02 書式のコピー
パワーポイントの図形やテキストには、書式と呼ばれる属性が付与されています。パワーポイントでは、この属性をコピーして使い回すことができるんですね。
今回は、
- 他のテキストへのペースト
- 貼り付けのオプションとは?
- 書式を反映させずにペースト
について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
他のテキストへのペースト
文字に設定した書式をほかの文字にも反映さえたい時は、以下の手順で行えます。
- 書式を設定した文字をドラッグで選択
- 「ホーム」タブの「書式のコピー/貼り付け」をクリック
- 書式を設定したい文字をドラッグ
・「書式のコピー/貼り付け」をクリックするかEscを押すと貼り付けを中止できます。
・書式の貼り付けは、1回のコピーにつき一度しか実行できませんが、「書式のコピー/貼り付け」をダブルクリックすると、何度でも貼り付けることができます。
貼り付けのオプションとは?
スライドのほか、文字や表、図などのデータをコピーして貼り付ける際は、「貼り付けのオプション」を利用できます。貼り付けのオプションを利用すると、コピーしたデータをいろいろな形式で貼り付けることができます。
例えば、テキストのコピーの場合は、コピーもとの書式ごとコピーすることも、貼り付け先の書式を反映することもできます。エクセルで作成したグラフを図として挿入することもできます。
「ホーム」タブの「貼り付け」の下の部分をクリックします。
貼り付けのオプションに表示される項目は、貼り付けるデータによって異なる
書式を反映させずにペースト
設定した書式はコピーせずに、テキストのみをコピーしたいときは、「貼り付けのオプション」を利用します。
- コピーする文字をドラッグで選択してコピー
- 貼り付けたい位置をクリックして、「貼り付け」の下の部分をクリック
- 「テキストのみ保持」をクリックすると、もとの書式を反映せずにテキストをコピーできる
⌘+SHIFT+C / Vで書式をコピーして貼り付けすることもできます。
まとめ
パワーポイントの書式のコピーとペーストについて解説しました。
この書式を使いこなすことで、様々なスタイルをすぐに適用できたり、不要なスタイルを除いたままペーストできるようになりますので、ぜひ覚えておきましょう。
- テキスト入力の基本 01 文字入力の方法
- テキスト入力の基本 03 箇条書き