはいえ、エクセルでよくない?と思えるかもしれません。なぜSFAがここまで注目・定着しているのか。

案件情報や顧客情報はたしかにエクセルや、Notionなどのオールインワンツールでも管理ができますが、明らかに違うのは「使い勝手」です。

  • 売上見込み金額が月単位でわかる
  • 入力せずとも案件担当者がわかる
  • 担当ごとの売上や行動履歴も見える
  • 商談数、提案数・二次商談進行率、受注数・率などがダッシュボードでわかる
  • メール履歴をSFA上で確認できる
  • 定型化された営業活動は、SFAが適切なタイミングで案内してくれる

など、営業活動に必要な情報を「関数など組まずとも」瞬時に取得でき、これまで営業担当がそれぞれの判断基準で実施していた営業活動をデータや情報をベースに標準化することができます。

CRMとの違い

SFAと混同しやすいツールがCRMです。SFAとCRMの最大の違いは、なにを管理しているか?です。SFAは受注するための「案件のステータス」を管理するのに対し、CRMは受注からカスタマーサクセスを含めた適切なフォローを行うための「顧客の組織図・やり取り」を管理します。

とはいえ、CRMが内包されたSFAがあったり、CRMの機能を一部取り入れたSFAがあるため、混同しやすくなっています。SFAなのか、CRMなのか、で悩むよりはデモなどで「使いやすそうか」を実際に見てみることをおすすめします。

MAとの違い

次にSFAとMAの違いですが、こちらは割と明確です。マーケティングオートメーションとも呼ばれるツールで、機能としてはフォーム作成・問い合わせ管理・メール一斉送信・自動化アクション設定などで、見込み顧客の獲得やリードナーチャリングに活用するツールです。SFAが「案件のステータス管理」で、MAは「見込み顧客の商談化のためのアクション」をするためのもの

また、CRMと同じくMAが内包されたSFAや、逆にMA内にSFA機能が一部取り入れられていたりもします。

SFA(営業支援)ツールの機能一覧

SFAツールが基本的に搭載している機能は以下のとおりです。

顧客情報管理取引先の企業情報や担当者情報を一元化して管理できる。ツールによっては名寄せ(公開されている企業情報の紐づけ)も可能。
案件情報管理カンバン方式などで案件の取引ステータス(検討中・受注など)や予算などを管理できる。顧客とのやり取り(電話・メールなど)も自動で取得してツール内で管理可能。
営業活動管理架電数・商談数・提案数などの営業活動を営業担当ごとに可視化できる。また、受注数・率などの結果も営業担当別に可視化できる。
予実管理売上実績と着地見込みの可視化・比較ができる機能。案件情報や営業活動と連携して管理・閲覧ができるためズレが生じづらく営業活動に活かしやすい。
分析機能売上実績や推移、着地見込みなどの売上情報、受注率や進捗率などの営業活動情報がわかりやすくダッシュボード機能。またAIによる自動分析・改善提案があるツールも。
自動化・アシスト機能案件の進捗や確度別にネクストアクションを提案してくれたり自動で進めたりしてくれる機能。事前のアクション登録による案内もしくはAIによる自動実施、提案が基本。

SFAツールによって搭載される機能はそれぞれ異なりますが、達成しようとしていることは「営業活動の効率化・標準化」です。細かい機能は、自社の要件で確認していきましょう。

SFA(営業支援)ツールの料金相場

SFAツールの料金体系は基本的に「ユーザー課金」です。たとえば、営業組織が10人の場合、5,000円 / ID × 10名=月額50,000円となります。

ただ、基本料金がかかるケースや、10名までは月額料金が確定している場合も。

  • A:ユーザー料金 のみ
  • B:基本料金+ユーザー料金
  • C:基本料金 のみ(基本料金に〇〇名までのユーザー料金内包)

と上記3パターンが基本になります。ユーザーが増える予定がない場合はA。〇〇名までは増えそうという場合はC。ユーザーが増え続ける場合はB(Bの場合ユーザー料金が低く設定されている場合が多い)を選ぶようにしましょう。

