02 背景の設定方法
パワーポイントには、各スライドの背景を変更できる機能が備わっています。この背景を変更することで、スライドの雰囲気をガラッと変えることができるんですね。
今回は、
- スライドの背景色の変更
- スライドの背景に画像を設定
- 背景の透明度の変更
について詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
背景の色を変更する方法
スライドの背景の色を3ステップで変更する方法について解説します。
- 「デザイン」タブを選択
- 「背景の書式設定」を選択
- 「背景の書式設定」ウィンドウの「塗りつぶし単色」の中の「バケツのアイコン」を選択
- 好きな色を選択
また、全ての背景の色をまとめて変更したい場合は以下の手順で行なってください。
- 「背景の書式設定」を選択
- 「全てに適用」を選択
背景色には、出来るだけ落ち着いた色を選びましょう。ビビットな色を避けることで、目に優しく、見やすいスライドを作成することができます。
背景の色を変更するだけでスライドの印象や、伝えたい内容のイメージを明確に伝えることが可能です。例では分かりやすくビビットな色を使用しています。
背景に画像を設定する方法
スライドの背景に画像を挿入する方法についての手順は以下になります。
- 「デザイン」タブを選択
- 「背景の書式設定」を選択
- 「塗りつぶし(図またはテクスチャ)」を選択
- 「挿入する」を選択
すると「Finder」が表示されるので、背景に入れ込みたい画像を選択して「挿入」を選択してください。
これで綺麗にスライドに写真を挿入することができます。
ここでもし入れ込みたい写真がスライドとずれていた場合は「挿入」下のオフセット一覧で選択した画像の位置を調節することができます。
全てのスライドの背景に同じ写真を挿入したい場合は以下の手順で変更することができます。
- 背景に写真を挿入したスライドを選択
- 「全てに適用」を選択
背景の透過方法
この操作は主に背景に写真を入れた場合に使用することが多いです。
- 「背景の書式設定」を選択
- 「塗りつぶし(図またはテクスチャ)」を選択
- 透明度のつまみや数値を変更して透明度を調節
写真の上に文字を載せる場合は、背景写真の透明度を下げることで、テキストの視認性を高めることが可能です。
まとめ
パワーポイントのスライドの背景を変更する方法について解説しました。背景に関する操作としては、下記3つを覚えておけば、問題ないでしょう。
- 背景の色を変更する
- 背景に画像を設定する
- 背景を透過させる
ただし、実際に資料を作成する上で、背景を変更する機会は少ないです。変更する際には、用途や目的に応じて対応することをおすすめします。
- スライドの作成方法 01 スライド作成の流れ
- スライドの作成方法 03 デザインテーマの活用