オンライン商談ツール14選比較。特徴別の選び方と成果を上げる活用のコツまで

zoom・Google Meetなど、昨今標準スタイルとなってきたオンライン商談。「もうオンライン商談ツールは使っている」という方も多いと思います。

しかし、ZoomやGoogle MeetなどのWeb会議ツールと、営業商談に特化して設計されたオンライン商談ツールは別物です。トークスクリプトの表示・商談録画・BANT情報の自動抽出・SFAへの自動連携など、「商談に勝つ」ための機能を持ったツールが存在します。

本記事では、オンライン商談ツールを4つのタイプに分類し、おすすめサービス12選を紹介します。Web会議ツールとの違い・比較ポイント・選び方まで解説しますので、ツール選定の参考にしてください。

オンライン商談ツールとは

オンライン商談ツールとは、PCやスマートフォンのカメラを用いて、オンライン上で顧客と商談を実施するためのツールです。

対面が難しかったコロナ禍の影響で利用が急速に広まりましたが、その利便性からBtoBではオンライン商談が当たり前となっています。対面と遜色なく商談がスムーズに進められるように以下のような機能が備わっています。

ビデオ通話カメラを用いて顔を合わせて会話することができる
画面共有提案書や営業資料をリアルタイムで画面に投影することができる
チャット機能商談中の質問や補足情報をテキストで送受信できる

ただし、ZoomやGoogle MeetなどのWeb会議ツールと、営業商談に特化したオンライン商談ツールは別物です。両者の違いを次のセクションで整理します。

Web会議ツールとの違い

「ZoomやGoogle Meetを使っているから、オンライン商談ツールはもう使っている」と思っている方も多いと思います。しかし厳密には、ZoomやGoogle MeetはWeb会議ツールであり、オンライン商談に特化したツールとは異なります。

両者の主な違いは以下の通りです。

Web会議ツールオンライン商談ツール
主な用途社内会議・ウェビナー・商談など汎用的に利用営業商談に特化して設計
トークスクリプト表示なし自分の画面にのみ表示可能
商談録画・文字起こし基本機能のみAIによる自動文字起こし・BANT抽出まで対応
顧客側の操作アプリのインストールやアカウント登録が必要なケースありURLクリックのみ・インストール不要が多い
SFA/CRMとの連携限定的商談情報を自動でSFAに登録できるツールも
料金無料〜月額数百円 / ユーザー月額数千円〜 / ユーザー

「とりあえずオンラインで話せればいい」ならWeb会議ツールで十分です。一方、「商談の成約率を上げたい」「営業ノウハウを組織で共有したい」「商談後のフォローまで効率化したい」といった目的がある場合は、オンライン商談に特化したツールの導入を検討しましょう。

オンライン商談ツールの導入メリット

オンライン商談ツールを導入し、活用した場合、以下のようなメリットがあります。

  • 対応顧客数の増加
  • コスト削減
  • リードタイムの短縮

対応顧客数の増加

オンライン商談ツールを活用することで、見込み顧客先に訪問する必要がなくなり、移動時間がかからないため、対面で商談を行っていたときよりも多くの商談を実施することができるようになります。また「距離」という障壁がなくなるため、これまで遠方の見込み顧客への対応が可能になり、取引先の範囲も拡大することができるようになります。

コスト削減

これも単純なメリットですが「移動」がなくなるため、これまで商談先に出向くための交通費や宿泊費などがゼロになります。金銭面でのコストだけではなく、出張のための事務・経理処理だったり、手配も不要になるためバックオフィス側の手間コストも削減することができ、組織全体的なコストカット・業務効率化につながります。

リードタイムの短縮

見込み顧客との商談を設定する際、対面だと「場所」がネックになり、商談日が先延ばしになることもしばしば。商談日が先になればなるほど、見込み顧客の購買意欲も下がっていってしまい機会損失になってしまう可能性があります。オンライン商談であれば「場所」は気にする必要がなくなり、あとは日程のみの調整となるため、スピーディに対応することができるようになります。

上記は、商談をオンラインに移行することで得られるメリットでしたが、より上手にオンライン商談ツールを活用すれば、営業の成果を向上させることができます。

その活用のコツは、本記事の最下部で解説しています。(ここをクリックすると、記事最下部にジャンプします)

オンライン商談ツールの比較ポイント

オンライン商談ツールを選ぶ際は、機能の豊富さだけで判断してしまいがちです。しかし実際には顧客側の使いやすさや、商談後の活用まで見据えた機能があるかが、導入後の成果を左右します。