SFA(営業支援)ツールの選び方

SFAツールは数も種類も多いため選ぶのに苦労するかもしれません。そこでSFAツールを「特徴別」に分類した選び方を紹介しますので参考にしてみてください。

  1. 案件管理型(SFA特化)
  2. 案件進行型(顧客コミュニケーションの効率化)
  3. MA統合型(インバウンド体制向き)
  4. CRM統合型(大手企業などの大規模管理向き)

案件管理型(営業活動の効率化)

いわゆるSFAのタイプで、直感的に案件管理ができるのが特徴。提案段階なのか、受注しているのかなどのステータスや、提案している商材、見込み金額、確度、次回アクションなどの案件ごとの詳細情報もひと目で確認できます。

カンバンボード形式のものも多く、ドラッグアンドドロップで案件ステータスの変更が可能で、だれでも簡単に操作できるため導入がしやすい。常時数百件などの膨大な案件の管理が必要な場合はこのカンバン形式は向いていないものの、リスト形式に表示を切り替えることも可能で、自社が必要な項目にカスタマイズすることもできるため、自社の営業活動の効率化を図りたい場合などはこのタイプがおすすめ。

案件進行型(顧客コミュニケーションの効率化)

案件「管理」ではなく、実際に案件を前に進めるのに向いているタイプ。案件・商談の管理だけではなく、自動フォローメールや商談議事録の文字起こし、BANTC情報の自動抽出など、顧客とのコミュニケーションを効率化する機能が搭載されています。

提案商材などの提案材料をWeb上1ページにまとめて送付することで閲覧データをトラッキングし、顧客の興味関心を把握することで提案を前に進めることができるツール。商談動画・メール内容から検討度を把握し、適切なフォロー業務を自動で実施 or アクションの提案をしてくれるツールも。社内管理ではなくアクションを効率化したい場合におすすめ。

MA統合型(インバウンド体制向き)

先述のMA(マーケティングオートメーション)が搭載されているSFAツール。リード獲得のためのフォーム作成、リード育成のためのメール一斉送信・スコアリング・シナリオ設計などを実施し、商談化したものをSFAで管理できるタイプ。

インバウンドで獲得したリードの、育成・商談化・受注・サポートまで一気通貫で行える機能が揃っているため、インバウンド体制の営業組織や企業におすすめ。また、マーケティングからすべてのデータを蓄積することができるため、どのチャネルが有効かという初回接点の部分からどの営業プロセスに課題があるのかというパイプライン分析まで可能。

CRM統合型(大手企業などの大規模管理向き)

こちらはCRMが搭載されているSFAで、顧客管理に強みを持っている大規模な管理をしたい企業向きのタイプ。企業単位での顧客の紐づけ管理ができたり、未商談リードから失注顧客、受注済み顧客などすべて段階の顧客とのやり取りを一元管理できます。

初回のやり取りから履歴を追うことができるため、カスタマーサクセスの場面でもその蓄積された情報をもとにサポートが可能。また、部署異動が多くなる大手企業でも、データが蓄積されていることにより引き継ぎもスムーズに行えるのも嬉しいポイント。

SFA(営業支援)ツールの比較ポイント

SFAの特徴別の分類を見てきました。ある程度自社が選ぶべきSFAのタイプにあたりはついたと思いますが、その中で数社から絞り込みをかける際に基準となる3つの比較ポイントがあります。

  • 入力の手間削減の工夫
  • 他ツールとの連携性
  • サポート体制の充実さ

入力の手間削減の工夫

SFAの導入が失敗する一番の原因は「入力が面倒」です。営業担当が入力作業を怠り、営業データが共有されておらず効果的な営業活動ができないケースが散見されます。

オンライン商談ツールと連携して商談議事録を自動で書き起こしてくれたり、入力した企業の他の情報が名寄せ(公開されている企業情報の自動紐づけ・入力)ができたり、と「この入力を省く工夫」が施されているツールを選ぶようにしましょう。

他ツールとの連携性

自社ですでに営業組織が導入しているツールがある場合、その導入済みのツールと連携できるのか、がひとつの確認事項となります。たとえば、MAツールで取得したリードをSFAに自動で取り込むことができるのか、会計ソフトに自動登録できて手間なく見積書が作成できるのか、などといった点です。

