ERPコンサル会社おすすめ12選比較。タイプ別の選び方と費用相場を徹底比較
「ERPを導入したいが、どのコンサル会社を選べばいいかわからない」
「費用感も対応範囲もバラバラで、比較の軸が見えない」
こんな悩みを抱えていませんか?
ERP導入は企業の基幹業務に直結する大型プロジェクトです。選ぶコンサル会社によって、導入のスピード・コスト・社内定着率が大きく変わります。「大手コンサルファームに頼めば間違いない」と思いきや、自社の規模・予算・目的に合わないコンサルを選んでしまい、プロジェクトが長期化・費用超過したというケースは珍しくありません。
本記事では、ERPコンサルの選び方をタイプ別に整理し、おすすめ12社を厳選してご紹介します。さらに費用相場・比較ポイント・よくある失敗と、自社に合うタイプを診断できるツールまで解説します。
そもそもERPコンサルとは?
ERPとは、「Enterprise Resource Planning(統合基幹業務システム)」の略称で、会計・販売・購買・在庫・生産・人事といった企業の基幹業務を一元管理するシステムです。ERPコンサルとは、このERPシステムの選定・導入・改善・運用を専門的に支援するサービスおよびコンサルタントのことを指します。
ERPはパッケージを導入するだけでは機能しません。企業ごとの業務プロセスに合わせた要件定義・設定・教育・定着化が必要であり、その全工程を伴走するのがERPコンサルの役割です。経営層とIT部門・現場部門の橋渡し役として機能し、「システムを動かすこと」だけでなく「業務をどう変えるか」という視点で支援を行います。
ERPコンサルとITコンサルティング会社は重なる部分もありますが、ERPコンサルはERP製品(SAP・Oracleなど)への深い専門知識と、業務変革の設計力を兼ね備えている点が特徴です。ITコンサルの役割と比較しながら理解しておくと、依頼先の選定がスムーズになります。
関連記事:ITコンサルティング会社16選比較。費用相場や失敗しない選び方を解説
ERPコンサルを活用する場合と自社対応の違い
ERP導入を自社の情報システム部門だけで進めることも可能ですが、要件定義の不備・カスタマイズの肥大化・スケジュール遅延などのリスクが高まります。ERPコンサルを活用した場合と自社対応した場合の主な違いは以下の通りです。
| ERPコンサルあり | 自社対応 | |
|---|---|---|
| 要件定義の精度 | 経験豊富なコンサルが業務整理を主導 | 業務部門の理解に依存しやすい |
| 導入期間 | テンプレート・実績活用で短縮しやすい | 試行錯誤が増え長期化しやすい |
| アドオン(個別開発)リスク | 標準機能への誘導でリスクを抑制 | 「うちの業務は特殊」が起きやすい |
| 社内工数 | 役割分担により削減可能 | 担当者への業務集中が発生 |
| コスト | コンサル費用が発生 | コンサル費用は不要 |
コンサルを活用することで導入精度と速度を高められる一方、コスト増加と「コンサル依存」のリスクも存在します。自社にナレッジが残せる設計になっているかを確認することが第一歩です。
ERPコンサルに依頼するメリット・デメリット
ERPコンサルに依頼するメリット・デメリットは以下になります。
| メリット① | ERP製品の深い専門知識による最適な設定・カスタマイズが可能 |
| メリット② | 実績に基づくプロジェクトリスクの軽減ができる |
| メリット③ | 導入後のシステム定着化支援(社内定着・社員教育) |
| デメリット① | コンサル費用が発生する |
| デメリット② | コンサル依存が長期化するリスクあある(内製化・自走体制の構築が必要) |
ERP導入後の運用フェーズに備え、「社内で自走できる仕組みを構築しながら支援してもらう」という姿勢が長期的には重要です。
DXの文脈でERP導入を検討している場合は、DX支援会社との役割分担を事前に整理しておくと、依頼先選びがより明確になります。
関連記事:DX支援会社おすすめ19選比較。費用相場・課題別の選び方を徹底解説
ERPコンサルに依頼できる支援内容
ERPコンサルの支援範囲はサービスによって大きく異なります。構想策定から運用保守まですべてをカバーするコンサルもあれば、要件定義・設定といった特定フェーズに特化するコンサルもあります。契約前に「どこまでを依頼し、どこからを自社対応にするか」を明確にすることが重要です。
| 構想策定・現状分析 | 業務課題の整理、ERP導入による効果試算、製品・ベンダー選定基準の策定 |
| ERP製品・ベンダー選定 | RFP(提案依頼書)作成、複数ベンダーの比較評価、ベンダーとの交渉支援 |
