案件管理ツールおすすめ14選比較。SFA/CRMの違いから失敗しない選び方まで解説
「あの案件、フォローを忘れていた」
「担当者に聞かないと状況がわからない」
「エクセルでの管理が限界に近い」
営業案件が増えるにつれて、進捗確認や情報共有に追われ、本来注力すべき顧客対応の時間が削られてしまう企業は少なくありません。
その課題を解決するのが、案件管理ツールです。
本記事では、案件管理ツールを業務別4タイプに分類し、計14ツールを厳選して紹介します。料金相場・選び方の比較ポイント・診断ツール・失敗パターンまで、案件管理ツール選定に必要な情報を一気通貫でまとめました。
案件管理ツールとは
案件管理ツールとは、進行前〜進行中〜契約・納品などの取引ステータスの進捗確認・管理をするためのツールです。ただ案件管理と大きな一括りだと、ホームページ制作や広告クリエイティブ制作の案件のプロジェクト進行まで内包されます。本記事では「営業部向け」の、営業担当それぞれが受注のために案件を管理するためのツールを紹介していきます。
シンプルな画面で進捗確認がしやすいものから、数値分析や自動化など営業活動自体の効率化や再現性UPのためのツールまで存在します。
SFA・CRM・プロジェクト管理ツールとの違い
案件管理ツールと混同されやすい3つのツールとの違いは、以下の通りです。
| ツール種別 | 目的 | 対象フェーズ |
|---|---|---|
| 案件管理ツール | 商談進捗の管理 | 営業段階 |
| SFAツール | 営業プロセス全体の効率化 | 営業段階全般 |
| CRMツール | 顧客関係構築・維持 | 全顧客ライフサイクル |
| プロジェクト管理ツール | プロジェクト実行管理 | 受注後の実行段階 |
案件管理ツールはSFAの一部機能として位置づけられることが多く、特に商談管理に特化したツールと考えると整理しやすいです。ただし2026年現在、SFA・CRM・案件管理の境界は曖昧になっており、両機能を統合したツールが主流になっています。
営業プロセス全体を効率化したい場合はSFAも併せて検討するのがおすすめです。
関連記事:SFA(営業支援)ツール比較10選。特徴・企業規模別におすすめを紹介
エクセル/スプレッドシートとの違い
案件管理にエクセルやスプレッドシートを活用している企業も少なくありません。エクセルでも案件管理は十分に可能ですが、案件管理ツールの導入が広がる理由はその使い勝手と機能性にあります。
| エクセル/スプレッドシート | 案件管理ツール | |
|---|---|---|
| 進捗の一覧性 | セル内の小さい文字 | カードやカンバンで一目で把握 |
| 情報の蓄積 | セル内に文字列のみ | 案件ごとにページ単位で蓄積 |
| 通知・アラート | なし | 期限・アクションを自動通知 |
| 同時編集 | 制限・競合あり | リアルタイム共同編集 |
| 数値分析 | 手作業の集計が必要 | レポート自動生成 |
「営業向けに最適化された機能が揃っている」点が、案件管理ツールがエクセルより優れている最大の理由です。
案件管理ツールでできること
案件管理ツールには、エクセル管理では実現できない様々な機能が搭載されています。代表的な機能とそれによって解決できる課題は以下の通りです。
| 案件のステータス管理 | 「見込み」「商談中」「受注」など案件の進捗状況をカード/カンバンで一覧管理 |
| 顧客・商談情報の一元管理 | 顧客企業情報・連絡先・商談履歴・提案資料を案件単位で蓄積 |
| ネクストアクション管理 | 案件ごとの次回アクションを記録、期限が近づくと自動通知 |
| 売上見込み・確度管理 | 案件ごとに見込金額・受注確度・受注予定日を入力、合算で着地見込みを算出 |
| レポート・ダッシュボード | 担当者別売上、商談化率、平均リードタイムなどを自動集計 |
| タスク・スケジュール管理 | 案件に紐づくタスクを担当者別・期限別で管理 |
| メール・カレンダー連携 | Gmail/Outlook/Googleカレンダーと自動同期、メールから案件登録も可能 |
| 顧客行動トラッキング | 送付した資料の閲覧状況・Webサイト訪問履歴を可視化 |
| 通知・アラート機能 | 期限超過・大型案件の動き・商談低迷などを自動通知 |
| 外部ツール連携 | SFA/CRM/MA/チャットツールなどと連携、データを一元化 |
これらの機能を自社の課題に合わせて取捨選択することが、案件管理ツール選定の出発点になります。「すべての機能がある=良いツール」ではなく、自社にとって本当に必要な機能が揃っているかを確認しましょう。
関連記事:営業ツールおすすめ16選比較。診断で選ぶ目的別4タイプと比較ポイントを解説
案件管理ツールの費用相場
案件管理ツールの料金は、月額500円/ユーザーから月額10万円超までと幅広く、機能の充実度によって大きく異なります。価格帯ごとの目安は以下の通りです。
| 価格帯 | 料金目安 | 主な機能と特徴 |
|---|---|---|
| 低価格帯 | 月額500〜1,500円/ユーザー | 進捗管理・タスク管理に特化したシンプルなツール |
| 中価格帯 | 月額2,000〜10,000円/ユーザー | SFA/CRM機能を含み、営業数値分析やレポートも可能 |
| 高価格帯 | 月額10,000円〜/ユーザー | エンタープライズ向け、AI機能・カスタマイズ性が充実 |
選定時に押さえておきたい費用面のポイントは次の3つです。
まず、初期費用の有無を確認しましょう。多くのツールは初期費用無料で導入できますが、エンタープライズ向けツールでは導入支援費・データ移行費として数十万円〜数百万円が別途発生する場合があります。
また、ユーザー数による課金が主流のため、運用人数で総額が大きく変わります。例えば月額1,000円/ユーザーのツールでも、20名で利用すれば月額20,000円になります。「現場の何人が実際に使うか」を導入前に明確にすることが、予算オーバーを防ぐコツです。
さらに、無料プランやトライアルの活用も重要です。HubSpot Sales Hubのような永続無料プランや、Salesforce・Zoho CRMなどの30日間トライアルを活用すれば、本契約前に操作性や定着可能性を検証できます。
案件管理ツールを選ぶ際の4つの比較ポイント
案件管理ツールの選定では、機能の豊富さや価格だけで判断してはいけません。実際の業務で使いこなせるか、組織全体の効率化につながるかという視点が重要です。特に以下4つは必ず確認しましょう。
- 自社の営業フローへの組み込みやすさ
- 既存のメール・カレンダー連携
- レポート機能の充実度
- 導入・定着サポートの充実さ
自社の営業フローへの組み込みやすさ
現在の営業フローを大きく変えなければ使えないツールは現場に定着しません。営業部は日々の商談・架電対応で手が埋まっており、新しいツールの操作を覚える時間を確保しにくい環境です。「項目入力が複雑」「画面遷移が多い」など、運用工数が増えるツールは避けましょう。
既存のメール・カレンダー連携
案件管理は「メール受信→案件登録→カレンダー登録」という流れで発生します。Gmail/Outlook/Googleカレンダーなど、既に使っているメール・カレンダーと自動連携できるかは重要な判断軸です。連携できないと二重入力が発生し、結局ツールが使われなくなります。
