読み手を動かす資料作成に使える、7つのチェックリスト(参考記事もご紹介) | Cone-os ナレッジ

読み手を動かす資料作成に使える、7つのチェックリスト(参考記事もご紹介)

取締役 COO / デザイナー 湯淺春樹
  • 時間をかけて作ったけど、こんな資料でいいのかな。。??
  • 作っているうちにいい資料かどうかがわからなくなってきた。。

と感じるなら、資料作成時に確認事項をまとめたチェックリストを用意しましょう。

こちらを用意することで、情報漏れや内容のズレ等を未然に防ぐことができます。

今回は、資料作成時に必ず確認しておきたいポイントをまとめたチェックリストをご用意しましたので、ぜひ活用してください。

チェックリスト

チェックポイント参考記事
✔ 資料作成の目的が決まっているか?パワポ資料を作成する前に知っておきたい資料作成の手順
✔ 資料を通して達成したいゴールが決まっているか?パワポ資料を作成する前に知っておきたい資料作成の手順
✔ ゴールを基に、構成を決めることができているか?資料作成のプロが資料ジャンル毎に構成を大公開!
✔ ワンスライド・ワンメッセージを徹底しているか?見やすいパワポ資料を作るために押さえておくべきたった1つのコツ
✔ 使うカラーを3色に抑えているか?資料作成における色使いの大原則(参考資料も紹介)
✔ ページ間で余白を統一できているか?見やすいパワポ資料を作るために押さえておくべきたった1つのコツ
✔ イラストではなく、アイコンを使っているか?資料のデザイン性を高める、アイコンフリー素材サイト5選

それでは、それぞれのチェックポイントを解説していきます。

資料作成の目的が決まっているか?

「資料を完成させること」を目的化させないためにも、資料を作る目的を明確にしましょう。

資料作成はあくまでも手段ですので、以下のように必ず目的が存在します。

提案資料の場合

  • 案件を受注すること

社内のプレゼン資料の場合

  • プロジェクト予算を確保すること

まずは資料作成の目的を言語化し、見失わないようにしましょう。

資料を通して達成したいゴールが決まっているか?

資料は読み手が存在して成り立ちます。

そのため、資料は読み手に何かしらのアクションを起こさせる必要があります。

目的を明確化するだけで不十分で、読み手にどんな状態になってもらいたいか?をゴールとして設定する必要があります。

提案資料の場合

  • 取引先が「これなら感じている課題を解決することができそう!」と感じ、その場で依頼を決定している状態

社内のプレゼン資料の場合は

  • 役員陣が「このプロジェクトだと売上を拡大できそう!」と感じ、プロジェクト予算をその場で決定している状態

のように、成功イメージを鮮明に想像できるようにゴール設計を行いましょう。

資料の目的の明確化とゴール設計についての詳しい解説は以下の記事で行っていますので、参考にしてください。

ゴールを基に、構成を決めることができているか?

資料作成はデザインが重要と思われがちですが、ロジックが8割と言われるほど、構成が大事になってきます。

ゴールを達成するために必要な情報は何なのか?違和感なく話すためにはどの順番で話すといいのか?を考え、構成を組み立てましょう。

資料の構成は以下の記事で解説していますので、参考にしてください。

ワンスライド・ワンメッセージを徹底しているか?

耳にしたことがある方は多いと思いますが、資料作成の鉄則は「ワンスライド・ワンメッセージ」と言われています。

人間は、瞬時にインプットできる情報量に限界があるため、一番伝えたい情報のみを挿入しましょう。

ワンスライドワンメッセージを徹底するためのページレイアウトについては以下の記事で解説しますので、参考にしてください。

使うカラーを3色に抑えているか?

デザイン業務の中で一番重要なのが「カラーは3色以内に抑える」ことです。

カラフルな資料にすると、どの情報を一番伝えたいのかがブレてしまうためわかりにくい資料になってしまいます。

メインカラー、サブカラー、アクセントカラーの3色を決めてからデザイン業務に取り掛かりましょう。

色の役割や選定方法については以下の記事で解説しているので参考にしてください。

ページ間で余白を統一できているか?

デザインにおいて、余白は重要な要素です。

ページ間で余白がバラバラだと脳に無駄な刺激が与えられ、ストレスを感じてしまいます。

余白をきれいに設定する方法は以下の記事で解説していますので、参考にしてください。

イラストではなく、アイコンを使っているか?

デザインが寂しい。。と感じたときに重宝するのがアイコンです。

イラストを入れたほうがおしゃれに感じると思いますが、イラストのカラーは3色以上の場合が多いため、資料全体のトンマナを崩してしまいます。

アイコンは1色のみで活用できるため、資料のカラーに合わせて挿入することができます。

無料で商用可能なアイコンをダウンロードできるサイトを以下の記事でまとめていますので、アイコン挿入にご活用ください。

チェックリスト

目的を見失わずに読み手を動かす資料を作成するためのチェックポイントを解説しました。

チェックリストとして参考記事と一緒にまとめているので、資料作成の際にお役立てください。

取締役 COO / デザイナー

湯淺春樹

映像制作会社にて法人営業やディレクター、広告運用を経験した後、株式会社オリエンタルランドにて商品販売管理を経験。2021年に株式会社CONEの取締役/COOに就任し、資料作成代行サービス「c-slide」を立ち上げ、リリース1年で200社以上の企業の資料作成を支援。

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