具体的なツールを比較検討する前に、以下の4つのポイントを判断軸として押さえておきましょう。

  • 顧客側の入室のしやすさ
  • 画面共有スタイル
  • 録画・議事録機能の有無
  • セキュリティ

顧客側の入室のしやすさ

オンライン商談ツールは自社だけでなく、顧客も使うことが前提です。ここで確認すべき点は2つあります。

ひとつは事前準備の負担。アプリのインストールやアカウント登録を求めるツールの場合、「面倒だからいいです」と商談機会を逃してしまうリスクがあります。URLをクリックするだけで入室できる・インストール不要のツールであれば、顧客側のハードルを最小限に抑えられます。

もうひとつは接続方式。URL共有・QRコード・ワンタイムパスワードなど、入室方法はツールによって異なります。自社の顧客層のITリテラシーや商談シーンに合わせて、どの接続方式がスムーズに受け入れられるかを考えた上で選びましょう。

画面共有スタイル

オンライン商談ツールに標準搭載されている「画面共有機能」ですが、各ツールごとに表示形式が異なるため注意が必要です。

たとえば、商談中に資料を投影するために画面共有をする際、zoomなどアプリからの投影であれば画面のどこかに自分と商談相手が映るため表情が汲み取れますが、Google Meetなどのブラウザからの投影では相手の表情が見えないため商談が進めづらいなどが考えられます。

画面共有時の表示スタイルは各ツールによって異なるので、確認しておきましょう。

録画・議事録機能の有無

商談内容を録画・テキスト化することで、商談の振り返りやナレッジ共有、新人育成に活用できます。「あのとき何を話したっけ」という確認作業の手間がなくなるだけでなく、成約率の高い商談のトークを分析して組織全体に横展開することも可能になります。

AIによる自動文字起こしやBANT情報の自動抽出まで対応しているツールもあるため、録画・議事録機能の精度と活用範囲はツール選定の重要な軸です。

セキュリティ

いわずもがな重要になるセキュリティですが、なにをもってセキュリティがしっかりしているかがわかりづらいと思います。

基本的に参考にするのは、各社のオンライン商談ツールのサービスサイト上に「セキュリティ関連の表記ならびに認証取得」が記載されているかどうか。たとえば、経済産業省が公開している「クラウドサービスレベルのチェックリスト」の公開、国際基準のISO 27001(ISMS)の取得がそれに当たります。

商談は機密情報・顧客情報が含まれる活動になるので、セキュリティは各社チェックしておきましょう。

オンライン商談ツールの選び方

オンライン商談ツールは、自社の営業スタイルや用途によって選ぶべきタイプが変わります。以下の4タイプを確認し、自社のニーズに最も近いものを選びましょう。

  1. 汎用タイプ|商談以外にも社内会議やウェビナーにも使いたい場合
  2. 営業特化タイプ|商談の成約率向上・ノウハウ共有まで実現したい場合
  3. 既存ツール活用タイプ|すでに使ってるツールをそのまま活かしたい場合
  4. BtoC特化タイプ|店舗やECサイトでの顧客対応をオンライン化したい場合

まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。

6つの質問に答えてください。回答が終わると、自社の営業スタイルに最適なオンライン商談ツールのタイプが診断されます。

0 / 6 回答済み

Q1 / 主な顧客層

ツールで対応する主な顧客層はどれですか?

Q2 / 利用シーン

ツールの主な利用シーンはどちらですか?

Q3 / 既存ツールへのこだわり

現在のWeb会議ツールについて、どちらに近いですか?

Q4 / 成約率への関心

ツールに求めることとして、どちらを重視しますか?

Q5 / 顧客側の参加しやすさ

ツール選定において、どちらを重視しますか?

Q6 / 顧客との接点

顧客がオンライン商談・通話に参加する主な経路はどちらですか?