レポート機能の充実度
案件管理ツールは「入力するだけ」では意味がなく、蓄積したデータをレポートで可視化して初めて価値が出ます。売上予測、商談化率、リードタイム、担当者別パフォーマンスなど、自社が追いたい指標がダッシュボードで確認できるかを必ずチェックしましょう。
導入・定着サポートの充実さ
高機能なツールでも現場が使いこなせなければ意味がありません。導入時のオンボーディング支援や、契約期間中の伴走サポートが充実しているツールは現場への浸透がスムーズです。特にエンタープライズ向けの高機能ツールは、専属のカスタマーサクセス担当が付くか確認しましょう。
案件管理ツールの選び方
案件管理ツールは業務タイプによって選ぶべき製品が大きく変わります。本記事で整理した4タイプの特徴は以下の通りです。
- シンプルな操作・進捗管理タイプ
- データ蓄積・数値分析タイプ
- アポイント獲得・アウトバウンド営業タイプ
- 商談〜受注・営業活動効率化タイプ
まずは、以下の診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。
6つの質問に答えてください。回答が終わると、自社の営業スタイルに最適な案件管理ツールのタイプが診断されます。
Q1 / 最大の課題
現在の営業活動で最も困っていることはどちらですか?
Q2 / 営業スタイル
自社の主な営業スタイルはどちらに近いですか?
Q3 / 数値分析への関心
ツールに期待することとして、より当てはまるのはどちらですか?
Q4 / ツールへの要望
導入するツールに求めることとして、どちらを重視しますか?
Q5 / チームのITリテラシー
営業チームのITツールへの慣れ具合はどちらに近いですか?
Q6 / 優先したい改善
ツール導入で最優先したい改善はどちらですか?
1. シンプルな操作・進捗管理タイプ
直感的な操作で複雑な機能はなく、案件の進捗が一覧で把握できるタイプです。営業部向けといったもののこちらはどの業務でも進捗管理に使えるものです。カンバン形式で取引ステータスがひと目でわかり、操作もドラッグアンドドロップなものが多くなっています。
また、担当者を案件ごとに割り振ることでフィルタリングをかければ営業担当は自分の案件のみを表示することが可能で、エクセルのような同時編集の煩わしさもナシ。数値分析うんぬんより、まず自社の営業活動の煩雑さ、確認の手間を省きたいという場合におすすめ。
案件の進捗を「ヒアリング→提案→見積もり→受注」のような列に並べて管理したい場合は、カンバン方式のツールが向いています。カンバンツールの選び方や無料で使えるツールは、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:カンバンツールおすすめ14選比較。無料プランの有無や業務別の選び方を解説
2. データ蓄積・数値分析タイプ
案件管理はもちろん、営業活動のデータを蓄積・分析することができるタイプです。案件情報は営業部向けに最適化されており、取引ステータス・提案している商材・見込み金額・確度・次回アクションなど案件ごとの詳細の情報記録が可能。
また、営業担当ごとの受注額や、商談から受注までのリードタイム、売上見込み金額と着地金額などの数値をレポートで確認できるため、営業活動改善のヒントが得られ、売上向上に活躍するタイプとなっています。
3. アポイント獲得・アウトバウンド営業タイプ
テレアポなどの未接点顧客へのアウトバウンド営業を実施している営業部の案件管理におすすめのタイプです。このタイプは企業データベースがツールにセットになっており、数百万社の企業データベースから営業リストの作成が可能。
そのリストにアプローチをし、アポイントメントを獲得、見込み顧客となった場合は他のタイプ同様、商談以降の案件進捗の管理画面も用意されています。
4. 商談〜受注・営業活動効率化タイプ
案件の一覧表示に加え、顧客とのコミュニケーションを促進する「管理+進行」タイプです。案件一覧画面では、取得したデータからフォローの優先度が高い顧客がひと目でわかるものが多くなっています。
また、見込み顧客に共有する資料をWebページにまとめて、そのページ上でコミュニケーションができたり、商談動画からAIがBANTC情報を抽出したうえで、フォローメールを自動で送信してくれるツールも。とにかく管理というよりは、管理する必要なく案件を進行させる機能を持ったツールとなっています。
営業部向け案件管理ツール一覧比較表
| サービス名 | 詳細 | 料金 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
Asana | 月額1,200円〜/ユーザー | 進捗管理 | ボード表示で取引ステータスを管理。2ユーザーまで無料 | |
Stock | 月額500円 / ユーザー | 進捗管理 | 「ノート」機能に案件情報を記録し、営業チーム内でリアルタイム共有 | |
formwork | 月額3,000円〜 | 進捗管理 | フォームに回答するとカンバンが自動で進む。社外の方も登録不要で参加できる | |
kintone | 月額1,000円〜/ユーザー | 進捗管理 | 国内4.1万社導入のノーコードDBで自社業務に合わせたアプリ構築 | |
Mazrica Sales | 110,000円 / 月 | 営業数値分析 | カードに見込金額・優先度を表示、初期設定不要のダッシュボード | |
Sales Cloud | 9,600円 / ユーザー | 営業数値分析 | 世界トップシェアのSFA/CRM、全社導入型の顧客管理システム | |
Zoho CRM | 月額1,680円 / ユーザー | 営業数値分析 | 高機能で月額1,680円のリーズナブル価格、AI受注予測も搭載 | |
esm(eセールスマネージャー) | 月額12,500円/ユーザー | 営業数値分析 | 国産CRM/SFA、予実管理・地図機能・AIソリューションを搭載 | |
ホットプロファイル | 要問い合わせ | アポイント獲得 | フォーム営業+名刺管理+SFAを統合、480万社のDB搭載 | |
Musubu | 50,000円 / 月 | アポイント獲得 | 累計10万社導入、人の目で確認した最新企業DBを保有 | |
Sales Marker | 要問い合わせ | アポイント獲得 | インテントセールスで「今検討中の企業」を自動特定 | |
Mazrica DSR | 月額5,000円〜/ユーザー | 商談〜受注 | 商談情報をWebページにまとめて顧客と共有、行動トラッキング可能 | |
slidemate | 月額 10,000円〜 | 商談〜受注 | 送付資料の閲覧トラッキングで最適なフォロータイミングを把握可能 | |
openpage | 要問い合わせ | 商談〜受注 | 顧客タスクとリマインドで両者間のタスク漏れを防止 | |
HubSpot Sales Hub | 月額2,400円〜 | 商談〜受注 | 無料プランあり、CRM統合型で営業からマーケまで一気通貫 |
【進捗管理】におすすめの案件管理ツール
直感的な操作で複雑な機能はなく、案件の進捗が一覧でぱっと把握できるタイプの案件管理ツールを紹介します。
Asana