| 要件定義・業務設計 | 業務フローの可視化・標準化、ERP標準機能へのFit & Gap分析 |
| システム設計・構築・設定 | パラメータ設定、カスタマイズ(アドオン)開発、テスト |
| データ移行 | 既存システムからのデータ抽出・変換・移行計画の策定と実行 |
| ユーザー教育・研修 | 操作トレーニング、管理者・キーユーザー向け教育 |
| 本番移行・立ち上げ支援 | カットオーバー計画、移行後の安定稼働支援 |
| 運用保守・継続改善 | 定期的な利用状況確認、機能追加・改善提案、アップデート対応 |
| PMO(プロジェクト管理) | スケジュール管理、品質管理、ステークホルダー調整 |
支援範囲が広いほど費用は高くなりますが、社内リソースが不足しているほど、幅広い支援を受けることでリスクを抑えられます。
ERPコンサルの費用相場
ERPコンサルの費用は、企業規模・対象ERP・支援範囲・プロジェクト期間によって大きく変動します。大きく「プロジェクト型」と「月額サポート型」の2つの料金形態があります。
プロジェクト型:新規導入・大規模刷新を一括で依頼したい場合
プロジェクト型は、ERP新規導入や大規模刷新を一定期間・一括で依頼する方式です。コンサルタントの工数(人月)に単価を掛けた形で積算されるケースが多く、プロジェクト規模によって幅があります。
| 対象規模 | コンサル費用の目安 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 中小企業(従業員〜100名) | 500万〜2,000万円 | 要件定義〜導入・教育 |
| 中堅企業(従業員100〜300名) | 2,000万〜5,000万円 | 構想策定〜本番移行・PMO |
| 大企業(従業員300名以上) | 5,000万円〜数億円 | グローバル展開・業務変革含む全工程 |
上記はコンサル費用のみの目安です。ERP製品のライセンス費・インフラ費・カスタマイズ開発費は別途発生します。
月額サポート型:ERP運用の継続支援・保守を受けたい場合
月額サポート型は、ERP稼働後の運用支援・改善サポートを月額定額で受ける方式です。稼働後に「問題が起きたときだけ相談できる体制」を整えたい企業や、継続的な改善提案を受けたい企業に向いています。
| サポート内容 | 月額費用の目安 |
|---|---|
| 問い合わせ対応・簡易サポート | 月額10万〜30万円 |
| 定期ミーティング+機能改善提案 | 月額30万〜70万円 |
| 運用事務局代行・PMOサポート | 月額70万円〜 |
費用が変動する3つの要因は以下になります。
対象ERPパッケージの種類
SAP S/4HANAのような大規模グローバルERPは、認定コンサルタントの希少性から単価が高く、プロジェクト全体のコストが膨らむ傾向があります。一方、中小企業向けのクラウドERPや国産パッケージはテンプレートの流用が効きやすく、費用を抑えやすい傾向があります。
コンサルタントのグレードと人数
コンサルタントの経験・資格によって単価が大きく変わります。シニアコンサルタントは月額150万〜300万円が相場となるケースもあり、プロジェクトにアサインされる人数・グレード構成が総費用に直結します。
アドオン(個別開発)の多寡
ERP標準機能で対応できる範囲を超えたカスタマイズ(アドオン)が増えるほど、開発費用・テスト費用・保守費用がかさみます。優れたERPコンサルは「どこを標準機能で対応できるか」を見極め、アドオンを最小化する提案を行います。
ERPコンサル選びで起きやすい3つの失敗
ERPコンサルはどの会社も「確実に導入できます」と謳っていますが、選び方を誤ると後から取り返しのつかないコスト・工数の増大を招きます。実際の失敗ケースから3つのパターンを整理します。
ERP製品を先に決めてから、そのパッケージのコンサルを探す
「取引先が使っているからSAP」「ITベンダーに勧められたからOracleにした」というように、ERP製品ありきでコンサルを探すのは典型的な失敗パターンです。製品ありきで進めると、実際には自社の業務規模・業種・予算にオーバースペックな製品を選んでしまうリスクがあります。
コンサル選定と並行してERP製品を比較検討することで、自社の状況に本当に合った選定が可能になります。ベンダーフリーの立場でコンサルティングを行う会社に最初に相談することが、このリスクを回避する有効な手段です。
そもそもERPまで広げる必要があるのかを先に切り分けておくと、この失敗は避けられます。販売業務だけが課題であれば、販売管理に絞ったクラウドサービスで完結する場合があります。
関連記事:クラウド販売管理システムの比較。移行元別の選び方と乗り換え手順