① 汎用タイプ|商談以外にも社内会議やウェビナーにも使いたい場合

Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsに代表される、Web会議ツール全般がこのタイプに該当します。商談だけでなく、社内ミーティング・ウェビナー・採用面接などあらゆる場面で使える汎用性の高さが最大の特徴です。

無料プランでも基本機能は十分に使えるツールが多く、「まずオンライン商談を始めてみたい」「コストをかけずに導入したい」という場合の第一歩として最適です。ただし、営業に特化した機能(トークスクリプト表示・商談分析など)は備わっていないため、商談の成約率向上まで求める場合は物足りなさを感じる可能性があるので注意しましょう。

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② 営業特化タイプ|商談の成約率向上・ノウハウ共有まで実現したい場合

「商談に勝つ」ことに特化して設計されたタイプです。自分の画面にのみトークスクリプトを表示できるカンペ機能により、新人でもベテランと同じ流れで商談を進められます。また商談内容をすべて録画・文字起こしできるため、終了後すぐに振り返りや組織への共有が可能です。

画面上の見せたい部分にマーカーで印をつけながら説明できるため対面に近い臨場感で商談を進められるツールもあり、商談情報がSFAに自動で記録される連携機能も搭載されているものが多くなっています。商談の属人化を解消し、誰もが成果を出せる営業組織を作りたいという場合はこのタイプを選びましょう。

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③ 既存ツール活用タイプ|すでに使ってるツールをそのまま活かしたい場合

「ZoomやGoogle Meetはすでに社内に定着しているので変えたくない。でも商談の分析や記録をもっと効率化したい」という場合に最適なタイプです。既存のWeb会議ツールと連携することで、商談の録画・分析・フォローまでを強化できます。

具体的には、商談動画からAIが予算・決裁者・ニーズ・タイムラインなどのBANTC情報を自動で抽出したり、顧客の反応が良かった場面・悪かった場面をAIが判別して次回の商談改善に活用したりすることが可能です。商談内容をもとにAIがフォローメールの文面を自動で作成・送付してくれるツールもあります。ツールの乗り換えコストをかけずに、今使っているWeb会議ツールの価値を最大化したいという場合はこのタイプが最適です。

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④ BtoC特化タイプ|店舗やECサイトでの顧客対応をオンライン化したい場合

保険・不動産・金融・EC・店舗など、BtoCの顧客対応をオンライン化したい場合に適したタイプです。BtoB向けの商談ツールとは設計思想が異なり、顧客が「いつでも・どこでも・すぐに」つながれることを重視しています。

たとえば店舗のカウンターにQRコードを置いておけば顧客がスマートフォンで読み込むだけでビデオ通話が始まり、ホームページのお問い合わせボタンからそのままビデオ通話に接続することもできます。

顧客の電話番号にSMSを送信してURLをタップするだけで通話が開始できるものもあり、いずれもアプリのインストールやアカウント登録が不要で顧客側の操作負担をほぼゼロにできる点が最大の強みです。「来店できない顧客にもオンラインで対応したい」「問い合わせへの即時対応を実現したい」という場合に向いています。

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オンライン商談ツール一覧比較表

サービス名 詳細 料金 タイプ 備考
zoom
年額21,250円 / ユーザー
汎用タイプ
最大の特徴としては、最大1,000人まで参考可能な人数許容
Google Meet
月額680円 / ユーザー
汎用タイプ
普段利用しているツールがGoogle製品が多い場合おすすめ
Microsoft Teams
月額599円 / ユーザー
汎用タイプ
同様に普段利用しているツールがMicrosoft製品が多い場合におすすめ
Whereby
月額1,050円〜
汎用タイプ
参加者はアカウント登録やアプリのインストールが一切不要で、主催者が発行したURLをクリックするだけで即座に入室可能
ベルフェイス
要問い合わせ
営業特化タイプ
顧客に対してワンタイムパスワードを発行し、その場でWebサイトにアクセスしてもらうことでオンライン商談を始められる
meet-in
要問い合わせ
営業特化タイプ
営業パーソンが説明したい部分にペンを用いてオンライン上で「書く」ことができる
クラウド商談どこでもSHOWBY
月額1,800円 / ユーザー
営業特化タイプ
トークスクリプトを自分だけに表示できるカンペ機能、商談中に気づいたことを残しておけるノート機能など、商談「用」の機能が充実
ACES Meet
要問い合わせ
既存ツール活用タイプ
zoomやGoogle Meetと連携して、商談の議事録をとってくれる商談議事録ツール
ailead
要問い合わせ
既存ツール活用タイプ
商談中に誰が・いつ・どのくらい話しているか、をクラウド上で分類・分析ができる
JamRoll
要問い合わせ
既存ツール活用タイプ
顧客の感情をAIがリアルタイムで解析し、商談中にポジティブ・ネガティブな反応があった箇所を自動で抽出
MiiTel Meetings
要問い合わせ
既存ツール活用タイプ
トップセールスと他メンバーの商談の差分を定量的に把握し、組織的な営業スキル向上に活用可能
DECA オンライン接客
要問い合わせ
BtoC特化タイプ
BtoCサービスのオンライン接客に必要な「予約管理」「接客後フォローメール」など
ROOMS
月額35,000円〜
BtoC特化タイプ
申込書や承諾書のサインを、電子署名を用いてオンライン上ですべて完結
Thumva BIZ
要問い合わせ
BtoC特化タイプ
入室のスタイルも「今すぐ相談」「順番待ち」「時間予約」「担当者指名予約」と顧客に合わせられる