世界中で使われているワークマネジメントツールです。リスト・ボード(カンバン)・カレンダーの3つの表示を切り替えられ、ボードの列に「初回商談」「提案中」「見積提出」「受注」などの取引ステータスを置けば、案件管理ツールとして使えます。カスタムフィールドで見込み金額や優先度などの項目をカードに足せるため、案件の詳細もボード上で確認できます。
有料の Starter プラン以上では、ルールに沿って担当者の割り当てや通知を自動化できるオートメーションと、受付フォームから案件カードを自動で作成するフォーム機能が使えます。問い合わせや紹介をフォームで受け付け、そのまま案件として管理を始められます。Slack・Google ドライブ・Zoom など100以上のツールと連携でき、2ユーザーまでは無料で使えるため、少人数のチームが試しに始めるのにも向いています。
| 対応領域 | リスト・ボード・カレンダー表示の進捗管理・カスタムフィールド・オートメーション・受付フォーム・タイムライン(ガント) |
| 料金 | 1,200円/ユーザー/月〜(Starter・年払い。月払いは1,475円)/2ユーザーまでの無料プランあり |
Stock

ノート形式で社内情報を蓄積できる情報ストックツール。「ノート」機能に案件情報を記録し、営業チーム内でリアルタイムで共有することができます。そのノートにはタスクを紐づけることができ、ネクストアクションの記録・確認が可能。
また、メール自動転送機能を活用すれば、普段利用しているメールボックスに届いたメール内容を自動でツール内に転送・記録することができるため、進捗管理だけではなく顧客とのやり取りまで管理し、メールボックスを遡る確認の手間を削減することもできます。
| 対応領域 | ノート形式の情報蓄積・タスク管理・メール自動転送・リアルタイム共有 |
| 料金 | 月額500円/ユーザー(無料プランあり) |
formwork