「基本料金に含まれる範囲」の確認が甘いまま契約する
「月額〇〇万円で全面サポート」という説明を鵜呑みにし、契約後に「訪問回数が増えると追加費用」「テスト支援・データ移行は別途見積もり」という条件が出てきたというケースがあります。見積もり段階で「どの業務・フェーズがスコープに含まれているか」「想定外の作業が発生した場合の費用負担」を明確に確認することが不可欠です。
スクラッチ開発とパッケージERPの違いを理解しておくことで、スコープの確認をより的確に進められます。
関連記事:システム開発会社28選比較!タイプ別の選び方と5つの依頼ステップ
コンサルに丸投げして、社内にナレッジが残らない
コンサルがすべて代行してくれた結果、ERPが稼働した後に「担当コンサルがいないと何も動かせない」という状態に陥るケースがあります。契約時から「キーユーザー育成」「社内ドキュメント整備」「運用手順の内製化」を支援範囲に明示してもらい、コンサル終了後の自走体制を設計に組み込むことが重要です。
ERPコンサルを選ぶ際に確認すべき5つの比較ポイント
ERPコンサルはどの会社も「豊富な実績」「ワンストップ対応」を謳っていますが、得意なERP・支援スタイル・対応規模は大きく異なります。以下の5つのポイントを軸に比較することで、自社に最適なコンサルを選定できます。
- 対応ERPパッケージの種類(SAP・Oracle・国産パッケージ)
- 自社業種・企業規模への対応実績
- 支援範囲の広さ(要件定義から運用保守まで)
- PMO(プロジェクト管理)機能の有無
対応ERPパッケージの種類(SAP・Oracle・国産パッケージ)
ERPコンサルには「ベンダーフリー(複数ERP製品に対応)」のコンサルと「特定製品の認定パートナー(SAP専門・Oracle専門)」のコンサルがあります。SAP・OracleなどのグローバルERPを前提にしているなら認定パートナーに、どのERPが自社に合うかまだ判断できていないならベンダーフリーのコンサルへの相談が有効です。
確認すべきポイントは次の3つです。
- 自社が検討中のERP製品(または複数候補)に対応しているか
- 認定パートナーとして最新バージョン・クラウド移行にも対応できるか
- 特定ベンダーから独立した立場で製品比較を行えるか
自社業種・企業規模への対応実績
ERPは業種ごとに業務プロセスや商習慣が異なるため、「製造業への対応実績50社」と「流通業への対応実績50社」では必要なノウハウが全く異なります。自社と同業種・同規模での支援実績があるかを確認することで、実際の導入精度を見極められます。
サイトに実績が掲載されていない場合は、見積もり依頼時に「自社と類似した業種・規模での支援事例を教えてほしい」と具体的に尋ねることで判断材料が得られます。
支援範囲の広さ(要件定義から運用保守まで)
「構想策定から運用保守までワンストップ」のコンサルと「要件定義・設計フェーズのみ」に特化するコンサルでは役割が大きく異なります。特に大規模プロジェクトでは「フェーズごとに担当コンサルが変わり、情報が引き継がれない」という問題が起きやすいため、どこまでが一貫した支援範囲なのかを明確にしてもらうことが重要です。
PMO(プロジェクト管理)機能の有無
ERP導入プロジェクトは、業務部門・IT部門・ERPベンダー・開発パートナーなど複数の関係者が絡む複雑な構造です。PMO機能(スケジュール管理・品質管理・ステークホルダー調整)を持つコンサルかどうかが、プロジェクトの成否を左右することがあります。特に社内のプロジェクト推進体制が弱い企業では、PMO支援の有無を優先的に確認することをお勧めします。
SalesforceなどのCRMとERPを連携させる場合は、両ツールに精通したコンサルを選ぶことで、統合設計がよりスムーズになります。
関連記事:Salesforce導入支援会社おすすめ15選!タイプ別診断つき・費用相場も解説
ERPコンサルの選び方
ERPコンサルを選ぶ際は、支援スタイル・得意領域・対応規模によって成果が大きく変わります。ここではERPコンサルを3つのタイプに分類し、特徴と向いている企業をご紹介します。
- 大手総合コンサルファーム型 | 経営改革・業務変革・ERP導入を一気通貫で任せたい場合
- ERP専門コンサル型 | SAP・Oracleなど特定ERPの深い技術力で確実な導入を進めたい場合
- 中小・中堅向けコンサル型 | コスト効率の良いERP導入を進めたい場合
まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。
Q1 / 導入目的
ERP導入を検討する主な目的として、どちらに近いですか?