ここの連携性を軽視してしまうと、後々SFAを導入したのはいいものの、作業工数が大きくなっていて逆に営業活動の効率が悪くなっているケースがあります。今後導入する可能性があるソフトやツールがある場合は、それも加味しておきましょう。

サポート体制の充実さ

SFA導入は一筋縄ではいきません。現場の営業担当への「導入意図の説明」や「操作方法の説明」、「営業活動のルールの浸透」などが徹底されてはじめて営業活動の効率化から営業成果の最大化を実現することができます。

ツールを導入しただけで、かつ自社だけでは導入効果を得ることが難しいのです。そこで、ツールを提供しているベンダーのサポート体制を確認してみましょう。Web上に出ていない場合もありますが、3ヶ月のサポート期間を用意していたり、初期費用を払うことで営業スキームを整備してくれるベンダーも。費用は要相談かと思いますがサポート体制が充実しているベンダーを選ぶようにしましょう。

【営業活動の効率化】におすすめのSFAツール

営業活動の効率化に向いている「案件管理型」のSFAツールを紹介します。

Mazrica Sales

引用:Mazrica Sales

「現場主義」を掲げる国産のSFA。営業活動上で管理する、顧客・案件・行動・名刺などすべての情報を一元管理でき、各営業担当の案件の進捗状況がひと目でわかるカンバンボードを搭載。ヒアリング・検討・受注などの取引ステータス上にいる顧客カードを、ドラッグアンドドロップでかんたんに変更可能。

売上進捗や推移、売上見込みなどの実績データも、わかりやすいダッシュボードで確認することができます。そのダッシュボードは、初期から搭載されているため自社でカスタマイズする必要がなく、導入後すぐに使い始めることができます。

  • 入力の手間削減の工夫:◯
  • 他ツールとの連携性:◯
  • サポート体制の充実さ:◯
  • 料金:110,000円 / 月(※ グロースプラン:10人のユーザーを含む)

ホットプロファイル

引用:ホットプロファイル

フォーム営業ツール・名刺管理ツール・営業支援ツールの機能を持ち合わせるSFA。480万社以上の企業データベースから営業リストを作成し新規開拓を実施できるフォーム営業ツールが搭載されているため、アウトバウンド体制の営業組織にフィットします。

そのフォーム営業をかけて反応があった企業を、名刺 / 顧客管理機能の顧客データベースに自動登録。さらに、顧客情報は「人事異動情報」「人脈」「企業ニュース」「Web閲覧履歴」「メール履歴」などの情報がひとつに整理されており、最新の情報に基づいてあらゆる接点を把握することができます。

  • 入力の手間削減の工夫:◯
  • 他ツールとの連携性:-
  • サポート体制の充実さ:◯
  • 料金:要問い合わせ

GENIEE SFA/CRM

引用:GENIEE SFA/CRM

定着率99%を誇る「だれでも使えるシンプルな管理画面」が特徴のSFA。取引先などの顧客情報を1ページに集約できるため、組織で情報の共有が可能。項目名や選択肢、表示順序はプログラミング費用で編集できるためので、自社に最適な顧客データベースを簡単に構築できます。

操作性は商談管理面でも。訪問日や面談者、商談金額や受注見込時期を入力して取引先との商談進捗を可視化し、取引ステータスはドラッグアンドドロップで変更可能。また、蓄積された活動履歴や商談状況のデータを数クリックでグラフ化でき、分析もかんたん。

  • 入力の手間削減の工夫:◯
  • 他ツールとの連携性:◯
  • サポート体制の充実さ:◯
  • 料金:54,800円 / 月(※ プロプラン:10人のユーザーを含む)

【顧客コミュニケーションの効率化】におすすめのSFAツール

顧客とのコミュニケーション効率化に向いている「案件進行型」のSFAツールを紹介します。

DealPods

引用:DealPods

商談の管理・進行が可能なデジタルセールスルーム。資料・議事録などの商談情報をひとつのWebページに集約して顧客に送付することができ、実施した商談は一覧管理が可能。送付したWebページ上で、だれが・いつ・どこに・どれくらい興味を持っているのかという検討状況や興味関心が把握できます。