株式会社Coneが提供する、ステップ式フォームとカンバンを組み合わせた進捗管理ツールです。問い合わせ対応から提案・見積もりまでのように、毎回同じ手順で進む案件をワークフローとして登録しておけば、そこから何度でも案件を立てられます。
各ステップがカンバンの列になり、担当者がフォームに回答するとカードは自動で次の列へ進みます。ドラッグで動かしたり、ステータスを更新し忘れたりすることがありません。ステップごとに期日を設定でき、期日が近づくとメール・Slack・Chatworkで担当者に自動で通知が届きます。数値分析よりも、まず「案件がどこで止まっているか」を漏れなく把握したい営業チームに向いています。
| 対応領域 | ステップ式フォーム・カンバン/リストでの進捗管理・期日リマインド・承認フロー・社外の方とのやりとり(登録不要) |
| 料金 | 無料プランあり。有料プランは月額3,000円〜(税抜) |
kintone

サイボウズ株式会社が提供する、国内4万1,000社以上が導入するノーコード業務アプリ構築プラットフォームです。ドラッグ&ドロップでフォーム・データベース・ワークフローを設計でき、プログラミング知識ゼロでも本格的な業務アプリを作れます。
案件管理アプリを自社の営業プロセスに合わせて作成でき、「顧客マスタ」「案件管理」「活動履歴」「請求管理」などを連携させた業務基盤を1ツールで構築できます。100種類以上のサンプルアプリ・プラグインも提供されており、柔軟性と拡張性が最大の強みです。一方で、最初のセットアップに1〜2週間かかることもあるため、IT担当者がいる中堅企業向けといえます。
| 対応領域 | ノーコードアプリ構築・データベース管理・ワークフロー・100種以上のサンプル |
| 料金 | 月額1,000円〜/ユーザー |
【営業数値分析】におすすめの案件管理ツール
案件管理はもちろん、営業活動のデータを蓄積・分析することができるタイプの案件管理ツールを紹介します。
Mazrica Sales