【汎用タイプ】のオンライン商談ツール

商談以外のウェビナーや社内の打ち合わせにも汎用的に使える、zoomをはじめとした、いわゆるWeb会議ツール・ビデオミーティングツールを紹介します。

zoom

引用:zoom

いわずと知れた、複数人での同時参加が可能なビデオ・Web会議ツール。商談・社内ミーティング・研修・ウェビナーなどさまざまな用途で利用されています。最大の特徴としては、最大1,000人まで参考可能な人数許容。そのため、多くの企業でウェビナー用ツールとして活用されています。

また、他の汎用的なWeb会議ツールに比べ高い水準の画質・音声品質を提供しており、かつ無料から利用できるため最初に導入するものとしておすすめのツール。

  • 料金:年額21,250円 / ユーザー(無料プラン有)

Google Meet

引用:Google Meet

こちらはGoogleが提供しているWeb会議ツールであるため、普段利用しているツールがGoogle製品が多い場合おすすめのツール。Googleカレンダーに予定を追加する際に、ワンクリックでオンラインミーティングURLの発行が可能で、使いやすい体験になっています。

翻訳機能やリアルタイム文字起こし機能などもついており、かつ有料プランであれば商談の録画も可能。

  • 料金:月額680円 / ユーザー(無料利用可能)

Microsoft Teams

引用:Microsoft Teams

こちらはMicrosoftが提供しているWeb会議ツールであるため、同様に普段利用しているツールがMicrosoft製品が多い場合におすすめ。こちらもMicrosoft製品であるOutlookカレンダーに予定を追加する際にワンクリックでオンラインミーティングURLの発行が可能。

会議のレコーディング・文字起こしはもちろん、Microsoftが提供するAIツールCopilotを活用することで、AIが自動で議事録を取ってくれたり、会議の進行を促すテーマを提供してくれたりと高機能性が特徴。

  • 料金:月額599円 / ユーザー(※ エッセンシャルプランの場合)

Whereby

引用:Whereby

ノルウェー発のブラウザ完結型Web会議ツール。参加者はアカウント登録やアプリのインストールが一切不要で、主催者が発行したURLをクリックするだけで即座に入室できます。同タイプの他ツールと比べて顧客側の操作負担が最も低く、デジタル機器に不慣れな顧客との商談でも安心して利用できます。

また、一度発行した会議URLを繰り返し使えるため、定期的に行う商談や打ち合わせの場合は都度URLを発行・共有する手間が不要。SlackやGoogleドキュメント、Outlookなど普段使いのツールとの連携にも対応しており、既存の業務フローを変えずに導入しやすい点も特徴です。

  • 料金:月額1,050円〜(無料プランあり)

【営業特化タイプ】のオンライン商談ツール

商談シーンに必要な機能を搭載したタイプのオンライン商談ツールを紹介します。

ベルフェイス

引用:ベルフェイス

銀行・証券リテール営業に強みをもつ電話面談システム。顧客に対してワンタイムパスワードを発行し、その場でWebサイトにアクセスしてもらうことでオンライン商談を始められることから、アプリのダウンロードの必要性もなく、ネットリテラシーがあまり高くない顧客が相手でも安心の使いやすさ。

また、会話内容を録画録音し、データ保存・社内共有することで営業パーソンの教育に活用することができたり、SFA / CRMや電子契約サービスなどの外部ツールとの連携も豊富で社内業務を効率化しながら営業力向上が期待できるツール。

  • 料金:要問い合わせ

meet-in

引用:meet-in

10,000社以上の導入実績を誇るオンライン商談ツール。その最大の特徴は「手軽さ」で、ログインやアプリのダウンロードが不要で、最短1秒でだれでもオンラインミーティングを始めることが可能。画面共有機能はもちろん、営業パーソンが説明したい部分にペンを用いてオンライン上で「書く」ことができる機能や、ズームイン / アウトも自由自在。