Q2 / 企業規模
自社の規模・フェーズとして、どちらに近いですか?
Q3 / 対象ERP
導入・検討しているERPとして、どちらに近いですか?
Q4 / グローバル対応
海外展開・グローバル対応について、どちらに近いですか?
Q5 / 支援の幅
コンサルに求める支援の範囲として、どちらに近いですか?
Q6 / 予算感
ERP導入・コンサルの予算感として、どちらに近いですか?
Q7 / 導入フェーズ
現在の状況として、どちらに近いですか?
大手総合コンサルファーム型 | 経営改革・DX・全工程を一気通貫で任せたい場合
大手総合コンサルファーム型は、ERP導入を経営戦略・業務変革と一体で設計できるコンサルファームです。構想策定・ERP製品選定・要件定義・システム実装・導入後の定着化まで、プロジェクト全工程をカバーする体制を持ちます。SAP・OracleなどのグローバルERPの認定パートナーが多く、海外拠点を含むグローバルなERP展開にも対応できる点が強みです。
コンサルタントの人月単価が高くなる傾向があるため費用規模は大きくなりますが、「業務を変えながらERPを入れる」アプローチが取れるため、単なるシステム刷新を超えた経営改革を目指す企業に向いています。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 従業員300名以上・または海外拠点があり、グローバル対応が必要な企業
- 経営戦略・業務プロセス改革とERPを一体で進めたい企業
- 社内にERPプロジェクトをマネジメントする体制が整っていない大規模組織
ERP専門コンサル型 | 特定ERPの深い専門技術で確実に導入したい場合
ERP専門コンサル型は、SAP・OracleといったERPパッケージに特化した専門技術と認定資格を持つコンサルです。「SAP認定コンサルタントが〇〇名在籍」「日本オラクル認定パートナー」のように、特定製品への深い専門性が強みです。標準機能の最大活用・Fit to Standardアプローチに精通しており、アドオンを抑制しながら高精度な導入を実現できる点が特徴です。
大手コンサルファームのように経営戦略全体の立案までは担わないケースが多いですが、特定ERPの技術的な側面では非常に高い専門性を発揮します。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 導入するERP(SAP・Oracle等)がすでに決まっており、技術的な専門力を求める企業
- 既存SAPシステムからSAP S/4HANAへの移行を検討している企業
- ERP機能を最大限に活用したいが、社内に専門知識が不足している企業
中小・中堅向けコンサル型 | コスト効率の良いERP導入を進めたい場合
中小・中堅向けコンサル型は、従業員300名未満の中小・中堅企業を主な対象とし、コストを抑えながら現場に根付くERP導入を得意とするコンサルです。自社開発のERPパッケージを提供するコンサルや、売上規模に応じたプラン設計で費用を抑えやすい構成になっているコンサルが多く含まれます。
「大手コンサルファームは予算的に難しい」「SAPはオーバースペック」という中小・中堅企業が、適切なERP選定から社内定着まで確実に進められる支援スタイルが特徴です。
このタイプへの依頼に向いている企業は以下になります。
- 従業員100〜300名規模で、適正なコストでERP導入を進めたい企業
- 特定のERP製品に依存せず、自社業務に合った製品を選びたい企業
- ERP導入後に社内でのナレッジ蓄積・自走体制を重視する企業
SFAツールとERPを連携させた営業データの活用は、ERP選定の段階から考慮しておくとシステム設計が整理しやすくなります。
関連記事:SFAツールおすすめ比較SFA(営業支援)ツール比較10選。特徴・企業規模別におすすめを紹介
ERPコンサルおすすめ12選一覧比較表
以下は、本記事で紹介するERPコンサルの一覧比較表です。「詳細を見る」リンクから各社の紹介セクションに直接移動できます。
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
アビームコンサルティング | 要問い合わせ | 大手総合コンサルファーム型 | 国内最多のSAP認定コンサルタント5,109名・世界28拠点のグローバル体制 | |
NTTデータ グローバルソリューションズ | 要問い合わせ | 大手総合コンサルファーム型 | グローバル1万名超SAPコンサルネットワーク・S/4HANA移行対応 | |
