WordPressでのお問い合わせフォームの設置方法を解説!オススメの導入方法と注意点もご紹介!

WordPressにはお問い合わせフォームを設置できるの?簡単にできる?
結論からいうと、誰でもお金をかけずに設置できます。
WordPressには標準機能に「お問い合わせフォーム」が存在しないため、このような悩みを持つ方が非常に多いです。
今は、便利なプラグインやツールが多数用意されているので、初心者の方でもすぐに設置できるようになっているんですね。
本記事では、WordPressでお問い合わせフォームを設置する4つの方法と設置する時のポイントについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
お問い合わせフォームを導入するメリット
お問い合わせフォームを設置することで、具体的には以下の4つのメリットが存在します。
訪問者が問い合わせやすい | 入力すべき項目が明確なので訪問者は内容を考えなくて良い 電話やメールだと何を伝えるか1から考える必要あり |
24時間365日稼働 | オペレーターが不在の日付・時間帯でも、 訪問者は24時間いつでも問い合わせることが可能 |
顧客データの収集 | 送信された顧客情報をもとに、 営業・マーケティング活動に役立てることが可能 |
お問い合わせ管理の効率化 | お問い合わせ内容に応じて自動で振り分けて管理する、 適切な担当者(送信先)に送るなども可能 |
運営しているサイトの種類や提供しているサービスによっても異なるので、必須とまでは言い切れませんが、大抵の場合は設置するメリットが非常に大きいです。
特にWordPressでは比較的簡単にお問い合わせフォームを設置できるので、実装するのがオススメです。
WordPressでお問い合わせフォームを作る方法4つ
WordPressサイトにお問い合わせフォームを導入する方法は以下の4つです。
- プラグイン
- Googleフォーム
- その他フォーム作成ツール
- 自作(プラグイン無し)
各方法について、導入コストや難易度、カスタマイズ性などを比較表でまとめましたので、自社に合ったものをお選びください。
プラグインを利用
お問い合わせフォーム作成プラグインを利用する方法です。「プラグイン」は、WordPressで機能を拡張できるツールで、管理画面から簡単にインストールできます。
このプラグインは、基本的に無料で使えるので、最初に試していただきたい選択肢の1つです。
どんな人にオススメ? | 費用を抑えたい人に特にオススメ! 基本無料なので、とりあえずプラグインを試すのが良さそう |
導入しやすさ | 簡単 ※マイナーなプラグインだと難易度UP |
費用 | 無料(自分で対応) ※プラグインによっては一部機能が有料 |
スパム対策 | reCAPTCHAや専用アドオンで対応 ※プラグインによっては対応が有料の場合もあり |
カスタマイズ性 | 高い ※WordPress開発の知識があれば非常に高い |
ただし、プラグインは種類が非常に多いので、どれを使えばいいか分かりません。
以下にオススメのお問い合わせフォーム用プラグインと選び方についてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
Googleフォーム
Googleが提供しているフォーム作成ツールを利用する方法です。
無料かつ簡単にスピーディに作れるというのが圧倒的なメリットです。ただし、デザインを変えるなどのカスタマイズが難しいというデメリットがあります。(ひと目でGoogleフォームと分かってしまう)
フォームのデザインや管理方法にこだわりがなく、とにかく急ぎでフォームを設置したい時に便利です。
どんな人にオススメ? | とにかく簡単にフォームを設置したい人にオススメ! 無料かつ最速でフォームを設置できる方法。ただし拡張性は低い。 |
導入しやすさ | 超簡単 |
費用 | 無料 |
スパム対策 | reCAPTCHA |
カスタマイズ性 | 低い ※デザインなどGoogleに依存 |
その他フォーム作成ツール
Googleとは別の会社が提供しているフォーム作成ツールを利用する方法です。
基本的に有料になりますが、ツール上で簡単にフォームを作成・カスタマイズできるので、誰でも簡単に高機能なフォームを作成できます。
無料プランを用意していることが多いので、一旦使ってみるろ良いかもしれません。
どんな人にオススメ? | 高機能なフォームを簡単に置したい! お金はかかるが、誰でも簡単に納得いくフォームを設置できる |
導入しやすさ | 簡単 ※ツールによって異なる |
費用 | 有料(一部無料) |
スパム対策 | ツール側で対策 |
カスタマイズ性 | 高い ※テンプレが豊富、ツール上でカスタマイズしやすい |
自作(プラグイン無し)
お問い合わせフォームを1から自分で作ろう!という方法です。これは本当にオススメしません!
