パワーポイントでのオブジェクトの透明度を変更する方法
パワーポイントで資料作成してる中で、
「オブジェクトや文字などを半透明にしたい」
「不要な部分を透過したい」
と思ったことはありませんか?
基本的には、各要素を重ねて表現したい時に使います。特にベン図や画像の上にフィルターをかけるときに便利ですね。
この記事では、パワーポイントでのオブジェクトや文字などの透明度を変更し、透過させる方法を解説していきます。
パワーポイントでの透明度とは
まず透明度とはなんぞやと言う話をします。
分かりやすい例で言うと、透き通った水があったとします。
これを「透明度が高い」といいます。
逆に濁った水の場合は「透明度が低い」と言い、0%〜100%で表現します。
すなわち、透明度100%は完全なる透明になります。
どれだけ奥が透けて見えてるかのパーセントと覚えると分かりやすいですよね。
なのでこの記事では言い方は違いますが、透明度を上げる、下げるで説明していきます。
オブジェクトの透明度を上げる方法
まず、透明度を上げたい図形を選択します。
次に選択した図形の上で右クリックをします。
そしたら次のような一覧が出てくるので、その中から図形の書式設定をクリックします。
すると画面右に次のような一覧が出てくるので「図形のオプション」を選択します。
ここで図形の色や線についての詳細設定が可能になります。
次に「塗りつぶし」欄の下にある透明度のチョボをドラッグすることで図形の透明度を変更することができます。
また、%を打ち込んだり、クリックで値を変更することも可能何ので、何パーセントでお願いといった指示があった場合はここで調節が可能です。
ちなみに線の透明度も先ほどと同様の手順で変更が可能です。
文字の透明度を上げる方法
透明度を上げたい文字を選択します。
次に選択した図形の上で右クリックをします。
そしたら次のような一覧が出てくるので、その中から図形の書式設定をクリックします。
すると画面右に次のような一覧が出てくるので、「文字のオプション」を選択します。
「文字の塗りつぶし」欄下にある透明度横のチョボをドラッグすることで文字の透明度を変更することができます。
ここでも先ほどのオブジェクト同様の操作が行えます。
応用編
ではどう言った時に使用するのかを説明していきます。
一つはベン図です。
ベン図とは複数の要素を重ねて説明する際に使用します。
円を3つ並べて、全ての透明度の値を一緒にすることで、重なってるところだけが色が濃いくなります。
ベン図の他にも、写真の上に文字を描きたい場合などによく使用されます。
ごちゃごちゃした写真の上に文字を載せると文字を強調させるのが難しいです。
しかし、写真の上に写真と同じ大きさの透明度を上げた黒や白のオブジェクトを載せ、フィルターをかけることで文字をみやすく強調することができます。
まとめ
この記事では、パワーポイントでのオブジェクトや文字などの透明度を変更し、透過させる方法を解説しました。
要素を重ねて説明する場合や写真の上に文字を描きたい場合などによく使われる手法です。
使用場面は限られますが覚えておくとデザインの幅が広がり、さまざまなところに応用できる機能なのでぜひこの記事を参考にして資料作りにお役立てください。
また、画像自体の透明度を変更する方法は下記で解説してますので、ぜひこちらも参考にしてください。