レイヤーズ・コンサルティング | 要問い合わせ | 大手総合コンサルファーム型 | 業務の徹底洗い出しでアドオン削減・大手食品・商社実績 | |
コネクタブルー | 要問い合わせ | 大手総合コンサルファーム型 | ベンダーフリー・SAP/Oracle/Microsoft全対応・製造/商社/建設向け | |
ノムラシステムコーポレーション | 要問い合わせ | ERP専門コンサル型 | SAP認定211名・国内トップクラス・企画〜運用保守ワンストップ | |
Anfini | 要問い合わせ | ERP専門コンサル型 | SAP全3種認定パートナー・POC理論・Fixed Price型導入 | |
ハイブリィド | 要問い合わせ | ERP専門コンサル型 | Oracle公式NetSuiteパートナー・複数回オラクルアワード受賞・最短4ヶ月導入 | |
ディディケイインターナショナル | 要問い合わせ | ERP専門コンサル型 | SAP専門・多業種実績・SAPパートナー教育にも注力 | |
FutureOne | 要問い合わせ | 中小・中堅向けコンサル型 | 自社ERP「InfiniOne」・1,200社以上の中堅中小実績・40年の支援歴 | |
タナベコンサルティング | 要問い合わせ | 中小・中堅向けコンサル型 | 売上規模別3プラン・17,000社超のコンサル実績 | |
ヒューマンベース | 要問い合わせ | 中小・中堅向けコンサル型 | Oracle JD Edwards/PeopleSoft専門・多業種実績・大阪本社 | |
MRIバリューコンサルティング・アンド・ソリューションズ | 要問い合わせ | 中小・中堅向けコンサル型 | SAP約100名体制・BbyDで中堅向け対応・製造/サービス/卸業実績 |
【大手総合コンサルファーム型】のERPコンサル
大手総合コンサルファーム型のERPコンサルは次の4社です。
アビームコンサルティング株式会社

国内最多のSAP認定コンサルタントを擁する、アジア発のグローバル総合コンサルファームです。戦略立案・構想策定から業務改革・設計・システム開発・導入まですべての領域に対応する総合的な支援体制を持ちます。SAP社との20年以上にわたるパートナーシップを背景に、国内企業最多となる5,109件のSAP認定コンサルタント資格(うちSAP S/4HANA認定2,541件)を保有しており、技術的な深さと組織規模の両面で業界トップクラスの実績を誇ります。
世界28拠点の海外現地コンサルタントと日本人コンサルタントのハイブリッド体制により、グローバル展開を伴うERP導入プロジェクトにも対応しています。Oracle ERP Cloudの導入コンサルティングでは、SaaS型クラウドサービスとして早期・低コストでの導入を実現する支援も行っており、多様な業種・規模の企業に長期的なパートナーとして機能しています。
| 対応ERP・業種実績 | SAP S/4HANA・Oracle ERP Cloud他。製造・金融・公共・流通など幅広い業種での大規模導入実績多数 |
| 支援範囲 | 戦略立案〜構想策定・業務設計・システム実装・導入後定着まで全工程 |
| PMO・プロジェクト管理 | PMO機能あり。複数部門にまたがる大規模PJのマネジメントに対応 |
株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ

NTTデータグループにおけるSAP事業の中核会社として、グローバル1万名超のSAPコンサルネットワークを活用した国際的なERP導入支援が最大の強みです。SAP ERPの構想策定からシステムのライフサイクル全般をカバーし、導入から運用保守までワンストップで対応できる体制が確立されています。SAPジャパンとの強固なパートナーシップを持ち、グローバル企業が抱える複雑な経営課題にも対応できます。
海外拠点を含むグローバルなERP展開において、言語・法制度・ビジネス慣行の違いを踏まえた対応が可能です。現在SAP ERPを使用している企業向けのSAP S/4HANA移行支援にも注力しており、クラウドへの移行計画から実装・安定稼働まで一貫したサポートを提供しています。
| 対応ERP・業種実績 | SAP S/4HANA・SaaS型ERP他。日系グローバル企業を中心に幅広い業種での導入実績 |
| 支援範囲 | IT戦略策定・SAP構想〜導入・運用保守・S/4HANA移行・グローバル展開支援 |
| PMO・プロジェクト管理 | グローバルPMO機能あり。国内外の複数拠点にまたがるPJ管理に対応 |