最も納得のいくものが完成しますが、開発者が必須になので、お金と時間が最もかかる選択肢になります。
もし、独自で作りたい場合は、最初にベースとなるプラグインを選定して、そこから機能拡張していく方がコストパフォーマンス高いのでオススメです。
どんな人にオススメ? | 担当者が開発者か自社に開発者がいる人向け! 一番難しいが、フォームの仕組み〜顧客管理まで自由自在 ただし、依頼する場合一番お金と時間がかかる |
導入しやすさ | 非常に難しい |
費用 | 原則無料(自力の場合) ※依頼する場合は開発費 + サポート費などがかかる |
スパム対策 | 自力で対応 ※依頼する場合は開発費がかかる |
カスタマイズ性 | 非常に高い |
WordPressでお問い合わせフォームを設置する時のポイント4つ
お問い合わせフォームを作った際に注意したいのが、以下の4つのポイントです。
- スパム・迷惑メール対策を忘れない
- フォームの入力項目を最適化する
- 自動返信メールを設定する
- メールが届いているかの確認
どれだけ素敵なフォームを作っても、ユーザーが離脱したり、不安を感じてしまっては意味がありません。どれも必須といえるポイントですので、必ずご確認ください。
スパム・迷惑メール対策を忘れない
運営しているサイトが育ってくると、お問い合わせフォームに様々なスパム・迷惑メールが届くようになります。これが非常に厄介で、対策しないとメール受信フォルダが大変なことになります。
その対策として有名なのがGoogleが無料で提供している「reCAPTCHA」というサービスです。
フォームを送信する時、「私はロボットではありません」のチェックボックスや画像の選択を求められたことがありませんか?
これは「reCAPTCHA」によるもので、設置することで、フォーム送信時に悪意ある攻撃から保護することができます。
人によっては少し煩わしいと感じるかもしれませんが、このような対策はできる限り早いタイミングで実装しておくのがオススメです。
フォームの入力項目を最適化する
お問い合わせフォームの入力項目は、名前・メールアドレス・お問い合わせ内容のように、まずは必要な項目だけに絞ることを意識しましょう。
多くの情報が欲しい気持ちは分かりますが、ユーザーが入力に手間取ると、途中でフォーム送信を諦めてしまう可能性が高まってしまいます。
離脱されると送信してもらえないので、項目を減らす、記入例を記載するなど、ユーザーが回答しやすいように対策を行うことが大切です。
また、入力ミスを防ぐために、エラーや必須の表示は分かりやすくしておきましょう。どの項目が必須なのか、入力形式にミスがあったら、分かりやすい形で知らせるなども、より離脱率を減らすために必要です。
自動返信メールを設定する
自動返信メールは、ユーザーが問い合わせフォームを送信した際に、あらかじめ設定した内容のメールを自動で返す仕組みのことです。
こちらは、ユーザーに安心感を与えることができるので、必ず設定しましょう。
フォーム送信後は、本当に送信できたのかな?と不安になる顧客も存在します。このような不安を払拭するために、自動返信メールにお問い合わせ内容を記載して知らせることが大切です。
「Contact Form 7」を使ってお問い合わせフォームを実装している場合は、以下に自動返信メールの設定方法(テンプレ付き)を記載してますので、ぜひ参考にしてください。
メールが届いているかの確認
フォーム送信後は、運営者と顧客にメールが送信されます。このメールが届いているか、迷惑メール扱いされていないかは確認してください。
もし、正常に届かない場合は、様々な原因が考えられます。
「Contact Form 7」を使ってお問い合わせフォームを実装している場合は、以下を順番に確認していただくことで、解決できるケースが多いです。
Contact Form 7 の送信先のミス | 送信先のメールアドレスにミスがある →メールアドレスに問題が無いかを確認する |
Contact Form 7 の送信元のミス | 送信元のメールアドレスとサイトのドメインが不一致 →サイトとメールのドメインが一致しているか確認する |
迷惑メールとして判定される | WordPressの標準メール機能だと迷惑メールになりやすい →「WP Mail SMTP」をインストールして対策 |
詳しくは以下の記事をご覧ください。
WordPressでお問い合わせフォームを設置する最もオススメの作り方

WordPressサイトでお問い合わせフォームを設置するならプラグイン「Contact Form 7」が最もメジャーかつオススメの方法になります。
特徴 | とにかくシンプルなフォーム 自分好みにカスタマイズして使いやすい ※HTMLの知識があった方が◯ |
料金 | 無料 |
日本語対応 | ◎(開発者が日本人) |
基本機能 | ・複数フォーム可 ・フィールドは自由自在 ・自動返信可 ・確認画面は無し |
デザイン性 | テンプレートなどで簡単に装飾できないが、 自由度は非常に高い ※CSSなどでスタイルの調整が必要(検索したらでてくる) |
スパム防止 | reCAPTCHA対応 |
データ保存 | 無し ※拡張プラグイン「Flamingo」で実装可 |
拡張性 | 拡張プラグインに多数対応 |
1000万以上インストールされている非常に有名なプラグインで、お問い合わせフォームに必要な機能はすべて備わっています。
無料で使えますので、以下を参考に一度導入してみてはいかがでしょうか?