現場での使いやすさを重視した営業案件管理ツール。案件管理はカンバンボード形式で、複数の案件のステータスがひと目で確認でき、カードに「見込み金額」「優先度」などを表示することができ、クリックせずとも案件情報の確認が可能。
また、売上進捗や推移、着地見込みなどの営業活動数値をダッシュボードで把握することができ、営業メンバーのアクションの改善に活用することができます。そのダッシュボードは、初期設定不要で標準搭載されているため、はじめてツールを導入する企業も安心です。
| 対応領域 | カンバンボード式案件管理・営業数値分析ダッシュボード・着地見込み予測 |
| 料金 | 月額110,000円〜 |
Sales Cloud(Salesforce)

言わずと知れた世界トップシェアのSFA / CRM。顧客情報や商談情報などさまざまなデータを一元管理することができるため、受注後のカスタマーサポートなどにも活用することができる、全社導入型の顧客管理システムです。広告・展示会・テレアポ・商談・失注・お問い合わせ・クレームなど、顧客接点すべてのデータを蓄積できるため「どんな顧客が受注しやすいのか」といった顧客分析で大いに活躍します。
また、さまざまな他のクラウドサービスとの連携に強みを持っており、自動で顧客情報の追加記録などもできるため、入力工数の削減も。
| 対応領域 | 全社統合型顧客管理・商談管理・受注後のCS・5,000以上のアプリ連携 |
| 料金 | 9,600円/ユーザー |
Zoho CRM

業種・規模を問わず、世界180ヵ国25万社に導入されているCRM / SFA。「顧客管理」「案件管理」の機能は充実し、高機能にも関わらず月額1,680円というリーズナブルな価格帯が特徴。
個別目標の達成状況やチームの活動状況、エリア別の売上割合などの営業活動データの蓄積・分析も可能。高機能という点では、商談や顧客情報をもとにAIが売上を予測したり、顧客属性や商談の進捗からスコアリングし、フォロー優先度の高い顧客の把握まで可能。
| 対応領域 | 案件・顧客管理・AI売上予測・スコアリング・営業数値分析 |
| 料金 | 月額1,680円/ユーザー |
esm(eセールスマネージャー)

国産CRM/SFAとして多様な業種・規模の企業に導入されている営業支援ツール。「顧客管理」「商談管理」「案件管理」などの基本機能に加え、営業活動の分析機能が充実している点が特徴。予実管理やグラフ分析、アナリティクス機能により、予算達成状況や案件進捗を多角的に可視化できます。
商談フェーズ別、顧客別、担当者別といった切り口でのデータ分析により、営業組織全体の活動状況をリアルタイムに把握できる。AIソリューションも搭載し、営業担当者の業務効率化を支援。地図機能による訪問先の可視化、ターゲティングによるリスト自動作成など、営業現場での実務をサポートする機能も豊富。
| 対応領域 | 国産CRM/SFA・予実管理・地図機能・AIソリューション・リスト自動作成 |
| 料金 | 月額12,500円/ユーザー |
【アポイント獲得】におすすめの案件管理ツール
テレアポなどの未接点顧客へのアウトバウンド営業を実施している営業部の案件管理におすすめのタイプの案件管理ツールを紹介します。
ホットプロファイル

フォーム営業ツール・名刺管理ツール・営業支援ツールの機能を持ち合わせるSFA。480万社以上の企業データベースから営業リストを作成し新規開拓を実施できるフォーム営業ツールが搭載されているため、アウトバウンド体制の営業組織に最適。
フォーム送信に反応があった企業は自動で顧客データベースに登録され、案件の進行まで管理が可能です。また、商談の低迷や大型案件の発注の発生などをアラート設定しておけば、タイミングを伸ばさずにフォローを行うことも。
| 対応領域 | フォーム営業・名刺管理・SFA・480万社DB・アラート機能 |
| 料金 | 要問い合わせ |
Musubu