株式会社レイヤーズ・コンサルティング

「業務を徹底的に洗い出し、不要なアドオン開発を最小化する」アプローチを強みとするERPコンサルファームです。1983年設立の老舗コンサルファームとして、大手食品メーカーや総合商社など多様な業界での基幹システム再構築実績を持ちます。競争の源泉とならない業務には費用をかけず、ERP標準機能の最大活用を促進することで、開発費の増大やスケジュール遅延を構造的に防ぐアプローチが特徴です。
要件定義から設計・全体管理・プロジェクト推進まで一気通貫で伴走し、単なるシステム刷新を超えたリアルタイム経営の実現を支援します。「ERPを入れることが目的化」しがちな状況で、業務変革の効果をどう出すかという視点でコンサルティングを行うため、自社の業務改革にERPを活かしたい企業に向いています。
| 対応ERP・業種実績 | SAP他。大手食品・総合商社・多様な業界での基幹システム再構築実績 |
| 支援範囲 | 業務整理・要件定義・設計・全体管理・プロジェクト推進まで一気通貫 |
| PMO・プロジェクト管理 | 全体管理・ステークホルダー調整のPMO機能あり |
株式会社コネクタブルー

特定ベンダーに依存しないベンダーフリーの立場から、SAP・Oracle・Microsoftの主要ERPを横断的に比較・選定できるERPコンサルです。製造業・商社・建設業・物流業など業種特有の商習慣・業務プロセスへの深い理解を持ち、業務改革を前提としたFit to Standard(ERP標準機能に業務を合わせる)アプローチを強力に推進します。2022年設立ながら、大手・中堅企業を中心に数多くのERP導入プロジェクトを成功に導いてきた実績を持ちます。
構想策定・ERP製品選定・要件定義・実装・運用定着まで一気通貫で支援しており、単なるシステム刷新を超えた「業務そのものの変革」を推進します。「どのERPを選べばよいかわからない」という段階から支援を受けられるため、ERP選定の入口から伴走を求める企業にも向いています。
| 対応ERP・業種実績 | SAP・Oracle・Microsoft D365対応。製造業・商社・建設業・物流業の大手・中堅企業を中心とした導入実績 |
| 支援範囲 | 構想策定・ERP選定・要件定義・実装・運用定着まで全工程 |
| PMO・プロジェクト管理 | PMO支援機能あり。業務改革を伴う複雑なPJに対応 |
【ERP専門コンサル型】のERPコンサル
ERP専門コンサル型のERPコンサルは次の4社です。
株式会社ノムラシステムコーポレーション

SAP認定コンサルタント資格保有者211名(国内144社中17位のトップクラス)を擁するSAP専門コンサルです。1986年設立の老舗SAPコンサルとして、ERPの企画・要件定義から構築・運用・保守まで一貫してワンストップで支援する体制が整っています。各関連部署へのヒアリングとシステム調査を通して最適なソリューションを導出し、保守サービスの中でも定期的なアセスメント(システム診断・評価)を実施するなど、長期的な伴走姿勢が強みです。
独自開発の人事向け短期導入ソリューション「Jet-One」を提供しており、SAP人事モジュールを手頃な価格・数週間という短期間で導入できる点も特徴です。SAP S/4HANAへの移行対応にも注力しており、既存SAP ERPユーザーのグリーンフィールド・ブラウンフィールド両方式での移行支援実績を持ちます。
| 対応ERP・業種実績 | SAP専門(S/4HANA・SAP ERP他)。情報インフラ・鉄鋼・商社など多業種での支援実績 |
| 支援範囲 | 企画〜要件定義・構築・テスト・運用保守まで一貫対応。独自製品Jet-One(人事短期導入)も提供 |
| PMO・プロジェクト管理 | 保守フェーズでのアセスメント・定期ヒアリングによる継続管理体制あり |
株式会社Anfini

独自の「POC理論」(経営思想・戦略業務・システムコアの3変革)に基づくSAP導入支援と、Fixed Price型(定額固定費)の透明なコスト体系が特徴のSAP認定パートナーです。2021年設立と若い会社ながら、SAP社より「Sellパートナー」「Buildパートナー」「教育パートナー」の3種類すべてに認定されており、SAP Public CloudのパートナーパッケージプログラムにもSAP社より選定されています。
Fixed Price型のプロジェクト設計により、追加費用が発生しにくい透明なコスト体系でSAP導入を実現できる点が導入企業から評価されています。また、現役SAPコンサルタントが講師を務める研修サービス「SAP Consult Labo」を通じた人材育成支援も行っており、「SAP活用の内製化を進めたい」という企業のニーズにも応えています。