また、商談を実施する際も「商談テンプレート機能」により、入力の手間を削減しながらだれでも同じ商談進行ができるようになります。顧客・案件情報の管理が不足する場合は、同社が提供するMazrica Sales(SFA)と連携することも。

  • 入力の手間削減の工夫:◯
  • 他ツールとの連携性:◯
  • サポート体制の充実さ:-
  • 料金:システム利用料(要問い合わせ)+5,000円 / ユーザー(※ Proプラン)

Sales Bolt

引用:Sales Bolt

顧客の検索行動から興味関心がわかるインテントセールスツールSales Markerを提供する同社の商談Copilot(AIサポートツール)。No-CRMを掲げ、入力工数を格段に下げながら営業活動に必要な予算や検討度、取引ステータスなどの情報を一元管理することができます。商談録画やメール内容を自動で分析し、成約に近い案件を可視化することで「気づかぬ失注」を防ぐことができます。

また、議事録書き起こし・AI解析機能も搭載されており、商談動画からBANTC情報が自動で抽出され、フォローメールの送付などのネクストアクションを自動で実施することもでき、商談以降お顧客コミュニケーションはCopilotが自動実施、もしくはアクションの提案をしてくれるため、工数減&成約数最大化を図ることができます。

  • 入力の手間削減の工夫:◯
  • 他ツールとの連携性:-
  • サポート体制の充実さ:◯
  • 料金:要問い合わせ

【インバウンド体制の企業】におすすめのSFAツール

インバウンド体制の企業向きの「MA統合型」のSFAツールを紹介します。

Sales Hub(HubSpot)

引用:Sales Hub

MAツールトップシェアを誇るHubSpotが提供するSFA。MAであるMarketing Hubと自動連携され、獲得したリードを営業活動管理ワークスペースに移動させて、案件の取引ステータスの管理ができます。連携していることで、顧客がどのページを閲覧したのか、どのメールに反応しているのかなどすべての行動や興味関心をトラッキングすることができます。

営業活動は、事前にテンプレート登録することで、取引ステータス別にパーソナライズされたメールの自動送信ができるため、工数をかけずに商談率向上を実現。また、案件管理画面からコール発信、その自動記録、メール送信、メール内容自動取得ができるため、アクションの実施と自動入力、内容の確認がひとつの画面で完結します。

  • 入力の手間削減の工夫:◯
  • 他ツールとの連携性:◯
  • サポート体制の充実さ:-
  • 料金:12,000円〜(※ Professionalプラン / 1シート)

ネクストSFA

引用:ネクストSFA

MA・CRM機能を持ち合わせたSFA。サイト訪問やメール開封などの特定の条件に応じたメールを送信できるシナリオ機能、見込み顧客のメール開封やクリックなどの行動から商談化する顧客の選定ができるスコアリング機能など、獲得したリードを商談化するための機能が充実。

商談化した顧客は、案件管理画面で取引ステータスごとの案件数や金額をひと目で確認することができ、案件の確度の入力・管理も。分析機能も充実しており、リアルタイムでの売上進捗・着地予想はもちろん、受注・失注案件の内訳や営業担当別の成績まで可視化が可能。リード獲得から受注まで一気通貫で活用できるツールです。

  • 入力の手間削減の工夫:-
  • 他ツールとの連携性:◯
  • サポート体制の充実さ:◯
  • 料金:50,000円 / 月(※ 10人のユーザーを含む)

eセールスマネージャーRemix CLOUD

引用:eセールスマネージャーRemix CLOUD

5,500社超の導入実績と95%の利用継続率を誇るCRM / SFA。商談の進め方のシナリオを設定することができ、同様の案件やプロジェクトのベストシナリオを標準化することができます。案件管理画面は、設定したシナリオ上の「顧客が今どのステータスにいるのか」がわかりやすくなっており、案件ごとに顧客、営業担当者、客先担当者、商品、代理店、見積、売上金額など必要な情報を紐づけて管理することも。

また、MAツールも提供しており、フォーム入力後の情報取得済みの見込み顧客に対するアプローチだけでなく問い合わせ前の匿名客にも働きかけ、商談機会を最大化することができます。また、一般的なメール配信機能やスコアリング機能も搭載されているため、リード育成も可能。リード獲得→商談化や、展示会での見込み顧客獲得→リード育成など、MA⇔SFAの双方向の連携が可能。