ほかにも、文字起こしや複数人接続など豊富な機能が搭載されているため、商談のみならず、さまざまなシーンでの活用も。

  • 料金:要問い合わせ

クラウド商談どこでもSHOWBY

引用:クラウド商談どこでもSHOWBY

商談に特化した多様な機能を搭載するオンライン商談ツール。画面共有や画面のズームイン / アウトといった基本的な機能はもちろん、Eightなどのデジタル名刺ツールと連携した名刺交換機能や、トークスクリプトを自分だけに表示できるカンペ機能、商談中に気づいたことを残しておけるノート機能など、商談「用」の機能が充実しています。

商談前に顧客が早くルームに入室してしまった際には、待機画面上に動画を流しておくことができたり、待機中に事前アンケートに記入してもらうことでその内容を参考にしながら商談を進めることができたり、と商談前に活躍する機能も多数。

  • 料金:月額1,800円 / ユーザー(※ ユーザー課金タイプ)

【既存ツール活用タイプ】のオンライン商談ツール

zoomやGoogle Meetなど先述の汎用的なWeb会議ツールと連携することで、より商談の成果を上げやすくするためのツールを紹介します。

ACES Meet

引用:ACES Meet

zoomやGoogle Meetと連携して、商談の議事録をとってくれる商談議事録ツール。文字起こしや議事録だけではなく、商談中の商談相手の感情の動きを察知し該当時間にマークをつけてくれたり、BANTC情報を自動抽出してくれたりと、振り返りをするための機能が充実。

また、トップセールスの商談を定量的に分析し、トークの内容や話す速さ、表情を可視化できるため、自社の営業チームの成果の標準化が図れます。さらに、SFAとの連携も可能で、シームレスな情報連携により、入力工数の削減も実現。

  • 料金:要問い合わせ

ailead

引用:ailead

こちらもさまざまなWeb会議ツールと連携して、AIが商談データを自動で収集・解析・可視化できる商談解析クラウド。商談中に誰が・いつ・どのくらい話しているか、をクラウド上で分類・分析ができ、録画の任意の秒数にコメントを入れることもできるため、営業チームでの商談フィードバックに活用することができます。

また、商談録画データをフォルダ分けしてクラウド管理も可能なため、受失注分析もしやすくなっています。

  • 料金:要問い合わせ

JamRoll

引用:JamRoll

Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsと連携して商談を自動録画・文字起こし・解析する商談解析AIツール。文字起こしや要約だけでなく、顧客の感情をAIがリアルタイムで解析し、商談中にポジティブ・ネガティブな反応があった箇所を自動で抽出します。「どのトークが刺さったか」「どこで顧客の関心が下がったか」を数値で把握できるため、次回商談の精度を上げることができます。

また、BANTCH情報の自動抽出や、TODOタスク・商談フィードバックの自動生成機能も搭載。商談後のSFAへの入力工数も大幅に削減できます。録画データの容量が無制限である点も他ツールとの差別化ポイントで、トップセールスの商談を蓄積・共有する組織的なナレッジ活用に向いています。

  • 料金:要問い合わせ

MiiTel Meetings

引用:MiiTel Meetings

RevCommが提供するWeb会議解析AIツール。Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsなど主要なWeb会議ツールと自動連携し、商談終了後に録画データをダッシュボードへ自動アップロードします。話す速度・ラリー回数・会話の割合などをAIが数値化するため、トップセールスと他メンバーの商談の差分を定量的に把握し、組織的な営業スキル向上に活用できます。

商談後はAIが自動で議事録を生成し、SalesforceなどのCRM/SFAに自動連携するため、入力工数を大幅に削減。同社のIP電話「MiiTel」と組み合わせることで、架電と商談の記録を同一アカウント上で一元管理できる点も特徴です。

  • 料金:要問い合わせ

【BtoC特化タイプ】のオンライン商談ツール

オンライン接客ツールと呼ばれるBtoC向けのタイプを紹介します。

DECA オンライン接客

引用:DECA オンライン接客

接客数の多くなるBtoC特化のオンライン接客ツール。BtoCサービスのオンライン接客に必要な「予約管理」「接客後フォローメール」など、接客「前」「中」「後」の業務を、ひとつのクラウドから実施できる利便性が特徴。

また、企業ごとに商材が異なるため、DECAオンライン接客のスタッフが、その接客フローの特性に合わせた柔軟なカスタマイズ開発を行い、スムーズな接客環境を整備することができます。