| 対応ERP・業種実績 | SAP S/4HANA・SAP Public Cloud専門。SAP社の全3種類のパートナー認定取得 |
| 支援範囲 | 構想策定〜SAP実装・定着まで。Fixed Price型パッケージプラン・人材育成研修も提供 |
| PMO・プロジェクト管理 | Fixed Price型によるスコープ管理・リスク最小化設計 |
ハイブリィド株式会社

日本オラクル公式のNetSuiteパートナー(ソリューションプロバイダー)として、クラウドERP「Oracle NetSuite」の導入・運用支援に特化したERP専門コンサルです。売上高が数十億のIT企業・特殊法人から500億円超の機器メーカー・アパレル企業まで、幅広い業態・業種でのNetSuite導入実績を持ち、オラクル社のNetSuiteパートナーアワードを複数回受賞しています。
独自の導入プロセスと標準業務・機能・帳票をパッケージ化した導入サービスにより、最短4ヶ月でのNetSuite本稼働を実現できる点が特徴です。自社内にNetSuite専用の運用部隊を保有しており、導入後の安定運用・継続的なサポートまでワンストップで担えます。「Oracleのクラウドで素早く・低コストにERP基盤を整えたい」という企業の有力な選択肢となっています。
| 対応ERP・業種実績 | Oracle NetSuite専門。IT企業・機器メーカー・アパレルなど多業種での導入実績。オラクルアワード複数回受賞 |
| 支援範囲 | 導入コンサルティング〜設定・データ移行・トレーニング・運用保守まで。最短4ヶ月導入パッケージあり |
| PMO・プロジェクト管理 | 導入プロジェクト全体管理に対応。専任運用部隊による稼働後サポートあり |
ディディケイインターナショナル株式会社

多様なバックグラウンドを持つSAPコンサルタントが在籍し、飲料・商社・製薬・化学製造・外資系コンサルファームなど幅広い業種での支援実績を持つSAP専門コンサルです。現役社長・シニア・女性・バイリンガルなど多様な人材構成が、クライアントの多様なニーズへの柔軟な対応力につながっています。SAP導入の構想策定から運用定着まで一貫した支援を提供するとともに、「SAPパートナー教育」として社内コンサルタントの育成支援にも力を入れており、外資系コンサルファームの新人社員研修として提供した実績もあります。
「SAPの内製化を進めたい」「社内にSAPを使える人材を育てたい」というニーズにも応えられる点が、他のSAP専門コンサルとの差別化要因になっています。
| 対応ERP・業種実績 | SAP専門。大手飲料・商社・製薬・化学製造・外資系コンサルファームなど多業種での実績 |
| 支援範囲 | 構想策定〜運用定着・SAPパートナー教育(人材育成)まで一貫対応 |
| PMO・プロジェクト管理 | 要問い合わせ |
【中小・中堅向けコンサル型】のERPコンサル
中小・中堅向けコンサル型のERPコンサルは次の4社です。
FutureOne株式会社

自社開発の変化対応型ERP「InfiniOne」を提供し、1,200社以上の中堅・中小企業への支援実績を持つ老舗ERPコンサルです。40年にわたる支援歴を背景に、食品・建材・金属・機械など幅広い業種への対応実績があります。InfiniOneは「パッケージでありながら機能変更・追加に対応しやすい設計」が最大の特徴で、業界変化や企業独自の業務フローへの柔軟な対応が可能です。
中堅・中小企業の負担にならないリーズナブルな費用設計でのITコンサルティングを提供しており、ERP導入の入口から稼働後のアフターサポートまでワンストップで依頼できます。「大手向けERPはオーバースペック」「費用を抑えながら確実に現場定着させたい」という中堅・中小企業に特に向いています。
| 対応ERP・業種実績 | 自社ERP「InfiniOne」を中心に提供。食品・建材・金属・機械など多業種で1,200社超の実績 |
| 支援範囲 | ERP導入〜アフターサポートまでワンストップ。業種特有の業務への柔軟なカスタマイズ対応 |
| PMO・プロジェクト管理 | 専任コンサルによるスケジュール管理・進行サポートあり |
株式会社タナベコンサルティング