累計導入社数10万社超を誇る営業リスト作成・案件管理ツール。企業データベースは、スクレイピングやクローリングといったコードに加えて、人の目と手で確認し最新で生きた情報を取得しています。そのデータベースから企業規模や業界、採用募集情報などでフィルタリングし、営業リストの作成が可能。
アプローチして反応があった企業やもともと取引がある企業は「取引先」として登録することができる取引先管理機能や、企業ごとに具体的な営業プロセスの記録を残し、営業活動の進捗を管理することができる営業活動管理機能など、アプローチ〜アポイント獲得〜商談といったアウトバウンドの営業プロセスの管理が可能。
| 対応領域 | 140万件法人DB・営業リスト作成・取引先管理・営業プロセス記録 |
| 料金 | 月額50,000円 |
Sales Marker

株式会社Sales Markerが提供する、インテントセールスを実現するアウトバウンド特化型ツールです。企業のWeb検索行動データから興味・関心を把握し、「今まさに検討している企業」を自動で特定してアプローチできます。
520万社以上の法人データベースと毎日50億件のWeb検索データを組み合わせることで、「どの企業が」「いつ」「何に興味を持っているか」をリアルタイムに把握できます。AIがアプローチすべき企業を自動で提示してくれるため、リスト作成・ターゲット選定の工数を大幅に削減でき、導入企業ではアポ獲得率+300%、商談数10倍、受注率2倍といった成果が報告されています。
| 対応領域 | インテント解析・520万社法人DB・キーマン直通電話・SFA/CRM連携 |
| 料金 | 要問い合わせ |
【商談〜受注】におすすめの案件管理ツール
案件の一覧表示に加え、顧客とのコミュニケーションを促進する「管理+進行」タイプの案件管理ツールを紹介します。
Mazrica DSR

商談の管理・進行が可能な商談管理ツール。資料や議事録などの商談情報をひとつのWebページにまとめることができ、顧客とそのページを見ながら商談を進行。商談が終了したら、そのWebページ顧客に送付・共有することができ、実施した商談は一覧管理が可能。
送付したWebページ上で、顧客がどの資料をどのページまで見たのか、何回アクセスがあったのかなどの顧客行動のトラッキングが可能で、検討状況や興味関心の把握ができます。また、自社の営業担当と顧客側のタスクまで同一画面で管理することができるため、顧客ともに検討を進めることができます。
| 対応領域 | 商談Webページ作成・顧客行動トラッキング・タスク管理・SFA連携 |
| 料金 | 月額5,000円〜/ユーザー |
slidemate

slidemateは、送付した営業資料の閲覧行動をリアルタイムでトラッキングし、案件のフォロータイミングを自動で教えてくれる資料トラッキングツールです。資料の開封・特定ページへの到達・再閲覧などのタイミングで営業担当に通知が届くため、「いつフォローすべきか」を担当者の感覚に頼らず、顧客の行動データをもとに判断できるようになります。
一度失注と判断した案件でも、見込み顧客が資料を再閲覧した際は自動でリスト化されるため、埋もれていた案件の掘り起こしが可能です。また、どのページを何秒見ているかを顧客単位で把握できるため、次回フォローの内容を顧客の関心に合わせて最適化することができます。
| 対応領域 | 資料閲覧トラッキング・ページ別分析・リアルタイム通知・再閲覧検知 |
| 料金 | 月額10,000円〜 |
openpage

商談前に、顧客と一緒に見るドキュメントの整理ができ、そのドキュメントに書き込んだ内容をWebページにして顧客に送付できる、コラボレーションツール。
送付するWebページには顧客のタスクも内包することができ、リマインド機能も搭載されているため、自社と顧客の両者間でタスク漏れの確認・防止が可能。もちろん、その顧客との案件進行の進捗も確認できるため、SFAとしても利用ができますが、SFAと連携できるため、社内の案件管理は自社運営のSFA上で行うなど、棲み分けもできるようになっています。
| 対応領域 | 商談Webページ・顧客タスク管理・リマインド・SFA連携 |
| 料金 | 要問い合わせ |
HubSpot Sales Hub

