09 表示モードの活用
パワーポイントは、編集目的に応じて、様々な操作画面に変更できる「表示モード」が存在します。
今回は、
- 表示モードの切り替え方法
- 各表示モードの使い方
- 操作画面にメモ欄を表示する方法
について解説してきますので、ぜひ参考にしてください。
表示モードの切り替え方法
まずは、表示モードを変更するための基本的な操作方法をご紹介します。
- 「表示」タブをクリック
- 任意の表示モードをクリック
次は、パワーポイントに用意されている各表示モードについて理解しましょう。
5つの表示モードについて
パワーポイントには、編集目的に応じて、下記の5つの表示モードが存在します。
- 「標準」表示モード
- 「アウトライン表示」モード
- 「スライド一覧」表示モード
- 「ノート」表示モード
- 「閲覧表示」モード
「標準」表示モード
パワーポイントを開いた際のデフォルトの操作画面です。スライドに文字の入力や図形・写真・グラフ等を挿入をする際に使用します。
「アウトライン表示」モード
スライド内のテキストだけが画面左側に表示されます。パワーポイント内のテキストだけを調整する際に使用するのがおすすめです。
「スライド一覧」表示モード
全てのスライドを一覧で確認できるモードです。スライド全体を見ながら順番を入れ替える際や、スライドの削除をする際に使用します。
「ノート」表示モード
スライドの下にメモ欄を表示できるモードです。「ノート」に記入した文字は、スライドとセットで印刷することも可能です。
スライイドショーを開始した際、「ノート」に記入した文字は下記のように表示されるので、プレゼン中のカンペとして利用できます。
「閲覧表示」モード
スライドを画面いっぱいに表示できるモードです。実際にプレゼンテーションで投影する画面の様子を確認する際に使用します。
ノートの表示方法
先ほど説明した「ノート」表示モードを選択する以外に、「ノート」を表示させる方法があります。
- 「標準表示モード」または「スライド一覧表示モード」に設定
- 「表示」タブをクリック
- 「ノート」をクリック
「ノート」の入力欄が表示されます。
まとめ
今回は、パワーポイントの各表示モードについて解説しました。5つの表示モードの具体的な用途を下記にまとめました。
表示モード | 用途 |
---|---|
標準 | 基本的なスライド編集 |
アウトライン表示 | テキストだけを編集する |
スライド一覧 | スライド全体を確認・編集する |
ノート | メモ欄を用意したい |
閲覧表示 | 実際のプレゼン画面を確認 |
作業用途に応じて、これらの表示モードを切り替えることができれば、より効率良く資料を作成できるようになります。
- スライドの作成方法 08 セクションの設定方法
- スライドマスターについて 01 プレースホルダーの編集