創業67年・17,000社超のコンサルティング実績を持つ老舗コンサルファームで、企業の売上規模に応じた3段階のプランでERP導入を支援します。ミニマムプラン(売上100億円未満)・スタンダードプラン(100〜300億円)・プレミアムプラン(300億円以上)の3プランが設けられており、自社規模に合った費用設計で支援を受けられます。ERPの選定に先立ってシステム課題を可視化し、IT投資計画を作成してから導入に進むアプローチが特徴です。
ERP稼働後のフォローアップにも対応しており、ベンダーと企業の間に入ってアドバイスを提供するサポート体制があります。ERP導入を経営改善の手段として活用したい中小・中堅企業に向いており、長年のコンサルノウハウを活かした多角的な支援が強みです。
| 対応ERP・業種実績 | 各種ERP対応。17,000社超のコンサル実績を背景に幅広い業種・規模への支援実績 |
| 支援範囲 | IT投資計画策定・ERP選定・導入・稼働後フォロー。規模別の3プランで柔軟に対応 |
| PMO・プロジェクト管理 | ベンダーと企業の橋渡し役としてのアドバイス・調整機能あり |
株式会社ヒューマンベース

Oracle JD Edwards・PeopleSoftなど複数のOracle製ERPに対応し、機械工具・ゴルフ場・通信・証券・製鉄・自動車など多様な業種での支援実績を持つERPコンサルです。1990年設立・大阪本社の同社は、グループ内企業と連携したシステム開発やBPOの請負も含むワンストップサービスを提供しています。「ホラクラシー型組織」を採用しており、現場のコンサルタントが主体的に最適なソリューションを提案する文化が特徴です。
大阪本社であることから関西・西日本を中心にした企業との親和性が高く、東京集中になりがちなERPコンサル市場において地域密着の支援を求める企業にも向いています。
| 対応ERP・業種実績 | Oracle JD Edwards・PeopleSoft他。機械・ゴルフ・通信・証券・製鉄・自動車など多業種の支援実績 |
| 支援範囲 | コンサルティング〜システム開発・BPO請負まで。グループ内連携でワンストップ対応 |
| PMO・プロジェクト管理 | 要問い合わせ |
MRIバリューコンサルティング・アンド・ソリューションズ株式会社

SAP関連コンサルタント・技術者約100名が在籍し、大企業向けSAP S/4HANAと中堅企業向けSAP Business ByDesignを使い分けて対応できる体制が特徴です。1999年設立の同社は、製造業・サービス業・卸業など幅広い業種において、ヒアリングから改善提案・システム化・保守までの工程をワンストップで提供しています。SAP Business ByDesign(BbyD)はクラウド型でコスト効率が高く、中堅企業や海外子会社向けの展開に向いているため、「SAP系ERPを中堅企業の予算感で導入したい」という企業に特に有力な選択肢となります。
業務効率化・予算に応じたサービス設計・システムの改善案についても提案を受けられるため、柔軟なアプローチを求める中堅企業に向いています。
| 対応ERP・業種実績 | SAP S/4HANA(大企業・中堅向け)・SAP Business ByDesign(中堅・子会社向け)。製造・サービス・卸業での支援実績 |
| 支援範囲 | ヒアリング〜改善提案・システム化・保守まで一貫対応 |
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まとめ
本記事では、ERPコンサルの選び方と、おすすめの12社をタイプ別に紹介しました。ERPコンサルは「どこも同じ」ではなく、支援スタイル・対応ERP・得意な企業規模によって自社に合う会社は大きく異なります。
まずは自社の状況に合ったタイプを把握することが重要です。まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「ERPコンサルの選び方」セクションの診断ツールから確認してみてください。経営改革・グローバル対応を伴う大規模プロジェクトなら大手総合コンサルファーム型、SAP・Oracleなど特定ERPへの深い専門技術を求めるならERP専門コンサル型、コストを抑えた自社規模に合ったERP導入を進めたいなら中小・中堅向けコンサル型が有力な選択肢になります。
ERPと合わせて生成AIを活用したデータ活用・業務自動化を検討している企業は、ERP刷新のタイミングで合わせて検討しておくと投資効率が上がります。
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この記事がERPコンサル選びの一助になれば幸いです。