  • 料金:要問い合わせ

ROOMS

引用:ROOMS

国内最大級のクラウドサービスレビューサイトで6期連続最高賞を獲得したオンライン商談ツール。いつ誰が誰とどんな商談をしたのかの履歴を一覧で可視化することができるため、高度なCRMが不要。

また、申込書や承諾書のサインを、電子署名を用いてオンライン上ですべて完結することができるためクロージングのタイミングを逃さず機会損失を防ぐことができます。また、ロゴ差し替えやカラーの変更が可能なため、BtoBよりもBtoCのほうが重視されるブランドイメージも損なう心配もありません。

  • 料金:月額35,000円〜 / ルーム料金+3,000円 / ユーザー

Thumva BIZ

引用:Thumva BIZ

まるで来店しているような商談環境を整えられる、店舗のオンライン接客向けツール。接客相手はワンクリックでルームに入室できる手軽さが特徴で、入室のスタイルも「今すぐ相談」「順番待ち」「時間予約」「担当者指名予約」と顧客に合わせることができます。

接客の対応状況や顧客情報は管理画面で一覧で確認できるのも嬉しいポイント。業務が可視化されるため、少ない人数で多くの顧客の対応が可能。

  • 料金:要問い合わせ

オンライン商談ツール活用3つのコツ

ここまでオンライン商談ツールをタイプ別に紹介してきました。しかし、オンライン商談ツールは導入よりも「活用の仕方で差が出る」ツールです。

ただ使うだけではなく、より上手にオンライン商談ツールを活用すれば、営業の成果を向上させることができます。

ここでは、3つの活用のコツを紹介します。

  • 商談内容の振り返り・顧客フォローに活用する
  • 営業トレーニングに活用する
  • 営業資料の改善に活用する

商談内容の振り返り・顧客フォローに活用する

オンライン商談ツールを活用し、商談録画を取り記録を残すことで、商談の振り返りや顧客フォローに活かすことができます。

商談動画を振り返り、BANTC情報から提案資料を作成したり、商談中に顧客が発していた「検討を次に進めるための懸念点・ハードル」を見つけて、それを解消できる情報を提供することができれば、商談が受注につながる可能性があります。

といったように、ただ商談をオンラインでするのではなく、当時の商談相手の機微までを動画で記録することができるため、それを活用することで成約率向上を図ることができます。

営業トレーニングに活用する

営業活動をしていると、うまくいった商談・うまくいかなかった商談があると思います。その違いを見つけるのに最適なのがオンライン商談ツールです。先述の通り、商談録画を見返すことができるので「うまくいった商談とそうでない商談の差分はなんなのか?」を推察することができます。

また、トップセールスと新人の商談録画の違いを見てみるのも、全員が同じように成果をあげるための教育に効果的です。

ナレッジワークというセールスイネーブルメントツールでは、その教育プラグラムを作成、マネジメントすることができます。

セールスイネーブルメントツールは以下記事で詳しく解説しています。

営業資料の改善に活用する

営業スキルの標準化という点では「営業資料改善」もひとつの手段になります。トップセールスの商談を見返し、商談中に多く触れている部分はどこなのか、どのスライドは多用しどのスライドは使っていないのか、それを把握し「使う部分のみを資料に反映し、全員がトップセールスと同じ資料の使い方をする」ことで、営業スキルの標準化に近づけることができます。

具体的には以下のような流れで、営業資料の改善を行います。

  1. 前提の整理
  2. 商談を録画
  3. 文字起こし
  4. 共通項目の確認
  5. 現資料の確認
  6. 資料作成
  7. 改善・追加

上記、資料改善の方法は以下記事で解説しています。

まとめ

今回は、オンライン商談ツールについて解説してきました。ツールを選ぶときは、以下の自社のニーズを軸に検討するようにしましょう。

  • 汎用的に使いたい
  • 営業に特化した機能を使いたい
  • 既存のWeb会議ツールと連携したい
  • 接客(BtoC)に使いたい

また、実際に導入検討する際は、以下の比較軸の確認をおすすめします。

  • 顧客側の入室のしやすさ
  • 画面共有スタイル
  • 録画・議事録機能の有無
  • セキュリティ

そして、オンライン商談ツールは導入するだけでは十分に活用できているとは言えない「使い方で差が出るツール」でした。導入後は以下の活用のコツを抑えておけばなお良しです。

  • 商談内容の振り返り・顧客フォローに活用する
  • 営業トレーニングに活用する
  • 営業資料の改善に活用する

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