HubSpot Japan株式会社が提供する、CRM/SFA/MAを統合した営業支援ツールです。最大の特徴は永続無料プランがあることで、コストをかけずに本格的な案件管理を始められます。
取引(商談)パイプラインのドラッグ&ドロップ管理、メール送付・開封トラッキング、商談予約のためのミーティングリンク、顧客とのチャット履歴管理など、商談進行に必要な機能をオールインワンで提供しています。HubSpotの強みであるMA(マーケティングオートメーション)とも連動できるため、マーケティング〜営業〜カスタマーサクセスまでの一気通貫運用が可能です。シンプルなUIでITリテラシーが高くなくても直感的に操作できる点も評価されています。
| 対応領域 | パイプライン管理・メールトラッキング・ミーティングリンク・MA連携 |
| 料金 | 無料〜(Sales Hub Starter:月額2,400円〜) |
案件管理ツール導入で失敗しない3つのアンチパターン
案件管理ツールを導入しても成果が出ない企業に共通する3つの失敗パターンと、対策は以下の通りです。
1. 高機能なツールを選んで現場が入力しなくなる
最も多い失敗パターンが、機能の豊富さに惹かれてエンタープライズ向けツールを選び、入力項目が多すぎて現場が挫折するケースです。Salesforceなど高機能ツールを契約したものの、現場が入力をやめてしまい、データが溜まらないため何も活用できないという結末になります。
対策は、現場の営業メンバーを巻き込んでツール選定することです。実際に毎日使う担当者が「無理なく入力できる」と判断したツールでなければ定着しません。Stockやkintoneのようなシンプルなツールから始めて、運用が軌道に乗ってから高機能ツールに移行するのも有効です。
2. 既存のメール・カレンダーと連携せずに二重管理になる
案件情報を案件管理ツールに、メールやカレンダーは別ツールにというばらばらの運用は二重入力を生み、結局どちらも使われなくなるケースです。営業メンバーは多忙なため、面倒な作業はすぐに省略されます。
対策は、導入前に「既存のメール・カレンダー・チャット」と自動連携できるか必ず確認することです。Gmail/Outlook/Googleカレンダー/Slackなど、自社の既存ツールとAPI連携できるかを最優先に判断しましょう。
3. レポートを見ない・活用しない
案件管理ツールに入力だけしてレポートを見ない、活用しないまま運用されているケースは非常に多いです。これではエクセル管理と変わらず、ツール導入のROIが出ません。
対策は、月次/週次の振り返り会議をツールのレポート画面を見ながら行う運用ルールを最初に作ることです。「数字を見て改善する」というサイクルが回って初めて、案件管理ツールの本領が発揮されます。
案件管理ツールのよくある質問
Q1. 案件管理ツールはSFA・CRMとどう違う?
A. 案件管理ツールは「商談に特化」したツール、SFAは「営業プロセス全体」、CRMは「顧客関係構築」を目的としています。 ただし2026年現在は3つの境界が曖昧で、両機能を統合したツール(Sales Cloud、Zoho CRM、HubSpot等)が主流になっています。
Q2. 月額いくらから始められる?
A. 無料プランや月額500円〜から始められます。 HubSpot Sales Hubは永続無料プラン、Stockは月額500円/ユーザーで提供されており、スモールスタートしやすい価格帯のツールが多数存在します。
Q3. エクセルから移行する際の注意点は?
A. 既存のエクセルデータをCSVでインポートできるか必ず確認してください。 ほとんどの案件管理ツールはCSVインポートに対応していますが、項目のフォーマットが合わず手作業の修正が必要になるケースもあります。導入前にトライアルでデータ移行を試すのがおすすめです。
Q4. 営業1名でも導入する意味はある?
A. 案件数が月20件以上ある場合は導入メリットがあります。 1名運用でも、進捗の可視化と次回アクションの自動通知だけで案件取りこぼしが大幅に減ります。低価格のJootoやStockから始めるのが現実的です。
Q5. 導入から効果が出るまでどれくらいかかる?
A. シンプルなツールで1〜2週間、エンタープライズ向けで2〜3ヶ月が目安です。 重要なのは「全員が入力するルール」が運用に乗るまでの期間で、これが定着するかどうかで効果の出方が大きく変わります。
まとめ
案件管理ツールは、シンプルな進捗管理・データ蓄積/営業数値分析・アポイント獲得・商談〜受注の4タイプがあり、自社の業務課題によって最適な選択が異なります。エクセル管理から脱却したいならシンプルな進捗管理、売上予測の精度を上げたいならデータ蓄積・営業数値分析、新規開拓を強化したいならアポイント獲得、商談中の顧客対応を効率化したいなら商談〜受注が第一候補となります。
現場が入力を続けられるシンプルさと、既存のメール・カレンダー連携を重視してツール選定することが、失敗しない導入の鍵です。
まだ診断ツールを試していない方は、ぜひ「案件管理ツールの選び方」セクションの診断ツールで自社に合うタイプを確認してみてください。