  • 入力の手間削減の工夫:-
  • 他ツールとの連携性:◯
  • サポート体制の充実さ:◯
  • 料金:月額11,000円 / ユーザー(※ スタンダードプラン)

【大手企業などの大規模管理】におすすめのSFAツール

大手企業などの大規模管理に向いている「CRM統合型」のSFAツールを紹介します。

Sales Cloud(Salesforce)

引用:Sales Cloud

世界トップシェアを誇る言わずとしれたSFA / CRM。顧客情報や商談情報などの様々な情報をひとつのクラウド上に集約・管理でき、それぞれの顧客に対して、メールや架電などを顧客管理画面上から実施可能。その実施したアクションもクラウド上に記録ができるため、顧客に関する各種情報・顧客に対して各種アクションのすべてをひとつのツール上に保存・共有ができます。

その顧客データの統合に強みを持ち、マーケティングやカスタマーサクセスなど他の部門に特化した連携サービスも提供しており、他の部署と連携して顧客データを共有・管理することができます。

  • 入力の手間削減の工夫:◯
  • 他ツールとの連携性:◯
  • サポート体制の充実さ:◯
  • 料金:9,600円 / ユーザー(※ Professionalプラン)

Zoho CRM

引用:Zoho CRM

業種・規模を問わず、世界180カ国25万社に選ばれる、営業・マーケティング向けのCRM/SFA。初期費用なし、月額1,680円からという手軽さにも関わらずCRM/SFAの標準的な「顧客管理」「案件管理」といった機能は充実しています。

その上、商談や顧客情報をもとにAIが売上を予測したり、顧客属性や行動をもとに商談のスコアリングを算出したりして、フォローする優先度の高い顧客が把握可能。また、業務効率化の面でも、展示会参加顧客へのフォローメールの送信など、決まった業務は定型化・自動化ができたり、管理画面から見積書・請求書が作成できたりと営業担当を楽にする機能が充実しています。

  • 入力の手間削減の工夫:◯
  • 他ツールとの連携性:◯
  • サポート体制の充実さ:◯
  • 料金:月額1,680円 / ユーザー(※ スタンダードプラン)

Sansan

引用:Sansan

業界・業種を問わず9,000社に導入されている名刺管理・顧客管理ツール。顧客情報管理に強みを持ち、AI技術とオペレーターの手入力の組み合わせにより、名刺をスキャンしただけで99.9%の精度でデータ化・顧客情報の格納が可能。そのデータ化された顧客情報は、企業規模や業界などが結び付けされており、調べて入力する必要はありません。

顧客情報は、どの取引先の・だれと・どのようなやり取りをしたのか、まで蓄積可能なため顧客が抱える課題に対して精度の高い仮説から提案をつくることができ、営業の確度向上に寄与。

  • 入力の手間削減の工夫:◯
  • 他ツールとの連携性:◯
  • サポート体制の充実さ:◯
  • 料金:要問い合わせ

まとめ

今回はSFAツールの紹介をしてきました。SFAツールは以下4つのタイプから、自社に最適なタイプを選びましょう。

  • 案件管理型(SFA特化)
  • 案件進行型(顧客コミュニケーションの効率化)
  • MA統合型(インバウンド体制向き)
  • CRM統合型(大手企業などの大規模管理向き)

また、その中でも以下の3つの比較ポイントで絞り込みます。

  • 入力の手間削減の工夫
  • 他ツールとの連携性
  • サポート体制の充実さ

本記事が、貴社のSFAツール導入の一役になることを願っています。

とはいえ、SFAツール導入による営業活動の効率化がイメージできなかったという場合もあると思います。その場合は弊社にお気軽にご相談ください。

弊社株式会社Coneは、資料などのコンテンツを整備することで、営業組織の標準化を図るサービスを提供しています。(→ 営業プロセス標準化支援サービス

代表 / マーケター / デザイナー

佐藤 立樹

立命館大学在学中に、ベンチャー2社でインターンを経験し、卒業と同時に株式会社Coneを設立。資料作成代行サービス「c-slide」を運営。リリース後1年半で支援企業300社を突破。セールス/マーケ領域の資料が得意。

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